モバP「ダブルドライバーか」莉嘉「それってホンモノ!?」
初投稿です。なんとなく思いついたのをなんとなく書きました。
ちなみに筆者の一番好きな仮面ライダーは電王です。
モバP(以下P表記)「よくわからん。だって朝事務所に来たらあったんだし」
莉嘉「ふ〜ん…それ触ってもいい?」
P「どうだかな…誰もいない事務所に置いてあったんだぞ?何か呪われてるかもしれん」
莉嘉「おーっ、ちっちゃいのはアタシにぴったりだー!」カチャッ
P「細部までこだわって作ってあるけどやっぱり明日の金属ゴミに──っておぉぉい!!何やってんの!?」
莉嘉「装着してんのー!はい!おっきい方!」
P「なぜかご丁寧に大きいのと小さいやつの二つセットで置いてあるし、片方ずつしか挿すとこないのも怪しいけど…仕方ない、装着するか。アイドルだけを犠牲にする訳にもいかんしな」
P「別にやりたいけどこの歳で1人でやるのが恥ずかしいから今までやらなかったってわけじゃないからな」カチャッ
莉嘉「Pくん、こんなメモリがあったんだけど…」
P「黒いのと黄色いのか…でもその黄色いの、ルナじゃなさそうだな」
莉嘉「ジョーカー側に挿す形してるもんね」
P「ま、黄色いのは莉嘉が使っていいぞ。俺フィリップ好きだったしこの黒いの使うから」ヒョイッ
莉嘉「おっけー!じゃ、いっくよー☆」
P「任せろ、相棒!」\プロデューサー‼︎/
莉嘉「えっ、今そのメモリ『プロデューサー』って」
P「いいから!早く!」ワクワク
莉嘉「う、うん…」\リカ‼︎/
P&莉嘉「「変身!」」
P「よっ」サクッ
莉嘉「わわっ、コッチにメモリ転送されたよ!?やっぱりホンモノなんじゃ」
P「ほら早く!早く!!」
莉嘉「わかってるよー!」サクッガシャンッ
\プロデューサー!!リカ!!/
P「」バターンッ!!
莉嘉「Pくん!?」
莉嘉?「……あれ?なんでオレ、倒れて…」
莉嘉「今の声…もしかしてPくん?」
P(in莉嘉、以下莉嘉P表記)「お…おお!?もしかしてオレ、莉嘉の身体に入ってる!?」
莉嘉「そうみたい……もしかして──」
莉嘉&莉嘉P「「ホントのホントにホンモノだったーっ!?」」
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※原作とは違ってPの声は莉嘉の脳内でのみ聞こえます
莉嘉「すごいよこれ!他のガイアメモリもみんな何かわからないけど────って、そもそも今どんな格好なの?」
莉嘉P「とりあえず俺のロッカーの鏡で確認してみるか?」
莉嘉「アタシのカバンの中に手鏡があるからそれでいーよね!」ゴソゴソ
莉嘉「どれどれーって……」
莉嘉&莉嘉P「「誰?」」
莉嘉P「髪型とか服装は莉嘉のままだよな」
莉嘉「でもでも、目つきとかはちょっとPくん寄りになってるし…アタシちょっと成長してる?」
莉嘉P「そうだな……大きくなったなぁ…」
莉嘉P「(主に胸が)」タユン
莉嘉「このカッコだとみんなびっくりしちゃうよねー。アタシにも似てるけどPくんの妹って言っても納得されそう……」
莉嘉「………!」ティン!
莉嘉「そーだPくん、ちょっとこのカッコで遊んでみよーよ!」
莉嘉P「え?遊ぶってどんな──」
莉嘉「いーからいーからっ☆アタシに任せてよ!」ズルズル
莉嘉P「俺の身体を引きずってどうする気だ!?乱暴する気なんだろう!」
莉嘉P「エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!!」
莉嘉「(エロドージンってなんなんだろ…)」
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莉嘉「よし、でーきたっ☆」
莉嘉P「(莉嘉似の推定JKが俺を膝枕している……これって一時間五千円とかのアレみたいだなぁ)」
莉嘉P「(膝枕される感触が味わえないのが悔しい……ッ!)」ギリィ
莉嘉「あとは誰かが来るのを待つだけ〜♪」
莉嘉P「ちょっ、おいやめろ!変身ベルト外せ!そんなとこ見られたら俺が社会的に──」
美波「おはようございま──」
美波「」
莉嘉P「」
美波「え、えぇっと……どなたですか?」
莉嘉「初めまして!アタ……わたし、Pのイトコですっ☆」
莉嘉P「余計に話をこじらせる気かテメェ!?」
莉嘉「Pくんはわたしの婚約者なの!」
莉嘉P「とんでもねえ設定ブッ込んで来やがった!」
美波「」
莉嘉P「美波ーッ!?」
美波「う……嘘、ですよね。あんなに女の子にアプローチされてもなびかなかったPさんが、たった四親等の年端もいかない子と…」フラフラ
莉嘉「嘘ならこんなことしないよねー♡」チュッ
莉嘉P「(頬にキスだと!?ちくしょう羨ま…もとい!けしからん!!)」
美波「」バタッ
莉嘉P「美波──────ッ!!!!!」
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美波「ん……あれ、私は一体…?」
P「気がついたか。よーし莉嘉、スーパーお仕置きタイムだ」ムニムニ
莉嘉「むぇ〜!ごみぇんなふぁいぃ〜!」
P「ほっぺむにむにの刑だ。いけない子にはお仕置きをするのが人間のルールだろう」ムニムニ
美波「すみません…私、いつの間にか寝てたみたいで」
P「寝てたっつーか…気絶したんだよ。そこの変身ベルトのせいでな」ムニムニ
美波「あ…これ、Wのベルトですよね?」
莉嘉「むぃなみひゃんひっへふむぉー?(美波ちゃん知ってるのー?)」
美波「うん。弟が見てたから……」
美波「それより、これとさっきの子にどんな関係があるんですか?」
P「あぁ…莉嘉のほっぺぶにぷにでやわらけぇ…」ムニムニ
美波「Pさん?」ゴゴゴゴゴ
P「ヒッ!?すみませんイチから説明させていただきます!!」
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※莉嘉はお仕事に行きました
P「──という訳だったのさ!どれもこれも全部ゴルゴムってやつのせいなんだ」
美波「なるほど……莉嘉ちゃんとPさんが合体しちゃったんですか」
P「まあそんなとこ。誰が作ったかはわからんが……おそらく、無駄に高品質なのを考えると秋葉とちひろさんの共同開発だろうな。サイクロン側はプロデューサーメモリしかないし」
美波「サイクロン側『は』っていうことは、莉嘉ちゃんが使ってた方は何個かあるんですね?」
P「ああ。このジュラルミンケースに入ってるやつみんながそうだ。美波だと…この色かな?」
美波「この水色の、ですか」カチッ
\ミナミ‼︎/
P「おっ、合ってたな。さすが俺」
美波「…………」ジーッ
P「………美波?どうした?」
美波「……Pさん」
美波「これ、試してみませんか?」
つづく?
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