2018-12-12 16:20:05 更新

概要

この作品は、一人の青年が様々なトラブルに遭遇しながら必死に提督として成長していく物語です。


前書き

※誤字、脱字または文脈の乱れ等、至らない点が多々あると思いますが、どうか温かい目で見てやってください。
※キャラ崩壊ありです。


時刻は16:00(ヒトロクマルマル)。


提督と時雨が鎮守府の中を見回り終えたところだった。


全施設を見て回ったが、その様子は提督の予想と大きく違っていた。


そう、とても綺麗だったのである。これには提督も驚いた。


提督 『思っていたよりもずっと綺麗だった・・・、もしかして時雨がずっと手入れをしていたのか・・・』


時雨 「ムフーン」キラキラ


提督 『時雨が何か自慢げそうにしてるし、きっとそうなんだろぁ』シグレカワイイナァ


鎮守府を見て回った時に時雨から聞いた話によると、この鎮守府は数年前、先代の提督が未知の病で亡くなったため、


新しい提督が配備されるまで運用を停止させられていたらしい。


そのため、鎮守府に配備されていた艦娘は別の鎮守府に回され、


近辺の民間人も病が感染する可能性を危惧し疎開したということだそうだ。


提督 『通りで誰もいなかったわけだよ・・・』


そう思い直しながら、提督は在籍する艦娘のリストに目を通す。


もちろんそこには「時雨」の名前が記されており、逆に他の艦娘の名前は記されていない。


そのことを少しさみしく思う提督が、リストから目を離そうとした瞬間、本来新米の提督が必ず行うことをしていないことに気づく。



そう、「初期艦決め」である。



この「初期艦決め」を楽しみにする提督は少なくない。


この提督も初期艦をどんな人にしようか,電車の中で考えていたのだが、ここに来てからが波乱続きですっかりその存在を忘れていた。


提督 『・・・あれ、まてよ?』


提督 『今までの流れがあれだったから疑問に思わなかったけど・・・』


提督 『確か提督養成学校で習った通りだと、鎮守府に着任する時、最初に「初期艦」を選ぶんだよな・・・』


・ ・ ・ ・ ・


提督 『僕そんなの選んでないよな!?』ガビーン


提督 『ということは・・・』


提督 「時雨」


時雨 「なんだい?」


提督 「(もしかして・・・)僕にとって時雨は「初期艦」ということになるのか?」


時雨 「そういうことになるね」


提督 「そうか・・・」


提督 『なるほど・・・こういった事例もあるということか・・・』


提督 『こういうのは臨機応変に、っていうことなのかなぁ・・・』


提督 『初期艦決め・・・少し楽しみではあったが、仕方ないよな』グスン


提督 『だが逆に考えるんだ!この時雨との出会いが・・・運命であったとな』クワッ


提督 『時雨も普通に美少女だしな!』


提督 『けど・・・、初対面があれだからなぁ・・・』ニガワライ


提督 『時雨はもう気にしてなさそうだけど、こっちにとってはかなりくるんだよなぁ・・・』ハハハ


提督 『あのときの光景を思い出したりして、僕のていとくがおっきしないように気をつけないとな・・・』



提督 「そういえば時雨は前の提督の元でも艦娘として在籍していたんだよな?」


時雨 「そうだよ、それがどうかしたかい?」


提督 「別の鎮守府には、行かなかったのか?」


時雨 「・・・まあね」


提督 「・・・」


提督 『なぜ時雨は此処に残ったんだろうか?』


時雨 「?どうかしたかい?提督」


提督 「ん・・・?いや、何でもないよ」


提督 『今こんなことを考えていても仕方ないよな・・・』


提督 「とりあえず大本営に着任の報告でもするか」


といって提督は提督室の机にある電話に手を伸ばした・・・




その瞬間、大きな爆音が提督の行動を遮るように鳴り響いた。



ドゴーーーーン!!



提督 「何だ今の音!?」


時雨 「外からだ!」


提督 「行くぞ!」


時雨 「うん!」


二人が外に出ると民家が1軒破壊されているのと、海から何か黒い物体がいくつかこちらに接近しているのが確認できた。


提督 「あれって・・・もしかして・・・」


時雨 「うん、深海棲艦だよ」


提督 「あれがか・・・」


提督はもって来ていた双眼鏡で再度確認する。


見た目は黒い魚のようなものもいれば、銃口が確認できたものもいた。


提督 『って呑気に見てる場合じゃないよな』


提督 「時雨、今すぐ迎撃するぞ!準備でき次第すぐに出撃してくれ!」


時雨 「わかった!」


そう言って時雨は急いで準備をしに向かった。


提督 「着任早々に敵襲か・・・、ついてないなぁ」ハァ


提督 「けど、やるしかないよな!」


そういって提督も自分に出来ることをしに、足を動かすのであった・・・。




~提督side~

時は過ぎ、提督は提督室に戻り、出撃した時雨からの報告を待っていた。


額から汗が垂れ、息が詰まった。これが実践の空気なのだろうか・・・。


時雨 「敵艦隊発見!駆逐艦2隻、軽巡洋艦1隻!」


時雨 「今のこちらの戦力を考えるとかなり厳しいよ・・・どうしよう提督!?」


時雨の声が無線機から伝わってきた。


どうやら敵は先程確認できた数隻だけのようだ。


そのことに提督はほんの少し安堵したが、こちらが不利ということは変わらない。


提督 『軽巡が1隻に駆逐艦が2隻、対してこちらは駆逐艦が1隻・・・戦力的にかなりまずい・・・どうする!?』


提督の頭で様々な考えが浮かぶ。


そして提督は自分の荷物をふと見て、閃く。


提督 『そうだ!』


提督 「時雨、その場で少なくとも1隻は必ず沈めてくれ!」


提督 「1隻倒したら、残りの敵を攻撃しながら鎮守府付近の孤島まで後退してくれ!」


時雨 「了解しました!・・・けど、そのあとはどうするつもりなの?」


提督 「説明は後からする!大丈夫だ、僕もすぐそっちに行くからな!頼んだぞ!!」


時雨 「え!?そっちに行くって!?ちょっと!提と」プツッ


時雨が叫んでいる時には、提督は既に港を目指していた。


一つの機械と何かが大量に入っている袋を手に持って・・・




~時雨side~

時はほんの少し遡り、提督がこちらに来ることを聞いた直後である。


時雨は一瞬、提督の言っていることの意味がわからなかった。


時雨 『提督・・・一体何をする気なんだろうんだろう・・・』


時雨 『・・・』ウーム


時雨 『悩んでいても、仕方ないよね・・・、まずは目の前の敵に集中しないと・・・』


時雨は再び深海棲艦を方を見る。


深海棲艦は他の生物には興味はないらしく、真っ直ぐこちらを目指している。


時雨 「・・・来たね」


時雨 「ここは譲れない・・・絶対に!」


時雨 「絶対に鎮守府は守ってみせる!」


時雨 「あそこだけが・・・あの人と・・・」



時雨 「僕の・・・」




時雨 「思い出の場所だから・・・」


そう呟き、時雨は主砲を構えるのだった。




つい数時間前までは穏やかで静かだった海が、一瞬にして戦場へと変わっていった。




先に仕掛けたのは、敵の軽巡洋艦だった。


轟く轟音、波紋を浮かべる海面。


軽巡洋艦「ホ級」の撃った弾が真っ直ぐ時雨の元に飛んでくる。


しかし、これに対し時雨も自身の主砲で飛んでくる弾を狙い、発射。


時雨の撃った弾はホ級の撃った弾と空中で接触、大きな爆発を生む。


そしてこの間に駆逐艦「イ級」2隻が時雨との距離を一気に縮める。


これに対し,時雨はすぐに主砲をイ級に向け、発射。


弾はイ級(A)に当たり、爆風が発生。もう片方のイ級(B)にも僅かながらダメージを与える。



駆逐艦イ級A  13/20 【小破】

駆逐艦イ級B  18/20

軽巡洋艦ホ級  33/33



時雨 『よし、これなら・・・』


と時雨が思った直後、爆風から立ち直ったイ級Bの砲撃が飛んでくる。


時雨 「くっ」


これを時雨、完璧に躱すことが出来ず、被弾。



駆逐艦時雨 13/16



更に小破したイ級Aの砲撃。


これを時雨、今度はギリギリで躱す。


時雨 『これは、早めに勝負を決めないとまずそうだね・・・』


そう察した時雨は、魚雷発射準備、狙いを定める。


そこにイ級2隻が同時に接近、両サイドから時雨を倒そうと突進してくる。


これを時雨は、バックステップで回避、イ級2隻は味方同士で衝突。


イ級が衝突すると同時に時雨は構えていた魚雷を隙だらけのイ級2隻に命中させる。


激しい水しぶきが上がり、イ級2隻が海の底に消えていく。



駆逐艦イ級A  0/20 【轟沈】

駆逐艦イ級B  0/20 【轟沈】



時雨 『やった!これであとは孤島まで撤退すれば・・・』


ホ級 「」ニヤ


時雨 『?』


ヒュー ヒュー ヒュー


時雨 『!?』


ホ級の口元がかすかに揺るんだその直後、イ級の接近に完全に気をとられてしまった時雨に無数の弾丸が降り注ぐ。


時雨 「ぐっ!?」



駆逐艦時雨  6/16 【中破】



時雨 『まさか、さっきのイ級達の特攻もこれのためだったのか』クッ


時雨 『まんまとはめられちゃったってことか』


時雨 『兎に角、今は後退するのが先だよね』


時雨 『けど提督・・・、一体何をするつもりなんだい?』


時雨が提督の采配に疑問を抱く中、提督の深海棲艦との戦い、その初戦の昼戦が終了しようとしていた。


そして時刻は19:00(ヒトキューマルマル)。




我等、夜戦二突入ス!!!












 












 















 


後書き

今回はできるだけ前回よりも長くするようにしてみました。
けど、その分ミス等も出てきてしまうと思いますので、どうか温かい目で見てやってください。
これからも新米提督(f)をどうかよろしくお願いいたします。
※ミス等のご指摘含めたコメントや、応援などもしてくだされば主が泣いて喜びます!(誰得


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2018-12-02 03:04:40

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2018-05-13 18:15:15

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2018-12-02 03:04:46

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2018-05-13 18:15:11

ポテ神提督さんから
2018-04-10 00:23:45

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