2018-05-19 01:23:20 更新

概要

最初に、これは当鎮守府で実際に起こった事を一部ベースにした、超お馬鹿自爆SSです。

オリジナル設定あり、キャラ崩壊(特に吹雪)あり、メタ発言・ネタばらし満載です。

普通のまともな艦これSSを読みたい方は、止めておいた方がいいです。

また、吹雪スキーな方も、読んではいけません(多分、殺意を覚えるかと)。


前書き

ちょっとしたうっかりミス(通称ながらプレイ)により、吹雪を轟沈させてしまった提督。
しかも、その吹雪の思いによって、提督は艦これの世界へと呼びこまれてしまった、新しい「吹雪」として。

帰る手段が無いという事が分かり、これ以上他の艦娘を轟沈させない、自分も轟沈しないようにと決意したのであった。


吹雪になる!?



俺「あ、そういやどうなったんだっけ?」


別の作業をしつつ艦これをプレイしていた俺は、パソコンのモニター上に「進軍」か「撤退」かを選択する画面になっているのに気が付いた。


俺「あれ、艦隊は今どこに居たっけ? んー、まぁいいや、取り敢えず「進軍」しとくか」


そうして、俺はマウスで「進軍」をクリックした・・・。




ーーーーー




???「・・・提督が「進軍」するようにと命令してきたデス・・・」


???「いえ、いいんです。提督の命令ですから」


???「・・・羅針盤がラスボスへの道を示しているデス(あぁ、行く事になってしまったのデスネ。仕方がありません)では、進軍シマース」


一同「・・・」


提督「お、やっとラスボスへ辿り着いたか。よし、お前たちなら行ける・・・ん?・・・え?・・・ちょっ・・・」


???「(今頃気が付いたのデスか。でももう遅いデスね・・・)」




ーーーーー




俺「お、やった、やっとラスボスへ辿り着いた。これでようやく3-3攻略完了だ・・・」


それまでずっと羅針盤に嫌われていたのか、3-3-Iで逸れまくって攻略に行き詰っていたのだったが、ここへ来てようやくラスボスへ辿り着く事が出来た。この編成なら攻略出来る、そう俺は確信していた。


そう、確かに「攻略」は出来る編成だった。しかし・・・。


俺「・・・ちょっ、「吹雪」大破してるじゃんか。何やってんだ俺っ!」


戦闘画面に入ったところで見たのは、艦隊の最後尾に置いた「吹雪」の赤い大破の文字だった。


ラスボス前の戦闘を見ていなかった俺は、吹雪が大破していた事に全く気が付いていなかったのだ。


そして、吹雪は俺の目の前で、「嫌……! いやだよぉ……。」と呟きつつ、ヲ級の航空機攻撃によって沈んでいった・・・。


画面上に表示される「LOST」の文字を見て呆然としている所で、周囲が光に包まれた・・・。




ーーーーー




気が付くと俺は、見知らぬ場所に立っていた。しかもよく見ると、その香りからしてそこは海の上だった。


そして、水面に浮かぶ自分の姿と言えば・・・。


着ている服は、白を基調に紺色のセーラーカラーの半袖シャツと、同じく紺色のスカートというセパレートタイプのセーラー服。


髪は、肩まで位のセミロングをポニーテールにしていた。


手に持っているのは、どうやら手持ちのごつい連装砲。


両腿には、やはり何か武器らしきものがベルトで固定されている。


そして背中には、これまた何やら変な機械を背負っている。


いや、そんな事よりも、俺は40代のおっさんだったはずなのに、どう見ても10代前半の少女になっていた事だった・・・。


しかもその姿は、何時もどこかでよく見ていた・・・。




???「提督ぅ、敵は全滅させたネ。でも、ブッキーが・・・」


???「うわー、やっちまったぁーっ! せっかくあそこまで練度上げてたのにぃ。しかも貴重な高射装置まで海の藻屑に消えちまったぁ!」


???「そこが問題なのデスカっ! そもそも無茶な進軍命令を出すのが悪いのデスっ! でもまぁ、良かったデスネ、新しいブッキーが来てくれましたヨ」


と、近くで何やら話をしていた20台くらいのお姉さんが、突然俺の方を向いた。


いや、その服装とその言葉使いから、ゲームでは散々コキ使っていた高速戦艦4姉妹、その長女である事はすぐに分かった。


金剛「初めまして。貴女が特型駆逐艦の吹雪ね。ワタシは金剛と言いマース。ヨロシクでーす」


俺→吹雪「へ? あの、どういう事で?」


金剛「貴女は、この世界で艦娘という存在に生まれてきたデース。まぁ、詳しくは鎮守府に戻ってからネ」


金剛がそんな風に俺に声を掛けてきたところへ、金剛の持つ通信機から、男の声が聞こえた。


提督「おい、ちょっと待て。その海域で吹雪が出るはずは無いぞ」


金剛「でも、ワタシの目の前に居るのは事実デース。とにかく、ラスボスを撃破しましたので、帰投するデース」


提督「・・・まぁいいや。取り敢えずその吹雪連れて戻ってきて」


吹雪「(一体、何が、どうなってるん?)」





ーーーーー





金剛「ハイ、ここが私たちの鎮守府ね」


結局、よく分からないまま、俺は金剛らと一緒に鎮守府へとやってきた。


背中に背負っている艤装は、何の問題もなく動かすことが出来た。


そして、金剛ら第一艦隊に混じって鎮守府へ行く間に、確信するしかなかった。


吹雪「(どうやら、轟沈した吹雪の生まれ変わりとして、俺はゲーム内に取り込まれたらしい・・・)」


金剛たちが所属している鎮守府は、三階建てのレンガ造りの建物を基準に、すぐ目の前には港、その隣には工廠と入渠施設がそれぞれ別棟として建っていた。


金剛「取り敢えず、まずは提督に報告と着任の挨拶に行くネ」


俺は金剛に言われつつ、レンガ造りの建物である本棟(執務室、寮、食堂を兼ねた)へと入っていった。





提督「おう、金剛、お疲れさん。で、そいつが「吹雪」か」


本棟の二階にある執務室に入ると、早速とばかりに提督が話しかけてきた。


提督は、良く言えばがたいのいい、悪く言えば太った、40台の分厚い色付き眼鏡をかけたおっさんだった。


しかも、全く手入れをしていない無精ひげが顎全体を覆っており、見苦しいの一言でしかなかった。


そして、その姿は若干見てくれが違うものの、元の俺とそっくりだった。


金剛「そうデス。ブッキー・・・じゃなかった、吹雪、提督に着任の挨拶をするデス」


吹雪「(え? 着任の挨拶って、何を言えばいいんだ? えぇと、まぁ適当でいいか)」


金剛に挨拶をと言われ、俺は取り敢えず適当に言う事にした。


吹雪「えぇと、本日、当鎮守府に着任しました、吹雪です。宜しくお願い致します」


提督「おう、宜しく頼むわ。で、他の面子への紹介はまた後として、まずはその2人だが、今お前さんの横にいるのが、戦艦の「金剛」。そしてそこの無線機の所にいるのが軽巡の「大淀」な」


と、提督は、部屋の隅にある通信機の所で立っている、眼鏡の女性を指した。


大淀「宜しくお願いします、「吹雪」さん」


大淀の挨拶に、俺はちょっと引っ掛かりを感じたが、それに気が付かなかったのか、金剛は戦果の報告に入っていた。


金剛「それでデスね。アルフォンシーノ方面は何とか攻略完了したデス」


提督「おう、それは無線で知っている」


金剛「なら何故ブッキーが大破しているにも関わらず、進軍の命令をしたデスかね?」


提督「あー、いや、あの時だけちょっと・・・」


そんな提督と金剛とのやり取りを聞いてて、つい俺はボソッと呟いてしまった。


吹雪「・・・ながらプレイしてたら、そうなるよねぇ・・・」


俺のその呟きに、金剛は首を傾げたが、大淀は無表情を貫き、提督は一瞬ギョッとした表情を見せた。そして、


提督「さ、さて。金剛、お前らは負傷しているし、さっさと入渠しろ。で、大淀、お前さんは吹雪を案内してやってくれ」


と、俺の呟きに慌てたのか、提督は二人にそう命令してした。


金剛「分かったネ。でも、次また誰かを轟沈させたら、今度こそ許さないからネ」


金剛はそう念押しをすると、執務室を出て行った。


大淀「提督、それでは吹雪さんを鎮守府の案内に連れて行ってきます」


提督「おう、宜しくな」


一方の大淀は、そう提督に声を掛けると、俺を連れて執務室を後にした。






大淀「さて、まずはどこから案内しましょうか、「提督」。いえ、「元・提督」ですか」


大淀のその言葉に、俺はギョッとした。


吹雪「大淀、これは一体どういう事だ? 一体、何があったんだ?」


大淀「大淀「さん」ですよ、「吹雪」さん。もう貴方は特型駆逐艦の一人でしかないのですから」


大淀の冷たい視線に気圧されて、身動きが出来ない俺を見つつ、大淀は話を続けた。


大淀「これは私も噂でしか聞いたことが無かったのですが、轟沈した艦娘の強い思いが、自分を指揮した提督の魂をこの世界に引き寄せる時があるとの事。恐らく貴方は、轟沈した吹雪さんの思いによって、この世界に引き寄せられたのでしょう」


吹雪「何故、大淀・・・さんは、それを知っている・・・のですか?」


大淀「それは、私がこの鎮守府所属の軽巡であると同時に、大本営から派遣されてきた艦娘でもあるからです。それに、こういった事例が他の鎮守府でもあったらしいという噂程度でしか私も知りませんし、そもそもその話自体が第一級軍事機密事項ですから、他の艦娘は全く知りません。それは他の鎮守府でも同様でしょう」


吹雪「なら、元の世界に戻る方法は?」


俺のこのちょっとした質問に対して、大淀は残酷な現実を突きつけた。


大淀「ありません。より正確に言えば、大本営もそれを知りません。もしかしたら、轟沈すればそうなるかもしれませんが、それを知る手段はありません」


俺「じゃ、じゃあ、元の世界に「俺」は居なくなったのか?」


大淀「いえ、貴方の存在そのものはあちらの世界にいるのでしょう。それは今貴方が会った「提督」が居るからです。もし貴方の存在そのものが居なくなってしまったとしたら、恐らく提督も居なくなっていたと思われます。ですから、貴方は自分の魂の一部を持ってこの世界に現れたのではないかと」


その大淀の言葉に、取り敢えず神隠しに遭ったとかで迷惑をかけてはいないようだと、ホッとはした。


大淀「しかし、このような事例は私も初めての経験ですし、もし他の鎮守府の「大淀」が知っていたとしても、機密なので私にそれを知る術はありません。それと、取り急ぎ大本営に報告した所、他の艦娘と同様に扱うようにとの命令ですので、そのつもりでいて下さい」


それらの言葉に呆然となっている俺を尻目に、大淀は俺を引っ張っていった。


大淀「そういう訳で、貴女はここで駆逐艦「吹雪」として頑張って下さい。さて、それでは、この鎮守府を一通り案内しますので」





こうして俺は、特型駆逐艦「吹雪」としての第二の人生を歩む事となった。







着任の挨拶



吹雪「あ、あの、初めまして、特型駆逐艦「吹雪」です。よろしくお願いいたします」


提督「まぁ、そういう訳で、皆宜しく頼むよ」


ここは本棟の一階にある食堂。いつもは食事時以外はまばらな場所であるが、今は轟沈した吹雪に代わって新しく着任した吹雪(私)の挨拶の為に、鎮守府に所属する全艦娘が集まっていた。


提督「まぁ、ここは他所とは違ってこぢんまりとした鎮守府だから、気楽にな」


吹雪「(こぢんまりって・・・。まぁ、自分が集めた面子だから仕方が無いっちゃぁ仕方が無いが)」


赤城「吹雪さん、よろしくね」


加賀「吹雪さん、あまり無茶はしないでね。それと、提督もあまり無茶はさせないように」


提督「・・・ハイ、善処シマス・・・」


と、これは一航戦の2人。


金剛「ヘイ、ブッキー。これから、ヨロシクデース」


と、金剛型四姉妹。


北上「まぁ、気楽にね」


こちらは、北上・大井の重雷装巡洋艦ズ。


夕立「ふっふっふ、これでまたこの鎮守府では、駆逐艦で一番の練度になったっポイ」


暁「夕立、そんな事を言うのは、レディとして失格よ」


と、六駆を始めとする駆逐艦達。


他にも、天龍・龍田コンビ、川内型軽巡3姉妹とか、長良型軽巡6姉妹、最上・三隈の航巡2人、妙高型重巡4姉妹等。


何だかんだ言って、それなりの面子は揃っていた。


但し、こぢんまりと言うだけあって、流石に二航戦の蒼龍・飛竜、五航戦の翔鶴・瑞鶴、それから長門は居なかった。


が・・・。


陸奥「はぁい、私も数日前に着任したばかりなの。お互い新人という事で、よろしくね」


と、3-3攻略時に、しっかり陸奥を仲間に加えていたし。


そして何よりも一番なのが・・・、


大和「吹雪さん、こちらこそ、よろしくお願いしますね」


と、あの大和型が居るのだ。しかも、


提督「吹雪、ちなみに大和は俺の嫁だからな」


と、大和の左薬指にはケッコンカッコカリの指輪が。


そして提督のその言葉に、周りの空気が凍り付いた。しかも、私はいくらかの殺気までもを感じた。これはもう大和への嫉妬しか無い。


だがしかし、提督はその様な事には全く気が付いておらず、大和の方も、


「ふふふ、吹雪さんは、特に気にしなくていいですよ」


と、サラリと殺気をいなしているし。


(あぁ、そういや、大型建造出来るようになった時、大艦巨砲主義バンザーイ!って、なけなしの資材注ぎ込んだら、本当に建造出来たんだっけ。で、資材消費無視でとことん育てたものだから、かなり早い時期にケッコンカッコカリしてたんだっけかな・・・。)


そして、


提督「さて、それから吹雪の部屋だが、夕立、お前と一緒な」


夕立「ぽい」


提督「では、これで解散。それと、吹雪。お前は後で執務室に来るように」


吹雪「はい、分かりました」


と、提督の解散の命令により、ガヤガヤと騒ぎつつ、それぞれ散っていった。







まずは自室にて


夕立「吹雪ちゃん、一緒においで」


吹雪「はい。それでは、夕立さん。どうぞよろしくお願いいたします」


夕立「吹雪ちゃん、そんなに堅苦しくなくてもいいよ」


吹雪「では、夕立ちゃんでいいですか?」


夕立「うん、それでいいよ」


と、そんな事を話しつつ、本棟三階の自分達の部屋へと着いた。


そうそう、改めて説明する訳では無いが、この鎮守府はまだ艦娘が少ないだけあって、日常生活は全て本棟に集約されていた。


1階は食堂、倉庫、待機室、潜水艦寮等。2階には提督の執務室と私室、それから戦艦・空母寮。そして3階には私達駆逐艦~重巡洋艦の寮となっていた。


さて、私達の部屋の中と言えば、8畳位の広さにベッドが2つとクローゼットが1つ。ベッドは各自で、クローゼットは共用でという事だろう。因みに、ここの鎮守府では、艦娘の部屋は全て2人部屋だそうだ。


吹雪「それにしても、皆さん優しい方々ばかりですね」


夕立「うん・・・前にも1度あったしね」


吹雪「前にも?」


夕立「うん・・・前にね、鎮守府の仲間が1人轟沈した事があってね。その後すぐに戻ってきたんだけど、その時、全然別人になっていて・・・。前から、他の鎮守府でそういう事があったっていう噂話は聞いていたんだけど、実際にうちの鎮守府でもあって・・・。最初はからかっているんだろうって皆思ったんだけれど、練度が1だし何よりも改装前に戻っていたもんだから・・・」


吹雪「(あー、あれかぁ。あの時は直ぐに戻ってきたから、自分自身のダメージはそんなでも無かったんだけれど、艦娘達には相当なショックだったのかぁ・・・)」


まだ提督として着任してから間もない頃、システムを理解していなかったのと、自身のちょっとした操作ミスで、重雷装巡洋艦に改装したばかりの北上をロストさせるという経験を私はしていた。あの時は、轟沈したその直後に北上がドロップしたから、私自身のダメージはそんなでも無かったんだけれど、そうか、やはり仲間を失うというのは、艦娘にとって相当なダメージという訳かぁ・・・。


夕立「あ、だからみんなその事は知っているから、吹雪ちゃんは普通に皆と接してればいいんだよ」


吹雪「・・・夕立ちゃん、ごめんね。そんな辛い話をさせちゃって」


夕立「大丈夫だよ。それに、いずれは誰かが言わなければならない事だし」


吹雪「(成程ねぇ。ゲームの中のキャラでしか無いと思っていたけれど、こうしてこの世界に来てみて、どの艦娘も皆それぞれ感情を持っているという事かぁ。だからさっきの着任時の挨拶の時も、皆優しい言葉を掛けてくれた訳かぁ。となれば、もうこれ以上、仲間を轟沈させる訳にはいかないなぁ・・・)」


と、そうやって、しんみりと2人で話をしていた所へ、


ピンポンパンポーン。


提督「あー、吹雪君、吹雪君。いつになったら執務室に来るのかね。いい加減、さっさと来なさい」


と、無常にも館内放送で提督からの呼び出しを食らった。


吹雪「あちゃぁ、それじゃあ夕立ちゃん、また後でね」


夕立「うん、行ってらっしゃい」


そうして私は執務室へと足を運んだ。







秘書艦


吹雪「提督、お呼びでしょうか」


提督「遅い、さっき、すぐ来るようにと言ったはずだが。まぁ良い、入り給え」


吹雪「失礼します。それで、ご用件は何でしょうか?」


提督「早速だが、お前、明日から秘書艦な。さっさと練度上げするぞ」


吹雪「また急ですね」


提督「いいか、これは命令だ。うーん、そうだなぁ、とりあえず最初は1-5かなぁ」


吹雪「(ボソッと)そんなメタい事言っても、誰も分からないって」


提督「吹雪、何か言ったか?」


吹雪「いーえ、何も言っていません」


提督「まぁいい。吹雪、お前を旗艦として第一艦隊を編成。随伴艦は五十鈴、伊勢、千歳辺りでいいだろう」


吹雪「(1-5での潜水艦狩りね。対潜番長の五十鈴、攻撃を2巡させるために航戦の伊勢、ボスルート固定要員として千歳かぁ)」


提督「吹雪、何を考え込んでいる?」


吹雪「いーえ、特に何も」


提督「ふぅん、まぁ、いいや。取り敢えず、明日から練度上げ、頑張るように」


吹雪「はい。あ、因みに、大淀さんは秘書艦とは違うのですか?」


私は、通信機の前座っている大淀をチラ見しつつ、提督に聞いてみた。


あ、そうそう、私は一人称を「俺」から「私」もしくは「自分」へ、意識的に変える事にしていた。


いやぁ、さっきの着任の挨拶の時に感じた殺気は、半端なく怖かった。なので、下手に「俺」なんて言葉使ったら、何されるか分かったものでは無かったので・・・。


提督「あぁ、大淀は基本、大本営との通信役だからな。俺が執務室で仕事している間は、常駐しているのさ。一応うちの軽巡でもあるから、第一艦隊の旗艦として秘書艦やる時もあるけど、まぁ、練度もそこそこだし、当面は無いな」


吹雪「(うん、確かに大淀が来た時、とりあえず改装するのにLv50ちょいまで上げて、そのまま放置してたはずだから、それがこの世界にも反映されていると)」


提督「吹雪、復唱っ!」


吹雪「はっ、はいっ! 私、吹雪を旗艦として第一艦隊を編成。僚艦は五十鈴・伊勢・千歳。出撃海域は、鎮守府近海。目的は敵潜水艦の掃討による当海域の解放及び私の練度上げ。以上っ!」


提督「・・・吹雪君? 俺そこまで命令したっけ? まぁ今君が言った通りだけれどさぁ」


吹雪「えっ・・・い、嫌だなぁ、提督、今そこまで命令したじゃないですか。ねぇ大淀さん?」


と、それまで無言、無表情を通していた大淀に、助けを求めた。


大淀「え? あ、すみません。大本営とのやり取り中でしたので、お2方の会話は聞いていませんでした。しかし、吹雪さんが嘘を言う理由がありませんし、きっと吹雪さんの言う通り、提督がそう指示したのでは?」


提督「ふぅん、あっ、そっ。まぁ吹雪が今復唱した通りだし、それでいいや」


と、取り敢えず何とかなったと思った所で、つい気が緩んだ私は、更に自爆した。


吹雪「(なんてチョロいんだ、自分)はい、それでは明日、マルハチマルマルに出撃します」


提督「・・・吹雪、何で出撃時間まで分かるんだ? 流石にそこまでは指示出してないぞ」


と、時間までピッタリと当てた私に、提督はジト目をしてきた。流石にこれはどうしようも無かったので、


吹雪「(あっ、やばっ)あはは、単なる偶然ですよ、偶然。そ、それでは、失礼しまーす」


と、私は執務室から逃げ出した。


提督が何やら喚き散らしていたようだが、気にしない事にした。それに、もし自分だったら、数分後には忘れ去っているだろうから。










因みに、何でマルハチマルマルなのかだって?


そりゃ勿論、出社時に朝の電車に乗るのがその時間。そして電車に乗っている間にさっさと終わらせるつもりなのだろうと言う事が分かっていたから。







初陣


五十鈴「そんなに固くならないで、気楽にしてても大丈夫だって」


伊勢「そうそう、私達がいるんだから、問題無いって。それにここは、毎月必ず出撃で来ているからね。どの程度の強さの敵深海棲艦が居るかも、大体分かっているし」


千歳「私達からすれば、もう日常の話だし」


吹雪「で、でも、最初の敵との戦闘によっては、ワンパン大破撤退もあるのでしょう?」


五十鈴「よく知っているわね。何、もう誰かから聞いたの?」


吹雪「えと、まぁ、今朝食堂で・・・」


吹雪「(もう毎月勲章目当てで行ってたんだから、嫌でも覚えてるって)」


そう、うちの鎮守府では、解放されているEO海域は1-5と2-5。

しかし2-5に関しては、重巡以下がほとんど育っていないため、上ルートは無理。で、下ルートは、最初で逸れるか途中で大破撤退するかばかりなので、あまりにも面倒くさくて、よっぽどやる気にならない限り、まず行かない。

その為、結局はちまちま勲章稼ぎ&低レベル駆逐艦・軽巡洋艦の練度上げに、1-5というのが、提督(自分)の方針。


五十鈴「それに、この海域に来る時は、いつも提督はしっかりと指示を出すから、大破進軍はまず無いわよ」


吹雪「そうですね。そうだといいんですけれど・・・」


千歳「何? そんなに心配?」


吹雪「えぇ・・・また、ながらプレイをしていなければいいんですけれど・・・」


五十鈴「・・・何それ?」


吹雪「(あっ、しまったっ)え? あぁ、いえ、何でもありません」


五十鈴「・・・ふぅん、まぁいいわ。さて、そろそろ会敵よ」


そうやって話をしているうちに、いよいよ戦場となえう海域へと到着した。


因みに、艤装の使い方については、何の問題も無かった。なので勿論、今回の出撃で与えられたソナーや爆雷についても、すんなりと扱う事が出来た。


五十鈴「さて、来るよ」


吹雪「はいっ」


そして最初の戦闘の直前、渡された無線機より、提督からの通話が入った。


提督「吹雪、そろそろ戦闘開始か?」


吹雪「はいっ」


提督「では、艦隊を単横陣に」


吹雪「はいっ、復唱しますっ。艦隊を単横陣にっ」


提督「よろしい。では検討を祈る」


そして横で聞いていた三人は、


伊勢「OK、単横陣ね」


千歳「了解」


五十鈴「まぁ、何時も通りね」


と。そして、四人が横一列になった所で、敵と遭遇した。


敵はカ級elite。お互い、相手を見つけたのはほぼ同時。しかし、行動はあちらの方が早かった。


五十鈴「先制魚雷よ。皆回避」


本来なら、こういった指示は旗艦である私がするのだけれど、こういう時は、経験者に任せるのが良い。そういう訳で、五十鈴の指示で四人は回避行動に入った。しかし、


伊勢「あ、しまった。こっちに来たか」


魚雷は航戦の伊勢へと向かい、低速である伊勢は、回避が間に合わなかった。



ズドーンっ!



敵の魚雷が伊勢に命中すると共に、爆発音が辺りに鳴り響いた。


吹雪「伊勢さん、大丈夫ですかっ?」


伊勢「あいたた。ちょっと艤装にダメージ入ったかな。けど問題無いよ」


敵の魚雷は伊勢に命中したものの、上手い具合に装甲の固い場所で被弾したらしく、伊勢にほとんどダメージらしきものは無かった。

まぁ流石に被弾したのは事実で、カスダメが入りはしたが、小破にすらなっていない。


伊勢「さぁ、反撃だよ。まずは私からかな、行け、瑞雲っ」


と、全スロ瑞雲を装備した伊勢の航空甲板から、計47機の瑞雲が敵潜水艦へと飛んでいった。しかもそのうちの2スロ、計25機は、六三四空である。瑞雲の爆雷攻撃により、敵潜水艦は、一瞬にして轟沈した。




その後の2戦は、全く問題無く敵を殲滅、しかもこちらの損害0という大勝利だった。まぁ、MVPに関して言えば、それぞれ五十鈴か伊勢のどちらかが持って行ったけど。


そして、ラスボス戦。


五十鈴「さぁ、行くよっ!」


いずれは自分もあぁいう風に、旗艦としてきちんと指揮を取れればいいなぁと思いつつ、戦闘へと入った。


五十鈴「吹雪っ! 魚雷避けてっ!」


と、ちょっと気を許していたら、魚雷が1本こちらに向かってきていた。しかし五十鈴の叫び声にも関わらず・・・、



ズガーンっ!



吹雪「っ、つー・・・(いっ、痛いっ! これが、大破なのか・・・)」


私はボスであるヨ級flagshipの発射した魚雷をまともに食らってしまい、大ダメージを受けてしまった。つまり大破である。


五十鈴「吹雪は下がって! ここは私達で何とかするからっ!」


そうして、私は動けずその場にしゃがみ込んでいる間に、僚艦3隻によって敵は駆逐された。しかし、肝心のボスは逃がしてしまったし、僚艦も全員が小破ないしは中破を受けていた。


そうこうしているうちに、夜の帳が降りてきて、辺りが暗くなってきた。


大破して動けない私の代わりに、辛うじて小破で持ちこたえた五十鈴が、提督へと連絡をしてくれた。


五十鈴「提督、ボスを大破まで持ってはいったけれど、逃がしちゃった。どうする?」


どうするというのは、このまま夜戦へと移るのかどうかであろう。そして、提督の返答と言えば、


提督「馬鹿者っ! 夜は潜水艦の天国だぞっ! しかもお前らボロボロな上に、そもそも夜戦装備持って行っていないじゃねーか。どうせ返り討ちに遭うのに決まっているんだから、敵なんか放っておけ。それに、第一の目的は吹雪の練度上げなんだから、敵の殲滅なんてどーでもいい。いいからさっさと帰ってこいっ!」


五十鈴「だそうよ。どうする、旗艦さん?」


そう五十鈴は茶化したが、その眼は笑っていなかった。


吹雪「・・・司令官の命令により、これより艦隊は帰投します」


五十鈴「よろしい。それじゃぁ、帰りましょうか」


伊勢「そうだね。それに、どっちみちここが終点だし。早く帰ってゆっくりしたいよ」


千歳「うん、それに早く帰って入渠しないと、千代田に怒られちゃうし」


最初の先制魚雷は、全員に1本ずつ飛んできた。しかも、流石にボスとその直属の部下だけあって、全員が回避に失敗。大破したのは私だけだったけれど、他の3人もそれで小破。そして部下は全員轟沈させたけれど、生き残ったボスの雷撃によって、伊勢が中破。


しかしまぁ、ボス以外は殲滅する事が出来た訳だから、戦果としては上々であろう。


五十鈴「吹雪、旗艦お疲れ様。でもこの海域は、深海棲艦側も重要視しているみたいで、入れ代わり立ち代わり、しぶとく進軍してくるから、当面の間、ここを往復する事になるわよ」


と帰りがてら、五十鈴は私にそう話してくれた。伊勢も千歳もそれには苦笑い。これには、私も苦笑するしか無かった。




鎮守府の港に無事戻ってきた私達を待っていたのは、2階の執務室の窓を開けて、そこから怒鳴っている提督の声だった。


提督「戦果報告はいらん。それよりもお前ら全員、さっさと補給&入渠っ!」


そして、言うだけ言って、さっさと窓を閉めて自分の仕事に戻ったようだった。


吹雪「・・・あれ、いつもの事なのですか?」


五十鈴「そう、いつもの事。全員が小破以下なら何てこと無いんだけれど、帰投時に1人でも中破以上が居ると、もうあれよ。特に吹雪、あんたが大破してるでしょ? ありゃ、相当苛ついてるわね」


吹雪「・・・そうなんですか?」


伊勢「まぁ、多少は私達への怒りもあるだろうけれどね。「お前ら、何ダメージ食らってるんだっ!」って。でも今までそういう風に怒鳴られた事は無かったし」


吹雪「(・・・成程。帰投時に中破以上が複数いると、どの順番で誰を入渠させるかとか、次の出撃どうするんだとかで、結構マウスの操作荒かったからなぁ。それが、こういう風に見えるんだ・・・)」


千歳「それよりも、提督が早く入渠しろって言ってたし、行きましょう」


そんな訳で、私達は入渠施設へと向かった。


















後日・・・。


吹雪「そう言えば、千歳さんにしろ、千代田さんにしろ、水上機母艦のままなんですね?」


提督「そりゃ、1-5の攻略で水母必須だろ? だから軽空母には改装せんぞ」


と、そこへ滅多に会話に入って来ない大淀が、おずおずと・・・。


大淀「あの、提督。それは鎮守府近海での対潜哨戒の事でしょうか?」


提督「そうだが?」


大淀「あの海域で必要なのは、「水母」or【軽空母】or【航巡】or【揚陸艦】ですよ。水母一択では無いのですけれど・・・」


この言葉に、2人して固まったのは、言うまでもない。







提督はケチ!?


午後の3時位。食堂では暇を持て余していた艦娘達が世間話をしていた。


吹雪「皆さん、どうされたのです?」


金剛「Oh、ブッキーですか。単に退屈しているだけデース」


比叡「最近、出撃が少ないので、こうして時間が空くんです」


榛名「でも、榛名はこの退屈にも負けませんっ!」


霧島「今まで北方海域と西方海域を同時に攻略していたのですが、ここへ来て取り敢えず北方海域に絞って攻略をする事に・・・」


金剛「ブッキーが来た後も、最終海域を攻略していたのデスが・・・」


吹雪「そう言えば、ちょこまかと秘書艦交代していましたね」


金剛「でも、どうも行き詰まっているとかで、提督のやる気が nothing なので、全然出撃が無いデース」


吹雪「でも高速修復材を使えば、直ぐに出撃出来るじゃないですか」


霧島「ところがですね、司令官はそれを使いたがらないのですよ」


吹雪「へ?」


霧島「何でも、大規模作戦の時に大量に使うから、通常海域では使いたくないとか」


比叡「なので、先程攻略に失敗した大和さん、赤城さん、加賀さんが入渠に行きましたけれど、あの損傷では半日以上かかるかと。まぁ私はお姉さまと一緒でしたら、それくらいは待てますけど」


吹雪「でしたら、それこそ、これからでも出撃すれば・・・」


金剛「今の私達の練度では、攻略には火力がちょっと足りないデース。なので練度上げで、さっき演習に行って帰ってきた所デスネ」


榛名「もう今日の演習は全て終わってしまいましたので、明日までやる事が無いのです」


吹雪「・・・あはは」


吹雪「(そういえば、3-4って、羅針盤全部ランダムでルート固定出来ないから、回数こなさないといけないんだったっけ・・・)」


金剛「・・・はぁ、暇デース・・・」


私は、金剛さん達からそーっと静かに離れた。







オリョクル


伊58「オリョクル? うちの鎮守府では無いでち」


吹雪「へ?」


伊58「って、オリョクルって、何でち?」


吹雪「(あれ? オリョクルを知らない?)」


吹雪「・・・えーと、オリョクルってのは、潜水艦だけで、南西諸島方面の東部オリョール海に行って来る事だけれど・・・」


伊58「??? あぁ、他のブラ鎮であるっていう噂のやつでちね。えぇと、提督は小破すら嫌うんで、潜水艦だけでどこかに行く時は、全員で行くでちよ」


吹雪「(え? それって・・・拾って来る資材よりも、消費する資材の方が多いんでない?)」


吹雪「いや、あの、オリョクルって、潜水艦2人か3人で行くんだけれど」


伊58「そうなのでち? ならもっとやらないでちね。うちの潜水艦はまだそこまで練度が高くないので、3人なら小破以上確定でち」


吹雪「・・・」


伊58「まぁ、ごく偶にオリョール行く事あるけれど、もしかして、それの事でちか? でも、大抵、誰かが小破以上になって、戻ってきたらそのままお風呂へぶち込まれるでち。そして提督ったら、ゴーヤ達の事を忘れて別の事してるので、10分でお風呂から出てきても、次の出撃が半日後とかだから、結局、単なる練度上げでしか無いでち」


吹雪「・・・」


伊58「なので、吹雪が言っている事はやってないでち。でも、やる事が無いのも困りものでち・・・」


吹雪「・・・あはは、失礼しました・・・」


・・・自分で言うのも何だけれど、潜水艦は轟沈しやすいから、2人とか3人で出撃させるのが怖くて。けれど5人で出すと確実に赤字だから、出す意味ほとんど無くて。で、結局面倒になって、やらなかったんだっけ・・・。





・・・後日。


吹雪「司令官、潜水艦の皆が、暇しているようですけれど」


提督「・・・吹雪、それ俺にオリョクルやれってか?」


吹雪「よくお分かりで」


提督「面倒くさい」


吹雪「と言うと?」


提督「潜水艦って、耐久力無いだろ? オリョクル行かせると、うちの潜水艦じゃ中大破確定だろ? 戻って入渠させるじゃん。その後のパターンは2つしか無い」


吹雪「(まぁ、予想はつくけれど)因みに、そのパターンとは?」


提督「別の艦隊組んで、どこかの海域攻略とか、練度上げやりだす。すると、オリョクルやる時間無い。そのまま潜水艦放置」


吹雪「・・・もう1つの方は?」


提督「・・・完全に忘れてる」


吹雪「・・・ダメじゃないですか」


提督「・・・そうだねぇ。なので、資源回収は遠征艦隊にお任せ」


吹雪「・・・そこは、潜水艦の練度上げを兼ねてって思考にはならないんですか?」


提督「・・・全く思いつかなかった」


吹雪「それじゃぁ、オリョクルやらせましょう」


> オイコラ フブキヤメロ ウチデモカロウシサセルキカ


提督「・・・うーん、その内ね」


吹雪「何故です?」


提督「・・・そんな事言っている前に、早いとこ高射装置持ってこい」


吹雪「」スミマセン







工廠


吹雪「明石さん、こんにちわ」


明石「お、噂の吹雪のお出ましだね。話は大淀から聞いているよ」


吹雪「え、まさか・・・」


明石「そのまさかですよ。大淀と同じで、私も大本営から配属された身ですからね。あ、因みに、大淀も私も、吹雪が着任したからなのか、正式にここの艦娘として配属という事になりましたよ」


吹雪「あれ、じゃあ改修工廠が使えるんですね?」


明石「勿論。ただ、私も配属されたばかりで、練度1だから、失敗の確率高いけれどね」


吹雪「じゃあ司令官は、その事を?」


明石「うん、何時の間にか気が付いたみたい。この前色々と試していったよ」


吹雪「ほほう、例えば何を?」


明石「うーん、そうだねぇ・・・例えば、開発したはいいけれど、使い道の無かった46cm砲を、大和さんの装備しているやつの強化に使ったり・・・」


吹雪「・・・もしかして、ネジの在庫は?」


明石「うん、全部使い切った」


吹雪「・・・」


明石「提督も使い切った所で気が付いたみたいで、顔面蒼白だったよ。で、あれ以来、改修強化は一切やってないね」


吹雪「・・・ちょっと司令官の所へ行ってきます」


明石「まぁ、頑張ってねー」







入渠施設(大浴場)


吹雪「あ痛たたっ、また大破しちゃったかぁ。1-5-1の先制魚雷で旗艦の私がワンパン大破。S勝利だけれど、即撤退って洒落になんないよぉ」


吹雪「そう言えば、最初の出撃の時も大破したんだっけ。でもあの時は、よく分からないままここに連れて来られて、気が付いたら自分の部屋のベッドだったからなぁ。こうやって自分で来るのって、初めてかも・・・」



大浴場・・・



吹雪「」ガラガラガラ


吹雪「・・・ここ、本当に入渠施設? どうみても、スーパー銭湯か何かにしか見えないんだけれど・・・」


吹雪「・・・取り敢えず、入りますか・・・」


吹雪「・・・えぇと、服を脱い・・・」


吹雪「・・・やっぱり、あるものが無いし、無いものがあるし・・・」


吹雪「」(*´I`)σ” オッパイ オッパイ


吹雪「」(*´д`*)ハァハァ


吹雪「・・・何やってるんだ、自分」


吹雪「・・・さっさと入ろう」タオルマキマキ




吹雪「」ガラガラガラ


吹雪「・・・何この無駄に広いお風呂場・・・まぁとにかく、どれかの湯船に浸かろう・・・」


吹雪「」チャポン


吹雪「・・・ふぅ、極楽、極楽・・・」




> ガヤガヤ


吹雪「???」


> ガラガラガラ


???「あら、吹雪さん」


吹雪「え? 大和さん? それに赤城さん、加賀さんも?」


大和「えぇ、吹雪さんと入れ替わりで、北方海域に行ったのですけれど、今回もまたダメで」


と、よく見ると、大和小破、赤城加賀どちらも中破。苦笑している赤城と、ムスッとしている加賀。


吹雪「(あぁ、空母中破でブチ切れた司令官が、即撤退命令出して帰投してきたんだ)」


吹雪「(にしても・・・)」


吹雪「」(;一一) ジィー →→→→→ 大和、赤城、加賀


吹雪「」(;一一) ジィー ↓


吹雪「(まぁ、戦艦・空母と、駆逐艦を比較しちゃダメって事か)」


大和「??? 吹雪さん、どうしました?」


吹雪「(はっ)いっ、いえ、特には何も。あ、そろそろ出ますので」アセアセ


大和「もう大丈夫なのです?」


吹雪「は、はい。私、まだ練度低いですから」アセアセ


大和「そうですか。まぁ、戦闘での被弾はよくある事ですけれど、出来るだけ気を付けてくださいね」


吹雪「は、はい。そ、それでは、お先に失礼しますー」アセアセ



吹雪「・・・」


吹雪「・・・これは、慣れるしかないかなぁ・・・」







所属艦娘



ーーーーーーーーーー


※このエピソードだけ、ちょっとシリアス&完全に作者の妄想の世界に入りますので、ご注意願います。


ついでに、超メタ発言がありますので、更にご注意を。


ーーーーーーーーーー



ある時、少しばかり大淀と2人きりになれる時間があったので、今まで気になっていた事についての質問をしてみた。


そして返ってきた答えは、私の想像をはるかに上回る内容だった。




吹雪「大淀さん、ちょっといいですか?」


大淀「何でしょう?」


吹雪「ここの艦娘って、何か少なくないですか?」


大淀「あぁ、それはですね。1つの鎮守府には、同一の艦娘は複数人居ないというルールがありますので、それが理由かと。同じ人物が同じ場所に複数居るというのはおかしいでしょう。因みに、吹雪さんが提督をやっていた鎮守府ではそんなに?」


吹雪「はい。少なくとも200人以上は居ました。最も、金剛さん4人、赤城さん3人、加賀さん5人、阿武隈さんや五十鈴さんも改二が5人とか・・・」


大淀「そうでしたか。でしたらこれは推測ですけれど、こちらの世界に来る時に、間引き?されたのでしょうか」


吹雪「そんな・・・じゃあ、建造とかで2人目が来た場合は?」


大淀「その時は、その場で「解体」もしくは「近代化改装」に使われますね。そしてそのまま闇に葬り去られる。そしてそれを知っているのは、提督と明石と私だけ。まぁ、これで吹雪さんもとなりますけれど。因みに、改・改二も同一艦娘という事になりますので」


吹雪「え? でも、私は司令官の一部なのでしょう?」


大淀「そうですね。でも提督と吹雪さんの立場は違いますから、この世界の見え方、捉え方も違うかと。それに、1つの鎮守府に1人というだけで、別の鎮守府なら同型艦が居ますし。他の鎮守府と演習していますよね?」


吹雪「じゃ、じゃぁ、ドロップ艦は?」


大淀「その艦娘がその鎮守府に所属している場合、無かった事になります。しかし、轟沈した時点で所属から外れますので、その場合は出現する事になります。吹雪さんが、その典型例かと。戦闘中に轟沈したため、鎮守府での「枠」が空きましたので、戦闘終了後に貴女がここに来る事が出来た、とも言えるでしょうか」


吹雪「うわぁ・・・」


大淀「因みに、これは明石にも私にも当てはまりますよ。まぁ、私達の場合は、ちょっと違いますけれど」


吹雪「違うと言うと?」


大淀「普通、明石も私も戦場で轟沈した場合、次にどこかの海域で邂逅しない限り、鎮守府から「居なくなって」しまいます。けれど、この鎮守府に限って言えば、貴女が存在する事によって矛盾が生じてしまうため、私達に限り轟沈した場合、次の明石・大淀が大本営から派遣されてくる、という形で常にこの鎮守府に艦娘として存在する事になります。尤も、練度については、1に戻ってしまいますけれど」


吹雪「・・・まぁ、艦娘側から見れば、同じ艦娘が同じ鎮守府に2人も居るって、おかしいという訳ですね・・・」


大淀「まぁ、こういう世界ですから。それに私達艦娘は、常に戦場で轟沈、ロストする可能性がありますからね。それに、轟沈しても新しく生まれ変わって、また仲間になる可能性がある事は、流石に皆知っていますから」


吹雪「さようですか・・・。 ・・・。 ・・・?」


吹雪「そう言えば、大淀さん。私達から見える鎮守府というのは、どこまででしょうか?」


大淀「そうですねぇ、見えるという意味にもよりますが、鎮守府の存在を見る事が出来るというのであれば、まずここの鎮守府は見えますよね。それから、演習で他の鎮守府は見えますよね。でもまぁ、そこまでですね」


あぁ、そういう事か。


つまり、現実の私は、運営という大本営の下にある、〇島サーバーという管区の、その下にある鎮守府を動かしている。そして、大本営からの情報から、他の鎮守府の存在やら何やらを知っている事になる。


そして私だけは、艦娘としての大淀と任務艦としての大淀、艦娘としての明石とアイテム屋としての明石と、同じ艦娘が2人存在しているという事を知っていて、その私がここに存在しているから、ここで矛盾が生じてしまい、結局世界の方でその整合性を合わせるために、大淀と明石の2人だけは、艦娘の方へと統合されたという事か。


・・・ここは、〇トリックスの世界じゃないぞー・・・。


等と考えていると、


大淀「いずれにせよ、吹雪さんからすれば、この鎮守府とここに所属する艦娘が、基本全てですから、他の鎮守府やここに居ない艦娘については、あまり深く考えない方がいいかと思いますよ」


との、有難いお言葉。実際、私がどうこう出来るのは、ここの鎮守府と、ここの艦娘だけだし。


しかし、大淀の事だ。あの感じからすると、他にも隠している事があるに違いない。


私としては、それを知りたいと思うのだが、同時に、「吹雪」という艦娘としては十分過ぎる・・・いや、不必要なまでの・・・情報を持っている訳で、それを考えるとこれ以上はもういいかな、と思うのであった。



でもまぁ、とにかく気になっていた事の1つが分かったのだから、これで良しとしよう・・・。







演習


提督「吹雪、お前旗艦にして、6隻編成するぞ」


吹雪「どうするんです?」


提督「演習行ってこい」


吹雪「どうしてまた、唐突に?」


提督「お前の練度上げに決まっとるだろうが」


吹雪「別に1-5とか、4-3・・・はまだでしたっけ、とか周回すりゃいいじゃないですか」


提督「そうしたらお前、入渠&バケツ消費必要だろうが。演習なら、燃料・弾薬だけでいいし」


吹雪「それ以前に、練度上げで一番効率いいの、演習だったのを忘れていましたね?」


提督「」♪♪♪


吹雪「はぁ、行ってきます・・・」



・・・演習場


吹雪「・・・司令官、くじ運ありませんね」


提督「仕方が無いだろう。まぁそれに、負けても練度上がるから問題無し」


吹雪「・・・勝ち負けで、高揚度が変わるんですけれど」


提督「今日は出撃しないから、気にしなーい」


陸奥「あらあら、あちらには長門がいるわね」


加賀「向こうの航空部隊は、祥鳳・瑞鳳の軽空母だけですか」


赤城「加賀さん、慢心は禁物ですよ」


北上「そうだねぇ。うち対空要員居ないしねぇ」


大井「でも北上さんと私の先制魚雷がありますから、大丈夫ですよ」


吹雪「(嫌な予感がする)まぁ、皆さん、頑張りましょう」


※艦隊編成(上から)

  味方:吹雪、陸奥、赤城改、加賀改、北上改二、大井改二

  相手:長門改、金剛改二、祥鳳改、瑞鳳改、五十鈴改二、時雨改二



・・・演習開始


・航空戦


赤城「一航戦、出ます」


加賀「同じく、出ます」


二二二⊃ 艦戦・艦攻・艦爆   ⊂二二二(祥鳳・瑞鳳)烈風改x8スロ

二二二⊃ 艦戦・艦攻・艦爆   \\\(五十鈴改二)対空カットイン

(艦攻・艦爆全滅、制空権喪失)


加賀「・・・頭にきました」


・先制雷撃


北上・大井「5連装酸素魚雷、行っちゃって!」


二二二⊃ 甲標的         長門改 miss 時雨改二 ヒラヒラ


・砲撃戦(1巡目)


(相)長門  二二二⊃ 41cm砲★max 弾着発動   吹雪 大破

(味)陸奥  二二二⊃ 41cm砲          金剛 miss

(相)金剛  二二二⊃ 41cm砲★max 弾着発動   陸奥 大破

(味)北上  二二二⊃ 20.3cm砲         瑞鳳 中破

(相)五十鈴 二二二⊃ 12.7cm連装砲       加賀 miss

(相)大井  二二二⊃ 20.3cm砲         時雨 miss

(味)赤城  艦攻・艦爆0

(相)祥鳳  艦攻・艦爆0

(味)加賀  艦攻・艦爆0

(相)瑞鳳  艦攻・艦爆0

(味)吹雪  行動不能

(相)時雨  二二二⊃ 12.7cm連装砲★max     赤城 小破


・砲撃戦(2巡目)


(味)吹雪  行動不能

(相)長門  二二二⊃ 41cm砲★max 弾着発動   陸奥 大破

(味)陸奥  行動不能

(味)赤城  艦攻・艦爆0

(相)金剛  二二二⊃ 41cm砲★max 弾着発動   大井 大破

(相)祥鳳  艦攻・艦爆0

(味)加賀  艦攻・艦爆0

(相)瑞鳳  艦攻・艦爆0

(味)北上  二二二⊃ 20.3cm砲         長門 miss

(相)五十鈴 二二二⊃ 12.7cm連装砲       加賀 カスダメ

(味)大井 行動不能

(相)時雨  二二二⊃ 12.7cm連装砲★max    加賀 miss


・雷撃戦


(味)北上  二二二⊃ 通常魚雷         長門 中破

(相)五十鈴 二二二⊃ 通常魚雷         大井 小破

(相)時雨  二二二⊃ 5連装酸素魚雷      加賀 大破


・・・D敗北



6人「」ボロボロ チノリベタベタ


提督「お疲れさん、それにしても、ボーキ飛んだねぇ」


吹雪「ボーキトラップに、見事に引っかかりました」ショボン


提督「まぁ、仕方が無い。次行こう。燃料・弾薬・ボーキ補給して、次行くぞっ!」


吹雪「はいっ、司令官っ!」








ほっぽちゃん


提督「よしっ! 3-4攻略っ! これで北方海域制覇だ」


吹雪「おめでとうございます、司令官」


大淀「おめでとうございます。北方海域攻略完了です。続いて、拡張作戦が可能となりました」


提督「なにそれ? 3-5ってやつ? ふぅん、取り敢えず行ってみるか」


吹雪「まぁ、行ってみるのもいいのでは(うちじゃぁ、相当厳しいけれど)」


提督「それじゃぁ、大和・金剛・赤城・加賀・五十鈴・北上辺りでいいか」


吹雪「(え? その編成だと・・・)」


提督「よーし、行ってみよう」


吹雪「・・・」



3-5-A 完全勝利S

3-5-C 勝利A(赤城小破、五十鈴小破)

3-5ーF ・・・



提督「何あれ? 北方棲姫? 護衛要塞?」


吹雪「(・・・この編成で行けるのかなぁ?)」



カエレーッ ナニアノマルイカンサイキ ワンパンデカッ キャーッ


大和中破、金剛小破、赤城中破、加賀小破、五十鈴中破、北上小破



提督「あれが、通称【ほっぽちゃん】って奴か・・・しっかし、何あの火力・・・ま、まぁ、まだ大破居ないから、進軍してみよう」


羅針盤・・・3-5-I


提督「え? いきなり、逸れ?」


吹雪「・・・司令官、3-5-Fのルート条件、確認しました?」


提督「・・・何々・・・(戦艦+空母)4隻以上で、逸れ確定・・・ダメじゃん・・・」


提督「じゃ、じゃぁ、バケツ使って、金剛の代わりに大井入れて再出撃っ」


吹雪「バケツ使うんですか? (いつもはケチって使わないのに)」


提督「今のには、納得いかんっ」


吹雪「そうですか・・・」


提督「ようし、再出撃だっ!」



3-3-C・・・、空母ヲ級flagship、空母ヲ級flagship、戦艦タ級flagship、重巡リ級elite、駆逐ロ級後期型、駆逐ロ級後期型


キャーッ キタコレ- ヤメテヤメテ


大和中破、赤城小破、加賀大破、北上中破、大井大破、五十鈴大破



提督「まっ、まだだっ!」



3-3-C・・・、空母ヲ級改flagship、空母ヲ級flagship、空母ヲ級flagship、戦艦タ級flagship、駆逐ロ級後期型、駆逐ロ級後期型


キャーッ ナンデワタシダケー


大和大破・・・旗艦大破による強制帰投



提督「」ボウゼン


吹雪「練度不足ですね。先に西方海域攻略しましょうよ。4-2で止まっていましたよね?」


提督「ボス前で逸れまくって、全然行けないんだよぉ」


吹雪「愚痴を零している暇があったら、練度上げ兼ねて、さっさと攻略しましょう。と言うか、さっさと攻略せんかい!」


提督「まぁ、そうなんだけれどさぁ・・・」


吹雪「・・・4-3は、駆逐・軽巡のレベリングにもってこいの海域なんですけれどねぇ・・・」


提督「」キュピーン


吹雪「(はぁ)」








リランカ島空襲


提督「さて、いよいよ本腰を入れて、海域攻略に入るか」


吹雪「そうですね」センベイ ポリポリ


提督「・・・お前、何で執務室に居るんだ?」


吹雪「何か問題でも? あ、お茶です」つ 旦


提督「おまえ、秘書艦だよな?」ゴクゴク


吹雪「ですね」ポリポリ


提督「なら、油売ってないで、さっさと艦隊率いて行ってこい」ドゲシ


吹雪「ほーい・・・」




・・・リランカ島


吹雪「で、4-3です」


摩耶「吹雪、4-3って何だ?」


吹雪「あー、ごめんなさい、リランカ島です。これから、攻略(練度上げ)します」


金剛「あー、提督が羅針盤ーって、喚いていた海域デスネ」


北上「まぁ、てきとーにやりましょか」


大井「私は、北上さんと一緒なら、何でもいいです」♡


加賀「で、何で空母は私だけなの?」


吹雪「編成的に、空母1隻しか入れられなくて・・・」


執務室の赤城「加賀さん、頑張って下さいね」マミヤヨウカン ムシャムシャ


加賀「・・・頭にきました」


吹雪「ま、まぁ、加賀さん、落ち着いて。後、潜水艦対策は私が準備しましたので、大丈夫です」フブキ タイセンソウビ マシマシ


金剛「・・・それじゃあ、いくデスカ」


提督「吹雪君、因みにその編成、本当に攻略・・・」


吹雪「(提督の言葉を遮って)それじゃぁ、羅針盤回して下さい」


提督「・・・まぁ、いいか」



艦隊編成:吹雪改、金剛改二、加賀改、摩耶改二、北上改二、大井改二

(つまり、微妙にルート固定条件満たしてない。ルート固定:重巡x2&駆逐1以下)



4-3-F・・・、完全勝利S


4-3-D・・・、完全勝利S


吹雪「(さて、どうするかなぁ。練度上げだけなら、ここで戻ってもいいんだけれど、ノーダメージだしなぁ・・・)」


吹雪「それじゃぁ、提督。羅針盤回して下さい」


提督「ん? 戻ってもいいんだぞ?」


吹雪「・・・うまくいけば、ボーキ入手出来ますよ」


提督「よしっ、回すぞっ!」


吹雪「(やっぱ、チョロいなぁ)」



羅針盤 → 4-3-G



吹雪「あー、残念でした」


吹雪「取り敢えず、複縦陣で突っ込みますね」


4-3-G・・・、勝利S(小破多数)


吹雪「(うーん、皆小破だし、折角だからもうちょい練度欲しいなぁ・・・)」


吹雪「提督、ここは一発男を見せる時です。羅針盤ゴー」


提督「えー、皆小破してるしぃ。戻ってきたら?」


吹雪「・・・うまく下行ければ、輸送艦3隻」ボソッ


提督「・・・取り敢えず、回すだけ回してみるかね・・・」



羅針盤 → 4-3-I



提督・吹雪「あー・・・」


吹雪「ま、まぁ、良かったじゃないですか。これでボス撃沈出来れば、海域攻略完了ですよ」


提督「お前、その編成で行けるんか?」


吹雪「ま、まぁ、やってみましょう」



・・・戦闘開始


深海棲艦:戦艦タ級flagship、戦艦タ級flagship、軽巡ヘ級flagship、潜水ヨ級elite、駆逐ハ級elite、駆逐ハ級elite


吹雪「(げ、ヨ級いるよ。複縦陣とは言え、勝てるかなぁ?)」


・航空戦


加賀「ここは譲れませんっ!!!」


加賀 二二二⊃ 艦戦・艦攻・艦爆   戦艦タ級flagship(ボス) クリティカル ボス轟沈

(制空権確保)


一同「・・・・・・」


以下(ry


・・・A勝利(ヨ級、大破で逃す)




提督「・・・あっさり、終わったなぁ・・・」


吹雪「・・・ま、まぁ、こういう事もありますよねぇ・・・」


提督「・・・って、俺の今までの苦労は、何だったんだぁーーーーーっ!」


加賀「・・・赤城さん」


赤城「・・・か、加賀さん」アセアセ つ 間宮羊羹


加賀「・・・まぁ、今回はいいでしょう。でも次はありませんよ」ムシャムシャ


赤城「」ゴメンナサイ


吹雪「(まさか・・・。た、食べ物の恨みは恐ろしい・・・)」







突入!海上輸送作戦


提督「さて、2回目の大規模作戦に参戦だ」


吹雪「・・・皆さん(特に大和さん)から聞きましたよ」


提督「・・・な、何の事だね?」


吹雪「・・・前回の大規模作戦、ボス戦で削り切れない・・・実は輪形陣で戦闘してた」


吹雪「(・・・実はそれ、自分がやらかしていたのだが、ひとまず置いておいて・・・)」


大和「そうですよ、建造早々、私が投入されて、大活躍っ! かと思っていましたのに。おかげで、皆さんからは大食いだの何だのと、散々言われましたよ」


提督・吹雪「大和、あの時はすまなかった」m(_ _)m


大和「えーと、何で吹雪さんまで?」


吹雪「え、あ、あはは。いえ、えーと、ひ、秘書艦ですから、れ、連帯責任?」


吹雪「(それにしても、流石は大和型戦艦。貫禄あるなぁ・・・)」


大和「まぁ、昔の話ですし、最後の最後で提督もそれに気が付かれて、第四警戒航行序列(戦闘隊形)でボス戦突入したら、私の火力で瞬殺でしたし、もういいですけれど(・・・丙作戦というのもありましたけどね・・・)」ユビワキラリン


吹雪「(あ、提督の方は、単に嫁の尻に敷かれてるだけか・・・)」


吹雪「それで、作戦難易度は?」


提督「勿論、「丙」だ」


吹雪「へー」


提督「吹雪君、面白くも何とも無いぞ」


吹雪「でしょうね。それで、E1はどんな感じです?」


さっきから隣にいる大和「???」


提督「いきなり、連合艦隊での出撃だ。で、どうも水上部隊の方がいいらしい・・・って、これ、乙でも行けそう?」


吹雪「まぁ、どちらでも」


提督「では、難易度「乙」で。秘書艦を大和に変更。水上部隊での連合艦隊を編成」


で、編成はと言うと・・・


第一艦隊:大和改、金剛改、比叡改、霧島改、祥鳳改、瑞鳳改

第二艦隊:榛名改、阿武隈改、北上改二、大井改二、夕立改二、吹雪改


大和「それでは皆さん、頑張りましょう」


金剛「Yes、私も頑張りマス」


比叡「私も、金剛お姉さまに負けないように頑張らないと」


霧島「4人揃っての出撃は、久しぶりですね」


榛名「榛名だけ第二艦隊って、ちょっと寂しいです」


阿武隈「ま、まぁ、榛名さん。連合艦隊としては同じ所属ですし・・・」


吹雪「・・・夜戦になれば、第一艦隊は見てるだけになりますし、提督や金剛さん達に活躍を見せる事が出来るんですけどね・・・」


榛名「榛名、頑張りますっ!」


吹雪「(簡単だなぁ・・・)」


こうして、大規模作戦は開始された。



ーーーーーーーーーー



そして、私は第二艦隊の最後尾にいる。


最後尾から、仲間たちを見ていて、皆を時々羨ましく思う時がある。


彼女達は、自分の感情に素直だ。そして裏表が無い。


楽しい時は純粋に笑い、悲しい時は泣き、怒るときは怒る。


別にそれは、ごく普通の事ではあるのだが、元・提督だった私には、それが普通に出来ない。


恐らくそれは、視点の違いから来るのだろうと思う。


私は、如何にして戦いに負けないようにするか。轟沈しないで済むようにするか。次の作戦は? そして更にその先は?


そういう風に物事を捉えてしまう。


しかし、彼女達は違う。


何時、自分は轟沈するのか。仲間が轟沈してしまうのか。


提督の命令は絶対である。大破進撃を命じられたら、轟沈するのが分かっていたとしても、進撃する。それに対して、彼女達に拒否権は無い。


だから、何時居なくなっても悔いが残らないよう、「今」を生きようとしているのでは無いか。




提督によっては、所謂「捨て艦戦法」を選択する者もいる。


別に私はそれを否定したりはしない。それは各鎮守府の、各提督の判断であり、他人がどうこう言う話では無いからである。


この世界では戦時下であり、それ故に犠牲はつきものであるし、何より深海棲艦は無尽蔵とも言えるくらい、大軍で押し寄せてくる。


となると、如何にして海域を確保するか、そしてそれを維持するかという問題にも直面する。


そんな状態であるにも拘わらず、悠長にやっていれば、何時まで経っても海域の確保が進まない。


この鎮守府が、正にそうである。未だに西方海域の攻略が完了していない。


そんな中での、この大規模反抗作戦への参加である。


こうなってくると、作戦を成功させるためには、どんな犠牲を払う必要があるかも不明である。


まぁ、この鎮守府の提督が、本当に自分と同じなのであれば、そのような犠牲は極力出さないようにするだろうし、そもそも、そんな無茶な作戦は立案しないだろう。


しかし、果たして自分と同じなのか?


既に魂は分かれてしまっているという話だし、それぞれ独立した存在になってしまっている以上、そう断定は出来ない。何しろ、今の私は、特I型駆逐艦1番艦「吹雪」なのだから。


となると、作戦成功の為に、その「捨て艦戦法」をやるかもしれない。そしてそうなったら、何時・何処で・誰が轟沈してもおかしくは無い。


そして今の私には、それを否定する材料が全く無い。


元・提督である私にはそこまでの知識があり、どうしてもそこまで読めてしまう。


だから、彼女達の様に、どうしても素直になる事が出来ない。


だから、彼女達の事を、羨ましく思ってしまう時があるのだ・・・。



ーーーーーーーーーー



・・・E1開始地点


そんなこんなで、最初の海域であるショートランド泊地沖と到着。戦闘海域へと突入した。


大和「提督の羅針盤によると、先ずは東のようですね」


金剛「さぁ、どんどん行くデスネ」


・・・E1-B


比叡「お姉さま、ここはどうしましょう?」


霧島「私の計算によれば、このまま東でいいかと」


大和「では更に東へ行きますね」


・・・E1-E


瑞鳳「彩雲が敵艦隊を発見。敵旗艦は軽巡ヘ級flagship。後駆逐艦がいっぱいみたい」


この報告に、全員が緊張した。


大和「提督からの命令です。全艦、第四警戒航行序列(戦闘隊形)へ移行。戦闘態勢に入れ」


そして、大和以下、戦闘隊形へと陣形を変え、戦闘に移る。


・・・結果は、若干のダメージが入るものの、S勝利であった。


大和「さて、ではこのまま進軍します・・・羅針盤は、北を指しているようですね」


・・・E1-F


祥鳳「彩雲より報告・・・え・・・そんな・・・」


大和「祥鳳さん、どうしました?」


祥鳳「敵は、空母機動部隊。空母ヲ級flagship2隻を主力として、重巡リ級flagship、軽巡ツ級eliteがこれを護衛。そして輪形陣で私達を待ち構えています・・・私と瑞鳳の航空戦力で太刀打ち出来るか・・・」


大和「・・・でも、今の私達に出来る事をするしかありません・・・提督より入電、戦艦と雷巡の火力で押し切れとの事です。全艦、戦闘隊形へ移行、強引に突破しますっ!」


しかし、空母ヲ級2隻の航空戦力は強力で、祥鳳・瑞鳳の航空戦力では、何とか均衡を取れたという所だった。


そして、艦隊メンバーのほとんどは、近代化改修はMAXであったものの、兵装の方がノーマルのまま(兵装の改修に必要なネジが、圧倒的に不足していたのだ)だったため、取り巻きはともかくヲ級への攻撃がいまいちだった。


そして何より、対空CI要員が居なかったのが、致命的であった。


大和「・・・第一艦隊は、金剛中破、比叡小破、祥鳳中破。第二艦隊は北上・大井共に小破、榛名と阿武隈にも若干のダメージあり」


大和「・・・分かりました。ではこのまま進軍します。羅針盤は・・・南ですか・・・」


・・・E1-H


瑞鳳「彩雲が敵艦隊を発見。敵艦は・・・戦艦ル級flagship、戦艦ル級flagship、軽母ヌ級flagship、雷巡チ級flagship、駆逐イ級、駆逐イ級・・・」


そして、祥鳳中破の状態では、制空権喪失までは行かなかったものの航空戦ではヌ級に勝てず、ル級2隻を相手にするにはやや厳しかった。


結局、戦闘は勝利Sではあったものの・・・


大和「・・・霧島中破、祥鳳・瑞鳳共に大破、阿武隈小破、夕立・吹雪も中破です」


そう、私もチ級に手痛い一撃を食らい、中破となってしまっていた。


大和「・・・はい、分かりました・・・提督より命令、直ちに帰還するようにとの事です」


大和のこの言葉に、全員がホッとした。どう見ても、この状態で進軍すれば、誰かが轟沈するのが目に見えていたから。


そして、私には更に詳細が見えていた。この状態で進軍すれば、祥鳳・瑞鳳のどちらか、もしくは両方が轟沈する可能性が大である事を。


取り敢えず、今のところは誰かが轟沈する可能性は低く見える。


けれど、以前私がやってしまったように、采配ミス(操作ミス)の結果、誰かが轟沈する可能性がないわけではない。


そして、私の不安は、的中した・・・。







コロネハイカラ島東方沖


提督「残念ながら、時間が無い。ここは多少無理してでも押し通す」


提督はそう宣言し、それこそバケツを大量消費してまでも攻略に邁進した。


そして最後の最後、次にボスを倒せば攻略完了という所で、ボス前のル級に強かにやられてしまった・・・。


最上「・・・提督、何とか勝利したけれど、吹雪ちゃんが大破しちゃった。どうする?」


吹雪「・・・」


今までの私なら、ここで撤退を選ぶはずである。しかし・・・


最上「・・・了解、進軍するよ」


その言葉を聞いて、私は提督の心変わりを確信した。


そして・・・








水母棲姫「沈メッ!」


吹雪「・・・」


私は、水母棲姫の攻撃を受け、HP0・・・轟沈・・・となった・・・。








が、


何時の間にか私の擬装から、ねじり鉢巻きにトンカチの妖精さん・・・応急修理要員、通称ダメコン・・・が飛び出してきて擬装を修復、ぎりぎりの所で轟沈を免れていた。


吹雪「・・・あれ?」


提督「わははっ。吹雪、何を慌ててる? 俺が同じミスを何度もすると思ったか? その様子だとお前、自分の擬装をきちんと確認してなかったな? この前、明石に補強増設を付けさせておいて、ダメコン突っ込んでおいたわい」


・・・あぁ、だから大破進軍を命じてきたのか。ダメコンは1つにつき1回しか発動しない。それ故、中々使いどころが難しいのがその装備であるのだが、逆に言えばとにかく装備させておけば、1回は轟沈を免れる事が出来る。よって、今みたいにボス直前の場合は、ダメコンを装備しているのであれば、大破進軍しても轟沈は免れるのだった。


そして(決戦支援もあったため)その結果は・・・勝利S・・・。


丙作戦だったため、勲章は無かったものの、無事、練習巡洋艦「鹿島」と邂逅する事が出来た。そしてそれ以上に朗報だったのが・・・




秋月「秋月型防空駆逐艦1番艦「秋月」、只今着任しました」




最後の最後、E3ボス勝利Sにより、秋月と邂逅出来たのだった。この邂逅は、この鎮守府としては嬉しい誤算で、まさに勲章以上の物であった。


提督「うぉーーーーーっ! 秋月来たーーーーーっ!」


最上の持つ無線機から、提督の喜ぶ叫び声が、艦隊全員に聞こえてきた。


そして、私達は無事、主作戦を達成し、鎮守府へと戻った・・・。



吹雪「おめでとうございます、司令官」


提督「うむ、これでうちの鎮守府も防空要員が整ってきたな。で、これで主作戦も完了したし、うちはここまでね。後の作戦は、他の鎮守府に任せるから」


吹雪「え?」


提督「・・・吹雪、お前、秘書艦だよな? うちの備蓄どうなってるか、把握してるのか?」



燃料:9000ちょい / 弾薬:8000切ったとこ / 鋼材:辛うじて10000超え / ボーキ:2000ありません。



吹雪「・・・」


提督「だろ? もううちには、作戦継続は無理ぽよ」


吹雪「・・・ですね」


提督「さぁて、んじゃまた暫く遠征ね。それと吹雪、お前の練度上げな」


吹雪「・・・はい、分かりました」




・・・こうして、この鎮守府における2回目の大規模作戦は、終了したのだった。








吹雪、二次改装



ーーーーーーーーーー


※このエピソードでは、ちょっと時間が行ったり来たりします


ーーーーーーーーーー


・・・対空CI


提督「うし、吹雪、お前の練度も二次改装出来るとこまで上がったな。早速、工廠へ行ってやってこい」


吹雪「ほーい・・・」


そして・・・


提督「やったー、94式高射装置キターーーーーっ!」


吹雪「はぁ。ではどうぞ」 つ 高射装置


提督「何言ってるんだ? それはお前の装備だろうが」


吹雪「え、この装備が欲しかったんでは?」


提督「馬鹿者が。俺が欲しかったのは対空CI要員じゃ」


吹雪「なら、もう居るじゃないですか。五十鈴(改二)さん、摩耶(改二)さん、秋月(改)さんって」


提督「コラっ! その3人「しか」居ないじゃないか」


吹雪「まぁ、そうですけれど」


提督「それとだなぁ、お前の責任において、有り余ってる10cm連装高角砲使って、秋月砲作るように」


吹雪「えぇ、ネジはどうしたんですか?」


提督「何か、任務とかやってたら、何時の間にか増えてた」


吹雪「うは、相変わらず、何も考えていませんね」


提督「喧しい、さっさと工廠へ行って、明石と作ってこい」


で、結局、無事、秋月砲が完成しました。(但し、ネジも綺麗に無くなりました。)



・・・対潜先制爆雷攻撃


提督「五十鈴、どこだ?」


五十鈴「なに? 気が散るんだけど。何がしたいの?」


提督「四ソ」


五十鈴「は?」


提督「明石んとこ行って、四式水中聴音機作ってこい」


五十鈴「はいはい・・・(開発。改修では無い。因みに、大量のペンギンが発生したが、気にしてはいけない)・・・で、作ってきたわよ」ヨンソ 3ツ


提督「まぁ、こんだけありゃいいか」


五十鈴「いい? それじゃ」


提督「よし、んでは、吹雪君」


吹雪「何でしょう?」


提督「これ」つ ヨンソ 3ツ


吹雪「はぁ」


提督「ほら、秋月・照月・初月・涼月と防空4姉妹いるぢゃん。だから次のお前の任務は、対潜先制爆雷攻撃要員だ」


吹雪「はぁ」


提督「何しろ、対潜先制爆雷攻撃は対潜値100必要だが、辛うじて100以上になるのは、四ソx3積んだお前だけ。という事で、1-5とか4-3の保険要員は、お前と五十鈴でローテーション組んでやるからな」


吹雪「・・・まぁ、いいですけれどね・・・」







カスガダマ沖海戦


吹雪「いよいよ、西方海域の最終ですね」


提督「うむ・・・んー、戦艦1、空母2.重巡1、駆逐2か・・・。ちょっとここはおじさん、奮発してみるかな」


吹雪「・・・何を考えているんです?」


提督「艦隊編成は、大和改、赤城改、加賀改、摩耶改二、夕立改二、吹雪改二。まぁ、対空を摩耶に、対潜を吹雪に。後は赤城と加賀に烈風マシマシで行ってみるかね」


吹雪「(あー、そういう事か・・・)でも、その編成ですと、資材が・・・」


提督「いや、ここはさっさと終わらせて、南方海域へ進出するぞ」


吹雪「随分とやる気がありますね?」


提督「ここを終わらせて、さっさと『東京急行』行かせるんじゃぁ」


吹雪「あぁ、そーゆー事ですね」



そんな訳で、早速攻略を開始した。


そして・・・


4-4-H


提督「何? 装甲空母鬼? 鬼かよ。でも、まぁ、その戦力では撃破出来るはずっ!」


・・・勝利A


提督「ふぅ、何とか、倒せたな。これで、海域攻略・・・え? 完了していない?」


吹雪「提督、よく見て下さい」


提督「何を?」


吹雪「海域マップ、ボスの所」


提督「・・・もしかして、これゲージ?」


吹雪「ですね」


提督「げ・・・ちょ、ちょっと拙いかも」ヒヤアセ タラタラ


吹雪「そうですね。特に資材が半端なく飛びますね」


提督「ま、まぁ、焦らずにやっていこう」


吹雪「さっさと終わらせるのでは無かったんでしたっけ?」


提督「吹雪、それは嫌味か?」


吹雪「いーえ。ただ、前線で戦闘する艦娘達と、遠征で資材を運んでくる艦娘達の頑張りを、しっかり考えて下さいね」


提督「・・・ういお」




しかし、攻略は難航した。


提督「うぉーっ! また逸れたーっ!」


提督「ぎゃーっ! 何それ、ル級でワンパン大破っ!?」


提督「空母ヲ級flagship、空母ヲ級flagship、軽母ヌ級elite、軽母ヌ級eliteって、制空酷くね?」


提督「ぐはぁ、資材が・・・ボーキが飛んでいく・・・」




そうして、遠征艦隊の運んでくる資材と、攻略艦隊の消費する資材と、提督の精神力を測りつつ、何とか攻略した。


ついでに副産物として、バケツがそこそこ入手出来たの大きかった。(バケツを使って攻略を急ぐと、資材が追い付かないため、遠征艦隊がバケツを拾ってきても、使う事が出来ず、結果的に在庫として残ったという訳だ。)


大淀「おめでとうございます。西方海域攻略完了です。続いて、拡張作戦が可能となりました」


提督「・・・大淀、もしかしてそれ、定型文だったりしない?」


大淀「・・・よく分かりましたね」


提督「分からいでか。3-4の時も、同じ言い回ししてただろうが」


大淀「提督、それを言ってはいけませんよ」


吹雪「まぁ、いいじゃないですか。これで南方海域行けますし。何でしたら、4-5行ってみます?」


提督「吹雪・・・んな所、行くわけ無いだろうが、この馬鹿もんっ!」


吹雪「あ、やっぱり?」


提督「次にやる事は、とっくに決まっている」


吹雪「それは何でしょう?」


提督「削りに削られた、俺の精神力の回復だっ。もう、当面の間、ヲ級フラなんぞ、見たくも無いっ!」


吹雪「まぁ、お疲れ様でした・・・」







南方海域前面


提督「」ゲッソリ


吹雪「ドウシマシタ?」


提督「吹雪、それ嫌味か?」


吹雪「」♪♪♪


提督「・・・お前なぁ」


吹雪「それより、そろそろ次の海域攻略する気になりました?」


提督「何故そう思うのかね?」


吹雪「そろそろ飽きてきたかなぁって」


提督「・・・何がだ?」ピクピク


吹雪「・・・SWTOR」


提督「(グサッ)」


吹雪「・・・F〇O」


提督「(グサッ)」


吹雪「・・・ファン〇ル」


提督「・・・吹雪君、何故君がそれを知っているのかは、この際、置いておこう。頼む、これ以上は止めてくれ」ドゲザ


吹雪「それじゃぁ、5-1行ってみましょう」


提督「・・・なぁ、吹雪。ちょっといいか?」


吹雪「何でしょう?」


提督「よくよく考えたら、何でお前、5-1とかって分かるんだ?」


吹雪「(グサッ)」


提督「嫁の大和だって、???な顔をしてたぞ」


吹雪「(グサッ)」


提督「はっ、まさかっ! お前、深海棲艦のスパイ!?」


吹雪「んな訳あるかっ!」ドゲシ


提督「イタタ、蹴るのは止めてくれ・・・ん、今日は、上も下も、青白の縞々か・・・」


吹雪「」カシャッ ドーン ドカーン!!!


提督「わ、悪かった。だから、執務室で12.7cm連装砲を撃つのは止めてくれっ!」


吹雪「」ハァハァ


提督「ま、まぁ、落ち着きたまえ。こ、この際、そういった事は、お互い気にしないようにしよう」


吹雪「・・・提督が、真面目にやってくれれば、そうします」


提督「わ、分かった。では、取り敢えず、南方海域前面へと進出するぞ」


吹雪「(やっとか・・・)」




こっちへ来て、早数カ月。何と言うか、もう心までもが、女子になっている自分がいた。


男は提督ただ一人だけで、他は皆女子だから、もう感化しまったというか、慣れてしまったと言うか・・・。


なので最近では、提督のああいった言動に、敏感に反応してしまうようになったと言うか・・・。


それはともかく、




吹雪「それで、編成はどうします?」


提督「うーん、まぁ、取り敢えずお前は、今のところ秘書艦なんだから旗艦として・・・」


吹雪「ふむふむ」


提督「うーん、重巡2駆逐2かぁ・・・ともかく、2枠は戦艦・空母かなぁ。とすると・・・」


で、結局、


編成:大和改(旗艦)、加賀改、摩耶改二、足柄改、夕立改二、吹雪改二


吹雪「(・・・さりげなく、秘書艦、嫁さんに変えていますね)」ヒソヒソ


提督「(・・・こういう時でないと、出番無いから)」ヒソヒソ


大和「2人して、何を話ているんです?」


提督・吹雪「イエイエ」


足柄「出撃よ! (久しぶりに)戦場が、勝利が私を呼んでいるわ!」


吹雪「あ、足柄さん・・・」


足柄「そうよっ! 久しぶりなのよっ! どうして提督は私を使ってくれないの!?」


提督「い、いやぁ、足柄、特にお前をという訳では・・・」


吹雪「ですよねぇ・・・単に重巡育てるのサボってただけですもんねぇ」


足柄「」ピクリ


提督「あ・・・」


足柄&重巡ズ「」ゲシゲシ ガシガシ ドカッ バキッ


提督「」ピクピク


吹雪「いつの間にか、摩耶さん以外の重巡全員が来ていましたね。あと、最上型4人は居ないようでしたが(いつの間にか4人揃ってたんで、何だかんだで全員航巡にしてた)」


摩耶「まぁ、あたしは防空巡洋艦として使って貰っているからなぁ。それに、最上たち4人も、航巡としてしょっちゅう出撃しているから、流石に今のには参加出来ないだろう」


吹雪「でも、見てましたよね?」


摩耶「まぁね」


提督「・・・アイタタタ。取り敢えず、お前ら出撃しろ」


吹雪「・・・復活早っ!」


大和「・・・まぁ、何時もの事ですし」


吹雪「・・・行きましょうか」




で・・・、




提督「・・・なぁ、吹雪君」


吹雪「何でしょう?」


提督「流石に、大破艦は続出したとは言え、あっさり終わったぞ」


吹雪「ですね。加賀さんの3スロ目の烈風46機に、摩耶さんの対空CI発動。それに、何だかんだで、大和さんの46cm三連装砲x2の連撃が決まったのが、大きかったですし」


提督「だなぁ」


吹雪「そして、ゲージがありませんでしたから、潜水艦逃してA勝利でしたけれど、これで海域攻略ですね」


提督「うむ。因みに、何でこんなに攻略に時間がかかったんだ?」


吹雪「そりゃぁ、単に司令官がチキンで、現実逃避してたからだけでしょう」


提督「・・・」







遠征艦隊


阿武隈改二「・・・只今、戻りました」


由良改二「・・・右に同じ」


鬼怒改二「・・・やっぱり同じく」


提督「おう、ご苦労さん」


阿武隈「じゃぁ、今日は・・・」


提督「んじゃ、あぶー急行よろ」


阿武隈「また『東京急行』ですかぁ? 少しは休ませて・・・」


提督「轟沈せずに、しかも練度上がってウハウハだろう? という訳で、行ってこい」


阿武隈「鬼ぃーっ! 悪魔ぁーっ!」


提督「何とでも言え。で、そこの長良型2人、どこへ行こうとしている?」


由良・鬼怒「え? あ、あはは。あの、そのぉ・・・」


提督「由良は『鼠輸送』、鬼怒は『東京急行2』ね」


由良「あの、提督さん。ちょっとは休ませて貰えません・・・」


鬼怒「流石に休み無しってのは・・・」


提督「(俺が報告聞き忘れた時)ちゃんと休んでるだろう?」


由良「でも、せめて、駆逐艦くらいは・・・」アタフタ


提督「由良、お前の下についている朝潮なんか、2次改装してからは文句も言わず遠征いってるぞ」


>チョット テイトクガ カンタイ カラ ハズシテクレナイ ダケジャナイノ


提督「しかも、改二丁に改装してからは、遠征だけでレベル93まで行ったんだぞ。文句を言うなら、朝潮くらいやってからだ」


>イイカゲン ベツノコト サセテ-


提督「それに、鬼怒のとこに居る大潮も改二になってからは、こっちも遠征だけでレベル80だぞ」


>ワレワレハ ギョウム カイゼン ヲ ヨウキュウ スル-


阿武隈「・・・提督、そう言えば私、練度MAXなんですけれど・・・」


提督「だからどうした?」


阿武隈「あのぉ、せめて指輪とか・・・」


提督「最古参で同じく練度MAXの赤城にすら指輪を渡していないんだがなぁ」


阿武隈「・・・」


提督「それに今の所お前には、大規模作戦の時以外やらせる事無いんで、大発積んでとっとと行ってこい」


阿武隈「」ガーン


提督「そら、由良も鬼怒も大発積んで、遠征行った行った」


3人「」つ 転籍願い


提督「却下」


3人「」つ 辞表


提督「そうかそうか、そんなに『解体』されたいのかぁ。それじゃぁ、仕方が無いかなぁ」


3人「」ガグブル


提督「それじゃぁ、一緒に工廠へ行こうか」


3人「遠征行ってきまーす」スタコラ


吹雪「・・・ここ、相当なブラ鎮ですね」


提督「小破とかしないだけ、いいじゃないか」


吹雪「いえ・・・お風呂はお風呂で、ゆっくり出来る時間ですので・・・」


提督「大破・轟沈よりは、よっぽどましだろうが」


吹雪「(いやぁ、一旦お風呂入ったら、完全に治るまで出られないから、それはそれでいい休養になるんだけれど・・・)」


提督「・・・吹雪君? 何か言いたそうだねぇ」


吹雪「いーえ、特に何もありません」







珊瑚諸島沖


提督「ぬおー、ここもゲージ有りか」


吹雪「・・・ここから先は、全部ボスにゲージあったかと・・・」


提督「・・・」


吹雪「諦めて、攻略して下さい」


提督「」(´・ω・`)


吹雪「そんな顔をしても駄目です」


吹雪「(これくらい言わないと、どーせやらないだろうしなぁ)」


提督「・・・しゃーない、5-2行くか」


吹雪「編成はどうします?」


提督「えーと・・・敵は潜水艦に・・・空母もか・・・んじゃ、対空に秋月、対潜は吹雪お前な」


提督「んでもって、正規空母2に軽空母1・・・これは加賀と大鳳、瑞鳳辺りでいいか・・・」


提督「そしたら、旗艦は・・・」


大和「お呼びでしょうか?」


提督「ぬぉ、お前、来るの早っ!」


大和「・・・というよりも、秘書艦は私なのですけれど」


提督「え?」


大和「5-1攻略した後、旗艦変えていませんので、私が秘書艦やっていましたが。どちらかと言うと、何故吹雪さんかここに?という話になるのですけれど。まぁ、私は構いませんが」


吹雪「流石は嫁艦ですね。貫禄と言いますか・・・」


大和「おだてても、何もありませんよ」


吹雪「いえいえ、とんでもありません」


提督「・・・吹雪~」


吹雪「何でしょう?」


提督「・・・5-2のボスマスって、鬼とか姫とか出るんか・・・」


吹雪「ですねぇ」


大和「何の話です?」


吹雪「いえ、次の海域からは、鬼級・姫級の敵が居るってだけです。ついでに、4回くらい?倒さないと、攻略出来ないはず・・・」


大和「・・・随分と、詳しいんですね」ジトメ


吹雪「え・・・あ、あはは・・・えーと、あの・・・適当に、言ってみただけ、ですよ・・・」


提督「・・・その割には、見事に正解を言い当てたな」


吹雪「・・・えーと・・・あはは・・・ま、まぐれ、まぐれですよ・・・」


提督「・・・ふぅん、まぁいいや。取り敢えず、大和、行ってきてくれ」


大和「分かりました。これより第一艦隊、出撃します」




・・・しかし




提督「うーん、流石に、装甲空母姫、装甲空母鬼とか、酷くね?」


大和「(小破)ちょっと厳しいですね」


加賀「(大破)物凄く、頭に来ました」


大鳳「(大破)装甲空母の私ですけれど、大破してしまうと・・・」


吹雪「(大破)そりゃ、しょーがないですね」


秋月「(中破)すみません、あの数では墜としきれませんでした」(´・ω・`)


瑞鳳「(大破)提督ぅ、卵焼きは後でもいい?」


提督「・・・お前ら、ここ(執務室)で何をしてるんだ?」


大和「いえ、あの戦闘報告ですけれど」


提督「・・・そうか? 俺はお前達が愚痴を言いに来ただけの様に見えるんだが」


大和「・・・え、あはは・・・いえ、そんな訳では・・・」


提督「なら、さっさと入渠してこいっ!」ドゲシッ


一同「は、はいっ!」


提督「全く・・・で、吹雪、何故お前は行かない?」


吹雪「・・・ちょっと一言、言いたくて。司令官、今の言い方は無いのでは?」


提督「・・・」


吹雪「あの戦闘結果では、愚痴の1つや2つ言いたくなりますよ。少しくらい聞いてあげてもいいんじゃないですか?」


提督「・・・お前は、ずけずけと物を言うなぁ。たかが一介の駆逐艦のくせに」イライラ


吹雪「(なっ、こんな物言いしか出来ないのか、こいつは・・・)」


吹雪「・・・入渠行ってきます・・・」ムスッ


提督の心配も分からなくは無いものの、流石にもう少し言いようは無いのかと思ったのだが、今の提督の言い草には、私も流石に頭にきたので、最低限の挨拶だけして執務室を後にした。




・・・翌日、執務室




司令官より、執務室へ来るようにとの命令があったので、私は執務室へ行った。が・・・


吹雪「駆逐艦、吹雪。出頭して参りました」ドア ガチャ


提督「おう、どうした、今日は?」


吹雪「・・・」ツーン


提督「・・・」


吹雪「・・・」ツーン


提督「・・・」


吹雪「・・・」ツーン


提督「吹雪?」


大和「吹雪さん?」


吹雪「・・・執務室へ出頭せよとの命令を受けましたので、参りましたが・・・」


提督「・・・何かあったのか?」


吹雪「・・・特に何もありませんよ・・・」ツーン


提督「・・・いつもの突っ込みが、無いじゃないか」


吹雪「・・・そうですか・・・」


提督「・・・まぁ、いいか。取り敢えず、次の作戦だがな・・・」


吹雪「・・・」ツーン


提督「・・・吹雪?」


吹雪「・・・何でしょう?」


提督「いつもなら、何かしら言って来ただろうが。今日は何でそう黙り込んでいるんだ?」


吹雪「・・・特に上申する内容は無いかと・・・」


提督「何だかなぁ。ともかくだ、次の作戦について話なのだが・・・」


吹雪「・・・それは秘書艦の大和さんと行えば良いのでは?」


提督「??? 何を今更・・・」


吹雪「いえ、寧ろ今までが間違っていました。たかが一駆逐艦が作戦に口を出すなんて、しかも秘書艦でもあり嫁艦でもある大和さんを差し置いて。今まで大変な無礼を働きました」ペコリ


提督「おい、吹雪・・・」


大和「吹雪さん、私は気にしてはいませんから・・・」


吹雪「他にご用件がありませんでしたら、これで失礼させて頂きます」ドア ガチャ バタン


と、私は皮肉を1つ言って、さっさと執務室を後にした。


後ろで司令官がぎゃあぎゃあ言っていたようだが、んなもんは気にしなかった。




・・・で、工廠。




明石「・・・えーと、何で吹雪さんが此処に?」


吹雪「来ちゃいけませんか?」


明石「いや、そんな事は無いけれどね。何でまたいきなりかなって」


吹雪「ちょっと、とある人物から逃げてきましたので」


明石「??? まぁ、お茶しか無いけれどいい?」 つ 旦


吹雪「ありがとうございます」ズズッ


明石「で、何があったんです?」


とか話をしようとしている所へ、大淀さんがやってきた。


大淀「あ、吹雪さん。やっぱりここに居ましたか」


吹雪「大淀さん、どうしました?」


大淀「いえ、先程の吹雪さんの態度が、提督の堪に触ったようでして、私に探して連れてこいと」


明石「大淀、何かあったの?」


大淀「えーと、まぁ、先程執務室で・・・」


吹雪「・・・あんなの、放っておけばいいんです」


明石「吹雪さんも、一体何があったんです?」


吹雪「・・・昨日、私の事を「只の一駆逐艦如きが」って言ったんですよ、あの馬鹿は。あいつは艦娘に対して、ああいう言動をするのかと考えたら、ちょっと相手をする気が無くなっただけです」


明石「大淀、そんな事があったの?」


大淀「えぇ、まぁ・・・」


吹雪「そーゆー訳で、執務室に顔を出すつもりはありませんので。それと、秘書艦もお断りしますので」


明石「ありゃりゃ、これは相当お冠ですな。それよりも、大淀もそこに居たんでしょ? 何か口添えとかしなかったの?」


大淀「私が口を挟む余地がありませんでしたので。まぁ、取り敢えずは提督の所へ戻って、吹雪さんの事を話しておきます」


吹雪「それじゃ、私も部屋に戻ります。明石さん、済みませんでした」


明石「いいって。ま、2人とも頑張ってね~」




・・・で、結局、1週間程口を聞かないでいたら、司令官の方に泣きが入ったので、渋々許す事にしました。







サブ島沖海域


提督「・・・何とか、5-2攻略完了したぞ。にしても、資材が・・・」ゼエゼエ


吹雪「おめてとうございます」


提督「・・・さて、次の5-3を攻略すれば、レベリング天国マップと噂に聞く5-4だ・・・」


吹雪「司令官・・・気が早いです」


提督「・・・5-3・・・噂の夜戦マップという奴だろ?」


吹雪「です」


提督「大丈夫なはずだ」


吹雪「何故そう断言出来ると?」


提督「友人提督に聞いてきた」


吹雪「何と?」


提督「この編成で、攻略出来ない方がおかしいと。それに、ボスはワ級の方だから、南方棲戦姫居るけど、そっちは無視でOKだと」


吹雪「・・・まぁ、行ってみますかね」


艦隊編成:金剛改二、摩耶改二、北上改二、阿武隈改二、夕立改二、吹雪改二




で・・・




提督「・・・吹雪君」


吹雪「(大破)何でしょう?」


提督「・・・私は、嘘を言われたのであろうか?」


吹雪「・・・この前は、大破してるのにここに来たとかって無茶苦茶怒ったのに、今度は、大破してお風呂行こうとした所を捕まえてそんな愚痴を聞かせる訳ですか」コノヤロウ


提督「どうせ今、風呂は人数一杯で入れなくて空き待ちなんだろうから、構わないだろう」


吹雪「ひでー野郎ですね!」コノヤロウ


提督「・・・いくら艦娘とは言え女の子なんなから、あんまり汚い言葉を使うのは・・・」


吹雪「部下に対して汚い言葉を平気で使う人間が、そーゆー事を言う訳?」コノヤロウ


提督「・・・う、うむ・・・」


吹雪「で? どんな愚痴ですか?」コノヤロウ


提督「い、いやぁ、もう10回以上出撃してるが、5-3-Dから先に進んだ事がまだ1回しかボスへ到達していないんだけれど・・・」


吹雪「単に回数が足りないだけです。早く攻略したいのなら、バケツ使ってさっさとやって下さい」コノヤロウ


提督「・・・」


吹雪「夜戦マップなんですから、グダグダ言わずに粛々と攻略して下さい」コノヤロウ


提督「・・・」


吹雪「では、私は風呂行ってきますので、これで失礼します」コノヤロウ スタスタ ドアガチャ バタン


提督「・・・大淀。何か、吹雪おかしくね?」


大淀「いつもなら入渠行けと五月蠅いのに、今日に限って引き留めたんですから、そりゃぁあまりいい気分では無いでしょう」


提督「いや、それ以前に、あんな言葉使いしていたっけか?」


大淀「それはきっと、この前ので何か吹っ切れてしまったのでは?」


提督「・・・あぁ、アレかぁ・・・」


大淀「まぁ、私としてはそれくらいしか・・・」


提督「・・・つまり、これ以上怒らせるなと・・・?」


大淀「その辺りは、私からは何とも・・・」


提督「・・・」





・・・結局、大和の高速化(缶+タービン)&ダメコンマシマシで、何とか攻略出来ました。







秋刀魚祭り


吹雪「秋ですね」


提督「秋だねぇ」


吹雪「秋と言えば?」


提督「何かあったっけ?」


吹雪「秋刀魚漁イベでしょうが」ドゲシ


提督「イテテ・・・そいや、そんなのあったねぇ」


吹雪「では、早速行ってきて下さい」


提督「・・・どの辺で獲れるんだっけ?」


吹雪「んなもん、自分で調べて下さい」


提督「・・・ふむふむ・・・1-5と北方海域か・・・」


吹雪「ではさっさと艦隊組んで、出撃して下さい」


提督「・・・久しぶりに、長門と陸奥出すか。で、空母は翔鶴、瑞鶴辺りかな。後は、北上と秋月辺りでいいか」


吹雪「その編成ですと、3-3辺りですか?」


提督「そんな所だな。で、何で3-3って分かったんだ?」


吹雪「北方で空母2隻なら、まぁ3-3辺りが無難じゃないのかなぁと」


長門「提督、久しぶりの出撃だな。この所出番が無かったから、些か暇を持て余していたぞ」


提督「すまんな。どうしても燃料・弾薬・修理時の鋼材を考えるとなぁ」


長門「まぁ良い。陸奥との出撃という話だし、腕が鳴るというものだ」


提督「でだ、取り敢えず、北方アルフォンシーノ方面へまずは行ってみてくれ。そこで秋刀魚の漁獲量を見てみたい」


長門「うむ、了解した」



・・・で、3-3。



長門「早速、秋刀魚が獲れたぞ」


提督「おお、よくやった」


長門「因みに、このまま進軍しても良いか?」


提督「そうだな、全員小破以下だし、行くだけ行ってみるか」



・・・で。



提督「取り敢えず1匹だけか」


長門「(小破)うむ、まぁ仕方が無いだろう」


提督「それにボスまで辿り着いただけあって、全員小破~中破か。ま、のんびりやるしか無いな」


長門「では、失礼する」


吹雪「・・・のんびりと言っても、期日があるんでしょう? あんまりのんびり過ぎないで下さいよ」


提督「そうだな。だが焦っても仕方が無いだろう。ま、ちまちまとやるさ」


吹雪「・・・きちんと出撃して、秋刀魚漁行ってくれればいいんですけれどね・・・」



・・・そして。



提督「3-3で獲れたのは、最初の3匹だけで、その後、全然獲れねーっ!」


吹雪「獲り過ぎですね。別の海域にでも行かないと」


提督「他かぁ・・・ん? 1-5ボスでも獲れる?」


吹雪「取り敢えず、行ってみるのはどうですか?」


提督「そうだな、行くだけ行ってみるか」



・・・で。



提督「本当に獲れるとは思わなかった・・・」


吹雪「まぁ、往復するしか無いですね」


提督「んだなぁ・・・」



・・・そして最終日。



提督「ぬおーっ! まだ10匹しか獲れてねーっ!」


吹雪「だから、最初に言ったじゃないですか。のんびりし過ぎないようにと」


提督「まぁ、仕方が無い・・・」


雷「何言っているのよっ! このままだと、大漁旗が貰えないじゃないのよっ!」


提督「えー、いいじゃん、無くたって・・・」


雷「何考えているのよっ! 貴重なアイテムでしょう?」


提督「でもまぁ、無くても困らないしぃ・・・」



ギャアギャア、ギャアギャア・・・。



提督「あ、もう寝る時間じゃん。という事で、お休み~」ノシ


雷「・・・」


吹雪「雷ちゃん、ごめんね」


雷「吹雪が謝る事は無いわよ・・・」


吹雪「雷ちゃん。次は、司令官に何かやらせようと思ったら、擬装持ってきた方がいいよ」


雷「???」


吹雪「12.7cm連装砲で、執務室の壁に風穴開ければ、気が変わる時あるから」


雷「・・・もしかして、たまに鎮守府内で爆発音が鳴り響いて、その度に明石さんが走り回っているのを見るけれど・・・」


吹雪「」シーン


雷「・・・これ以上は聞かない方が、良さそうね」









後書き

とまぁこんな感じで、今後も、実際に自分がゲームでやらかした事をネタに、エピソードをちまちまと書いていけたらなぁと、今の所思っております。

そんな訳で、昔の記憶をたどりつつ、おバカSSを書いていけたらと思います。
もしこんなSSでも宜しければ、お付き合い頂ければ幸いです。


このSSへの評価

1件評価されています


SS好きの名無しさんから
2018-04-18 23:42:40

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SS好きの名無しさんから
2018-04-18 23:42:42

ポテ神提督さんから
2018-04-17 07:30:18

このSSへのコメント

4件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2018-05-09 15:20:49 ID: ZMyt_D6Q

期待

2: SS好きの名無しさん 2018-05-12 15:35:51 ID: H5wtuLcu

10台 40台
台✖︎
代○

3: つる 2018-05-13 00:53:00 ID: h9Gi_agi

>2さん

ご指摘ありがとうございました。
早速直しておきたいと思います。

4: SS好きの名無しさん 2018-05-17 02:12:06 ID: 06Jeo6v7

期待してるよ!


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