この素晴らしいラブライブに祝福を!
μ'sの皆さんようこそ死後の世界へ
初投稿です。温かい目で見守っていただけたら幸いです。
[chapter1: 始まり ]
「μ'sの皆さん、ようこそ死後の世界へ。あなた方はつい先ほど、不幸にも亡くなりました。短い人生でしたが、あなた方の生は終わってしまったのです。」
真っ白な部屋の中、私達は唐突にそんな事を告げられた。
真姫「ナニソレイミワカンナイ」
唐突に言われた言葉にすぐには理解出来なかった。
死んだ?私達は死んだ?何で?突然告げられた現実にすぐには理解出来なかった。真っ白な部屋には小さなテーブルと椅子があり、それに佇む女性がいた。どんな犯罪者でも笑って許してしまいそうな優しい目を持つ女性は美しい黄金色の髪をそっと撫でながら言った。
???「私の名前は"リア"若くして亡くなった方々の魂を天界へのご案内をさせていただいている女神でございます」
リア「あなた方はつい先程交通事故で亡くなりました。」
穂乃果「交通事故?...」
リア「はい、交差点で信号を待っていたあなた方9人にトラックが突っ込みました。トラックの運転手の方も含め事故に巻き込まれたあなた方は救急車で搬送されるも死亡。現在あなた方のお葬式が行われております。」
絵里「じゃあ私達はもう戻れないの?」
リア「はい、残念ながら...」
リアの告白によりトラックが自分達にみ向かって突っ込んでくる記憶が蘇る。
花陽「そんなの...そんなの嫌だよう」ポロポロ
海未「そんな...」
にこ「私の...私の夢は、宇宙ナンバーワンアイドルになる夢はどうなるのよ!」グスン
リア「...」
リア「本来ならこれから皆様を天界へご案内するのですが、ここで御一つ提案がございます。」
μ's「?」
リア「実はあなた方が生きた世界とは違う世界、つまり別世界で冒険者として魔王討伐に行きませんか?というお話でございます。」
真姫「ふざけてるの?」
リア「いいえ、ふざけななどございません。その世界では魔王が存在し魔物を使って世界侵略をしようとしています。その結果多くの人々が魔物に倒されこのままでは魔王に侵略されてしまう...とそこで地球で若くして亡くなった方達をその世界へ招き入れ魔王を討伐していただこうというお話でございます。」
凛「つまりその世界で凛達に魔王と戦って欲しいって事かにゃ?」
リア「そのとうりでございます。ですがそれだと少し不公平だという事で旅立たれる方達全員に1つずつ贈り物をしております。」
ことり「贈り物って何?」
リア「贈り物というのはつまり特別な力や装備の事でございます。例えるならどんな攻撃も効かない鎧や無限に魔法が打てる力、などです。」
穂乃果「凄いよ海未ちゃん!魔法だって!」
海未「はしゃいでる場合ですか!」
絵里「その世界に行かなかった場合はどうするの?」
リア「普段通り天界に行っていただきます。ですが天界には何もなく毎日日向ぼっこなどをされるしかございませんが...」
穂乃果「...」
穂乃果「私、行くよ。その世界へ」
ことり「ホノカチャン(・8・)?!」
穂乃果「だって人が困ってるんでしょ?だったら助けに行くべきだよ!」
穂乃果「どうせ死んじゃってるんだし人助けみたいな事が出来るのなら私は行きたいかな」
絵里「...私は穂乃果に賛成。」
凛「凛もいっくよー!」
花陽「私も行こうかな」
希「カードがウチに告げるからね行こうかな」
にこ「どうせもう死んじゃったしね最後まで付き合ってあげるわ、真姫は?」
真姫「...にこちゃんがそこまで言うんだったら行ってあげても良いわよ」
にこ「何も言ってないわよ!ことりと海未はどうするのよ」
ことり「私は穂乃果ちゃんについて行くよ!」
穂乃果「ことりちゃん!」
海未「私も行きましょう、穂乃果に万が一の事があっては行けませんからね」
穂乃果「海未ちゃん!...」
リア「では、皆様全員参加という事でよろしいでしょうか」
μ's「「「はい!」」」
リア「かしこまりました。最後にこのカードの束の中から一枚だけカードを引いてください。」
次の瞬間リアの手元に数十枚のカードの束が現れた。
リア「そのカードに書かれてある能力、武器がこれからのあなた方の冒険の助けとなるでしょう」
リア「能力の効果,使い方などはカードが教えてくれるはずです」
穂乃果「じゃあ皆んな"せーの"で引くよ!
<せーの!>
綾瀬絵里←身体能力の変化(能力)
東條希←未来予知(能力)
矢澤にこ←終焉のダガー(武器)
始祖のダガー(武器)
小泉花陽←ヘルス(能力)
西木野真姫←バインド・スルー(武器)
星空凛←Wing Bell(能力)
南ことり←Zone(能力)
園田海未←神具「雨の叢雲」(武器)
神具「晴れの時雨」(武器)
高坂穂乃果←神具「祝福の指輪」(装備)
神具「如月の月」(武器)
穂乃果「凄いリアさんが言った通りだ!この武器の使い方がわかる!」
リア「詳しい能力などは実際に戦闘などで試してみてくださいね」
絵里「一つ良いかしら?何で穂乃果と海未とにこは贈り物が二つあるの?」
リア「それはその贈り物が二つ揃わないと効果が発揮できない特別な武器だからです。」
リア「特定の武器は2つセットでないと効果が発動できないのです」
凛「えー良いなー凛も二つ欲しい!」
真姫「我儘言わないの!」
リア「本来は1億人に1人出るかでないかぐらいのレア度の筈なんですけどね」
花陽「それが一気に3人も...」
希「スピリチュアルやね〜〜」
リア「...」
ことり「あの〜今更なんですが、私達向こうの言葉とかわからないんですけど」
リア「ご安心ください。こちらとあちらの言語は全て同じとなっています。」
ことり「なら安心だね♪」
リア「では、最後にあなた方向かう世界について説明させて頂きます。今からあなた方が向かう世界は魔王軍との戦争が起こっております。その中で魔物を倒す事で経験値を貰うとこができそれによりレベルアップする事が可能です。レベルアップの際に貰う事が出来るスキルポイントで色々なスキルを覚える事ができます。」
にこ「完全にゲームね」
リア「覚えることのできるスキルは職業で決まり、なることのできる職業はご自分のステータスで決まります」
リア「魔物との戦闘を繰り返してレベルを上げ魔王を討伐してください」
穂乃果「みんな準備はいい?」
8人「うん!(はい!)」
穂乃果「よし、じゃあ行こう異世界へ!」
穂乃果の声と同時に部屋全体が光を放ち、彼女達の足元に大きな魔法陣の様な物が浮かんだ。
リア「ではあなた方が無事魔王を討伐出来ることを心から願っております。」
大きな魔法陣は円柱の形に伸び彼女達を包み込んだ。
パチンッ
リアが指を鳴らした瞬間思わず目を瞑る程眩い光が9人を包み込んだ。
???「おっおい、いきなり人が現れたぞ」
???「転移魔法か?こんな道のど真ん中に危ないなぁ」ザワザワ
穂乃果「ん...?何?」
ざわざわと聞こえる人の声に釣られ目を開けるとそこはこれまで見たことがないほど
美しい中世な街並みが広がっていた。
To be continued...
これからよろしくお願いいたします。
所所誤字ってるゾ〜、駄菓子菓子結構凝って作られておる。