ナルト「俺とお前の」サスケ「病室トーク」
戦争後、病室でゆるーく駄弁るナルトとサスケの話です。
※キャラ崩壊、おふざけ程度のBL、若干エロ(のような)描写あり。
記憶を頼りにゆるーく書いたので時系列にズレがあるかもしれません、申し訳ない…。
≫≫
戦争の終結、ナルトとサスケの最後の戦いから数日後――。
ナルト「…」
サスケ「…」
大戦の英雄うずまきナルト。
一応英雄、肩書き的には未だ犯罪者のうちはサスケ。
二人は仲良く同じ病室に収められ、綱手から十分療養するように言いつけられていた――。
≫≫
ナルト「なーサスケェ…」
サスケ「何だ…」
ナルト「なんでよりによって同じ部屋なんだろうな…」
サスケ「火影が言ってただろ…『ナルトはサスケの見張りも兼ねて同じ部屋にした』、と」
ナルト「サスケはもう木の葉潰したりしねぇって言ってんのにさぁ」
サスケ「世界的に見れば俺は犯罪者だからな、信じてもらえないのも無理は無い…」
ナルト「つかお前随分あっさり更正したよな」
サスケ「もういいだろ別に」
ナルト「へへ…まぁよかったってばよ」ゴロン
サスケ「……」
ナルト「……」
サスケ「ナルト」
ナルト「んー?」
サスケ「関係的には、結局お前って俺の弟なんだよな」
ナルト「まぁ………魂レベルの話になるけど」
サスケ「……」
ナルト「それが何?」
サスケ「一回で良いんだけどさ」
ナルト「うん」
サスケ「お兄ちゃん……って呼んだりとか」
ナルト「………」
ナルト「いやいやいやいやいやいや」
サスケ「ホラお前童顔だし」
ナルト「それ関係あるか?」
サスケ「いいじゃんちょっとだけ」
ナルト「お前キャラ変わりすぎだってばよ!?戦争中に頭のネジ全部ぶっ飛んだんじゃねぇの!?」
サスケ「確かにネジぶっ飛んでたな」
ナルト「ブン殴るぞてめぇ」
サスケ「ごめん」
ナルト「ていうかあのときまだお前来てなかったじゃん」
サスケ「サクラが教えてくれたんだ」
ナルト「あっそ……でもお兄ちゃんとかぜってー言わねぇかんな!」フン
サスケ「え?何?」
ナルト「お兄ちゃんとかぜってー言わねぇってばよ!」
サスケ「なんて?」
ナルト「だからお兄ちゃんとか……あれ?」
サスケ「ありがとう、三回分俺の心は満たされた」ニヤリ
ナルト(サスケってこんなにウザかったっけ)
≫≫
サスケ「あとネジで思い出したんだけどさ」
ナルト「あ?」ギロリ
サスケ「そんなに睨むな……日向のさ、ヒナタっているじゃん」
ナルト「うん」
サスケ「お前とあの子ってあんなに仲良かったっけ?」
ナルト「……」
サスケ「お前サクラが好きなんじゃなかったのか?」
ナルト「いや、なんというか……」
サスケ「付き合ってるのか?」
ナルト「その………まぁ色々あったんだってばよ」
サスケ「色々…?」
ナルト「だから…ペインの時とかさ」
サスケ「何があったんだ?」
ナルト「えぇ……もういいだろ」
サスケ「教えてくれないのか…やっぱり俺はもう第七班の…」グスッ
ナルト「あー!泣くな!わかったよ、言えばいーんだろ!?」
サスケ「フッ」ニヤリ
ナルト「俺がペインにやられて動けなくなったときに、助けに来てくれたのがヒナタだったんだってばよ」
サスケ「…それで?」
ナルト「まぁでも結局やられちまって、そんで俺ってば……わけわかんなくなって九尾化しかけたんだ」
サスケ「風影が死んだときも暴走しただけなのに、その子がやられたときは九尾化したのか」
ナルト「なんでそれ知ってんの…」
サスケ「サクラがな」
ナルト(サクラちゃんそこまで教えといてなんでペイン戦については何も言わねーんだよ…)
ナルト「まぁほんと目の前だったし…」
サスケ「そういえばあの子の忍道お前と同じなんだってな」
ナルト「やっぱ全部知ってんじゃん!」
サスケ「サクラがな」
ナルト「もうそれはいいってばよ!」
サスケ「ちなみに俺は近々サクラと付き合おうと思っている」
ナルト「あっそ!!………ってええ!!?」
サスケ「お前もヒナタと付き合えよ」
ナルト「今のお前に言われるのはなんかすげー気持ち悪いってばよ」
≫≫
サスケ「あとさ」
ナルト「まだ何かあんのか…」
サスケ「奈良シカマルっているじゃん」
ナルト「うん」
サスケ「アイツ随分お前のこと気にかけてるみたいだな」
ナルト「あー…」
サスケ「付き合ってるのか?」
ナルト「なんでヒナタと同じノリで聞くんだってばよ!?」
サスケ「つうかお前って別に全く友達いなかったって訳でもないよな?」
ナルト「……友達、って言えるほどの関係かどうかはわかんなかったけどな」
サスケ「ちなみに俺は一人も友達がいなかった」
ナルト「……」
サスケ「一人も」ジー
ナルト「そんな捨てられた子犬みてーな目やめろってばよ」
サスケ「寂しかったぞ」
ナルト「ごめんて…」
サスケ「まぁ俺には群がる数多の女の子がいたからいいけどな」ドヤァ
ナルト「やっぱお前キャラ変わりすぎだってばよ…」
サスケ「だからお前に『友達だ!』って言われたとき、わりと本気で嬉しかったんだ」
ナルト「お、おぉ…」
サスケ「そのあと『お前といると、兄弟がいるってこんな感じかなって思うんだ』とか言い出したときには泣くかと思ったぞ」
ナルト「それなのに俺のことぶっとばしたんだな」
サスケ「体裁がな……お前は気絶してたから知らんと思うが、あのあと俺は二時間半お前の顔を見つめ続けた」
ナルト「え?」
サスケ「お前の髪が雨で濡れて頬に張り付き、見ててなんかムラムラしてきた」
ナルト「」
サスケ「チューしたろうかと思ったらカカシが近づいてきたから流石に逃げたがな」
ナルト「俺もうお前がわからねぇよ」
サスケ「お前過呼吸ホモとかストーカーとか言われてるけどさ」
ナルト「オイ」
サスケ「実際俺の方がずっとお前の尻を」
ナルト「ぎゃー!!もうやだ!!黙れってばよぉ!!」
サスケ「嘘だぞ」
ナルト「うぅ……冗談でもそういうのは止めてほしいってばよ……」グスグス
サスケ「俺が本当に好きなのは兄さんだけさ」ハハハ
ナルト「あっそ……え?」
サスケ「でもお前が過呼吸で倒れたシーンは二、三回読み直した」
ナルト「ウッ、なんか吐き気が…」
サスケ「アニメもエロかったぞ…中の人女性だしなんか生々しくて」フフ
ナルト「お前結局男が好きなのか女が好きなのかハッキリしろぉぉ!!」
≫≫
コンコン
看護師「はーい昼食ですよー」ガラガラ
ナルト「この流れでメシとか食える気しねぇ…」
サスケ「む…納豆だと…」ズーン
看護師「それでは」ガラガラバタン
ナルト「はぁ、いただきまー……あ」
サスケ「どうした?」イタダキマース
ナルト「そういや俺ってば利き手無いじゃん…」
サスケ「右手どっかいったもんな」モグモグ
ナルト「……」チラリ
サスケ「うめぇ……あ、納豆はお前にやるよ」ポイ
ナルト「そっか…お前は左手か…」パシ
サスケ「スプーン持ってきてもらえばいいだろ」
ナルト「白米をスプーンはなんか嫌だってばよ」
サスケ「仕方ないだろ、文句言うな」モグモグ
ナルト「む……」ジー
サスケ「……何だ」モグモグ
ナルト「ずるい!!なんでサスケは利き手があるんだ!!」
サスケ「千鳥左手で打ったからな」モグモグ
ナルト「あー!!俺も螺旋丸左手で練習すりゃよかった!!」バタバタ
サスケ「いいじゃないか、ヒナタに食べさせてもらえよ」ニヤニヤ
ナルト「んん………あ、そういや!」
サスケ「ん?」
ナルト「おーい九喇嘛ァー」
九喇嘛(なんだ)
ナルト「お前のチャクラって生命力に溢れてるんだったよな」
九喇嘛(それが何だ?……まさかお前…いや、流石に腕は生やせんだろ…)
サスケ「俺も会話に混ぜろ!」バッ
ナルト「うるせぇ」
サスケ「…」グスッ
ナルト「ものは試しだってばよぉ!そぉい!」シュゴォ
サスケ(九尾モード……まさかそれで腕を治すつもりなのか)
ナルト「包帯取って…」クルクル
サスケ「柱間細胞で義手作ってくれてるらしいし、そこまでしなくても良くないか…?」
ナルト「やってみる価値はある!えい!」ギュウ
サスケ「…」
ナルト「…」
サスケ「やっぱ腕は……ん?」
九喇嘛(あ)
ナルト腕「ニョキニョキ」
ナルト「あぁ…なんか感触がエロい」ニョキニョキニュルニュル
サスケ「エロいだと!」バッ
ナルト「反応するとこ違くね?」
ナルト腕「ジョウズニハエマシタ」デーン
ナルト「っしゃー!腕生えたァー!」
サスケ「もうむちゃくちゃだな」
九喇嘛(嘘やん)
ナルト「ようしこれで飯が食える!!」ニコニコ
ナルト「いただきまーす!!」パクパク
サスケ「………あのさぁ」
ナルト「お?」ムグムグ
サスケ「……もしかしてだけど、俺の腕も生えたりするのか?」
ナルト「…」ムグムグ
ナルト「生やして欲しいの?」
サスケ「そりゃ…まぁある方が」チラッ
ナルト「やだ」
サスケ「えぇ…」
ナルト「なんか今のお前には触りたくねぇってばよ」
サスケ「そんな俺を汚物のように…」ガーン
九喇嘛(おーい、ナルトォ…)
ナルト「うわっ何だよ九喇嘛」
九喇嘛(右腕が復活したってことは、もしかして六道のアレも…)
ナルト「……」パッ
ナルト「あるな」
サスケ「そこまで完璧に復活するのか…」
ナルト「…ん?」
サスケ「どうした」
ナルト「つーことは現時点で最強の忍ってやっぱ俺?」ニヤ
サスケ「六道の力なしでも十二分に強いだろ」
ナルト「お前はもう使えないの?」
サスケ「わからんし別に試す気もないな…ていうか下手したら木の葉滅ぶし止めとくわ」
ナルト「それもそうだな」
ガラガラ
サクラ「二人とも元気してるー?」ヒョコッ
ナルト「あ、サクラちゃん!」
サクラ「お見舞いに……っ!ナルトなんで腕生えてるの!?」
ナルト「本気だしたら生えた」
サクラ「なんというファンタジー……」
サスケ「なぁ俺の腕も…」
ナルト「やだ」
サスケ「クッ…」
サクラ「んん…それにしてもまさか腕が生えるとはね…設定むちゃくちゃ過ぎない…?」
ナルト「そこ気にしたら負けだってばよ」
サスケ「……あ」ピコーン
サクラ「どうかした?」
サスケ「ナルト」チョイチョイ
ナルト「あー?」
サスケ(人体にも影響が与えられるってことはつまり、その手でサクラの胸に触れば…)
ナルト(はぁ?)
サスケ(だからつまり……)ボソボソ
ナルト(……)
サクラ「どしたの急に」
サスケ「サクラ、ちょっと目を閉じてくれないか」スッ
サクラ「え?何?」
サスケ「いいからいいから」
サクラ「??……うん」
サスケ(今だ!ナルト、サクラの胸を揉め!)カッ
ナルト(まさかお前が巨乳好きだったとはな……)
サスケ(うるさい!早くしろ!)
ナルト(……俺英雄なのになんでこんなことやらされてんだ…)シュゴォ
九喇嘛(なぁもう止めてくれないか?)
ナルト(…まぁ暇だしちょっとくらいいいか)
九喇嘛(よくない)
ナルト「……」ピトッ
サクラ「!!?!?」ビクゥ
サスケ「大丈夫、俺が触ってるから」(嘘だけど)
サクラ「どういうこと!?」
サスケ「どうしようもなくお前の胸を揉みたくなった、許せサクラ」
サクラ「」
ナルト「……」モミモミ
ナルト(マジで何なんだこれ……)モミモミ
サクラ「んっ……あ……やんっ///」ムクムク
サスケ「おっほ///」
ナルト「……」パッ
サクラ「もう本当に何なの…?目あけていい?」
サスケ「いいぞ」
サクラ「ん……んん!?!?」ボーン
サスケ「ナイス、推定Eカップ」グッ
ナルト「もうやだ何コイツ」
九喇嘛(ワシもうついてけない、寝る)
ナルト(ごめん)
サクラ「な、何!?ていうかく、苦しい…」パツパツ
サスケ「愛の魔法だ」ウインク
サクラ「なるほど…///」
ナルト「この二人俺よりアホなんじゃ…」
≫≫
ナルト「なんか色々疲れたってばよ…」
サスケ「まぁサクラのとびっきりの笑顔も見れたし良いじゃないか」
ナルト「俺の心には罪悪感しかねーよ…」
サスケ「お前が罪悪感を感じる必要など無い…俺は今最高に嬉しい」ニコニコ
ナルト「おぉ……」ドンビキ
サスケ「飯も食ったし暇になったな」
ナルト「話題の転換早すぎねぇ?」
サスケ「気にするな」
コンコン ガラガラ
ヒナタ「こ、こんにちは」
ナルト「お!ヒナタ!」
いの「私もいるわよ~、サスケくーん!お見舞いに来たよぉ!」バッ
サスケ「あ、はい」
いの「あれ?なんか冷めてない?」
サスケ「だってお前サイとかいうやつと付き合ってんだろ」
いの「え、…//そっ、それでもお見舞いくらいいいでしょ?」
ヒナタ「ナルトくん、大丈夫?………あれ?」
ナルト「うん?」ゴタイマンゾク
ヒナタ「腕…どうしたの?」
いの「え………義手、もうできてたの?」
ナルト「本気だしたら生えた、義手じゃねーってばよ」ヒラヒラ
サスケ「だから俺の腕も」
ナルト「うるせぇ」
サスケ「…もういいや」
いの「うへぇ、本当に本物の腕じゃない…本気だしたら生えたってすごすぎでしょアンタ」サワサワ
ヒナタ「す、すごいね…」
ナルト「俺に出来ないことはない」
いの「アンタが言うとマジで冗談に聞こえないわ…」
ヒナタ「人体の再生なんて、もはや医療とかいうレベルじゃないね……」
サスケ「錬成術だな」
ナルト「かっこいいってばよ」
いの「呑気してていいの?わりと重大な事実発覚してるのよ?」
ナルト「かっこよければなんでもアリだってばよ」キリッ
ヒナタ「ナルト君///」
いの「そういえば、さっきサクラが来てたでしょ?」
サスケ「…」ドキッ
ナルト「…」ビクッ
いの「本当は一緒に来るつもりだったんだけど、ヒナタと二人でお見舞い選んでたら遅くなっちゃった」
サスケ「そうか」
ナルト「お見舞いって?」
ヒナタ「これだよ」スッ
サスケ「定番のフルーツだな」
ナルト「おぉ、サンキュ!」ニカッ
ヒナタ「ひえっ」フラッバタン
いの「あんだけ大胆に告白したりほっぺ叩いたりしたのにまだ気絶するのねこの子…」ハァ
ナルト「……」
サスケ「どうした、ナルト」
ナルト「いやぁ……あのさ、ヒナタってばなんで俺見て気絶すんだ?」クビカシゲ
いの「出ました天然」
サスケ「そんなお前も可愛いぞ///」
ナルト「螺旋手裏剣で二分割してやろうか」
いの「サスケ…君?」アトズサリ
サスケ「あ、いや、冗談だそ?」
いの「そ、そうよね…ビックリした…」ホッ
サスケ「俺が好きなのはイタチただ一人さ」ニッコリ
いの「ほげぇ」バタン
ナルト「あーあ」ヤレヤレ
サスケ「クソ…ちょっと兄弟愛が強すぎるだけじゃねぇか!どいつもこいつもホモ扱いしやがって…!」
ナルト「俺もなんかホモ扱いされてるしな…まぁあんだけサスケのこと追い回してたし仕方ねぇか……」
サスケ「あくまで友情の範疇なんだよな」
ナルト「うん」
サスケ「じゃあやっぱり俺の片想い……」グスッ
ナルト「もう突っ込む気も起きねーよ」
≫≫
ナルト「どーしよ、二人とも気絶しちまったってばよ」
サスケ「ほっとけばそのうち起きるだろ」
ナルト「今誰か入ってきたら結構やばい状況な気もすっけど」
サスケ「そんな立て続けに見舞いが来るわけねぇよ」
ガラガラ
シカマル「うぃーす……うおっ、何だこりゃ」
サスケ「来るわけあった」
チョウジ「いのにヒナタ?どうしたの二人とも…おーい、いのー?」ユサユサ
キバ「何だこりゃ…ヒナタぁー?」ペチペチ
ナルト「なんか今日はやたら来んな」
シノ「俺もいるぞ」ヌッ
ナルト「うわっ…脅かすなよ」
シカマル「ヒナタの方はいつも通りナルトのせいだろうが、いのは…サスケ、お前が何かしたのか?」
サスケ「知らん」
ナルト「…」
キバ「あれ?ナルトお前、腕もげたんじゃ…」
チョウジ「もげたって…他に言い方あるでしょ」
ナルト「本気だしたら生えた」
シノ「…信じ難いが、確かに偽物でもなさそうだな」
シカマル「おめー人知越えた能力身に付けすぎだろ」
ナルト「文句なら九喇嘛に言ってくれってばよ」
キバ「クラマって」
シノ「九尾の名だろう」
サスケ「ん?…サイとかいうやつは一緒じゃねーんだな」
チョウジ「あぁ…」
シカマル「だって俺らあんまあいつと面識ねーし…」
ナルト「そうだっけ?」
シノ「話したこともない」
サスケ「……あいつって俺の代わりに第七班に入ったんだよな」
ナルト「それが?」
サスケ「いや……あいつってどんな奴なんだ?」
シカマル「わかんね」
チョウジ「知らない」
キバ「さぁ」
シノ「わからん」
ナルト「えぇ…」
サスケ「俺のこと好き好き言ってたいのがコロッと乗り換えるくらいだから俺に似てるのかと思ったが」
ナルト「言い方ひどくね?」
シカマル「確かに若干顔つきが似てるような…似てねーような」
キバ「匂いはクソ程も似てねぇぞ」
チョウジ「そんなのキバ以外わかんないでしょ」
ナルト「うーん……サスケほどスカした態度取るわけでもねーし」
シノ「下ネタは好きらしいとしか」
サスケ「下ネタ…だと」
ナルト「お前もゲスいネタ好きじゃん、おっぱいとk」
サスケ「黙れぇ!」バチチッ
ナルト「おわあっ!」バッ
シカマル「うおっ!…ツッコミついでに千鳥かますなよ危ねーな」
シノ「まぁこのくらいなら余裕で避けられ……」
キバ「…ぐぉ」バタリ
ナルト「直撃してんじゃん」
シカマル「あーあ…」
チョウジ「実際キバってあんまし強くないよね」
シノ「言うな」
シカマル「そういやこいつが勝ったところ見たことなくね?」
ナルト「俺の屁に負けたしな」
サスケ「ンフッ」
シカマル「今笑ったろ」
サスケ「幻聴だ」
ナルト「幻術だみてーに言うな」
いの「う、ううん……?」ムクリ
チョウジ「あ、起きた」
いの「?あんたら…」
シカマル「見舞いだよ」
いの「あ、そう……あれ、私なんで寝てたの?」
ナルト「サスケのイタチ大好き発言にショックを受けて」
サスケ「もっ、もういいだろ!//」
シカマル(ホモか…)
チョウジ(ホモか…)
シノ(ホモか…)
サスケ「ただの兄弟(恋)愛だ」
シカマル「なんかニュアンスに違和感が…」
サスケ「そういうお前もずっとナルトの傍にいたいんだろ?」ニヤ
ナルト「職業としてサポートしたいって意味で、だよな?」
シカマル「お…おう//」
ナルト「?」
シノ「俺は応援しているぞシカマル」グッ
いの「木の葉の里やばい」
≫≫
ヒナタ「うぅ…ん?」パチリ
ナルト「おはよう」
ヒナタ「わ!?…にゃっ、な、ナルト君!!」ガバッ
サスケ(今噛んだな…かわいい)
ナルト「もうみんなは帰っちまったってばよ」
ヒナタ「みんな?…あ、もう夕方…私もそろそろ帰らなきゃ」スッ
ナルト「おー、今日はありがとな!」
ヒナタ「う、うん!//……今日はあんまりお話できなくてごめんね…」
ナルト「別に、来てくれただけで嬉しいってばよ」
ヒナタ「ありがとう…//じゃあ、今日はこれで…」バイバイ
ナルト「気を付けてな~」
ヒナタ「サスケ君も、お大事にね!」スタスタバタン
サスケ「…あの子には胸部錬成術を施す必要はなさそうだな」
ナルト「もう胸の話はいいってばよ…何だ胸部錬成術て」
サスケ「推定E....下手すればFか…」
ナルト「うちは一族ってそんなに性欲強いもんなのか…?」
サスケ「少なくとも父さんと母さんは一日おきに愛を確かめ合っていたが」
ナルト「ド変態じゃん」
サスケ「日向も木の葉最胸とか言われるくらいだしそこそこエロいんじゃないか?」
ナルト「最強は自称だし漢字も違う気がすんだけど」
サスケ「自称とか言うなよかわいそうだろ」
ナルト「かわいそう……?」
サスケ「実際木の葉の血筋でいけばかなり上のランクだし」
ナルト「まぁな」
サスケ「もちろんうちはには遠く及ばねぇがな」ドヤァ
ナルト「確かにそうかもしんねーけどそこまで自信たっぷりに言われっと、逆に弱そうだわ」
サスケ「俺は強いぞ」
ナルト「知ってるよ」
≫≫
サスケ「それにしても暇だな…」
ナルト「つか片腕ねーのにだいぶ元気してんな俺ら」
サスケ「もはやそれも俺だけになっちまったしな…早くサクラに告白してぇ…」
ナルト「ほんと性格変わったよなお前…でもこれでやっと二人が幸せになれんだし、俺も祝福すんぜ」
サスケ「お前はいいのか?サクラちゃんサクラちゃん言ってたくせに」
ナルト「実はわりと早い段階でサクラちゃん熱は冷めてたんだ」
サスケ「初耳だな」
ナルト「でも俺ってば真っ直ぐ自分の言葉は曲げねぇとか言ってたしさ…ホイホイ諦めることもできずにずるずるずるずる……」
サスケ「なんか聞いてはいけない話を聞いた気がする」
ナルト「いや、最初の内は本気で好き……だった、うん」
サスケ「何今の微妙な間」
ナルト「いや俺…恋愛感情とかいまいちわかんねーし…」
サスケ(ヒナタの告白も、どうせラーメンが好きとかの"好き"と同列で考えてんだろうな…)
サスケ「女体には興味あんだろ?」
ナルト「お前の口からそんな言葉を聞く日が来るとは……」
サスケ「おいろけの術とかハーレムの術とか」
ナルト「逆ハーレムとか?」
サスケ「カグヤ面食いだったし」
ナルト「あれはもうやりたくねぇな…またホモ扱いされそう」
サスケ「俺は素晴らしい術だと思うぞ、ハーレムの術」
ナルト「女の方の話だよな…?」
サスケ「どっちでも可」
ナルト(もうこのことに関しては一切踏み込まないようにしよう)
サスケ「ちょっとやってみてくれよおいろけの術」
ナルト「えぇ…」
サスケ「いや俺実際にあれ見たことねーし」
ナルト「そうだっけ?」
サスケ「たぶん……いいから分身しろよ」
ナルト「……影分身の術」
影ナルト「やりたくねぇ」ボン
ナルト「一回だけだかんな?」
サスケ「ばっちこい」
影ナルト「はぁ」ボン→変化
サスケ「すげぇ乳だな」
ナル子「サスケくぅーん//」スリスリ
ナルト「見慣れた光景のはずなのに相手がお前ってだけで違和感5割増しだってばよ」
サスケ「乳揉んでいい?」モミモミ
ナルト「そんなことされたら一生影分身解除できねぇよ…つかもう揉んでんじゃん!」
ナル子「…うっ」オロロロロ
サスケ「吐くなよ!!」
ナル子「もう無理」ボフン
ナルト「……うぐっ、嫌な記憶が流れ込んでくる……おっ…おうぇ」オロロロロ
サスケ「二回も吐くなよ傷つくわ」
ナルト「だって男同士じゃん……」
サスケ「そういや胸で思い出したが」
ナルト「もう全てが嫌だってばよぉ」バタン
サスケ「同期のメンバーに今のサクラの姿見られたらわりとやばくないか?俺愛の魔法だとかクソ寒いこと言っちまったしそんなんで胸でかくなるわけねぇし」
ナルト「知るか」
サスケ「急激な胸の成長をバケモノ呼ばわりされるかも…」
ナルト「……」
サスケ「そしてやがてサクラはハブられ独り身に」
ナルト「飛躍しすぎだろ」
サスケ「孤独の辛さはお前もよく知っているだろう!!」カッ
ナルト「何いい話っぽく纏めようとしてんだコラ」
サスケ「Cらいで止めときゃよかったな」
ナルト「そもそもやらないっていう選択肢はねーのかよ…」
―――Fin.
このくらいはっちゃけてるサスケェが見てみたいなァ!!!
同期男メンバーの部分は後から付け足したので拭い去れない違和感ありますが、仲良くしてればそれでいいんだ。
一応ネタがまだあるので、近いうちに続編を書くかもしれないです。もしかしたら。
サスケの崩壊っぷりがすごいwwwww
金属製の餅 さん
コメントありがとうございます!今まで病んでた分このくらい崩壊しても許されそうだぞサスケェ!
サスケって左利きだったような...勘違いだったらすんません。