提督「さーて、ひっっっっっっっさびさに頑張るかぁ！」

大井「一年以上休んで"久々"ね。」ｼﾞﾄ

提督「うっ……忙しかったんだよ……」

大井「はぁ……ところで、その書類は？」

提督「ん？演習の提案書。うちってそこそこ強い鎮守府じゃん？だから結構来るんだよ。」ﾍﾟﾗ

大井「へぇ……」

提督「………」ﾍﾟﾗ

提督「…………？」ﾍﾟﾗ

提督「えっ、なにそれ。」

大井「どうかしました？」

提督「なぁ大井、球磨に改二ってないはずだよな？」

大井「……………………」

提督「え！？改二があるのは北上とお前に木曾と多摩だけだよな！？なぁ！？」

大井「…まぁ、一年以上も休んでいればそうなりますよね……」

提督「うっそだろ……もう球磨だけ改二が実装しないってネタに出来ねぇじゃねぇか……」

大井「また球磨姉さんに怒られますよ」

提督「いや…にしてもめでたいな……」ﾍﾟﾗ

提督「………………」

提督「………なぁ、大井……俺の見間違えでなければここに"松"の名前があるんだが」

大井「はぁ……ありますね。」

提督「まじかよ！？いつ、いつなんだよ！？もう長らく海から離れてたせいでわかんねぇよ！うっそだろ？松！？まじかよ……」

提督「俺の事知らない人からしたら俺が何で騒いでるかわからなそうだな………」

大井「というか一年ちょいでもう相当世代交代したんじゃない？」

提督「確かになぁ……」ﾍﾟﾗ

提督「もう驚かないぞ。赤城改二に加賀改二…護か。あと金剛改二丙な……うん………」

提督「これがジェネレーションギャップか」

大井「まだ若いのになにいってるんですかあなた。」

提督「今支給端末で大本営が開発成功した艦のカタログ着けたけどやばいな。」

提督「兵装実験軽巡洋艦に？J・Cバトラー級？陽字号……うわめっちゃ増えてるなこれ。」

大井「提督が療養している間に時間は光陰のように過ぎていったんですよ。」

提督「ようやく実感してきたわ……」

ガチャっ

響「失礼するよ。……ん、司令官。久しぶりだね、体はもう大丈夫なのかい？」

提督「おぉ響、久しぶり。大丈夫だよ。」

響「そういえば、どうして療養に？」

提督「簡単に言えば、大本営がカレーやらカワウソににた謎の存在を謎プッシュし始めたせいで前線で戦っている俺たちの支援が少なくなってきて過労で倒れた。」

響「ボクカワウソ…だったかな？あれなんなんだろうね。」

提督「知らん。俺は嫌いだ。というかあんなものを本土で流行らせる暇があるなら強力な装備の開発に着手してほしいものだよ…」

大井「そうですかね？私は可愛いと思いますけど。」

提督「…にしてもなぁ……ジェネレーションギャップ……やべぇなこれ。」

響「じぇねれーしょんぎゃっぷ？」

大井「提督が療養している間にたくさんの艦娘の強化改装ができるようになったでしょう？それよ」

提督「くそ…これ俺も積極的に海外と交流したり建造回さないと追い付けねぇぞ……？」

大井「だからといって大和狙いで資材全投入はやめてくださいね？」

提督「善処する。」

ｺﾝｺﾝｯ

提督「なんだ？」

「戦艦 霧島です。入ってもよろしいでしょうか？」

提督「おう、入れ入れ。」

霧島「失礼します。提督が戻ったときいたので、護衛に。」

大井「誰から……？」

提督「…………あぁ……あいつか……」

バターーーン！

金剛「HEEEEEEEEEEY！！テイトクーゥ！貴方の金剛デーーーーース！」

提督「霧島」

霧島「御意に。」

金剛「ゲェーーーー！霧島！先回りを！？ふっ、ですが甘いデース！私は今日一分間で600発の鉄甲弾を発射可能、30mmの鉄板を貫通できる重機関h

霧島「OHHHHHHHHHHHHNESAMAAAAAAAAAHHHHHH！！！！」ﾎﾞｺﾞｫ

金剛「NOOOOOOOOOOOOO！！！！！！！」ﾄﾞﾊﾞｧｧｰｰﾝ

霧島「それでは失礼します。"これ"を片付けなくてはなりませんので。」

提督「お、おう……」

大井「このノリも懐かしいですね………」

提督「……まぁともかく、だ。まずはこいつらと演習をしてやつらの性能を見極める！」

提督「俺たちの戦いはまだ始まったばかりだ！」

大井「それ、打ちきりのやつです」