東方秋戦争#2
前作同様
秋「ん~~・・・・。」
アリス「朝だよ。起きて~。」
目をこすりながら気持ちの良い朝を迎える。
秋「ん、おはよう・・・。」
アリス「おはよう、朝ごはんはどうする?」
秋「昨日のご飯美味しかったからなぁ。旅立つ前にまた美味しいものを食べさせてほしいな。」
アリス「わかったわ。じゃあすこし待っててね。あ、よかったら外にでて明るい時の森を見てみるといいよ。」
秋「そうするよ。できたら教えてください。」
そう言って、外に出てみる。・・・いい空気だぁ~。
秋「ん?あんなところに店が・・・。」
霧雨魔法店?一体どんな店なんだろう・・・。まぁ、後で行ってみるか・・・。
アリス「できたよ~。」
秋「わかった~。」
そう言って家の中へもどる。ん~やっぱりいい匂いだぁ~。
秋「うまそうだなぁ・・・。」
アリス「それでは食べましょう!」
秋・アリス「いただきます!!」
~~~~~~~~~食事中~~~~~~~~~
秋「ごちそうさまでした!!美味しかったよ、アリス。」
アリス「そう?よかった♪」
さて、支度をして度に出るとしますか・・・。
秋「今日はありがとうな、本当に助かったよ。」
アリス「別にいいんだよ。よかったらいつでも来てね。」
秋「じゃあ、俺はまたここで迷えばいいと?w」
アリス「そうなったらまた助けに行くよ。」
そう会話をして手を振って別れた。さて、では霧雨魔法店に行ってみるか・・・。
秋「すみませ~ん」チリンチリン
?「あぁ、いらっしゃい!」
秋「ここには一体何があるんだ?」
?「看板を見ての通りだぜ」
秋「魔法ってこと?よくわからないな・・・。」
?「おおっと、自己紹介が遅れたぜ!」
秋「あぁ、そうだったな・・・。」
知ってる、俺あっちの世界でみたことあるもん・・・。
魔理紗「俺の名前は霧雨魔理紗だ!!よろしく!」
秋「俺の名前は、秋だ。一応普通の人間だ。」
魔理紗「一応?まぁ、いいぜ。」
しかし、なんていうか・・・すごいなぁ・・・。みんなこんな感じなのか。
魔理紗「さて、魔法について知らないみたいだな。」
秋「魔法なら、あれだろ。ちちんぷいの~ぷい!!ってやつだろ?」
魔理紗「まぁ、間違ってないんだぜ。でも・・・」
秋「・・・」ゴクリッ
俺はものすごい寒気を感じた・・・。一体何が起ころうとしてるんだ・・・。
魔理紗「まぁ、こいつを使ってみなよ。」
秋「なんか電気がすごいことになってますが・・・。」
魔理紗「大丈夫、心臓が止まるくらいだからな。」
秋「それってつまり死ぬんじゃ?」
魔理紗「発動!!」
秋「!!?」
その玉は激しくひかり、やがて体内へと入ってゆく・・・。
秋「な、なんだ!!体が痺れてくる!!」
魔理紗「・・・・」
秋「くそっ!!」
一体あれからどれくらいたったのだろう・・・。でも未だに視界は真っ暗である。
魔理紗「おい!大丈夫か!」
アリス「秋!起きて!!」
秋「・・・・」ボ~
アリス「ふぅ、よかった・・・。」
魔理紗「本当に死んだかと思ったぜ・・・。」
秋「あれ?俺は生きてるのか?ん、それにアリスもいるのか。」
アリス「無事で良かったー。」
まぁ、とりあえず俺は生きてるらしい。
秋「ん~なんか体が痛むな・・・」
アリス・魔理紗「じゃあ、家で休んでいっていいよ(ぜ)!」
アリス「・・・」
魔理紗「・・・」
秋「・・・」(^_^;)
なんかやばいのではないか?このままだと喧嘩が起きそうだ・・・。
秋「んじゃ・・・アリス、すまないけどまた休ませくれないか?」
アリス「よろこんで!!」
魔理紗「・・・」チェ
さすがに、あの人のところでは休めないな。寝ている間に何をされるかわかったもんじゃない。
秋「本当にすまないな・・・。」
アリス「気にしないで、私好きだから。」
秋「え?」
アリス「あぁ、違う違う。こういうことするの好きだから」//
秋「あぁ、なんだそういうことか。」
いや、本当にびっくりした。本当だったらどうしようかと思った。
魔理紗「逃がさないぜ!!マスタースパーク!!」
アリス「秋!!後ろ!!」
秋「そう来ると思ったよ!!」
俺は即座に地面に手をつけて、呪文を唱える。
秋「・・・・・・」ボソボソ
次の瞬間、目の前に雷のシールドが現れる。
魔理紗「!!?嘘だろ!!」(゜ロ゜)
アリス「・・・・」
秋「やっぱりか・・・・。」
そのままシールドを消して、魔理紗に言った。
秋「あんたが白黒の魔法使いか?」
魔理紗「そ、そうだぜ」汗
アリス「秋、どういうこと?」
秋「アリスには後で説明するよ。」
魔理紗「んで、俺が白黒の魔法使いだからって何があるんだ?」
秋「だとするなら、俺はお前を恨む・・・。」
アリス「・・・・。」
秋「行こうアリス・・・。」
そう言って俺はアリスの家へと足を運ぶ。
アリス「話・・・聞かせてくれる?」
秋「あぁ、いいよ。」
そう言って、俺はひと呼吸してから話し始めた。
秋「俺はさ、あっちの世界でいじめを受けていたんだよ。それで我慢できなくて死んだんだ。もちろん自殺でね。」
アリス「うん。」
秋「ここからなんだ、あいつと関わってくるのが・・・。」
アリス「ん?」
秋「あっちの世界にも魔理沙がいた・・・。」
アリス「え!?」
秋「元々いじめはそいつから始まったんだ。」
~~~~~~~~過去~~~~~~~~~~
秋「ふぅ・・・、さて家に帰って勉強でもするか。」
魔理紗「おーい、秋。ちょっといいか?」
秋「ん?一体なんd、うわーーーーーーーーーー」ズドンッ
魔理紗「かかったー!!」
男A「何してるの?あ、いじめてるのか?」
男B「ずるいぞ!俺も混ぜろ!!」
魔理紗「明日からいっしょにやろうぜ!!」
秋「・・・くそ!!」
~~~~~~~現在~~~~~~~~~~
秋「ということを、ほば毎日受けてきた。」
アリス「それで、もう耐えられなくなって・・・。」
秋「うむ。魔理紗が俺をいじめているうちにどんどん流行ってって、俺はみんなにいじめられてた。」
アリス「なるほど・・・。でもそれは確実なの?」
秋「あいつは、言ったんだ。「白黒の魔法使い」って。」
アリス「へぇ・・・。」
秋「信じなくても、信じてもいいよ。」
アリス「私は、信じてる。」
秋「それなら、嬉しいよ・・・。」
アリス「もう、こんな時間か・・・。ご飯の用意して食べて寝ましょうか!!」
秋「そうだな!!」
こうして僕はまた一日を過ごしていった。
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