2019-05-15 10:23:38 更新

2017年10月21日(土) PM:13:00


凡矢理ウォーターパーク


流れるプール


昼食を終えた楽と千棘は、

昼から次は流れるプールに来ていた。



楽 「へーー、流れるプールか。

こんなのもあるんだな。」


千棘 「ねー楽、あのプールが流れてるの?」


楽 「ああ。

プール自体が流れてるから、入ってる人が泳がなくても、自動的に体を運んでくれるんだ。」


千棘 「よーし、入るわよ!」



そして、まずは楽から入り………


ザバッ


スーースーー


楽 「おーー、ホントに流れてらぁ。

ゆったりした流れで、なんだか気持ちいいな。」


千棘 「そーれ、楽、どーん!」


ドンッ


楽 「うおっ!?」



楽より遅れて流れるプールに入って来た千棘は、

流れで加速して、楽にぶつかって来た。


ダキッ


ムニュッ


楽 「なっ!?」



千棘は、そのまま後ろから楽を抱きしめた。



楽 「ち、千棘………お前何を?」


千棘 「いいじゃない。

私はあんたと一緒にプールに入りたいんだし。」


楽 「そ、それはいいんだが、

あのー………千棘さん?」


千棘 「何よ?」


楽 「さっきから俺の背中に、

その………当たってるんですけど………。」


千棘 「あててんのよ。

いいじゃない、私たちは恋人同士なんだし、

それとも何?

あんたは彼女の胸が嫌なの?」


楽 「いや、別にそういう訳じゃあ………。」


千棘 「なら、彼女の胸くらい、

喜んで食べちゃいなさいよ。」


フフン♪


楽 「なっ!食べちゃうって、

そんな言い方………。」


千棘 「それなら、次はこれはどうよ?」


スッ


グイッ


楽 「うおっ!?」



千棘は、今度は抱きしめていた楽を一旦離して、

後ろを向いてお尻を楽の腰に押し付けて来た。


千棘 「どう?私のお尻、おいしい?」


楽 「お前なぁ………。」


楽 (でも、昔のこいつなら、

こんな風に自分から積極的に俺に体を押し付けてくるなんて考えられなかったよな。)


楽 (こいつなりに、

俺の彼女として頑張ってんだな。

仕方無い、胸とお尻くらい、

美味しくいただいてやるか………。)


第1巻 第214話 完


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