青葉「私の居場所。」
はじめまして。アットマークという者です。今回から艦これのSSを書かせていただきます。私は、日本語力がないのに、こんなのを書こうとしてますが、頑張っていくんでよろしくお願いしますorz。
この物語のヒロイン?は青葉です。結構目線の変わっていく物語なのですが、ご了承ください。また青葉ということもあるので、新聞関係用語とかも結構出てきます。できるだけ解説はするのですが、文だけの説明とかだけではキツイんで、興味あったら調べてみてください。
なお、この物語の舞台である呉は、私が広島人ということもあるんで、結構掘り下げて行けたらなと思います。
[1章]
ー呉鎮守府 特別補佐艦室
コンコン...
衣笠「失礼します!本日着任しました、青葉型2番艦重巡洋艦 衣笠です!よろしくお願いします!」
大淀「遠くからお疲れ様でした。呉鎮守府で補佐艦をしている大淀型1番艦軽巡洋艦 1番艦 大淀です。よろしくお願いします。...さて早速ですがここの提督と顔合わせしてもらいましょうか」
衣笠「い、いきなりですね...!衣笠さn...じゃなくて私ちょっと緊張してます...」
大淀「フフッ...大丈夫です、ここの提督はとても良い方ですよ。まあこんな狭い部屋で話すのもアレですし、執務室まで話しながら行きましょうか...」
...
衣笠「それで...ここの提督ってどんな方なんですか...?」
大淀「そうですね...ザックリ言うと『優しい方』ですね...」
衣笠「ホントにザックリ...どんなとこが優しいんですか?」
大淀「んんん...例えば...『我々、艦娘を尊重する』ってとこです」
衣笠「艦娘を...尊重...?」
大淀「ええ、そうですね、例えば衣笠さんは何か趣味とかありますか?」
衣笠「趣味...えっと...訓練校に入るまではネットサーフィンが趣味でした。訓練校入ったらネットなんか見れなくて、当分そういう趣味みたいなのはなかったですね...」
大淀「ええ、大抵の艦娘はそういった娘が多いでしょう。ですが提督は艦娘が趣味を持つことを推奨しています。衣笠さんみたいに『ネットサーフィンが趣味!』というのであればお部屋にインターネット回線を通してパソコンなんかも用意してもらえるでしょう」
衣笠「え...マジですか?鎮守府って訓練校とかよりもっと厳しいと思ってたのに...」
大淀「ええ、ほかの鎮守府はここよりかは厳しいでしょう。ですがここは提督の意向で何か趣味を持つことを薦めているんです。私もエr...漫画本を描いたりしています」
衣笠「なんで提督はそのようなことをしているのですか...?」
大淀「色々な理由があるとは思いますよ。『艦娘の戦意を上げるため』、『提督に不信感を抱かせないため』とか...ですが1番は『艦娘だからといってただ戦わせるのは気に入らないから』だと思いますよ。...まあ私の妄想ですが」
衣笠「...変わった方ですね...」
大淀「そのうち慣れますよ...そんなこと言ってたらもうそこに執務室ですよ...ん?」
「青葉ぁ!!!!」
「はい!なんでしょうか!司令官!」
「なんだぁ!この新聞はぁ!」
衣笠「...なんか知り合いの声が聞こえるんですが...」
大淀「え...あそうか、たしかに姉妹でしたね、衣笠さんは」
衣笠「『アレ』がいるとは聞いてなかったんですが...」
大淀「まあ事前に言ってたらめんどくさいことになりますからね...まあ入りましょうか」
コンコン...
大淀「失礼します。大淀です。入ってもよろしいですか?」
???「ああ、大淀か。いいよ、入って」
大淀「失礼します。今日着任した新しい艦娘を連れて参りました。...じゃあ衣笠さん」
衣笠「はい!本日着任しました、青葉型2番艦重巡洋艦 衣笠です!よろしくお願いします!」
???「うん、よろしく頼むな!私はここ、呉鎮守府の提督だ」
提督「さてと...ちょっと待ってね...衣笠の見るから...うん...訓練校でも成績は上の方...ん?...青葉型ってことは...」
???「司令官!私そろそろしゃべっても良いですか!?」
提督「うん、いいよ。久々の再会だしね」
???「ありがとうございます!久しぶりぃ!ガッサ!」
衣笠「はあ...やっぱり青葉かぁ...」
青葉「ええぇ!?なんでそんな反応なのぉ!!青葉が訓練校入って以来の再会じゃん!もっと感動的にいこうよぉ!」
衣笠「青葉うっさいよ!ここ執務室!...すいません、提督...私の姉が迷惑かけてないですか?」
青葉「え!?なんで青葉がちょっと子供っぽいみたいになってるんですか!?」
提督「そこまでは衣笠言ってないぞ...まあ大丈夫だよ、衣笠。あんまり変なことはしてないから!」
青葉「あんまり!?」
衣笠「そうですか...じゃあさっき叫んでたのは...新聞がなんとかって...」
提督「ああ、それか。いや実はな、青葉は毎週『呉鎮新聞』って言う新聞を発行してるんだが、来週発行予定の呉鎮新聞がな...」
衣笠(ああ...どうせ『某駆逐艦のスリーサイズは!?』とかいう迷惑かかるようなやつでも作ったのかな...?)
提督「『腹切れ』になってんだ!!!」
衣笠「...うん?」
・・・
説明しよう!
腹切れとは、一段にズラーと文を並べてる状態のこと。腹切れの状態になると、文が読みにくくなったり、レイアウトが美しく無くなったりする。実際に手元の新聞を見てみてくれ!絶対に線が入ってたり、写真や図が入ってたりするから!
なおこのSSには結構新聞用語とかあったりするからわかんなかったりしたらググってください
作者
・・・・・
提督「つまりだ!青葉がこんなミスをやらかしたのを怒ってたんだ!」
衣笠「へ、へえ...(新聞でそんなに厳しくなるなんて...やっぱり変わってるなぁ...)」
大淀「まあこんな感じで、青葉さんの場合は週一で新聞を発行してるんですよ。それを毎回提督がチェックするんですが、実は提督、学生時代、新聞部に所属してたらしく、結構新聞に詳しいから...て感じでこんな風になってます」
衣笠「新聞部入ってて、新聞にとても熱心だった人が提督になるなんて...変わってますね。たしかに青葉は昔、新聞部入ってましたが...」
提督「まあまあ、今そんなにガッて話しても色々めんどくさいからあとにしよう。とりあえず衣笠、そのめんどくさい敬語はやめなさい。」
衣笠「え?よろしいんですか?」
提督「構わん。私の前だったら好きにしてくれ」
衣笠「...わかったよ。提督!これからよろしくぅ!」
提督「ああ、よろしく頼むぞ、ガッサ。」
衣笠「ええ〜!提督もガッサ呼びぃ?まあ良いけど!」
青葉「あの〜...私ここにいるの忘れてないですか...?」
提督「大丈夫だ。ちゃんと覚えてるぞ、青葉はさっさとレイアウト変えてこい。」
青葉「ふえぇ...扱い雑くなってる...青葉、ショックです...」
提督「わかったわかった、さっさと行ってこい。早くなおさないと来週の発行に間に合わないぞ」
青葉「あ!それはやばい!青葉、抜錨します!失礼しました〜!」
バタンッ!
提督「...さてと時間をかけさせてすまないな。じゃあ大淀、色々ここの事について説明しといてくれ」
大淀「了解しました。(青葉さんより影薄かった...)じゃあ衣笠さん、こちらへ」
衣笠「わかりました。提督!色々済んだらまた来るね!」
提督「おう、いつでもこい」
衣笠「失礼しましたー!」
・・・・・・・・
さて、今このSSを読んでる皆さんは「え?ホントに青葉のSS?」って思ってる方が多いでしょう。書いてる作者もそう思ってます。しかし次の章からは、ちゃんと青葉にフォーカスした話になっていきますよ!
...SSなのにこんな作者の語りみたいなのって書いて良いのかな...?
・・・・・・・・
[2章]
執筆中...
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