2016-09-21 01:54:23 更新

概要

初投稿です よろしくお願いします
彼らがもしスタンドを手に入れたらというお話です
(注意)・スタンドには自我がありますが、基本しゃべれません
    ・死んだ人のスタンドが基本的に使われます
    
    


前書き

100%自分の妄想と趣味で書きました
拙い文章ではありますが、暇つぶしにでもなってもらえば幸いです


第一部


【これは…余興…あるいは茶番…または宴…それともお祭り?…しかし『夢と冒険、そして青春の物語』…】



1話 雪ノ下雪乃「そこよ 『シルバー・チャリオッツ』!」



舞台は千葉県! 日本の関東地方の南東側、東京都の東方に位置する県。房総半島と関東平野の南部にまたがる。県庁所在地は千葉市。 平野と丘陵が県土の大半を占め、海抜500m以上の山地がない日本で唯一の都道府県である。総人口約6,240,438人!!これはそんな県のとある町での物語である…(大川透風)


(千葉県 某高級マンション)

  

雪乃「ハ~、今日も疲れたわ」


雪乃「明日は日直だから早く寝ないと…」


雪乃「お休み…」電気パチン


(一時間後…)


雪乃「……」


雪乃「……」


雪乃「…おかしいわ、全然眠れない。やっぱり寝る前にストレッチしといたほうが良かったかしら?あと、温かいミルクも…」


雪乃「…きれいな月ね」(ぼんやり)


???「そうだな」


雪乃「!!!!!」


雪乃「な、あなた誰なの!?いったいどこから!?」

 

雪乃(すごく古そうな弓と矢、あんなので射られたら!!!叫び声をあげる暇もない!!)


ズドーーーーン!!!!!!!(発射)


雪乃「うぐっ!!!!」


雪乃(肝臓の辺りに!!!お腹痛い!!!)


???「……」


シーーーーーン


雪乃「ゲホゲホッ!!」


???「生きてたな、おめでとう。君には「素質」がある。「素質」がなければ死んでいた。」


???「君は今、ある才能を身に着けたんだ。いや、君の精神から引き出されたといったほうがいい…」


???「それはかつて『DIO』という男が『スタンド』と呼んでいた才能だ」


ズボ!!(矢を抜く)


 雪乃 (うっ、…お腹、なんともない…!?いったいどういうこと?)


???「その『力』は君の好きなように使うといい…。レディーの寝床に失礼したね。それじゃあ…」


 雪乃「待って、あなたは一体…?」


    バタン…


 雪乃 「……」


キングクリムゾン!朝の通学路だ!


 雪乃「……(やっぱり、昨日のは夢だったのかしら…)」


チンピラA&B「ぎゃははははは」(酒飲みながら運転している)


犬「クーーン」(路上)


雪乃 「!!危ない!!このままではあのコが(犬は苦手だけど…)」タタタッ


   バッ!!(かばう)


 雪乃(このままじゃ、このコも私も轢かれちゃう!!!もうダメッ!!!)


    その時!!!(大川透風)


    ジャキーーーーン!!!!!


 雪乃「…え」


チンピラA「ちゃんと運転しろよ…(酔い気味)おい、俺とお前離れて行ってねえか?」


チンピラB「ああ??なにこれ俺の車が真っ二つに!!!!」


チンピラA「グビッ」(酒飲む)


チンピラA&B「ぎゃあああああああ!!!!」ドカーン


 雪乃(…ありのまま起こったことを話すわ…。いきなり、銀色の鎧の人が私たちの目

    の前に現れたと思ったら、車を真っ二つにして私たちを助けてくれた…こんな

    経験初めて…)


 雪乃「あの、ありがとう。あなたがいなかったら危なかったわ。」

      

????「……」ニコニコ


 雪乃「…もしかしてあなた、失礼だけど人ではないのかしら?」


????「……」コクリ

     

 雪乃「あなたの名前は?」


????「……」(難しそうな顔)


 雪乃「ひょっとしてしゃべれないの?」


????「……」コクリ


雪乃「そう、わかったわ。それにしても本当にありがとう。あ、学校にいかなくちゃ」 タタタッ(駆け足)


チンピラA&B「…なんだったんだ今のは??????」


キングクリムゾン!放課後だ!


雪乃(ということがあったんだけど、今でも不思議に思う。しかも、この鎧さんは他

   の人にはどういうわけか見えないらしい…)


雪乃「いったいどういうことなのかしら…まあ、こんなわけのわからないこと彼(比企谷)に言ったところでしょうがないわよね」


八幡「よう雪ノ下、そのお前の後ろにいる銀色、いったい何なんだ?」


雪乃「」


雪乃「…あ、あ、あなた彼が見えるの!?」   


八幡「??見えるも何もそこにいるじゃねか?」


雪乃「うそ… 他の人には全然見えてないのに…」

       

八幡「もしかして『お前も』なのか??」


雪乃「え、『あなたも』なの!!!どこに!?」


八幡「お前の後ろだよ」

 

雪乃「え、後ろ(クルッ)…だれもいないじゃ」(ポンポン)


雪乃「え!!誰かに肩をたたかれた気がする!!」


八幡「こら『ハイエロファント・グリーン(法皇の緑)』!いたずらすんな。」


ハイエロファント「……」手フリフリ

        

雪乃「え!!どうなってるの!!この緑の人、もしかして…」


八幡「そう、こいつ。『スタンド』っていうんだ」


雪乃「『スタンド』!!あの男の人が言ってた!!もしかして比企谷君も弓と矢で!?」


八幡「…やっぱり、あれは夢じゃなかったんだな。そうだ。おれもやられた。四日くらい前にな…」


八幡「そして、スタンドについての基本的なことについては「ギギギギ」    


ハングドマン『ヨロシクネ♡』(近くにある机にボールペンで文字を書いた)


八幡 「…こういう風に教えてもらった。こら、勝手に学校の備品に落書きしちゃあだめだろ!!!」


ハイエロファント「シュン…」


 雪乃 「このコたちは基本的にしゃべれないってわけね。もしかして『名前』も?」


 八幡 「ああ。こいつが自分で名前を俺に教えてくれた。」


 雪乃 「なるほどね。鎧さん、私にもあなたの名前教えてくれない?ここに紙とペンがあ

     るからってあれ?」


 瞬間!!!彼は紙だけを受け取りものすごい速さで切り刻んだ!!そして!!(大川透)


 パラパラパラパラ(紙でひらがなの切り絵を作った↓)


       「ぼ、く、の、な、ま、え、は、し、る、ば、-、ち、ゃ、り、お、っ、つ」


 八幡「なんつう剣さばきだよ…すげえ」

     

雪乃「銀の戦車(シルバーチャリオッツ)…。それがあなたの名前…」


チャリオッツ「……」コクリ


 雪乃「…すごく、すごく『かっこいいわ!!』パアア これからよろしくね シルバー・チャリオッツ!!!」


 ハイエロファント「……」


 雪乃「ハイエロファントもよろしくね♪こんな男が主人で申し訳ないけど♪」


 ハイエロファント「……」コクリ


 八幡「おい、どういう意味だ、それは」


雪乃「あら、言葉のとおりよ。スタンドはかっこいいのに本体が全然釣り合ってないわ。」


ハイエロファント い え て る ←鏡の中で紙とペンで書いた


ハ・雪・チ 「ケラケラケラ」


八幡「お・ま・え・ら・な・あ」


雪乃「助けてチャリオッツ 変態が私を襲おうとしてくるの」クスクス


チャリオッツ「……」ギロッ


八幡「……上等だ ちょっとお灸をすえてやれ、ハイエロファ結衣「やっはろー!!」


結衣「あれ?ゆきのんの前にいる銀色の人だあれ?」


一同「」


 ⇒To be continued



2話 比企谷 八幡「やはり俺の『ハイエロファント・グリーン』は引き裂くと狂いもだえるんだ…喜びでな!!!」



雪乃「!!由比ヶ浜さん、もしかして、あなたも彼が見えるの!?このコ比企谷君にしか見えてないのに… いったい…??」


結衣「えへへ 実はね、私も最近お友達ができたんだ こっちおいで」


????「…」ヒョコ(額に花のヘアピンをつけている)


八幡「この小さいのがお前の『スタンド』か?」


雪乃「かわいい…」


結衣「あれ、他のコたちはどうしたの?」(手の上に乗せてなでている)


結衣「え、『みんな、恥ずかしがっている』?もう、だめだよみんな ちゃんとごあいさつしなきゃ」 


八幡「スタンドとお話ししてやがる……」


結衣「クッキーあげるから出ておいで、『ハーヴェスト』♡」

 

ハーヴェスト「ワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」(テクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテクテク)


八幡「ス、スゲエ…なんて数だ…」


雪乃「これ全部あなたのスタンドなの!!!!」


結衣 「すごいでしょー(胸張り)フフン!しかもこの子達すごく強くて頭もいいの!!」


結衣 「最近は掃除とか手伝ってくれたり、たくさん小銭とか拾ってきてくれるの!!」


八幡 「まじか、由比ヶ浜頼む!!!俺のスタンドやるから何体かくれって 痛い痛い

     痛い 冗談だってハイエロファント!!!頼むからそんなに耳ひっぱるな!!!」


結衣「あ、そのコがヒッキーのスタンドなんだ!!」


雪乃「驚いた…スタンドって一人一体とは限らないのね…」


雪乃「由比ヶ浜さん、いつこのコたちに出会ったの?」


結衣 「うーん、たしか一週間くらい前だったかな ベッドで寝てたらいきなり矢が飛んできてお腹に刺さったような感じがしたの 朝目が覚めたら、全然ケガしてなかったから、夢かなと思ってたんだけど… そしたら枕元にこのコたちがいたんだよ!」


八幡「やっぱり…」


雪乃「…まさか、偶然にも私たち三人が同じような能力を手にすることになるなんて…」


八幡「俺たちは『スタンド使い』なんだとよ、ハイエロファントが」


結衣「それから私以外ハーヴェストが見えないってわかって…だからヒッキーたちにも相談できなくて…」


雪乃「そうだったの…」


結衣「けどこれからは同じ『スタンド仲間』だね!」


雪乃「ええ」ニコ


雪乃「けど、無事でよかった…もしかしたら死んでいたかもしれなかったのだから…」


八幡「どういうことだ?」


雪乃「それは……」


???「そこから先は俺が話そう」 


一同 「「「!!!!!!!!!」」」


八幡「で、でっけ~~っ。190以上はあるぞ!!」


結衣「あ、あのお、お兄さんはいったい…」


承太郎「俺の名は空条承太郎。海洋探検家をしている。君たち、まず初めに俺の後ろにいるこいつが見えるか?」スゥ(スター・プラチナ)


一同 「「「!!!!!はい」」」


承太郎「これは俺のスタンド『スター・プラチナ(星の白金)』だ。俺も君たちと同じスタンド使いというわけだ」


承太郎「よろしくな」


雪乃「あら、あの…お話の途中にすみません。人違いだったら申し訳ありませんが…もしかして徐倫ちゃんのお父さんではないでしょうか?」


承太郎「そうだが、君は?」


雪乃 「以前アメリカにいたときにお世話になりました。雪ノ下雪乃です。覚えておられませんか?承太郎さん」


承太郎「…ああ、雪乃ちゃんか。何年ぶりだ。よく徐倫と遊んでくれたな まさかこんなところで会えるとは思ってなかったぜ…」


雪乃「はい。またお会いできてうれしいです。紹介します。彼女は由比ヶ浜 結衣さん。そして彼が比企谷八幡君です。」


結衣「よろしくお願いしまーす」


八幡「どうもです。ところで死んでいたかもっていうのは?」


承太郎「そうだった。まあ、話すことも多いしな…。歩きながらでもかまわないか?ついでに校内を案内してもらえればありがたいんだが…」


雪乃「ええ。喜んで」ニコ


(歩き中)


 キャーアノヒトカッコイイ!! コッチミテーー!!


承太郎「やかましい!!!うっとおしいぞ!!!俺は女が騒ぐのが嫌いなんだ!!失せろ!!!!」」


キャーワタシにイッタノヨ♡ イイヤワタシヨ~♪


承太郎「…やれやれだぜ」


結衣「すごい迫力…」


雪乃「あ…あいかわらずですね、承太郎さん…」


承太郎「…話を戻そう」


八幡「はい(怖かった…)。要するにあの弓と矢っていうのはスタンドを無理やり引っ張りだすっていうわけですね」


 雪乃「だから「素質」のない人間は精神と肉体が耐え切れず絶命してしまうわけね…」


 結衣「こ、怖いね…」プルプル


承太郎「君たちは俺のように生まれついてのスタンド使いじゃないからな。ともかく

    無事でよかった」


承太郎 「元々あれは虹村形兆という男が所有していたものだった。それを俺たちが回収し、SPW財団に保管しておいた。しかしひと月ほど前、何者かによって…」


 雪乃「弓と矢は盗まれた…」


 承太郎「そういうことだ」


 結衣「ねえねえ、ヒッキー、すぴーどわごん財団って何?」


 八幡「お前知らねえのか!?アメリカに本社があって世界経済にものすごい影響力をもってる組織だよ!」


 結衣「へー」


承太郎「そして調査の結果、この千葉に弓と矢を盗んだ奴が潜んでいる可能性が高いことが分かった」


八・結・雪 「なるほど」


承太郎「…話が長くなってしまったな。済まないが、三人とも連絡先を教えておいてくれ。まだ話さなくちゃあならないことはたくさんあるからな…」


八・結・雪「わかりました。」


承太郎「そうだ。最後に…」


承太郎「これから先、知ることになるかもしれないがスタンドは使いようによっては人を殺める道具にもなってしまう。」

 

承太郎「特に君たちが持っているスタンド『ハーヴェスト』、『ハイエロファント・グリーン』、『シルバー・チャリオッツ』は非常に強力だ。もともとその三体は別の能力者が持っていた。そして、俺はその能力をある程度知っているから言えるんだ…」


八・結・雪「……」


承太郎「くれぐれも用心してくれ…」


平塚「ちょっとちょっと、先に行かれたら困るよJOJO」


雪乃「あれ、先生。承太郎さんをご存知で?」


承太郎「昔、世話になったことがあってな。先生、話はもう済んだぜ」


平塚「そうか、けどこれからは勝手に一人で校内を動き回らないでくれ」


承太郎「すまなかった。みんな長話をして悪かったな。俺は弓と矢を探すためにもう一度調査に出る。しばらくはこの町に滞在する予定だから、何かあったらホテル・ロイヤルオークラに連絡してくれ。それじゃあ…」


雪乃「はい。また…」


平塚「だから、先に行かないでくれー」


一同 「「「…………」」」


八幡「なんかすごく、こう、なんていうか、『奇妙』なことに巻き込まれたみたいだな」


雪乃「そうみたいね」


結衣「うう、怖いよ、ゆきのん…」


雪乃「大丈夫よ…まあとりあえず今日の活動を始めましょう」


キングクリムゾン、みんな帰宅だ


結衣「ふたりとも、ばいばーい」


八幡 「ああ、またな」


雪乃「また明日」


雪乃「……」


雪乃「いったい何人の『スタンド使い』がこの町に潜んでいるのかしら」


雪乃「不安、そして……怖い」


雪乃「矢で貫かれた感触まだ残ってる…」


雪乃「「素質」がなかった人の運命は…「死」…」


雪乃「もしかしたら、私死んでいたかもしれない…」プルプル


雪乃「今夜も誰かが狙われる…」


雪乃「………どうしたら」プルプル


チャリオッツ「……」スゥ


雪乃 「!どうしたの、チャリオッツ?急に出てきたりし、え、ちょっと待って、わわ」

    (レイピアを腰に差し、おんぶ)


 雪乃 「ちょっと、恥ずかし//// もしかして心配してくれてるの?」


チャリオッツ「……」コクリ


 雪乃「…ありがとう。(ぎゅっ)このまま家までお願いするわ」   

     

チャリオッツ「……」ニコニコ


 雪乃(…私このコともっと仲良くなりたい。そして、絶対弓と矢を探しだして見せる!!)


雪乃(ありがとう…私の『シルバー・チャリオッツ』…)


幼稚園児「父ちゃん、あのひと浮いてるゾ」 


父ちゃん「んなわけねえだろ、帰るぞ」


赤ちゃん「タイア!!」

  

⇒to be continued



3話 由比ヶ浜 結衣「私のハーヴェストは無敵なんだゾ~♡」



キングクリムゾン、翌朝だ!


結衣「さあ、サブレ!!ハーヴェスト!!散歩行こ!!」


わちゃわちゃわちゃわちゃわちゃわちゃ(集まっている)ワンワン!!


結衣「ふふ、かわいい」


結衣(ぜったいにこのコたちに悪いことさせないもん…)


???「かわいいなあ、それにいいからだしてるぜ…よし、今朝のターゲットはあの女だ…」


そのころ千葉のホテルでは


承太郎「ばかな…なぜこの男がこの町にいやがるんだ!?とにかく非常にまずい!!」


承太郎(ジジイが弓と矢を念写しようとしたとき、この男が写し出された)


承太郎「とにかくみんなに知らせなければ!!!」


(由比ヶ浜家前)


結衣「さあ、みんな出発進行!!あ、牛乳屋さんだ。みんな隠れて」ササッ


結衣(承太郎さんとの約束第一条!スタンドは戦闘を避けるためなるべく隠すこと!)


???「おはようございます。お嬢さん。牛乳そこおいときましたんで」


結衣「ありがとうございます。あれ、いつもとちがう牛乳屋さんなんですね」


???「ええ、今朝だけの臨時なんです、それじゃあ」ニコニコ


結衣「あ、ちょっと待ってください。この牛乳フタの部分がやぶれてます。」


???「あ、これはこれは、失礼しました。お取替えします。それじゃあ、失礼します」


結衣「はーい、お疲れさまー」


   ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


??? 「畜生、あのアマめ!!けっこう注意深い女だぜ!この牛乳をあの女が飲めば」


アンジェロ「俺のスタンド『アクア・ネックレス(水の首飾り)』を取りつかせてやったのによ!!」


???『………「アンジェロ」よ…女を殺して遊ぶのもけっこうだが…』ピー


アンジェロ「空条承太郎だろ…わかってるよ…」


???『ならいい…奴は今高校に向かっているくれぐれも用心しろ』ピッ


アンジェロ「くそ、いつも監視されていやな気分だぜ…」


アンジェロ「この変な腕時計のせいでよ!!」


アンジェロ「何人かバラしてスカっとしたいぜ…」


キングクリムゾン、その日の午後のホームルームだ!


平塚「最近、この町で行方不明者が増えている 学校にいるときもみんな用心してくれ」


   「「「「はーーーい」」」


 平塚「では解散」


 平塚「由比ヶ浜と比企谷の二人は雪ノ下をつれて至急部室に行ってくれ」


(奉仕部部室)


承太郎「みんな急に呼び出してすまない」


結衣 「あー、承太郎さんだー」


雪乃 「どうかしましたか?」


承太郎「非常にまずいことになった。君たち、この男のことは知っているか?」つ新聞


八幡 「片桐安十郎…通称アンジェロ たしか日本犯罪史上最悪の犯罪者…」


雪乃「たしか彼は脱獄し、行方不明になったはずですよね?」


承太郎「実はこの男二年前俺たちが倒し、二度と胸糞悪いことができねえよう永遠に岩に閉じ込めてやったはずなんだ」


八幡「マジですか!!」


承太郎「しかし、どうやったかは知らないが奴は抜け出し、そしていまこの町にいる」


  「「「!!!!!!!!!」」」


承太郎「君たちの力をかしてほしい…頼む」


八幡「ちょ、ちょっと待ってください!!相手は何人も殺してる死刑囚なんスよね!?」


承太郎「ああ、しかもかなりスタンドの扱いに長けている…」


八幡「そんなやつにどうやって!!!」



???『そうさ、おれの『アクア・ネックレス』は最強…しかもてめえら三人は人殺しも経験したこともないタダのガキ…勝つことなんて絶対無理だ しかも      今日の午後の天気は』


??? 『雨だ!!!!!!!』


 一同 「「「「!!!!!!!!!!!!」」」」


アクア・ネックレス『げへへ!!!!』


承太郎「クソッ!野郎、こんな近くまで来てやがったのか!!!」


雪乃「これがアンジェロのスタンド!?」


承太郎「気を付けろ!!体内に侵入されたら終わりだぞ!!」


⇒to be continued



4話 片桐安十郎(アンジェロ)「いい気になっている奴は俺の『アクア・ネックレス(水の首飾り)』を呑み込んでくたばりやがれ!!!!」



雪乃「切り刻んで、チャリオッツ!!!」シュババババ!!!


ネックレス『無駄だあ 俺のアクア・ネックレスは水に潜むスタンド!!そんな剣じゃあ、

      全然ダメージにはなんねえんだよ!!』


雪乃「…私のシルバー・チャリオッツでは倒せない!?」


結衣「お願い、ハーヴェスト!!!」ブンブン(殴ってる)


ネックレス『のろいのろい!!本体のお嬢ちゃんががら空きだぜ!!』


結衣「きゃああ!!」


結衣(攻撃される!!そう思った時)


承太郎「スター・プラチナ!!ザ・ワールド!!」


結衣「あ、あれ!?なんで私移動してるの?」


承太郎「やれやれ、説明は後だぜ…八幡くん」


八幡「は、はい」


承太郎「君に頼みがある…俺たちが敵を引き付けておく その間に何としても『本体』を探しあててくれ」


八幡「え!!!!!け、けどどうやって!?」


承太郎「頼んだぞ」


八幡「え、ちょっと…」


承太郎「早く行け!!このままじゃ、みんな死ぬぞ!!!」


八幡「!!!!!!」


八幡(戦いなんて初めてなのにどうすりゃいいんだ!!)


八幡(勝てるわけない 相手は殺人鬼なんだぞ!!)


八幡(………)


八幡(どうすればどうすればどうすればどうすれば…)


八幡(……)


八幡(もうだめだ……)


バチーーーン!!!


八幡「痛ッ!なにすんだよ、ハイエロファント!!」


ハイエロファント「…」 チラッ


承太郎「オラオラオラ!!」


雪乃「チャリオッツ!!」


結衣「ハーヴェスト!!」


八幡(………)


八幡「わかったよ、やればいいんだろ!やれば!」


ハイエロファント「…」グッド!!


八幡「クソッ!」ダッ!!(走る)


八幡「さて…奴はどこにいる…」


八幡「考えろ…考えるんだ」


八幡「みんなを助けるんだ…」


八幡「敵はおそらく人気のない場所にいる…アンジェロのあの人相からしてこの学校ではかなり目立ってしまうからな」


八幡「保健室、ベランダ、図書室…は、ありえない 残すところは……」


八幡「しかし、そこにいなかったら…」


八幡「……迷ってる暇はない!!」


(学校内某所)


アンジェロ「ぷくく、奴らのスタンドでは俺のアクア・ネックレスはどうすることもできねえ」


アンジェロ「あの死んだ魚の目をした小僧はどっかいちまったな…おれを必死に探してるか、あるいは仲間見捨てて逃げ出したかのどっちかだな、ククク」


アンジェロ「まあ、どっちにしても殺すんだけどなあ、本当にばかな奴らだよw」ゲラゲラ


アンジェロ「お、黒髪のほうがそろそろ疲れてるみたいだな さっさと殺してたっぷりかわいがってやるかw」


???『と思っていたのか??????????』


アンジェロ「!?誰だ!?どこにいやがる!?」


???『ここだよ、ここ』


アンジェロ「俺の足元から声が・・ま、まさか!?」


ハイエロファント(八幡)『そうだよ、見つけたぞ「アンジェロ」!!』(足元から登場)


ハイエロファント『くらえ、エメラルド・スプラッシュ!!!!!!!!』


アンジェロ「ぎにゃあ!!!!!!!!!!!!」


(奉仕部部室)


雪乃「動きが止まった 比企谷君、うまくやったようね」


結衣「ヒッキー、スゴーイ!!」


承太郎「あとは俺に任せな…」


(特別棟の屋上)


アンジェロ「てめえ、なんで俺がここにいることがわかった!!!」


八幡「なーに、『ぼっちの勘』ってやつよ」ニカ


「「「おーい」」」


八幡「お、みんな来たか」


結衣「ヒッキー、すごいよ。これでもう安心だよ。承太郎さんがすぐにこの炊飯器にあのフリーザ様みたいなの閉じ込めちゃったから♪」


雪乃「さすがに炊飯器は笑ってしまったわw」


承太郎「三人ともでかしたぞ さて、アンジェロいくつか質問させてもらう」


アンジェロ「…クソッ」


承太郎「その前に、お前本物のアンジェロじゃねえな 何者だ?」


結・八・雪「「「!!!!!!!!」」」


アンジェロ「どうしてそう思う?」


承太郎「本物だったら、学校で俺を襲うなんて馬鹿な真似はしないはずだ…それに本来なら、仗助とともにお前を封じ込めた俺を、憎しみにまかせて真っ先に攻撃するはずなのに、冷静に子供たちのほうから狙った、そこに違和感があった…」


アンジェロ??「くく、あんた幽霊って信じるかい」


承太郎「一応会ったことがあるからな…」


結・八・雪(あるのかよ…)


アンジェロ?「じゃあ、話が早えな…『人間の幽霊が存在する』…もしそうであればその『逆』ってのも考えられるんじゃあないのかな?」


結衣「どういうこと?」


承太郎「なるほど、スタンドの霊っていうやつか 確かに「幽波紋」というだけあって考えられるな 現に俺も「アヌビス神」という幽霊みたいなスタンドと戦った経験があるしな…」


アンジェロ?「俺らがやってんのはよお、かつての戦いで死んだスタンド使い、生きてはいるが精神はほぼ死んでしまったスタンド使いのスタンド、そういうのを研究してんのさ」


雪乃「……」


アンジェロ?「そしてついに「スタンドの残留思念」っていうのを発見した!!そう、死んだスタンド使いがかつて使役していたスタンドを復活させることができる仕組みを成功させたのさ!!!!」


承太郎「まさか……」


アンジェロ?「そうさ、この俺、そしてそこにいるガキどもがその成果ってわけよ!!」


結・八・雪「「「!!!!!!!!」」」


承太郎「なるほど、これでつじつまが合った じゃあ次に」


結衣「じょ、承太郎さん!!炊飯器が!!」ガコーン(屋上から下に落ちた)


アンジェロ?「ばかめ!!油断しておれの話に気を取られたからだ!!この炊飯器は丈夫そうだからこの高さから落ちても壊れまい!!一階まで取りに行くぜ!あばよ!!」シュタタタタッ


承太郎「クソっ!みんな追うぞ!!」


  「「「はい!」」」


(一階 一年生教室前廊下)


アンジェロ?「ハアハアハア(汗 なんとかここまでたどり着いた 全速力で来たから体が熱いぜ」ぜえぜえ


アンジェロ?「あとちょっとで炊飯器の落ちた花壇に着く」


     ドン!!(ぶつかる)  ???「きゃああ」


アンジェロ?「どけクソガキ!!今俺は忙しいんだ!!」


???「…何なの、あのおっさん!!!まじ、ありえないし(怒)」


アンジェロ?「もう少しだ。そのあと、さっきぶつかった金髪女子高生を人質にすれば…」


????「……」ぴくっ(聞こえた)


????(ズドーーン!!!)


アンジェロ?「あと、もう少し…」


キュルキュルキュルキュルキュルキュル


アンジェロ?「!?なんだ、この音は!?」


『コッチヲミロオ』


アンジェロ?「へ?」 カチッ 


ドガーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!


???「何!?今の音!?まさかまたあんた勝手にどっか爆発させたんじゃないの!?」


???「……」ブンブン(首を横に振っている)


???「まあ、いいわ その代わり嘘だったら「あーし」マジ怒るからね(ジトー)」


???「……」コクリ


三浦「じゃあ、さっさと行くじゃん『キラー・クイーン』!!」


キラー・クイーン「……」コクリ


⇒to be continued



5話 空条承太郎「裁くのは俺のスター・プラチナ(スタンド)だ!!!!!」


承太郎「着いたはいいがどうやらアンジェロはすでに始末されてしまったようだな…」


雪乃「いったい誰が……」


承太郎「とにかく、今回一人の被害者も出さずに済んでよかった 三人ともよくやった」


承太郎「結衣ちゃん、雪乃ちゃん 危ないところを何回も助けてくれたな 礼を言う」(頭なでる)


結衣「えへへ」ナデナデ


雪乃「//////」 ナデナデ


承太郎「八幡くん…」


八幡「は、はい」


承太郎「君が居なかったら俺たちは死んでいたな…よくたった一人で孤独に戦ったと思う 尊敬するぜ 成長したな 八幡君 」(頭に手を置く)


八幡「………………………………………………………」


承太郎「ん?」


結衣「どうしたの、ヒッキー?」


八幡「………………………………………………………」


八幡「……」


八幡「……」(ポロポロ)


雪乃「ど、どうして泣いてるのよ!?」


承太郎「どこか痛むのか?」


八幡「うえええええ(涙)」


八幡「えぐっ、えぐ、ち、違うんです…グスッ、おれ…こんな風に…男の人に、ちゃんと…褒めて…もらっ…うの…はじめてで」


八幡「はじ…め…エグッ、怖くて…逃げ出そう…としたのが…情け…なくて」グスッ…


八幡「それで…それで…うぅっ」


承太郎「……やれやれだぜ」フフ ギュッ(笑いながら抱きしめてる)


結衣&雪乃(感動中)


海老名「姫菜………見ちゃいました!…ハアハア」(盗撮中)


承太郎「…これからもよろしくな」


八幡「…はい、くうじょうさ…『承太郎さん』…」


⇒To be continued


~小町の秘密の部屋~


小町「初めまして みなさん!!比企谷八幡の妹をやらせてもらっています 比企谷小町です!!!!」


ハイエロ「比企谷八幡のスタンドをやらせてもらっています ハイエロファント・グリーンです」


小町「いやー、やっと出れたよ」


ハイエロ「ごめんね なんか変な戦いが続いちゃってさ ぼくも小町ちゃんに会いたいなと思ってたんだけどね…」


小町「もうさ、変な組織放っておいて日常&ギャグ中心にやろうよー 荒木荘の人たち

  とか呼んだリー」


ハイエロ「お互いのアニメの鑑賞会したり?」


小町「いっそのことモブキャラのみなさん全員にスタンド能力つけちゃったりとか!!」


ハイエロ「いいね!!もう、そうした方がハチャメチャで楽しいかも!!」


小町「でしょでしょ!!」


ハイエロ「小町ちゃんはどんな能力ほしい?」


小町「えへへ 実はもうね、もらってるの 出ないとハイエロファントが見れないでしょ?」


ハイエロ「ええ、そうだったんだ!!なにもらったんだろ?楽しみだな♪」


小町「えへへ、小町的にポイント高いやつだと思うから!!」


ハイエロ「ハードルあげちゃって大丈夫?」


小町「ま、大丈夫でしょ!それじゃ!」


ハイエロ「第一部!!!」


小・ハイ「『奉仕部、承太郎に出会う編』完!!!!!!」




後書き

ここまで飽きずに読んでくれた方は本当に感謝です
感想をお待ちしているので、もしよろしければお願いします


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SS好きの名無しさんから
2016-10-06 17:35:13

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1: SS好きの名無しさん 2016-09-21 01:10:32 ID: 1XhgH1D7

ディスク埋め込まれたわけじゃないので
JOJOキャラのスタンドをガイルキャラが使うのに違和感が・・・
オリジナルのスタンド作っても良かったんじゃないかな
自分のSSだし

2: 彼岸明け 2016-09-21 01:15:34 ID: r9QHgf2c

>>1さん、コメントありがとうございます
オリジナルのスタンド、たしかにいいかもしれません!!
今後の作品を作るうえでも参考にさせてもらいます
呼んでいただいて感謝です!!

3: SS好きの名無しさん 2016-09-22 03:58:51 ID: 4TWIf2Tn

八幡ならザ・ワールドじゃね?影薄いんじゃなくて実は時を止めて動いてるとかなら納得出来るし八幡にピッタリだし

4: SS好きの名無しさん 2016-09-22 05:47:58 ID: 4TWIf2Tn

て事は八幡もレロレロレロをするの?

5: 彼岸明け 2016-09-22 11:18:31 ID: czUxUAe8

>>3さん、>>4さんコメントありがとうございます
今回ハイエロファントにしたのは一応承太郎と能力かぶらないようにするためです
まあ、実をいうと花京院もぼっちだったからというのが一番の理由なんですが…
当初はハングドマンにする予定でした


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