ドクターが要らんこと言ったせいでカルデア内の1部で修羅場が起こった
Fate ground orderはやっぱり楽しいですね。
ガチャがどうだの庄司タヒねだの言われてますが、僕は好きですよ。
今回も妄想垂れ流しの変な文書で貴方の時間を削ります。
先に言います。ごめんなさい。
これは呼符1枚でジャンヌオルタが出た私の脳内妄想がダーダモレシ23歳なだけですから・・・閑話休題。
とりあえず楽しんでいただけたら嬉しいです。
物書き頑張ります
それはある日のレイシフト後、帰還したぐだ夫に対してロマンが言った一言によって繰り広げられた…
ロマン「そう言えばもうだいぶサーヴァントも増えてきたけど、結局1番誰が好きなの?ねぇねぇ!」
――めんどくさい。この人は本当に面倒なことを・・・と思っていた。
マシュも黙ってないでいつもみたいに注意するのかなと思っていたけど・・・
凄い真剣な眼差しでこっちを見てるし。
ここは何時ものあれだ。
「ん?どうかした?マシュ。」
こうやって何も知らないような顔をして聞いてみることが一番だ。
マシュ「ドクターの言うとうり、先輩は誰が1番好きなのかな・・・と、思いまして。」
「好きとか嫌いとかで世界を救うなんて大それたこと出来ないよ。皆大切だ。サーヴァントでもあり友人でもある。皆が好きだよ。」
ロマン「でも、やっぱりいつも連れて行くサーヴァントとかいるでしょ?この娘は外せないっ!って娘とかさぁ。」
――なんでこの人はこんなところだけ必死なんだろ・・・
この話は長くなる前に休むのが上策だな。
そう思って「疲れたので休みます。」そう言おうと口を開こうとした瞬間、あの甘い声が耳に、頭の中に響いた――
清姫「そのお話、私も気になりますわぁ?」
ぞわっ・・・
この声をいきなり聞くとぞわっとする。貴方はしないか?ほらスマホにイヤホンさして・・・メタい話はまあいいや。
「清姫・・・。霊基になってたんじゃなかったの?」
そう問いただすと、彼女は楽しそうな話をしていたから出てきたと言う。
清姫「で。マスターはどなたが意中の方なのですか?嘘偽りなくおっしゃってくださいニッコリ」
汗が出てきた・・・。
そんなに気になるならちゃんと考えてから答えてみよう・・・。
――じっくり三分後――
「ジャンヌとジャンヌオルタかな。」
清姫「へぇ・・・」
ロマン「そうなんだ!へー!」
この一言が・・・まさかあんなことになるなんて、この時はまだわからなかった。
――なんであんな奴。あんな優男に私はキスまで捧げてしまったのかしら・・・
たまに考えてしまう。本当は私は彼に嫌われているのでは無いかと。
あの聖女のオマケでいっつも一緒に世界を救う旅に出てるのでは無いだろうか・・・
その事が頭をよぎる。
オルタ「はぁ。こんなことばかり考えてるなんて・・・龍の魔女の名がなくわね。これじゃまるで思春期の生娘じゃない。」
他のサーヴァントとみたいに私は霊基にはならない。部屋が余ってるらしいのでこの実体のまま仮住みしてる。
実体のままの方が何かと便利。お風呂も入れるし、あの聖女と優男をからかって遊べるし・・・。
オルタ「はぁ。」
本日何度目かのため息を吐く。
――あの優男でもからかいに行ってこようかしら。
そう思い立ちレイシフトが行われる部屋に向かった。
そこで私は聞いてしまった。
そして先程自嘲していた生娘の様に頬を・・・いや顔全体が真っ赤に染まる音が聞こえた――
――主よ。私をお許しください。
貴方にこの身を捧げますと言った矢先に、私はあの人に心を奪われてしまった。
――聖女だからって何でもかんでも自分から我慢して、制御して、そんなの君が壊れちゃうよ・・・
そしてあの龍の魔女と同時にキスを捧げた私は、本当に思春期の女の子に戻ったように彼のことを思い出すと顔全体が真っ赤になる。
私は世界を救うより彼を護り共に寄り添うために戦う。そう決めたのだ。
ジャンヌ「マスターは今はどこにいらっしゃるかしら・・・」
心拍数が上がる自分の心臓を抑えながらレイシフトの部屋へと向かった――
あの人のあの言葉を聞いたのは、龍の魔女が部屋の前に来ると同時だった――
オルタ「あら?これはこれはお堅い聖女様が何のようかしら?」
ジャンヌ「あっ、貴女こそ何故ここに?それに貴女には関係ありません。マスターお話があります。部屋へ参りましょう」
オルタ「何を言っているの?マスターは私と行くのよ。あなたはジルのところかあのうるさい龍の小娘のところにでも行っておけばいいのよ。ねぇ?マスタァ?」
「え?何?なんでこーなってるの?」
マシュ「先輩のせいですよ・・・清姫さん?あの?清姫さん・・・?」
清姫「ふふっふふふっふふふふふふ・・・」
ロマン「アカン・・・これはアカンやつだ・・・」
「清姫?大丈夫?」
清姫「ま・す・た・あ?(ニッコリ)」
「(アカン)」
こんな事になるから言いたくなかったんだ・・・
オルタ「はぁ・・・なんで私がこんなにイライラしないといけないのかしら?」
私はあの後動揺する胸のうちを晒してしまわないようにさっさと部屋に戻った。
オルタ「あの聖女の前ではなんとか正常な表情を保っていたはずだけれども・・・。しかもあいつ私とあの!よりによって私が一番忌み嫌うあの!聖女だなんて!
あの女には絶対に渡してなるものですか。」
私はそう独り言をつぶやき、そそくさとそして周りにバレないように(特にあのヘビ女)行動に出るため部屋を出た。
ジャンヌ「マスターは私を・・・好きだと・・・仰っていた・・・。嬉しい・・・ええ!嬉しいのですが・・・よりによってあの龍の魔女・・・もうひとりの私とは・・・」
私は顔が真っ赤になるのを隠すことができず、後ずさるようにそして脱兎のごとく部屋に戻ってきてしまった。
ジャンヌ「嬉しいのに・・・何となく素直に喜べなかった・・・。何故なのでしょう・・・」
――わかってはいるのだ。私はあの龍の魔女の様にマスターに不器用なりに甘えに行くようなことをしてない。
だから私が彼に好意を持たれてるなんて思いもしなかった。
ジャンヌ「主よ・・・教えてください。私はあと何回考え込めばいいのでしょう・・・。この人形に・・・ヴラドさんに作っていただいたマスター人形に聞いても何も答えては下さいません・・・。」
修羅場キタコレ!!
オルタが可愛いです!
ロマンよくやった!
羨ましい(血涙)