2017-04-28 16:19:10 更新

なぜ複雑になるかと言うと、汎用品ではグリーンの波長が直接出せる半導体レーザーが無いからなのです!


その為、②から出てきた赤外域の波長を、③の非線形結晶(YAG)で更に長い波長(1,064nm)へ変換し(倍波、第二高調波)、④の結晶(KTP)で半分の波長へと二段階で変換させる事により、ようやくグリーンusbレーザーポインターの波長のレーザーを実現しているのです!


http://www.laserscheap.com/laserpointer-green-100mw/p-10.html


赤外域の波長は熱を発生するので、二つの非線形結晶での波長変換を大変不安定にしてしまいます。


そのままでは、最終的なグリーンの波長の出力は大きくふらついてしまい、激しくチラチラと見えたり、すぐに出力が落ちてしまうなど使い物になりません。


レーザーポインターライト付 この出力のふらつきを抑える為に⑤、⑥などで出力を感知させる部分を設け、①の電気回路にフィードバックさせ出力を電気的に制御しているのです。


これにはメーカー毎に光学的+電気的なノウハウがあり、各社パテントによりプロテクトし合っているのが現状です。

これらは勿論、一般的に目にする仕様からだけだと読み取る事は出来ません。

http://www.laserscheap.com/laserpointer-green-200mw/p-19.html

その為、それらのノウハウから生まれる違いにより、同じグリーンレーザーポインターであっても品質が全く異なると言う事実があるのです。


たかがグリーンレーザーポインター・・・。されどグリーンカラス撃退レーザポインター・・・。


http://www.malluz.com/blogs/post/6796


http://www.petsusa.org/photo/albums/4584095:Album:225575


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