2019-05-16 21:58:48 更新

概要

例の如く設定引き継ぎ作品です。
ちょぴっと再構成してます


前書き

基本的に前ssの設定を引き継いではいますが前ssの艦娘たちはほぼ出てきません。

といったな あれは嘘だ。



ー大本営ー



提督「ど、どういうことなのでしょうか」


元師「キミの鎮守府の1番近くにある○○鎮守府を知っているかね」


提督「はい、うちの鎮守府の数倍の規模を誇る鎮守府なので有名ですね」


元師「そこの提督が最近失踪したこともわかっていると思う」


提督「はい、あの事件はかなり提督の間でも話題になりましたから」


元師「…実はその事件は失踪したことになっているが…真実はそうではない」


元師「○○鎮守府には金剛型1番艦金剛がいるのだが、その金剛が提督を手にかけてしまったのだ」


提督「え、そ、それ本当ですか!?」


元師「あぁ、当初我々は金剛がただ単に殺したとしか思っていなかったのだが事実確認をしている時にわかったことがあった」


元師「それは数値上では分からなかった彼の粗暴な艦隊運営だった」


元師「艦種を問わず弾薬燃料の補給放棄 小破中破大破に関わらず入渠を禁止 挙句の果てに特攻紛いの自滅作戦」


元師「…あげていけばキリがない 彼は表面上はとても優しく艦娘と共にこの海の平和を守ろうとしていた だがそれも我々を欺くための仮面を被っていたに過ぎなかったのだ」


提督「元師、聞きたいことがあるのですが」


元師「なにかね」


提督「その鎮守府は今どういう状況下なのでしょうか」


元師「いくら彼がいなくなった所で艦娘達の我々人間に対する不信感と恐怖はぬぐえるものでは無い 戦艦長門に一時艦隊運営を任せなにかあれば通達するようにしている」


提督「…なるほど それで僕をその鎮守府に異動させ鎮守府としての機能を復活させようということですか」


元師「理解が早くて助かるよ 君の鎮守府に関しては君の優秀な部下…いや、ケッコン艦である五十鈴に一時任せてもらう」


提督「一時とは?」


元師「○○鎮守府の艦娘と我々人間の蟠りを排除の後君の鎮守府に全て統合し1つの鎮守府へと変るつもりだ」


元師「元々君の働きではもっと大きな艦隊を指揮してもおかしくないからね、この際だからまとめてしまおうと思ってね」


提督「わかりました、それならうちの艦娘たちも納得すると思います」


元師「…それでは○○提督 健闘を祈る」ケイレイ


提督「ハッ!!」ケイレイ



提督着任ス



提督「球磨のやつがあそこまで泣くとは思わなかったがしょうがない、これもこの国の未来のためだ」


提督「……相変わらずここはデカイな…」


提督「確か艦娘を1人迎えにこさせてるはずだが…」




金剛「…貴方がこの鎮守府の新たな提督ですか」


提督「(ビクッ…もう来ていたのか全く気が付かなかった)…あぁ、○○提督だよろしく頼む」


金剛「…こちらへどうぞ」


提督(金剛型1番艦金剛 前任を殺すほどのことをしたがあまりにも前任の所業が悪いと判断されたために解体されることもなく再びこの鎮守府に戻ったと聞いたが…)


提督(やはり追い詰められているのだろうか、俺が知っている金剛はもっと明るかったはずだが……)




ー執務室ー


金剛「着きました、ここで現段階で艦隊運営をしている長門と引き継ぎの後指揮をお願いします」


金剛「それでは私はこれにて失礼します」


提督「あぁ、すまないな」


金剛「……」スタスタ





提督「さて、本腰をいれて頑張るぞ。」









長門との引き継ぎも無事終了した

いくら人間が変わろうとも前任から受けた暴力や辱めが消えることは無い


だから長門も俺に対してなんらかの反応を示すと思ったのだが……さすが長門と言わざるおえなかった

彼女はその昔『艦』として連合艦隊旗艦を務めただけあってどんな物事に対しても冷静沈着だった

長門自身の観察眼のお陰なのか俺がどんな男でどんな指揮をしてきたのか見定めたのか作業が終わる頃には提督として認めると断言してくれた。


俺は素直にそれを喜んだ いくら艦娘たちが人間不信に陥っていたとしてもこのように分かってくれる艦娘もいるということに


まずは1人、ゆっくりと着実に彼女達の心を取り戻していこう。






爪痕



提督「とりあえず書類だけでは分からないことばかりだな…自分の足で確認しにいくとするか」



ー食堂ー



提督「…なんだこれは」


自分の鎮守府とのあまりの違いに驚きを隠せない


これだけ大きな鎮守府なのだからさぞ食堂も広く充実しているものだと思っていたが机や椅子はもちろん明かりまでもがボロボロで廃墟のようになっていた


提督「こんなところで飯を食っていい働きができるわけがない…まずはここから変えていかねば」


提督「そういえばここには間宮と伊良湖は居ないのか…?」



提督「おーい、誰かいないのか!」


間宮「は、はい!呼ばれましたでしょうか提督様」


提督「(様…?)あぁ、挨拶が遅れて済まない 前任に変わり本日付でこの鎮守府に着任した○○提督だ よろしく頼む」


間宮「よ、よろしくお願いします…」ビクビク


提督「ちょっと聞きたいことがあるんだが この鎮守府における食事というものはどのようなになっている?」


間宮「え、えっと…うちでは朝昼の2回でお味噌汁とご飯1杯ということになっています」ビクビク


提督「はぁ!?」


間宮「す、すみません!!すみませんすみませんゆるしてください殴らないでください蹴らないでください」ガタガタ


提督「(しまった…)す、すまん!君に怒った訳では無いんだ!こちらこそ済まなかった!」フカブカ


間宮「ぇ…?」


提督「前任がいかに屑だったのかがわかって怒りが顕になっただけだ、すまん」


間宮「そ、そうでしたか…」ビクビク


提督「と、とにかく!俺が着任したからには今の食事状況と食堂はなんとかする!協力してくれるか 間宮」


間宮「…はい」


提督「とりあえず食料の配給に関してはあとで大本営に問い合わせて持ってきてもらうとして 問題はこの食堂の廃墟ぶりをなんとかしなければな」


間宮「基本的にこの鎮守府の補修維持は妖精さんが担当されているのですが前任の行いがあまりに非道なために妖精さんも1人残らずいなくなってしまって……」


提督「そうなのか…それじゃあ直しようがない……ん?」クイクイ




妖精「あなたがあたらしいていとくさんです?」

妖精「はわわ、なかなかかっこいいていとくさんなのです」

妖精「なにかおこまりですか?」


提督「あれ、妖精さんいるじゃないですか」


間宮(…え!?な、なんで妖精さんが…!?この鎮守府からはいなくなったはず…いや、確か心の綺麗さ尚且つ悪の感情などがない人間に対しては友好的と明石さんに聞いたことがあります…この提督は妖精さんにも好かれるほどの人格者ということ…?)


提督「妖精さん、ちょっと頼みたいことがあるんだけど いいかな?」


妖精「なんでしょうか!」

妖精「われわれようせいはなんでもなおせるのです!」

妖精「ようせいさんにおまかせあれ!」


提督「じゃあこの廃墟みたいになってる食堂をリフォームしてくれるかな?もちろん終わったあとは甘いものでも用意しておくよ」


妖精「それくらいかんたんですよ!」

妖精「あまいもの…さすがていとくさんなのです」

妖精「ていとくさんのことすきになりました!」


提督「ははっ、ありがとね じゃあよろしく頼むよ」


妖精s「はーい!」




提督「よし、これで何とかなりそうかな」


間宮「あ、あの…」


提督「?どうしたんですか?」


間宮「本当にありがとうございます…なんとなくあなたが悪い人ではないことがわかってはいましたが心のどこかであなたを前任と同じ人間と思っていました でももう大丈夫です、間宮はあなたについて行きます!」


提督「…そうですか、それは光栄です 食堂が直って再開できるようになったら美味しいご飯楽しみにしてます」


間宮「っ…はい!」ポロ





提督「…これで一つ問題解決か…」


提督「いや、まだ山ほど改善するところはある 気は抜けないぞ」





提督「食堂があんなんじゃ入渠ドックや工廠は……考えるのをやめよう…」


提督「ひとまず入渠ドックの方へいってみるか」




ー鎮守府廊下ー


提督「長門から説明を受けた感じだとこの辺りだと思うのだが…」


…ウウ…


提督「な、なんだ…?」バッ


…イタイ…


提督「呻き声…?こっちから聞こえたな」




『医務室』


提督「ここか…?」ガチャ


提督「うっ…!?」


地獄絵図 一言で表すには十分すぎる光景だった

元師が言っていた、入渠させていないと じゃあ損傷した艦娘はどうなる?どんなに沈みそうになっても帰ってきさえすれば直せる、でも入渠しなければ治らない 覚悟していたことではあるがさすがに堪える…


それにしても腑に落ちないことがある 入渠を禁止していたのだから損傷したままなのは分かるが前任がいなくなり長門が艦隊運営をしているのだからすぐにでも入渠させるはず…一体どうなっているんだ…


「うぅ…痛い……」


提督「お、おい!大丈夫か」


「…?…あ、あなたは…」


提督「本日付で着任した提督だ!それよりどうして入渠で傷を癒さないんだ」


「…ドックは…壊れてて…妖精さんがいないから直せなくて…」


ドックが壊れている…?なんでドックが壊れているんだ…?まさか前任の目を盗んで入渠しようとするやつがいては困るから破壊した…なんてことじゃないだろうな……どっちにせよ妖精さんに直してもらわなければ


提督「お前ら、ちょっとまってろ 直ぐに直してもらってお前達の傷を癒してやるからな!」ダッ




提督「とりあえず入渠ドックを探さないと…っ…くそッ…バカでかいからどこに何があるかわかんねぇ!!!」カベドン


「あ、あの…」


提督「…なんだ!!」


「ヒッ…にゅ、入渠ドックなら…そこの角を曲がった先に…すみません……」


提督「(またやってしまった…)そ、そうか!すまん 助かる!え、ぇーと…」


潮「駆逐艦…潮…です…」


提督「潮か!助かった!またあとでな!」ダッ




潮「…」





ー入渠ドックー


提督「おいおい…なんだこれ…」


電球が割れたのか破片が散らばり ドック内にはカビや酷いところでは崩れたりしていた

ここまでくると壊れてない方がおかしいってくらいにはボロボロで 考えただけで頭痛が痛い…


提督「酷いってレベルでもないぞ…」


提督「とりあえず妖精さんを呼ばなければ…」


妖精「ていとくさんよびました?」


提督「うおっ!?」ビクッ


妖精「おんなのこをみておどろくなんてしつれいです」シクシク


妖精「まったくていとくさんてば おとめごころがわかってないのです」ジトメ


妖精「でもそんなていとくさんもすきです」ホワワ


提督「(なんか色々言ってるけど気にしてる場合じゃないな…)と、とにかく!君たちちょうどいい!艦娘たちがドックの損傷のせいで入渠出来なくて苦しんでいるんだ!なんとか直せないか!?」


妖精「おやすいごようです」ムフー


妖精「きゅうぴっちですすめるので5ふんもらいたいですね」ムフー


妖精「ていとくさんはそのあいだにかんむすたちをつれてきてください」ドヤ


提督「(なぜドヤ顔…)わかった 頼んだぞ!」




妖精s『ワァー』ドンドンガンガンドンドンガンガン






提督「あの場に少なくとも10人はいたな…1人で10人…いや、考えるな 苦しんでるのは彼女達だ」





工廠




妖精さんに手伝ってもらい全ての艦娘を入渠させた 意識がないものがほとんどであったが妖精さんによるとみな直ぐに回復するとの事で安心した


妖精さんにあとのことを任せて工廠に向かうことにした




ー工廠ー




提督「ここが工廠か」ガチャ



いままでの流れで行くとここもボロボロなのではないかとヒヤヒヤしたがいい意味で裏切られた


工廠内はとてもよく管理され油汚れなどはあるものの特別壊れていたりはしなかった


提督「(うちには居ないが確か工作艦の明石がいるはず…あの桃色の頭髪は…)おーい!」


明石ビクッ


明石「ど、どなたです?」


提督「本日付で着任した○○提督だ、よろしくな 今は鎮守府内の現状確認に色々回っているんだ」


明石「なるほど…失礼しました そうとは知らず…こんな格好で…」ションボリ


提督「…前居た鎮守府では君は居なかったが大本営での噂は聞いた 入渠ドックに頼らずに艦娘を治せる泊地修理や装備の改修など 他の艦娘にはできない芸当 その油汚れなどは君にとって勲章のようなものだ 恥じることは無い」ニコ


明石「そこまでいっていただいて…光栄です」


提督「それはそうと聞きたいことがあるのだが」


明石「なんでしょう?」


提督「その先にあるやたらと綺麗な部屋はなんなんだ?」


明石ビクッ


明石「あ、あの部屋ですか…」


提督「(震え…?)あぁ、言いたくないなら別に無理強いはしない 」


明石「いえ…どの道知ってもらわなければなりませんし、こちらへどうぞ」




ー工廠内特別区画ー




明石「気分を害されるかもしれませんが… 」


提督「かまわん開けてくれ」


明石「はい」ガチャ




思わず自分の目を疑った


目の前には拷問器具のようなものご所狭しとと並んでいた よく見ると皮膚を焼く薬品などもあり悪趣味としかいいようのないものだった


ふと明石の方を見るとやたらと怯えていた

ここでなにがあったのか



明石「ここでは…前任がいたころに使われていた前任の趣味の部屋です」


明石「前任のお気に入りの艦娘 自分に刃向かう艦娘などを凌辱したり拷問にかけて楽しんで…いました…」


提督「…そうか」


提督「もしや 提督私室がやたらと綺麗だったのは」


明石「はい お察しの通りで…」


提督「もういい 出るぞ」






ー工廠ー




提督「 どうせ居るんだろう 出てきてくれないか妖精さん」


ヒョコッ


妖精「ばれました」

妖精「ていとくさんもなれましたね」

妖精「さすがていとくさんですね」


提督「ちょっと手伝って欲しいことがあるんだ いいかな」


妖精「いいですよー」


提督「よし 明石」


明石「はい…?」




提督「この趣味の悪い部屋と提督私室をぶっ壊せ」


明石「…へっ…?」ポカーン


明石「ちょ、ちょっと待ってください それだと提督の寝泊まりするところが…」


提督「俺の事は気にするな 前任がいなくなったというのにこんな部屋がいつまであったら忘れたいものまで思い出してしまう 命令だ 壊せ!!!」


明石「は、はい!」


提督「それじゃあ 妖精さん明石のサポートよろしくね これ金平糖ね」ヒョイ


妖精s「「わ〜!!!」」キラキラ


提督「俺は艦娘寮の方を見てくる 解体が終わり次第通常勤務に戻ってくれ」ガチャ


明石「…っ…はい、了解です!」




明石「(提督…)」








提督「(時間はヒトヒトマルマル…間宮さんもそろそろ昼飯の準備始めたところか)さて、寮はどうなっているのか」



ー鎮守府廊下ー



長門「提督 どうしたのだ」


提督「長門か いやなに今のところ行ったところが全てろくなことになっていないからな艦娘寮の方の確認だ」


提督「(…だがちょうどいい さすがに今日着任したばかりのやつ 尚且つ前任の影響で人間に対する恐怖心がある艦娘たちがいるところにズカズカ入っていっては逆効果だな )」


提督「寮の方だが 長門から見て何を改善すべきだとおもう」


長門「部屋自体は問題ではない まずうちの艦娘たちは出撃が多すぎてろくに自分の部屋に戻ることも出来なかったからな」


長門「だが、その分部屋に何も無いのだ あるのは布団とはお世辞にも言えない布切れだけで雑魚寝だ これから出撃なども復帰することになれば必ず不調を来すと私は思う」


提督「わかった 妖精さんに頼ってばかりだが全部屋にベットなど家具1式を揃えてもらうよ」


長門「すまない そういえば入渠していた艦娘達が全員回復したぞ 」


提督「わかった そろそろ昼の時間だしちょうどいいな」


ピンポンパンポーン


〜ヒトフタマルマルお昼の時間になりました 艦娘達は食堂に集合してください〜



提督「言ったそばからだな 長門お前もいってくるといい」


長門「あぁ そうさせてもらう」



艦娘目線〜食事〜





長らく損傷のために食事も風呂もできなかったけどお風呂が治っていてしかもお昼ご飯が食べれるらしい

どうやら新しい提督の計らいのようだけど 何を考えているのかわからない


前任は私たちのことを人間として扱ってはいなかった 都合のいい兵器 逆らうことの出来ない女として自らの欲を吐き出すだけ…


人間は信用できない 今度信用して裏切られたら私はもう二度と信じるということが出来なくなりそうで…




ー食堂前ー


…やけに食堂の様子が騒がしい


いつもなら誰一人話すことなく箸と食器の音しか聞こえないものだったようなきがしたんだけど…


ガチャ


ザワザワ


オイシイネー イキテテヨカッタ… ナカナイノ…



「なにこれ…」



間宮「あ、潮ちゃん!こっちこっち!配給しますよ!」


潮「…はい」





間宮「はい!どうぞ!今日はカレーライスですよ」


潮「これは…」






曙「潮 こっち座りなさい」


潮「あ、うん ありがとう」


曙「あんたも動揺してるわね まあ無理もないわ昨日と違いすぎるもの」


潮「うん…でもみんな嬉しそう 」


曙「…さ、食べましょう冷めるわ」


潮「うん」パクッ




……おいしい

…おいしいよ…なんでこんなに…おいしいの…

甘くて辛くて不思議な味 でもどこか懐かしいような味


突然しょっぱく感じた 気がつけば涙が出ていた

いままでの待遇からのあまりの落差かそれとも新任の提督の優しさなのか 涙を流さずにはいられなくなった


ずるい ずるいなぁ…そして自分自身がちょろ過ぎて…こんなことされたら信用所か一生ついて行きたくなる…


私たちを地獄から助けてくれた…提督に…







ー執務室ー


提督「いくらなんでもカレーライスは安直すぎたかな…喜んでくれてるだろうか…」ズズッ


提督「…まずいな」







演習




新任の提督が来てから1週間が経った


初日の夕方に着任挨拶がありその時に1週間の休養の命令があったので皆自由に休養を取っていた


そして今日 この鎮守府の全ての艦娘が演習場に呼び出された


全てとはいってもこの鎮守府は戦艦の金剛さんと長門さん以外は駆逐艦しかいないんだけど…




潮「今日のこの呼び出しはなんなんだろうね」


曙「さぁ あの提督何考えてるかわからないし 変なことではないと思うけど」




提督「みな、おはよう 全員いるな」


提督「これから皆には演習を行ってもらう」


…ザワザワ…ザワザワ


長門「提督に変り 長門が説明する」


長門「我々の今までの戦いは到底戦いと言えるものではなかった なんせ特攻作戦ばかりだったからな」


長門「だが、今後は海域奪還や姫 鬼クラスを相手にしなければならない」


長門「そのために提督の前に指揮していた艦隊と演習を行い戦闘の感覚を思い出してもらう」


長門「演習にきてもらう艦隊には戦艦1名軽巡2名駆逐艦1名だ 戦艦には戦艦同士での演習を主に 軽巡の2人には対潜に特化した艦娘と火力装甲共にトップレベルに近い艦娘 そして駆逐艦は夜戦火力トップクラスの艦娘だ 彼女たちから学ぶことは多いと思う 勉強だと思い全力で取り組むように!」


長門「本日は駆逐艦対駆逐艦で行う…のだが…」


長門「提督 その…まだ来ないのか?」


提督「あいつら…」





しれぇ〜〜〜!!!



提督「ん?」フリムキ


「しれぇ!!」ガバッ


提督「グフッ」ドサッ



ザワザワザワザワ



長門「提督!?大丈夫か!」


「会いたかったですよ!!」


提督「…いてて…その声は…比叡か?」


比叡「はい!あなたの比叡です!」


提督「いつからお前はオレの嫁になった…」


比叡「なってませんが指輪は欲しいです!!」


提督「…とりあえず降りろ 重い」


比叡「なっ…!?女の子に向かってそんなこといっちゃだめなんですよ!?」


提督「てめーのその格好を見ろこのバカッ!!!艤装つけてるやつが重くねぇわけねぇだろ!!」


比叡「ハッ…すみません…」シュン


提督「つーか他の奴らはどうした」


比叡「…司令に早く会いたくて先に来ちゃいました…」


提督「はぁ…」




こらぁぁぁ!!!!比叡!!!!!


比叡ビクッ



球磨「なに抜け駆けしてるクマ!!!!!」


比叡「い、いや、その…」


球磨「まったく……あとで扱いてやるクマ」


比叡「そ、それだけは…」


球磨ギロッ


比叡「…はい」シュン




球磨「提督 第1艦隊到着しました クマ」


提督「うむ、では皆に紹介する 」


提督「旗艦 軽巡球磨だ 軽巡としては火力雷装対空装甲がトップクラスなやつだ 学べることも沢山あるだろう、仲良くな」


球磨「よろしくだクマー」Lv123


提督「2番艦五十鈴だ 彼女も軽巡トップクラスの対潜対空能力を誇る イベント海域などは対潜戦が必ずと言っていいほどある1隻の敵潜水艦だけでも油断はできない 君たちの爆雷で守れる道もあるだろう 五十鈴に扱いてもらうように」


五十鈴「よろしくね 」Lv127



潮「(あの二人指輪してる…)」


提督「三番艦比叡、高速戦艦として今まで数々の戦いで活躍し御召艦としての艦歴さえある 同型の金剛や低速にはなるが長門にも学ぶところはあると思う 」


比叡「気合い!入れて!頑張ります!」Lv99


提督「四番艦綾波だ 駆逐艦の中では第2位の火力を誇り 夜戦での戦いともなると独壇場だ 夜戦での戦いも彼女から教えてもらうといい」


綾波「ごきげんよう。特型駆逐艦、綾波と申します。」Lv99




提督「それでは演習を開始とする!」


長門「まずは駆逐艦対駆逐艦 こちらからは朝潮 満潮 霞!準備しろ!」


提督「綾波 頼んだぞ」


綾波「はい!」




ー演習海上ー


朝潮「こちらは私たち3隻 あちらは駆逐艦1隻定石で考えれば圧倒的有利 でもなにがあるか分かりません 満潮 霞油断は禁物よ」


満潮「言われなくてもわかっているわ 」


霞「ふん!どうせあの屑提督の艦娘なんて大したことないわよ」


綾波ピクッ


朝潮「ちょっと!霞 そんなこといったらだめよ」


満潮「朝潮姉 別にいいじゃない 人間なんて皆同じよ どうせ今までやってきたことも全てご機嫌取りよ最後には裏切られるんだから 前もそうだったじゃない」


朝潮「でも…」


ドンッッ!!!


3人「!?」


球磨「綾波 ちょっと変わってくれクマ」


綾波「…わかりました でも手加減してあげてくださいね」


球磨「保証は出来んクマ」






球磨「おい」


霞「な。なによ」


球磨「提督のことを侮辱することは許さないクマ訂正するクマ」


霞「ふん!なによ!人間なんかとイチャイチャしちゃって気持ち悪い あんたたち頭がどうかしてるんじゃないの!?」


朝潮「霞!言い過ぎ…」


球磨「そうか わかったクマ」


球磨「本来なら綾波だったが球磨がお前達の相手をしてやるクマ 」


霞「上等じゃない…朝潮型を舐めないでよね」


朝潮「こうなったらやるしかないようね 満潮!」


満潮「しょうがないわね 行くわ!」


球磨「お前達は弱いクマ ハンデをやるクマ

球磨は14cm単装砲のみで戦うクマ」


球磨「その代わり 球磨が勝ったら二度と提督を侮辱するな わかったな」


霞「その言葉 後悔して知らないわよ」ギリッ












霞「そんな…」大破


朝潮「強すぎる…」大破


満潮「…っ…」大破



球磨「…球磨を舐めるなクマ」無傷



ザワザワザワザワ


長門「なんなんだあの軽巡は…おい!提督説明してくれ!」


提督「あれがうちのトップ軽巡だよ」


長門「…私が戦っても勝てる気がしないな」


提督「ははっ…褒め言葉だな」






球磨「さて、球磨の完全勝利ってところクマ 約束通り二度と提督を侮辱するな 分かったな」


霞「…っ…わかったわよ…」


球磨「…お前らは一直線に向かってきすぎだ

随伴艦との連携もバラバラ こんなんで勝てるわけがないクマ」


3人「…」


球磨「…明日からビシバシ鍛えてやるクマ 覚悟するクマ」


3人「…!」



長門「とりあえず午前はこの辺できりあげる!午後からは曙 潮対球磨だ!そのことを頭に入れて午後からも演習に励むように!」


長門「解散!!!」



執務室 22:00



扉 ガチャ


球磨「提督入るクマ」


提督「…どした」カキカキ


球磨「可愛い嫁が愛する旦那様を心配して来てやったクマ」


提督「そりゃどーも」カキカキ


球磨「…提督 ちゃんとご飯食べてるクマ?睡眠は取れてるクマ?休みは取らないといけないクマ」


提督「だいじょぶだいじょぶ」カキカキ


球磨ガタッ


提督「うぉっ!?」


球磨「提督 人の話をちゃんと聞くクマ」


提督「ちゃんと聞いてるって飯と睡眠と休暇だろ?大丈夫だってば」


球磨「…その割には目の下に隈はあるし心做しか痩せた気がするクマ」


提督「気のせい気のせい」カキカキ


球磨「…どーせ即席食品ばかり食べてるクマ」


提督ビクッ


提督「そ、そんなことはないぞ…?」ピクピク


球磨「…はぁ…提督は本当に世話が焼けるやつクマ」


提督「…すまん」


球磨「球磨がなにか作ってきてやるクマ そこで待ってるクマ」


提督「ありがとな」








球磨「提督おいしいクマ?」


提督「あぁ ありがとな」


球磨「どーいたしましてクマ」


提督「それより あいつらはどうだ?」


球磨「駆逐艦としての練度がまだまだクマ でも素質はある感じだからもっと慎重に育てていきたいとは思うクマ」


提督「そうか やはり実力があるものとの戦いともなると艦娘としてのなにかが刺激されていくのかもな」


球磨「そうクマ 特に潮は性格に似合わない大胆な行動で仕掛けてきて さすがの球磨ちゃんも無傷じゃいられなかったクマ このまま頑張って欲しいクマ」


提督「…やっぱ球磨達を連れてきてよかったな 俺の事を信用してくれるかどうかはさておき自分たちの実力を再確認して向上意識をもてたのはいいことだ」


球磨「五十鈴も久々に駆逐艦達を教育できて楽しいみたいクマ 明日にでも労ってやるクマ」


提督「了解した」


球磨テトテト


球磨ストン


提督「どした?いきなり膝の上にきて」


球磨「球磨も疲れたクマ 甘えさせろクマ」


提督「はいはい」ナデナデ


球磨「んっ…♡…提督大好きクマ」ギュッ


提督「俺もだぞ」ギュー


球磨「へへ…提督1本釣りクマ〜」ギュー


提督ナデナデ







演習二日目




ー演習海上ー


五十鈴「演習の教官を務める五十鈴よ 本日は対潜演習をみっちりやるわ」


五十鈴「球磨のようなガチガチの砲雷撃戦ではないけれど潜水艦も無視できない敵であることには変わりはないわ 特にこの鎮守府の場合戦艦2名を護衛しながらの進撃となるため貴方達の対潜能力向上はなくてはならないわ」


五十鈴「気を引き締めて 抜錨!!!」





____________________



球磨「今日は五十鈴に演習を任せたクマ その間に球磨は近海の索敵をしてくるクマ」


提督「あぁ、よろしくな くれぐれも事故などないようにな 」


球磨「りょーかいクマ」










球磨「とはいえ さすがに近海にそこまでの敵はいないクマ」


球磨「さっきからポツポツ イ級とかはいるけど これくらいなら問題ないクマ」


球磨「まあこの距離ならうちの鎮守府からでも制圧可能だしそこまで気にする必要も無いクマ」


球磨「さて、提督も心配するしそろそろ帰るクマ」




球磨「ん?あれは…」



補給艦ゾロゾロ


球磨「なんでこんな近海に補給艦が…?」


球磨「…ちょっと追ってみるクマ」






ー鎮守府近海無人島ー


球磨「あいつらここの島の裏にきているクマ…」


球磨「…っ…?!」


球磨「(な、なんでこんなに資材があるクマ…!?…この付近には資材があるなんておかしいクマ…まさか…いや…なんにせよ帰って提督に報告するクマ)」





ー執務室ー


球磨「…ということがあったクマ」


提督「なるほど…」


球磨「これは球磨の推測だけどヤツらは補給艦を使って資材を貯めて一気に鎮守府を制圧しようとしているんじゃないクマ?」


提督「その説もありうるな だがもしそうなるとしたら日中いきなりってことは無いだろう 恐らく夜に攻めてくるはずだ 夜間の警戒を強める必要があるな」


球磨「陸奥にもそう伝えとくクマ」


提督「頼む」


扉〈コンコン


五十鈴「演習終わったわよ」ガチャ


提督「お疲れ様 報告よろしく」


五十鈴「駆逐艦達の対潜能力はまちまちってところね でも潮がなんか躍起になっててね 昨日もだけど今日もMVPよ あなた何かしたの?やけに頑張ってるけど」


提督「…うーん なんもしてないぞ?」


五十鈴「そう?まあ別に空回りしてるわけじゃないしいい事ね」


球磨「とりあえず球磨は陸奥に伝達してくるクマ おじゃま虫は退散クマ〜」


提督「…?よろしくー」


球磨「…人払いしておくクマ 存分に甘えるといいクマ」ボソッ


五十鈴「なっ……!?」//////


提督「?どした五十鈴」


五十鈴「な、なんでもないわよ!!!」///


球磨「ふふーん 」ニヤニヤ ガチャバタン



提督「球磨のやつなんでニヤニヤしながら出てったんだ?」


五十鈴「し、知らないわよ」フイッ


提督「…なんで顔そむけてんの?」


五十鈴「こっちみないで こっち見たら撃つわよ」ミミマッカ


提督「(いつものやつか)はいはい」








提督「」カキカキ


五十鈴「ねぇ」


提督「んぁー?」カキカキ


五十鈴「あなた、球磨となにしたの?」


提督「なにって具体的になによ」カキカキ


五十鈴「…えっちなこととか」


提督「…何言ってんだお前は」


五十鈴「な、なによ 気になっただけでしょ!?」カオマッカ


提督「顔真っ赤だぞ 落ち着け」


五十鈴「落ち着いてるわよ! …私にはしないの…?」ボソッ


提督「?なんか言ったか?」


五十鈴「…うるっさいわね!!こっちみんな!!//」ブンッ


提督「うおっ!?クッション投げんなよ 危ねぇ」


五十鈴「ふんっ!//」


提督「…どうしたんだ五十鈴 顔赤いままで熱でもあるのか?」ヒタイアワセ


五十鈴「…///」ポッ


提督「熱は無さそうだな まあ疲れからくるものかも知れないし今日の所は早めに寝るといい」


五十鈴「えっ」


提督「?どした帰んないのか?」


五十鈴「…んで」


提督「?」


五十鈴「…なんで私にはそんな言葉だけなの なんで私には球磨みたいに撫でてくれたり甘えさせてくれないの」


提督「い、五十鈴?」


五十鈴「…なんで…なんでよ!!!…私だって貴方と触れ合いたいのに!!…なんで…」


五十鈴「…そうよね 貴方には球磨が居るものね 所詮私は対潜だけが取り柄の艦娘よね」


提督「ちがっ「じゃあなんで!!!」…」


五十鈴「…馬鹿みたい…私だけが貴方と話したりするの楽しみにしてて…」ポロッ


五十鈴「…」ポロポロ


提督ギュッ


五十鈴「なによ…」ポロポロ


提督「すまん 別に五十鈴のことを蔑ろにしてたわけじゃないさ でもそんなふうに思わせてしまって すまなかったな」ギュー


五十鈴「…許さないから」ギュー


提督「あぁ」ナデナデ


五十鈴「このバカ…」ギュー


提督「」ナデナデ










五十鈴スゥスゥ


提督「…いつも迷惑ばかりかけてごめんな…愛しているぞ」ナデナデ


五十鈴「…てい…とく…」ギュッ


提督ナデナデ






演習を終え




潮「提督まだ寝てるのかな…」


私 潮は駆逐艦の中ではそこまで強い部類ではない


長女である綾波姉さんは改二にもなり艦隊の主力となっていて活躍していた でも私は遠征任務か前任の下の世話しかさせられなかった


元々自分自身の性格的に前に前にということは考えても見なかったのだが今の提督のためなら私はたとえ命を落としてでも役に立ちたい 提督の傍に私も居たい そう思うようになっていた


そんなある日だった


コンコン


潮「提督 失礼します」ガチャ


提督「?おお潮かどうした」


潮「総員起こしです 球磨さんに提督はこの時間でも寝てられると聞いていたので」


提督「そうか すまないな でもこの通り起きている 艦娘の皆に放送をお願いしてもいいかな」


潮「お任せ下さい!」


〜マルロクマルマルになりました 皆さん総員起こしです 各自身支度を済ませマルナナサンマルまでに港に集合してください〜


提督「うし、じゃあ一緒に朝飯食いに行くか」


潮「はい!」




ー食堂ー




「あっ提督おはよー」


「し、しれいかんさん、おはようございますっ!」


「クソ提t…提督 おはよう」


提督「おはよう いい朝だな」



この鎮守府の雰囲気もかなり良くなってきていると感じている 駆逐艦のみんなは提督のことを信用しはじめ本来の自分を出していると思う


この鎮守府にとっての本当の提督はこの人になっていた


たった一人 金剛さんを除いては







ー鎮守府港ー



提督「みな いるな 」


提督「当初3日だけと決めていたが君たちの頑張りを見ているともっと成長してくれると思い1ヶ月に伸ばし その結果それに見合う実力をつけていると思う よく頑張ったな」


提督「本日はその成果を発揮してもらう 簡単な対潜哨戒を鎮守府正面海域にて行い 演習から実践へと切り替えていく 」


提督「正面海域だからといっても慢心は絶対ダメだ 何があっても帰ってこい 俺からは以上だ」


長門「まず 今回は1艦隊のみ行う 明日からはまた別の艦隊で望む 今日行けないものは近海にて自習だ」


長門「それでは今回出撃するものを発表する」


長門「旗艦 潮をはじめ 曙 朝潮 満潮 霞 この5名にて対潜哨戒を行う」


長門「旗艦潮は旗艦経験なしだが最近の努力は目まぐるしいものであり リーダーシップを発揮できると期待している 頑張れ!」


「「「はっ!!!」」」





提督「潮」


潮「は、はい!」


提督「ちったぁ肩の力抜け」ポンポン


潮「は、はぁ…」


提督「潮 帰ったら一緒に間宮アイスでも食べに行くか それかなにかお願い聞いてやるよ」


潮「本当ですか!?」


提督「お、おう 俺に出来ることならな」


潮「潮頑張りますね!!」


提督「おう 肩の力抜けたか?よかったな」ナデナデ


潮「えへへ…/」


提督「じゃあ頑張ってこい!」


潮「はい!」






提督(明石に潮に補強増設でダメコン乗せてもらっている 潮は気づいてはいないが 使わないに越したことはないがいまあの子がいなくなればこの鎮守府は瞬く間に崩壊するであろう 潮 気をつけろよ)





潮「それじゃあみんな行くよ!」


潮「抜錨!!!」



大破進撃





潮「みんな 索敵を怠らずにね!」


曙「潮!あんたちょっと飛ばしすぎ!随伴艦のことも考えなさい!!」


潮「あ、ごめん…」


曙「あの提督に褒めてもらいたいのはわかるけど落ち着きなさい」


潮「うぅ…」




朝潮「潮さんって司令官のことが好きなんですかね」


満潮「…そうみたいね 」


霞「あんなやつのどこがいいんだが」


朝潮「そんなこと言って二人とも司令官のこと最近目で追ってるのお姉ちゃんはわかってますよ」


満潮霞 「「なっ!?///」」


満潮「そ、そんなわけないじゃない!!」


霞「そ、そうよ!あんなやつ!!ていうか朝潮姉こそどうなのよ!!」


朝潮「私ですか?司令官のことは慕ってます」


満潮「とてもそうは見えないけど…」


霞「…まあ朝潮姉はこんなもんでしょ」




曙「こら そこの3人!気を抜くんじゃないわよ!」


3人 !


潮「そろそろ敵海域です 皆さん注意してください!」








*戦闘シーンはないです。*





潮「敵潜水艦の反応はもうないね」


曙「 敵撃沈数10か ま、最初にしちゃ上出来よ 」


朝潮「ここまででかなり倒せたほうね 次が恐らくボスだろうから気をつけないと」


曙「そうね 潮 あとちょっとよ頑張りましょう」


潮「うん!」



満潮(最初は11体の反応があった気がするけど…まあこのソナー大したことないものだから誤探知したのかもね)





潮「それじゃあ先頭 曙 続いて朝潮 満潮 霞潮の順番で最後の敵を殲滅します!」


曙「それじゃあいくわ!着いてきなさい!」






潮(ふふーん あとちょっとで帰れますね もし完全勝利Sとか取れたって提督知ったら褒めてくれるかなぁ…えへへ)









潜水艦ソ級「」ニタァ




パシュッ





潮「えへへぇ……」






曙「っ!?…後方から多数魚雷確認!みんな回避行動を!!」



潮「えへへ」



曙「潮!!回避行動!!!」



潮「えっ」



ドカーン








提督「あいつら大丈夫かな」ウロウロ


五十鈴「大丈夫よ 私が育てた子達よ 信じなさい」


球磨「潮なら大丈夫クマ だから落ち着くクマ」


提督「…なんか嫌な予感するんだよなぁ」





潮「くっ…」大破


曙「潮!大丈夫!?」


霞「この!!!」




潜水艦ソ級「!?」





潜水艦ソ級撃沈




霞「大丈夫!?」


潮「…だ、大丈夫…」


朝潮「…大破してる以上 もうこの先へは行けないわ 帰投しましょう」


曙「ええ 提督に伝えるわ」


潮「っ 待って!!」


曙「潮?」


潮「このまま…進撃します」


曙「なにいってるの…あなた何を言っているのかわかって言ってるの?」


曙「大破状態で進んだらどうなるかぐらいわかってるでしょ!?」


潮「…」


満潮「…潮 今回は諦めなさい 提督にはまた今度頑張りますって言えばいいの 今回無理する必要なんてどこにもないわ」


潮「…いやです」


曙「潮!!!」


潮「お願いします 進ませてください おねがい…します…」ポロッ


朝潮「潮さん あなた泣いて…」


潮「…私はもう二度と提督の役に立たない艦娘になりたくない…今の提督なら尚更…だから 曙ちゃん みんな お願いします…」ポロポロ


曙「わかった」


霞「曙!!」


曙「そのかわり潮は回避行動を最優先に 私たちであなたを守りながら戦う」


曙「みんなも いいわね」


朝潮「このまま引きづってでも帰った方が私は賢明だと思いますが それではダメなのでしょうね 満潮 霞 全力で潮さんを守るのよ」


満潮「しょうがないわね」


霞「 かえったら甘味 奢りね」


潮「みんな…」


曙「さぁ!行くわよ!」













潮「あっ」
















曙「……潮!!!潮!!! 」


朝潮「潮さん!!!しっかりしてください!!潮さん!!」



満潮「くそっ!!私たちの仲間をよくも!!!」


霞「爆雷喰らえ!!!」





敵潜水艦全滅




満潮「潮は!?」


曙「敵の雷撃を躱せず当たってしまって…沈みそうになった時光に包まれてなんとか沈まなかったみたいだけど…意識がないの…」


霞「…生きてるならそれでいいわ 艦隊全速前進で帰投するわよ!!」





朝潮『司令官!!!』


提督『どうした』


朝潮『潮さんが大破進撃をして雷撃を食らって…沈んだと思ったら生きていて…でも意識がない状態なんです!』


提督『なに!?あれほど大破進撃はしてはならないと言っていたのにか!!…いまはいい早くかえってこい!!』


朝潮『はい!!





提督「潮…」



信頼






ー医務室ー





潮「………」パチッ


潮「あれ…ここは…」



曙「潮 起きたのね」


潮「あ、曙ちゃん 私 なんでここに?」


曙「…任務で色々あってね」


曙「それより気分はどう?立てそう?」


潮「えっと…大丈夫かな…よいしょっ……」


曙「こっちまで歩ける?」


潮「大丈夫みたい」スタスタ


曙「そう なら遠慮はしなくていいわね」スッ


潮「えっ?」




パァン




潮「…っ」





曙「潮…いい加減にしなさいよ 潮が今立って歩けるのだって提督が応急修理要員を忍ばせてなきゃあんた沈んでたのよ それくらい危なかった わかってんの!?」


曙「あの時は潮の気持ちを分かっていたから 私が潮を必ず守ってみせると思っていたから行くのだって許せた でも戦場じゃ何があるかわからない」


曙「…もう二度とあんな真似しようとしないで」


曙「大切な妹を失いたくない 私をひとりにしないで…」ギュッ


潮「曙ちゃん…ごめん…」ギュッ







曙「提督が起きたら執務室に来るようにって言ってたわ」


潮「っ…うん…」


曙「大丈夫 提督はなにも潮を取って食おうってわけじゃないわ 安心しなさい」


潮「うん 行ってくる」


曙「いってらっしゃい」












ー執務室前ー




潮「(すぅ…はぁ…よし)潮です 入ってもよろしいでしょうか」


「入れ」


ガチャ




潮「…あ、あの…」


提督「潮 こっちにおいで」


潮「…はい」



提督「今回の件 なにがあって大破進撃をしたか 潮の口から聞かせてくれないかな 責めたり怒ったりしないから」


潮「…」


提督「潮?」


潮「…言ったら提督に嫌われます だから言いたくありません」


提督「…嫌わないから ほら」


潮「…はい」







潮「…提督は私にとって いえこの鎮守府にとってヒーローであり白馬の王子様なんです」


潮「私たちが傷ついてるところを助けてくれて 美味しいご飯を食べさせてくれて 私みたいな弱い艦娘にも活躍の機会をくれて…でも私はそれを踏みにじった」


潮「…提督が頑張れって言った 簡単なことも出来ない ダメな子なんです 」


潮「でも提督に嫌われたくない なんとしてでも功績を挙げて褒められたい だから私がどんなに傷ついても頑張らなくちゃって…」


提督「…その結果で大破進撃 か」


潮「…ごめんなさい…提督が最初に言った命令も守れない艦娘でごめんなさい…」


潮「ごめんなさい…捨てないでください…嫌わないでください…」ガタガタ


提督「」ビシッ


潮「あうっ…て、提督?」


提督「今回の処罰 な」


潮「えっ…でも…」ギュッ




潮「はぇっ…?///」


提督「馬鹿やろう 俺は任務を遂行できなかったくらいでお前を嫌いになるほど器は小さくないぞ」


提督「 だからもう無茶はしないでくれ な?」ナデナデ


潮「は、はい///」


提督「ん 約束な」


潮コクン




提督「まあなんにせよ無事でよかったよ」


潮ギュッ


提督「…おかえり 潮」


潮「…はい」ギュッ






金剛



後書き

Верныйとケッコンカッコカリしましてこれで3人目のお嫁さんとなりもうす
かわゆいのぉ


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6件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2019-04-13 05:12:30 ID: S:3ZRIB5

いいゾ^〜

2: SS好きの名無しさん 2019-04-15 00:19:23 ID: S:X67IXi

わくわく

3: SS好きの名無しさん 2019-04-16 23:29:49 ID: S:JbzVhX

何で僕の嫁艦は球磨みたいにイチャイチャしてくれないんですか(血涙)

4: だるまんじ 2019-04-21 23:13:35 ID: S:OY0ctH

ベネ。

5: SS好きの名無しさん 2019-05-16 03:15:41 ID: S:3YkU6g

なんで元ブラック鎮守府って
前任がいた時は何も出来なかった艦娘が
新しくきた無害そうな提督に殴りかかったりするのかな?

6: SS好きの名無しさん 2019-05-16 03:17:18 ID: S:eJ544n

普通にこのssと同じで命令に従うだけの方が読みやすいんだけどな笑

あ、続き待ってます!


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