2021-08-19 02:37:26 更新

概要

これはある少年と艦娘の悲しい悲しいお話


前書き

主人公
東源庄谷
12歳
5歳の頃突然左目が機能停止し使えなくなった

瑞鶴

横須賀所属の艦娘
ある日砂浜に倒れてたところを庄谷に助けられた





?「何でだろう、いつからこんなに人や艦娘達を恨むようになったんだろう...」




14年前


庄谷「...眠い、かと言っても寝るのもめんどくさいしなー」


?「...」


庄谷「あれー?何でだーこんなとこに人が倒れてるなんて普通じゃないなー」


?「...」


庄谷「...これホントにヤバイんじゃないか?」


?「...」


庄谷「どうしよう...取り敢えず家連れてくか」


?「...」


庄谷「でも待てよここで家に連れ帰ったら捕まるんじゃ...」


?「...」


庄谷「...でもまぁここで倒れてるよりかはいいだろう」








?「...ん?此処は...」


庄谷「気が付いたか」


?「 誰?!」戦闘態勢にはいる


庄谷「落ち着け、そこまで慌てなくていい」


?「そう...」


庄谷「まぁこれも何かの縁だ取り敢えず自己紹介だけはしとくか」


?「そうね」


庄谷「俺は東源庄谷だよろしくな」


瑞鶴「私は瑞鶴よ」


庄谷「ん?瑞鶴って確か...空母...船...人型

もしかして君って艦娘かい?」


瑞鶴「そうよよくわかったわね

艦娘何てトップシークレットの存在なのにね」


庄谷「一時期提督になりたいと思い本気で船の名前やら特徴を頭に詰め込んだからねぇ」


瑞鶴「そうなのね...でもその言い方だと提督にはなれて無さそうね」


庄谷「まぁな黒波とか言うやつに負けて試験は不合格だ」


瑞鶴「まぁそれはドンマイだわ」


庄谷「と、その前になんで瑞鶴はあんな場所で倒れてたんだい?」


瑞鶴「あんな場所?」


庄谷「覚えてないか...砂浜に倒れてたんだよ」


瑞鶴「砂浜に?」


庄谷「あぁそうだ」


瑞鶴「何で?」


庄谷「知らんわ」


瑞鶴「...で私をどうするの?」


庄谷「何もせんわ」


瑞鶴「ならいいわ」


庄谷「それでこのあとどうすんだ?」


瑞鶴「鎮守府に戻るわいつまでもここに居るのは迷惑だろうしね」


庄谷「そうか...所で何処の鎮守府何だ?」


瑞鶴「どうしてそんなこと聞くの?まぁ良いけど」


庄谷「んー何となくだな」


瑞鶴「そう...まぁ私は横須賀鎮守府の瑞鶴よ」


庄谷「ほう...横須賀か...ってなんつった?横須賀?かなり離れてるぞ?」


瑞鶴「え?じゃあここは何処なの?」


庄谷「大分県だが?」


瑞鶴「え?そんなに離れてるの?」


庄谷「ちょっと待てよく見たら瑞鶴艤装が無いぞお前?」


瑞鶴「えっ嘘!...ホントだ...どうやって帰ろう」


庄谷「どうすんだ?」


瑞鶴「...し、しばらくここに居ても良い?」


庄谷「俺は別にいいぞまぁでも前までとは生活が全く違うかもねぇ」


瑞鶴「それでもいいわ」


庄谷「なら居てもいいぞ」


瑞鶴「ありがとうね」


庄谷「でもその前にする事があるな」


瑞鶴「何?そのする事って」


庄谷「瑞鶴の生活用品集めなきゃならない」


瑞鶴「確かに...」


庄谷「買いにいくか」


瑞鶴「でもお金...」


庄谷「払ってやるよそれぐらい」


瑞鶴「...ありがと」


庄谷「別に良いさ金なら全然あるし」


瑞鶴「そうなんだ」


庄谷「そうだよ、まぁ会う事がないと思ってた艦娘に会えて俺的にはラッキーって感じだから

値段は気にしないでいいぞ、好きなものを買ってやるよ」


瑞鶴「少しは遠慮するわよ」


庄谷「そうか、とりあえず行くか」


瑞鶴「えっ?ほんとに買ってくれるの?」


庄谷「当たり前だろ、てかどうやって暮らすつもりだよ」


瑞鶴「それは...何とかなるわ!」


庄谷「何とかなるかもしれんが俺が嫌だわ」


瑞鶴「そうなの?」


庄谷「そうだよ」


瑞鶴「そうなんだ」


庄谷「まぁ行くか...」


瑞鶴「そうね...」


買い物スキップ


庄谷「ふぅ...とりあえず必要な物は買ったな」


瑞鶴「...」


庄谷「どうした?瑞鶴」


瑞鶴「あっいや何でもないわちょっとボーッとしてただけよ」


庄谷「そうかい...まぁいいや、それでさこのあとどうする?」


瑞鶴「どうするって?」


庄谷「このまま帰えるのもなんだしどっか寄ってくか?」


瑞鶴「私は...あなたのしたい事に従うわ」


庄谷「そうか...じゃあ海でも眺めに行くか」


瑞鶴「わかったわ」


庄谷「じゃあ海まで移動するかぁって行っても家に戻ってからの方が近いな」


瑞鶴「そうなの?それって大丈夫なの?深海棲艦に襲われたりしないの?」


庄谷「...大丈夫さここはまだな」


瑞鶴「まだ?」


庄谷「言葉の文だ」


瑞鶴「ならいいわ」






庄谷「んーやっぱここは良い景色だなぁ」


瑞鶴「....」


庄谷「どうした?...やっぱ嫌だったか?」


瑞鶴「いえ...そういうわけではないですが...今までずっとこんな綺麗な海の上であんな血生臭い戦争をしていたんだなって思って...」


庄谷「...」


瑞鶴「この海の下には数えきれないほどの深海棲艦や艦娘たちが無数に眠っているのかな....」


庄谷「...さぁな、もしかしたら案外なにも無かったりするかも知れねぇぞ?」


瑞鶴「そうであって欲しいわ」


庄谷「まぁ、そういう暗いことは考えない方が楽に生きていけるぞ?」


瑞鶴「......」


庄谷「今度はどうしたんだ?」


瑞鶴「...ここまで私の事を考えてくれる人が居るなんてって思っただけよ」


庄谷「そうなのか、まぁ俺でいいならどんな話だって聞いてやるよ」


瑞鶴「...ありがとう」


後書き

どうもぉリーズtheリブですぅ
このssを見て頂きありがとうございます
今回は誰かの過去編です
まぁ読んでたら誰かはすぐ分かると思います


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悠人さんから
2021-08-19 14:18:44

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