機動戦士ヒビンダム
SS初投稿ですこんな話が読みたいなぁという自分の願望だらけです
[chapter1: エールストライカー ]
響「なんだい?司令官」
提督「実は響に明石・夕張コンビと俺で開発した新兵装を試してみて欲しいんだが、どうだ?やってくれるか?」
響「どうせ断るといってもだめなんだろう?やるさ」
提督「さすが俺の嫁だ早速出撃ゲートに向かってくれ」
響「了解、響、出撃する」
―出撃ゲート―
夕張「じゃあ響ちゃん、使い方はさっき説明したとおりだから。あとで感想、聞かせてね」
響「わかったよ、とりあえず壊さないように気をつけるね」
夕張「それじゃ、始めるね。エールストライカー、スタンバイ!!」
響「ハラショー、こいつは力を感じる」
夕張「進路クリア、発進、どーぞ!」
響「響、エールストライク、出撃する」
―執務室―
提督「いやー、正直可能だとは思わなかったなー」
夕張「そうですねー、まさかノリと勢いで作り始めてあそこまでできるとは思いませんでしたねー」
提督「ビームサーベルまで作れるとは・・・妖精様様だなホントに」
夕張「まあバルカンを頭につけるのは無理だったんでパックに内蔵する形になっちゃいましたけどね。あとは実戦データを待つだけですね。本当は私が自分でとりに行きたいんですけど・・・」
提督「パックの性質上機動性がもともと高い駆逐艦専用になっちゃったしな。まあ、夕張には別の場所で活躍してもらうさ。おっと、そうこうしてるうちに帰ってきたみたいだな」
響「司令官、ただいま帰ったよ」
提督「おう、お疲れさん。で、どうだ?使ってみた感想は?」
響「実に良かったよ。重巡をほぼ一撃でやれる火力と高い機動性。理想的かもしれないね」
提督「そうか、そういってもらえると嬉しいよ。今日はもういいから休みなさい」
響「そうだね、そうさせてもらうよ。夕張さんこれ今日の詳細とデータ、よろしく」
夕張「ありがとう。お疲れ様響ちゃん」
提督「じゃ、夕張、データの解析は任せたぞ」
夕張「はい、もちろんお任せあれです。でもこの様子だと実戦投入は充分できそうですね」
提督「あとは量産ができればいいんだがなあ・・・いかんせん資材がないからしばらくは試作のみで様子見にだな」
―数ヵ月後―
ヘ級「アタレッ」
響「くっ・・・まさか背後に潜んでたとはね・・・パックに直撃してしまった・・・引き返すしかないか」
[chapter2:ウイングゼロカスタム ]
夕張「あーやっぱりそういうことが起きちゃいましたかー」
提督「ああ、幸い響は無事だったんだがな。やっぱりってことはこうなるってわかってたのか?」
夕張「わかってたってわけじゃないんですけど、そういうことが起きてもおかしくないなとは思ってたのでこんなこともあろうかと・・・」
提督「でた、技術者たちの十八番こんなこともあろうかと」
夕張「作っておきました、その名もウイングゼロカスタムパックです!!」
提督「あ、もうそういうスタイルなんだ。なんでもパックにしちゃうのか」
夕張「折角ですから。きちんとツインバスターライフルもマシンキャノンもビームサーベルもありますし何よりも背中のウイングはエールストライカーと違ってそんじょそこらの攻撃ではビクともしませんよ」
提督「すげーな、流石としか言いようがないぜ」
夕張「これも響ちゃんが集めてくれたデータのおかげですよ。残念ながらビームライフルとの互換性は取れませんでしたごめんなさい」
提督「いやいや、それでも大したモンだよ早速響に試してもらおう。おーいひびきー」
響「なんだい、司令官。ああ、また新しいのを作ったのか」
提督「話が早くて助かるなすまないがまたよろしく頼む」
響「問題ないさ。こういうことは嫌いじゃない」
―出撃ゲート―
夕張「ウイングゼロ、スタンバイ!」
夕張「進路オールクリア、発進、どーぞ!」
響「響、発進する」
提督「速いな。そういえば夕張、あれって飛べないのか?」
夕張「私たちは艦娘ですからね。飛べはしませんけどエールストライクよりスピードは速いですよ。それにしてもやっぱりかっこいいですねー、作った甲斐がありました」
提督(こいつまさか自分の趣味で作るもの決めたんじゃ・・・)
―響サイド―
響「あれは・・・敵艦隊か!青葉さんじゃないけど敵はまだこちらに気付いてないな。任務了解。さて、やりますか」
深海棲艦s「?!?!?!」
響「話には聞いてたけどまさか本当に一撃で艦隊を壊滅させられるなんてね・・・とりあえず任務完了。戻りますか」
―鎮守府―
提督「おー響、おかえり。どうだ?使ってみた感想は?」
響「想像以上だったよ。詳細は報告書にまとめておいたから。私は疲れたからそろそろ戻ってもいいかな?」
提督「ああ、ありがとう。お疲れさん」
―工廠―
提督「よっ夕張、やってるか?」
夕張「あ、提督さん。今響ちゃんが出してくれた報告を元に次の兵装を決めてたところです」
提督「そうだったか、まあ俺も楽しみにしてるからよろしく頼むぞ」
夕張「はい!お任せください!」
[chapter3:フリーダム ]
提督「さて、響がウイングゼロを装備して出撃するようになってから三ヶ月たったわけだが・・・どうだ?調子は?」
響「そうだね、悪くはないけどやっぱり背後に回られたときは、バスターライフルだと小回りが利きにくくて困るときもあるね」
夕張「実はそうなんじゃないかと思ってきちんと用意しておきましたよ!新しい兵装を!」
響「またかい?飽きないね夕張さんたちも」
夕張「その名もフリーダムパックです!!原作とは違って妖精さんの補助でドラグーンシステムも搭載されています!!そしてさらに!前回危険ということで諦めたゼロシステムを改良して補助AI「Killer」を搭載しています!」
提督「今度はフリーダムときたか・・・補助AIってなんだ?」
夕張「ハイマットフルバーストにはかなり高い技術が必要ですからね。それを補助するためのAIです」
提督「なるほどな。じゃあ響、悪いが早速・・・」
響「早速出撃だろ?いいさ、私も夕張さんたちの開発の実験は楽しみだ」
―出撃ゲート―
夕張「それじゃ響ちゃん、武装はさっき言ったとおりだけど大丈夫?」
響「ビームライフルが2丁にレール砲が2門、プラズマビーム砲が2門、バルカン、ビームサーベル、ドラグーンってずいぶん多いな・・・しかし、こいつは力を感じる」
夕張「使ってればなんとなくわかると思うけど気をつけてね。それじゃ、フリーダム、スタンバイ!」
夕張「進路、オールクリア!発進、どーぞ!」
響「了解、フリーダム響、出る」
提督「・・・行ったか・・・しかしあいつら動力はなんなんだろう?」
―数ヵ月後、響サイド―
響「敵艦隊発見!空母がいるみたいだね。艦載機が来てる。フルバーストで一掃してしまうか。Урааааа!」
たこ焼き艦載機「?!?!?!?!」
響「妖精さんたち、残りの艦載機はお願いするね。私は敵艦隊をやるさ」
響「ン?後ろか!」ピキーン
リ級「・・・・・・・・!!」
響「全く、油断も隙もあったものじゃないね。さて、今度こそやりますか」
―鎮守府―
提督「そういえば、響はそろそろ第二改装ができるころじゃないか?」
夕張「そういえばそうですね。今日あたりじゃないでしょうか?」
提督「おっ、噂をすればってやつだな入っていいぞ響」
夕張「何で提督さんは響ちゃんが帰ってきたのが分かるんですか・・・」
響「司令官、第二改装ができるようになったよ。それから夕張さん、これ今日の報告書」
夕張「ありがとう響ちゃん。おかげでデータはばっちりよ!」
提督「響、改装してからもう一度顔見せに来てくれ。それで今日は上がっていいから」
響「了解、それじゃ司令官、またあとで」
夕張「やっぱりレール砲だけじゃ潜水艦相手は難しいか・・・あれ?どうしたの妖精さん?」
妖精「・・・・・・・・・・・・」ゴニョゴニョゴニョ
夕張「ふーんそんなことが・・・これはついにあれの出番のようね」
Верный「司令官、改装が終わったよ今日から私は響じゃなくてВерныйだ。よろしく」
[chapter4: ν ]
夕張「提督!!ついに完成しました響ちゃ・・・もといВерныйちゃん専用の兵装が!」
提督「ほう・・・次は何を作ったんだ?いや、その前にひび・・・Верныйを呼ぼう」
Верный「で、次は何を作ったんだい?夕張さん」
夕張「うわっ!びっくりした!いつからいたの?」
Верный「呼ばれるような気がしたから来てみたのさ。あと、呼びにくいなら響でいいよ」
夕張「そう?じゃあそうさせてもらうね。で、今回作ったのはν(ニュー)パックです!!」
提督「ニュー?てことはフィンファンネルもあるのか?」
夕張「もちろんです!しかも今回はドラグーンと違って補助なしで使えます!どうやら響ちゃんはニュータイプみたいですしね」
提督「いいんだろうかそんな簡単にニュータイプになれて・・・」
夕張「細かいことを気にしたら負けですよ。さ、響ちゃん早速試してみて」
―出撃ゲート―
響「今回は前のと違ってシンプルなんだね」
夕張「けど、威力は折り紙付きだし前回は潜水艦への対抗手段が少なかったからその反省を生かした武器にしてみたの」
響「ふぅん・・・まあ私はフリーダムも好きだったけどね」
夕張「それじゃ、ニューパック、スタンバイ!」
夕張「進路、オールクリア!発進、どーぞ!」
響「ニュー響もといВерный、出る」
提督「そういえば夕張、さっき響専用って言ってたのは響しかニュータイプがいないってことか?」
夕張「いえ、そういうわけじゃなくて、今まで集めたデータを基に響ちゃん専用に調整してあるんですよ、あれ」
提督「なるほど、そういうことだったか」
―響サイド―
響「前方から複数のプレッシャーを感じる。・・・そこだ!!」
ヨ級s「・・・・・・・・?!」
響「今のでグレネードを撃ち切ってしまったな。けどまだ何かいる凄いプレッシャーだ・・・」
響「艦載機!!空母か!?フィンファンネル!!」
響「あれは・・・空母じゃない!レ級だ!!」
レ級「シネッ!!」
響「遅いよ!これなら!!」
レ級「アタルモノカッ!」
響「艦載機を当てて守った!?いや、それでも破片が掠めて確実に削れてるこれなら勝てる!」
レ級「シズメッ!!」
響「無駄だね!今度こそ当たってもらうよ!」
レ級「チィッ!!コイツッ!」
響「くっ・・・シールドで防ぎきれなかった!でもたかが羅針盤がやられただけだ!!」
レ級「オチロッ!」
響「甘いねっ!実弾が切れたか・・・なら、ビームライフルで!!」
レ級「ナマイキナッ!」
響「しまった!ビームライフルが!!」
響(フィンファンネルももう撃てるエネルギーがない・・・もう手はないか・・・いや!まだだ!!)
レ級「コレデオワリダッ!シズメッ!!」
響「まだだ、まだ沈まんさ!!」
レ級「ソンナコケオドシ!」
響「怯んだね!ビームサーベル!こいつで!!」
レ級「グハッ!コノッ!!」
響「信頼の名は伊達じゃない。終わりだよ、レ級」
響「羅針盤は壊れた。エネルギーも残りわずか・・・終わりなのは私も一緒だね」
??「・・・・・・・・・・・・・」
響「呼んでいる?司令官が私を呼んでいる?あっちに行けばいいんだね?」
響「ごめんよレ級私はまだ終わりじゃないみたいだ」
響「私にはまだ帰る場所があるんだ・・・こんなに嬉しいことはない・・・」
―終―
書いてみて自分の文才のなさを思い知りました。SS書いてる人たちって凄いなぁと心底思いました。もう二度と書くことはないでしょう。
このSSへのコメント