リュウスケ「ショックガ~ン?」
リュウスケシリーズその1!
カスカベ防衛隊とチームヤマタノオロチの連携プレーを見よ!
この作品には一部メアリー・スーな要素を含みます。
それらが苦手な方はご遠慮下さい。
リュウスケ「…………なんだよそれは。」
ユーヤ「ちょっと前に発売したゲームだよ。」
マリアーゼ「あやつからの通達でな、クロノヤミがその世界に入り込んでしまったらしい。」
リュウスケ「マジで?」
ユーヤ「残念ながらマジだ、一刻も早くクロノヤミを削除しなくてはならない。」
リュウスケ「………ったくしょうがねぇな!
リュウスケ「チームヤマタノオロチ、準備!!」
ユーヤ「ああ!ゲームの中に侵入準備完了!」
マリアーゼ「出撃ポッド 発進準備完了!」
リュウスケ「出撃!!」
【ショッ!ショッ!ショック~ショーッ!!】
リュウスケ「ここがショックガーンか。」
ユーヤ「ショックガーンとは名前のとおり、全世界から食玩を集め、それを購入・鑑賞が可能とされる夢の施設だそうだ。」
マリアーゼ「食玩とはなんだ?」
リュウスケ「菓子とフィギュアが一緒になったヤツ」
マリアーゼ「そんなものを買って、人間は何が楽しいのだ?」
リュウスケ「お前も人間だろがっ!」
ユーヤ「ひとまず、主人公である野原一家に会いに行きましょう。」
リュウスケ「だな、でもその前に…………」
マリアーゼ「前に?」
リュウスケ「俺達も食玩買おうぜ!!」
ユーヤ「いや、そもそもおカネがないじゃないか。」
リュウスケ「カネならあるぞ、ほれ。」つ硬貨
ユーヤ「俺達の世界のおカネじゃないか!
リュウスケ「100000000の技の1つ!硬貨転生!」
パアア
リュウスケ「…………ふう、これで日本で言うイチマンエンになったぞ。」
マリアーゼ「さすがリュウスケだな。」
ユーヤ「おい!またそんなことして…………」
リュウスケ「さて、なに買おっかな…………【さかさきょうりゅう】か、それとも【吹雪丸フィギュア】か…………」
ユーヤ「あ、俺【ブラウザくん】買おっと。」
マリアーゼ「貴様もなんやかんやで買うのだな………」
ユーヤ「お土産買っとかないと上がうるさいし。」
リュウスケ「お、野原一家発見。」ボリボリ
ユーヤ「あ、カスカベ防衛隊もいるな。」ボリボリ
マリアーゼ「貴様ら食べながら喋るな」
ひろし「五個買ってシークレット1つか…………まだまだだな。」
みさえ「シークレット二個連続ゲットー♪」
ひろし「なにーっ!?俺だって!」
マリアーゼ「まったく、これだから愚民どもは……………」
リュウスケ「結構買ってるな、ゴミ箱が食玩の箱でいっぱいだぜ。」
ユーヤ「おカネとか大丈夫なのか…………?」
ピンポンパンポーン
【まもなく、ショックガーンの閉園時間になります。】
リュウスケ「あ、もう時間か、もっと早く来れば良かった。」
ユーヤ「そうじゃないだろ!はやく野原一家を追うぞ!」
リュウスケ「ハァ、ハァ、なんとか野原家に着いたな。」
ユーヤ「めっちゃ疲れてるな。」
リュウスケ「当たり前だろ!気配を消す技と足音を消す技を重ねて発動したんだからな、100000000の技って体力使うんだよ!」
マリアーゼ「そして走って来たから朝になってしまったな…………」
リュウスケ「ショックガーン遠いんだよ!なんで近くにないんだよ!」
リュウスケ「あ、やべっ!野原ひろしと野原みさえだ!隠れろ!」
ひろし「コンプリートしたいなら~♪」
みさえ「探しに来てね~♪」
二人「ショーックガーン♪」
マリアーゼ「……………あいつら、またショックガーンに行くのか?」
ユーヤ「よく飽きねぇな。」
リュウスケ「まぁ、いいもの揃ってるからな。」
リュウスケ「だが…………今何時だ?」
マリアーゼ「……………8時だ。」
リュウスケ「人間はそろそろ出勤時間じゃないのか?ユーヤ。」
ユーヤ「ああ、有給とったのかな?」
…………
???「おおっ!?オモチャが動いたぁ~っ!!」
リュウスケ「なんだ!?何事だ!?」
マリアーゼ「リュウスケ!野原家に微数のクロノヤミ探知!」
リュウスケ「オモチャを操ってるのか!?」
ユーヤ「待ってろ!今こじ開ける!」
ガチャッ
ターン
バコーン(ドアを蹴る音)
リュウスケ「クロノヤミ!覚悟しろ!」
しんのすけ「」
リュウスケ「」
しんのすけ「お、オラ野原しんのすけだゾ。」
リュウスケ「い、いやお前じゃなくてだな………」
オモチャ「ウテーッ!」
パコン
リュウスケ「いてっ、ツメが甘かったなクロノヤミ!」
リュウスケ「オモチャなんかじゃこの俺を倒せないぜ!」
グシャァッ
マリアーゼ「凍てつけ!エターナルフォースブリザード!!」
ピキィン
ユーヤ「エアキャノン!ドカーン!」
ドカーン!
しんのすけ「おにいさん達なにしてるんだゾ!!オラの家が!」
リュウスケ「ああ悪い!家は後で直すから!」
ユーヤ「くそっ!キリがない!」
マリアーゼ「購入し過ぎだあの糞親ども!!」
リュウスケ「仕方ねぇだろ食玩はダブるんだから!!」
???「はやくオモチャのいない安全な場所に行くキャル!」
リュウスケ「マリアーゼ、何か言った?」
マリアーゼ「我は何も。」
???「はやく!そこの人達も!」
しんのすけ「わ、分かったゾ!!」
リュウスケ「お、おう!ユーヤ!」
ユーヤ「ああ!サーチ!」
ビビビビ
ユーヤ「物置部屋がクロノヤミの反応なし!」
リュウスケ「よし!物置部屋へ行くぞ!」
……………
リュウスケ「ふぅ、ここなら一安心だな。」
しんのすけ「一体何処から声が出てるの?」
マリアーゼ「ユーヤ、探知しろ。」
ユーヤ「へいへい………まったく人使いが荒いんだから………」
ピッ
ユーヤ「野原しんのすけの右ポケットから、声帯反応あり。」
リュウスケ「しんのすけ、右ポケットを探ってみろ。」
しんのすけ「え?なんでオラの名前知ってるの?」
リュウスケ「クレヨンしんちゃんは知ってる、ゲームがあった事は知らんかったが。」
マリアーゼ「とにかく右ポケットを探れ。」
しんのすけ「ほっほーい………ん?」
リュウスケ「なんだこれは?」
ユーヤ「ボトルキャップ………だな。」
???「キャルーン!」
???「貴方のポッケに逃げ込んで、ショックガーンから脱出出来ました!ありがとうキャルーン!」
しんのすけ「ん、どういたまして…………」
リュウスケ「ガムついてるな。」
ユーヤ「恐らく食ったあとにポケットにしまったんだろ、きったないな…………」
???「貴方達に………頼みたい………ことが………」
???「………あの、すいませんが、このガムとってくれませんキャルーン?」
しんのすけ「おお、だったらお風呂場がいいゾ!」
リュウスケ「まて、下はクロノヤミがうろついてる、危険だ。」
しんのすけ「じゃあどうすればいいの?」
リュウスケ「俺が水を作り出す!」
リュウスケ「100000000の技の1つ!ウォーターシャワー!!」
ジャッパァァーッ
しんのすけ「おお………部屋が水浸しだゾ………」
ユーヤ「なるべく室内では使わないでくれよ、その技。」
リュウスケ「了解。」
???「ふぅー、さっぱりしたキャル。」
リュウスケ「あんた、名前は?」
???「申し遅れましたキャル。」
キャルト「私は、ボトルキャップの妖精、キャルトと申します、キャルーン!」
しんのすけ「オラ野原しんのすけ、ちょっぴりシャイな5歳児……好きなアイドルは……
リュウスケ「リュウスケ・メアリ・スー、特殊機関【劉備】のエージェントだ。」
マリアーゼ「同じくマリアーゼ・マーメイド」
ユーヤ「同じくユーヤ・サトー。」
キャルト「しんのすけさん、それに劉備の皆さん、お父さんは?」
しんのすけ「………自己紹介の途中なのに………」
リュウスケ「親父か………」
しんのすけ「父ちゃんならショックガーンに行っちゃったゾ………」
リュウスケ(適当に話合わせておくか………)
リュウスケ「俺の親父もショックガーンへ向かったぞ。」
キャルト「えっ!大変だわっ!早く連れ戻さないとっ!」
しんのすけ「お?」
キャルト「もう二度とショックガーンから帰ってこれなくなるわ!!」
しんのすけ「おお!でも、なんで?」
キャルト「…………私たちが平和に暮らしていたある日、自分達をオモチャではなく芸術品だと主張する、フィギュア魔人と名乗る存在が、現れたのキャル…………」
リュウスケ「フィギュア魔人?」(マリアーゼ、これは…………)
マリアーゼ(ああ、クロノヤミが関与している可能性が高い)
キャルト「彼らは自分達の存在価値を認めてもらうために、ショックガーンに来ている人達をフィギュアに魅了する魔法をかけていたの…………」
リュウスケ「俺たちはなんで平気だったんだ?」
マリアーゼ「我が居たからだろう、周囲にある魔法を反射する体質だからな。」
ユーヤ「お前本当に人間か………?」
キャルト「…………貴殿方、ただの人間ではないようですが………」
リュウスケ「言っただろ、エージェントだって。」
しんのすけ「よくわかんないけど、ショックガーンに向かえば良いんだね?」
リュウスケ「待て、その前にふたば幼稚園へ向かうぞ。」
ユーヤ「なぜ?」
キャルト「…………どうしてキャル?」
リュウスケ「仲間は一人でも多い方が良いだろ。」
しんのすけ「おお!風間くん達も知ってたの?」
リュウスケ「まあな、劉備は全人類のデータを取ってあるからな、別世界でも例外じゃない。」
マリアーゼ「…………!!」
マリアーゼ「リュウスケ!!ふたば幼稚園の辺りに、大きなクロノヤミの反応が!」
リュウスケ「なんだと!?」
マリアーゼ「恐らくキャルトの言うフィギュア魔人だ、そして微数のクロノヤミ………この家の数倍の数!!」
ユーヤ「ふたば幼稚園が危ない!」
キャルト「早く向かわないとキャル!」
リュウスケ「くっ!時間がない!ちょっと急ぐぞ!100000000の技 【メタクイック】」
しんのすけ「おお!オラ速くなったゾ!」
リュウスケ「急いでふたば幼稚園まで行くぞ!」
しんのすけ「ブ、ラジャー!」
園児達「うわぁ~!助けて~!」
リュウスケ「くっ!遅かったか!」
マリアーゼ「幸い、クロノヤミは皆あのオモチャにとりついている、人間に害を与えれる存在ではないはずだ。」
リュウスケ「そうか………いけるか?しんのすけ。」
自己紹介の続きですね!チームヤマタノオロチもメイドウィンさんも頑張って下さい!!期待しています
コメントありがとうございます。