提督「え⁉︎昇格で俺が提督に?」少将「うむ」
とある提督が着任した鎮守府のお話…。
提督「え⁉︎昇格して俺が提督に?」
少将「うむ」
提督「…それまたなんでですか?」
少将「なんでって…そりゃこの前の件でだろう…」
提督「この前って……」
少将「君がこの前まで務めていた鎮守府の提督の数多の不祥事の告発、虐げられていた艦娘達の救済、裏取引の証拠提出、…昇格材料としては十分だと思うが…」
提督「いや、それでいきなりそんなに昇格するもんなんですか?」
少将「まあ…するもんなんだろう、実際に君はしたんだから」
提督「いやでも、急に提督になれと言われても困ります!第一、少将も存じてると思いますが、俺には一緒に暮らしている家族が…」
少将「ハハハ!安心しろ、ご家族には私が話しておく。というわけで…憲兵s!」
憲兵1「およびで?…」シュタッ
憲兵2「参る」シュタッ
憲兵3「ウホッ」シュタッ
憲兵4「ムッキムキ」ムキッ
少将「そこの提督を海崎鎮守府まで」
憲兵s「「ok 」」
提督「えちょま」ガシッ
少将「行ってらっしゃーいw」
提督「いやぁぁぁぁぁ!!!」ズルズルズルズル
ドア<バタン
少将「……ふぅー…」
少将「やれやれ、岩崎くん。君は”自分の責任”というものを知らんようだね…」ペラ…
[ーーーーーーーーーーーーー]
[ ]
[異動願書 ]
[ ]
[異動希望所:海崎鎮守府 ]
[ ]
[〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜]
少将「はぁ〜…」溜息
少将「“責任”をとらずに逃げることは一番いかんぞ」
その後、提督はガタイのいい憲兵4名に輸送車に乗せられ、都心を抜け、しばらく揺られること、
数時間後…
提督「……」ボー
海崎鎮守府の門<「やぁ。」
提督「…え…えっと…ドッキリっていうオチは…」
憲兵1「無い」キッパリ
提督「」デスヨネー
提督「いやぁ…その、俺だと実力不足な気がしますけどね…提督業なんて、俺には荷が重すぎますよ…」ハハハ…
憲兵1「実力は十分」
提督「いやいやいや!俺まだ今年で21だよ⁉︎」
憲兵1「提督に年齢は関係無い」
提督「まず俺中卒だよ⁉︎高校すら卒業してないんだよ⁉︎」
憲兵1「提督に学歴は関係無い」
提督「いやあると思うけど…というか、まだ海軍に入ってから5、6年くらいだよ⁉︎」
憲兵1「それくらい入ってたら十分」
提督(しまったこれは言わない方が良かった…)
憲兵1「つべこべ言わずに中入れ」
提督「わわわかりましたよ…」
提督(クソが…)
〜執務室〜
憲兵1「ここが執務室だ」
提督「うへぇ…」
憲兵1「これからはここが貴官の仕事場になる」
執務室の机の上には卓上名札が置いてあり、そこには「岩崎 泰介」と書かれている。ちなみにこれは俺の本名だ。
提督「…本当に俺、ここの提督になるんだな…」
憲兵1「さっきから何回も言ってるだろう」
提督「いやでも、本当に俺が提督になっても大丈夫なの?」
憲兵1「と言うと?」
提督「提督という立場って、海軍にいる殆どの人間、特に男性が目指している立場だよ?そんなお偉い立場に俺みたいな人間がいたらダメでしょ?」
提督「俺は学歴は無い、特筆すべき能力も実力もない、歳も他の提督の皆様と比べて若い、」
憲兵1「……」
提督(お?)
提督「そして、決定的なのが、俺は妖精が見えない!」ドヤァ
憲兵1「……」
提督「俺がいかに提督に相応しく無いかわかっただろう…?というわけで」
憲兵1「…はぁ…」
パラパパパパパパパ!
提督「⁉︎」ビクッ
提督(って電話か。誰からだろ?)<パッパラパッパラパッパパパパパパ
提督「はいもしもしー?」
電話『やあやあ岩崎くん。私だ。少将だ』
提督「少将⁉︎」
電話『海崎鎮守府の執務室はどうだね?これで君も晴れて提督だ。やったね!』
提督(うわぁ聞きたく無い声と共に聞きたく無いセリフが流れてきた。切ろう)っ
電話『あ、ちょっと待て、切るな、切らないで!』
提督「えーもうなんなんですか…というか、なんで俺の携帯番号知ってるんですか?」←(数日前に変えたばかり)
電話『細かいところは気にせん気にせん』
提督(いや細かくねぇよ!)
電話『そんなことより、君の艦娘にはあったか?』
提督「え?俺の艦娘?」
電話『その様子だと、まだみたいだな』
提督「いや…ちょっと何言ってるかわからないれすです」
電話『そうか、まあ、そのうちわかる』
提督「…?」
電話『さて、本題に入ろう』
提督「本題?」
電話『まず、本来なら今の君が提督業に就くことはありえないことなんだが、君には異例中の異例が発生したとでも言っておこうか』
提督「へぇ…」
電話『まあそれらのほとんどは今ここで話すような内容じゃ無いからまた今度話すとして、今話すべきなのは君の初期艦となる艦娘について』
提督「いやその前に俺やっぱり提督向いt『本来なら初期艦と言って五人の駆逐艦の中から一人を選んでもらうんだが…』」
提督「いやだから、俺向いt『その必要は無くなった』」
提督「…はぁ…なんで?」←諦めた
ドア<ガチャ
<スタ、スタ、スタ、
憲兵1「、」ソソ…
提督「、…ん!?」
電話『お?ちょうどいい』
透き通った水色の髪をした少女が、こちらに歩いてくる。そんな少女に、俺は見覚えがあった。その少女は、
?「久しぶり。そして、これからよろしく。司令官」
電話『暁型駆逐艦、二番艦の響だ』
提督「ええええーーーー⁉︎⁉︎⁉︎」
もう会うことなんてないと思っていた人だった。
提督「えっと…なんで響さんがここに…」
電話『君が提督になると聞くとすぐ異動願書を書いてくれたぞ』
提督「いやなるって言ってない…」
電話『君が言わなくとも私が言う』
提督「はぁ⁉︎」
提督(テメーー⁉︎何言ってくれてんだ⁉︎)
電話『そういうわけで、海軍内でも正式に君は彼女の“司令官”となってるから、これから頑張りたまえ』
提督「いや俺が承諾してない」
響「…岩崎司令官は…」
提督「ん?」
響「響の司令官になりたくないの…?」
提督「っ…」
響「響が部下じゃ、嫌…?」
提督「……」
電話『……』
憲兵1「……」
響「……」
執務室に、数秒間の重い沈黙が走る…。
提督「…はぁ……分かりました。分かりましたよ少将、やります、やってやります」
電話『…ハハ、そうか』
提督(あんなことをこんな可愛い子に言われたら、断れるわけないだろ…)
電話『まあ、そういうわけで、これからは提督業に励むように』
提督「……」
電話『…では、後はそこにいる憲兵が教えてくれるから、私はこれで』
提督「はい…」
電話『貴官の奮闘を祈る』
プー、プー、プー、
提督「…二度とかけてくんじゃねぇ…」
憲兵1「…鎮守府設備の案内をする」
その後、憲兵1と共に工廠、入渠ドック、倉庫、出撃用ドック、艦娘寮、食堂の順で鎮守府内を回った。何故か響もついてきた。
工廠に着いたときに聞いたのだが、本部から着任祝いかなんかで部下が二人、送られてくるらしい。嘘だと言ってくれ…orz
〜再び執務室〜
提督「あー…」
鎮守府施設多すぎ…というか階段多すぎ…。
憲兵1「岩崎提督、貴官運動不足では?」
提督「そりゃ目立たないところで書類整理とかをしているような人間だからな…俺…」
憲兵1「一応、一通り鎮守府内を説明して回ったが、まだわからないところはあるか?」
提督「特に…」
憲兵1「そうか。では、私はこれで…」
提督「お疲れ様でした…」
憲兵1「また用などがあれば、ここに来る。あと、その目で見たから分かってると思うが…」
提督「分かってますよ…」
響「む…司令官がそんなことするわけない…」
憲兵1「そうだな。では、貴官の健闘を祈る」ビシッ(敬礼)
提督「…」敬礼
響「…」敬礼
憲兵1「よし、じゃあお前ら、帰るぞ」
提督「ん?(お前ら?)」
憲兵2「御意」シュタ
提督「え⁉︎」
憲兵3「ウホッ」ゴトッ(床下から出てきた)
提督「は⁉︎」
憲兵4「ムッキムキ」(執務室の机の下から出てきた)
提督「……」
憲兵1「ハハハ、気づかなかっただろ?俺たちはな、他の憲兵とは違って隠密行動には長けてるんだ」
提督「は…はぁ…」
その後、憲兵1とその愉快?な仲間たちは、海崎鎮守府を去っていった。
提督「はぁ…」グデ-
響「司令官、大丈夫?」
提督「大丈夫じゃない…」
提督(肉体的にも、精神的にも…)
響「…司令官、」
提督「すまん…響…今色々と疲れてしまってるようだ…申し訳ないけど、少し一人にさせてくれないか?」
響「…分かった…」
スタスタ
ガチャ、
響「……」
ガチャン(退室)
提督「……」
提督「っ」ギュ!(頬をつねる)
提督(……夢…じゃないか…)
提督(…ほんとに、ここの提督になってしまったんだな…俺…)
提督「……」
提督「ん?」
書類<チョコン
提督「……」ピラッ
提督「……」
提督(…これからは、あの子の上司になるのか…)
提督(……)
提督(ああクソ、人の上に立てるような人間じゃねぇのに…)
提督(…先が思いやられるなぁ…)ハァ~(溜息)
国道
輸送車<ブロロロロ…
憲兵1「…嘘だろ…」
憲兵2「拙者達だって信じられないでござる」
憲兵3「ホゥゥ…」肯定
憲兵1「勘違いじゃ…」
憲兵2「勘違いなんかじゃないでござる!」
憲兵2「あの目は、間違いなく拙者達3人を追い、」
憲兵2「ずっと…監視していたでござる…」
憲兵1「ぁ……」←言葉を失っている
憲兵2「……」
憲兵1「…少将殿…これを知ってて…」
憲兵4「ムッキマッスル!ムッキムキ!」
憲兵1「ああ、そうだな…少将殿にまずは報告だ…。その後、詳しく聞いてみよう」
輸送車<ブロロロロ…
その夜…
提督「……こんなもんか…」
あの後、俺はひとまず机の上にあった書類を終わらせた。
響「お疲れ様。コーヒーあるよ」っ
提督「お、…」ウケトリ
提督「……」ズズ…
昼前に前触れもなく急に呼び出されて昇進してここの提督になれと言われて、愉快な憲兵4人組に囲まれて、着任早々に部下ができて…
とにかく、今日は色々なことが起こりすぎた…。
響「どうかな?うまく入れられたかな?」
提督「ん。普通に美味しいよ。ありがとう」
響「ふふ、どういたしまして」
提督「……」
時計<チッチッチッ…
スマホ<ブー、ブー、(通知)
提督「ん?」
スマホ<19:02 【ニュース】〜〜
提督「7時…もうそんな時間か。そういえば、夕飯食ってないな」
提督(食堂に行けば食材はあるから、それで何か簡単なものでも作るか)
食堂
提督「こ…これは…」
食堂のテーブルの上に、二人分の焼き秋刀魚とご飯と味噌汁が置いてある。
出来立てなのか、まだ湯気が立っている。
提督「誰が…」
響「司令官、」
提督「ん?」
響「妖精さんが夕食作ってくれたみたい」
提督「え?妖精さんが?」
響「うん。今聞いた」
提督「そ、そうか。妖精さんが作ってくれたのか…」
提督(そうだよな。ここ鎮守府だから、お前らもいるよな…)
響「司令官?」
提督「ん?あ、すまん、ぼーっとしてた。さ、食べようか。冷めてしまう」
響「…?うん」
食事中…
提督(…あの後、書類作業をしながら色々考えた)
提督(響は俺に対する恩義でここに居るのは、昼間ので感じ取れた)
提督(だが、俺が思うに、響はあのクソ外道の鎮守府で、相当傷ついている。鎮守府でいるのはもちろん、海軍に居るのも、本心のところでは嫌なのかもしれない…)
提督(…響がここに居ることは、本当は正解じゃ無いのかもしれない…)
提督「…なあ、響…」
響「何?」
提督「お前は本当によかったのか?」
響「何が?」
提督「…今回の一件で、お前は艤装解体で、民間人になれる権利が与えられたんだよな?」
響「うん」
提督「そのまたとないチャンスを蹴ってまでして俺の下について良かったのか?」
提督「お前は他のみんなと同様に民間人になって、戦いとはほぼ無関係な世界で穏やかに暮らすことができたはず…」
提督「なのに、辛く苦しい記憶しかない戦場にまた身を置き、今後の戦争にその身を投じることになって…」
提督「もしかしたら、この先死んでしまうかもしれないのに……それで本当によかったのか?」
響「……」
提督「あ、勘違いしないでくれよ。俺は響が部下になるのが嫌という訳ではない」
提督「ただ、あの鎮守府での事で、お前の身も心もボロボロなのは俺も見ていたから知っている。もう一回考え直したらどうなんだ?今からならまだ、俺の進言で…」
響「良いんだよ」
提督「…え?」
響「…ふふ…心配してくれてありがとう。でも、良いんだよ」
響「私は、また戦場に立つのも、海底に沈むのも覚悟の上で、今ここにいる。だから、後悔なんてして無い」
提督「…そうか…」
響「…それに、私は死なない。私の異名、なんて言うか、知ってる?」
提督「異名?」
響「不死鳥だよ」
提督「不死鳥…」
響「司令官は私のことを守ってくれた、助けてくれた。だから、今度は私が、司令官を守る」
提督「…そうか…。ありがとう。改めて、これからよろしく」
響「うん」
提督「こんな感じだったな」
最上「ふ〜ん」
ある日の昼休み、最上が俺の着任した時のことについて、聞かせて欲しいと頼んできた。
提督「今ではこうして笑いながら話せるが、あの時はとにかく不安しかなかった」
最上「うんうん」
提督「着任してからこの一年半の間、俺はとにかく必死に頑張った…と思う」
最上「そこは自信持って言おうよ…」
提督「…失敗もあったが、どんな時でも響がそばに居て必死にフォローしてくれた。だから、響には本当に感謝しても仕切れない…」
最上「提督が響ちゃんに頭が上がらないのはそういうわけか…」
提督「…おっと…そろそろ出撃組が帰ってくる頃か…」
最上「もうそんな時間?」
提督「ああ。話してるうちに結構時間が経っていたようだな。出迎えに行くとするか」
最上「僕も行くよ」
ザッザッザッ…
??「……」
出撃ドック
ドア<ガチャ…
響「司令官…!」タタタ、
暁「ちょ!響!」
提督「うぉ⁉︎(ドサ)…響、おかえり」
響「ぇへ…ただいま…」ギュゥ
提督「他の皆もおかえり」
日向「うむ、第一艦隊、帰投した」ビシ
提督「ああ、ご苦労様」ビシ
最上「…よっと」ヒョコ
北上「いいねぇ〜」
提督「はは、…雷と赤城は?」
北上「雷はドックに…」
日向「赤城は食堂に行ったぞ」
提督「そうか。…いつも通りだな、アイツは」
響「ふふ…司令官…」
提督「どうした?」
響「私、今日もMVP取ったよ」
提督「おお、そうか、すごいな響は」ナデナデ
響「えへへ//〜♩」
北上(…いいなぁ…)
??「……」←物陰に隠れている
廊下
??「…ううむ…」
衣笠「あれ?青葉じゃん、」
??→青葉「ふゎ⁉︎……なんだ、衣笠か…」
衣笠「何よその反応…もしかして、まーたやましいことでもしてるんじゃ無いの?」
青葉「や、やましくはないよ…?」
衣笠「…怪しい…」
青葉「そ、そんな衣笠こそ何してるの?」
衣笠「私は昼食食べ終わって食堂から帰ってる途中よ」
青葉「へ、へぇ…そうなんだ、じゃあ青葉はこれで…」
衣笠「まちなさい」つガシ
青葉「グェ」
衣笠「何してるのか正直に言いなさい」
青葉「え…えーっと…」
響「やあ青葉、衣笠」ヒョコ
青葉・衣笠「「ふぇぁ⁉︎」」
衣笠「び、びっくりした〜、響ちゃんか…」
青葉「えーっと…どうしたの?」
響「ああ、君にこれを返そうと思って…」っ(粉状になった黒い何か)
青葉「⁉︎あ…うん…アリガトー…」(遠い目)
響「フ…」ニヤ
衣笠「青葉、なにそれ?」
青葉「あはは、なんだろうねー…」(白目)
響「次からはもっと自然にすることだね」
響「あと、もう少し気配を消す努力をしたらどう?あれだとバレバレだよ?」
青葉「ア…ハイ…イゴキヲツケマス…」
響「じゃ」
スタスタスタ…
青葉「……」
衣笠「あ…青葉…?」
青葉「…喉掻っ切られるかと思いました…」
衣笠「え?」
青葉「まさか返してくるとは…」
衣笠「…えっと…どう言うこと…?話が見えないんだけど…」
衣笠「と言うかまずその黒い…粉?それ何?」
青葉「…私が執務室に仕掛けた盗聴器の成れの果てです…」
衣笠「…は…?」
衣笠「あんた何やってんの⁉︎」
青葉「いやぁ…実は…」
18:00
金剛の部屋
??「みんな集まったデスカ?」
??「ええ!」
??「いつでも始められます!」
青葉「よし…」
青葉「というわけで!第一回!『司令官と響ちゃんの秘密を解明しよう!』報告会を始めます!」
衣笠「なにこれ」
金剛「何も知らない衣笠のために解説シマース!」
金剛「衣笠はテートクと響がvery very closeなことは知ってますヨネ?」
衣笠「まあ…うん…ここにいる子達なら誰でも知っていることね」
金剛「but!見ていておかしいと思いませンカ?」
金剛「いくら最初期からこの鎮守府を共に支え、ここまで引っ張ってきた仲とはイエ、響のテートクに対する距離感と理解度はいささか不自然デース」
衣笠「そ、そうかしら…?まあ確かに、近すぎるって思ったことはあるわね」
金剛「イエース!この鎮守府にテートクが着任してからまだ約一年半。にも関わらず響は長年付き添ってきた恋人のようにテートクに接しているデース!」
衣笠「でも一年半もあればそうなるのも別に不思議じゃないと思うのだけど…」
金剛「Nooo!ワタシには分かるデース!あれは一年半やそれくらいの付き合いで向けられる態度じゃないデース!」
衣笠「そういうものかしら…?」
金剛「トニカク!テートクと響の距離感はおかしな所がありマス!あの二人には必ず何かあるデース!その何かを解明するため、この集まりができたデース!」
衣笠「なるほどね、そしてその何かを解明するために青葉に盗聴器を仕掛けさせたのね」
金剛「イエース!」
衣笠「この集まりがどういうものなのかはわかったわ。それで、この集まりのメンバーは…」
暁「私達、響を除く暁型駆逐艦3人と、」
比叡「私と金剛お姉様と、あとは…」
最上「僕と青葉、そして、今は遠征中でいないけど吹雪ちゃんと時雨ちゃん、そして、現在進行形で入渠している加賀さんがいるね」
衣笠「え…加賀さんまでいるの…?なんで?」
青葉「私たちと同じく、提督と響ちゃんの間にある何かには加賀さんも気になるところがあるようです。本人が言っていました」
衣笠「なんだろう…意外…」
最上「ここに居る空母の中では最古参だからだろうね…」
中途半端で申し訳ございません。最近リアルが大変なもので…。
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