瑞鶴「薄い本!?」
思いつきで書きました。
短編です。
初ss投稿
よろしくです。
提督「・・・」
テレビ『んっ・・・』
提督「・・・」
テレビ『ぎゃーーーーーー!?』
テレビ『ドッキリ大成功!!』
提督「これだ!」
~~~~~~~~~~
コンコン、ガチャ
瑞鶴「提督さーん って、あれ?いない」
瑞鶴「ってこれ・・・」
薄い本『ヤア(・∀・)ノ』
瑞鶴「」
瑞鶴「・・・」
瑞鶴「・・・///」
瑞鶴「フッ、フン///」プイッ
瑞鶴「あんのバカ!爆撃されたいのかしら!///」
瑞鶴「・・・///」チラ
瑞鶴「・・・///」プイッ
瑞鶴「捨てちゃおうかな!///」
瑞鶴「・・・///」
瑞鶴「・・・どんな内容なんだろ///」チラ
瑞鶴「だっ、大事なのは中身よね、中身!///」パラパラ
~~~~~~~~~~
別室にて
提督「いや~、ドッキリってけっこう面白いね!」
提督「瑞鶴のかわいい顔も拝めたし」
提督「前に買って用意しててよかった~」
財布『』空っぽ
提督「よし、そろそろ突撃しよう!」
~~~~~~~~~~
瑞鶴「~~~///」
瑞鶴「しょっ、翔鶴ぇの本だったとは・・・///」パラ
瑞鶴「提督さん、こういうのが趣味なんだ・・・///」
瑞鶴「・・・///」パラパラ
瑞鶴「うらやましいなぁ」ボソッ
瑞鶴「・・・」
瑞鶴「提督さんって、翔鶴ぇが好きなのかな」
瑞鶴「・・・」
瑞鶴(そういえば、昔は航空母艦って私一人だったよなぁ)
瑞鶴(よくちょっかい出されておい駆け回ったなぁ)
瑞鶴(けど、最近は目も合わせてくれない・・・)
瑞鶴「さみしいよ・・・」ウルッ
瑞鶴「・・・」グスッ
瑞鶴「って、何で私が泣いてるのよ!」グスン
瑞鶴「翔鶴に幸せになって貰わなきゃ!」
瑞鶴「でも、うぅ・・・」ポロポロ
~~~~~~~~~~
提督(さ~て、瑞鶴はどんな反応をするかな?)ニヤニヤ
提督「ただいまー!」ガチャ
瑞鶴「提督ッ さんッ 」ポロポロ
提督「」
提督「どうしたんだ!大丈夫か!?」
瑞鶴「なんでもッ ないからぁッ」ポロポロ
提督「すまなかった、俺がこんな事をしたせいで」ダキッ
瑞鶴「うわぁぁーーん」ポロポロ
~~~~~~~~~~
提督「落ち着いたか?」
瑞鶴「うん・・・」
提督「・・・」
瑞鶴「・・・」
瑞鶴「ねぇ」
提督「うん?何だ?」
瑞鶴「提督さんって、翔鶴姉ぇのことが好きなの?」
提督「どっ、どうしたんだ急に?」
提督「あっ、あぁ 皆家族として愛しているぞ」
瑞鶴「それじゃイヤなの!!」
瑞鶴「ずっと思ってた!何で提督さんはケッコンしないの!?どうしてだれも愛そうとしないの!?私たちだって」
提督「どうした!さっきから何か変だぞ!」
瑞鶴「あっ、ごっ、ごめんなさい」ポロポロ
提督「・・・いや、こちらこそ・・すまない」
瑞鶴「翔鶴姉ぇだってきっと提督さんを待ってる、だから」
提督「んっ、確かに美人だが、何で翔鶴なんだ?」
瑞鶴「えっ、だって机の上に翔鶴姉ぇの薄い本が」
提督「いや、あれはドッキリで」
瑞鶴「えっ」
提督「えっ」
提督、瑞鶴「ええええぇぇーーーーー」
~~~~~~~~~~
瑞鶴「なーんだ、そういうこと」
提督「怒らないのか?」
瑞鶴「なんかほっとしちゃって」
瑞鶴「・・・よかった」ボソッ
提督「んっ、どうした?」
瑞鶴「いや何でもない・・・」
瑞鶴「それより、もうしないでよ?」
提督「・・・あぁ、決めた」
瑞鶴「えっ?」
提督「瑞鶴・・・」
提督「俺とケッコンしてくれ」
~~~~~~~~~~
最初は驚いた。
あのイタズラ好きでおっちょこちょいの提督さんが誰か一人を選ぶなんて
しかも、どうしようもない私を・・・
提督さんはいつも家族のように愛してくれた
皆一人ひとりを平等に
そんな提督さんを皆も愛していた
それは家族でもあり、一人の人間として
一部には提督さんを男性として愛していた人もいた
そんな私は自分の気持ちに気付かなかった
いや、気付こうとしなかった。
気付きたくなかった・・・
どうせ自分なんか、と
でも提督さんは見つけてくれた。
本当の私を、
私の気持ちを。
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その後
瑞鶴「それで、提督さんはまだレベルの足りない私を・・・」
翔鶴「そうね、瑞鶴はほとんど待機だったものね」
瑞鶴「それでこの指輪の箱をね、恥ずかしいからケッコンするまで開けるなって」
翔鶴「うふふ、最近提督の話ばっかりね」ニコニコ
瑞鶴「もう、からかわないでよ~!」
翔鶴「でも、この出撃が終わればレベルも最大になるんだし、気を引き締めていかなきゃ」
瑞鶴「うん!」
瑞鶴「空母瑞鶴、抜錨します!」キリッ
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失うのは一瞬だった
いままで積み上げてきたものが崩れるのは
積み上げてきた時間より
尊っかった時間より
短かった
~~~~~~~~~~
大淀「大変です!出撃中の第一艦隊が奇襲を受けかなりな被害を受けました!」
大淀「赤城さん、翔鶴さん、加古さんが中破
加賀さんが大破しました!」
提督「直ぐに撤退させろ!今救援を向かわせると伝えてくれ!」
提督『第二艦隊出撃準備!』
提督「くそッ、無事でいてくれ!」
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加賀「ぐっ・・・」大破
赤城「一航戦の誇り・・・こんなところで失うわけには・・・」中破
青葉「撤退命令出ました!」小破
瑞鶴「このままだとまずい・・・、青葉!皆を頼んだ!私が囮になるからその隙に行って!」
青葉「でも、それだと瑞鶴さんが!」
瑞鶴「私のことはいいから!それに今この中では私が一番動ける!」
瑞鶴「瑞鶴には幸運の女神がついていてくれるから、大丈夫」
瑞鶴「さっ、早く!」
青葉「瑞鶴さん!必ず帰って来てくださいよ!」ポロポロ
~~~~~~~~~~
提督は祈った。
彼女が、彼女達が戻ってくることを
誰一人欠けず帰ってくることを・・・
~~~~~~~~~~
ドォーン ズドーン
瑞鶴「っ!」中破
まずい、このままだと殺られる!
瑞鶴「これで、どうだ!」バシュッ
ガガガガガ
航空機『ヤーラーレーター』ゴオオオ ドンッ
瑞鶴「まったく、歯が立たない!」
その時、敵艦の砲口が私を捉えた。
瑞鶴「・・・!」
周りの敵艦も牙を向ける
避けきれない!
ズドォン
~~~~~~~~~~
提督「・・・」
加賀「・・・報告します」
加賀「出撃中、敵艦隊と遭遇し戦闘に入り、被害甚大のため撤退、追撃を受けながらも母港に帰港」
加賀「被害報告、大破3、中破2、生死不明1」
加賀「以上です」
提督「・・・ご苦労、よく帰って来てくれた」
提督「傷を治し、身体を休めてくれ」
提督「以上だ」
加賀「・・・責めないんですね、私を」
提督「何故責める必要があるんだ」
加賀「っ!だって、私はなんの役にもたたず、直ぐ大破してしまって、・・・瑞鶴を死なせてしまった」
加賀「なにが正規空母よ!何の為の一航戦よ!いざというときになにも出来ない!そんなのただの」
提督「もうやめろ!」バンッ
加賀「っ!」ビクッ
提督「自分を責めるのはやめろ、・・・それにまだ沈んだと決まったわけじゃない」
加賀「でも、提督は瑞鶴と・・・」ポロポロ
提督「必ず帰ってくる」
加賀「ッ、はい!」ポロポロ
~~~~~~~~~~
暗い
冷たい
怖い
もう会えなくなるの?
ごめんねみんな
ごめんねてーとくさん
せめて指輪だけでも、一目・・・
パカッ
瑞鶴「!」
パァァァァーーー ←光輝く音
~~~~~~~~~~
次の日
翔鶴「大淀さん、提督は?」
大淀「朝方からずっと港にいます・・・」
翔鶴「昨日は凄かったわ、あんなに加賀さんが泣き叫ぶなんて・・・」
翔鶴「鎮守府も大騒ぎでした、瑞鶴と仲のよかった娘も多くて・・・」
大淀「そうですか・・・」
~~~~~~~~~~
夜、港にて
提督「・・・」
ザーンザザーン
提督(指輪、まだ渡さない方がよかったかもな)
提督(最近あいつの話は俺のことばっからしいしな)
提督(てか、指輪渡して行方不明とか死亡フラグかよ)
提督「・・・」
提督(まったくあのバカ、どこほっつき歩いてんだか)
提督「早く帰ってこいよ、瑞鶴・・・」
ザーンザザーン
~~~~~~~~~~
次の日
提督「今日から近海で出撃し始めようと思う」
大淀「はい、分かりました」
提督「皆の様子はどうだ?」
大淀「あまりよくありませんね、
赤城さんはいつも5杯は食べるご飯を3杯しか食べませんでしたし、」
大淀「加賀さんは部屋に閉じ籠ったままですし・・・」
大淀「翔鶴さんはかろうじて大丈夫ですが、調子がよいとは言えませんね・・・」
提督「やはり、いつもどうりとはいかないか・・・」
提督「・・・」
提督「ちょっと気晴らしに散歩してくる」
大淀「は、はぁ」
提督「仕事は一通り終わってる」
ガチャ バタン
大淀「・・・」
大淀「提督・・・」
~~~~~~~~~~
港にて
提督「捜索が打ち切られてから、もうだいぶ立った」
提督「・・・」
提督「瑞鶴・・・」ツー
提督「くそっ、くそっ、くそがァァァーー」ボロボロ
提督「俺のせいで、俺のせいでーーー」ボロボロ
提督「すまない・・・瑞鶴・・・」ボロボロ
ポロ、コトン
提督「・・・!」
提督「指輪・・・か」
提督「・・・」パカッ
提督「・・・あれ」
提督「何で瑞鶴の指輪まで・・・入っているんだ?」
提督「・・・」
提督「!」
提督「っも、もしかしてあの時・・・!」
――――――――――
提督(瑞鶴も、もうすぐレベルが最大になる)
提督(せっかくだから、渡す時にイタズラしてみよう)
提督(まずは、薄い本から!)
――――――――――
オーイ
提督「!」
テイトクサーン
提督「もしや・・・」
ていとくさーん、ただいまーー
提督「・・・瑞鶴!」
~~~~~~~~~~
提督「瑞鶴、大丈夫か!」
瑞鶴「まあ、なんとか」
提督「てっきり、沈んでしまったのかと・・・」ボロボロ
瑞鶴「泣かないで、提督さん、私は無事よ」ニコッ
瑞鶴「そ・れ・に」
瑞鶴「指輪の代わりに入れたでしょ」クスッ
提督「ああ、そうだった・・・」ボロボロ
――――――――――
提督「指輪の代わりになにを入れよう?」
提督「!」
提督「そうだ!もしものために・・・」スッ
応急修理女神『オーケーオーケー』
提督「頼んだぞ~」
――――――――――
提督「あの時・・・入れででよがっだーーー」グズグズ
瑞鶴「ほーら、もう泣かない!」
瑞鶴「早く帰って皆に知らせるんでしょ?」
提督「瑞鶴・・・」
提督「左手を出してくれ・・・」
瑞鶴「ほっ、本当にいいの?」ドキドキ
提督「ああ」
スチャッ
提督「瑞鶴」
瑞鶴「ひゃ、ひゃい!」
提督「あらためて、俺とケッコンしてくれ」
瑞鶴「はい!」
提督「・・・」
瑞鶴「・・・」
提督「なぁ、瑞鶴」
瑞鶴「何?」
提督「愛してる」
瑞鶴「」
瑞鶴「///」カァァァ
提督(やっぱり瑞鶴は最高だぜぇぇーーー)
提督(かわいい)「かわいい」
瑞鶴「なっ、なにやってんの!?爆撃されたいの!?///」カァァァ
おしまい!かも!?
大本営 元帥室
元帥「任務を与えるために提督くんを呼んだんだけど・・・」
元帥「来ないなぁ・・・」
キャッキャッウフフ
元帥「うん?」
コンコン
シツレイシマス テイトクデス
元帥「入ってくれ」
ガチャッ
元帥「全く、珍しいね、提督くんがちko・・・」
提督「すみません、準備が遅くなってしまって・・・」
瑞鶴「♪」
元帥「」
提督「特に妻の支度が・・・ね?」
瑞鶴「えへへ、ごめんなさい・・・」
ア ナ タ♪
元帥「」
元帥「・・・き」
元帥「君達なにやってるのぉぉぉぉぉぉぉおおーーーーうぅぅ」
元帥「・・・」
元帥「・・で、今に至ると・・・」
提督「はい」
瑞鶴「♪」コクコク
元帥「あのねぇ、君達・・・」
元帥「此処はデートスポットでも、ショッピングセンターでもな・い・か・ら・ねぇぇぇーーー」
元帥「そもそも提督くんだけ呼び出したのに何で君も来る訳?」
瑞鶴「君じゃありません、提督さんの妻です」
瑞鶴「それに、夫一人じゃ心配ですし、
何より海軍のトップの方に何かされたら恐ろしいですから・・・」
元帥「えっ、何それ、変な噂でも流れてるの?」
提督「はい、ホモだとか、ウォークマンで『やらないか』聴いてるとか、ツナギの人が頻繁に出入りしているとか・・・」
元帥「嘘、マジで?」
瑞鶴「まぁ、一番の理由は・・・あの・・その・・・///」
瑞鶴「・・あぁもう!提督さんと離れたくないからですうぅぅぅ!///」
提督「///」
元帥「いや、うんわかったから、此処でいちゃラブしないで・・・」←独身
提督「あ、本当にあの曲入ってる」ウォークマンいじり
元帥「おい、いじんな」
瑞鶴「この部屋、イカの匂いがする・・・」
元帥「いや、違うからあああぁぁ」
元帥「部屋であたりめ食べながら呑んでただけだからああぁ・・・ゴホッゴホッ」
提督「あーあー、もうお爺ちゃん、はしゃがないのー」
元帥「いや、君の祖父じゃないから、まだ50ちょいだから」
瑞鶴「もう、お爺ちゃん!」
元帥「だから、違うから、楽しそうにディスんな!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
元帥「で、こういう事だから、頼んだよ」
提督「///」
瑞鶴「///」
元帥「イチャイチャすんな!てか、任務内容聞いてた?」
瑞鶴「えっ、提督さんとの鎮守府ホームドラマを撮影しろって?」
提督「///」
元帥「そんな事言ってないから、本当他所でやれよ・・・」
提督「○○海域での調査ですね、分かりました」
元帥「よろしい、これで一通りはいいかな」
ーちょいエッチー
元帥「ところで・・・」
元帥「君達何回寝た?」
提督「・・・」
瑞鶴「・・・」
提督「///」
瑞鶴「///」
元帥(いやー、若いねえ)
提督(ですよね、瑞鶴マジ天使、いや神ですよね)
元帥(直接脳内に!?)
提督「いや、じつはですね」
提督「まず、キスするじゃないですか」
元帥「うん、あまーいやつね」
提督「でまずは、手じゃないですか」
元帥「うん、うん」
提督「そしたら、キスだけで落ちちゃって、」
元帥「うん」
提督「そのまま疲れて熟睡です」
元帥「うん」
元帥「はぁ?」
提督「なぁ、瑞鶴?」
瑞鶴「/////」カアアァァァァ
提督「あぁー、かわいいんじゃーー」
瑞鶴「も、もう!/////」
提督(やっぱり瑞鶴は最高だぜええぇぇぇい!)
元帥(はいはい)
提督(なっ、直接脳内に!)
おわり?
大丈夫かな、コレ?
キャラ崩壊とか・・
番外編追加しました。
コメントお待ちしております!
期待
期待してるずい
ありがとうございます!
あれ!?最終回じゃないの∑(゜△゜;)
更新乙
ハッピーエンド期待してます
コメントありがとうございます!
ハッピーエンド、かも? かも!
やっぱり瑞鶴は最高だぜぇぇーーー!
瑞鶴かわいいな
ハメたい(指輪を)
何!? ハメるだと!?
よし、俺の息子で!
イッke(血で真っ赤に染まっている)
ありがとうございます!
↑byひまな人
イイハナシダナー
あ、提督と加賀のやりとりの最中提督が放った言葉の内に誤字が一つありましたよ。
「直し」→「治し」
これからのご活躍に期待してます。
良かったズイ♪
かわいい
育ててきます
いつもどうりじゃなくていつもどおりが正しい。
瑞鶴可愛すぎて死にそう。瑞鶴かわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいい
大事な子を守る心強い味方。
さあ皆も課金しよう❗
瑞鶴は最高だぜ! ズイズイ ズイズイ ps、瑞鶴のお気に入りは太もも
か わ い い( ᐛ )