穂乃果「μ’sで京都旅行!2日目京都観光編」
前作の続きなので希が登場しません(読んでもらえればわかりますが)
では第2部スタートです
前回は書きませんでしたけど今回は書きました
大幅な内容は見ていただければわかると思います。若干キャラ崩壊などありますが気にしないで生あたたかい目で見守ってください
説明がめんどくさいので省かせてもらいますがなんだかんだで京都に着きました。2日目の今日は真姫の親のコネで出てるバスでメンバーと観光です
海未「京都。ことりの舞妓さんことりの芸子さんことりの舞妓さんの町京都。」
ことり「海未ちゃんの隣にいる時点で違うよね!?」
穂乃果「海未ちゃんにとっての京都はことりちゃんなんだね」
海未「そうなんです!ことりが全てです。ことりを買えますか?」
真姫「人身販売は犯罪よ!京都をなんだとと思ってるの!?」
海未「ことりを買える街ですが?」
ことり「海未ちゃんは本当に1回病院行こうね...」
絵里「海未?舞妓さんなら私がなるわよ?」
海未「絵里...あなたって人は...本当に...」
絵里「私の魅力で惚れればいいと思うわ!!」
海未「バカにするのもいいかげんにしてくださいよぉおおおおお!!」
絵里「海未は私をバカにするのをやめなさいよおおおおおおお!!」
海未「舞妓さんがことりじゃないなら私が来た意味はなんですか!!」
ことり「観光だけど?」
穂乃果「海未ちゃんはいつも通りだね...」
凛「でもわびさびとかは苦手だにゃ...」
にこ「なんか難しいしイメージできないわね...」
花陽「り、凛ちゃん?にこちゃん?」
海未「はぁ...あなた達京都をわかってませんね?」
真姫「さっきまでのあなたの発言見てから言ってくれないかしら?」
海未「いいですか?わびさびを教えるから聞いててくださいね?」
にこ「そう?なら言ってみなさいよ」
海未「わびさびとはいいですか?ことりのうなじとかことりの唇とかことりの色気です!!」
穂乃果「海未ちゃんのは性慾だよ!?」ガーン
ことり「わびさびって甘い和菓子や甘い団子、甘い八ツ橋とか感じるね〜」
真姫「あなたのは甘味よ!!わびさびじゃないわ...」
絵里「ダメね...わびさびとははらしょーとかはらしょーとかハラショー!よ。」
『どんだけロシアなの!?』
こうして私達が乗るバスは観光地へ向かうのであった。
バス車内その1清水寺前
海未「ここは清水寺です。この場所は世界有数の高地です。別名死の寺と呼ばれバンジージャンプの名所となってます。」
ことり「そんなの聞いたことないよ?」
海未「建立は確か・・・平成3年当時の有力武将ダウン〇ウン浜田雅〇氏によって建造されたとお伺いしてます」
絵里「誰からよ」
海未「平成7年には清水寺インパクトが起こり人類の大半がなくなり清水寺は崩壊しましたが翌年雨上がり決〇隊宮迫〇之さんによって復元されました」
真姫「記憶にないわよ!?」
海未「清水寺インパクトによって設計問題も浮き彫りになりましたね」
ことり「海未ちゃんはどの世界から来たのかな?」
海未「そうして今の清水寺があります。清水寺、清水寺に清き1票をお願いします!」
穂乃果「ついに色々とおかしくなったね!」
海未「では次のスポットに」
凛「嫌だよ!!」
私に懐いてくれてる凛にガッツリ拒否されてしまいました。清水寺前の駐車場に停車した貸切バスで私は周りのメンバー……ことり絵里真姫凛に向かってとても素晴らしい解説をしたのですが結果は残念なことに。
私は停止したバスから清水寺に向けて溜め息を吐きながら向かうのであった
海未「雑に説明すれば諦めてくれるのかなと」
『雑過ぎるよ!!』
メンバー全員からツッこまれたが私はめげずに歯を食いしばります。
海未「だってことりが舞妓じゃないんですよ!京都来た意味ないじゃないですか...清水寺も見ましたよね?清水寺インパクトのあとも見ましたよね?」
穂乃果「見てないよ!というか清水寺がそんなところじゃないって穂乃果でもわかるし。ほら行こうよ!」
海未「うぅ...」
必死な抵抗も虚しく、穂乃果に連れていかれ清水寺観光するハメになりました
バス車内その2清水寺後
穂乃果「辛い事件だったよね...」
隣の穂乃果が顔を覗かせて神妙な声で話しかけてきます。私はそれに対して怒りの声を含めながら返しました
海未「まさか私が清水寺インパクトするとはおもってませんでしたからね!!」
私の体からは木の枝や葉っぱなどがポロポロ落ちてきます。車内のメンバーからは笑い声がチラチラ耳に入ってきます。いやいや笑い事ではありませんよ。μ’sの感覚はおかし過ぎます
穂乃果「い、いやぁ〜この件に関しては誠に申しわけ...ブフッ」
海未「笑わないでください!あなたのいつものむちゃくちゃな行動のせいで私死にかけたんですよ!」
穂乃果「ごめんごめん」
海未「ごめんごめんじゃありません!ある意味清水寺インパクト起こしときながらごめんごめんで済むわけないでしょ!というよりごめんごめんじゃすみませんよ!」
花陽「なんで無傷なの?」
海未「軌跡ですよ!紛うことなき軌跡ですよ!」
凛「まぁまぁ海未ちゃんそれくらいで」
海未「終わりませんよ?今回は無傷だったけどどこかの饅頭屋の娘さんは本気で殺人未遂ですからね!?皆さんもっとことの重大さを理解しましょうよ!」
絵里「大丈夫よ。私の海未は清水寺から落ちた程度では死なないわ」
海未「たしかにあなたのおかげで耐性はありますが絵里は私をなんだと思ってるのですか!?みんなもっと私を心配してくださいよ。メンバーに対してかける言葉くらいありますよね!」
そう叫ぶ私に対して。他のメンバーが顔を合わせて...そうしてにこりと笑いながらこう返してきました
『観光満喫してるねえ〜』
「してません!」
そうしてボロボロの私、意識不明の希、薄情なメンバーを乗せたバスが次のスポットに移動するのであった
バス車内その3 晴明神社前
海未「ここはせーめーじんじゃです。生命保険の神社です」
真姫「海未...にこちゃんみたいな間違いをしないでよ...ここは安倍晴明の晴明神社よ?」クルクル
にこ「どういう意味よ!!」
海未「そう安倍晴明です。住んでます。暮らしています。」
花陽「住んじゃってるんだ!」
海未「家賃を延滞してます」
穂乃果「安倍晴明さん生活苦しいのかな?」
海未「この晴明さんは以前陰陽師ってこともありましたが流行が終わりつつある中で『あの人は今』系やアメトー〇にもご出演したりしています。アメ〇ークでは陰陽師芸人として雛壇にも座られました」
ことり「その回晴明さんしか出てないよね!」
絵里「それは視聴率取れるんじゃないかしら」
海未「そんな安倍晴明さんに出会うことができます。謁見料500円、握手2500円、サイン3000円、2チェキ3000円、式神公開6000円、1日フリータイム式神貸出20000円です。」
ことり「本格的にお金が欲しいんだね晴明さんは」
海未「ただ昔はとてもすごい式神を召喚してた晴明さんですが残念ながら今は不況のせいでお金も払えず愛想を尽かされてしまい今は浮遊霊しか召喚できません」
穂乃果「そんな晴明さんに会いたくないよ!」
海未「じゃあこれで晴明神社は終わりですね」
私がにやって微笑むと穂乃果が「あっ...」って顔して落ち込みます。が...
真姫「じゃあみんな降りるわよ」
海未「え、ちょっ、まちなさい!今回は見ないことにしたはずですよ!」
真姫「えっと雑な解説?あ〜シカトしてたわ」
海未「シカトされてたんですか!?ですが穂乃果相手に勝ちましたが...」
真姫「はいはい、わかったわよ。穂乃果も行きましょう。海未の話は歩きながら聞くわよ」
海未「それでは意味が無いんですうううううううううう!」
バス車内その4 晴明神社後
絵里「辛い事件だったよね…」
後ろの席の絵里が心配そうに声をかけてくる。それを私は怒りの声を含めながら返しました
海未「まさか晴明の看板に顔がはまるとは思ってませんでしたからね!!」
私は全身を晴明の看板に取られたままの状態で絵里に怒ります。絵里は不満そうに返した
絵里「KKEのかわいいいたずらでしょ?許してよ、式神使い」
海未「式神使いなんて言わないでください!というより抜けなくなるまではめるのはいたずらじゃすまされませんよ!」
ことり「まあまあ、それ以外は何も無いんだし許してあげてよ。園田晴明ちゃん」
海未「晴明ちゃんじゃありません!絵里、それにみなさんも笑ってるのが許し難いんですけど」
にこ「うるさいわね...すこしはがまんしなさいよ。私達がラブライブで結果出せたからこそ今回の件は何事もなく終わったじゃない晴明ちゃん」
海未「晴明ちゃんじゃありません!私には海未という名前がありますよ!!」
《パシャパシャ、ピコーン》
海未「そこの1年生写真撮るのをやめなさい!LINEで送らないでください」
花陽「ご、ごめんね...だけど似合ってるから...」
凛「海未ちゃんかっこいいにゃ〜」
真姫「これも思い出だと思いなさいよ〜」
海未「嬉しくないですよ!?しかも向こうもいいって言ったなら外して欲しかったですし」
穂乃果「そんなに気にしないでよ。今日この後これで移動するだけなんだし」
海未「私が困るんです!これもそれもみんなが悪いんですよ!もう!!」
私が周りに怒り地団駄を踏むと看板が脆かったのかヒビが入る。それを私は手刀で看板を割る
『…………こいつ面白んな!!』
「あなた達みんな最低です!」
そんなわけで意地悪なメンバー達を乗せたバスは次の観光スポットに向かうのであった
バス車内その5 下鴨神社
海未「ここは下鴨神社です。この神社は鴨が下から空を見上げるのは嫌だって泣いて建てたのが由来です。」
ことり「なんで鴨さんが作ったことになってるの!?」
海未「ここの神主さんは鴨なのでガーガー泣いています。よく近所迷惑と110番通報されてます」
花陽「サレチャッテンダ!」
海未「ですので常に神社には鴨の餌が置いてあります。」
穂乃果「さっきみたらし団子が美味しいって見たんだけど!?」
海未「あぁ...あの団子は鴨が手作りしてますからね」
真姫「人間よ!それにお祓いの神社のはずよ!ちゃんと調べたんだから」
海未「そう...お祓いの神社でもあります。祈祷師が悪霊退散って塩を常に撒いてます」
にこ「塩まみれになりそうじゃない!嫌よそんなの」
海未「塩や鳥の餌まみれにされたくないですよね?皆さん次行きますよ」
凛「ダメだよ...」
またもや凛に拒まれてしまいました。鴨に怯える私を引っ張りながらみんなは下鴨神社に向かいます
バス車内その6 下鴨神社後
花陽「辛い事件だったよね…」
斜め後ろの花陽がおにぎりを食べながら不安そうに声をかけてくる。それを私は怒りの声を含めながら返しました
海未「まさか私が悪霊退散されるとは思ってませんからね!!」
体中塩を浴びた私はそれを落としながら花陽を問い詰める
花陽「花陽塩を撒くのが下手でごめんね」
海未「そういう事を言ってるんじゃありませんよ!なんで塩の入った箱ごと真横の私に投げてるんですか!ノーコン過ぎます!」
凛「かよちん運動苦手だから許してあげてほしいにゃ〜」
海未「いくら花陽でもこれは許しませんよ!塩まみれですよ!全身ザラザラですよ!」
そんな塩にまみれた私を見て一同は息を吸って合わせるようにこう言ってきたのです。
『はぁああああ……悪霊退散!!!』
海未「人を悪霊にしないでください!!」
こうして塩まみれの私と悪ノリするメンバーを乗せて次の観光スポットに向かうのであった
背後さん出かけるので帰ってきたら続き書きます
久しぶりです。5日ぶりに進めます
バス車内その6 銀閣寺前
海未「ここは銀閣寺です。残念ながら銀では出来てません」
ことり「海未ちゃんがまともになった!!」
海未「建立は確か...1週間ほど前に銀行員が暇だしお金余ってるから作ろうと言って札束を重ねたと聞いております」
絵里「だからどこ情報よ?」
海未「これは紙で出来るので雨が降ればすぐに崩れてしまう残念な建物です」
真姫「今すぐ謝ってきなさいよ!!」
海未「ああそうそう。つい先程銀行員の人の家が燃やされてしまいました。勝手にお金を使ったのが原因だそうですね」
花陽「モヤサレチャッタンダ!?」
海未「安心してください。生きてますよ!」
穂乃果「生きてるんだ!とにかく明るい〇村をなんで入れたの?」
海未「というわけでこんな危険なところには入れません。帰りましょう」
凛「海未ちゃん往生際悪いにゃ...」
凛...あなたは私のこと好きなはずじゃ!?なんでここまで否定されるんでしょう。みんなに引きずられて銀閣寺に向かいました
バス車内その8 銀閣寺後
ことり「辛い事件だったよね」
通路を通して真横のことりが私に申し訳なさそうに声をかけてきます。それを私は怒りの声で返す
海未「まさか引きこもり扱い受けるとは思っていませんでしたからねぇえええ!!」
本当にまさかでした。みなさんの悪ノリで足利義政状態で弄られた私は頭を掻きながらことりを怒鳴る。そうするとことりは不満そうに
ことり「海未ちゃんなら優しいしお願いっていえば許してくれるかなって...」
海未「それはいじめられて許せって言うのと同じですよ!?どういう神経してるんですか!?」
穂乃果「ことりちゃん泣いちゃうよ...やめてあげてよ」
にこ「海未ってそうやって罪のない人を傷つけるのね...見損なったわ」
海未「あなた達どういうことですか!?」
おかしいので聞いてみると私と泣きそうなことり以外が声を揃えて
『質の悪いいじめっ子?』
海未「私が泣きたいですよぉおおおおお!!」
こうして泣きそうになってることり、悪者にされてる私とそれを批判するような目を見る1行で次のスポット行くのでした
バス車内 その9 金閣寺前
海未「ここは金閣寺です。全体が金で出来ていて、建物も金、水も金、景色も金、人も金です。そのために泥棒が入りますが泥棒も金なので『泥棒金要らず』ということわざが生まれました」
ことり「だからおかしいよね!?」
海未「建立は確か昨日に出来たばかりですね。金を拾った大工さんが暇あるし作るか!って作ったのが始まりです」
穂乃果「本当に誰に聞いたの!?」
海未「ですがこの金が使いすぎみたいでアメリカ在住のポールさんが発砲されてしまいましたが一命を取り留めたそうです。...」
絵里「なんで!?なんでアメリカで人が撃たれてるのよ!?」
海未「まあここで豆知識ですがここ金閣寺の主と先ほど行った銀閣寺の主は壺の中に封印されてるそうです...」
真姫「どこの孫悟空よ!?三蔵一行でも旅してきたのよ!?」
海未「戦いの内容を簡単に教えますと三蔵一行は銀の方に苦労したみたいですね」
凛「どうしてにゃ?」
海未「銀角はお金を出して負けてくれって頼んだそうです。ですが孫悟空が食べれないとの理由で殴打して封印したのが今でも言い伝えられていますよ。」
にこ「食い意地わるっ!?お金も食べようとする孫悟空わるっ!!」
海未「ですので次の被害者が出ないようにここはやめときましょう」
凛「海未ちゃん、凛見たいよ!!」
はぁ...もう何度目でしょう...凛に拒否されてしまいました。
ですが今回ばかりは私も頑張ります
海未「忘れられてますけど清水寺インパクトしてて病院行ってないんですよ!?やめとくのが安全ですよ!」
穂乃果「いやあ金閣寺といえば金色の人が住んでるんだよね!金色の〇さんと戦えるかなぁ〜」
私の抵抗もむなしく穂乃果に引きずられて金閣寺に向かうのでありました。
バス車内その10 金閣寺後
凛「辛い事件だったよね...」
後ろの凛が不安そうに見つめながら声をかける。私はそれを憤慨に返す。
海未「まさか金閣寺の鏡湖地を自分で揺らすとは思いませんからねぇええ!!」
全身から水を垂らしながら凛に怒りました。当然です。ですがあろうことか凛はこう返してきたのです
凛「友達だから当然だよね!!」
海未「いえ!あれは近過ぎました!私は悪くありませんよ?」
凛「海未ちゃんひどいよ...グスッ」
海未「な、なっ!?泣いてもダメですよ!?私はおかげでびしょ濡れですからね?」
ことり「海未ちゃんもうやめてあげようよ。」
海未「ことりがそういうなら。ですが、凛、いいですか?もっと節度ある行動を取ってくださいね?」
『海未ちゃんだけには言われたくない台詞だよ!!!』
こうして泣いてしまった凛、ずぶ濡れの私、最悪のメンバー達で金閣寺を後にしたのであった。
全行程終了
海未「ことりの舞妓さんに出会えなかった...私もうダメです...。」
ことり「ことりは1人しかいないって何度も言ったよね?」
海未「今日は時間を無駄にしましたよ」
真姫「あなたの解説が一番無駄だったわよ」
絵里「でも思い出もできたしいいじゃない!」
海未「できてないですからね!?清水寺インパクトして、晴明にされて、塩を振りまかれて、引きこもり扱いを受けて、びしょ濡れになったんですよ!?」
穂乃果「海未ちゃんどうしてそうなったの?」
海未「あなた達のせいですよ!だいたい舞妓さんのこともわかってないみたいですね?」
にこ「なんなのよ?教えなさい?」
海未「舞妓さんとは京都にしかいない希少なことりの種類のことです。」
『お前が一番わかってないよね!?』
海未「みんな口が悪いですよ!?他にも森の中にしかいないことりや海の中にしかいないことりが」
花陽「妄想ダダ漏れだね」
穂乃果「海未ちゃんの中ではそうなんだよ...」
みんなが私を心配そうに見てきます。や、やめてくださいよ!?私は普通ですよ。ああことりの手を握りましょう…ブヘラッ...どうしてでしょう叩かれてしまいました。
こうして京都2日目団体観光が終わりました
終わりです。次でラストです
京都編終わりました。まさか1週間もかかるとは思いませんでした。希は初日のせいで不在でしたがそこは大目に見てください。次でラストなのですが多分うみえりになると思います。ハッピーエンドなんて面白くないですからね。そんな私ですが最近はもっぱらソシャゲ三昧で終わらせることをすっかり忘れてしまってたり本当にダメですね。それではまた次回に
このSSへのコメント