羽黒好き提督のいる鎮守府
特撮好きの多い鎮守府 http://sstokosokuho.com/ss/read/52 の続きです
但し特撮要素はほとんどなくなります。牙狼だけになるかも。その辺は注意。特に牙狼最新話のネタバレが多いと思うので視聴中の方は本当に注意
提督:少将、佐世保鎮守府提督。鎮守府に特撮を広めた張本人。羽黒とケッコン済み
羽黒:当鎮守府の秘書艦でトップエース。針の穴を通すような超人的正確射撃を得意とする「佐世保の心眼」。提督大好き
大将:提督の友人。時雨とケッコン済み。思想が提督と似ているがきゅうりの好き嫌いで大げんかするなどガキなところもある
以下準レギュラー
春雨:提督の影響で牙狼にのめりこんだ。とても感受性豊かで大体の話で泣く。
鈴谷:どこでも同じカレーキチ、ここではちょっと抑え目の様子。
天龍:遠征のスペシャリスト。中二病もあるが普通にかっこいい男前女の子
駆逐棲姫:AL作戦時に敵対していたが春雨や北方棲姫の尽力で仲良くなった。今では立派な提督Love勢。
北方棲姫・港湾棲姫:安定の仲良しさん
提督「なんかちょっと久々感あるのはなんでかな」
羽黒「さぁ……」
足柄「ちょっとー!港湾水鬼三回目ぶちのめして来たわよー!」
提督「おー!被害状況はどうだー?
加賀「五航戦の生意気な方が中破、第二艦隊は夕立が中破です」
瑞鶴「にぎぎぎぎ……」
提督「あはは……お疲れさん。とりあえず一旦攻略作戦は休憩にしよう、全員入渠と休憩してきてくれ」
加賀「やりました」
羽黒「姉さんたちもゆっくりお休みください」
足柄「そーさせてもらうわね!」
提督「ところで妙高達は?」
足柄「すぐ食堂行ったわよ」
提督「はえぇ……」
提督「」
川内「うわどうしたのさ提督、死んでるよ顔」
羽黒「……」(ずーん
川内「こっちはこっちで沈んでるし……」
金剛「今の作戦、enemyとlast danceなのですガー」
川内「あー、わかった。当たらないんでしょ」
金剛「ノンノン。綺麗に突き刺さりましター、倒し切れませんデシタケドネー」
川内「あー……」
金剛「ちなみに数値で言うと残耐力2くらいデース!」
川内「そりゃ凹むわ……」
大淀「……提督。新たな作戦が発令されました」
提督「きたか……今度は第十一次作戦ねぇ……げ、俺らのとこ最前線で戦えってよ……」
羽黒「……最前線、危険な戦いに、なりそうですね……」
提督「だがやるしかねぇ。ここで拒否っても何もいいことねえからな」
大淀「……え?……提督、イタリアからの電文です。イタリアから日本に派遣される予定だった戦艦が作戦海域で敵深海棲艦に囲まれて逃げられないと……」
提督「……どーしてそーなった!?あぁもうわかったよとっととその海域までいっちまうぞ!」
羽黒「はい!」
明石「友軍部隊による事前攻撃によってカレー洋リランカ沖に敵第一陣が集結してるみたいですねぇ……」
瑞鶴「情報だとフラル改とかいるらしいんだよねぇ」
最上「どうする、提督?」
提督「他鎮守府の奴も来るんだろ?だったらいい機会だ。うちの嫁さん姉妹の力、大いに見せつけてやろう」
妙高「主砲斉射、始めます!皆さん撃って下さい!」
那智「右舷艦隊!砲撃薄いぞ!何をやっているんだ!」
足柄「ほらほら!どんどん撃って撃って!!的は沢山あるわよ!」
羽黒「第三艦隊は左舷より砲門斉射、第七水雷戦隊の皆さんは扇状に広がって雷撃を!空母の皆さん、第二次攻撃お願いします!」
北上「やー、流石うちの妙高型」
加賀「まぁ……あの命令に背いた結果第四装甲艦隊と第九航空艦隊の大破続出でしたからね」
秋月「他の鎮守府の提督方、怒ってないでしょうか……」
北上「文句とかあるならおいで、って四人も言ってたしねー」
加賀「文句も不満もあるでしょうが、有無を言わさない実力を持ってますからね」
足柄「うにゃ!?うにゃーー!!」
北上「……実力がなんだって?」
加賀「頭にきました」
羽黒「司令官さん、ただいま帰投しました」
提督「お疲れ。被害のでかい子は入居してきていいぞ。バケツ使ってな」
足柄「助かるわぁ〜」
妙高「羽黒も中破なのですから、入渠してきなさい」
羽黒「え、でも……」
北上「どーせバケツ使うんだし報告は妙高さんに任せてドックいこー」
羽黒「え、あ、あぁぁぁぁ……」
那智「私は被害が無かったから報告に回ろう」
秋月「いえ、那智さん少し被弾してましたよね」
提督「全員の入渠が終わったら行けよ?」
那智「む……すまない」
加賀「それよりボーキサイトを」
提督「お前ほんとブレねえな」
妙高「……ということです」
提督「了解。次は通商破壊とリランカ島攻撃を命令された。よって二艦隊……リランカの方は連合艦隊だから三艦隊分の編成を考えなきゃ、か」
那智「大変だな……」
提督「しかもこれで作戦が終わるとは思えん。何があるかわからんから全力投入は避ける方向で」
妙高「了解致しました」
提督「恐らく妙高と那智には連続で出てもらうかもしれん……すまんな」
那智「気にするな。むしろ武勲をたてられるのが嬉しいくらいさ」
提督「助かる」
加賀「ベーグル海……」
提督「ベーグルは無いからな?」
赤城「ベーグルぅぅぅぅぅ」
提督「帰れ!!!」
千歳「提督、なんとか敵輸送船団を発見出来ました」
提督『被害状況は?』
千歳「私たちの艦隊は問題無いです。ただ左方奇襲艦隊が軽巡棲姫らと戦闘を行い被害甚大と」
提督『了解した。……あちょっとまって、とりあえず無理しない程度で!そっちは……』ぶつん
青葉「並行作戦だと指揮役が大変ですねぇ」
比叡「向こう大丈夫かなぁ……」
古鷹「轟沈は居ないって聞いたし、大丈夫ですよ」
北上「それより見えて来たよー」
木曾「敵の輸送船団だ……気を引き締めてぶっ潰すぞ」
千歳「はい。誰も沈ませません!」
山城「敵艦隊発見!稼働機、全機発艦!」
赤城「皆さん、油断せずに行きましょう!」
加賀「特にそこの五航戦は、ね」
瑞鶴「うっさい!!」
翔鶴「もう瑞鶴ったら……」
足柄「元気なのは良いことよ!さぁ、敵艦全てぶちのめすわよ!」
夕立「このミサイル、よくわかんないっぽいぃ〜」
那智「港湾水鬼……奴にも三式弾が効くのだったな」
秋月「対空防御!長10cm砲ちゃん、行くよ!」
妙高「私たちの砲撃で少しでも数を減らしましょう」
大淀「全艦、攻撃開始!」
提督「ベーグル方面右方撹乱艦隊は支援砲撃で敵を散らしてくれと伝えてくれ。リランカの方は敵棲地艦への攻撃を集中、少しでも奴らの耐久を削るように。あぁそっちの提督にはこの編成で二時間後に出撃命令ださせて!それと……」
川内「ひぃー、忙しすぎるよぉー!」
神通「姉さんボヤきはいりません、手と足を動かしてくださいっ」
那珂「あっちこっち大忙しすぎる〜!」
天龍「遠征終わったぞー」
五月雨「あ、それはこちらに!」
白露「し……しぬ……」
村雨「驚きなのはこの中一番働いてる羽黒さんが一切疲れを見せていないことよね……」
春雨「さ、流石です……」
羽黒「……はい、はい!お疲れ様でした!司令官さん!リランカ島攻略作戦成功、西方との連絡及び西方より来た艦娘の保護が完了したと報告されました!」
提督「よぉし!そしたら全艦帰投命令!」
榛名「……待って下さい、大本営より伝令!第十一次作戦前段階成功により、これより第十一次作戦本作戦、ステビア海打通作戦を発令……!?」
提督「まぁこれで終わるとは思ってなかったよ畜生が!!……前哨戦としてアンズ環礁泊地攻撃の第二戦隊を送れだぁ!?」
祥鳳「提督、アンズ環礁攻撃第三艦隊より停留許可が……」
提督「第三艦隊……げ、よりによって俺のこと嫌ってるやつじゃねえかここの提督……まぁ艦娘に罪は無い、許可しよう」
祥鳳「はい!」
羽黒「……アンズ環礁、私が行きます」
榛名「は、羽黒さん!?」
提督「……必ず帰ってこいよ。編成は……」
加賀「提督。第三艦隊から鈴谷及び熊野の出撃が要請されました」
提督「……それがルート安定のために必要と判断したんだろうな。じゃあ羽黒旗艦、以下榛名、鈴谷、熊野、加賀、それと」
19「イクを連れて行くのーーー!」
提督「いやいやいやいやお前沈む気かよ」
19「ダメコンガン積みなの!今回はなんか行かなきゃ駄目だって、そう思ったの!」
提督「だからってなぁ……」
羽黒「そうですよ、そんな危険なこと……」
鈴谷「……悪いけど、この子連れてくよ」
榛名「鈴谷さん!?」
熊野「もちろん絶対沈めさせませんわ。もし守れなかったら、この首を差し出します」
鈴谷「今回は、お願い」
提督「……最後の一人は伊19だ、この六人で行く」
羽黒「司令官さん……」
加賀「……提督の指示なら従いましょう、イクさんは沈ませないわ」
榛名「やってみせます!榛名にお任せ下さい!」
鈴谷「……いつも、ありがとね」
熊野「感謝いたしますわ、提督」
19「にっひひひ、久々の出撃なのー!」
提督「……誰も沈むなよ。抜錨は明日だ、今日はもう休め、以上」
鈴谷「オッケィ!」
提督「ウワァ!」
熊野「最後の最後でボケないでくださいまし……」
ジリリリリ
提督「……はいこちら佐世保第一鎮守府」
呉提督『こちら呉第四鎮守府提督。当方艦隊がそちらに到着したと聞いたため確認の電話をさせてもらった」
提督「確かに三十分前に停留許可を出しました。今は全員休息をとっている模様」
呉提督『了解した。出撃は明日、それまでうちの者が世話になる』
提督「……わざわざそんな電話をよこしてくるとはな」
呉提督『最低限の礼儀は尽くさねばなるまい。我が娘たちを一日とはいえ世話してもらうのだからな』
提督「……そうかい。ともかくそちらの艦娘達は丁重にもてなさせてもらうよ」
呉提督『すまないな、助かる』
提督「……アンタ、変わったな。以前は俺に対して謝罪なんざ絶対しなかっただろうに」
呉提督『そういう貴様も、私の頼み事なぞ今までは……士官学校時代は全然聞かなかったじゃないか』
提督「そうだったな。まぁ多分、俺が変わったのは……いや、俺達が変われたのは……」
呉提督『……やはり、彼女達は絶対に守らねばならん。反艦娘勢力の手に回すわけには』
提督「そうだな、それは阻止しなきゃならん」
呉提督『……今の貴様となら、多少は話が合いそうだ』
提督「冗談」
呉提督『ふん、そこは相変わらずか。まぁいい、とにかく互いに、轟沈は出さないようにするぞ』
提督「たりめーだ。足引っ張んなよ」
呉提督『貴様こそ私の邪魔だけはするな。いいな』
提督「そっくりそのまま返す」
呉提督『ふん。……健闘を祈る』ガチャッ
提督「……あいつも変わったなぁ」
千歳「ふふ、ご学友の方ですか?」
提督「千歳か……あぁ、すっかり丸くなったよあのアマ」
千歳「えっ女性だったのですか」
提督「口調は舐められたくないからって男みたいにしてっけどな」
千歳(意外なところに皆さんのライバルが居たのですね……)
提督「……おう、了解した」
天龍「お、アンズの方終わったのか」
提督「あぁ。最後イクがダメコン発動させやがったがな……」
龍田「あらあら〜」
提督「だーから連れていきたく無かったんだよ……生きて帰って来てくれてるからまだいいけどさ……」
168「ま、いーんじゃないの?それ覚悟で行ったみたいだし」
天龍「おめーなー……」
8「散々止めたのに行っちゃってイムヤ怒ってるから……」
168「ハチ!」
提督「……残された作戦は封鎖されたステビア海の打通作戦……これが成功すれば西方との海路が解放される」
天龍「しっかし今うちに残ってる奴だけで行けるのか?」
提督「大丈夫だ」
天龍「なんでまた」
青葉「ども!ベーグルから帰ってきましたー!」
足柄「カレー洋平定してきたわよー!」
羽黒「アンズ環礁……突破してきました……!」
天龍「おお……全員帰ってきた……」
提督「よし……全力進撃だ!」
時雨「夜戦突入、敵残存戦力三隻……ここで決めよう!」
羽黒「皆さん、私の後ろに!盾になります!」
夕立「そんな!だって羽黒さんもう大破……」
羽黒「だからこそ……!」
戦艦水鬼「ナキサケンデ……シズンデイケェ!!」ズドンッ!!
羽黒「ぐっ……!」ドガァン!
夕立「羽黒さん!!」
羽黒「けほっ……だい、じょーぶ、です……」
北上「全然そう見えないってのー!」
大井「無茶してんじゃないわよ!!」
神通「この……!撃ち方……始めて!!」ズガンッ!
戦艦水鬼「チッ……カイ……!?」
夕立「させるっかぁぁぁぁぁ!!」ドンドンドン!
戦艦水鬼「オノレ……イマイマシイ、カンムスドモガァァァァァ!!!」ドゴォン!!
神通「……や、た?」
大井「残った空母ババァとル級を殲滅するわよ!北上さん!」
北上「ほーいよっと!」
空母棲姫「誰ガババァダ!!」
大井「あんたのことよこのくされトンチキ!!」
空母棲姫「ウッセーー!ダイタイココノマエノ海域ホトンド無傷デ突破シマクッタジャネエカ!!」
大井「知るかいクソッタレ!!!とっとと沈みなさい!!」
空母棲姫「ヤーダヨーダ!ムシロコッカラ……アレ?ル級ハ?」
北上「沈めたけど?」
空母棲姫「……コンナ時最モ有効ナ作戦ハ……」
時雨「まだやる気かい?いいよ、羽黒さん抜きでも君を沈めてみせるよ。他の艦隊も、第一艦隊も居るから君1人くら」
空母棲姫「逃ィゲルンダヨォォォーーー!」
時雨「い……」
夕立「…………」
北上「…………」
羽黒「…………」
神通「…………」
大井「……ま、待てやコラぁぁぁぁぁ!?」
空母棲姫「待テト言ワレテ待ツ奴居ルカバーーーカ!!ホナサイナラーーー!」
大井「この……二度と姿見せるなぁぁぁぁぁ!!!」
北上「大井っちって何気にあいつと仲良さげに見えるよね……」
神通「仲が良い……のでしょうか……?」
時雨「せっかくかっこつけたのに恥ずかしい……」
夕立「あはは……よしよしっぽい」
羽黒「と、とりあえず……作戦、完了、でしょうか……きゅう」フラッ
神通「羽黒さん……!」
北上「息はしてるよー。ま、あんだけ無茶すりゃそうもなるってー」
時雨「……とりあえず、帰ろうか。僕たちの家に」
夕立「ぽい!」
大井「あのクサレアマ……次会ったらあの口に魚雷を……」
北上「大井っち落ち着いて?」
提督「作戦終わったなぁ……」
羽黒「終わりましたね……」←入渠完了
提督「そういや今回はどんな子たちが新しく来たんだ?全然報告無いんだけど」
羽黒「なんでも今回は各鎮守府の協力作戦だったのでどこに派遣するかを協議するとかいわれて出会えていないです……」
提督「そういうの先に伝えろや本営ぃ!!」
羽黒「なのでもしかしたら今回誰も来ない可能性が……」
提督「まーじでかよ……装備とか貰えたのはいいけどさ……」
大淀「提督、今回の作戦報酬と新着任艦が到着しました」
提督「お、噂をすればなんとやら。全員入れてくれ」
大淀「はい。では皆さんどうぞ」
葛城「航空母艦葛城、準備は万端よ。よろしくね」
リットリオ「ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦二番艦のリットリオです」
秋津洲「水上機母艦秋津洲、着任したかも!」
提督「おーう、よろしく」
大淀「あと今回の目玉です」
提督「え?」
磯風「陽炎型駆逐艦12番艦磯風、着任した」
提督「まぁじかよ……」
羽黒「この子、確か去年夏の……」
大淀「他は既存の子だけでしたが、磯風の報告が少ない以上今回の大当たりと言っても」
提督「確かに。じゃあ改めて、俺がここの提督だ。よろしく頼むぞ」
羽黒「秘書艦の羽黒です、よろs」
磯風「貴女が秘書艦か」
羽黒「え、あ、はいっ」
磯風「勝負だ」
全員「……は?」
提督「……えーと、もう一度」
磯風「だから勝負だ、秘書艦。貴女に勝てば私が一番だと証明できるからな」
羽黒「え、や、あの……」
大淀「確かに戦力戦果全てにおいてこの鎮守府で一番強いのは羽黒さんですけど……」
磯風「だろう?なら私と勝負しろ。私が一番だと証明してやる」
羽黒「あの……一番は別に構いませんけど……」
磯風「……温情のつもりか?見損なったぞ、そんな情けない奴が一番とはな」
大淀「あっ」
提督「……もう一回、言ってみ?」
磯風「情けない艦を秘書にしている司令官の器量も知れたものだ、とい」
ーーズガンッ!!
磯風「……な」
羽黒「司令官さんのことを悪く言うことだけは、絶対に、許しません」
磯風(な、なんだ!?さっきまでの情けなさはどこにいった!?今目の前にいるのは……)
羽黒「訂正を」
磯風(目の前にいるのは、羅刹、いや、スサノオか何かか……!?)
磯風「……す、すまない、言い過ぎた……」
羽黒「……はっ!?ご、ごめんなさい!!そんな脅すつもりとか全然無くて!」
葛城「とりあえず羽黒さん怒らせたらダメだってのはわかったわ」
リットリオ「うん」
秋津洲「こっちまで死ぬかと思ったかも……」
提督「え、えーと……妖精さん?壁に空いた穴塞いでくんね?」
羽黒「う、うわぁぁぁぁぁん!ごめんなさぁぁぁぁぁい!!」ダッ
提督「あっ、羽黒逃げた!?」
大淀「……騒々しいですけど、まぁ、これがここの鎮守府と言うことで……」
磯風「……」
提督「とてもニチアサヒーローやってたとは思えねえ下衆顏下衆演技」
春雨「でも凄く似合ってますよね……」
北方「オノレディケイド!」
長門「動画でも彼が出ると凄いコメントの山だな……」
駆逐「ナンカ……流牙、少シ危ナイ感ジガスル……」
大鯨「なんか心滅してしまいそうな……そんな危うさがありますね……」
磯風「……何がどうなっているんだ!?一体何から突っ込めばいい!?」
提督「ん?いたのか磯風」
磯風「司令!なんだこれは!まるで意味がわからんぞ!?」
提督「どうどう、落ち着け落ち着け落ち着けって主砲振り回すな落ち着けーーー!!」
春雨「……司令官、説明してなかったのでしょうか……」
駆逐「バーカバーカ」
提督「うっせーぞくちkガフッ」ガツンっ
長門「主砲直撃したな」
大鯨「め、メディーーーック!」
提督「そーいや説明してなかったな……」
葛城「ほんとよ……さっき港湾棲姫と会って頭真っ白になったわよ……」
磯風「とにかく、詳しく説明してもらうぞ裏切者」
提督「別に裏切はしてねぇんだが……去年の夏の作戦の時に駆逐棲姫と戦闘になったんだが、まぁ春雨そのものって姿で士気だだ下がりでなぁ……」
春雨「それでも倒さなきゃいけない、って無理矢理自分達を納得させて……いえ、抑えつけて、闘いました」
提督「まーその時なんだかんだ何度も会ってた北方が仲介してくれてな。港湾と一緒に話し合って、戦闘の意思がない駆逐とかをうちの近くで引き取ることにしたんだよ」
春雨「それからたまにみんな遊びに来たりするんですよ」
葛城「なるほどね……いい話じゃない」
磯風「……それが艦娘の言うことか?」
提督「……」
磯風「どんな理由があれ奴らは敵だぞ!私達の倒すべき、沈めるべき敵なんだ!それをまるで友達のように……!」
春雨「……」
提督「……少なくとも、お前達が「艦娘」で、駆逐達が「深海棲艦」だから戦う、殺すってのは……間違っている」
磯風「なに……!?」
提督「それはただの「差別」でしかない、そんな理由の戦いに……正義も目的も、ない」
駆逐「……」
提督「深海棲艦と戦ってる理由なんて、もはや誰もわからない。もしかしたら磯風の言う通りの理由なのかもしれん。だけどな、俺は少なくとも、お前達にそんな理由で戦って欲しくはない……そんな理由を認めることは出来ない」
春雨「司令官……」
磯風「……じゃあ、じゃあ何が正しいというのだ……!」
提督「さぁ、な。俺なりの答えはあっても、それは「正解」じゃない。だからお前も探してみろ。差別的理由ではない、何か別の「戦う意味」、「戦う理由」を」
磯風「……失礼する……」
春雨「磯風さん……」
提督「……まぁ、大丈夫だろ。些か武人的過ぎただけだ。それに、俺も最初はあぁだったからよくわかる」
葛城「ふーん……」
提督「で、葛城はどうなんだ?」
葛城「瑞鶴先輩がいるから」
提督「新たなレズの登場か」
葛城「レズって何よレズって!!!」
長門「……懐かしいな」
駆逐「エ?」
長門「いや、私も最初はあぁだった」
大鯨「長門さんも、ですか」
長門「あぁ。のんびりとした空気に馴染めず、ただ深海棲艦を敵だからという理由だけで殲滅しようとしていた時期が、な」
北方「長門ッポクナイ」
長門「はは、今はそうではないからな。私の戦う理由を……見つけられたから」
駆逐「戦ウ……理由……」
長門「誰のためのものでもない。ただ私のため、私だけのための理由だ。結果としてそれがみんなのためになってはいるのだが」
大鯨「……みんなの役にたちたい、とかは、みんなのための理由なのでは?」
長門「結果みんなのためになっているだけでそう思うのは自分だからな。結局は自分のための願いさ。誰のためでもない」
駆逐「fateノ主人公トハ真逆ダナ」
長門「違いない」
北方「長門……ナンカシリアス、似合ワナイ……」
長門「なんだと!?そんなバカな!!」
大鯨「確かにこっちの方がここの長門さんっぽいですね」
長門「私のイメージっていったい……」
提督「先月の給料出ましたな」
隼鷹「出ましたな」
提督「作戦の厚労もあって凄まじい額貰えましたな」
隼鷹「貰えましたな」
提督「まだ打ち上げみたいなのやってませんな」
隼鷹「やってませんな」
提督「……行ってこい隼鷹!これだけやるから好きなもん買ってこぉい!」
隼鷹「提督愛してるぜぇーーー!ひゃっはーーー!!!」
千歳「あっこら!私も!」
千代田「お姉が行くなら私もいくー!」
飛鷹「あんたらねぇ……!!待ちなさい!」
翔鶴「……元気ですね、皆さん」
提督「なー。どんだけ元気有り余ってんだ」
赤城「ところで提督」
加賀「打ち上げに使う食材の確保は」
提督「お前らに任すと今回の給料どころか貯金まで吹き飛ぶからお前らには絶対任せん」
加賀「頭にきました」
赤城「第二次攻撃隊、至急間宮さんのところへ!」
提督「ヤメルォ!」
川内「そろそろ梅雨だねぇ」
由良「嫌な時期よね」
長良「え、雨のシャワーっていいじゃん?」
球磨「風邪引くクマ。あと今の雨そんな綺麗じゃないからやめろクマ」
阿武隈「前髪も崩れちゃうし……」
神通「でも、梅雨が過ぎれば夏本番ですね」
北上「暑いけど蒸し暑いよりましかなぁ……」
大井「夏と言えば海水浴です!北上さん一緒に」
阿賀野「さんせーい!」
夕張「海なんて目の前にあるじゃないの……」
龍田「水着もね〜……水着より際どいのとか見慣れちゃってるとね〜」
天龍「夏なぁ……眼帯がなぁ……」
木曾「春じゃなきゃなんでもいい」
天龍「お?花粉症の雑魚か?」
木曾「てめーは全ての花粉症患者を怒らせた。表でやがれ!」
天龍「ジョトだオラァ!」
球磨「や め ろ ク マ」
天龍木曾「「ウィッス」」
川内「流石球磨は格が違った」
吹雪「うぐぬぬぬ……」
睦月「…………」
吹雪「……そりゃぁあ!」
睦月「……ふっふっふ!」
吹雪「はっ!?あぁ〜〜、ジョーカーぁぁぁ……」
夕立「おお……睦月ちゃんやるっぽい!」
如月「……何してるのよ?」
夕立「今日は出撃とかないからババァ!抜きしてたっぽい!」
足柄「だぁれがババァですってぇ!?」
金剛「オーウ、私をold呼ばわりする悪いdogは、ドーコですカー?」
夕立「ぽぽぽぽぽぽ」
如月「どんな気の失い方なのよ……」
睦月「やったぁー!睦月、大勝利にゃしぃ!えへへ〜!」
吹雪「あぁーーー負けたぁーーー……もう一回!!」
睦月「ふっふっふ、睦月に勝てるかにや〜〜?」
吹雪「ムッキーーー!」
如月「元気ねぇ……」
うちの地元で、ウルトラセブン展が開催中ですよ~\(^o^)/
スレ主にオススメするっぽい
詳しい内容は~愛媛県歴史博物館で、調べてね(^o^)v
続きを書いてくれ( ̄△ ̄)