ゾグー1世、提督になる
ある日タクシーに轢かれたアルバニア王国国王、ゾグー1世。
そんな彼は目を覚ますと、艦これの世界に転生していた・・・
(初投稿です。クッソ拙い文章が見たい人はどうぞ)
[chapter1 プロローグ]
1936年 アルバニア王国 ゾグー1世宅
ゾグー「通商協定か・・・よし、結ぼうではないか。あとこの増税案も可決しよう。」
大臣「いいのですか?これ以上イタリアへの依存を高めると・・・」
ゾグー「イタリアとは建国以来極めて友好的な関係だ。危険思想のナチスとも敵対的だしな。
それに、もし我々に軍事侵攻しようもんなら、国際社会が黙っちゃいないだろう。あと君、これ以上言おうもんなら『事故』が起こるよ?」
大臣「・・・」
ゾグー「ふーう、今日も疲れたなあ。ちょっと外回り行ってくるね」この男はゾグー1世。独裁体制を敷く、アルバニア王国の国王だ。
ゾグー「おーいそこの君!タクシー呼んできて!」世話係「了解しました!」
ゾグー「俺っていい時代に生まれたよなー。世話係や側近が何でもしてくれるし、政治は自分の思いのままだし。」
数分後・・・
ゾグー「遅いな・・・どこで油を・・・え?」ゾグーが振り返ると、彼の眼にはブレーキを踏みきり忘れたタクシーが目の前に現れた。
皮肉にもそれは、彼が呼ばせたタクシーであった。
ゾグー「うわああああああ!」「陛下!大丈夫ですか!」ゾグー「ぐ・・・血が・・・」
この哀れな独裁者は、すでに助かりそうになかった。遺言を残したいが、その力もない。
狼狽する側近に、見ているだけで何もしない野次馬達。ゾグーが最期に見たのは、そんな光景だった。
[chapter1 プロローグ 完]
[chapter2 横須賀]
2136年 日本国 横須賀
ゾグー「あれ?ここはどこだ?確か俺って轢かれたあと、意識がなくなって・・・それにしてもここはずいぶん栄えているな。
周りを散策してみるか・・・」
ゾグー「未だに信じられない・・・ここは2136年の日本だって!?」
住民「その通りですが・・・どうかしました?」 ゾグー「俺は1936年から来たんだが・・・」
住民「頭がどうかしているのでは?」ゾグー「もういい!」
ゾグー「それにしても困ったな・・・レク(アルバニアの通貨)は使えないだろうし・・・お、何やらレンガ造りの大きい建物があるな。
役所かな?入ってみるとするか。」
憲兵「おい!そこで何をしている!ここは軍事施設だぞ!」
ゾグー「ちょ、お前ら何をする!俺はアルバニア国王だぞ!おい!家臣!」
提督「外が騒がしいと思ったら・・・誰だ?」
憲兵「はッ!自分を王と自称する輩を捕まえました。一応”ある”みたいですが・・・」
提督「ふーん・・・面白い。中に入れてやれ。」
憲兵「了解しました(確かに”ある”みたいだが・・・こんな阿呆の必要はあるのか?)」
提督「・・・それで、目が覚めたら横須賀にいたと?」ゾグー「如何にも。それにしても、ここはどこなんだ?」
提督「ここは日本国海上自衛隊管轄下の『鎮守府』だ。ここ近年、突如現れ始めた『深海棲艦』から海を守るための兵器
『艦娘』の運用及びその他を司っている。」
ゾグー「なるほど・・・ところでその『艦娘』というのはいったい何なのだ?」
提督「過去に存在した軍艦・・・ちょうど第二次世界大戦のあたりの軍艦の魂を少女に宿らせた存在だ」
ゾグー「(第二次世界大戦って何だ?)・・・少女である必要はあるのか?」提督「さあ・・・」
提督「次は・・・」ガチャ大淀「提督、鎮守府近海諸島への輸送部隊が襲撃を受けているようです」
提督「了解した。急ぎ救援部隊を向かわせる。ゾグーとやら、ついてこい。」 ゾグー「俺は呼び捨てか・・・」
出撃ドック
ゾグー「ほんとに少女しかいないじゃないか!
100歩譲ってブルカを着てないのはいいとして・・・というか学校も出てないような子供もいるぞ!?」
※ゾグーはイスラム教スンナ派。なおアルバニアではイスラム教徒だろうと豚肉も食べる模様
大淀「子供とは失礼ですね。あの子たちは立派な軍艦ですよ?」 ゾグー「だといいんだが・・・」
神通「輸送部隊救援艦隊、集合完了しました」 提督「よし。それでは出撃の許可を出す。随時出撃せよ。」
神通「神通、いきます!」深雪「ぃよーし!いっくぞーぉ!」綾波「綾波、出撃します!」朝潮「朝潮、出ます!」
白雪「ご一緒に頑張りましょう!」ザザザザザ・・・
ゾグー「それで、どこで指揮を執るんだ?」提督「今から案内する。」
鎮守府内 指令室
提督「このパネルから彼女たちの行動が見れる。指令はこの無線から出せるようになっている。」
ゾグー「大変結構!・・・おや、彼女らが何か言っているぞ。」
神通「敵艦隊発見!兵力は目測でイ級3,ロ級2の模様!」提督「了解した。単縦陣に移り、敵を殲滅してくれ。」
神通「了解しました!各艦は複縦陣から単縦陣に移行してください!」 全「全門斉射!」ドォォォォォォォン!
イ級2&ロ級1「ガアアアアア!」沈没 朝潮「少し残りましたね・・・これで終わりです!」ドーン!綾波「よく狙って・・・てー!」ドーン!
イ級1&ロ級1「アアアアアアアアア!」 深雪「ちょっと!深雪さまの手柄は~!?」
ゾグー「・・・恐れ入った。まさかここまで強いとは・・・しかし、なぜお前はこんなに機密になりそうな情報を教えたがる?」
提督「それは・・・貴様に提督の素質が”ある”からだ。最も憲兵は疑ってたがな・・・」
ゾグー「まあ、行く当てもなかったしな。仕方ない、いっちょやりますか!」
提督「感謝する。1か月後に着任先が決まることになったから、よろしく頼む。」
[chapter2 完 ]
[chapter3 ゾグー1世、提督になる ]
一か月後・・・
ゾグー「ここが今日から着任する鎮守府か・・・」
吹雪「あなたが今日から着任する提督ですね!よろしくお願いします!」
ゾグー「よろしく頼む。まずは大本営から渡されている資材で建造を行うとするか」
建造妖精「資材の比率は?」 ゾグー「あまり多く渡されているわけでもないし、全部30でいいぞ。」
建造妖精「了解。」
建造時間:00:18:00 ゾグー「18分・・・睦月型辺りか?」
18分後・・・
睦月「睦月です。張り切ってまいりましょー!」
ゾグー「これからよろしくな。それでは仲間も増えたことだし、鎮守府近海に出撃と行くか。」
吹雪「はい!準備完了です!」睦月「いざ参りますよー!」ザザザザザ・・・
数分後・・・ 吹雪「こちら吹雪、敵艦隊発見!敵はイ級一隻のみです!」
ゾグー「よし。それでは単縦陣n」睦月「てぇぇぇい!」バーン!
イ級「・・・」サッ miss!
ゾグー「おい!命令を最後まで聞け!しかも避けられてるし・・・」
イ級「・・!」バーン! 睦月「ふあっ!?」小破 吹雪「睦月ちゃん!」
ゾグー「いわんこっちゃない・・・吹雪、頼んだ」吹雪「了解しました!撃ち方始め!」バーン!
イ級「ガアアアアア!」ドガーン 吹雪「やりました!司令官のおかげです!」
ゾグー「よし!そのまま進んでくれ!」
鎮守府正面海域 深部
吹雪「敵艦隊発見しました!敵はホ級1、イ級2です!」
ゾグー「了解!数では劣っているが頼んだぞ!」
全「全問斉射!」ドゴォォォオォン! ホ級「ギイイイ!」ドガーン
イ級a&b「・・・!」ドン!ドン!
ゾグー「おい!敵の砲撃が・・・」吹雪「え?きゃあっ!」中破
睦月「吹雪ちゃんをよくも~!」バーン! イ級a「グウウウウウ!」ドガーン
睦月「主砲も魚雷もあるんだよ!」バシュッ!・・・・ドガーン!イ級b「ガアアア!」
吹雪「睦月ちゃんありがとう!あ、敵艦隊殲滅しました!」ゾグー「よくやった!諸君らの活躍に感謝する!各自帰投せよ。」
吹雪「艦隊帰投しましたー!」睦月「お疲れさま~!」
長月「睦月方八番艦、長月だ。駆逐艦と侮るなよ。役に立つはずだ。」ゾグー「長月か。よろしく頼む!
あとは入居ドックへ行ってくれ。」吹雪&睦月「了解!」
ゾグー「あと、君たちが出撃している間に建造をもう一つ進めていた。そろそろ完成するはずだが・・・」
由良「提督さん!探しましたよ!長良型軽巡洋艦四番艦の由良です!」
ゾグー「おお、由良か。うちでは最初の軽巡だな。これからよろしく。それでは入居と補給が終わり次第・・・」
サイレン〔ウウウウウウウウウウウ!]
ゾグー「何!?空襲か!?取り敢えず長月と由良は迎撃、妖精さんも対空砲の配置についてくれ!吹雪と睦月はさっさとバケツを
被って来い!」全艦娘「了解!」
ゾグー「戦力はヌ級2、オ級1。護衛にヘ級1、イ級3か・・・規模が小さいうちに叩いちまおうって魂胆か、上等だ!」
由良「敵ヌ級飛行隊、確認しました。迎撃します!」バババババババ深海棲艦爆5分の3撃墜
長月「敵が多すぎないか!?・・・」バババババ深海棲艦爆5分の2撃墜
ゾグー「ヌ級の攻撃は終わりか・・・幸いにも施設を狙っているから艦娘の損害は軽微だが・・・」
ヲ級「・・・」深海棲艦爆&深海棲艦攻
長月「ついに艦攻まで飛ばしたぞ!」由良「落ち着いて迎撃を・・・きゃっ!」大破
ゾグー「由良!大丈夫か!?いったん退避しろ!
(睦月と吹雪は補給が終わってない・・・長月に頑張ってもらうか?いや、それとも・・・)」
ゾグー「長月!少しの間踏ん張ってくれ!」ダッダッダッ
長月「提督!?どこに行くんだ!?」
由良「・・・提督を信じましょう!」
工廠
ゾグー「おい!妖精!いるか?建造を依頼したいんだが!」
建造妖精「急に呼びやがって!今どういう状況か分かってんのか!?」
ゾグー「資材の配分は最小で、高速建造材を使ってくれ」
建造妖精「話聞けや!・・・まあいい、了解した!」ボォォォォォ・・・
北上「アタシは軽巡、北かm」
ゾグー「よし!さっそく迎撃についてくれ!」
北上「え?え?」
建造妖精「こりゃひでぇ。それじゃ北上、頑張れよ」
長月「くっ・・・そろそろ厳しいぞ!」
睦月「長月ちゃん!助けに来たよ!」
吹雪「私がやっつけちゃうんだから!」
北上「た、助けに来たよ~(艤装ってどう動かすの・・・?)」
バババババババ敵航空隊ほぼ全滅
ヲ級「・・・チッ」ザザザザザ・・・
ゾグー「よし!敵が逃げていったぞ!それにしても強かったな・・・」
[chapter3 完]
[chapter4 意外な仲間?]
数週間後・・・
ゾグー「それでは、長距離遠征任務を頼みたい。遠征艦隊は出撃してくれ」
由良「了解!皆さん続いて!」
電「了解です!」
夕立「夕立も続くっぽい!」
文月「行ってきまーす!」
30分後・・・
ゾグー「お疲れ様だ!バケツは持ってきたか?」
由良「いえ、バケツは持って帰れませんでした・・・代わりではないですが、提督と同じアルバニア人の人が溺れてたので助けました!」
ゾグー「大変結構!ところでそのアルバニア人というのは?」
電「この人です!お名前は『エンヴェル・ホッジャ』なのです!」
ゾグー「・・・は?」
※第二次世界大戦後にソ連の援助を受けて「アルバニア人民共和国」を設立し、独裁体制を敷いた人。
「スターリン以外信用できない!」ほどのスターリン信者で、敵をたくさん作った挙句なんと
国中にトーチカを建てて鎖国体制を敷いたことで有名。
ホッジャ「う~~ん、ここは・・・?ハッ!お前は!ゾグー!?」
ゾグー「なんでお前までここに来たんだよ・・・」
ホッジャ「知るかよ!こっちが聞きたいわこの時代遅れの君主主義者!」
ゾグー「ンだと?フランスに逃げた挙句俺のこと批判したこと忘れてねぇからなチキン野郎!」
※ホッジャは一度アルバニアを追われた後フランスに逃げ、そこでゾグー批判の論文をフランス共産党の機関紙に載せている。
ホッジャ「あァ!?やんのかゴラァ!」
ゾグー「やってやんよアカ野郎!」
ボコスカボコスカ・・・
由良達「(私達何を見せられてるんだろう・・・)」
ゾグー「ゼェ・・・ハァ・・・なかなかやるじゃねぇか」
ホッジャ「意外に強ぇじゃねえか・・・ゼェハァゼェゼェ」
由良「それじゃあ私達、寮に帰らせていただきますね」ガチャ
ゾグー「あ!ちょっと待って!」
ホッジャ「・・・これカギ閉められてない?」
ゾグー「え(汗)」
結局出撃ドックから泳いで戻ることになったゾグー&ホッジャであった・・・
ゾグー「散々な目にあった・・・それにしてもホッジャはこの”転生”について何か知らないのか?」
ホッジャ「知らないね。逆に聞きたいが、お前はなぜ海軍帽を被っているんだ?しかも日本風の・・・」
ゾグー「それはだな・・・カクカクシカジカ」いきさつ説明中
ホッジャ「お前みたいなやつが”提督適正”があるとは・・・驚いたよ」
ゾグー「一言余計だ。それにしてもお前はこれからどうするんだ?行く当てもないだろう。」
ホッジャ「・・・お前の元で働くのは不服だが、命を救われたのも事実だからな・・・まあいい、今回ばかりは
”国王陛下”の指示に従うとしよう。」
ゾグー「ありがたい。お前は軍事の才能がありそうだし・・・」
※ホッジャは二次大戦中にアルバニアでパルチザンを組織した経験がある。
ホッジャ「今海域はどのあたりまで解放しているんだ?」
ゾグー「鎮守府近海の方はあらかた取り戻した。そろそろ南西諸島への進出も考えるか。南西諸島近海への哨戒艦隊を出すとしよう」
(書くの忘れてましたがゾグーが着任したのは呉ということになっています。重要な部分を書き忘れてしまい申し訳ありません)
ゾグー「戦力は軽巡1、重巡1、駆逐艦3隻、軽空母1隻だ。これでいいな?」
ホッジャ「速度と戦力もバランスが取れてる編成だな。」
ゾグー「よし、それでは艦娘を集めて戦隊を編成しよう。」
艦娘集合中・・・
出撃ドック
羽黒・鬼怒改・睦月改・吹雪改・長月改・瑞鳳「第一艦隊、全艦集合しました!」
ゾグー「了解!それでは随時出撃せよ!」
数分後・・・
ホッジャ「お、少女たちが何か言っているぞ?」
ゾグー「艦娘ね。接敵か?」
羽黒「司令官さん!接敵です!リ級エリート1、ヘ級2、イ級3!」
ゾグー「!?いきなり強くなってないか!?道中だよな!?警戒陣でできる限り被弾を抑えつつ突破しろ!」
羽黒「了解!」
イ級2+リ級1「・・・!」ドォォォォン!
瑞鳳「危ない!」miss
長月改「当たらんぞ!」
ホッジャ「鬼怒!危ないぞ!」
鬼怒改「危な!(miss)ありがとうホジャホジャさん!」
ホッジャ「ホッジャだよ!」
羽黒「反撃に移ります!全艦砲撃!」
全「主砲一斉射!」ドォォォォン!
リ級・ヘ級1・イ級2「ガアアアアア!」撃沈
ゾグー「さすがだ!あとは単縦陣で敵を追撃せよ!」
イ級・ヘ級「・・・!・・・!」撤退
ホッジャ「あちゃ~・・・逃げたか・・・」
99艦爆&97艦攻の妖精「爆弾/魚雷投下!」ボォォォン!
イ級・ヘ級「グゥゥゥゥ!」撃沈
ゾグー「素晴らしい!そのまま深部へと進め!」
99艦爆第2妖精「・・・!まずいぞ機長!敵の艦載機だ!」
99艦爆機長妖精「何!?了解した、対空戦闘に移れ!」
99妖精2「了解!」
97艦攻機長妖精「99より受信!敵機接近!繰り返す敵機接近!各機母艦瑞鳳へ帰還せよ!」
97編隊「了解!」
深海艦載機 ババババババババ
99艦爆(3)ボォォォォ・・・ドガァァン!
99艦爆機長妖精「クソ!一機やられたぞ!」
一方、その頃の第一艦隊
羽黒「敵艦隊戦力判明!ヌ級エリート1、ヌ級1、リ級1、ホ級1、イ級2!」
ゾグー「了解した!輪形陣で迎撃せよ!」
ホッジャ「敵のヌ級エリートやらの飛行機が見えないが・・・?」
99艦爆機長妖精「瑞鳳さん!」
瑞鳳「!?妖精さん!」
97艦攻機長妖精「敵の艦載機です!なんとかここまで撒きました!」
ゾグー「なるほど、だからエリートヌ級の隊がいなかったのか」
ホッジャ「逆にこれはチャンスなんじゃないか?彼らが引き付けてくれたおかげで敵の攻撃は一編隊だけだろう。」
瑞鳳「零戦隊、随時発艦始め!」ブゥゥゥゥン
吹雪改「私がみんなを守るんだから!」バババババ敵艦爆隊5分の3撃墜
零戦機長妖精「敵編隊発見!各機撃墜せよ!」零戦隊「了解!」ババババババババ!敵編隊ほぼ壊滅
ゾグー「よし!制空争いは勝利した!」
羽黒「撃ちかた始めー!」ドン!ドン!
ヒュゥゥゥゥゥ
ヌ級エリート「!」
ホ級「グオオオオオ!」庇って撃沈
睦月改「逃がさないにゃし!」バァァン!
ヌ級エリート「グ・・・!」中波
吹雪改「長月ちゃん、行くよ?」
長月改「了解だ!」
長月改&吹雪改「主砲、一斉射!」ドォォン!
イ級1「ガアアア!」撃沈
イ級「!」撤退しようとする
鬼怒「どこへ逃げるのかな?パナイ島?」バァン!
イ級「イイイイイ!」撃沈
リ級「!!!!!」バァァァン!
ゾグー「おい吹雪!危ないぞ!」
吹雪改「え!?」
鬼怒改「ぐうっ!この程度は!」庇って小破
99艦爆&97艦攻機長妖精「やってくれたじゃねぇか!だが上がガラ空きだ!」ヒュゥゥゥ・・・ドォォォォン!
リ級「グ・・・ガァァァ!」撃沈
ヌ級&ヌ級エリート「!」撤退
ホッジャ「逃げちまったな・・・あの距離じゃ追えねぇか・・・」
ゾグー「そうだな・・・まあいい、全員海域深部へ向かえ!」
深部
羽黒「敵発見!ル級エリート,1空母ヲ級1,ヌ級1,リ級1,イ級2!」
ホッジャ「多すぎないか!?」
ゾグー「・・・彼女たちを信じるしかないな。単縦陣だ!」
ヌ級&ヲ級艦載機隊 ババババババ・・・ヒュゥゥゥゥン!
長月「なっ!?」中破
吹雪改「きゃぁ!」中破
ホッジャ「大丈夫か!?」
ゾグー「クソ・・・だが敵の攻撃は耐えきった!」
睦月改「みんなをよくも~!」バァァン!
リ級「・・・」ヒュッ miss!
羽黒「撃ち方、始め!」バン!バン!
ル級エリート「グォォォ・・・」小破
ホッジャ「おいゾグー、指揮を代われ!お前じゃ頼りにならん!」
ゾグー「・・・分かった。」
ホッジャ「(戦況は厳しい。鬼怒が小破に吹雪と長月の熟練駆逐艦が致命傷。相手はほぼ無傷だ。)
ホッジャ「(いや、こちらの主力艦(羽黒・瑞鳳)はまだ健在だ。相手の兵力を分散できれば・・・)」
ホッジャ「・・・よし、部隊を三つに分けろ。一つは瑞鳳・吹雪・睦月。二つは羽黒・鬼怒・長月に分かれてくれ。」
全艦娘「了解!」
ホッジャ「よし!そうしたら瑞鳳隊は攻撃、羽黒隊は警戒陣に移行して回避行動だ!」
瑞鳳「了解!艦載機、発艦!」ブゥゥゥゥゥン・・・
ヌ級「!」ブゥゥゥゥゥン・・・
イ級×2&リ級「!!」バババババババ
ゾグー「おい!このままじゃ艦載機が犬死にだぞ!?」
ホッジャ「今だ!羽黒隊は大型艦、瑞鳳隊は小型艦を狙え!」
羽黒隊「了解!全問斉射!」ドォォォォォォオン!
リ級&ヲ級「グォォォォ!」撃沈
長月改&吹雪改「食らえ!」ドン!ドン!
睦月「てー!」バン!バン!
イ級×2「ガァァ・・・!」撃沈
99艦爆&97艦攻機長妖精「今だ!」ヒュゥゥゥゥ・・・
ヌ級エリート「!?」撃沈
ホッジャ「よし!あとはル級一隻だ!」
(瑞鳳以外の)全艦娘「魚雷一斉射!」バシュッ
ル級エリート「ガアアアアア!」撃沈
ゾグー「おぉ・・・さすがだ!」
ホッジャ「ハハハ、それほどでも?」
ゾグー「艦娘が」
ホッジャ「おい!」
数十分後・・・
羽黒「艦隊、帰投しました!」
ゾグー「流石だ!各自今日の疲れを癒すように!」
全艦娘「了解!」
ホッジャ「ところで、お前はなぜいきなり南西諸島に進出したんだ?まさか真面目に世界を救おうとしてるのか?お前らしくないぞ・・・」
ゾグー「何とでも言いやがれ。確かに理由はある。元の世界に戻るためだ。」
ホッジャ「何!?」
ゾグー「近いうちに上層部・・・つまり海自が、地中海でヨーロッパ方面を担当しているNATO軍とやらで合同の作戦があるらしい。
アドリア海の制海権を取り戻すんだとよ。どうやら南西諸島まで活動範囲を広げていないと戦力不十分として参加できないそうだ。」
ホッジャ「で?それと俺たちが元の世界に帰るのにどんな関係があるんだ?」
ゾグー「あの後調べたんだが、俺たちのほかにも数名”転生”した人間がいて、しかも提督になっている奴が多いんだ。
そして、その提督の故郷の近海には、強力な深海棲艦の泊地が出来る。
そしてその泊地を突破すると、その人間は元の世界に帰れる・・・」
ホッジャ「なんだか都市伝説みたいな内容だな・・・」
ゾグー「実際ネットで拾った情報だしね」
ホッジャ「まあ、それしか方法がないし、試してみるしかないわな。だが、今の戦力では・・・」
ゾグー「まあ、作戦発動まではあと1か月はある。逆に言うと1か月しかないから、できる限り兵力を増強するしかないな。」
作者の多忙により、不定期更新になるかもしれません。ご了承下さい・・・!
いつの間にかPV50超えてました!どうしてこうなった・・・(AA略)
たくさんの人に見ていただき本当にありがとうございます!これからもアルバニア王ゾグー1世の活躍に
乞うご期待!
ついにPV100突破だああああ!(祝うのが遅い)
できればでいいのですが「」の時に改行してくれれば見やすくなると思います。
応援してますので頑張ってください!
ありがとうございます!応援コメ励みになります!