2017-11-07 17:16:55 更新

概要

中央鎮守府提督こと 八神 焔
そして人間と深海棲艦の間で産まれた男
彼の身体能力は人並み以上の力を持つ
その彼が艦娘と出会いある事件に巻き込まれる


前書き

グダグダで御託を抜かすかもしれないけど
それでも良いって人は是非見てって下さい!!


焔「…着いたのは良いが、本当にボロボロだな」


数時間前


元帥「先ず先に言わなければならない事がある」


焔「言わなければならない事…ですか」


元帥「君が着任する鎮守府の事でな…少し訳ありの艦娘達が寄せ集められて成り立った鎮守府だ」


焔「寄せ集められた…艦娘」


元帥「そこで君に頼みたい事がある」


焔「何ですか?」


元帥「寄せ集めの艦娘達だけで他の海域を取り戻してほしいのだ」


焔「他の艦娘は…増やすなと、言いたいのですか?」


元帥「そう言う事だ、他の鎮守府の提督は力に溺れておるのでな、そうじゃないと言う事も証明してほしいのだ」


焔「…分かりました、出来る限りの事をして証明してあげます」


元帥「宜しく頼むぞ」


焔「はっ」敬礼



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焔「とは言うものの…やるしかないか…!?」


扉を開けた瞬間、廊下中から血の匂いが漂い鼻を塞ぐ


焔(訳あり過ぎにも程があるな…だが寄せ集められた艦娘達は何処に居るんだ?…ん?此処が執務室か)


ガチャ


焔「最近聞いた話だが…ここに着任して間が無い提督が何者かによって殺されたってのも…まぁ取り敢えず片付けて自分の荷物でも置くか」


数分後


焔「何とか綺麗になったのは良いが…情報も何も聞けないままじゃ、どうこうしようもできないな」


??「はぁあああ!!!」


焔「…」ガシッ


??「んな!?」


焔「そんな物振り回したら危ないだろ?今すぐ捨てなさい」


??「五月蝿い!!!この鎮守府に来てどうせ仲間を陵辱して憂さ晴らしでもしたいのでしょ!!!」


焔「成程…そういうことか!」


そのまま胸ぐらを掴みソファに目掛けて一本背負い


??「ぅう!で、でも…な、何してるの!?」


リュックの中からサンドイッチを取り出し食べていた


焔「何って?サンドイッチ食べてるんだが」モシャモシャ


??「馬鹿じゃないの?貴方」


焔「っと…自己紹介がまだだったな、俺は今日からこの鎮守府の提督として着任した八神 焔だ、宜しく頼むよ…別に名乗らなくても良い、お前も食うか?」


??「そんな誘惑に」キュルルー


??「…く」


焔「お前が正直じゃなくてもお腹は正直だな…ほら、腹が減っては戦ができぬって言うだろ?」


??「…」パク、モシャモシャ


焔「美味しいか?」


??「…うん、おい…しいよ…久しぶりに美味しい物食べた気がするよ…」


焔「そうか…良かったじゃないか」ナデナデ


??「…あ」


焔「辛かったんだろ?今まで…玩具のように扱いされて」


??「…うん」


焔「それとあまり人を見た目で判断しちゃいけないぞ?」


??「だって…ここに着任する提督達は皆僕達を…」


焔「…憂さ晴らしに…」


??「…」


焔「分かった…ここに居る全員の艦娘は俺が守ってみせる…必ずな」


??「?…守るってのは…どういう」


焔「その内分かるさ、さて…えーっと」


時雨「僕は白露型二番艦、時雨…その、さっきはごめんなさい…提「待った」え?」


焔「まだ俺には提督って名は相応しくない…だから焔って呼んでほしい」


時雨「でも…」


焔「…」


時雨「分かった、これからも宜しくね…焔」ニコッ


焔「あぁ…宜しく頼む、時雨」


時雨「…でも何でここの鎮守府に」


焔「あまり言いたくないんだが…今居る艦娘達だけで成り立ててほしいと元帥から直接言われたのでな」


時雨「無理だよ…だって僕と電と夕立だけだよ?艤装もろくに」


焔「艤装が無くても戦えるだろ?それに、俺は兵器等の物扱いは嫌いなのでな、だから皆の事を家族と思いたい」


時雨「家族…変わってるね、焔」


焔「まぁ…そうかもしれないな」


時雨「にしても…焔の片目…色が違うんだね」


焔「ん?あぁ…あまり気にしてなかったんだが…気になるのか?」


時雨「うん…今まで見た事無かったから…でも、良いと思うよ?」


焔「そっか…そう言ってくれるなんて少し照れてしまうな」ポリポリ


時雨「ふふ♪あ、そうだ、もし良かったらだけど…呼んでこよっか?2人」


焔「そうしてくれると有難いな」


時雨「分かった…少し待っててね」


バタン


焔「…ふぅ、女の子に背負い投げしてしまうとは…不甲斐ないな…俺…」


少し反省しつつ椅子に座り、元帥から渡された書類を見る


焔「それに…訳ありどころじゃないな、此処は」


ドクン


焔「う!?」


急激な苦しみが心臓部に



焔「んはぁ、はぁ…ぅぐ」ドクン…ドクン


焔(な、何だ…こ、この苦しみ…は)


時雨「夕立、大丈夫だか…焔!?」ダッダッダッダ


焔「はぁ、はぁ…し、時雨…か…はぁ…はぁ」


時雨「大丈夫!?焔!!焔!!夕立、お願い手伝って!!」


夕立「で、でも「でもじゃないよ!!早く医務室に連れて行かなきゃ!!」ぽ、ぽい〜!!!」


焔「だ、大丈夫…だ、も、もう苦しく…ない」


時雨「動いたら駄目だよ焔、夕立、肩を貸してほしい!」


夕立「分かった!!!」



医務室


焔「すぅ…zzz」



夕立「その…この人が提督さん?」


時雨「うん、僕が使った木刀を片手で掴んでへし折るんだから僕も驚いたよ」


夕立「か、片手で…」


時雨「今迄の提督とは…全然違うよ」


夕立「どう違うっぽい?」


時雨「ん〜分からない、でも何か違うんだよ」


夕立「時雨がそう言うなら信じるよ」


時雨「ありがと、夕立」


焔「う…んん…ここは」ムクリ


時雨「あ、提督あまり無理したら」


焔「大丈夫だよ時雨、心配かけてすまないな」ナデナデ


時雨「えへへ」


夕立「…」ジー


焔「ん、君が…夕立かい?」


夕立「夕立っぽい!」ピシ


焔「こんな状態で言うのもなんだが、今日からこの鎮守府に着任した八神 焔だ、宜しくな夕立」


夕立「宜しく♪」


焔「そういや、もう1人は…」


時雨「それどころじゃなかったんだからね、急に焔が苦しんでたんだから」


焔「す、すまない…もう俺は大丈夫だから安心してくれ」


時雨「本当に?」


焔「本当だ」


時雨「分かった…その代わり」


焔「その代わり?」


時雨「夕立、焔の傍に居ててほしいの」


夕立「へ?」


時雨「へ?じゃないよ、また無茶な事したら大変なんだから」


夕立「…分かったよ」


時雨「それじゃ、お願いね夕立…てい…焔もじっとしててね」


焔「あぁ」


バタン


夕立「一つ聞いても良い?」


焔「なんだ?」


夕立「また夕立達を…弄ぶの?」


焔「そんなつもりは無い…そもそも弄んでどうするんだ…お前等が兵器だの言われても俺からしたら可愛い女の子にしか見えんからな」


夕立「か、可愛い…女の子」


焔「それに、俺はある理由で提督をしているのだからな」


夕立「ぽい?」クビカシゲ


焔「母さんを…探してるんだ」


夕立「お母さんを?」


焔「元々俺の父親は提督をしていたんだ…だけど」


夕立「?」


焔「誰からの依頼か分からないが…俺の父親は殺されていた、その挙句鎮守府に居た艦娘達は全員強制解体されたらしい…だけど、1部の艦娘は逃げたって言っていたな…その後のことは俺も知らない」


夕立「…提督さん」


焔「…?」


夕立「その鎮守府って深海棲艦達とも仲が良かったっぽい」


焔「知ってるのか?夕立」


夕立「うん…現に電ちゃんがそこの鎮守府の初期艦なの」


焔「…まさかの偶然か?それとも」


ガチャ


時雨「連れてきたよ、焔」


電「は、初めまし…?どこかで見た事ある顔なのです」


焔「俺には全く…なんだがな」


電「ん〜……は!思い出したのです!まさかと思うのですが焔さんなのですか?」


焔「何で俺の名を」


電「oo鎮守府の司令官さんの子供」


焔「!?ま、まさか…oo鎮守府から逃げた艦娘って」



電「はいなのです…私と深海棲艦の防空棲姫さんなのです…あ、防空棲姫さんはその…」



夕立「ちょ、ちょっと待って」


時雨「深海棲艦とoo鎮守府…聞いた事があるよ、元帥には何も言わずに交流してたって、それに、僕達艦娘と深海棲艦には子供が出来ない筈じゃ」



電「確かにそうなのです…でも稀にイレギュラーの力を持つ艦娘や深海棲艦も居るみたいなのです」


焔「…まさか、俺の母さんってのは」


電「そうなのです…司令官さんと防空棲姫さんの間で産まれたのです」


「「「な、なんだって(っぽい)ーーー!?」」」


焔「ま、待て…そ、それって本当なのか?」


電「本当なのです」


時雨「そ、それじゃ僕達も…そ、その…子作りができる可能性があるって事だよね」


電「はいなのです」


焔「だけど時雨…」


時雨「ん?」


焔「…いや、何でもない」


時雨「…そっ…か」


夕立「も、もし提督さんが深海棲艦になったら」


焔「その時はその時だ…お前達が俺を殺ってくれ」


電「まだそうと決まった訳じゃないのです、焔さんは深海棲艦にさせないのです!絶対に!!」


焔「電」


電「嫌なのです、大切な人が目の前から居なくなるのはもう…見たくないのです」


焔「という事は…」


電「はいなのです」


指輪を見せる


焔「…電、一つ聞きたい事がある」


電「…」


焔「父さんの…秘書艦を務めていたのか?」


電「はいなのです」


焔「父さんはどんな人だったんだ?」


電「立派な司令官さんだったのです、どんな事が起きようとも揺るがずに真面目な人だったのです、轟沈しかけた子も見捨てずに自ら全線に指揮していたのです、上からの評価などいらない、大事なのは皆が無事に帰投する事と絆だからなって口癖のように言っていたのです…深海棲艦でさえ司令官さんには敵わなかったのですからね?でも、深海棲艦と仲良くできたのは防空棲姫さんがきっかけなのです」


焔「母さんが?」


電「はいなのです」


後書き

急な展開で申し訳ございません
質問などなど、誤字脱字などの指摘などあれば遠慮なく言ってください_(´﹃ `_  )_

次話 再会


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2017-11-06 18:23:59

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