杏「ススメン(゜¬゜*)オトメ」
てきとーに双葉杏の日常を書きます。ほんとに適当です。
短編を章で分けて書いてく感じです。不定期更新です。ほんと、気分でw
ジリリリリリリリリリ!!!
杏「う゛っさ~~~~い゛」
もぞもぞ。…びよーん。
手が…届かない。だら~ん。
リリリリリリリリリリ!!!
う~。くそ~。私の体、がんばれ。
グニ…グニ…カチャン。
…制圧かんりょー。
杏「ふっふっふっ…。ベッドの周りでいくら騒ごうと、あんずを聖域から離すことは不可能なのだ…」
もう少しベッドでゆっくりしよ…っと。少しならレッスンに遅刻してもいいよね。…うん、やれば出来る子だからね。
…飴舐めたい。ゴソゴソ、あれ?飴が…ない…くそ~…切らしていた。
あ~、動きたくないな~。…時計さん、いつもがんばってるからたまにはゆっくり動いてもいいんだよ?
杏「……」
ススメオトーメ!! モットサーキヘ~♪
電話だ…。プロデューサーからだ…無視しよう。
あんずは今病気だからね。プロデューサーにうつすといけないからね。
―五月病。仕方ないよね。うんうん、仕方ない(゜¬゜*)
―――
――
―
ススメオトーメ♪ モットサーキヘ~♪
ま…また…やれやれ、出ますか…。
ちひろ「おはようございます。杏さん。」
杏「あ、あれ?プロデューサーじゃ…」
ちひろ「プロデューサーさんの携帯借りてるんです。今日はレッスンに間に合いそうですか?」
杏「じ、実は五月病で体が…明日から本気――」
ちひろ「飴ちゃんありますよ。ふふ。」
ぴこーん。 あんずの くちは あめを ほっしがっている
でも、ここで、動い、たら、
ちひろ「三〇矢サイダーの飴があるんですよ」
ぴこーん。ぴこーん。
あんずの からだは しゅわしゅわを もとめている
ちひろ「待ってますね。」
プープープー
杏「…」
モゾモゾ。ムクムク。
ばさっっ。ぐぐーっ。
杏「んん~。」
ち、ちょっとだけがんばってあげようかな~。
…あんずはやさしい。どやぁ…。
テクテクテクテク。
―はーい!!じゃあ今日のダンスのレッスンはここまでー!!
や…やっと…終わった…
いつもより10分も長かったし…くそう、鬼軍曹め~。
帰りたい。ごろごろしたい。ぐぐぐ。
……もう、あんず、ダメ、ゼッタイ。
智恵理「あ、杏ちゃん…おつかれ様。これ、よかったら…」
お、お~、智恵理ちゃん。そ、それはポカリじゃないか。
杏「あ、りがたく、いただき、ます」
……ぷはぁ!
杏「あ゛~。やっぱり仕事終わりの一杯はたまんないね~!」
智「あ、杏ちゃん…。なんかおじさんみたいになってるよ」
杏「だってさぁ~、今日のトレーナーさん厳しすぎだよ~。鬼軍曹だ~」
智「確かに今日は大変だったね。いつもより怖かったし…」
杏「でしょ~?きっと何かあったんだろうな~」
智「何かって?」
杏「そりゃ~、ボーナスをカットされたとか、残業代もらえないとか……」
あー、それならあんずも同情しちゃうな~。
どんまい、どんまい、泣かないで。
~次の日~
今日は一人でレッスンかー。
終わったらかな子ちゃんが作ったお菓子食べよーっと。
ガチャリ
杏「おはよーござ――」
トレーナー「杏、お前、私の経済事情を心配してくれてるらしいな」
杏「え?なんのことですか?」
ト「昨日、妹が教えてくれたんだ。レッスン室を通った時にきいたらしいぞ」
昨日……レッスン室……
……あ゛。
ト「あと私の事『鬼軍曹』って思ってくれてるらしいなー?」
あ、トレーナーさん、そんなに怒ると…
杏「眉間にシワが……」
……あ゛。
ト「…ほほう、今日のレッスンはめちゃくちゃ頑張りたいんだな。杏」
オ、オーラが…。あんずのスカウタ―が故障、する。
ト「そしたら、超特別レッスン、始めるか」
…メーデー、メーデー、メーデー。
今すぐあんずを救出せよ。
このあとめちゃくちゃレッスンした。
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