～執務室～

提督「うーん」

飛龍「提督どうしたの？顔が悪いよ?」

提督「飛龍、そこは【顔色が悪い】な」

飛龍「あははは！ごめんごめん。それでどうしたの？」

提督「実は学生時代からいってたカラオケ屋からフリータイムの無料券が６枚きてさ～」

飛龍「え、カラオケ!?提督提督私つれてってよ！」

提督「う～んじゃあうちの正規空母全員でいってこいよ。ちょうど6枚だろ？」

飛龍「なにいってんの！たぶ…提督もいくんだよ！」

提督「じゃあいくか。空母飛龍！」

飛龍「はっ！」

提督「明日の10:00に正門前集合とつたえるんだ！」

飛龍「了解いたしました！」

～翌日 正門前10:00～

提督「全員揃ったかな？整列！」

空母s「ハッ！」ｻﾞｻﾞｯ

提督「点呼！」

赤城「1!」

加賀「2」

飛龍「さワァン！」

提督「はい、ばかにならない」

蒼龍「4!!」

翔鶴「5」

瑞鶴「ろぉくぅ!」

提督「はい、ばかにならない」

赤城「正規空母6名参りました！」

提督「ご苦労 というかいつものあれどうにかならないのか…」

赤城「あはは…(苦笑い)」

提督「まぁいいや じゃあ全員車にのって出発!」ﾌﾞﾛﾛﾛﾛ

～カラオケ屋～

店員「しゃ～せ～」

提督「フリータイム7人で」

店員「会員証おねがいしゃ～す」

提督「ほい 機種はJoyで」

店員「うぃ～す 飲み物はアイスとホットのどちらで？」

提督「お前らどうする？」

飛龍「私はアイスで！」

蒼龍「私もアイスで！」

瑞鶴「私もアイスにしようかな翔鶴姉ぇは？」

翔鶴「じゃあ、私はホットでお願いでしようかしら」

赤城「そうですねぇ～ホットでお願いします」

加賀「私はアイスで」

提督「じゃあアイス5のホット2で」

店員「うぃ～す では8番のお部屋です。ごゆっくりど～ぞ」

提督「ドリンクはもったな？さぁルームにいくぞ」

飛龍瑞鶴「おー！」

蒼龍「ひろーい！」

提督「パーティールームかやったぜ！」

瑞鶴「翔鶴姉ぇ!さっそく歌おうよ！」

翔鶴「瑞鶴おちついて 私はあとでもかまわないわ」

提督「じゃあ瑞鶴うたっちゃえYO!」

赤城「…いえここは提督に歌っていただきましょう！」

提督「ダニィ!?」

加賀「それでかまわないわ」

蒼龍「提督の歌かぁ～」ﾆﾔﾆﾔ

瑞鶴「そうだねぇ～」ﾆﾔﾆﾔ

提督「ぐっ…俺の酷い歌が最初とは」

赤城「見てください加賀さん！」

加賀「なんですか赤城さん？」

赤城「これを！」ﾎﾟｽﾀｰﾕﾋﾞｻｼｰ

加賀「ふむふむ…これは!?」

赤城「採点で95点以上だと唐揚げ超スペシャルセットをプレゼントですよ！」

加賀「やりましょう」

赤城「提督、全国オンライン採点をお願いします！」

提督「ん、了解」ﾋﾟｯﾋﾟ

提督「じゃあこれでいくか」ﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

TAKE ME HIGHER/V6

静かに朝焼けが 大地をつつんでく

いつもと 変わらぬ夜明け…

遥かに続いてく 繰り返しの中で

僕らは 瞬間(いま)を生きてる

見えない今日の風に

立ち向かってゆく

いつまでも守りたい

その微笑みを…

Wanna take you, baby,take me higher

愛を抱きしめて いま

Gonna TIGA! Take me,take me higher

勇気抱きしめて 強く

Wanna take you, baby,take me higher

きっと辿り着けるさ

Gonna TIGA! Take me,take me higher

熱い鼓動を信じて……

提督「ふぅ～」

翔鶴「提督、お飲み物です」

提督「サンキュ翔鶴」ｺﾞｸｺﾞｸ

翔鶴「提督はお上手なのですね」

提督「いやいやそんなことないさ おっ！点数が出るぞ」

加賀「唐揚げ…」ｼﾞｭﾙﾘ

採点「91.78点…まぁそうなるな」

提督「ダメダァ とどかなかった」

赤城「一航戦赤城、歌います！」

飛龍「よっ日本一！」

加賀「飛龍それは違うわ 赤城さんは世界一よ」ﾄﾞﾔｧ

提督「お、おう…」

赤城「よっ…と」ﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

九州炭鉱節/福岡県民謡

月が出た出た 月が出た～

加賀「ヨイヨイ」

三池炭坑 の上にでた～

あんま～り煙突が 高いので

さぞや お月さん 煙たかろ

サノヨイヨイ

…………

提督「赤城結構渋い選曲だったな」

赤城「ええ、最初に見つけた曲がこれだったんです」

加賀「赤城さんとてもいい歌声でした」b

赤城「さぁ、私たちに唐揚げを！」

採点「この曲は採点できません」

加賀「なっ!?」

赤城「」

加賀「(機械に対して)頭にきました」

赤城「加賀さん…あとはお願いね…」ﾄﾞｻｯ

加賀「任されました。必ずや唐揚げをてにいれます」

提督「加賀はどんな歌歌うのか結構興味あるなぁ」

加賀「一航戦加賀、歌います」ﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

♪～～

提督「こ、このイントロは!」

飛龍「まさか？」

瑞鶴「まさか!」

仮面ライダーBLACK/倉田てつを

時を越えろ 空を駆けろ この星のため～

君は見たか愛が 真っ紅に燃えるのを

暗い闇の底で 危険な罠が待つ

信じるやつが正義(ジャスティス)

真実の王者

夢を見続けることが 俺のファンタジー

生きることが好きさ 蒼く浮かぶ宇宙(コスモ)

時を越えろ 空を駆けろ この星のため～

熱く燃やせ！ 涙流せ！ 明日という日に

仮面ライダーBLACK

仮面ライダーBLACK

……

提督「以外だな…加賀が仮面ライダーを歌うとは」

蒼龍「加賀さん毎週日曜8時からテレビにかじりついてるもんね～」

瑞鶴「仮面ライダーなんてお子ちゃまね！」

加賀「やはり五航戦はその程度ね 平成ライダーのコンセプトは"親子で見れる"なのよ」

提督「瑞鶴……平成ライダーとくにクウガはな…うん トラウマうえつけるぞ 主に子供に…」

加賀「話の内容も大人むけに近いのよ これだから五航戦は」

瑞鶴「なんですってぇー！」

提督「おっ！点数でるぞ」

採点「95.02点…ふっ胸が熱いな」

加賀「やりました」ﾋﾟｰｽ

提督「っとと」ﾊﾟｼｬ

提督「ほれ、これをフロントの人に見せてきな 唐揚げもらえるよ」

加賀「やりました」ｽﾀｽﾀ

飛龍「よし！わたしが ﾄﾞｶﾞｰﾝ え、え、なに？なんの音？」

提督「こりゃとなりだな…まぁきにすんな」

ﾍﾊﾊ! ｷｻﾏｶﾞﾏｹﾙｲｼｦﾐｾﾅｹﾚﾊﾞ ｵﾚﾊｶﾗｱｹﾞｦﾀﾍﾞﾂｸｽﾀﾞｹﾀﾞｧ!

ﾔﾒﾛ!ﾌﾞﾛﾘｰ!ｸﾞﾊｧｯ!!!

ﾃﾞﾃﾞｰﾝ!

ﾓｳﾀﾞﾒﾀﾞ ｵｼﾏｲﾀﾞｧ ﾌｧｧｯ!?

ｼｮｾﾝ ｸｽﾞﾊｸｽﾞﾅﾉﾀﾞ

ﾌﾞﾛﾘｰ ｲｯﾀｲﾄﾞｳｼﾀﾄ ｲｳﾝﾀﾞ

瑞鶴「あわわわわ…」ｶﾞｸｶﾞｸ

提督「……聞かなかったことにしよう 飛龍次だぞ」

飛龍「…はっ!?わ、わかったよ」

飛龍「じゃあこれをっと」ﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

♪～～

提督「なんでこの状況でこの選曲!?」

CHA-LA HEAD-CHA-LA/影山ヒロノブ

光る 雲を突き抜け Fly Away

蒼龍「Fly Away!」

からだじゅうに

広がるパノラマ

顔を 蹴られた地球が怒って

瑞鶴「怒って～」

火山を爆発させる

溶けた北極の中に

恐竜がいたら

玉乗り仕込みたいね

CHA-LA HEAD-CHA-LA

何が起きても気分は

ヘのヘのカッパ

CHA-LA HEAD-CHA-LA

胸がパチパチするほど

騒ぐ元気玉…Sparking!

……

提督「……」

赤城「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

加賀「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

翔鶴「……」

飛龍「え、え？なにこの空気!?」ｱﾀﾌﾀ

提督「うまっ！」

飛龍「え？」

提督「飛龍ってこんな歌うまいの？ちょっと驚いたよ」

瑞鶴「とくにあの ｽﾊﾟｰｷﾝｸﾞ!のところが凄かった！」

飛龍「えへへ～照れるよ～」

採点「92.43点……上々ね!」

飛龍「う～ん加賀さんには届かなかったかぁ～」

提督「点数は届いてなかったけど結構よかったぞ」

蒼龍「さぁ～次は私の番だね！」

蒼龍「う～んどうしようかなぁ」

提督「ちょっとお手洗いいってくるわ」ｶﾞﾁｬ

飛龍「ほ～い」

～男子トイレ～

提督「ふぅ～」ﾁｮﾛﾁｮﾛﾁｮﾛﾁｮﾛ

??「いいのかこんなところにホイホイついてきて？」

???「いいんです俺……俺は！」

??「わかったさぁ始めようじゃないか」

???「アッー！」

提督「」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

～ルーム～

翔鶴「提督お戻りに…どうなさったんですかそんな震えて!?」

提督「な、なんでもない…」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

翔鶴「ですが!」

提督「翔鶴…世の中には知らない方がいいこともあるんだ…」

提督「(さすがにトイレでホモ○○○○をしているやつらがいたとは言えん……)」

翔鶴「提督…」

加賀「大丈夫よ提督は私が守るわ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

提督「お、おうサンキュな加賀!」ﾆｺｯ

蒼龍「これだ！」ﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

RIVER/AKB48

AKB～! 48!

前へ進め!

飛龍「Got it!」

立ち止まるな！

提督「Got it!」

目指すは陽が昇る場所

希望の道を歩け!

行く手 阻む River! River! River!

橫たわる　River!

運命の　River! River! River!

試される　River!

迷いは捨てるんだ!

根性を見せろよ!

ためらうな! 今すぐ

1歩　踏み出せよ!　Believe yourself!

前へ前へ! まっすぐ進め!

川を渡れ!! Ho! Ho! Ho! Ho!

いつだって夢は 遠くに見える

届かないくらい距離感じる

足下の石を ひとつ拾って

がむしゃらになって 投げてみろ!

君の目の前に 川が流れる

広く　大きな川だ

暗く深くても 流れ速くても

怯えなくていい 離れていても

そうだ　向こう岸はある

もっと　自分を信じろよ

闇の中を ひたすら泳げ!

振り返るな! Ho! Ho! Ho! Ho!

………

蒼龍「飛龍！どうだった？凄かったでしょ！」

飛龍「うん 普通によかったと思うよ」

採点「72.72点…くっ……」

蒼龍「嘘ぉぉ!なんで私こんな低いの!」

飛龍「まぁまぁ蒼龍落ちついて」ﾄﾞｳﾄﾞｳ

蒼龍「うわぁぁぁん！」

提督「次翔鶴の番だな。ほれこっから選びな」ﾃﾞﾝﾓｸｻｼﾀﾞｼｰ

翔鶴「ありがとうございます。どれにしましょうか」

瑞鶴「翔鶴姉ぇは上手だからな～」

提督「へぇ～期待度高まるな!」

翔鶴「これにしようかしら」ﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

赤いスイートピー/松田聖子

春色の汽車に乗って

海に連れて行ってよ

煙草の匂いのシャツに

そっと寄りそうから

何故 知りあった日から

半年過ぎても

あなたって手も握らない

I will follow you あなたに

ついてゆきたい

I will follow youちょっぴり

気が弱いけど

素敵な人だから

心の岸辺に咲いた 赤いスイートピー

………

翔鶴「提督、いかがだったでしょうか？」

提督「選曲も翔鶴の雰囲気によくあってたし、なにより瑞鶴がいってた通りかなり巧いから聞き惚れちゃったよ」

翔鶴「そんな聞き惚れるだなんて」ﾃﾚﾃﾚ

採点「96.59点……チョーイイネ サイコー!」

瑞鶴「さすが翔鶴姉ぇ！加賀さんを越えたわ！」

加賀「……」

瑞鶴「さて次は私の番ね！大丈夫よ瑞鶴にはカラオケの女神がついてるんだから!」

提督「(カラオケの女神って何だろう)」

翔鶴「(気にしたら負けです)」

提督「(コイツ直接脳内に！)」

瑞鶴「私が歌うのはこれよ！」ﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

♪～～～

提督「!?」

赤城「!?」

加賀「!?」

飛龍「!?」

蒼龍「!?」

ニホンノミカタ/矢島美容室

wow wow wow wow…

遠くから 来ています

NEVADAから 来ています

パスポートちゃんとあります

すこしならYENも持ててます

お寿司が回って驚きました

みんなシンセツ聞いてます

カミナリマンは近いですか?

言葉が通じず睨まれました

だけど…

MI・KA・TA

サムライはどちらで会えますか?

MI・KA・TA

大和撫子十七変化

この国にユメが

あるのですね?

PAO! PAO! PAO! PAO!

PAO! PAO! PAO! PAO!

♪～～～

瑞鶴「ふぅ、提督さんどうだった？」

提督「瑞鶴お前ってやつは…最高だぜ！」b

翔鶴「瑞鶴よかったわよ」

瑞鶴「翔鶴姉ぇ～」ﾃﾚﾃﾚ

採点「93.87点……やったぁ！やりました！私うれしい！」

提督「じゃあつぎまわしていこうか」

その後も空母達と提督のカラオケは続いた

翔鶴の点数を越えるものはでなかったが皆和気あいあいとしていた

～執務室～

提督「ふぅ～歌った歌った」

ｺﾝｺﾝ

ｶｶﾞﾃﾞｽ ﾊｲｯﾃﾓﾖﾛｼｲﾃﾞｼｮｳｶ?

提督「いいよ～」

加賀「失礼します」ｶﾞﾁｬ

提督「どったん？」

加賀「今日はありがとうございました。とても有意義な時間がすごせました」

提督「そっか、加賀が喜んでくれたなら俺もうれしいよ」

加賀「て、提督。その…あの…」

提督「ん?」

加賀「また、連れていってくださいますか？」ｳﾜﾒｽﾞｶｲ

提督「あぁ、またいこうぜ！」ﾆｶｯ

加賀「そう…」ｶﾞﾁｬ

提督「加賀は綺麗だな…いつか渡さないとなこの指輪」

end

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