ep4｢疑惑｣

提督｢漣君、曙君 出撃お疲れ様 とりあえずボス撃破だね

わりと2人でも何とかなるもんだね

漣 ｢指揮が良かっただけですよ MVPは誰だったんですか？

提督｢あぁ、言うのを忘れてたね MVPは漣君だよ 報酬は間宮さんの所でい

い？ 曙君も来るかい？

曙 ｢........いい、それよりも聞きたいことがある

提督｢立ち話もなんだし、執務室においで

漣君は先に間宮さんのところに行ってて すぐに行くよ

漣 ｢はーい、では行ってきます

執務室

提督｢─────で、話って何？できる限り手短にお願いするよ

曙 ｢───なのよ、あんたは

提督｢.........ごめん もう一度話してくれない？

曙 ｢何者なのよあんたは！

漣は一昨日、私は昨日配属されたばかりよ！

練度も対してあげてない！はっきり言って弱いのよ！

なのになんで！ボス攻略が無傷で済むのよ！

漣の言う通りよ、指揮が良かった いいえ 良すぎたのよ！

あんたはあの戦場にいた訳では無いのに！砲撃も、魚雷も、ほぼ全て的

確に予測した ありえないの！

帰りに漣から聞いたわ、それに漣が大将からあなたの事で聞かされた話

だって！少なくともあんたはヤツらと対峙するの初めてのはずなのに

包み隠さず話しなさい、少なくともただの管理職なんて言い訳は聞かな

いわよ 少なくともあんたは戦場での動き方を知ってる ヤツらの動き方を

知ってる

提督｢........ここは、初めてだよ 戦術は感に近いし、ヤツらの事は先人の残した

資料を元に推測した、ただそれだけだ それ以上でもそれ以下でもない

曙 ｢クソ提督、鏡を見てきなさい 笑ってないわよ、さっきからずっと

少なくとも あんたはひとつは嘘をついている 私はそう思い続ける

だけど、、信用はしてあげる 癪だけどあんたの指揮は上手いからね

提督｢....大いに結構 私は私のするべきことをするだけだ

曙 ｢表情、まだ収まってないわよ 漣のところに行く前に直しておきなさい

後、今回のことで調子乗って次ミスしたら承知しないからね！

失礼しました！

提督｢全く...........本当に優秀だね 君たちは

おっと、もうそろそろ建造が終了する時間か 今日は迎えに行こうかな

工廠

妖精｢テイトクサン、ケンゾウシュウリョウシマシタヨ

クチクカンデス

提督｢教えてくれてありがとね、じゃあ会ってくるよ

霞 ｢霞よ ガンガン行くわ ついてらっしゃい！

提督｢うん、よろしくね 早速だけど(書類ﾍﾟﾗｯ

霞 ｢人と話す時は目を見て話しなさいよ！

というか指示の内容くらい覚えたら！？

提督｢.......なんでこんなキツイ子ばっかり来るんだ、、、

ep5｢遠征

提督｢今日の業務連絡だけど、漣、曙、霞で遠征に行って欲しい

無理するよりも、まずはルートと敵などの情報を頭に叩き込んで欲しい

漣 ｢はーい、了解です♪

ご主人様はこれから書類仕事ですか？

提督｢いや、少し出かけるところがあるから、帰ってから終わらすよ

みんなも、遠征が終わったら自主訓練の時間に当てるから

曙 ｢質問だけど、どこに出かけるつもり？あと何時に帰る予定なのよ

あんたが指揮する艦隊なんだから、そこくらい教えなさい

提督｢うーん、少なくとも今日中には戻るつもりだよ

明日の朝いなければ明日も自主訓練に当てるから、よろしく

霞 ｢そんなんで指揮官が努まるわけ？しっかりしなさいよ！

提督｢少しは落ち着いてくれ、戻れなかったら連絡するから

それじゃあ、業務連絡終わり

何かあったら私用の電話番号押してとくからかけてくれ

漣君に番号を教えとく

漣 ｢了解です 遠征は直ぐに行きますか？

提督｢あぁ、僕もすぐ出るから 妖精君達に頼んで2人ほど建造してるから、

戻ってなかったらよろしくね

漣 ｢分かりました！ちなみに艦種は？

提督｢空母1人と巡洋艦1人、、、らしい

漣 ｢それでは、遠征に行ってきます！

提督｢うん、行ってらっしゃい

出迎えご苦労さん 忙しいのにすまんね、憲兵さん

憲兵｢ これも仕事ですから、大将がお待ちです 直ぐに向かいましょう

ep6｢指揮｣

｢おら、さっさと出撃してこい！お前らの代わりはいくらでもいるんだ！

｢ですが！さっき死に物狂いで帰投したばっかです！

高速修復材とまでは言いません！せめて少しでもいいので休ませてあげてく

ださい！

｢許可しない！さっさと行け、兵器もどきの怪物が！

｢っ.......分かりました

ごめんね、皆.....

憲兵｢あまりいい噂は聞きませんよ、 ここは

それで ここに来た理由を教えて貰えませんか？提督さん 大将さんから

の指示ですので深くは聞きませんよ

提督｢なに、底辺を見せてくれって頼んだだけだ

だがまぁ、本当に底の底を見せてくれるとは思ってなかったよ

俺ですら知ってる名前の提督じゃないか ついでに、放置してるとはね

憲兵｢私達も歯痒いんですよ

なにせ運営方法としては間違ってませんから

最悪なことにね

提督｢...................クズが

憲兵｢何か言いました？

提督｢いや何も？ あぁそうだ この書類を渡しておく

じゃあ、彼と話をしてくるよ

新米提督として、ね

憲兵｢..............

ブラ鎮守府執務室

提督｢本日はお忙しいところお時間を頂きまして、誠にありがとうございます

大将殿からの紹介ということで、是非とも御教授願いたい所です

黒提｢あぁ、あの大将が自ら交渉したと噂を聞きましたが、時期的に君の

事かな さすがの私でも詳細は知らないけどね

提督｢そんな 噂なんてとんでもない 今はただの新人です

黒提｢そんなにかしこまらなくてもいい

それで、艦隊の指揮についてだったね

簡単な話だよ あれらを人と思わなければいい

あれは物だ、兵器だ 同情はいらない 人では無いのだから

提督｢........なるほど、そうして何人が沈みました？

黒提｢さぁ、覚えてないよ

提督｢そうですか すみません自分はこれから行かなければいけないところがあ

りますので

本日はありがとうございました

黒提｢いや、私も噂の新人に会えてよかったよ

是非ともまたうちに来て欲しいよ、今度は演習でもどうかね？

提督｢えぇ、機会があればぜひ

廊下

提督｢........うん、君はなんでここで座ってるんだい？

｢あいつの知り合い？ほっときなさい どうせすぐ死ぬんだから

提督｢ふむ、死ぬなんて1番言ってはいけないよ

そうだな、もしこれから何か変化が起きるようであれば

僕の名前を出すといい、────の鎮守府への異動願いをしたい、とね

｢..........期待しないでおく どうせ何も変わらない

駐車場

憲兵｢お戻りになられましたか、提督さん

それで、我々はいつ動いたらいいと思いますか？

提督｢.......自分で考えろ、と言いたいところだけど 明日動けばいいよ

そういえば、鎮守府まで送ってくれるのかい？

憲兵｢そういう命令ですので

鎮守府前

提督｢送迎ありがとね、また機会があれば酒でも飲もう

憲兵｢いいですね、その時は是非

漣 ｢.......お、ご主人様おかえりなさ〜い 遠征大成功しましたよ！

航海ルート上の敵、どれだけの資材が確保出来たかの報告書まとめたの

で後で目を通しといてください♪

提督｢優秀な子で助かるよ本当に で、建造はどうだった？

漣 ｢執務室前で待ってもらってますので、向かいましょう！

執務室

鳳翔｢航空母艦鳳翔です ふつつか者ですが、よろしくお願いします

川内｢軽巡洋艦川内、参上 夜戦なら任せて！

提督｢今日は遅いから明日からよろしく頼む

川内｢えぇ〜 夜戦しようよ夜戦！夜はこれからじゃない！

提督｢........あれか、僕は色物ばかりを引き当ててるのかﾔﾚﾔﾚ