これはとあるピンク色で丸い少年と清潔な仮面の戦士が借金返済のため、「木組みの家と石畳の街」へ働きに行く物語である。

～カービィの家～

メタナイト「借金しちゃった、カービィ助けて。」

カービィ「帰れ。」

メタナイト「ちょっと待て、それが第一声かよ！？」

カービィ「理由も無いのに急に尋ねてきて借金しちゃった助けてってどういう事だよ。」

メタナイト「それを言うと複雑なんだが。」

カービィ「何だ？」

メタナイト「実はな……」

～2時間前～

メタナイト「おーい、アックス～。冷蔵庫のパフェ無いから何処かへ買い出し行ってくれ～」

アックスナイト「それぐらい自分で買ってきてくださいよ……。というか何やってんダスか？」

メタナイト「え？ああ、これ？ネトゲ」

アックスナイト「またダスか…。良くそんなに飽きませんね……。」

メタナイト「いや～それ程でも～///」

アックスナイト「褒めてないから。それよりもメタナイト様、いい加減お金返さないとまずいダスよ？」

メタナイト「え？お金？借りたっけ？」

アックスナイト「忘れたダスか！？メタナイト様が今年に入ってからギャンブルとネトゲにはまり出して生活費のお金を勝手に使って、すっかり無くなったんダスよ！」

アックスナイト「我々が止めようとしても全く止めないし！挙句に何呑気にネトゲやってんダスか！」

メタナイト「でも何回かはギャンブルに勝っただろ？」

アックスナイト「それは５０回中の７回だけでダスよ！損してるダス！！」

メタナイト「いや、ギャンブルに負けた時はほぼ調子悪かったから……。だが今回は調子いいぞ！だからお金頂戴！後、パフェの買うお金も。」

アックスナイト「ダメダス！今日は借金取りが来るんダス！逆にメタナイト様がお金を用意してください！」

メタナイト「おいおい、借金取りなんて我々の住んでるプププランドには…」

ドガッ！！（ドアがぶち破る音）

メタナイト「え……？」

アックスナイト「あ……」

借金取り「ちょいと邪魔するでぇ！」