2020-02-24 14:14:36 更新

概要

アズレン短編 7作目はジャベリンです。
いつもなら元気いっぱいなジャベリン。
ところが今日に限って、元気がありません。一体どうしたのでしょうか?


夜 母港執務室にて



ジャベリン「はぁ…」


いつも元気なジャベリンがなぜか浮かない顔をしていた。



指揮官「ジャベリン、どうした?」


ジャベリン「うぅ…どうしたもこうしたもないですよ。今日は災難続きでしたよー。」


ジャベリンは重い口を開いた。


午前9時母港

綾波と一緒に散歩中に港の防波堤につま付きそのまま海にドボンと落ちた。綾波は急いでジャベリンを助けてロイヤル寮に向かった。当然ジャベリンはずぶ濡れたうえに髪はボサボサ。綾波はジャベリンをシャワールームにつれて行くと、ジャベリンの服を持ってくるようベルファストに伝えた。


更に。


午後12時 食堂にて

ジャベリンが昼食を食べていた。

カレーを口にしたとき、すごい辛さを感じた。なんと、ジャベリンがドリンクを持ってくる時にアバークロンビーによって激辛カレーにすり替えられていたのだ。ジャベリンは察したのか、昼食のあと、アバークロンビーを呼び出し、QEのところに来た。アバークロンビーは当然、QEにごってり怒られた。


それだけでない。


午後3時 母港カフェ

ラフィーと綾波とニーミと一緒にテーブルに向かっていたときにジャベリンが前を見ていなかったのかドンとぶつかってしまった。ぶつかった相手はなんと

ジャン・バールだった。ジャン・バールは後ろを向きジャベリンをギロリと

にらんだ。

ジャベリンはガクガクと震えていた。

するとジャン・バールはジャベリンに

お金を渡してその場を去った。



午後6時

ジャベリンが廊下を歩いていた時の事。

シリアスがヨーグルトをのせたお盆を持っていた。

と、次の瞬間!

シリアスがつま付き、ヨーグルトが

ジャベリンの顔にベットリとついて

しまった。

服までにはついてなかったものの

シリアスは謝りながらジャベリンの顔を拭いた。



とのことだった。


指揮官「とんだ災難続きだったなジャベリン。」


ジャベリン「はぃ…、私の不注意も合ったんですけどぉ…。」


指揮官「落ち込んだらいつものジャベリンが見られないから、元気出しな。」


指揮官はジャベリンをハグして頭を撫でてあげた。










翌朝







ジャベリン「指揮官、おはようございまーす!」


指揮官「ジャベリン、おはよう。元気かい?」


ジャベリン「はいっ!」


すっかりいつものジャベリンに戻り指揮官は少し笑みを浮かべた。


このSSへの評価

このSSへの応援

このSSへのコメント


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください