2016-02-09 23:31:23 更新

概要

集るり二次創作です。


前書き

ニセコイの集るりが苦手な人はみない方がいいです。
とにかくるりちゃんが好きすぎて書いてしまいました。


「るりちゃーん!おはよう!」

小野寺小咲の好きな人 一条楽の親友、

舞子集はいつもの調子で小野寺小咲の親友、

宮本るりにちょっかいをかけていた。

「......あんた、

もうちょっと静かにできないわけ?」 

宮本るりはいつも通り冷静に冷たい態度で舞子集につっこむ。

舞子集はいつもの調子でそのことにヘラヘラと

ウザイ表情を浮かべながら対応する。

小野寺や、鶫。桐崎、橘にも同じようにヘラヘラと舞子集は馴れ馴れしく接する。

親友の楽とはやはり幼なじみなだけあるのか集と楽が話しているとお互い柔らかい表情をしていたりする。

いつも通りの日常だ。いや、だったというべきか。


今日は鶫が美味しそうなチョコレートを持ってきていた。

集「あ、誠志郎ちゃん。そのチョコレート美味しそうだね。」

鶫はチョコレートを突然サッと隠した。

鶫「ん?あ、あぁ。これはその......チョコレートではないのだが......」

少し焦り気味に鶫は言った。

「およ?あ、またビーハイブの怪しげな薬的な?」

ニヤニヤしながら集は言った。

そのところにるりが現れた。

るり「あら、珍しい組み合わせじゃないの。

ん?あなたが持ってるそのチョコ美味しそうね。」

るりは淡々と言った。

るり「私も一つ貰うわね。」

きっと鶫と集でチョコレートを食べていたと勘違いしたのであろう。

鶫が説明しようとしたその瞬間。るりは鶫の手から薬を取って食べてしまった。

鶫「あ、み、宮本殿っ」

鶫が言葉を発したときには時すでに遅し。るりはチョコレートをもう口に入れてしまった。

るり「......?んっ」

集「るりちゃん?」

キーンコーンカーンコーン

その時、間が悪いのか良いのか予鈴が鳴った。

鶫「あ、教室に戻らねばな。行くぞ。舞子集、宮本殿。」


三人は教室へもどった。


授業が終わり、昼休みが始まる頃、集のすぐ隣で橘が楽に重箱を差し出していた。

集「せーしろーちゃーん。桐崎さーん!どっちか俺とお弁当食べなーい?」

集が気持ちの悪い笑みを浮かべながら言うと「一人で食ってろ」と二人に言われてしまった。


集「るりちゃぁん!俺と二人きりでお弁当食べない☆?」

るり「ええ。いいわよ。」

集「えー!いいのー?」

るりはコクリと頷いた。

集「やったー!遂に女子と二人きりでお弁当を食べることを達成したぜー!

そうだるりちゃん、女子との初二人きり弁当を祝して祝いのハグを......」

いつもなら、調子に乗るなとるりが集を蹴飛ばすとこなのだが今回は違った。

るり「んっ」

きゅっ


周囲が凍りついた。

るりはハグを要求した集に、本当にハグをしてしまったのだ。


鶫桐橘楽小「......っえ?」

しかし、一番驚いてるのは集だった。

集「る、るりちゃん?」

るり「んんっ......」

スリスリ

るりは皆の驚きなど気にせず、集の胸板に頬をスリスリさせていた。

楽「お、おい、どうなってんだ!?」

集「ちょっ......えっ?」

鶫は楽だけにこそこそと話した。

鶫「実は先程、宮本殿は私の持っていたチョコレートのような薬を食べてしまって。」

楽「ハアッ!?」

鶫「あの薬にはどんな人でも正直になってしまう作用がありまして、食べると自分の気持ちに嘘がつけなくなり、欲求や感情が表に出てしまう薬なのです。」

それが桐崎に聞こえてしまい、激しく鶫に寄った。

桐崎「そ、それって要するに。るりちゃんは舞子君のことが好きって......ことになるわよねぇ?」

皆、口元がにやけた。

これは面白いと。

集がこんなに顔を赤らめている姿も、るりがここまで集にベタベタしている姿はとてもレアなものだからだ。

皆、お弁当を映画館のポップコーンかのように食べながら二人を鑑賞した。

るり「舞子君......。私のこと嫌い?」

集「とんでもない!」

るり「じゃぁ好き?」

集は言葉につまってしまった。

何故なら彼は、まだキョーコ先生を忘れられてはいなかったからだ。

るり「......やっぱり私じゃ、キョーコ先生には届かない?」

集「......えーっと。」

るり「答えなくていいわよ。そんなことより舞子君。私のこと......抱きしめて?」

るりは集に抱き付きながら、上目遣いで言った。

集(これはまずいっ!かなりまずいぞ。

可愛すぎる。これじゃ理性が......!)

るり「舞子......君?」

るりが甘えるような声で言う。

集は不自然な明るさでこう言った。

集「そ、そうだ、屋上に行こう!そこでまず二人でお弁当食べよっか?」

るりは残念そうに離れると、お弁当片手に集の腕にしがみついた。

るり「舞子君が言うなら......」

二人はそのまま屋上へ行った。


集「あれ?俺のお弁当......」

集は屋上についてから、自分がお弁当を持っていないことに気がついた。

るり「教室においてきたの?」

集「かもしれない。とってくるねー。」


ピンッ


るりが集の袖を引っ張った。

るり「行かないで......舞子君......。」

集「る、るりちゃん......」

するとるりは、どこからともなくもう一つお弁当を取り出した。

集「それって......」

るり「いつも、舞子君にあげようと必ずお弁当を二つ作ってきてるから。食べて。」

集「あ、ありがと。いつもって?俺、渡された記憶無いけど......」

るり「いつもいつも、素直になれなくて渡せなかったの......。」

集「......。」

るり「ほら、早く食べて。」

るりはお弁当をあけ、中のおかずを箸で集の口元まで持ってった。

集は、最初驚いてたものの、

それを口に入れた。 

集「おぉっ!美味しいよるりちゃん!るりちゃん料理上手なんだね☆」

るり「あ、ありがとう。」

るりは頬を赤らめていた。

集「うん!こりゃ良いお嫁さんになるよ!るりちゃんと結婚する人は幸せ者だね。」

るり「......嬉しいわ。舞子君の為に私、もっと頑張るね。」

集「えっ。それってどういう......」

るりは柔らかな笑みを浮かべながら集を見つめた。

るり「いつか、絶対に振り向かせてみせるんだから。」

るりの小さい呟きは目線の先の男には聞こえていなかった。しかし、彼が初めて見るであろうるりの柔らかいその笑顔に彼は何ともいえぬ気持ちになっていた。

集(るりちゃんの笑顔可愛い......)


お弁当を食べ終えるとチャイムが鳴った。

集が教室に戻るため立ち上がろうとしたとき、るりが全体重をかけて集を押し倒した。

集「わわっ!るりちゃぁん!?」

るり「舞子君。行かないで......」

るりのその甘えるような声は彼の理性にダイレクトアタックを食らわす。

集「い、いや、だって授業始まっちゃうし!」

るり「一緒にサボろ。」

集「君、本当にるりちゃん!?」

るりがあまりにも意外な事を言ったので、集は今まで以上に大きな声を出してしまった。

るり「ねぇ、舞子君......どうしていつもこっち見てくれないの?やっぱり私は魅力ないのかしら?」

集はブンブンと首を振りながら答えた。

集「と、とんでもないっ!寧ろるりちゃんは他の人より魅力的な位だよ!!!」

るり「本当?」

集「うん。」

集はニヤニヤしながら答えた。

るりは頬を赤らめ、エメラルドのように美しい緑の瞳をウルウルと輝かせながら集に顔を近づけた。

集(顔が近い!顔が近い!)

そのままるりは集の目を片手で覆い、集の唇にキスをした。

集「っ!!!」

るり「んっ......むぅっ......」

るりの口付けと甘い声によって、彼の理性は崩れ去る。

集「......っ」

集は目を覆っていたるりの手をとり、目を開けキスをしている、るりの顔を凝視した。

顔を赤らめ、るりは顔を離そうとするが集はるりを抱きしめた。

るり「んんっ......!!!」

そして立場は一気に反対になり、集がるりを押し倒しているかのような形になった。

集はるりの頭の下に片手を置き、もう片方の手で、るりを抱きしめていた。

るりの口を食べるかのようにキスをした。

彼女の口を舌で強引にこじ開け、口内を犯す。

次第に彼女も彼に答えるように舌を絡めた。

るり「んっ......はっ...うぅっ........」

一分が経とうとした頃、流石に水泳部のるりも、息が苦しくなったのか、彼の胸を叩いた。

集は優しく口を離した。

すると、申し訳無さそうな表情をした。

集「るりちゃんっ......ご、ごめん。その.....」

るり「謝らないで舞子君。」

集は目を丸くした。

るり「最初仕掛けたのは私だし、舞子君とキスできて嬉しかった.....」

るりの顔は真っ赤だった。

集「るりちゃんっ......」

集が優しく微笑むと、るりは突然に気を失った


集「えっ、るりちゃんっ?どうしたの?ねぇってば」

集は彼女を揺さぶった。しかし直ぐに、彼は安心した。

るり「......すぅ......すぅ......」

るりは寝ているだけだった。集は彼女をおぶって保健室のベットに寝かせ、教室へもどっていった。


教室

桐崎「ま、舞子君っ。おそっ遅かったじゃぁないのぉ......っ」

桐崎が目をそらしながら言った。

橘「舞子さん。一体宮本さんと何を。」

橘がにやけながら聞こうとすると、桐崎、小野寺、鶫に口を押さえつけられた。

楽「集、ちょっと来い。」

集「んっ?うん。」


学校 裏庭

楽「宮本が今日変なチョコレート型の薬を食べたのは知ってるな?」

集「うんっ。あのるりちゃんも薬の仕業なんだろうなー☆と思ってたから勘違いはしてないし。まぁ、最初はちょっとびっくりしたけど☆」

集はいつもの笑顔でベラベラ喋った。

楽「実はあの薬の効果なんだが......嘘をつけなくなって正直になる薬なんだ......」

集「......!?」

集の顔が赤く染まっていった。

楽「宮本の気持ち。どう答えるんだ?」

集「......残念だけど。僕は、キョーコ先生をまだ忘れられてないんだ。」

集は、普段しないような真面目で、とても寂しい笑顔で言った。

楽「悪いけど、集のそれはただの執着だと思うな。」

集「へ?」

集は驚いた。あんなに好きで、忘れられなかったキョーコ先生への気持ちが、親友にただの執着と言われたことに対してだ。

だが、意外にも集はイラっとこなかった。

心のどこかでそれが本当な気がしたのだ。

まず、先生のことはまだ好きだが、これは恋なのだろうか。前までは明らかに先生のことを恋愛対象として見ていた。

でも、今はどうだろう。

これは、敬愛。尊敬の気持ちから来る好きなのではないだろうか。

でも最近、るりに不思議な気持ちを抱きだしていた自分に気がついていた。

いや、最初から分かっていたが知らんぷりをしてただけなのかもしれない。

彼女といると優しい気持ちになれる。

この気持ちは単に可愛い女の子をみたときの気持ちと違う。

じゃあ、この感情はなんなのだろう。

るりに対して抱いているこの気持ちは恋なのだろうか。

集は今思ってることを包み隠さず楽に話した。

楽「よく分かんねーけど。それが、恋......ってやつなんじゃねぇの?」

楽は続けた。

楽「......答えてやれよ。集。好きなんだろ?

宮本のこと。」

集「......っ」

集は保健室へ向かって走り出した。

楽「お前、変わったよ。キョーコ先生に振られてから。

......頑張れ、集。」

楽は小声で呟き、親のような表情で、集を見送った。


保健室

るり「......ん、ぅん?はっ!」

バサッ

るり「私......なんで私、保健室なんかに......」

るりはふと保健室の時計をみた。

驚いた。

時計は15時30分を指していた。

るり「う、嘘っ!私の記憶に残ってる時間が、

10時45分くらいなのにっ!あのチョコレートを食べた時から記憶がない......」

るり「それに、なんか変な感じがするわ......

一体何が......」

がらららっ......

集「るりちゃん。」

集が保健室に入ってきた。

るり「ま、舞子君!?あ、私に何があったか知らないかしら?」

しかし集の耳に、るりの言葉は入っていなかった。

ズンズンとるりに迫っていく集。

るり「ま、舞子k.......」

ばっ

集はるりの腕を優しく握った。

るり「やっ......」

るりは集の真剣な表情に気がついた。

彼女は、彼のこんな表情を見たことがなかった

集「るりちゃん。」

るりは彼の表情にときめいた。だがしかし、心のどこかで少し怖かった。

見たことのないこの表情が、何を意味してるのかが分からなかったからだ。

集「俺の話を聞いてくれる?」

集は優しい声で問いた。

るりは静かにコクリと頷いた。

集「るりちゃん......俺伝えたいことがいっぱいあるんだ。」


集は、自分の気持ちを全て語った。

るりはそれを受け入れた。

るり「そう.......」

るり「私もあなたに言いたいことがあるわ。」

るりは、ほぅとため息を吐いて真に彼を見つめた。

るり「舞子君。私と......その。所謂、恋人になって......欲しいな......」

集「勿論!それに、キスしておいて今更好きですって。」

るりは目を見開き、ボシュッと音と共に真っ赤になった。

るり「わ、わ、私!な、なにしたの!?」

集「キスしたリー、抱きついてきたり、押し倒してきたりー他にも色いr......ゴフゥッ↑」

るりは全力で彼の顔面を蹴り上げた。

集「い、痛いよ......るりちゃん。」

るり「わ、私からとはいえ、責任......とりなさいよ......舞子君......。」 

集「るりちゃんもねっ☆」

るり「......っ」


その後、クラスに戻ろうとドアを開けたら桐崎達がいて、色々二人はからかわれた。

教室にいったら、何故かクラスメート全員に広まっており、集は殺意の目を、るりは質問責めにあってしまった。

しかし二人の表情はどこか幸せそうだった。


終わり。


楽「俺、主人公なのに出番少なくね!?」


後書き

いやー。自分の文才のなさを体感しましたね。
この話のその後の話が
今後投稿されたりされなかったりするかもしれません。


このSSへの評価

7件評価されています


SS好きの名無しさんから
2023-08-08 15:31:12

SS好きの名無しさんから
2022-01-26 21:31:12

SS好きの名無しさんから
2019-03-29 19:14:19

アカツキ☆さんから
2016-04-24 21:31:33

SS好きの名無しさんから
2016-04-06 17:41:54

SS好きの名無しさんから
2016-03-30 00:49:17

SS好きの名無しさんから
2016-02-09 23:34:49

このSSへの応援

6件応援されています


SS好きの名無しさんから
2023-08-08 15:31:17

SS好きの名無しさんから
2021-02-22 17:15:56

SS好きの名無しさんから
2016-05-23 21:20:49

SS好きの名無しさんから
2016-05-02 03:42:53

アカツキ☆さんから
2016-04-24 21:31:25

SS好きの名無しさんから
2016-03-29 01:04:06

このSSへのコメント


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください