2016-12-20 09:45:35 更新

概要

穂乃果姫は退屈です♡

穂乃果ちゃんを可愛く書きたいです。
いちよう物語ものです。シリアスとか胸糞とかあるとおもいます敵とかでちゃいます。
どっかの漫画で見た技とか海未ちゃんが使っちゃいます。結局ほのうみ


ふんふ〜ん♪





穂乃果「~♪」タンタタンタン





こんにちは!スキップを華麗にしている(ドヤァ

高坂穂乃果です♡





穂乃果「はぁ〜♪いいきもちー♪」ルンルン





ただいま私は機嫌がいいです! え?

なぜかって?それはですね……





穂乃果「やっぱりお庭って暖かくていいねぇ〜」ポケー





おけいこをサボってお庭でひなたぼっこの真っ最中だからです!(エッヘン





穂乃果「今日は海未ちゃんもお母さんも遠出してるから怒られないもーん♪」





あ、海未ちゃんっていうのはね?

なんと!ななんと!

この王国〝最強〟の剣士なんだよ!

しかも!穂乃果の幼馴染なんだ〜♪

すごいよね!穂乃果と同じで16歳なのに!

もう、王国じゃなくて世界最強なんだから!

それにね!海未ちゃんがつくった兵団もすっごく強い人達ばっかりなんだよ!

海未ちゃんの事話してるときりがないね♪

あ、あとね!兵団の名前もかっこいいんだよ!

確か…





穂乃果「あれ?海未ちゃんの兵団…」ポケー





穂乃果「長老騎士団だっけ??」ハテナ





  「青龍騎士団ですよ…」ポン





穂乃果「ひゃ!?」ビクッ





海未「随分と気持ちよさそうですね…」ニコッ





海未「穂乃果姫」ギロッ





穂乃果「ひっ…う、海未ちゃん…?なんでここに…遠出したんじゃ…」





海未「はい、確かに私は早朝に王妃様にお供し遠出を致しました」





海未「ですが姫…今はもう日も昇り…昼を過ぎた頃です」





穂乃果「あ…そういえば…」





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ほのママ「今日は昼頃には戻ります」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





海未「お分かりいただけました?」






穂乃果「う、うん…そうだったね…」





海未「姫…お一つよろしいでしょうか?」





穂乃果「もう!姫姫姫って!穂乃果って呼んでよー!」プンスコ





海未「なりません…掟なので…」





穂乃果「海未ちゃんはけちんぼだなー…」





穂乃果「それで…なに??」





海未「はい……お稽古のほうはどうなされたのですか?」ジッ





穂乃果「…」ビクッ





海未「今日のこの時間は…勉学の稽古があるかと…」ジッ





穂乃果「な、なんのことかなー?穂乃果わかんないなぁー?」アタフタ





海未「穂乃果姫」





穂乃果「っ!………ごめんなさい…」シュン





海未「いえ…」





海未「今なら間に合います…いきましょう」スッ





穂乃果「……やだ」フイッ





海未「……姫」





穂乃果「海未ちゃん…穂乃果…なんでお外に出ちゃいけないの…?」





穂乃果「穂乃果嫌だよ…毎日毎日…お稽古お稽古って…」グスッ





海未「…」





穂乃果「小さい頃みたいに…海未ちゃん達と遊びたいよ…」ポロポロ





海未「穂乃果…」スッ





穂乃果「…」グスッ





海未「泣かないでください…あなたに涙は似合いません」ナデナデ





海未「笑ってください…いつも見たいに…」





穂乃果「うぅ…だって…」ポロポロ





海未「……穂乃果」ギュッ





ひょいっ





穂乃果「海未ちゃん…?」グスッ





海未「軽いですね…突然の無礼申し訳有りません」





穂乃果「お姫様抱っこは無礼なんかじゃないよ」クスッ





海未「笑ってくれましたね…」ギュッ





穂乃果「えへへ…海未ちゃんありがとう…大好き」ギュッ





海未「今日は特別です…私がお供しましょう…」





穂乃果「?、それって…」





海未「はい、外に行きましょう」





海未「国王様と王妃様には内緒ですよ?」ニコッ





穂乃果「海未ちゃん…!」パァア!!





海未「裏門からでましょうか」スタスタ





テクテク





ヒソヒソ…





 「団長が姫様を抱いてらっしゃる」


 「絵になるな…」


 「お似合いですね」


 「美しい…」





穂乃果「…///」モジモジ





海未「?」





海未「姫?どうなされました?」





穂乃果「ウミチャンノバカ…///」





海未「え?」キョトン





穂乃果(海未ちゃんは鈍感さんなんだ…お姫様抱っこしたままお城の中歩くなんて…///)





海未「さて…つきました…降りますか?」スッ





穂乃果「う、うん!これ以上(心臓が)もちそうにないから…」





海未「?、私は全然平気ですよ?軽いですし」





穂乃果「い、いいから!///」





海未「は、はい」スッ





穂乃果「よっと…」スタッ





穂乃果「こんなおっきい扉…初めて見た…」





海未「ふふ……開けますよ」グッ





ガコォン ギィイイイ




ちゅんちゅん! バサバサ!





穂乃果「わぁあ〜!!」キラキラ





穂乃果「木がいっぱいだね!お城の中より多いよ!」タッタッタッ!





海未「裏は森ですからね…」スタスタ





海未「さて…」カチャッ トンッ





海未「…」ピタッ





シィィィィ…





 「〜」


 「〜!」





海未「…」パチッ





海未(右…約2km先に2人…盗賊あたりでしょうか…)





穂乃果「海未ちゃん見てー!りんごみたいなのがあるよ!!」キャッキャッ





海未「はい…今行きますよ」クスクス





海未(用心するに越したことはありませんね…)





穂乃果「すごいねー!いっぱいあるよ!」





海未「姫…これはりんごみたいなのでは無くりんごですよ」クスッ





海未「この木は国王様が埋めたものですね」





穂乃果「え?そうなの?…って!海未ちゃん!」





海未「はい?」





穂乃果「2人きりなんだから穂乃果って呼んでよ!」





海未「しかし…」





穂乃果「さっき呼んでたじゃん!」プクー





海未「あ、あれは…」タジ





穂乃果「泣いちゃうよ…!」ウルウル





海未「うぅ…卑怯ですよ…穂乃果…」ハァ…





穂乃果「えへへ!やったぁ!」ニコッ





海未「ふふっ…」





穂乃果「よし!もっと奥に行ってみよう!」タッタッタッ!





海未「あ!待ってくださいよー!」タッタッタッ!















『城・2階 勉学稽古部屋』





カチッコチッ





ことり「………」





ことり「穂乃果姫がこない……」





ことり「いつもならとっくに来てるのになぁ…」ガタッ





ことり「穂乃果ちゃん…」スッ





ことり(お部屋で寝てるのかな?穂乃果ちゃんの寝顔はかわいいからなぁ♡)ヤンヤン





タッタッタッ!





コンコン





ことり「はぁい?」





ガチャ





兵士「団長!失礼致します!」バッ





ことり「敬礼はいいよー」ニコッ





ことり「どうしたの?」





兵士「はい!穂乃果姫はいらっしゃいますでしょうか!」スッ!





ことり「姫ならまだきてないよ?なんで?」





兵士「実は…姫の姿が城のどこにも見当たらないのですが…王妃様がことり団長なら知っていると…」





ことり「どこにも…見当たらない…?」





ことり「………海未団長は?」





兵士「不在のようです…」





ことり「不在…」





ことり「まさか…海未ちゃんがいない時を狙って…攫われた…?」





兵士「!?」





ことり「た、大変だ!!穂乃果姫が攫われた!!」クワッ!





兵士「なっ!?」





ことり「すぐに私の兵団を呼んで!!」ダッ!





ガラッ!





タンッ!





兵士「だ、団長!?ま、窓から…」アゼン





タッタッタッ!





ことり(まだわからない…いつも見たいに庭にいるかも!)





ことり「穂乃果姫!!」バッ





シーン…





ことり「い、いない……!」スッ





ことり「作りかけの花冠…」





ことり「…!!」ギリッ





ことり「誰が…誰が…!!」グググッ!!





兵達「ことり団長!」ザッ!





ことり「よく聞け!!」バッ!!





ことり「これより我ら〝大鷲騎士団〟は穂乃果姫を攫ったやつを見つけ出し!〝八つ裂き〟にしろ!!!」





兵士「あ、あの…」





ことり「早くしないと…!」ギリギリ





ことり「見つけたらグチャグチャにしてやるっ…」





兵士「ことり団長!」





ことり「なんだっ!!」ダンッ!





兵士「さ、先程報告がありまして…穂乃果姫は海未団長にお姫様抱っこというのをしてもらいながら裏門に向かったと…」





ことり「………へ?」





ことり「じゃあ海未ちゃんと一緒ってこと?」





兵士「そのようです…」





ことり「なぁ〜んだ♪よかった〜♪」ルンルン





ことり「お稽古をおさぼりしたのはあとで怒らなきゃだね〜マカロンでも食べてよーっと♪」





ルンルン♪





兵士「ことり団長って穂乃果姫の事ととなると恐ろしく怖いな…」





兵士「そうだな…普段との差が激しすぎる…」












『森』





穂乃果「ほえ〜!りんご以外にもいっぱいあるね!」キラキラ






海未「確かにそうですね、ここまであるとは…」





穂乃果「海未ちゃんも来たことないの?」





海未「はい…私は裏門の門番をした程度なので…いつもは表門何ですけどね…」





穂乃果「最強の剣士が門番なんて!恐ろしいほど頼もしいね!」ニコニコ





海未「嬉しい限りです」クスクス





穂乃果「う〜みちゃん!」





海未「?」





穂乃果「これからもずっと…」





穂乃果「穂乃果のこと守ってね?」ギュッ





海未「ふふっ…もちろんです!」ニコッ





穂乃果「えへへ…なんだかプロポーズみたい///」モジモジ





海未「最強の剣士を虜にしてしまうなんて…穂乃果の魅力は最強ですね」クスッ





穂乃果「バカ…///」





ヒュンッ!





海未「!」ガシッ! ヒョイッ





穂乃果「わっ!?」





トンッ!!





海未(矢ですか…紙がついてる…)スッ ギュッ





穂乃果「海未ちゃん…?なんでまたお姫様抱っこ?」キョトン





海未「そういう気分なんですよ」ニコッ





穂乃果「もう…///」





海未「今日はもう帰りましょうか」





穂乃果「はーい!」





海未(穂乃果は矢に気づいてないみたいですね…よかった)





海未(帰ったら紙の内容を見ましょう…)





海未「走りますよー!」タッタッタッ!





穂乃果「わわっ!」ギュッ





穂乃果「海未ちゃんすごい!速いよー!」キラキラ





海未「もっと上げますよー!」ダッ!





穂乃果「きゃー!」キャッキャッ












『城・裏門』





海未「どうぞ…」スッ




スタッ





穂乃果「海未ちゃんありがとう!」ニコッ





海未「どういたしまして…姫」ニコッ





穂乃果「よきにはからえ?」ドヤァ?





海未「なんですかそれ…」クスクス





海未「開けますよ…」グッ





ガコォン ギィイイイ





ことり「おかえり♪」





海未「!、ことり…」





穂乃果「ことりちゃん!」タッタッタッ!





もっぎゅ〜!





穂乃果「ただいま!」ニコッ





ことり「おかえり穂乃果姫♪」ギュゥゥ





穂乃果「ことりちゃん苦しいよぉ…」





ことり「お稽古…さぼっちゃだめでしょ?」





穂乃果「ごめんなさい…」





ことり「はぁーい♪」ナデナデ





穂乃果「〜♪」スリスリ





ことり「海未ちゃんもだよ!」プンスコ





ことり「穂乃果姫が攫われたかと思って大変だったんだから!」プンプン





海未「申し訳ございません…」





ことり「ふふっ…海未ちゃんも撫でてあげようか?」ニコニコ





海未「なっ!?結構です!」プイ





穂乃果「穂乃果お腹すいた!先に行ってるね!」タッタッタッ!





海未「まったく…自由なんですから」





ことり「いつものことでしょ?」クスッ





海未「ですね…」クスクス





海未「そういえばことり…先程これが…」スッ





ことり「手紙?」





海未「矢文です…」





ことり「!、誰から?」





海未「まだ確認していません」ペラッ





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今日、月が隠れる時太陽を貰い受ける

最強の剣士よ太陽を守って見せよ

                帝国獣団

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





海未「帝国獣団…!」





ことり「太陽を貰い受ける…これって…」





海未「穂乃果姫のことでしょう…」





海未「最強の剣士…私と一戦交えたいそうですね…」





ことり「私の兵団には城の周囲警戒をさせるよ」





海未「わかりました…私の兵団で穂乃果姫を護衛します」





ことり「うん…王妃様と国王様には私から…」





海未「はい…では頼みます」タッタッタッ!












『2時間後』





穂乃果「るんる〜ん♪」





穂乃果「今日も美味しかったな〜♪」





穂乃果「お風呂もはいったし〜♪」





穂乃果「あれ?もうお外が真っ暗だ…時間がたつのは早いなぁ」





ガチャ





穂乃果「とうちゃ〜く!」





海未「お疲れ様です…穂乃果姫」スッ





穂乃果「って!海未ちゃん!?ここ穂乃果の部屋だよね??」キョロキョロ





海未「ここは姫様のお部屋ですよ」





穂乃果「う、うん。どうしたの?」





海未「…帝国獣団から穂乃果姫を攫うと宣戦布告が来ました」





穂乃果「私を…攫う…?なんで?」





海未「姫様は気にしなくていいですよ」ニコッ





海未「私が必ずお守りします…」カチャッ





穂乃果「そっか……うん!」





穂乃果「海未ちゃん!約束したもんね!ちゃんと守ってよ?」





海未「はい!この命にかえても…」ザッ





穂乃果「わわっ!ひざまづかなくていいよ!」アタフタ





海未「ふふっ…そろそろ時間ですね…」





穂乃果「お父さんとお母さん…大丈夫かな?」





海未「ご心配無く…外はことりの兵団が…城の中は私の兵団…そして国王様と王妃様にはことりがついております」





穂乃果「そっか!ことりちゃんも強いから大丈夫だね!」ニコッ





海未「はい」ニコッ





カンカンカンッ!





穂乃果「!」

海未「!」





海未「来ましたね…」カチャッ





穂乃果「兵士さん達…大丈夫かな…」





海未「…穂乃果姫…私の近くに」





穂乃果「うん」タッ





海未「…」ピタッ





シィィィィ…





 「ぐわぁ!!」


 「なんだこいつ!速い!」


 「この先に行かせるな!」





海未(苦戦してますね…相手は12人…帝国獣団で決定ですね)





フォンッ!





海未「!!」クルッ シャッ!





ガキンッ!





穂乃果「きゃっ!」バッ





海未「随分速く来ましたね…あなたがリーダーですか?」





 「久しぶりね…」





海未「久しぶり?…!!」





穂乃果「え、絵里ちゃん…?」





絵里「こんばんは」ニコッ





絵里「そう…私が帝国軍・帝国獣団の団長よ」





海未「絵里…いったい何故…」





絵里「こっちにも事情があるのよ」カチャッ ダンッ!





絵里「っ!」ブンッ!!





ガキンッ!





海未「そうですか…」シャッ!





絵里「くっ!」バッ! タンッ





絵里「相変わらず人並み外れた動きね…」





海未「姫に刃を向けたいじょう…あなたは敵です」カチャッ





海未「〝断罪〟させてもらいます」ギロッ





絵里「…」ゾワッ





絵里「ここじゃあれだわ…お庭で遊びましょ?」タンッ!!





海未「…姫、目をつぶってください」ヒョイッ





穂乃果「え…!」ギュッ





タンッ!





スタッ





絵里「穂乃果を連れてくるあたり…正解ね」





海未「穂乃果姫…ここでじっとしててくださいね…」ナデナデ





穂乃果「うん…海未ちゃん…」





穂乃果「殺しちゃ…ダメだよ?」





海未「……善処します」カチャッ





絵里「いいかしら?」





海未「はい…久しぶりに稽古をつけてくださいよ…絵里」





絵里「ふふっ…面白いわね…」タンッ





海未「…」ユラッ





フッ…





絵里「!!」バッ





絵里(消えた…!どこに!)





海未「後ろですよ…」シュンッ





絵里「なっ!」クルッ





キンッ!





フォン!ザクッ





海未「相変わらず…剣を持つ手がゆるいですね…」





絵里「バケモノ…」ニヤッ





海未「降参ですか?私の刀が物足りないと言っているのですが…」カチャッ





絵里「安心して…まだやられるつもりはないわ」ズッ! カチャッ





海未「絵里…帝国の目的はなんですか?」





絵里「そうね…簡単に言えば…」





絵里「魔王の復活…かしら?」





海未「魔王…そんなものが存在するとでも?」





絵里「これ以上話しても意味が無いわ…ここであなたは死ぬのですから…」スッ ピィ!!





ズズズッ





黒い影「…」





海未「絵里が2人…いえ…影ですか…」





絵里「…」ダンッ! シャッ!

黒い影「…」ダンッ! シャッ!





海未「…」シュン




ガキンッ!





絵里「右よ…」ザッ!フォンッ!





海未「…」ギンッ!





黒い影「…」ザッ! フォンッ!





海未「…」ギギギッ! ダンッ!





海未「〜」ブツブツ





フッ…





シャッ!!





ギィイン!!!





絵里「くっ!!」ビリビリ





黒い影「…」グニャグニャ





ズズズッ





海未(影が消えた…)





海未「どうしました?まだやられるつもりは無いんですよね」





絵里「馬鹿力ね…手が痛いわ…」





海未「力ではありませんよ…呼吸を使っているんです…」





絵里「呼吸…?」





海未「おみせしましょう…」ザッ!





ドクン…





サァァ…





海未「全集中・雷の呼吸…」カチャッ





フッ…





絵里(くる…!)カチャッ





海未「壱ノ型・霹靂一閃」スッ





海未『六連』シュン





ダダダダダダン!!!!





穂乃果「!!」ビクッ





穂乃果(雷が落ちたみたいな音…すごい…)





スタッ





海未「ふぅ…」カチャッ





海未「生きていますか?」スタスタ





絵里「ぐっ…はぁ…はぁ…」ズルズル





海未「まあ…手加減しましたからね…」ザッ





絵里「あんな技…いつの間に…」ポタポタ





海未「あなたがいなくなってから…2年もたってるんですよ?私が成長しないわけないでしょう…」





海未「お師匠さま」ニコッ





絵里「ふふ…流石すぎるわね…」





穂乃果「…」ジッ





海未「わかっています…殺しはしません」





 「最強の剣士は優しいんだな」





ゾワッ





海未「!!!」クルッ





ブォンン!!





海未「っ!!」ガキッ!!





ビュンッ!ドゴォッ!





穂乃果「海未ちゃん!!」





海未「くっ…油断しました!」カチャッ





 「いやはや!ここの姫様はいつみても可愛いなぁ」ガシッ





穂乃果「きゃっ!」グイッ





 「いつになったら嫁にくるんだよ?」





 「魅了のお姫様」ニヤニヤ





穂乃果「あなたは帝国の王子…レインさん…」





レイン「名前覚えててくれてんの?さすがだねぇ!あんなことしたのに!」





レイン「逆に忘れられないのかな??」ニヤニヤ





レイン「〜」ボソッ





穂乃果「…!」





穂乃果「やめてっ!!」バッ





海未「っ!!その汚い手を離せ!!!」ダンッ!!!





レイン「!」バッ





ガァアアアン!!!





レイン「相変わらず半端ないなお前…」





海未「穂乃果!」ガシッ!





穂乃果「海未ちゃん…ありがとう…」ギュッ





海未「今日こそ…今日こそ殺してやる!!」カチャッ





レイン「殺されるのはまずいなぁ…来たのはいいけどお前がいるとな…一旦ひかせてもらうか…」




ビュンッ!





ザクッ!!





レイン「ぐっ!!?」ブシュー!!





海未「逃がしません!!」ダンッ!





ザッ!ザッ!





海未「!!」クルッ





ギンッ!!





帝国兵「…」





帝国兵「…」





レイン「ナイス!よーし!絵里逃げるぞぉー」





海未「っ!まてっ!」ダンッ!





帝国兵「…」ザッ!





海未「水の呼吸・弐ノ型!」グルッ!





海未『水車』シャッ!




ザクッザクッ!





海未「はぁ…あいつは!」バッ!!





シーン…





海未「くっ…!」ギリギリ





海未「クソッ…」





穂乃果「海未ちゃん…いいんだよ…ごめんね」ギュッ





海未「すいません…」





ことり「海未ちゃーん!」タッタッタッ!





海未「ことり…そちらは大丈夫ですか?」





ことり「うん、それより…さっきのって」





海未「ええ…帝国の糞王子です…仕留め損ねました」ギリッ





ことり「もう少し私が早く来てればコロセタノニ…ごめんね」





兵士「団長!」ザッ!





兵士「報告申し上げます!負傷者数名!死者はでていません!」バッ





兵士「帝国獣団は引き上げた模様!」





海未「ご苦労様です…負傷者の手当をお願いします」





兵士「はっ!」





海未「ことり…残りの指揮をお願いします…私は姫を部屋に」





穂乃果「…」ギュッ





ことり「うん、まかせて…」





海未「行きましょう」





穂乃果「うん…」














『城・廊下』







海未「…」スタスタ





穂乃果「…」ギュッ





穂乃果「……あの人がまた言ってた」





穂乃果「私の妹のこと…」





海未「姫…」





穂乃果「本当は外に出ちゃいけない理由しってるの…」





穂乃果「私が…変な力を持ってていろんな人を引き付けちゃうんだよね?」





穂乃果「いい人も…悪い人も…」ギュゥゥ





海未「…」





穂乃果「だから魅了のお姫様って…」





穂乃果「だから…雪穂が殺されたって…」





穂乃果「私のせいで…」





海未「!、違います!」





穂乃果「だって!!!」





穂乃果「雪穂は私と一緒に内緒で外にいって…私の代わりになって…」ポロポロ





海未「穂乃果…悪いのはあなたではありません」ナデ




穂乃果「…」グスッ





海未「あなたの妹を殺したのは帝国軍です…あの王子率いる…」





海未「帝国軍は遊びの様に人を殺し…楽しんでいる…」





海未「あの日…雪穂を守れなかったことから私は最強を目指しました」





海未「ですが…今度こそ…私は守ります」ギュッ





海未「あなたが好きだから…」





穂乃果「…」ギュッ





海未「私はあなたの笑顔があればなんでもできる…」





海未「だから…笑ってください」





海未「あなたのことを悲しませるものは私がすべて薙ぎ払います…」ナデナデ





穂乃果「う…みちゃ…」ギュゥゥ





海未「ふふっ…おやすみなさい…穂乃果」





















ちゅんちゅん!





穂乃果「すぅ…すぅ…」ムニャムニャ





 「〜!」


 「〜?」





穂乃果「んにゅ…?」パチッ





穂乃果「ん〜…」ノビー





穂乃果「…途中で寝ちゃったんだっけ」ポケー





穂乃果「…」チラッ





海未「〜!」スッスッ





穂乃果「海未ちゃん…まだ早いのに外で指揮とってる…」





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

海未「あなたが好きだから…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





穂乃果「……///」





穂乃果「お風呂入ってこよっと♪」スタッ





ガチャ バタン











『外・庭』





海未「今回はそこまで酷い被害は受けていませんね」





兵士「はい、酷いところと言えば王の間の前廊下ですね…血のあとが…」





海未「…ことりが暴走したんですね」ハァ





ことり「海未ちゃ〜ん!花壇のお花も元通りにしといたよぉ〜♪」





海未「あ、ありがとうございます」ビクッ





ことり「??」





海未「一段落ついたので…私は少し体を清めてきますね」





ことり「私もお風呂はいるー!」





海未「行きましょう…後は頼みますね」ニコッ





兵士「はっ!」バッ





スタスタ





ことり「久しぶりだね〜一緒にお風呂入るなんて♪」





海未「そうですね……久しぶりといえば」





海未「昨日絵里にあいました」





ことり「えっ!?どこで??」





海未「帝国獣団・団長らしいですよ…」





ことり「それって…」





海未「あいつの元に行った以上敵です…情けをかけるつもりはもうありません」





ことり「うーん…絵里ちゃんが意味も無しにそんなことするかなー?」





ことり「しかも海未ちゃんに挑むなんて自殺行為…」






海未「さぁ…」





ルンルーン♪





ことり「あれ?他にも入ってる人がいるみたいだね?」ヌギヌギ





海未「この声…」ヌギヌギ





ことり「おじゃましまーす♪」ガラッ





穂乃果「??」チラッ





穂乃果「あっ!ことりちゃん!おはよ〜♪」





海未「やはり姫でしたか…」





穂乃果「あっ///海未ちゃんもおはよ///」モジモジ





海未「はい、おはようございます」





ことり(ことりと海未ちゃんで反応が全く違う…)





穂乃果「わ、私!先にお湯につかってるね!」タッ





海未「?、なんだか慌ただしいですね」





ことり「海未ちゃん…なにしたの?」





海未「私のせいなんですか!?」



















『穂乃果部屋』





穂乃果「はぁ…」ボフッ





穂乃果「結局慌ててすぐ出ちゃった…」





穂乃果「海未ちゃんの顔見ると…なんだか…」





コンコン





穂乃果「!、はい!どうぞ!」





ガチャ





海未「青龍騎士団・団長 園田海未です」





穂乃果「う、海未ちゃん…どうしたの?」





海未「国王様と王妃様がお呼びです…行きましょう」スッ





穂乃果「あ、うん、わかりました」スッ














『王の間』




ガコォン ギィイイイ





ことり「あっ、来たきた!」





穂乃果「あれ?ことりちゃんも呼ばれてるの?」





ことり「そうなんです。」





海未「連れてまいりました…」サッ





ほのママ「海未ちゃんありがとね」





ほのパパ「…」





穂乃果「どうしたの?」





ほのママ「大事なお話よ…穂乃果」





穂乃果(…お稽古さぼったことかな)





ほのママ「突然ですが……あなたには旅に出てもらいます」





海未「!!」バッ





ことり「え??」





穂乃果「…………へ?」





穂乃果「なんで…?穂乃果のこと…嫌いになったの…?」ウルウル





ほのママ「そんなわけないでしょう!」クワッ!





穂乃果「ひっ…海未ちゃん…」ギュッ





海未「大丈夫ですよ…」ナデナデ





ほのママ「穂乃果もその魅了の力には気づいているんでしょう?」





穂乃果「…」





ほのママ「あなたには旅先で運命の人を見つけ出し愛し合い口付けをしてもらいます」






海未「なっ!!」ワナワナ





穂乃果「くちづけ…??」





ことり「姫様…ちゅーのことですよ」ボソッ





穂乃果「ちゅー…///」モジモジ チラッ





海未「…?」





ほのママ「その魅了の力は愛する人との口付けにより消え去るのです…」






ほのママ「安心してください…護衛には海未団長とことり団長を行かせます」





ほのママ「私の大事な娘を…頼みますよ」





海未「我が命にかえてもお守り致します…」ザッ





ことり「私が盾となり…剣となりましょう」ザッ





ほのママ「穂乃果…いいですね?」





穂乃果「う、うん!この力を無くすために穂乃果頑張るよ!」ファイトダヨ!!





ほのママ「時は一刻を争います…明日の早朝までに準備をすませ…出発してください」





海未「はっ!」

ことり「はっ!」

穂乃果「はーい!」





ほのママ「健闘を祈ります」










後書き

第1部しゅーりょーです。。

第2部は旅に出るところから始まります

ごちゃごちゃしすぎてましたね
まさかの魔王っていう(´・_・`)


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2016-12-30 01:22:27

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