2023-03-19 20:31:50 更新

概要

微調整更新です。内容の変更はございません。艦これの二次創作SSとなっております。またオリジナル設定などを含むため苦手な方は以下略…
順次艦娘の方々を出し来ていきたいと思います。何か問題等があるような場合においては対処いたしますのでコメント等をいただけたら幸いです。
4作目書いちゃいました!過去作の内容が若干入っておりますが読まなくてもわかるよう努力はしているつもりです!
前の作品を読んでいただけて大変うれしいです!更新は不定期となります。何分初心者なものご容赦ください。


前書き

2人のちょっと不思議な提督たちが特殊な環境に放り込まれも艦娘たちとドタバタしながら生活して行くというようなストーリー。話の路線?コメディ?いや?シリアス?さあ?どうなることやら…







どーも青葉です。こちら特殊鎮守府、艦隊調査保護局でございます。

ここでは通常のお仕事だけではなく、解体となった鎮守府や悪い人たちから艦娘を保護したり、そのための調査を行うことも私たちのお仕事です。

しかも司令官が2人いたり、深海の方もいらっしゃるとっても不思議な鎮守府です!



きゃー!ごめん!大丈夫!?



青葉「すいません…変な音声が…人数が増えてうれしいのですが…その分鎮守府が狭くてですね…こういった事故がたまに…いたい!?」



明石「ごめん青葉。大丈夫?」



青葉「平気ですよー。お気になさらず。」



明石「ほんとごめ~ん!」タッタッタッ



青葉「いえいえー!…え?なに?本編を始めろって?わかりました!では…本編をどうぞ~」





―――――――――――

――執務室



女提督「貴様…」



提督「あ?」



瑞鶴「2人とも落ち着いてよ!」



女提督「瑞鶴ちゃんはちょっと黙っててくれるかな?」



提督「そうだ…この問題はな…」



瑞鶴「でも…」



叢雲「ほっときなさい。」



青葉「まあそれでいいんじゃないかと。」



瑞鶴「そ、そう……」



女提督「ごめんね?瑞鶴ちゃん…んで、提督君よぉ…」



提督「こっちに従ってもらおうか?」



女提督「それはできないって…言ってるでしょ!」ダッ!



提督「!」ガシィ!



女提督「行くならこの南国バカンスに決まってんでしょ!?」



提督「だめだ!こっちの温泉だろ!」



女提督「はぁ!?温泉!?そんなのジジイになってからでいいでしょ!」



提督「お前は馬鹿か!?疲れを取るための旅行で遊んでどうすんだよ!?疲れをとるなら温泉だ!」



女提督「あ…その温泉、時間指定で混浴OKって書いてある!まさか…それが目的で?」



瑞鶴「え?そうなの提督さん///」



叢雲「あんた…」



青葉「司令官は混浴プレイが…」メモメモ



提督「違うから!それ目的じゃないから!青葉は変なことメモるな!そしてねつ造するな!」



女提督「必死になっちゃってー…やっぱり…」



提督「おまえはどうなんだよ!どうせ水着姿が目的なんじゃねぇのかよ!特に電達とかのな?」



女提督「そんなことは……ないですよ?」



叢雲「今の間はなに?」



瑞鶴「あはははは……」



青葉「女司令官はロリコンっと」メモメモ



女提督「ロリコンでなにが悪い!」



提督・青葉「「 開き直った!? 」」



コンコン!



提督「いいぞー。」



初霜「ただいま戻りました。」



間宮「おかげさまで買い出し終わりました♪」



女提督「おかえりー。お疲れさま。」



暁「司令官!女司令官!鈴谷さんが…」



女提督「何かあったの!?」



鈴谷「ただいまー…おわ!?」ガシィ



提督「鈴谷、買い出しで何があった!?大丈夫か!?」



鈴谷「提督さん…近いって///」



提督「悪い…大丈夫なんだな?」



鈴谷「まあ…ちょっと驚いたというか…なんというか…」



女提督「驚いた?」



鈴谷「じゃーん!商店街の福引でこれ当たった!特賞だよ!」



瑞鶴「鈴谷すごい!」



叢雲「景品は何かしら?」



鈴谷「南国温泉リゾートの宿泊券でーす。」



提督「鈴谷ぁああああああああ!」

女提督「鈴谷ちゃぁああああん!」



鈴谷「うわ!恥ずかしいんだけど///」ダキツカレ



青葉「シャッタチャーーーンス!」パシャ



鈴谷「撮るなぁ////」



間宮「ふふふ、よかったわね?鈴谷さん?」



鈴谷「まあ…で2人ともいつまで抱きついてるの?」



女提督「うれしくて!つい…」

提督「同じく…」



女提督「鈴谷ちゃん…それ…早速使わせていただきたいのですが。いいですか?」



鈴谷「いいけど?はい。」



提督「ありがとう。鈴谷。あとでなんか買ってやるからな?」



鈴谷「マジ?」



提督「ああ。」



鈴谷「やりぃ!」



女提督「じゃあ全員執務室集合をかけます!」




―――――――――――



提督「皆、忙しいところありがとう。」



女提督「皆に集まってもらったのはみんなと相談があるからです。」



提督「この鎮守府も仲間が増えた。だが、今の状態では人数的にいっぱいいっぱいだ…そこで…」



明石「まさか…リストラ…」



エ? ヤダヨ! ザワザワ! デモソレガ…



女提督「えー…みんな?早とちりしすぎですよー?」



提督「誰一人やめさせることはない。安心してくれ。」



川内「よかったぁ…」



女提督「そこでね?この鎮守府の改築をしたいと思います。期間的には約2週間かかるそうです。」



提督「そのうち3~4日は立ち入り禁止となる。そこでそれを利用して全員で旅行に行こうと思う。場所は…南国温泉リゾート!」



ホントニ!? ヤッタ! ミズギカワナクチャ! ガヤガヤ!



飛行場姫「テイトク…アタシタチハ…」



提督「もちろん一緒に行くぞ?深海のメンバーはちゃんとした服着れば普通の女の子だろ?と言うか色白だから綺麗だと思うぞ?」



飛行場姫「テレル…///」

南方棲鬼「ウレシイコト…イッテクレルネ?」

レ級「アハハハ!リコリスガアカクナッテル!」

ル級「ホントダ…」

リ級「フフフ…」



提督「殺気!?」



女提督「提督はもう少し自覚を持った方がいいよ?いつか刺されるよ?」



提督「!?」



女提督「まあいいや。行きたい人は挙手!」



一同「「「「「 はーーーーーい! 」」」」」



提督「よし!決まったな。電話するぞ~……もしもし?リゾートですか?予約をお願いしたいのですが…32名…はい…宿泊券の併用できますか?…はい…できれば5日後から3泊で…ありがとうございます!部屋は4人部屋2室、5人部屋5室ですね?わかりました…金額は?…大丈夫です。よろしく願いします!失礼します。」



女提督「で?」



提督「5日後!3泊4日の旅行決定!」



祥鳳「あのー…提督?部屋はどのように??」



ピクッ!×数名



提督「ああ4人部屋が2部屋と5人部屋が4部屋だそうだ。だが男は俺しかいないからもう1部屋後で取るつもりだ。」



女提督「別にとらなくてもいいんじゃない?変なことするはずないし?」



提督「でもなー…」



明石「提督!みんな、提督のこと信用してますから大丈夫ですよ!ね?夕張?」



夕張「そうですよ~。何なら私一緒の部屋でいいですよ?」



叢雲・皐月・鈴谷「「「 !? 」」」



提督「そうか?なら…」



女提督「せっかくだから…くじ引きにしましょう。」



提督「それもいいな…異論がある者はいるか?」



叢雲・明石・皐月・夕張(((( 女提督さーん… ))))



一同「「「 ないでーす! 」」」



女提督「と言うわけで…はい!皆好きなのとってね?とったら開かないように!」



一同「「「 了解! 」」」



ダレトデショウカ? タノシミッポイ! テイトクトイッショ…テイトクトイッショ… コワイヨー…



女提督「みんないきわたった?中には数字が書いてありまーす!組み合わせは1~4、5~8、9~13、14~18、19~23、24~28、29~33です。いいですか~?」



一同「「「 はい! 」」」



女提督「じゃあ提督から行きましょう!提督は?」



提督「27」



叢雲(相部屋来い!)

明石(27か…24~28来い…)

皐月(司令官と一緒がいい!)

夕張(相部屋で提督のデータを…)



女提督「次はあたし。えーと…33!末番じゃん!」



電(残り29~32来いなのです!)

響(女司令官と飲みたいな…)

暁(女司令官ともっと話してみたいなわ)

雷(さっきから悶々としている雰囲気が…)



青葉(みなさん面白い表情…いいですよー)



提督「じゃ次。叢雲!」



叢雲「4よ。(あああああ!ずれたぁ!!)」

明石(悪いね…叢雲!ここはいただくわね!)ニヤ

皐月(1人減ったね…)ニヤ

夕張(残念でしたね…叢雲さん!)ニヤ



提督「ん?大丈夫か?叢雲?」



叢雲「え、ええ。平気よ!次は電かしら?」



女提督「そうだ!これからは番号呼ばれた人が次の人を指名しようってことで!だから電ちゃんどうぞ!」



電「13なのです。(はずれたのですー!)次は…雷お姉ちゃんなのです!」



雷「32!女司令官と一緒かしら?」



女提督「よろしくね。雷ちゃん!」



電(うらやましいのです!)

響(どうなるんだろう…)

暁(いろんな人にレディについて聞いてみたいかも…)



雷「次は…那智さん!」



那智「私か?私は…23だ。まだ一緒の部屋の者はいないか…では深海の…南方棲鬼にお願いしよう。」



南方棲鬼「イイワ。ワタシハ…26ダ!提督トイッショカ?」



明石(枠が!)

皐月(1つ……)

夕張(減っちゃったよ!?)



提督「よろしくな?」



南方棲鬼「夜ガ…タノシミネ?ウフフ…」



提督「え?怖いんだけど?」



南方棲鬼「マアイイハ…次…瑞鶴。」



瑞鶴「はいはーい。私はー…22!那智さんと一緒だね。よろしく!」



那智「ああ。よろしく。」



瑞鶴「じゃあねぇ……三日月ちゃん!」



三日月「はい!20番です!那智さんと瑞鶴さんとですね?よろしくです。」



那智「よろしく。瑞鶴。同じ部屋の者を言い当てるとは…なかなかだな?」



瑞鶴「よろしく!なんかうれしい!」



三日月「次の人は…榛名さんお願いします!」



榛名「了解しました!榛名は…14番です!まだ一緒の方はいらっしゃいませんね?では次を川内さん。お願いします。」



川内「私だね?私は…10!電と一緒だね。夜戦(枕なげ)しようね!」



電「夜戦なのです!?」



神通「枕投げのことでしょ?ごめんなさいね…」



電「それなら楽しみなのです!」



川内「そういう神通はどうなのさ?」



神通「指名と言うことね?では私は…9です。一緒ですね。よろしくね?川内は静かにするように。」



川内「はーい!」

電「よろしくなのです!」



神通「では…吹雪さん。お願いしますね?」



吹雪「了解しました。私は8です。あれ?まだ一緒の人いませんね?」



女提督「大丈夫!各部屋、確実に誰と一緒でーす!さぁ吹雪ちゃん!指名をどぞー!」



吹雪「はい!古鷹さんお願いします!」



古鷹「私は25です。提督と南方棲鬼さん、よろしくお願いします!(やった!お兄ちゃんと一緒だ!)」



明石(…なん……)

皐月(……だと…)

夕張(枠がぁ…枠がぁ…)

叢雲(ふふふ…さぁ…こっちよ…)



青葉(うわー…叢雲さんからなんかいけないオーラが…写真撮るのやめとこ…)



古鷹「青葉!次、青葉ですよ!」



青葉「おお、私ですか!ではでは…30ですね?と言うことは…」



女提督「あたしと雷ちゃんと一緒!よろしくね?」



青葉「そうですか!よろしくです!寝顔撮ります!」



雷「よろしくって…撮るの宣言!?」



青葉「大丈夫です。変なのは撮りませんから。さてさて…次はクールガール響ちゃん行きましょう!」



響「ありがとう。では…16だ。今のところ榛名とだね?よろしく。(女司令官とは別か…)」



榛名「はい!よろしくお願いします!」



響「次は我らが姉の暁お願い。」



暁「レディの出番ね?私は29よ。もしかして女司令官や雷達と一緒?」



電(暁お姉ちゃんがうらやましいのです!)

響(すごい引きだね…)



女提督「そうだよぉ?暁ちゃん?仲良くしようねぇ?」



暁「……祥鳳さん。お願いします。」



女提督「スルーですか!?」



暁「冗談よ!よろしく!」



祥鳳「よろしいでしょうか?私は19です!那智さん、瑞鶴さん、三日月、よろしくね?」



那智「よろしく。」

瑞鶴「よろしくね?」

三日月「はい!」



祥鳳「では…リコリスさんお願いします。」



飛行場姫「5・・・吹雪トイッショ。ヨロシク。」



吹雪「よろしくお願いします!」



飛行場姫「次……明石。」



明石「ついに来ましたね。私は1です。」



皐月(1名脱落!)

夕張(よし!提督のそばは渡さない!)



叢雲「いらっしゃい。」



明石「お手柔らかにー。私の次は…レ級さん行きましょう!」



レ級「アタシカ!アタシハ21ダ!瑞鶴達トシッショダ!アハハハハ!」



祥鳳「にぎやかになりそうですね?」

瑞鶴「おお、レ級と一緒か!よろしく!」

那智「深海のこと聞かせてもらうぞ?」

三日月「いっぱいお話ししましょうね?」



レ級「アハハハハハ!タノシミ!ヨロシク!!次!初霜!」



初霜「承りました。私は15です!と、いうことは…榛名さん、響ちゃん、お願いいたします。」



榛名「こちらこそ!」

響「うん。よろしく。」



初霜「はい!では夕張さんお願いいたします。」



夕張「緊張の一瞬ですね…私は…2番でした!(うそぉおおおおお!?)」



皐月(よしきた!)



叢雲・明石「「 いらっしゃい 」」



夕張「よろしくお願いしまーす!(カオスです…これは…)…ご指名は『夕』つながりで夕立!お願い!」



夕立「ぽい!私は17っぽいよー。榛名たちと一緒っぽ~い。」



榛名「楽しみましょう!」

初霜「お願いいたします!」

響「よろしく。」



夕立「よろしくっぽい!ここはやっぱり時雨が発表するっぽい!」



時雨「ボクだね?ボクは…12だね?12だと…電達とかな?」



電「そうなのです!」

川内「よろしく!」

神通「よろしくお願いします!」



時雨「お手柔らかにね?じゃあリ級にバトンタッチだね。」



リ級「ウケトッタ。7ダ。リコリス、吹雪、ヨロシク。」



飛行場姫「ウン。」

吹雪「よろしくです!」



リ級「ウン。間宮サン…オネガイ。」



間宮「はい!私は11です!川内さんたちの部屋ですね?」



川内「そうです!」

時雨「料理について教えてもらいたいな?」

電「私もなのです!」

神通「私もいいですか?」



間宮「私で答えられる範囲でなら喜んで。では鈴谷さん、次お願いします。」



鈴谷「やっと来た!私はねー…6でーす!ってわお!吹雪以外は深海のメンツじゃん!面白そう!よろしく!」



吹雪「はい!お願いします!」

飛行場姫「ヨロシク。」

リ級「ヨロシクネ?」



鈴谷「うんうん!お次はぁ…皐月ちゃんいってみよー!」



皐月「3だよ!え?…3!?」



叢雲・明石・夕張「「「 いらっしゃい。 」」」



皐月「あははは…よろしく…」



叢雲(と言うことは…)

明石(残るは…)

夕張(ル級さん、大淀さん、高雄さん、島風さん…)



皐月「次……ル級さんで…」



ル級「皐月…ダイジョブカ?」



皐月「うん…大丈夫。発表お願い!」



ル級「ソウカ…18ダ。榛名達のトコロダ。タノム。」



榛名「はい!よろしくお願いします!」

初霜「お話し聞かせてくだいね?」

響「気になりるね。」

夕立「いっぱいおしゃべりするっぽい!」



ル級「タノシミ…大淀ツギ…」



大淀「私ですね?24です!提督、南方棲鬼さん、古鷹さん、よろしくお願いします!」



提督「ああ。よろしくな?」

南方棲鬼「ヨロシク。」

古鷹「はい!」



叢雲(あと…1枠…)

明石(島風ちゃんか…)

夕張(高雄さんか…)

皐月(要注意は…)



叢雲・明石・夕張・皐月(((( 高雄さん! ))))



大淀「次は…高雄さん。お願いします!」



叢雲(来た!)

明石(確率は…)

夕張(2分の1!)

皐月(どっちにしろ…胸だったり…服装だったり…やばくない?)



高雄「はい!私は…28です!」



叢雲(恐れていたことが!)

明石(現実になってしまった!)

夕張(これはまずい!)

皐月(どうか…司令官が持ってかれませんように…)



青葉(いいですよ~面白いですよ~!)●REC



高雄「提督達の部屋ですね?よろしくお願いします。」



提督「よろしくな?」

南方棲鬼「ヨロシクナ。提督マネシテミタ。」

古鷹「よろしくな?同じく真似です!」

大淀「よろしくな?あってます?」



提督「なぜ真似をするんだ?まあいいけど?」



女提督「提督君!かわいい子たちが一緒だからって胸とか触っちゃだめだよ?」



提督「そんなことしません!」



叢雲・明石・夕張・皐月(((( 提督~! ))))



高雄「寝てる間にちょっとだけでしたら…」

南方棲鬼「ナンダ?モンデミタイノカ?イイゾ?」

古鷹「そんなことは…うーん…」

大淀「そのー…まぁ…だめとか…」



叢雲・明石・夕張・皐月(((( なんだと!? ))))



提督「いやいやいやいやいや!さわんなし!なにを言ってるんだ君たちは!?」



叢雲・明石・夕張・皐月(((( 提督・司令官が常識人でよかった! ))))



女提督「と言うことで…ラストは島風ちゃん!」



提督「ちょっと女提督さん!?この話を収めてくれないのか!?」



女提督「知らんがな!自分で解決しておくんなはれ!」



提督「マジ?え?どうすりゃいいんだよ…」



女提督「だーかーらー!自分で考えい!」



ガミガミガミ!ガミガミガミ!



叢雲「始まったわね…」



祥鳳「ええ…」



鈴谷「毎度のことながら仲がいいよねー…」



島風「………い…」



時雨「島風?なんか言った?」



島風「おっそぉおおおおおおおおおおおおおおおい!最後だよ!?一番最後だよ!?」



女提督「ゴメンゴメン…お待たせしました!番号は?」



島風「まったく…31!女提督達と一緒!」



女提督「それしかないんだよねぇ…ゲヘヘヘヘヘ…」



提督「もしもの時には砲撃を許可する。」



女提督「武力行使!?」



提督「よしみんな!部屋の確認しとこうか?」



女提督「武力行使しないでね?どいうわけ表を作ってあります!」



4人部屋1組目

明石・夕張・皐月・叢雲


4人部屋2組目

飛行場姫・鈴谷・リ級・吹雪


5人部屋1組目

神通・仙台・間宮・時雨・電


5人部屋2組目

榛名・初霜・響・夕立・ル級



5人部屋3組目

祥鳳・三日月・レ級・瑞鶴・那智



5人部屋4組目

大淀・古鷹・南方棲鬼・提督・高雄



5人部屋5組目

暁・青葉・島風・雷・女提督



女提督「それぞれに1日休みをあげるからその日に必要なものを買いに行ったりしてね?もちろん外出許可は買い物と言う名目でもねがいしゃーーー!」



提督「きちんと言え、きちんと!しゃーって猫かお前は…」



女提督「気まぐれな猫だにゃん!」



提督「やばい…めまいがしてきた…」



女提督「ひどくない!?じゃあ那智ちゃんがやったらどうなの?ねぇ?那智ちゃん?」



那智「そこで私に話を振るのか!?」



女提督「さぁ…やってごらん?」



那智「なぜだ!?」



皐月「那智さんやって~!」

夕立「見てみたいっぽい!」

暁「興味があるわ!」



那智「そんなに目を輝かせるな…わっかた!やればいいんだろ…」



女提督(那智ちゃんは駆逐艦に弱いと見た。)



那智「スー――ハーーーー…妙高型 2番艦 重巡洋艦の那智だにゃん!★ミ」ネコポーズ



提督「かわいいな…」ニコニコ

女提督「まさかやってくれるとは…」

電「那智さん可愛いのです!」

青葉「可愛いですよーー!」カメラ装備



ナチカワイイー! ナンダカニアッテル! ワイワイ!



那智「あ…ありがとう///…ん!?青葉!?写真撮ったのか!?」



青葉「いえ?写真ではありません。動画です。」●REC



那智「な……」



青葉「じゃあ青葉!仕事に戻りま――――す!」ダダダダ!



那智「まて青葉!」ダダダダ



提督「あはは…そういうことで出発までに準備しておくように。あと執行官、執行官補佐の手帳は常に所持しておくように。」



一同「「「 了解! 」」」




――5日後 鎮守府近くのバス停



榛名「提督おはようございます!」



提督「おはよう。みんな早いな?」



時雨「みんな結構早くから集まってたよ?」



提督「そうだったのか。それにしても私服姿を見るのは初めてだな…」



皐月「司令官似合う?」



提督「皐月らしいな。似合ってるぞ?」ナデナデ



皐月「えへへー」



祥鳳「提督の私服も初めてですね?」



叢雲「そうね…戦闘服ならあるけど」



提督「戦闘服って…まあ…潜入用だからしかたないか…まあ普段はこんな感じだよ。」



鈴谷「似合ってるじゃん!」



提督「ありがと。あ、鈴谷。チケット譲ってもらった分、向こうに行ったらなんか買ってやるからな?忘れてないぞ?」



鈴谷「何にしよっかなー?」



提督「あんまり高いのはだめだぞ100万とか。」



鈴谷「いくらまでならいいの?」



提督「まあ…ほしいもの見つけたらその都度検討する。ただ…絶対に遠慮はするなよ?いいな?」



鈴谷「りょーかーい!」



電「あと女司令官さんだけなのです。」



提督「寝坊か?」



??「ごめーん!おまたせ!」



艦娘一同「「「 え?だれ!? 」」」



??「え?ひどくない!?あたしなんだけど…」



提督「おせぇ2分遅刻だ。女提督。」



艦娘「「「 女提督(女司令官)なの!? 」」」



女提督「どったの?みんなして?」



間宮「いえ…髪を下して眼鏡をかけている私服の女提督さんは…」



ル級「マルデ…ベツジン…」



女提督「え?もしかしてわからなかった?わからなかった人挙手!」



艦娘一同挙手



女提督「全員!?」



暁「背中の真ん中まである髪がきれいだわ…」



初霜「はい。すごく美人さんですね。」



女提督「うれしいんだけど…いつものあたしってどんな風にうつってるの?」



提督「干物。」



女提督「きーーーーさーーーーまーーーー!」ガシィ!



提督「暴れるな!」



叢雲「はいはいはい!女司令官!せっかく綺麗なんだからもう少しおしとやかにしてたら?」



女提督「うーん…おしとやかねぇ…無理かな…」



大淀「そこでなぜ無理と断言するんですか…」



提督「まあいいだろ。女提督には変わりない。いつも通りいこう。」



吹雪「バスが着ましたよ!」



キー!



運転手「お待たせしました。みなさんどうぞ!お荷物はこちらに。」



提督「ん?どっかで…」



古鷹「もしかして…あの時のAさん?」



運転手A「その節は。今はこうやって運転手さ。ありがとな。」



提督「そうか…」



運転手A「無事にリゾートまで届けるからな旅を楽しんでくれ。」



古鷹「やっぱりいい人でした。もう確定です。」



運転手A「ありがと。さあ!皆さんご乗車ください!」



一同「「「 はーい! 」」」



ヨロシクオネガイシマス! ハイ! カラオケツイテル! ワイワイワイ!




――1100 南国温泉リゾート 旅館



運転手A「お待たせしました~。到着です。」



提督「ありがとうございました。」



一同「「「「 ありがとうございました! 」」」」



運転手A「いえいえ。こちらこそ。」



若女将「みなさま。ようこそいらっしゃいました。」



女提督「お世話になります。」



若女将「いえいえ。今回はこちらをご利用いただきありがとうございます。■■会社の皆さまですね?」



女提督「はい!そうです!」



若女将「それではチェックインのご説明をいたしますので各部屋1名様いらしていただけますか?」



提督「わかりました。俺と○○(女提督)、明石、リコリス、神通、榛名、祥鳳、大淀で行くぞー。」



若女将「ではこちらに。他の方々はロビーでお待ちください。」



イラッシャイマセー! ヨロシウオネガイシマース! スッゴイキレー! ショッピングモールモアルー!



三日月「女司令官さん…」コソォ



女提督「なあに?」



三日月「なんで■■会社なんですか?」



女提督「海軍って言っちゃうと変に警戒とかされちゃうし、その他もろもろの理由でそういうことにしてあるんだよ。」



三日月「そうでしたか。」




―――――――――――



若女将「お部屋は皆さま同じ階で組ませていただきました。まず4人部屋のE-1、E-2の鍵でございます。」



明石「ありがとうございます。」

リコリス「ドウモ。」



若女将「次に5人部屋のE-3~7までの鍵でございます。」



神通「ありがとうございます。」

榛名「はい!よろしくお願いします。」

祥鳳「ではE-5の鍵をお借りします。」

提督「なら俺はE-6だ。」

女提督「らっきー7をいただきます!」



若女将「お支払いは前払いと後払いどちらになさいますか?」



提督「先払いでお願いします。支払いはカードで一括。領収書もお願いします。」



若女将「かしこまりました。それではお支払いも完了いたしましたのでお部屋にご案内します。」



女提督「お願いしまーす!」



若女将「お客様…」コソォ



提督「はい?」



若女将「夜には男性限定のサービスがありますのでご利用の際は担当中居にお声がけください。」



提督「わかりました。その時はお願いします。」



若女将「ではどうぞ。お部屋のご説明は後程、中居の者が伺いますのでお聞きください。」



一同「「 わかりました! 」」




――部屋E-1



叢雲「まさか…このメンバーになるとはね…」



明石「でもいい機会じゃないですか?」



夕張「そうですね…しっかりと話し合いましょう…」



皐月「そうだね~」



コンコン!



叢雲「はい!どうぞ!」



??「失礼いたします。」ガラッ



皐月「ああ!」



??「皐月姉ぇ!?」



皐月「文月なんで中居の恰好してるの!?」



文月「え?ここ艦娘の受け入れ施設も兼ねてるんだ~。」



皐月「何があったの?」



文月「元の鎮守府の司令官が過労で引退しちゃってね~…まだここにきて1週間なんだ~」



皐月「そうだったんだ…まあボクも似たような境遇だけどさ…」



文月「そうなんだ~…あとで時間があったら話そ~」



皐月「うん!三日月も一緒に泊まってるから連れていくよ!」



文月「わかった~…さて、お待たせいたしまして申し訳ございません。この部屋の担当の文月です。よろしくお願いいたします。まずお部屋のご説明から…」




――部屋E-2



飛行場姫「イイナガメ…」



鈴谷「本当いいね~♪」



吹雪「そういえばリコリスさんやリ級さんはこの後どうするんですか?」



リ級「トクニナイ…ノンビリクライシカ、カンガエテナカッタ…」



鈴谷「私、ショッピング行くけど一緒に行かない?このメンバーで?」



飛行場姫「イイノカ?」



鈴谷「もち!」



リ級「イク!」



吹雪「ご一緒しま~す!」



鈴谷「きっまりー!たぶん提督も一緒だと思うよ?」



リ級「ソウナンダ!」



??「失礼いたしますわ?…す、鈴谷!?」



鈴谷「なんで熊野がいるの!?」



熊野「びっくりじゃありませんか!鈴谷、お元気そうで何よりですわ?」



鈴谷「いや…元気だけどさ…なんで中居なんてしてるの?」



熊野「後ででいいかしら?」



鈴谷「うん。今日の夜でもいい?」



熊野「ええ。皆さま申し遅れました。中居の熊野と申します。この部屋を担当させていただきますのでよろしくお願いいたします。ちなみに鈴谷とは同期の中でございます。それでは…」




――部屋E-3



川内「まっくらなげー!まっくらなげー!」



神通「川内…まだ時間ではないですよ…」



間宮「みなさん、お昼はどうなさいますか?」



時雨「特に考えてなかったなぁ…電は何かある?」



電「せっかくなのでこのメンバーでご飯に行きたいのです。」



間宮「では…みなさん。ちょっとよろしいですか?実はこの近くに、おいしいと噂のところがあるのですが…どうでしょうか?」



川内「間宮さんのおすすめ…」ワクワク

神通「相当ですね…」ワクワク

時雨「なんのお店だろう…」ワクワク

電「はわーーーー」ワクワク



間宮「みなさんのお口に合うといいのですが…」



??「失礼しまーす!中居でーす!」



電「はい!どうぞなのです!」



時雨「村雨!?」



村雨「時雨!?」



神通「お知り合い?」



時雨「はい!ボクの同期の村雨です!」



村雨「こんにちは!村雨でーす!この部屋の担当ですのでよろしくおねがいしまーす!」



時雨「なんで中居をやってるんだい?」



村雨「実は…在籍してた鎮守府の提督が…痴漢やって…海軍をくびに…で、ここが受け入れ先としてあったからここに来たってわけよ!」



時雨「大変だったね…そうだ。別の部屋に夕立もいるよ?」



村雨「ほんと!?じゃあ、時間があったら顔、出してみる。それでは皆様お部屋のご説明を…」




――部屋E-4



ル級「榛名…」



榛名「はい…」



ル級「……」ムニー



榛名「……」クスッ



榛名「まいりました…ル級さん!反則です!」アハハハハハ



響「ル級…強いね…にらめっこ…」



夕立「私も負けたっぽい!」



初霜「残っているのは響ちゃんだけですね?」



ル級「マアネ…響ダッテ、ナカナカノポーカーフェイスダトオモウ。」



響「じゃあやろうか…」



ル級「エエ。イイワヨ。」



??「失礼するのじゃ!」



響「勝負は夜に…」



ル級「承知…」



榛名「はい!どうぞ!」



??「この部屋の担当になった、初春と申す。よろしくお願いするのじゃ!」



初霜「初春さん?」



初春「おおお?初霜ではないか?ひさしいの。」



初霜「なぜ、艦娘のあなたが…中居を…」



初春「まあ…いろいろとあったのじゃ…話せる時が来たら話そうではないか?」



初霜「わかりました。でも、お元気そうで何よりでした!」



初春「うむ!では皆の者?部屋について説明するぞ?まずは…」




――部屋E-5



レ級「アハハハハハ!ヒロイ!」



瑞鶴「ねぇ?レ級?」



レ級「ナンダ?」



瑞鶴「尻尾はどうしたの?」



レ級「アレハ装備ノ一部ミタイナモノダカラ…ヨビダセバデテクル!アハ!」



那智「そういうことか…」



レ級「ソウイウコト!ヨビダスカ?」



祥鳳「いえ!今は遠慮しておきます!」



三日月「後ででお願いします。」



レ級「ワカッタ!アトデネ?アハハ!」



??「失礼します。入ってもよろしいでしょうか?」



瑞鶴「はーい!どうぞー!」



??「失礼します。こちらの部屋の担当となりまし……た………」



瑞鶴「か………か………」



三日月「か?」



??「失礼しました。部屋を間違えたようです。申し訳ありませんでした。」



瑞鶴「いやいやいや!加賀さん!さっきこの部屋の担当って言ったよ!」



加賀「黙りなさい。五航戦…」



瑞鶴「黙れって…中居さんが客に言っちゃだめでしょ…」



加賀「いいですか?あなたの今見たもの、聞いたものは幻です。忘れなさい。」



瑞鶴「無理!無理だから!」



加賀「わーすーれーなーさーいー!」グリグリグリ!



瑞鶴「加賀さん!すとぉおおあだだだだだだ!」



三日月「あのー…」



加賀「申し訳ありませんでした。お部屋のご説明を…」グリグリグリ!



瑞鶴「説明の前にやめでェエエエエ!」



加賀「失礼しました。」



瑞鶴「うう…相変わらず…痛い…」



三日月「お知合いですか?」



瑞鶴「昔の先輩よ!かっこよかったんだよ?」



加賀「………///」グリグリグリ!



瑞鶴「なぜだぁあああああああああ!!」



祥鳳・レ級・那智・三日月(((( テレ隠し… ))))




――E-6



提督「いい部屋だな。」



南方棲鬼「テイトク…」



提督「なんだ?」



南方棲鬼「夜ハ…ドンナフウウニネル?」



提督「気が早いな…俺はこっち。お前たちはそっちの部屋使う感じだろ?さすがに並んで寝るわけにはいかない。」



古鷹「提督と川の字で寝ようと思ってたんですよ?ね?いいでしょ?」



高雄「もしかして提督…一緒に寝たら私たちのことどうにかしちゃう気ですか?」フフフ



大淀(提督…そこは…だめ!……なんて///)



提督「そんなつもりはない!大淀さーん!おーい!」



南方棲鬼「ジャア…一緒ニネテ、証明シテミタラ?」



提督「よぉし…わかった…川の字で寝てやろう…(あれ?うまい具合に誘導されたような…)」



??「失礼します。中居でございます。入ってもよろしいでしょうか?」



提督「はい!」



??「失礼します。このたびはご利用いただき誠にありがとうございます。この部屋の担当を務めさせていただきます、大和と申します。」



大淀「大和さん!?」



提督「大淀の知ってる大和と言ったら…まさか…君…艦娘の大和か?」



大和「久しぶりね?大淀。はい。そうでございます。」



大淀「なぜ…あなたが…ここに…」



大和「前の提督が過労で引退されて…そのとき親しかったここの女将さんに引き抜かれまして…」



提督「なるほど…」



大淀「お元気そうで何よりです。」



大和「お気遣い感謝いたします。ありがとう…大淀。まずお部屋のご説明ですが…カクカクシカジカ…でございます。」



提督「ありがとう。よろしく頼むよ。」



大和「それと…お客様?若女将からお聞きになったサービスはいかがなさいますか?」



提督「ああ…なんか言われたな…内容ってなに?」



大和「個別のお風呂のサービスでございます…」



提督「個室の風呂ってことか?」



大和「そうでございます…」



提督「……せっかくだからお願いしようかな?それって宿泊中毎晩もできる?」



大和「可能でございます…」



提督「んじゃ、おねがい。」



大和「かしこまりました…お案内はわたくしがさせていただきますので2100にお迎えに上がらせていただきます。」



提督「ああ頼んだよ。」



大和「では…失礼いたします…」



大淀「提督…」



提督「ああ…少し表情がくらかったな…心配するな。探ってみる。」



大淀「はい…」



提督「ちょっと出てくるからな?夕食までには戻る。なんかあったら連絡な?」



大淀・古鷹・高雄・南方棲鬼「「「「 はーい! 」」」」




――部屋E-6



暁「海よ!海が見えるわ!」キラキラ



雷「本当だわ…きれい…」



青葉「可愛いですねぇ…」パシャ



女提督「うん。可愛いねぇ…」●REC



島風「ホームビデオ!?」



女提督「はーい。島風ちゃーん!ポーズ!」●REC



島風「こ…こう?」ウサミミポーズ



青葉「いいですねー!」パシャ



島風「は…恥ずかしいんだけど…///」



??「失礼します!入ってもよろしいですか?」



青葉「はいはーい!中居さんも撮っちゃいますよ…」



??「失礼します!…青葉…撮るな!」シュッ



青葉「中居がつかみかかっていいのかぁ!?というか…やっぱり衣笠でしたか…あなたのその服装…撮らせていただきますよ!」



衣笠「甘いわ!」ヒョイ!



青葉「カメラ取られました…」



女提督「ええと…中居さん?」



衣笠「すみません!この部屋の担当の衣笠です。よろしくお願いします!ちなみに青葉と同期の艦娘です。」



女提督「はじめまして。女提督です。」



衣笠「青葉がいつもご迷惑をおかけしまして…」



女提督「いえいえ…こちらこそ大変お世話になっておりまして…」



暁・雷・島風((( 学校での面談? )))



衣笠「ではお部屋のご説明を…カクカクシカジカ…となりますので!ごゆっくりとどうぞ!」



青葉「衣笠~。こっちにいる間に話をしませんか?」



衣笠「いいよ~。後で連絡するね?」



青葉「これ連絡先です。」メモメモ



衣笠「ありがとう!では失礼しまーす!」



女提督「意外なところで知り合いにあったね?」



青葉「はい!青葉、びっくりです!」



女提督「さーて…今から自由行動です!どうぞご自由に♪」



暁「女司令官!」



女提督「ん??」



雷「いっしょに買い物に行きましょう!もちろん、島風も青葉もいっしょにね!」



女提督「おっけ!」

島風「いいよー!」

青葉「青葉!了解です!」



コンコン!



女提督「はい!」



提督「悪い。女提督。いいいか?」



女提督「どうかした?」



提督「ちょっと話がしたい。面かせ。」



女提督「ヤンキーにからまれたァ…」



提督「うん。なんでもいいから、ちょっとこい。」



女提督「あとから追いつくからねー!連絡はこれで!」



雷「先に行きましょう?」



青葉「そうしましょうか?」




――1320 リゾート地 某所



女提督「こんなところで何する気?まあ…カップル多いんだけどここ…」



提督「とりあえず、普通に話を聞いてくれ…」



女提督「うん。まさか…愛の告白ですか!?」



提督「部屋に艦娘が中居としてきたか?」



女提督「うん。スルーはやめて…こっちは青葉ちゃんの知り合いの衣笠ちゃんが働いてるようだったよ?」



提督「そうか俺らの部屋には大和が来た。」



女提督「大和!?」



提督「声がでけぇ…」



女提督「失敬…」



提督「どうも…あの旅館…きな臭い…」



女提督「ふーん。元帥にこのことについて連絡してみる?艦娘が働いている理由とか?」



提督「ああ。もしかしたら…仕事になるかもな…」



女提督「了解。このことは、あと誰に言った?」



提督「お前だけ。」



女提督「了解。電話は自由行動のあとで。皆が旅館に戻った後にでも。」



提督「そうしよう。」



女提督「うん。ちなみにこれから提督は?」



提督「鈴谷達との約束があるからそっちだな。女提督は?」



女提督「あたしは暁ちゃん達と買い物かな?」



提督「わかった。気を付けてな?」



女提督「ありがと。じゃね?」



提督「おう。」




――1400 リゾート併設ショッピングモール

――鈴谷側



鈴谷「提督まっだかなー?」



飛行場姫「マダダネ?」



吹雪「来ませんね?司令官…」



提督「…」ソー



鈴谷「そうだね。」

飛行場姫「ソウダネ…」

リ級「ソウダネ…」クスッ



吹雪「なんで笑ってるんですか?リ級さん?」



リ級「ダッテ…」クスクス



吹雪「え?私なんか変!?」



鈴谷「ねぇ…吹雪?女提督のことどう思ってる?」ニコニコ



吹雪「女司令官さんですか?そうですね…優しくて、温かくて…皆のことを大切に思ってくれてるいい人だと思います。そして見ていると元気になりますね!」



飛行場姫「提督ハ?」



吹雪「司令官も温かい人で器が大きくて、優しい人だと思います!お2人とも尊敬できる人です。」



提督「そうか…その言葉に恥じないよう、努力する。」



吹雪「へ…?あわわ!司令官!?い、い、いつから!?」



鈴谷「鈴谷がまだかな?って言ったあたりから?」



提督「鈴谷…ドキドキするだろ…こっちは吹雪に何を言われるか心配したわ。」



吹雪「鈴谷さんはどう思ってるんですか?」



鈴谷「鈴谷!?内緒かなぁ…」



提督「ずるいぞ。鈴谷。吹雪に言わせたんだから言ってもらうぞ?」



鈴谷「えっと…そのー…なんといいますか………」



提督「ん?」



鈴谷「あとで言いますからご勘弁を!」



飛行場姫「ナルホド、ナルホド。提督…鈴谷ハ…」



リ級「リコリス、ストップ…ミンナカイモノイコウ。」



提督「そうだな?鈴谷、後で聞くから覚悟しておけよ?」



鈴谷「う…うん…」



吹雪「そういえば、あの旅館の中居さんに鈴谷さんのお知合いいましたね?」



提督「もしかして…艦娘か?」



鈴谷「あたり!熊野って言うんだけど…理由は聞けなかったなぁ…」



提督「そうか…聞けるといいな?とりあえずショッピングだ。」



鈴谷・飛行場姫・リ級。吹雪「「「「 おー! 」」」」




――神通・川内・間宮・時雨・電側

――食事処



間宮「並びましたね…」



電「1時間ちょっとなのです…」



川内「いいじゃん!なーにっかなー?なーにっかなー?」ワクワク



店員「お待ちどうさまです!何名様ですか?」



神通「5名です。」



店員「カウンターでもよろしいですか?」



神通「どうします?」



時雨「ボクはかまわないよ!」

電「大丈夫なのです!」

川内「いいよ!」

間宮「問題ありません!」



神通「ではそれでお願いします。」



店員「わっかりました!ではどうぞ!」



頑固そうな店主「らっしゃい。」



間宮「こんにちは。」



頑固そうな店主「ん?君たち艦娘だな?」



電「はわわ!?なんでわかったのです!?」



頑固そうな店主「元提督やってたからな。一番いい定食を作ろうじゃないか。」



川内「おじさん!いいの!?」



頑固そうな店主「おじ……さん…」ギヌロ



神通「すみません!」



頑固そうな店主?「おじさんは酷いじゃない!あたしこれでもまだ40になりたてなのよ?」



時雨「失礼しました!女性の方だったんですね?(あれ?失礼だったかな…)」



頑固そうな店主?「いいえ?男よ?」ウフン



神通「もしかして…」



店主(オネェ)「まったく…素が出ちゃったじゃない!まあいいわ。そうよ?そういう人種よ?」



電「変わった店主さんなのです!」



店主(オネェ)「まあいいわ。艦娘みるとつい出ちゃうのよねぇ…あなたたち!おいしいの作ってあげるから覚悟しなさい!」ウインク



間宮(食事の前のインパクトが強すぎます…)



店主(オネェ)「ちなみにご飯とお味噌汁のお替りは無料よ?」ウインク



時雨「ありがとうございます!(怖いよ…ウインクが怖いよ!)」



店主(オネェ)「作りながらなんだけどぉ…なんか困ったことあったらここに来なさい?ね?」ウインク×2



5人「「「 はい!(怖い!) 」」」




――明石・叢雲・夕張・皐月側



叢雲「まず要危険人物から…」



明石「まず高雄さんですね…意外とストレートにきますから…」



夕張「あとは…ここにいるメンバーは互いに要注意でしょう…」



皐月「そうだね…あと、リコリスは?」



叢雲「リコリスは大丈夫でしょう…場をひっかきまわすことが楽しいみたいだし…」



夕張「はい。そう思います。」



明石「問題は…鈴谷さんだと思います。」



叢雲「ええ。こちらに配属になって約1ヵ月…様子を見ていると…気にしないふりはしているけど…実際のところはたぶん…そうでしょう…」



明石「ええ。何日か前、聞いてみたときに顔を赤くしてはぐらかしましたし。」



皐月「確定だね…」



明石「しかし…提督のフラグ建設率と鈍感さは異常です…」



夕張「もう少し乙女心を理解してほしいですね…」



皐月「ボクに至っては娘扱いだよ?」



叢雲「あの時は笑ってたけど…もし自分だったらと考えると…笑えないわ…」



明石「どうやったら…気づいてくれるのでしょうか…」



夕張「やはりストレートに言うしかないでしょう…と言うわけで行ってk…」ガシッ!



叢雲「だめよ。機会は皆平等にあるべきよ?」



明石「そうですよ…ゆ・う・ば・り?」



皐月「大丈夫かな…言ったとしても、また娘扱いの可能性が…」



夕張「結構…トラウマに…」



明石・叢雲・夕張・皐月「「「「 はぁ~~~~… 」」」」




――暁・青葉・島風・雷・女提督側



叢雲『機会は平等に…』



青葉「青葉…聞いちゃいました…」



雷「青葉どうしたの?」



青葉「なんでもありませんよ~?あれ?みなさんは?」



雷「あそこよ?」



女提督「青葉ちゃーん!雷ちゃーん!お団子食べよ!」



雷「行きましょう?」



青葉「は~い!」



島風「青葉おっそーい。もう10本食べちゃったよー」



青葉「はや!?」



女提督「ちなみにあたしは20本~♪」



雷「女司令官…太るわよ?」



女提督「暁ちゃーん!雷ちゃんがいじめる~…」



暁「ん?」モキュモキュモキュモキュ

↑食べるのに一生懸命



女提督・青葉・島風・雷「「「 ……… 」」」ニコニコ ナデナデナデ



暁「なんで撫でるのよ!?」



女提督「かわいいなーって…ねぇ?」

青葉「はい!とってもですよ~」

島風「うんうん。」

雷「姉であることを忘れるわ…」



暁「私はレディなの!」



団子屋爺「おやおや。仲がいいのぉ…これはおまけじゃ。」



暁「いいの!?」キラキラ



女提督「ありがとうございます!」



団子屋爺「いやいや。ゆっくりしていきなさい。」



暁「いただきま~す!」モキュモキュモキュモキュ



女提督・青葉・島風・雷(((( うーん…レディとは程遠い… ))))ニコニコ




――榛名・初霜・響・夕立・ル級側



榛名「はぁ~…」カポーン



初霜「気持ちいですね…」カポーン



ル級「ソウネー…」カポーン



夕立「ぽいー…」カポーン



響「榛名…」



榛名「はい?」



響「どうしたらこんなに大きくなるんだい?」ムニュムニュ



榛名「響さん!?もまないでください////」



初霜「私と響さん以外はありますもんね…」



ル級「成長スレバ…ソウノウチ…」



夕立「誰かにもんでもらうと大きくなるって女提督さんが言ってたっぽい。」



榛名「そうなんですか?響さんストップです!」



響「女司令官によく聞いてみよう…」ムニュムニュ



初霜「聞いてみましょう。」



榛名「いつまでもんでるつもりですかーーーー!///」



夕立「夕立もやるっぽ~い。」ムニュムニュ



榛名「なんでそうなるんですかぁ///」



瑞鶴「こんなところで何をしているの…」



榛名「助けてください…瑞鶴さぁん!」



瑞鶴「ほどほどにね?」



ル級「アレ?ホカノヒトハ?」



瑞鶴「今、サウナで我慢比べしてる…」



ル級「ソ、ソウカ…」




――祥鳳・レ級・三日月・那智・瑞鶴側



瑞鶴「私、ギブ!先でまーす…」



那智「わかった。」



レ級「ヒトリダツラク!アハハ!」



祥鳳「なかなか…三日月もねばりますね…」



三日月「はい!負けません!」



那智「無理はするなよ?」



三日月「はい。那智さんこそご無理なさらずに…」



那智「言うじゃないか!面白い!」



レ級「アレハ…アタシノモノ…アハハハ!」



祥鳳「いえいえ…そうとは決まってませんよ?」



那智「ああ…勝者のみが味わえる1本…」



祥鳳・レ級・三日月・那智(((( 1本2000円のスペシャルジュース! ))))




――大淀・古鷹・南方棲鬼・高雄側



大淀「このメガネどうですか?」



古鷹「もうちょっと明るい色がいいじゃないでしょうか?」



大淀「そうですか?では、こちらは?」



古鷹「いいですね~」



高雄「お似合いです。」



大淀「ではこれにしましょう。すみません!これお願いします。」



店員「かしこまりました。こちらにどうぞ。」



ドウスウハイカガサレマス? コレトオナジデ カシコマリマシタ



南方棲鬼「ネエ…」



高雄「どうかしました?」



南方棲鬼「提督ト鈴谷ガ、アクセサリー店ニハイッテッタケド?」



古鷹「買い物行くって言ってましたからね?」



南方棲鬼「フタリデ。」



高雄・古鷹「「 え? 」」



大淀「どうかしました?」



古鷹「提督と鈴谷さんがあのアクセサリー店に2人で入ったって…南方棲鬼さんが…」



大淀「すいません…あちらのお店ってどういうお店でしょうか?」



店員「あちらのお店ですか?あそこ、最近カップルがよく行くお店なんですよ。宝石類も扱っていて結婚指輪などを買いにくるお客様が多いみたいですけどね。」



高雄・古鷹「「 結婚指輪!? 」」



大淀「ありがとうございます。みなさん後をついて行きましょう…私はちょっと電話してきます…」



大淀「もしもし?明石ですか?実は…」



南方棲鬼「オモシロクナッテキタ!」




――鈴谷・飛行場姫・吹雪・リ級側



飛行場姫「ツカレタ…」



リ級「ウン…」



吹雪「結構歩きましたからね?あそこのお店で休みましょうか?」



鈴谷「うん。そうしよっか?…あっ!」



提督「どうした?」



鈴谷「1か所忘れてた!」



吹雪「行ってきていいですよ?」



鈴谷「ごめ~ん。行ってくる。」



提督「まてまて!お前1人では行かせらんない。俺もついてく。いいか?」



鈴谷「鈴谷はいいけど…」



飛行場姫「イッテラッシャーイ…」

リ級「ハイ…」



吹雪「私はリコリスさんたちと一緒にいますね?」



提督「ああ。たのんだ。鈴谷?連れてって?」



鈴谷「りょーかいっ。」



――――――――――――



鈴谷「ここ!来たかったんだよねー。」



提督「アクセサリーか…たまに俺も買ってみようかな?」



鈴谷「いいんじゃないかな?この指輪かっわいー!」



提督「意外とシンプルなデザインだな?」



鈴谷「こういうのが好きなんだよね?提督はアクセサリーとかしないの?」



提督「ん?今もしてるぞ?」



鈴谷「え?どこに?」



提督「もうちょっと近づけ…ほら…」



鈴谷「銃はアクセサリーじゃありません。ホルスターのことを言ってるのかもだけどさ…てか…なんでそんなもの持ってきてるの!?」



提督「あと腰にももう一丁あるぜ。ぶい。」



鈴谷「ぶいじゃないよぉ…」



店員「お客様?なにかお探しですか?」



鈴谷「はい!実は指輪がほしくて…」



店員「左様ですか。」



提督「割とシンプルなデザインが好きみたいなんだが…オススメのあるか?」



店員「少々おまちください。こちらはいかがでしょうか?」



鈴谷「うわ…これ…好き…ほしい…」



提督「気に入ったのか?」



鈴谷「うん…でもなぁ…値段が…」



提督「…大丈夫だな…鈴谷。2択だ。ほしい orいらない」



鈴谷「そりゃぁ…ほしい…」



提督「わかった。すいません。これください。」



鈴谷「ええええええ!?5万だよ!?」



提督「鈴谷?言っただろ?遠慮するなって。」



店員「すみませんお客様。こちら現品だけでしてサイズをお確かめになっていただいてからでよろしいですか?」



提督「ああ、頼む。」



店員「ではお客様。失礼いたします。まぁ!ぴったりですね?」



鈴谷「は、はい!(左手の…く、薬指・・・・・・///)…すいません、あの、右でもいいですか…///」



店員「大丈夫ですよ?(照れちゃっててかわいらしい♪)」



鈴谷「こっちも大丈夫…じゃあ、こ、これで…」



提督「ふーん…こんなのもあるんだな…」



店員「こちらの商品ペアの物になりますので男性の方も試着をお願いいただけますか?」



鈴谷「マジだ!?」



提督「そうですか。どれどれ…お借りします。左の薬指なら…ぴったりだな?」

↑指輪をつける指の意味を理解していない



店員「御二人ともお似合いですよ?」



鈴谷「//////////」カァー!



提督「ありがとう。…申し訳ないんだけど首から下げておく用のやつある?指使う仕事多いからあんまり傷つけたくないんで。」



店員「ございます。ご用意いたします。」



提督「お願いします。鈴谷?お前はどうする?」



鈴谷「鈴谷はつけるからいい…かな?///」



提督「わかった。」



店員「彼氏さんからのプレゼントですか?」



鈴谷「えっと…その…///」



提督「(聞き損ねた…プレゼントって言ってたような…)そんなところです。」



鈴谷「!?」



店員「そうですか。お幸せに。」ニコニコ



提督「ありがとうございます?」



店員「つけていかれますか?それとも箱に入れてお持ちになりますか?」



提督「どうするんだ?」



鈴谷「つけていきます!」



提督「じゃあ、俺も。支払いはこれで一括で。」



店員「かしこまりました。そちらでお待ちくださいませ。」



――店外



大淀「指輪を選んでます…」



古鷹「あ!なんか出してきましたよ?」



叢雲「左手の薬指!?」



明石「まさかの…」



皐月「右に付け直したよ!」



夕張「とりあえずセーフです…」



南方棲鬼「ドッカラワイテデタ……」



高雄「あら?ペア商品みたいですよ?提督も…薬指に!?」



叢雲「首から下げるものを要求してるわね…」



夕張「提督がカードで購入するようです!」



叢雲・明石・夕張・皐月・高雄「「「「 なん…だと… 」」」」




――店内



店員「お待たせいたいました。どうぞ。せっかくなのでつけて差し上げたらいかがですか?」ニコニコ



鈴谷「…じゃ…じゃあ…提督…買ってくれてありがと…///」



提督「いえいえ。じゃあ鈴谷も。」



鈴谷「あ…ありがと…///」右手の薬指



店員「エンダーーーーーーーーーーーイヤーーーーーーーーー!」



提督・鈴谷「「 何事!? 」」



叢雲<●><●>

明石<●><●>

夕張<●><●>

皐月<●><●>

高雄「あらあらー…(苦笑い)」

大淀「提督が…結婚…」

古鷹「鈴谷さんがお姉ちゃんになるのかな?」

南方棲鬼「アハハハハハハハハハハハ!」



提督・鈴谷「「 うわ! 」」



鈴谷「ここでるの…怖いんだけど…」



提督「どうにか…なるだろ…」




――1720旅館(広間)



女提督「おーまたー!」



提督「おかえり。」



女提督「めっずらし!アクセサリーしてる!」



提督「鈴谷とさっき買った。同じデザインのやつ。」



女提督「あっ…察した……鈴谷ちゃん…ゴメン…こいつ、あれだだったでしょ…」



鈴谷「はい!ものの見事に!」



提督「え?なんか意味あんの?叢雲たちにもあきれられたんだが…」



女提督「あたしもため息つきたくなるよ…」



提督「??」



女提督「すっごい…むかつく…鈴谷ちゃん。ごめんね?」



鈴谷「鈴谷は問題ないよ。ちょっとライバルが多いみたいだけど?」



提督「???」



女提督「相談していいからね?」



鈴谷「ありがと!女提督!」



女提督「さてと…提督例の件…」



提督「ああ…外で。」



女提督「みんな~、ちょっくら出てくるから先はじめててね!」



艦娘「「「 はーい! 」」」




――1800 某所



提督「元帥お疲れっす。」



元帥『どうした?旅行は楽しんどるか?』



提督「まあ…それなりに。元帥…旅館で艦娘が働いているんですが?」



元帥『おお。お前たちあそこに泊まったのか?』



女提督「なんか知ってるんですね?」



元帥『ああ。そこはお前たち同様、行き場がない艦娘の再就職先として提携しているんだ。そこの女将には会ったか?』



女提督「いえ?若女将になら会いましたけど…」



元帥『どうしたんだ?いつもは旅館に出てるのに…でどうしたよ?』



提督「艦娘の働いていることに関しては納得できましたが…少々…きな臭いんですよ…」



元帥『どういうことだ?』



提督「まだ…確証があるわけではないんですが…」



女提督「こういう時の提督の勘はあたるんだよね…」



元帥『わかった。一応こことの連絡役になっている衣笠と言う艦娘がおる。協力を仰いでみてもいいかもしれん。』



女提督「それなら青葉ちゃんが連絡先を交換していたみたいなのでやってみます。」



元帥『事案的なものならすぐ連絡をくれ。』



提督「了解です。では…」



元帥『すまぬが…そこの温泉まんじゅうを…鳳翔が好きでな…』



女提督「やっさしい~。了解、送ります。提督!こういうこと!わかった?」



提督「???」



元帥『頼んだぞー。』ツーツーツー



女提督「はぁ…」



提督「????」



女提督「イラッ☆」ゴスゥ!



提督「なぜだし…」バタリ




――2000 旅館(広間)



コレオイシイデスネ? オネエチャンヒトクチホシイノデス! アーン! ナニノム? ワイワイ!



大淀「なるほど…」



古鷹「へぇ…」



飛行場姫「ヤッパリネ…」



南方棲鬼「ウン!」



提督「めずらしい組み合わせだな?」



女提督「そうだね?なんの話してたの?」



南方棲鬼「提督ニ女提督…」



ル級「スキナモノ…」



大淀「正確には鎮守府に来てから好きになったものですね?」



提督「ほう?ちなみにリコリスはなにが好きになった?」



飛行場姫「テイトク」



ガタッ!×6 ドウシタノ!? ガヤガヤガヤ



提督「そうなのか?ありがとう。」



女提督「モテモテじゃーん!」



飛行場姫「オンナテイトクモ…」



ガタッ!×4 ドウシタノ?イキナリ…



女提督「うっれしー!」ギュー



飛行場姫「ワタシモ…ギュー…ソレニ、ココノミンナモスキ…」



古鷹「うれしいですよね?」



大淀「ええ…なんだか涙が…」



南方棲鬼「モウ…テキニハナリタクナイ…ズットイッショガイイ…」



提督「それは俺達もそう思ってるさ。これからもよろしk…」



ガブゥ!



提督「んー…レ級さーん…尻尾を召還してしまったんですか?」



レ級「アハハハハハ!コレノンダラ!タノシク!アハハハハハ!」



女提督「レ級ちゃん~あたしも~!」



レ級「アハハハハハハ!シッポ!イケ!」



ガブゥ!



女提督「おおお!?食われとる!あたし食われとる!」



飛行場姫「…モウ、レ級ハ…」



南方棲鬼「タマニハ…ネ?…ア…」



ガブゥ!ガブガブガブガブ!



飛行場姫「……」



提督「大丈夫か?リコリス?」



レ級「アハハハハハハ!リコリスカジッタ!アハハハハ!」



女提督「レ級ちゃーん。少し落ち着いてー?」



レ級「リコリスニアマガミ100連発ー!アハハハハ!」



南方棲鬼「レ級!ソノヘンデ…」



飛行場姫「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



南方棲鬼「ア…4ニントモ…ハナレテ…」



提督・女提督・大淀・古鷹「「「「 え? 」」」」



ガシッ!ギュン! ドタン!グイッ!



レ級「キュウ………」バタリ



飛行場姫「ナメテンジャネェゾ…クソガキ…ヨッパラッテ、チョウシコクノモ…イイカゲンニシロ…ツギハ…シズメル…」



シーーーーーーーーーーーーン



南方棲鬼「リコリス…モドッテキテー……」



飛行場姫「…ハッ…ヤリスギチャッタ!」テヘペロ



一同(((( 味方でよかったぁ………… ))))



女提督「そ、そうだ、提督!そろそろ時間!私達も移動するし!」



提督「そ、そうだな!ちょっと行ってくる。この後は近くの飲み屋を予約しといたからそっちで楽しんでてなー!」



一同「「「「 はーい! 」」」」



女提督「提督よろしく!」



提督「まかせとけ!あとフロントに鍵預けとけよ?」




――2100 部屋E-6



コンコン!



提督「はい。どうそ!」



大和「お迎えにあがりました。」ガラッ



提督「持っていくものある?」



大和「着替えだけでしょうか?」



提督「わかった。じゃあヨロシク。」



大和「はい…どうぞ。」



――最上階 個室露天風呂



提督「これはいい…独り占め最高…」



大和「失礼します。」ガラッ



提督「大和さん!?バスタオルで!?なんで入ってきてるの!?」



大和「これがサービスの内容でございますが…」バサァ



提督「大和さん!ストップ!」目を覆う



大和「ほかの娘がよろしいのでしたら…交代いたしますが…」



提督「いやいい!とりあえず!何でもいいから隠して!」



大和「かしこまりました。」バスタオル装備



提督「ええと…目を開けるよ?」



大和「どうぞ。」



提督「ああ…びっくりっした…あのさ、ここでの話は誰も聞いてないよな?」コソッ



大和「はい。」



提督「じゃあこれに座って?……君は、こういうことずっとさせられていたのか?」



大和「なぜ…お聞きになるのですか?」



提督「俺らな、本当は■■鎮守府から来たんだが…別名があるんだ…」



大和「別名?」



提督「ああ。艦隊調査保護局。つまり艦娘の保護を目的とした機関。」



大和「…信じられません。」



提督「だろうな…俺の上着のポケット見てきて?そこにバッチと執行官証が入ってるから。はい鍵。」



大和「失礼します…」ガラ



大和「はい。入っておりました。」ガラ



提督「少しは信用してくれたかな?」



大和「本当に助けてくれるんですか?」



提督「もちろん。」



大和「助けて…もういや…お願い…お願い…」ポロポロ



提督「ああ。こんなことをさせられてるのは…君と他にだれがいる?」



大和「熊野さんです。他の方も、もう少ししたらやらせると…若女将が…」



提督「ここに居る艦娘は?大和さんと熊野さん…ほかには?(衣笠の名前は今はふせとくか…)」



大和「文月さん、村雨さん、初春さん、加賀さん、衣笠さんです。」



コンコン!



若女将「失礼します。入ってもよろしいでしょうか?」



大和「すいません。お隣失礼します…あと肩を組んでもらえますか?」ザブン!



提督「ちょっと待ってください!大和さん…ごめん…」ギュ!



大和「はい。大丈夫です。(あ…暖かい…)」



若女将「お客様?大丈夫でしょうか?」



提督「大丈夫ですよ!どうぞ?」



若女将「失礼いたします。お楽しみいただけておりますか?」



提督「ええ。こんなにきれいな娘と二人きりで風呂なんて最高ですよ。」



若女将「よかったわね?大和?」



大和「気に入っていただけて何よりです。」



若女将「では…存分にお楽しみください。あとお客様?」



提督「はい?」



若女将「このサービスにおいてはカラダまでは許しておりませんので…ご了承を…」



提督「ああ…なあ…もう一つ注文していいか?」



若女将「はい?なんでございましょう?」



提督「このサービス明日の朝って可能?」



若女将「別料金でございますが可能でございます。」



提督「ならお願い。この娘から聞いたんだけど熊野って娘いるだろ?」



若女将「はい。おりますが?」



提督「この大和と熊野の2人でってできるか?お金は払う。」



若女将「かしこまりました。明日9時に手配いたします。他には?」



提督「ないな。」



若女将「では…失礼いたします。大和?失礼の無いようにね?」



大和「はい。」



若女将「では…」ガラッ パタン



提督「…………あせったぁ…」



大和「あのぉ…」



提督「熊野を呼んだの直接話がしたいからだからな?」



大和「わかってはいますが…肩の手を…///」



提督「ああ!ごめん!さて…出よう。」



大和「はい。」



提督「心配するな?あと熊野さんのサポートだけは頼んだ。」



大和「了解しました。」




――2120 飲み屋



祥鳳「こちらを…セーフです!」



瑞鶴「どっちだ…」



那智「さあ…好きな方を引くがいい…」



瑞鶴「こっちだ!…セーフ!」



那智「となると…祥鳳…一騎打ちだな…」



祥鳳「ええ…どちらでもどうぞ?」



那智「では!こちらだ!」



祥鳳「ではこちらを!」



祥鳳・那智「「 せーの! 」」



那智「これは!水!水を!」



女提督「なーにやってるの?はい!お水!」



那智「ゴクゴク!はぁ…ロシアン寿司だ…」



女提督「おもしろそ。あたしもやる!」



祥鳳「では、追加注文をしましょう。」




――若女将の部屋



若女将「熊野?明日9時に仕事ね?」



熊野「……」



若女将「返事をなさい!」



熊野「は…い…」



若女将「次のお客はあの女を大勢連れてた男よ?大和だけではなく金払うからお前もよこせってさ!やっぱり女好きだったわ!あははは!」



熊野「本当ですか?」



若女将「ええ。あの男、女たちを喰ってるんじゃないのかしら?」



熊野「ご用件が無ければ失礼いたします。」



若女将「明日9時!忘れるんじゃないわよ!」



熊野「…はい…」パタン



若女将「…もしもし?ボス?そろそろいい感じに貯まったわよお金。ええ。そろそろ証拠隠滅の時期じゃないかしら?ええ。そうね…この施設を襲撃させちゃえばいいじゃないかしら?ええ。わかったわ。明後日ね?了解いたしました。」




――2130 飲み屋



青葉「青葉ですか…ではこちらを…」



古鷹「私はこれを…」



熊野「失礼いたしますわ。」



鈴谷「お!熊野じゃーん!どしたの?仕事終わりに飲みに来たの?」



熊野「いえ…鈴谷と話がしたかったものですから…フロントに聞いたらここだと言ってましたので…」



鈴谷「おっけー!女提督ちょっと行ってくるわね?」



女提督「はいはーい!(今のところ…ついてかないで大丈夫かな…)」



――飲み屋近くの公園



鈴谷「んー!気持ちいい!」



熊野「ねえ…鈴谷…一緒に泊まってるの男の人って提督さん?」



鈴谷「そうだよ!これ買ってくれたんだー!いいでしょ?」



熊野「あの人はだめです!今からでもいいから!逃げて!」



鈴谷「何言ってるの熊野…」



熊野「理由はいいから!あんな男のそばに居ちゃダメ!」



鈴谷「なんだよそれ…」



熊野「貴方のためなの!あの男だけはだめなの!本当に!」



鈴谷「…さっきからなんなの…あの男、あの男って!なにも知らないくせに!」



熊野「わたくし…明日の朝…あの男と…裸で…風呂に入らせられますのよ…」



鈴谷「はぁ!?意味が分かんないんだけど!?」



熊野「わたくし…ここでそうゆうサービスもさせられてて…」



鈴谷「そんな!?じゃあ!提督のとこ行こう!助けてくれるはず!」



熊野「その提督が!わたくしを…指名したのよ!?」



鈴谷「う…そ……ねぇ!うそでしょ!熊野!ねぇ!!」



熊野「鈴谷に嘘なんか言いませんわ!今もあの男は大和さんからそのサービスを受けるために一緒にいますのよ!」



鈴谷「そんなこと信じない!そんなわけない!ちょっと鈍感すぎるかもだけど!そんなことする人じゃない!私を助けてくれた提督がそんなことするはずない!」



熊野「目をおさましになって!お願いだから!」



鈴谷「うるさい!うるさい!うるさい!」タッタッタッ!



熊野「鈴谷!まって!」




――飲み屋



青葉「あ…ああ…」



古鷹「青葉?生きてる?」



提督「まだやってたか?」アハハ



ル級「テイトク…ワサビ…カライデス」



提督「だろうな?え?何してんの?何人か目に光が無いんだけど…」



南方棲鬼「シタガ…イタイ…」



提督「南方棲鬼もか…」



鈴谷「……ただいま…」



提督「鈴谷?どっか行ってたのか?」



鈴谷「………」



提督「おい?大丈夫か?」ポンッ



鈴谷「触らないで!」バシィ!



一同「「「「 !? 」」」」



鈴谷「あ…ごめ…」タッタッタッ



提督「鈴谷!?」



女提督「提督まって!叢雲ちゃん、吹雪ちゃん行ってあげて!」



叢雲「了解!」

吹雪「了解です!」



女提督「いい時間だし今日はこれにて解散で!このあとは自由としま~す。」



艦娘「「「「 はーい! 」」」」



女提督「じゃあ提督。鈴谷ちゃんのことは叢雲ちゃんたちに任せておいて…ね?」



提督「あ…ああ…」




――2230某所



女提督「で?」



提督「勘が当たっちまった…艦娘にいかがわしいサービスを強要していた…」



女提督「マジか…」



提督「ああ…ただの個室の風呂のサービスかと思ったらそういうことだった…」



女提督「状況は?」



提督「強要されていつものは2名。大和と熊野。まだそのサービスをやらされていない艦娘は文月、村雨、初春、加賀、あと衣笠。この5名はこれがあること自体が知らされていないようだが、若女将がそのうちさせるといっていたそうだ…」



女提督「とりあえず…元帥に連絡…」



提督「その点なんだが…気を付けろ?どうやら旅館の中には盗聴器がそこら中にある…みんなの部屋の物は電池式だったから抜き取った。ここは俺が下見しといたから大丈夫だ。」



女提督「ありがと…中では、はなせないね?と言うか部屋にどうやって入ったの!?鍵は!?」



提督「ピッキング。形跡も残ってねぇさ。」



女提督「やだ…この人……もしもし、元帥?」



元帥『ああ。どうだ?』



女提督「問題発生です。艦娘に違法サービスを強要しているみたいです。」



元帥『女将がそんなことを…』



提督「いえ…女将さんはではなく若女将が指示しているようです。」



元帥『そうか…違法サービスに関しては証言や証拠はあるのか?』



提督「証言は1名からは取れましたがもう1名はまだです。」



女提督「とりあえず、艦娘たちだけは保護しちゃってもいいですか?どうやら泊まってるのあたし達だけみたいなんで…準備できたらすぐに…」



元帥『よかろう。ただ、証拠もなるべくつかんでほしい。無理ではなくていい…あと女将のことも気になる…』



提督「わかりました。もう1人に関しては明日接触予定ですので…」



元帥『了解した…頼んだぞ?』ツーツーツー



女提督「あのね提督?」



提督「鈴谷だろ?」



女提督「うん。たぶん熊野ちゃんから、何か聞いたんだと思う。」



提督「それでか…明日、大和と熊野の2人を風呂に来るように頼んだんだ。あの場所には盗聴器はないらいいから話しやすいと思ってな…後で鈴谷にはしっかり説明はする。」



女提督「うん。そうしてあげて?…叢雲ちゃんからメールだ。あそこの埠頭にいるってさ!」



提督「ああ。行ってくる。」



女提督「こっちは、あたしがやっとくから。いってら!」




――埠頭



鈴谷「……提督……」



叢雲「見つけた。」メルメル



吹雪「いました…」



鈴谷「…ゴメン……」



叢雲「なにがあったの?」



鈴谷「さっき…ね…熊野と話してて…」ポロポロ



吹雪「鈴谷さん。座りましょ?」



鈴谷「うん。それでね…カクカクシカジカ…」



叢雲「はぁ…鈴谷?あんた司令官のこと信頼してるんじゃなかったの?」



鈴谷「信頼してるよ!でも…」



吹雪「そのこと直接、司令官に聞いたんですか?」



鈴谷「まだ…」



叢雲「あんたね…テンパりすぎなのよ。事情も聴かないうちに判断してどうするの?」



鈴谷「……」



叢雲「早かったわね?と言うわけで。司令官。説明。」



提督「さすが。よくわかったな?」



叢雲「まあね?」



鈴谷「!」



提督「逃げるな。話を聞け。」



鈴谷「…」コクン



提督「お前たちにも聞いてもらう。鈴谷。はっきり言うが熊野を指名したのは事実だ。」



鈴谷「うそ…」



提督「初めから話す。実は…カクカクシカジカ…………」



吹雪「そうでしたか…」



叢雲「ね?言ったでしょ?」



鈴谷「信じていいの?」



提督「信じてくれ!頼む!」



鈴谷「わかった。信じる!」



叢雲「うそだったら…酸素魚雷をくらわせるだけじゃすまないからね?」



吹雪「じゃあ私は砲撃しますね?ゼロ距離で!」



提督「好きにしてくれ!さて、戻るぞ。」



シレイカン? ホカノミナサンニハ? イヤ…マダダ…



鈴谷「やっぱり…提督…大好き…」ボソッ



提督「鈴谷なんか言った?」



鈴谷「なんでも?」



叢雲「コォオオオオオオ……すぅずぅやぁ…」



鈴谷「やっべ!テヘッ!」

吹雪「ひぃ!」



提督「うし。逃げるぞ!」グイ!



鈴谷「おわ!」

吹雪「司令官!?」



叢雲「シャァアアアアアアアアアア!」



ムラクモ!オチツケ! スズヤァアアアア! ワルカッタテバー! ヤイノヤイノ!




――某所



明石「こんなところでどうしたんですか?」



飛行場姫「ウン。デモ…キモチイイ」



時雨「そうだね?」



夕立「お待たせっぽい~」



那智「すまない。遅れた。」



大淀「同じくです。」



女提督「もうちょっと待ってね?そろそろ…来た来た!」



青葉「連れてきました~よ。」



衣笠「衣笠さんに御用でしょうか?」



女提督「こんばんは衣笠ちゃん。早速なんだけど…衣笠ちゃんはここと海軍の連絡係だよね?」



衣笠「…あなた方…何者ですか?」



女提督「あたし、艦隊調査保護局の女提督です。ちなみに元帥に確認してもらっていいよ?」



衣笠「では、確認を取ります。もしもし、衣笠さんです。あのー元帥ですか?はい。はい!目の前に…はい!わかりました。では。………確認取れました!」



女提督「よかった。じゃあ今からちょっと説明するね?…」カクカクシカジカ



明石「じゃあ…お仕事ですね?」



女提督「ごめんね…」



那智「仕方のないことだ。むしろ早く行動した方がいいんじゃないか?」



女提督「そうなんだけど…まずこちら側の体制を整えないと…どこかいい場所ないかな?」



時雨「あるよ!」



女提督「どこ?」



時雨「今日行ったお店なんだけど…元提督の人がやってるんだ。なんかあれば来なって言いてくれたんだよ。場所はあとでもいいかな?」



女提督「ありがと。じゃあそこに団体の予約入れてくれる?なるべく外でね?」



時雨「じゃあ戻って間宮さんと連絡しとくね?」



女提督「了解。後は…保護対象への連絡は衣笠ちゃんに頼んでもいいかな?」



衣笠「衣笠さんにお任せ!」



女提督「とりあえず保護名目じゃない形で誘導してほしいんだけど?」



衣笠「了解!」



女提督「衣笠ちゃんとの連絡は青葉ちゃんにお願いするね?」



青葉「青葉、了解です!」



女提督「衣笠ちゃん。うちの提督も内容わかるからその点の話もしていいからね?ほかの皆はなるべく自然に、集合場所まで来てね。ただ部屋の中とかでの発言は慎重に!」



艦娘「「「「 了解 」」」」



女提督「では…散歩してたという感じで帰りましょ!」



夕立「歩くのつかれたっぽい!」ピョン



女提督「夕立ちゃんは甘えんぼさんですね~」



夕立「たまにはいいっぽい!」



オンナテイトクサン、チカラツキマシタ? ウン!ワリト! ホラ!グルグル~ット!

メガマワラナイノカ? キモジワルイ… イワンコッチャナイ… アハハハ…




――2230旅館

――部屋E-1



夕張「なんかお話しません?」



皐月「せっかくだから怖い話なんか?」



叢雲「しない。」



明石「叢雲?ウシロニイルノハダレ?」



叢雲「ぬあんしゃkあいj!?」



明石「冗談ですよ!じょうだ……」



皐月「だれも…いな……」



夕張「びっくりしちゃってかわいいで…す…」



叢雲「冗談なのね?まったく…だれもいな…」クルッ



??「こんばんは~?」



叢雲「いやああああああ!」ダダダダダダ



明石「引っかかりましたね…」



皐月「文月ありがと!」



文月「今日夜のシフト空いててよかった~。けど…いいの~?」



皐月「大丈夫。座りなよ。ね?」




――部屋E-2



飛行場姫「スズヤ…ナカナオリデキタ?」



鈴谷「うん!」



リ級「ヨカッタ…」



吹雪「一時はどうなるのかと思いました…」



鈴谷「ゴメンゴメン!明日もあるし!寝よ?」



飛行場姫「明日ハ、鈴谷ノコクハクヲオオクリシマス…」



リ級「オタノシミニ!」



鈴谷「お送りしないよ!?」



吹雪「じゃあ…Coming soonで!」



鈴谷「だれか!ツッコミ!だれか!」



飛行場姫「フザイ…」



鈴谷「えー……」



イヤアアアアアアアアアアア!



リ級「叢雲ノ悲鳴…」



吹雪「もう、放っておきましょう。」



鈴谷「妹を放置!?てかツッコミ鈴谷だ!?」




――E-3



川内「そこだ!」ビュッ!



電「はわ!」ポスッ



川内「電~アウト~!」



電「当っちゃったのです。」



時雨「そこだ!」ヒョイ!



川内「おっと!時雨やったな~?」



間宮「元気ですね?」フフフ



神通「なんというか…電さんや時雨さんならまだしも…姉が…」



間宮「たまには、いいじゃないですか?」



神通「そうなんですけどね…川内!はしゃぎ過ぎないでね?」



川内「わかってるって!」



神通「ならいいけど…」



川内「それそれそれ!あ!?」



バシィ!



間宮「顔面!?大丈夫ですか?」



神通「ええ。ちょっと失礼します。」ゴゴゴゴゴゴ



川内「あはは…神通?」



神通「寝ろ…」スッ! トスッ!



川内「ウッ……………」パタリ



電「はわわ…………」ガクブル

時雨「あわわ…………」ガクブル



神通「ほどほどにね?」ニコニコ



電「はい!にゃのです!」

時雨「はい!了解だよ!」



間宮「あはははは…」




――部屋E-4



榛名「んん…なんか…動けません…(金縛りでしょうか…)」



響「スー…スー…」



夕立「むにゃ……」



榛名「抱きつかれてたんですね…」



ル級「オモクナイカ?マア…コッチッモダケド…」



初霜「スー…」



榛名「榛名は大丈夫です。いつにもましてかわいらしいですね?」



ル級「エエ…マサカ、コンナヒガクルトハネ…」



榛名「はい。なんだか姉になった気分です。」



ル級「ワタシモダ。」



響「んー…」コロン



榛名「ふふふ。そっちにいきましたよ。」



ル級「キタキタ…」



響「ん………スー…」



榛名「大丈夫ですか?」



ル級「エエ…」




――E-5



那智「祥鳳達も保護された側だったのか…」



祥鳳「ええ。」



三日月「司令官の体術はすごかったです…一瞬で相手を抑え込んで…頭に銃を突き付けてました…」



瑞鶴「私も見た!私の時は3人を麻酔銃で2人は体術かな?」



那智「どんな奴だ…うちの司令官は…私の時の女司令官もすごいというか…容赦なかったがな…」



レ級「ドンナフウニ?」



那智「ああ…犯人の両腕を刀で切り落とした…」



祥鳳「女提督さんが!?」



三日月「ほんとですか!?」



那智「通常の時とは雰囲気が違ってはいたが…」



瑞鶴「2人の過去って知ってるの?」



祥鳳「いえ…そのことについては聞いたことがありません。」



レ級「ダケド…イイヒトタチダヨ?アハハハ!」



祥鳳・三日月・瑞鶴・那智「「「「 それはそうだ! 」」」」




――部屋E-6



古鷹「提督~♪」ギュー



高雄「こっちもですよー?」ギュー



提督「お前ら…ほんとにいいの?」



大淀「今日は提督をみんなで占領させていただきます。」



南方棲鬼「アキラメテネ?」



提督「どうぞご自由に…」



ガラッ!



提督「なんだ!?叢雲?」



叢雲「…………」ダッ!



大淀「あ…」

南方棲鬼「トンダ…」

古鷹「高雄さん回避!」

高雄「はい!」



提督「おわ!どうした叢雲?」ギュー



叢雲「お…おば…お化け…で…後ろ…に…」ガタガタガタガタ



提督「大丈夫。大丈夫。ほら…な?皆いるだろ?」



叢雲「…………」ガタガタガタガタ



大淀「何があったんでしょう?」



提督「大方、皐月の思い付きでやったのが、効果抜群だっただけだろ?」ギュー ナデナデ



叢雲「こわい……こわいよぉ…」グス…



提督・大淀・古鷹・南方棲鬼・高雄(((( なにこれ!?かわいい! ))))



提督「とりあえず少しここに居ろ?な?」



大淀「明石たちに事情を聴いてきますね?」



提督「ありがと…」



古鷹「叢雲ちゃーん。古鷹お姉さんのとこきます?」



叢雲「…」ピトッ



古鷹「大丈夫ですよー。(来ちゃった!かわいい!)」



提督「ちなみに俺もお化けは嫌いです。はい。」



高雄「そうだったんですか?面白いこと聞いちゃいましたね?」



南方棲鬼「オタノシミニ…」



提督「何をだよ!?」




――部屋E-7



女提督「あのわさび尋常じゃないよ…」



青葉「あれはいけません…」



女提督「ほかの3人も試してみるといいよ?」



暁「いらないわ!」



雷「雷もよ!」



島風「同じく!」



女提督「だよねー…明日もあるし寝ましょうか?」



島風「女司令官のとなりがいい~」



暁「私は…その…レディだから…」



雷「私も隣がいいわ!」



青葉「皆さんの期待に沿えるいい案が、青葉にはあります…女司令官さんこちらに横になってください。そしたらこのように暁さん、雷さん・島風さんが寝ます。さあ出来上がりです!」



女提督「あたしがまくらかい!」



暁「やわらかいわ!」



雷「いい感じね!」



島風「スヤー…」



青葉「今のお気持ちをひと言!」



女提督「複雑です!」



青葉「そうですか。では写真をとって…青葉は腕をおかりしまーす。おお!いい柔らかさですね…」



女提督「あははは…(ダイエットしよ!1週間後から!)」



青葉「一週間後ですか…旅行から帰ったらにしませんか?」



女提督「読まれてる!?」




――海岸沿い



大和「熊野さん?明日の9時なんだけど…」



熊野「わかってますわ。」



大和「今日泊まってる男の人がね?」



熊野「あのけだものがどうかしましたの?」



大和「話を聞いて?あの人は艦娘を保護してくれる人らしいの。」



熊野「え?」



大和「本当だと思うわ…確認できたわ。明日、熊野さんを呼んだのは若女将に悟られずに話を聞くためよ?」



熊野「でも…」



大和「今日は話をして…まあ、若女将が急にきて…焦って混浴はしてしまいましたが…」



熊野「やっぱり…けだものですわ…」



大和「それも私がとっさにとった行動よ?あの人自分から触ろうとはしなかったわ。だから…ね?明日しっかり話を聞きましょう?」



熊野「わたくし、見て、聞いて確かめるまでは信じませんことよ?」



大和「ええ。」



衣笠「こんばんはー!」



熊野「あら?衣笠さんじゃありませんこと?」



大和「どうかしました?」



衣笠「明日なんですけど…男性と会う約束してますよね?」



熊野「なぜそれを!?」



衣笠「安心して!その人助けてくれる人だから!」



熊野「あなたまで…」



大和「ね?言ったでしょ?」



衣笠「ちなみに泊まってる人たち全員みかたっぽいですよ?」



熊野「ほんと?」



衣笠「はい!それでですね…」




――若女将の部屋



トゥルルル!



若女将「はい…ボス?どうされたんですか?処理を明日行う?わかりました?部隊は?10人…はい…あれは?50ですか…盛大ですね?開始は…1500ですね?ありがとうございます。では…」



若女将「準備しよ!それにしても盗聴器の電池きれてるみたい…まいっか!明日にはここなくなるし!」




――0900 個室浴場



提督「わるい。先に来ちまった。」



大和「いえいえ。」



熊野「……」ジー



提督「すっげぇ睨まれてるけど…しょうがないか…若女将は?」



大和「今朝から姿が見えないようです…」



提督「好都合だ。改めて艦隊調査保護局、執行官の提督だ。ここで働いている艦娘すべて保護することとなった。」



熊野「ほんとでしたのね?そしたら…わたくし…鈴谷にひどいことを…」



提督「鈴谷のことは大丈夫だ。あとでゆっくりと話せばいいさ。それで今日中に全員保護したいんだが…2人は抜けだせそうな時に、おっさんがやってる近くの食事処?まで来てほしいんだけど」



大和「わかりました。ありがとうございます!」



熊野「わかりましたわ!」



提督「とりあえず貴重品だけ持ってきてくれ…なんかあったらここに連絡を。ちなみに衣笠にはすでに話が通っている。ただ、そのほかには事情を知らせず誘導するようにしてあるからその点の対応もたのむ。」



大和「了解しました。」



熊野「あなたは、これからどうされるおつもりですか?」



提督「ちょっと時間あるからなぁ…」



大和「ここをお使いになったらいかがです?なんなら一緒にはいります?」フフフ



熊野「大和さん!?何をおっしゃって!?」



提督「ご遠慮申し上げる。じゃあそんな感じでたのむなー!」ガラッ パタン



熊野「行ってしまいましたわ…」



大和「私達も行きましょうか?」



熊野「そういたしましょう。」




――1000 食事処



女提督「すいません…場所をお借りしてしまって…」



店主(オネェ)「いいわよん。艦娘のためですもん」ウインク



女提督「ありがとうございます!(キツイゼ!)」



提督「お邪魔しまーす。おまたせ!」



店主(オネェ)「うふ!いい男…」



提督「お邪魔しました…」



時雨「提督だめだよ!」



店主(オネェ)「そうよ?逃げちゃダ・メ(はあと)」



女提督「場所かえようか!ね!?」



一同「「「 お邪魔しましたー! 」」」



店主(オネェ)「わるかったわよ!」



提督「お久しぶりですね…教官…」



店主(オネェ)「うふん。そうね…学校いらいかしら?」



提督「みんな、これ俺の教官だった人だから安心してくれ。」



店主(オネェ)「これってひどいわ…よろしくねん!」



女提督「あはは…早速だけど、ここに皆あつまってもらったのは、お仕事だからです。」



提督「対象は大和、熊野、文月、村雨、初春、加賀、衣笠の7名。衣笠においては今、協力者として動いてもらっている。」



島風「なにがあったの?」



女提督「あそこの若女将が大和ちゃんと熊野ちゃんを利用して、男性客に卑猥なサービスをやらせてたの…しかも、今後ほかの艦娘までそれをやらせようとしてるみたいなの…」



エエ… ユルセナイネ… ハヤクノリコモウヨ! ガヤガヤガヤ



店主(オネェ)「本当なら…血祭だぁ…」



女提督「こわ!?みんな気持ちはわかるけど順々に説明します。」



メーーーーーーーーーーーーー!



青葉「衣笠からのメールです!あれ?着信音おかしくないですか!?」



女提督「あたしが変えました!」



青葉「勝手に!?まあ…ええ衣笠からの連絡です…うそ…今日、急に団体の客10人だそうで抜け出せるのが加賀さん、村雨さん、文月さんだけのようです。」



女提督「あちゃー、じゃあ衣笠ちゃんに同時に抜け出せるようなら場所を聞いてくれるかな?」



青葉「はい!これでよし。送りました!…もう返信きました!買い出しと言う名目で1100にお団子屋さんだそうです。女司令官さんと食べたところです。」



女提督「じゃあだれか、一緒にきてほしいんだけど…」



瑞鶴「私がいくよ」

皐月「ボクも!」

三日月「私も。」

夕立「いくっぽい!」

時雨「ボクもだよ。」



女提督「お願い。さーて…残る4人はどうしましょ…」



提督「ほかの客がいるからな…」



青葉「衣笠からメールです!いま衣笠と初春さんが外に出ているようです!」



提督「とりあえず初春さんを保護しよう!俺が行く。あとは…」



初霜「私いきます!」



提督「わかった。行こう。」



女提督「よろしく!話はすすめとくね?」



提督「ああ。初霜にはあとでちゃんと話すからな?」



初霜「了解です!」




――町中



衣笠「買い出しはこのくらいかな?」



初春「うむ…終わりじゃな?」



初霜「初春さん!」



初春「おお、こんなところで会うとはの?」



提督「こんにちは。衣笠さん。お疲れ。」



衣笠「いえいえ。」



初春「ん?初霜よ、この殿方はおぬしの提督か?」



初霜「はい。そうですよ。」



初春「妹分がお世話になっておるの…」ペコリ



提督「いやいや。せっかくだから話しでもしてきたらどうですか?」



衣笠「荷物とかは問題ないので休憩と言うことで行ってきちゃっていいですよ?」



初春「そうか?ならばお言葉に甘えようかの?」



提督「初霜?あそこ連れてってあげたらどうだ?」



初霜「はい!行きましょう初春さん!」



初春「うむ。」テクテク



提督「衣笠…今日の急な客はどんな奴らだ?」



衣笠「んー…なんというか…みなさん表情がないというか…変な感じでした…食事もいらないみたいで、ただ部屋をとったって感じです。」



提督「わかった。ありがと。メールの3人はまかせとけ。」



衣笠「はい!」



提督「女将さんや証拠に関してはなにかあったか?」



衣笠「何も…ただ若女将の部屋に何らかのものがありそうな気はするんですが…」



提督「そうか…無理はしないでくれよ?」



衣笠「はい!アリガトです。では…」




――1040 食事処



初春「そんなことが…信じられぬ…」



女提督「だよね…」



提督「そろそろ団子屋に行った方がいいんじゃないか?」



女提督「そうだね?行こうか?」



瑞鶴「行きまーす!」

皐月「行ってきまーす。」

三日月「はい!」

夕立「出撃するっぽい~」

時雨「行ってきます。」



提督「気をつけてな?」




――1100 団子屋



加賀「お団子…気分が高揚します…」



村雨「加賀さんは、あそこのお団子すきですもんねー?」



文月「あれ?おーい!皐月姉ぇ!三日月~!」



加賀「五航戦?」



村雨「ああ!夕立に時雨もいる!」



瑞鶴「加賀さん、はい。どうぞ?」つ団子



加賀「あ…ありがとう…」パクリ



時雨「ね?夕立もいたでしょ?」



村雨「ほんとだ!久しぶりね、夕立!」



夕立「ぽいーーー」ギュー



村雨「相変わらず犬っぽいなぁ…」ナデナデ



文月「久しぶりだね~、三日月~。元気そう!」



三日月「元気です!」



文月「皐月姉ぇ…あのあと大丈夫だった?」



皐月「あの後しっかり怒られたよ…」



文月「やっぱりかー…」



女提督「昨日の爺様いなかったなぁ…お?集合してる…こんにちは!」



加賀「こんにちは。」

文月「こんにちは!」

村雨「こんにちはー!」



瑞鶴「私の先輩の加賀さんです。」

皐月「ボクの妹の文月だよ!」

夕立「夕立と時雨の親友の村雨っぽい。」



女提督「初めまして!この子たちの提督をやっている女提督です。」



加賀「瑞鶴がご迷惑をおかけして申し訳ございません…」



瑞鶴「迷惑をかけてる前提!?」



女提督「全然迷惑なんて!せっかくだからみんなでお昼でも食べる?」



皐月「行こうよ!ね?」



文月「賛成~!」



加賀「時間もありますし…五航戦のおごりなら…」



瑞鶴「え~…破産しちゃうよ…」



村雨「行きまーす!」



時雨「じゃあ行こうか。」



女提督「よし!レッツご!」




――食事処



オイシイ! コノサカナヤキカゲンサイコウ! ヒトクチチョウダイ! ガヤガヤ



団子屋爺「あやつ…わしがわからなかったみたいじゃ…」



店主(オネェ)「そりゃそうよ…あのころから比べたら毛根が死滅してるもの…」



団子屋爺「貴様…それを言うか?まだやれるぞ?」



提督「御2人とも…暴れないでくださいね?シャレになりませんから…」



女提督「たっだいまっす!」



飛行場姫「オカエリナノデス。」



電「とられたのです!?」



女提督「もぉ~電ちゃんはぁ。」ナデナデ



加賀「失礼します。これは…」

村雨「あらららら?」

文月「あれ!?初春さんもいる!?」



初春「おぬしらも来たか…」



提督「とりあえずそこに座ってくれるかな?ちなみに俺こういうもんです。」



加賀「艦隊調査保護局?執行官?」



女提督「あたしも同じく!」



文月「あの…何事なんでしょうか?」



女提督「ええとですね…カクカクシカジカなわけで…あなたたちを保護させていただきます。」



加賀「話が急すぎて…追いつかないわ…」

文月「あたし達危なかったんだ…」

村雨「今それ聞くと…ぞっとする…」



女提督「だよね…少しの間ここに居てもらうけど…いいかな?」



加賀「わかりました。」

文月「うん。」

村雨「了解です!」



団子屋爺「久しいの…女提督…昨日は気が付かんようだったがのぉ…」



女提督「え…あ…やはりそうでしたか!上官!…失礼しました!」ガタガタガタガタ



夕張「女提督さんが…」



響「怯えてる…」



提督「ああ。トラウマが目の前にいるんだからな?」



団子屋爺「そこまで怯えんでも…その…すまぬ…」



女提督「大丈夫…です…」ガタガタガタガタ



提督「ま…その…この人は女提督の上官だった人で学校ではトラウマ職人と呼ばれた人だ。」



団子屋爺「そんな…わし、そんな風に呼ばれとったんか…」



提督「これをみて分かるように、女提督が見ただけでこうなる人だが、頼りになる人だ。安心?してくれて…うん…」



叢雲「そこは言い切りなさいよ!」



明石「あ…おかえりなさい。どうでした?提督と古鷹さんに甘えた感想は…」



叢雲「うるさい///」シューーー



夕張「いい感じにオーバーヒートしてますね…」アハハハ



提督「叢雲であそぶなー?」



明石「はーい!」



女提督「さて…今後の作戦なんですが…」



襲撃警報発令!襲撃警報発令!



店主(オネェ)「襲撃警報!?」



ガラ!



食事処店員「店主やばいです!ニュース見てください!」



店主(オネェ)「わかったわ!」



元帥『これは緊急放送です!OO湾に深海の者たちが現れそちらに向かっていることがわかりました!軍の指示に従って速やかに避難をお願いいたします!これは訓練ではありません!速やかに支持に従って避難してください!』



アナウンサー『海軍元帥からの放送でした。地域の方々は…』プツン



提督「もしもし!元帥!」



元帥『お前たちとりあえず逃げろ!敵は駆逐級が50ちょっと!旗艦にヲ級1体がおる!到達までおよそ2時間!装備もないお前たちでは対処できん!』



叢雲「あのー…」



提督「心配するな…大丈夫だ…」



叢雲「あのね…皆の装備あるのだけど…」



女提督「はい!?」



明石「なんかあるといけないので、みんなの装備を圧縮して、それぞれの手荷物に入るようにしてきました!」



提督「いま、装備を展開できる人!挙手!」



一同「「「 はーい! 」」」



叢雲「駆逐級50とヲ級1体くらいなら全員で相手すれば?いけるわよ?」



提督「だそうですけど…元帥?」



元帥『…頼む。無理はするな!増援が行くまで持ちこたえてくれればいい。作戦は任せる。すまぬが手配するから切るぞ!敵は東からまっすぐだ!』プツン



女提督「みんなほんとにいいんだね?」



マカセテ! ガンバルヨ! ワイワイ!ガヤガヤ!



青葉「衣笠から電話です!衣笠どうかしまし…」



衣笠『客たちが急に私達を!きゃ!』



??『電話してんじゃねぇよ!ガシャ!』ツーツーツー



提督「やべぇな…俺旅館に戻る!」



女提督「武器は!?」



提督「なけりゃ奪えばいいさ。」



店主(オネェ)「店員!あなたは逃げなさい!早く!」



店員「すいません!お先に!」



店主(オネェ)「いったわね?よいしょっと…」



ウィーン!ガコン!ガタ!ウィーン!



店主(オネェ)「はい。どうぞ?」ウインク



祥鳳「うわ…武器の山…」



榛名「はい…」



提督「教官!ありがとうございます!」



店主(オネェ)「ほら?爺さん?あんたのお好きなもの。」



団子屋爺「いいもの持ってるではないか!ほほほ!」ガシャン



女提督「対戦車ライフル…」ガタガタガタガタ



提督「皆、トラウマの原因これな?居眠りしてたらこいつでロビンフットやらされるんだ。もちろん的の方。」



夕張「トラウマになりますね…」



雷「そのへんで!暁が限界よ!」



暁「ガタガタガタガタ…」



女提督「あららら…で、今回のヲ級ちゃんは知り合い?」



飛行場姫「アッテミナイト…」



南方棲鬼「ワカラナイ…」



女提督「そっか…」



初春「よく見たら深海の者ではないか?」



村雨「ええええええええ!?」



女提督「大丈夫!仲間だから!」



レ級「ドーモ!アハハ!」



加賀「貴方たち…赤城さんをしりませんか?」



南方棲鬼「アッタコトハ…ナイナ…」



加賀「そうですか…女提督さん私も出撃させてください。」



文月「手伝うよ!」



村雨「そうなんですけど…装備が旅館で…」



初春「…そうじゃな…」



加賀「そうでした…」



提督「じゃあ4人にはついてきてもらうって感じでいいかな?」



女提督「いいよ!ほかの皆は…埠頭に行こう!あそこからなら出撃できる!」



艦娘「「「「 了解! 」」」



提督「さて…行きますか…」カシャン



店主(オネェ)「いくわよん!」バキバキ!



提督「準備万端ですね…もう何も言いませんよ…」



団子屋爺「先に行くぞよ?」スッ



間宮「消えた!?」



女提督「気にしないで。よくあることだから。」



艦娘((((( え?よくあるの? )))))




――1152旅館(ロビー)



兵士5「全員でてください!」



兵士4「これで対象以外はいないな?」



大和「熊野…いきますよ!」



熊野「はい!」



兵士3「みーつけた!動くな?おーい!いたぞー!」



兵士4「手間かけさせやがって…5!連れてくぞ!」



兵士5「あいよ!6と7がもう1人つかまえたとよ。」



大和「離しなさい!」



熊野「いやですわ!」



兵士3「死にたくなかったら黙って来い!」



大和「クッ…」




――旅館(若女将の部屋)



若女将「やっと捕まえたの?」



大和「衣笠!?」



衣笠「すいません…捕まりました…」



若女将「いままでごくろうさま?おかげでいい資金集めになったわ。」



大和「女将さんはどこですか!?」



若女将「あの世にいるんじゃない?」



衣笠「○したんですか…」



若女将「ええ!邪魔だったからね?大丈夫…あんたたちもすぐ追いつけるわよ?」



熊野「あなたはいったい何者なんですか…?」



若女将「冥土の土産に教えてあげる。反艦隊勢力の幹部よ!さあ行きましょ?海へね?お前たち!こいつらを船に。残りはここで待機!」



兵士達「「「「 イエス!マム! 」」」」



ハナシテクダサイ! ウルサイワネ! パシン! ヤマトサン!?




――1200 旅館(入口)



提督「裏は開いてないの?」



加賀「有事には正面からしか入れません…」



提督「そうか…もしもし元帥…権利を行使します…」



元帥『いたしかたない。やれ。そちらへの増援はだせん…すまない。艦隊の方はもう少しかかる…』



提督「了解。たびたびすいません。」



元帥『きにするな。』プツン



提督「許可出ました……」



店主(オネェ)「しかたないわね…」



団子屋爺『屋上1…正面2…屋上はいただく。サプレッサーが無いから気づかれるぞ?よいか?』



提督「かまいません。じゃあ俺は正面2人を…」



店主(オネェ)「私はサポートかしら?あんたたち?目つぶってなさい?」



村雨「はい!」



提督「3カウントでお願いします…3、2、1!」



ズドン!



団子屋爺『屋上排除。』



兵士9「なんだ!?」



兵士10『おい!8!なんか見えるか?…おい!』



提督「…」スッ! バンバンバンバン!



兵士9「」ドサッ

兵士10「」ドサッ



提督「入りますよ!皆はあのバスの中に!」ダッ!



店主(オネェ)「行くわよ!」




――旅館(ロビー)



兵士3「入口がやられたぞ!?」



兵士4「はぁ!?」



兵士5「中に入った!あいつだ!撃て!」



ズダダダダダダダダダダダダ!



提督「アブね!」ズサー



兵士3「リロード!」

兵士4「俺も!」



提督「チャンス!」スッ!バン!バン!



兵士3「」バタリ

兵士4「」バタリ



提督「あと…1人!」



兵士5「…銃を捨てろ…」



提督「ちっ…」



兵士5「おっとそれ以上動くな?…最後に言い残すこは?」



提督「さようなら?」



兵士5「ああ!さよう…」ガシ!!



店主(オネェ)「だ・め・よ!?どっせぇええええええええい!」



兵士5「ぎゃぁああああああああああああああ!」グシャア!



提督「教官すいません…」



店主(オネェ)「あんたもまだまだね?」



兵士6「おい!いたぞ!」

兵士7「わかった!」



提督「隠れて!」



店主(オネェ)「うそん!?」



キーーーーン!ズダダダダダダダダダダダダ!



兵士6「出てきやがれ!」

兵士7「オラオラオラオラ!」



ズダダダダダダダダダダダダ!



提督「なんでガトリング持ってんだよ…」



キー!バリーーン!



兵士6・7「「 え? 」」



ドカン!ゴキャ!ズガン! プシュ--------!



店主(オネェ)「あの子達の乗ってたバス!?」



提督「おい!大丈夫か!?」



運転手A「いたたたた…成功っと…みなさん到着ですよ?」



加賀「バスの使い方…」

初春「間違っておるぞ?おぬし…」



運転手A「まあ!運転手なんでいいじゃん!な?」



提督「A…助かった…」



運転手A「問題ねぇよ。あとは頑張りな?俺はここで煙草でもすってら。」



提督「あとで1カートン買ってやる!」



運転手A「ラッキー!てか、とっとと行けよ?」



提督「ああそうする!」



団子屋爺『おい!若女将と兵士2人が船で逃げたぞ!ほかに娘が3人縛られとる!』



提督「ちくしょう!とりあえず、4人は装備を…それと大和さんと熊野さんの装備も一応持ってきてくれ。」



店主(オネェ)「護衛は私がやるわ。みんな行くわよ?」



ハイ! コチラデス! テキハツブスワン! モウイナイトイインデスガ…



提督「A!またバスの運転頼めるか?」



運転手A「ああ。準備しとく。表につけとくからなー…」



提督「了解。」



団子屋爺『逃げた方向って…深海のやつらの出現方向じゃぞ!?』



提督「マジですか……俺だ女提督。そっちにな…」




――1216 埠頭



女提督「わかった。対処する。……皆聞いて!大和ちゃんと熊野ちゃん、衣笠ちゃんが若女将に連れ去られたって!しかも敵艦隊の方向に逃げたらしいの!だから逃がさないように!そして沈ませ無いように!」



電「作戦はどうするのです?」



女提督「若女将の船の包囲は島風ちゃん、古鷹ちゃん、榛名ちゃん、叢雲ちゃん、お願い。たぶん敵の後方に逃げるはずだからお願いね。」



叢雲・島風・古鷹・榛名「「「「 了解 」」」」



女提督「陣形は4列でいきます。1列目左から島風ちゃん、古鷹ちゃん、初霜ちゃん、高雄ちゃん、那智ちゃん、吹雪ちゃん、叢雲ちゃん、榛名ちゃん。」



女提督「2列目左から雷ちゃん、電ちゃん、青葉ちゃん、祥鳳ちゃん、瑞鶴ちゃん、鈴谷ちゃん、暁ちゃん、響ちゃん。」



女提督「3列目左から三日月ちゃん、皐月ちゃん、川内ちゃん、明石ちゃん、夕張ちゃん、神通ちゃん、時雨ちゃん、夕立ちゃん。」



女提督「4列目左から南方棲鬼ちゃん、大淀ちゃん、間宮さん、リコリスちゃん。」



リ級「アレ?アタシト、ル級、レ級ハ?」



レ級「オルスバン?」



女提督「えっとね…ゴニョゴニョ…」



リ級・ル級・レ級「「「 リョウカイ! 」」」



女提督「作戦です。敵艦隊に接触前に展開。1列目の皆は右と左に半々に分かれて側面に!展開し始めたら2列目の祥鳳ちゃん、瑞鶴ちゃんはほんの少し後ろへ。」



女提督「次に2列目の雷ちゃんと電ちゃん、暁ちゃんと響ちゃんもそれぞれ前に展開。青葉ちゃん、鈴谷ちゃんは祥鳳ちゃんと瑞鶴ちゃんの攻撃の邪魔にならないよう前に展開。」



女提督「3列目の三日月ちゃんと皐月ちゃん、時雨ちゃんと夕立ちゃんは祥鳳ちゃんと瑞鶴ちゃんの横に。主にすり抜けてきたものを叩いて。明石ちゃんと夕張ちゃんは攻撃よりも味方の状況によって修復等をお願いね。」



女提督「最後。4列目の大淀ちゃんと間宮さんは補給や戦況分析をお願いします。守りにリコリスちゃん、南方棲鬼ちゃんお願いね。余裕があれば敵中央に攻撃もお願い。」



女提督「敵を囲んだら一斉射撃。作戦は以上!あぁ…しゃべた…あと、なるべく2人1組、3人1組になるように!」



叢雲「お疲れさま。作戦は了解よ。旗艦は誰にするの?」



女提督「祥鳳ちゃんお願い!」



祥鳳「わかりました!」



女提督「コホン!……ケケケケケケ…無理しない手程度に…沈めてやれ!…ケケケケケケ!以上、提督の真似でした!」



艦娘「「「「 たぶん違うと思う。 」」」」



女提督「こんな感じだと思うんだけどな…じゃあ、あたしらしくいきます!皆頑張るのよ!☆ミ」



艦娘「「「 さっきの提督の真似が本来の女提督(女司令官)だと思う。 」」」



女提督「そんな…愛してるなんて…///」



艦娘「「「 言ってないよ!? 」」」



女提督「さ!この辺にしておいて…出撃お願いします!ただ誰も沈むことは許しません!何かあればすぐに引くこと!破損が出た場合でも同様です!」



艦娘「「「 了解 」」」




――OO湾(戦闘海域)



祥鳳「まもなく戦闘海域です。」



女提督『祥鳳ちゃん、瑞鶴ちゃん。偵察機を。』



祥鳳・瑞鶴「「 了解 」」



祥鳳「発艦します。」

瑞鶴「いってらっしゃい!」



ブーーーーーーーーーーーーーーン!!



祥鳳「……敵艦隊発見!」



瑞鶴「いるのは…イ級、ロ級、ハ級、ニ級だけど…」



女提督『ヲ級は?』



祥鳳「いえ…いません。駆逐級が26機のみです。ひと塊ですが大まかに7体編成が3組、5体編成が1組です!」



女提督『了解。とりあえず作戦通りで敵後方を少し開けて警戒しつつ攻撃で。』



瑞鶴「了解です!」



祥鳳「まもなく接触します!みなさん戦闘準備を!」



艦娘「「「「 了解! 」」」」



叢雲「見えた!」



祥鳳「展開開始してください!」



島風「左側いっくよー!」

古鷹「いきます!」

初霜「高雄さん!」

高雄「慎重に!」



叢雲「榛名、上がるわよ!」

榛名「はい!榛名行きます!」

那智「吹雪は榛名の後ろへ。」

吹雪「了解です!」



電「雷お姉ちゃんは高雄さんたちの方向へ行くのです!」

雷「了解よ!いっくわよ~!」



暁「響!準備はいい?」

響「問題ないよ。行こう!」



青菜「祥鳳さん!この角度で大丈夫ですか?」

祥鳳「はい!問題ありません。」

鈴谷「前にでるよ!瑞鶴どう?」

瑞鶴「良好!さっすが鈴谷!」



皐月「三日月!上がるよ!」

三日月「ここからは通しません!」



夕立「さあ!素敵なパーティーを始めましょ?」

時雨「ああ、準備完了。」



川内「夜戦がよかったな…」

夕張「データいっぱい取れそう!」

神通「すいません…ほんとに…」

明石「いやぁ…こちらももデータ狂がいますんで…」



飛行場姫「マモルカラアンシンシテ?」

南方棲鬼「スキアラバ…ゴウゲキスルケドネ?」

大淀「お願いします。」

間宮「頼りにしてますね?」



祥鳳「女提督さん展開完了!接触まで10秒!9、8、7、6、」



女提督『5、4、3、2、1!』



女提督・祥鳳「『 攻撃開始! 』」



イッケー!ホウゲキ! ソレソレソレー! ブーン!ズダダダ!

ヒュー!ドーン! ズガーン! ザー! ヨケテ! ハイ!



鈴谷「2体抜けた!」



夕張「どこに行っぽい?」

時雨「残念だったね?」



ズドン!ズドン! ドカーン!ドカーン!



鈴谷「夕立、時雨ナイス!」



電「青葉さん!後ろなのです!」



青葉「わーお!?」



皐月「あったれー!」ズドーン



青葉「皐月さんどうもです!」



皐月「やったね!」



イ級「ガァアアアアア!」



祥鳳「しまった!」



ズドーン!ズドーン!



三日月「私だって!やります!」



祥鳳「ありがとう!」




――埠頭



女提督「戦況は?」



大淀『敵26体すべて撃沈!負傷なし!』



女提督「ぱねぇ…うちの娘たちマジぱねぇ…」



瑞鶴『ちょっと!あれ!』



女提督「何事!?」



大淀『敵いた方の後方に敵影!』



榛名『こちらの方向にも敵影です!』



古鷹『こっちにもです!』



女提督「祥鳳ちゃん!瑞鶴ちゃん!」



瑞鶴『偵察機ならもう発艦したよ!もう少し!』



女提督「さっすがー!」



瑞鶴『距離最短で2000!中央6体、右奥6体、左奥6体、駆逐級のみ!』



叢雲『あれ!若女将の船じゃない!?』



瑞鶴『まって!…そうみたい!どうしよう!?』



女提督「大丈夫。こんな時のために!レ級ちゃん、ル級ちゃん、リ級ちゃん!出番だよ!」



レ級「デバンダ!アハハハハ!」

ル級「イキマス!」

リ級「マカセテ…」



女提督「ありがと!じゃあ右奥は右側にいる鈴谷ちゃん以外が右奥の敵へ。左は青葉ちゃん以外が左奥の敵へ。」



女提督「中央は青葉ちゃんと鈴谷ちゃんが中央に。その脇は皐月ちゃん、三日月ちゃん、夕立ちゃん、時雨ちゃんがカバー。祥鳳ちゃんと瑞鶴ちゃんはその間に軽い補給。守りは、川内ちゃん、神通ちゃん、よろしく!」



艦娘『『『『『 了解! 』』』』』



提督「どうだ?」



女提督「おわたのね?こっちは半分たおしちゃって別部隊を対処中。」



提督「そうか…御覧の通り。装備の確保はできた。」



加賀「ありがとうございました!」

文月「感謝だよ~。」

村雨「ありがとう!」

初春「よい働きであったぞ?」



女提督「よかった…ほかの兵士は?」



提督「…」ニコッ



女提督「わーお…」



団子屋爺「ほれお前たち!この船使え!」



店主(オネェ)「ほかの装備と物資はつけといたわよん!」



提督「すいません!ありがとうございます!女提督行くだろ?」



女提督「もちろん!加賀ちゃん、文月ちゃん、村雨ちゃん、初春ちゃん!協力お願いします!」



加賀・文月・村雨・初春「「「 了解 」」」




――OO湾(戦闘海域)



叢雲「那智!榛名!敵前方に砲撃をお願い!暁は私と左側面!吹雪と響は右側面!」

那智「任せろ!榛名!合わせるぞ!」

榛名「了解です!」

吹雪「響ちゃん!よろしく!」

響「ウラーー!」

暁「まかせなさい!」



島風「連装砲ちゃんの準備いいよ~」

古鷹「装填完了です。」

初霜「こちらも大丈夫です!」

高雄「問題ありません!」

電「電の本気をみるのです!」

雷「雷だって!」



青菜「青葉やっちゃいます!」

夕立「まだまだあばれるっぽい!」

時雨「ボクもだよ。」

皐月「ボクだって!」

三日月「準備完了です。」

鈴谷「鈴谷もいけるよ!」



川内「やせ…」

神通「もう言わせません!」

祥鳳「あはは…」

瑞鶴「夜戦になるかなぁ…」

明石「まあまあ…軽く点検します!」

夕張「明石さん!データ使ってください!」

間宮「こちら補給です!」

大淀「士気良好、問題点特になし。」



ホウゲキ!ハッシャ! ズドン!ズドン! ドカーン!ドカーン! 

アタラナイヨ! ズドーン! トドメデス!



飛行場姫「南方棲鬼…」

南方棲鬼「リコリス…」



飛行場姫・南方棲鬼「「 クル! 」」



ザパーーン!



ヲ級「…………」スッ

ブーーーン!ブーーーン!ブーーーン!ブーーーン!



――叢雲達側



叢雲「吹雪!」



吹雪「きゃあ!イタタタ…小破です…」



榛名「撃ちます!」ズドン!



那智「榛名!……ぐぅ…すまない…当たり所が…中破だ…」



響「後退しよう。」



暁「吹雪と那智さんを中央に!囲みながら後退しましょう!」



叢雲「こちら右側!中央にヲ級出現!吹雪が小破!那智が中破!後退するわ!」




――島風達側



古鷹「ヲ級出現!来ます!」



島風「よっと!は!ホっ!残念でした!」



ヒューーーーーーー!ズドーン!



雷・初霜「「 きゃあああああ! 」」



高雄「御2人とも大丈夫ですか!?」



雷「なによもう、雷は大丈夫なんだから!」中破

初霜「ま、まだ…沈んだり……しないわ。」大破



電「2人とも大変なのです!?こちら左側!雷お姉ちゃんが中破、初霜ちゃんが大破なのです!守りながら後退するのです!」



高雄「御2人は私の前に!」




――青葉達側



青葉「本命がきましたよ!」



鈴谷「そしてなんか来た!?回避して!」



時雨「うわ!」

皐月「うそぉ!」

三日月「お姉ちゃん!」

夕立「時雨!」



ズダダダダダダダダ!



青葉「みなさん!?」



時雨「当たった…っ?夕立!?大丈夫かい!?」小破

夕立「も、も~ばかぁ~!これじゃあ戦えないっぽい…」大破

皐月「いっててて……」小破

三日月「何てことするのよぅ…!」中破



鈴谷「結構な被害…こちら中央!時雨、皐月が小破!三日月が中破!夕立が大破!後退するね!」




――後方



大淀「女提督さん、全員後退完了しました!」



女提督『みんなは大丈夫!?』



大淀「とりあえず沈んだ人はいませんが…被害が…」



女提督『どのくらい?』



大淀「後退中に追撃を受けながらだったらしく…さらに高雄、電、響、青葉が小破です。」



女提督『あらららら…他には?』



祥鳳「ゆっくりですが、ヲ級と残った駆逐級が編成を立て直しながら向かってきます。ヲ級を囲むように4体。その両脇を4体ずつが固めてます。」



瑞鶴「やばいよ!敵の艦載機がものすごい速さで来てる!」



加賀「それで?あきらめるのかしら?五航戦?」



瑞鶴「加賀さん!?」



文月「皐月姉ぇ!三日月~!大丈夫~?」



皐月「文月!」

三日月「文月お姉ちゃん!」



村雨「こっぴどくやれらちゃったね…」



夕立「村雨っぽい!?」

時雨「来てくれたのかい!?」



初春「下がっておれ?初霜よ!」



初霜「初霜さん!」



女提督「来ちゃった!」



艦娘「「「 来ちゃった!? 」」」




――数分前 若女将側



若女将「なんで艦隊がいるのよ!?」



兵士1「さぁ?」

兵士2「しらないですねぇ…」



ザパーーン!



若女将「迎えね。遅いわよ!」



レ級「ナンノコト?」

ル級「ウゴクナ…」

リ級「武器ステテ?」



若女将「まさか…お前たち!攻撃!」



兵士1「きえろ!」ズダダダダ!

兵士2「このやろ!」ズダダダダ!



レ級「ソレ!」ガブッ!



兵士1「ンー!」



レ級「バイバイ!アハハハハ!」ブンッ!



兵士1「ギャアアアアアアアアアアア!」ヒューーードパーン!



兵士2「化け物め!」ズダダダダダ!



ル級「ソレダケ?」ガコン!



兵士2「いやだ!死にたくない!やめてくれ!」ガブゥ



レ級「フタツメ!イッキマース!」ブンッ!



兵士2「ああぁあああああああああ!」ヒューーードパーン!



若女将「くそ!かかれ!」



リ級「コレノコト?」



若女将「そんな…エンジン取り外さないで…」



レ級「オマエハ?ネテテ?」ボコォ!



若女将「ゲェ!…………」



ル級「女提督、フネトメタワ。」



女提督『ありがと!人質は?』



リ級「イル…」



大和「あなた方は?」

熊野「敵ですの!?」

衣笠「やばいです!やばいですよ!?」



提督『レ級、ル級、リ級、ありがと。自由にして通信機をかしてあげてくれるかな?』



ル級「ハイ。テイトクカラ。」



大和「あ、ありがとうございます…あの…提督さん?」



提督『大和さん。俺です。皆さん大丈夫ですか?その娘たちは味方なので大丈夫ですよ。もう少しでそちらにつきます。』



ザーーー!



提督「ね?ついたでしょ?女提督!こっちの船にうつる!」



女提督「あたしは先に皆のとこに合流してるね。装備はこれで浮くはずだからおろすね。」バシャーン!ザーーーーー!



提督「ありがと。なあ、ほかの兵士はどうした?」



大和「レ級が…投げ捨てました…」



レ級「アハハハ!ドッカトンデッタ!」



提督「グッジョブ!」



大和・熊野・衣笠((( グッジョブなの・なんですの!? )))



提督「こいつをしばって…これつけて…大和さん、熊野さん、衣笠…頼みがあるんだが…」




――時は戻り女提督側



電「来ちゃったのです!?」



女提督「はい。来ちゃったのです!あともうちょっとだけ踏ん張って!ここに物資もあるから!」



明石「よかった!応急処置しますから、大破の人から来てください!」



夕張「はいはーい!こっちですよ!」



女提督「とりあえず祥鳳ちゃん、瑞鶴ちゃん、加賀ちゃんは敵の艦載機をつぶしちゃって?」



祥鳳「発艦!」バシュッ!ブーーーン!

瑞鶴「通すもんか!」バシュッ!ブーーーン!

加賀「いきます!」バシュッ!ブーーーン!



女提督「この間に再編成するよ!」



提督『女提督!許可をもらえたぞ!』



女提督「了解!じゃあタイミング見て合図するね!」



提督『了解した。』



女提督「ういっす!編成は中央に祥鳳ちゃん、瑞鶴ちゃん、加賀ちゃん!」



女提督「その左側を川内ちゃん、村雨ちゃん、南方棲鬼ちゃん。右側を神通ちゃん、初春ちゃん、文月ちゃん、リコリスちゃん。」



神通「作戦はどうするのでしょうか?」



女提督「中央の3人が制空権をとってもらいます。そしたら左側の3人が敵左の駆逐級4体を排除!右側の4人も同じく右側の4体を叩く。そのときリコリスちゃんと南方棲鬼ちゃんは中央の3人を守れる位置をキープして。」



女提督「左右の駆逐級の排除が完了したら展開まえの陣形にもどってもらって敵の注意を引き付けておいてください。あとは…」



加賀「あの…」



女提督「大丈夫だよ。ヲ級だけを残したらリコリスちゃんと南方棲鬼ちゃんはヲ級とコンタクトとってね?加賀ちゃんはその時にね?」



加賀「ありがとうございます。」



女提督「無傷だった島風ちゃん、古鷹ちゃん、叢雲ちゃん、榛名ちゃん、鈴谷ちゃん、暁ちゃんは後方で防衛をお願いします。以上!」



祥鳳「敵残り1500で到達します!」



女提督「沈まないように!逃げるときは逃げること!」



艦娘「「「 はい! 」」」



――OO湾(戦闘海域)



祥鳳「加賀さん!準備はいいですか!?」

加賀「ええ。五航戦足を引っ張らないように…」

瑞鶴「わかってますよー!」



川内「戦いだ~♪夜戦じゃないけど頑張るよ~♪」

村雨「なんの歌なのよ!?」

南方棲鬼「キンチョウカンガ…」



神通「準備大丈夫ですか?」

初春「問題ない。」

文月「もちろ~ん!」

リコリス「ウシロハマカセテ。」



瑞鶴「まもなく接触!発艦開始!」バシュッ!ブーーーン!

加賀「ええ。発艦。」バシュッ!ブーーーン!

祥鳳「制空権お願い!」バシュッ!ブーーーン!



ズダダダダダダ! ブーーーン!ブーーーン! ダダダダダダ! 

ドカン! ヒュー!ズドーン! 



加賀「制空権確保。」



祥鳳「展開開始!」



川内「行くよ!」

村雨「了解!」

南方棲鬼「シズメテアゲル…」



神通「右側行きます!」

初春「うむ!」

文月「了解~。」

リコリス「サァ…アソビマショ?」



祥鳳「展開完了…戦闘開始!」



瑞鶴「中央は私達で!加賀さん!」

加賀「五航戦!右上空3機!」

祥鳳「そこは私が!お2人は脇に流さないよう落としてください!」




――左側



川内「まずは1体目!」ズドーン



村雨「川内さん右側!」ドーン



川内「ありがと!とっどめー!」ズドーン



ロ級「ガァアアアアア!」

イ級「グァアアアアア!」



南方棲鬼「サセナイ…」ズドン!ズドン!



ドカーン!ドカーン!



川内「2体同時に!?」

村雨「味方でよかったわ…」



南方棲鬼「ヒイテ!村雨、上!」



村雨「ちょっ、まっ…!いたたた…」小破



川内「戻るよ!村雨は私の前に!」

村雨「うん!」

南方棲鬼「ミテルカラハヤク!」




――右側



神通「撃ちます…1体排除。」




初春「合わせるぞ!文月!」

文月「いいよ!せーの!」



初春・文月「「 当れ! 」」



ズドーン!



神通「2体排除。おみごとです!」



初春「じゃろ!」フフン



文月「1体が中央に!」



ズドドドドドドドド! ドカァーーーーン!



飛行場姫「ア…ウチスギタ…イッカ…」



神通「容赦ありませんね…さあ、後退しますよ!…きゃあああ!」ドカーン!



初春「大丈夫か!?」



神通「狙い撃ちされました。これじゃ、戦いにくいです。」中破



飛行場姫「ワタシノウシロニ!コウタイ!」




――中央



祥鳳「艦載機が増えた!?」



瑞鶴「逃がさないよ!」



加賀「少しはやれるようになったのね?」



瑞鶴「やった。褒められた~。どんどん行くよ!祥鳳さん!前!前!」



祥鳳「あ!」



ドカーン!



加賀「大丈夫かしら?」



祥鳳「ありがとうございます!」



祥鳳・瑞鶴「「 加賀さん!上! 」」



加賀「きゃ!…頭にきました。」小破…



飛行場姫「ゴメン…」



加賀「この程度、問題ありません」



祥鳳「みんな戻った?」



川内「右側おわったよ!」



神通「左側もです!」



川内「神通、大丈夫!?」



神通「ええ。被害は私だけです。」



女提督『大丈夫!?』



祥鳳「村雨さん、加賀さんが小破!神通さんが中破です!」



女提督『わかった!注意をひきつつ後退しちゃって!こっちまでの距離は!?』



祥鳳「1200弱かと!」



女提督『了解!残り900を切ったら報告を!』



祥鳳「了解です!皆さん後退します!被害を受けた方はなるべく先に後退してください!」



出撃組「「「 了解 」」」




――数分後



加賀「そろそろ残り900を切るわ。」



祥鳳「女提督さん聞こえてますか?」



女提督『大丈夫。攻撃されてない?』



祥鳳「今のところうまくよけられてます。注意もこちらに向いています。…900切ります!」



女提督『了解。提督達!最後やっちゃって!』



提督『 了解。たのむ! 』



ドパーン!ドパーン!ドパーン!



瑞鶴「なに!?」



祥鳳「あれは…提督!?」



加賀「大和に熊野!?衣笠も!?」



提督「大和さん、熊野さん、衣笠!作戦通りに頼む!…よっ、みんな。おつかれさま!」



南方棲鬼「ココマデキタノカ!?」



提督「まあな。」



大和『敵2体撃破!こちらを向きました!』



提督「了解!レ級、ル級、リ級!後ろから駆逐級を頼む!」



ザパーーン!



レ級「ホラホラホラホラ!アハハハハハハ!」



ズガン!ズガン! ブン! グシャア!



ル級「砲撃…カイシ!」



ズドーン!ズドーン!ズドーン!  ドカーン!ドカーン!ドカーン!



リ級「ソッチジャナイ…コッチ!」



ヒュッ!クルッ! グシャア! ドカーン!



提督「ヲ級から離れて!熊野さん敵は?」



熊野「ヲ級のみですわ!攻撃もやみましたわ!」



ヲ級「…ヲ……」



祥鳳「ヲ級が…止まった?」



瑞鶴「それ!…提督!制空権は安心して!」



提督「瑞鶴ありがとう!深海の皆ヲ級とコンタクトをお願い。」



飛行場姫「ワカッタ…イッテミル…」

南方棲鬼「イッテキマース」



提督「ほかの皆は周りを警戒してな?」



艦娘「「「 了解! 」」」



―――――――――――



ヲ級「シズ…メ…ロ…ケセ…ワタシハ…ヲ…キュウ…」



飛行場姫「ハジメマシテ…」



南方棲鬼「ハナセル?」



ヲ級「ワタシ…ハ…ヲ…キュウ……カガ…」



レ級「ダメダネ?アハハハハ!」



ル級「ワラウナ…アッ…ムリカ…」



リ級「ン?カガ?」



ヲ級「カ…ガ?カ…ガ?カガ?カガ!?アアアアアアアアアア!」



飛行場姫「ドウシタ!?」



ヲ級「カガサン!タスケテ!カガサン!」



南方棲鬼「テイトク!カガヲツレテキテ!」



提督「ああ今行く!加賀さん。行きましょう。女提督もこっちに!」



加賀「ええ…」

女提督「あいよっと!」



ザーーー



加賀「ヲ級?」



ヲ級「カガ!?ワタシ!タスケテ!シズメテ!オネガイ!」



加賀「もしかして…赤城さん…なの…」



ヲ級「ワタシハ…ヲキ…アカギ…アアアアアアアアア!カガサン!タスケテ!シズメテ!」



加賀「赤城さん…もういいんです…助けますから…」ギュー



女提督「加賀ちゃん?」



ヲ級「シズメテ……シズメテ…」



加賀「私の手で…やります…」



提督「そうか…深海のみんな?助けられそう?」



南方棲鬼「デキナイ…コノクルシミガ、ツヅクダケ…」



提督「わかった。深海のみんなは下がっていてくれ…」



加賀「赤城さん…今…助けますから…」スゥ…ギリッ!



提督「……」

女提督「加賀ちゃん…」



加賀「さようなら…赤城さん!」バシュッ!



ズドーーーーーーン!



ヲ級「ア…リ……ガ…トウ…カガ…サ………」ブクブクブクブク…



加賀「……赤城さん…いやだ…まだ!赤城さん!赤城さん!あああああああああああああ!」



女提督「加賀さん…」ギューーーー!



加賀「うわぁああぁぁぁぁぁぁああああああああああ!」



ブクブクブクブク…キラキラ…



提督「ん?」



ブクブクブクブクキラキラキラキラキラ!!



提督「なんだ!?」

女提督「え!?なに!?」



ザブーーーーン!



提督「敵か!?加賀さん!乗って!」



加賀「まって!」



提督「は!?」



??「あれ?私は何を?」



加賀「え…あ……」



??「しかもなんか海の上ですよ!?あれ!?なんですこれ!?」



提督「うそだろ…おい…」



加賀「あ…あ………」



??「なんでしょうね?ん?ああ!加賀さんじゃないですか!どうしたんです?こんなところで?」



女提督「加賀ちゃん…あれって…」



加賀「はい…間違いありません…」



??「あれ?幻ですかー?加賀さーん?」



提督・女提督・加賀「「「 赤城さん・ちゃん!? 」」」



赤城「はい!?なんですか大きな声で!?」グゥウウウウウ…



女提督「何のおと?」



赤城「おなかがすきました!」



加賀「あがぎざーーーーーん!」ギューーーーーーー!



赤城「うわ!?加賀さん落ち着いてください!」



提督「あの…これ食べる?レーションだけど…」ヒョイッ!



赤城「はい!いただきます!モグモグ…足りません!」



グゥウウウウウウウ!



提督「みたいだな?」



赤城「私じゃありませんよ?」



加賀「///////」



女提督「加賀ちゃん?もどろっか?」



加賀「はい///////」



提督「赤城さんもついてきてね?」



赤城「はい!」



―――――――――――



提督「どうゆうわけだか…さっぱりだ…」



女提督「ね?わかる人は挙手!」



シーン…



女提督「わからない人挙手!」



艦娘「「「「「 はーい! 」」」」」



提督「だよなー…」



「こちら本部の艦隊です!そちらはどこの所属ですか?」



女提督「はーい!■■鎮守府でーす!おお?鳳翔さーん!」



鳳翔「女提督!大丈夫!?敵艦隊は!?」



提督「敵ですか?」



女提督「みんなが全部倒しちゃった。」



鳳翔「はい!?全部ですか!?」



女提督「はい!」



鳳翔「あらー…」



??「遅くなった!」

??「ごめんなさいね?」



提督「長門姉さん!」



女提督「陸奥姉ぇ!」



長門「やっぱりお前たちか!敵はどうした?」



女提督「ええとですね…」カクカクシカジカ…



陸奥「貴方たちやるわねぇ…」ナデナデ



提督「あの…もう子供じゃないんで…」



陸奥「あらあら…ウフフ」



長門「ああ…本部か?ほかの艦はすべて帰投していい。敵は…全滅。あと埠頭の近くに入渠できる準備を…はい。わかった。」



陸奥「なんだって?」



長門「埠頭にもどるようにとの命令だ。もどるぞ。」



若女将「は!?」



提督「Good Night!」カチッ! バリバリバリバリ



若女将「アババババ!……」



提督「これ容疑者。」ニカァ



長門「ああ…(澄みわたったいい笑顔をしている…)」



女提督「みんな凱旋だよ!私達の勝利~!」



艦娘「「「 やったーーーー! 」」」




――埠頭



元帥「なるほどな…それが彼女か…」



提督「はい。過去にこのようなことの報告は?」



元帥「ない。」



女提督「うちで預かる方向でいいですね?」



元帥「構わん。しかし、反艦隊勢力の幹部をよくとらえた!証拠もばっちりある!その上あの艦隊をすべて撃破するとはな…」



提督「うちのメンバーと大和さんたちの力があってこそです。」



店主(オネェ)「わ・た・し・は?」

団子屋爺「そうじゃのぉ…」



元帥「お前ら…こんなとこにいたのか…」



女提督「知り合いだったんですか!?」



元帥「こいつら店主は教え子、爺さんは同期だよ…」



店主(オネェ)「そうよ?お礼してね?」

団子屋爺「少しほしいものがあっての?」



元帥「わかってる。あとで連絡する。」



店主(オネェ)「ありがと!若い子達はまたね?」

団子屋爺「帰るとき寄っていきなさい。お土産用意しておくからの?」



提督・女提督「「 ありがとうございました! 」」



元帥「では。わしも戻るとするか!遅れてすまんかった…鳳翔!長門!陸奥!」



鳳翔「はい?」

長門「なんだ?」

陸奥「なにかしら?」



元帥「明日から2日は休め。旅館に空き室があるようだからそこに泊まっていけ。このところ休みがなかっただろ?な?」



長門「そうだな…そうさせてもらおう。」



陸奥「ありがとうございます!」



鳳翔「ではお言葉に甘えさせていただきます。」



元帥「そうしてくれ。また後で連絡する。」ガチャッ!バタン! ブロロ!



叢雲「ねえ?旅館に戻らないの?」



陸奥「そうよ?女の子たちを入渠させてあげないとね?」



提督「あの旅館…死体転がってますけど…」



長門「処理済みだ。大浴場を入渠スペースとして貸してもらっている。」



提督「すいません…後処理してもらって…」



運転手A「戻りますんでのってくださいよ!」



叢雲「行きましょ?」



女提督「うん!行こ!」



提督「ああ。」




――1800 旅館(ロビー)



提督「そうですか…やはり…」



元帥『供述によると殺害して埋めたそうだ…遺体も発見した。』



女提督「そうですか…女将さんはだめでしたか…」



元帥『ああ…わしとしても…残念だ…』



提督「この旅館はどうなるんです?」



元帥『女将がいたからこそ軍と提携できていたからな…軍としてはどこかに売ることになるな…』



女提督「じゃあ、大和ちゃんたちは、うちでいいですよね?」



元帥『うむ。衣笠は本部に一度もどすがな?』



提督「了解です。この話はみんなにしますよ?」



元帥『頼んだ。』



憲兵J『失礼します!幹部の女が逃走しました!』



元帥『なに!?』



憲兵J『現在行方を追っていますが…』



元帥『すまない!そっちも注意は怠るな!』プツン



提督「またか…注意はしとこう…」



女提督「とりあえず広間に戻ろうよ?ね?」




――同時刻 どこかの海上



??「捕まっちゃだめでしょーよ…」



若女将「助けが遅いのよ!」



??「助けてもらっといてその言い草はないでしょ…」



若女将「うっさいわね!偉そうな口きくんじゃないわよ!」



??「もー…これだから…はいもしもーし。あ!ボス!……いるよー!ボスから!」



若女将「ボス!はい!このたびは…え…そんな!ボス!ねえ!うそでしょ!ボス!」



??「ボスからきいた?」カシャッ!



若女将「ねぇ…なによ…なんなの!?こんだけつくしたのに!ふざけないで!今回の失敗は!取り返すから!ねぇ!○さないで!」



??「あきらめわるいなぁ…」バンッ!バンッ!



若女将「」バタッ



??「ボスー!お掃除おわったよー!え?海に?りょうかーい!あ!ちょっと寄り道してからでもいい?ありがとーボス!え?よくわかってるねー…了解伝えとく!じゃあねー!」



??「よいしょ…」ドボン!



??「さてと!方向は…あっちだね。レッツゴー!」




――1900 旅館(広間)



女提督「みんなここに居たんだ!鳳翔さんたちもいるー!」



鳳翔「元帥が私たちの分も入れておいてくれましたので。」



提督「ちょうどいいか…みんな居るから話しておこうか?」



女提督「そうだね!みんな注目!」



提督「今回は、みんな本当によく頑張ってくれた!ありがとう!」



女提督「ありがとね!みんな!」



アンナノワタシタチナラ! マンシンハダメヨ! ガヤガヤガヤ!



提督「いいかー!確かに慢心はしないこと!本題にはいるぞー!」



女提督「元帥と連絡を取ったんだけど、女将さんが…亡くなっていました…犯人は若女将でした。」



大和「残念です…」



提督「つらいだろうが聞いていてくれ…元帥いわく艦娘の受け入れは女将さんがいたからこすできた話で、今後はこの旅館は軍としては民間に委託するそうだ。」



女提督「その場合、艦娘を受け入れるかどうかは全くわかりません…」



初春「では…どこかに移籍か解体になるのじゃな?」



提督「そうなるんですが…移籍しませんかと…」



熊野「どこにでしょうか?」



保護局艦娘「「「 ■■鎮守府! 」」」



村雨「え?」



女提督「さっすが!よくわかってるぅ!」



加賀「あの…■■鎮守府というのは…」



大和「■■鎮守府…別名、艦隊調査保護局…」



熊野「ええ!?それって!?」



提督「俺たちの鎮守府だ。返事はいつでも構わない。ゆっくり考えてくれ!てなわけで…今日はいったん終わりで…」



女提督「ごはんターイム!やっほおおおおおおおお!お願いしまーす!」



板長「へい!じゃんじゃんくってくだせぇ!おーい!野郎ども!もってこーい!後でマグロの解体ここでお見せしますんでお楽しみに!」



大和「お手伝いいたします!」



板長「だめだ!あんたらも出撃したんだろ?功労者を働かせるわけにはいかねぇなぁ!おーい!酒も持ってこい!大吟醸あったろ!船盛もだぁ!な!お前たちも食え!ガハハハ!女将への弔いもあらぁ!女将はみんなの笑顔が好きだったしなぁ…」



大和達「「「「 ありがとうございます! 」」」」



アイヨ! ワーーー!スッゴイノキタァ! イタダキマース! ヘイ!メシアガッテクダセェ!

ナニコレ!?オイヒィ! イタチョウサン!コノダシッテ… ヨクワカリヤシタネ!? ワイワイ!



提督「すげぇ…豪勢…」



女提督「きょのおしゃしみしゅっごいひんへん!」



長門「女提督…食べるかしゃべるかどっちかにしろ…」



女提督「…」



陸奥「食を選んだわ…」



大和「あの…提督さん、女提督さん…」



提督「はい?なんですか?」



大和「私は…受けようと思います。よろしいでしょうか?」



提督「もちろん。」



女提督「………」モグモグ



大和「えっと…女提督さん?」



長門「返事くらいはできるだろ!?」グリグリグリ!



女提督「あぁあああああああああ!よっと!」スルン



長門「抜けた!?」



女提督「大和ちゃーーーん!早くうちに来て~!怖いお姉さんがいじめるぅ!」ギュー



大和「え!あ!はい!」



長門「あまり甘やかすな?」



女提督「うるさーい!長門姉エなんて怖くないもーん!」



長門「きさま…」



陸奥「まあまあ…」



提督「よろしく頼むよ。大和さんも大淀のところで食べてきたら?」ニコッ



大和「呼び捨てで構いません!ありがとうございます!」



衣笠「あのー鳳翔さん。私は?」



鳳翔「本部に戻るんじゃないかしら?」



提督「鳳翔さんも今回は来てくれてありがとうございました!」



鳳翔「いえ…今回は出る幕がありませんでしたけど…みなさんの無事が直接わかってよかったです。それと衣笠はどうなるか元帥から聞いてますか?」



提督「衣笠は元帥が本部に戻ってきてほしいといっていたな?」



衣笠「そうですかぁ…」



トゥルルルルル!



提督「ちょっと待ってて?…もしもし?元帥?大丈夫です?はい。少々お待ちください?はい。元帥。」



衣笠「は、はい!衣笠さんです!はい!ええ…え?はい!了解しました!はい!失礼します!」



女提督「なんだって?」



衣笠「ええ。一度戻ったら、そちらに連絡係として出向させるからねーと…」



提督「そうか。よろしくな!」



女提督「ほんと!やったね!青葉ちゃーん!衣笠ちゃん一緒にうちで働くってさ!」



青葉「やたーわーい!きーぬがさー!」



衣笠「青葉、しっかり見張ってるからね?」



青葉「そうですか…お目付役ですか…コナイデクダサイ…」



衣笠「提督。女提督さん。青葉は解体してほしいそうです。できるだけ無残に残酷に。」



提督「足の指から?」ニコニコ



女提督「それとも、手の指?」ニコニコ



青葉「ごめんなさい!冗談です!すいませんでした!衣笠!愛してますから!衣笠!」



衣笠「衣笠さんはわかってますよー!よろしくね?」



青葉「もちろんです!」




―――――――――――



鈴谷「くーまのー」



熊野「きゃあ!鈴谷…重いですわ。…この前は…ひどいことを…」



鈴谷「気にしてないって!でさ…話受けるよね?受けるよね!?」



熊野「いいんですの?」



鈴谷「というか…みんな来ること前提だよ?例えば…叢雲~!」



叢雲「にゃに?」モグモグ



鈴谷「おお…食べてるとこ申し訳…熊野が迷ってるんだってさ。」



叢雲「何を?」



鈴谷「来るかどうか。」



叢雲「逆になにを迷うの?くるんでしょ?」



鈴谷「ね?叢雲ごめん。ありがと!」



叢雲「ん?あ!明石さんそれ一口!鈴谷と熊野もしゃべってないで早くこっち来て食べましょ!」



鈴谷「あいー!で?どうする?」



熊野「……この話受けますわ!」



鈴谷「よし!提督達のとこ行ってこよ?」



熊野「わかりましたわ!」



鈴谷「ちょっと熊野と提督のとこ行って、移籍のこと話してくるから!残しといてね!」



明石「鈴谷さん!早くしないと食いしん坊クールビューティ叢雲が全部食べちゃいますよ!」



叢雲「なにこれおいひぃ~…」ポワァ



鈴谷「あはははは!」



―――――――――――



赤城「おいしいです!こっちも!…おいしい!」



加賀「相変わらず食べますね………」



瑞鶴「先輩、はいどうぞ!」



加賀「ありがとう。瑞鶴。」



瑞鶴「え!?いま、名前で!?」



加賀「気のせいでは?」



瑞鶴「だよね…うまくいったときだって『まだまだね。』しか言ってくれなかったのに…」



赤城「加賀さんはいつも瑞鶴のこと褒めてましたよ?」



加賀「赤城さん!?」



瑞鶴「本当なの!?」



赤城「はい。下手なところはあるけど根性はある。とか…人一倍練習してるのは感心するわ。とかですね?」



加賀「////」



瑞鶴「うれっしいなー!」



女提督「はろん!食べてる?飲んでる?」



赤城「はい!まだまだ食べます!」



女提督「いっぱい食べてね?」



加賀「あの…すいません…」



女提督「なに?」



加賀「移籍の件ですが…」



瑞鶴「来てくれるでしょ!?」



加賀「本当によろしいんでしょうか?」



女提督「もちろん!赤城ちゃんはうち決定ね?」



赤城「はい!お願いします!」



加賀「では…私も!」



瑞鶴「先輩~~~!」ギュー



加賀「ほら!瑞鶴、分かったから!はなして!」



女提督「あはは!そうだ!赤城ちゃんあの時の話なんだけど…」



赤城「すいません!食事の後でもいいですか!?」キラン



加賀「ちょっと!?赤城さん!?」



女提督「いいでしょう。満足するまで食べなさい。命令です。」ニコッ



赤城「ありがとうございます!」



加賀「すいません…」



女提督「加賀ちゃんも瑞鶴ちゃんも食べてねー。」




―――――――――――



皐月「移籍するでしょ?」



文月「したいけど…許可してくれるかなぁ?」



提督「うん。許可するよ?」



皐月・文月「「 わぁ! 」」



提督「びっくりしたか?」



皐月「うん…びっくりしたぁ…」



文月「はぁ…はぁ…びっくりした~…」



提督「で?来るだろ?文月さん?」



文月「はい!よろしくお願いしま~す!」



提督「あいよ。よろしくな?」



皐月「今度なにしていたずらする?」



文月「そうだなぁ…あれなんか~」



提督「ははは…」



三日月「お姉ちゃん達…」



提督「まぁ…三日月…頑張れ…疲れたら執務室においで…ゆっくりするといい…」ポス ナデナデ



三日月「司令官…ありがとうございます…」



皐月「ずるーい!ボクも遊びに行く!」



文月「私も~!」



三日月「神通さんの気持ちがわかります…」



提督「はははは…(苦笑い)」




――――――――――



初春「こうじゃの…」



初霜「また負けちゃいました…」



女提督「なにやってーの?」



初霜「あ!女司令官さん。将棋です。初春さんに勝てなくて…」



初春「まだまだじゃのぉ」



女提督「あたしもやる。初春ちゃん勝負!」



初春「よかろう。受けて立つ。」



女提督「じゃあ飛車と角はぬいてと…」



初春「たいした自信じゃな?」



女提督「うん。いつもこれだからねー。」



――15分後



初春「負けじゃと…」



女提督「どうもでした!」



初春「完敗じゃ…これは移籍して毎日でも勝負を挑むぞ?」



女提督「どうぞー。かかってきなさーい!」フンス



初霜「じゃあ!来てくれるんですか?」



初春「もとよりそのつもりじゃ。よろしく頼む!」



女提督「こちらこそ!」




――――――――――――



夕立「はい村雨~。」



村雨「ありがとう!」



時雨「こっちのも。はい。」



村雨「わぁ…甘やかされてる感が半端ない…」



夕立「ぽい!提督さん何か御用?」



提督「様子みにきただけだ。」ナデナデ



夕立「ここに座るっぽい。」



提督「はいはい。どう?楽しんでる?」



村雨「はい!今回はありがとうございました!」



提督「いえいえ。」



夕立「夕立もがんばったぽい!と言うことで…」ゴロン



時雨「あ、ボクも。」ゴロン



提督「ありがとな?」ナデナデ



村雨「君たちは犬か!?」



夕立「ぽい!」

時雨「わん。」



村雨「だめだこりゃ!あははは!」



バキッ!バキバキバキ!



村雨「どこかでお箸が折れる音が!?」



時雨「そういえば移籍するんでしょ?」



村雨「うん!よろしくお願いするわ。」



提督「そうか。よろしくな!」



夕立「ぽいー…」



提督「寝てる…大破したしな…疲れただろう…時雨?あとで部屋までおねがいな?」



時雨「了解!村雨もここ来たら?」ポンポン



提督「どうぞご自由に。」



村雨「じゃあ…えーい!」ポフン



提督「ほんとに仲よさそうだな。」ニコニコ



バキバキバキバキバキバキ!



村雨(また箸が何本かあの世に…)




――2050



提督「今日はこの辺にしようか!」



女提督「そうだね!明日も遊ぶし…」



提督「そうだな。おーい、みんな!ちょっといいか?」



女提督「注目!」



艦娘「「「「 はーい! 」」」」



提督「明日はこの旅館のプライベートビーチを借りたからそこでお昼にしよう!」



女提督「だからお昼には集合するようにね?」



艦娘「「「 了解! 」」」



提督「よろしく!女提督。元帥に連絡しに行くけど行くか?」



女提督「行くっすよ!」



提督「じゃあ解散!ほんとお疲れさまでした!」



女提督「ありがとね!みんな!」



艦娘「「「 はーい! 」」」




――2110 某所



提督「さてさて…」



女提督「そうだよね…」



提督・女提督「「 さっさと出て来いよ… 」」



??「ありゃりゃりゃ…ばれちゃったよ…」



提督「てめぇ…何もんだ?」カシャッ!

女提督「そうね?こそこそと聞き耳立ててくれちゃって…」



??「…あのー…攻撃しないんでとりあえず武装解除を…」



提督「断る。攻撃しないって言ってるやつがポケットの中の武器は握らない…」



??「うわ…ばれてる…」



女提督「この人に脳天ぶち抜かれたくなきゃ…おとなしく両手をあげてね…」



??「はーい!まだ死ねないんで…」



提督「で?あんただれ?」



??「私ですか?ただの町人…はい。冗談です。反艦隊勢力の者です。はい。」



女提督「目的は?」



??「ただのご挨拶ですよ。本当に!本当だからね!」



提督「さて…つかまえるか…」



??「まった!反対のポケットみてみてよ!動かないからさ!」



女提督「これ…タイマー!?残り3分!?」



??「そゆこと!で?銃をしまうなら止めてあげるよ?それおいてね?形勢逆転?」



提督「女提督さがれ…」カシャ



??「いい判断!はい止めた!……おっと。止めたからって今度はドーンだからね?」



女提督「ちっ…」



??「それでですね…ここのみんないい感じで俺たちの邪魔をしはじめてるんだよね…だから…邪魔をしないでほしいんだよねー」



女提督「いやだと言ったら?」



提督「……」スゥ



??「はい!動かない!」



提督「……」



??「うんうん!てなわけでもし邪魔するなら…それなりの覚悟はしてもらうよ!そうだ。若女将なら処分したよ。たぶん海に浮いてるんじゃないかな?」



女提督「脱走を手助けしたのは貴様か…○したのか?」



??「うん!だってさー仕事ミスった挙句…捕まっちゃうし。」



提督「この屑野郎…顔くらい見せたらどうだ?」



??「まだだめ!」



プルルルルル



??「すいません!電話失礼します!動かないでね?はい!ボス!え?はい。マジですかー…今から?はい…行きまーす…と言うことで…失礼します…そのまま5分間はそのままで…なんで残業なんだよ!?くそ!残業手当出ないくせに!」



女提督「うちに来る?条件は三食、部屋付き、残業ほとんどなし。給料は…応相談。」



提督「この職場に男は俺だけ。他はかわいい娘たちばかり。この左は除く。」



??「うわ。いい条件…って、行かないよ!?ちょっと惹かれちゃったじゃないか!それに、女提督は綺麗だとおもうよ!うん!」



女提督「なんだかなぁ…」



提督「だめかぁ…」



??「わりと余裕あるね君たち!?俺はほんとにさよならするよ。爆弾はボイラー室にあるから。あとあのお方?ボス?が提督君によろしくって!ばいばい!」タッタッタッ



提督「おいまて!ボスってだれだ!?なぜ俺を知っている!ちくしょう…いっちまった…」



女提督「落ち着いて!とりあえずそのまま!」



――5分後



女提督「もどろ!」



提督「俺はとりあえず爆弾の処理してくる…」



女提督「慎重に!元帥にはあたしから!」



提督「たのんだ!」




――2125 部屋E-1



叢雲「お風呂の準備できた?」



皐月「おっけー」



明石「ちょっと待ってください!すぐ着替えますんで」ヌギヌギ



夕張「は~い…これを脱~いで~♪」ポーイ



叢雲「夕張はまだ酔ってるわね…」



バタン!!



叢雲「なに!?」



提督「明石!夕張!ちょっとてつd……」



明石「!?」下着姿

夕張「??」下着姿



提督「すいませんでしたぁ!」ゲザァ!



明石「見ましたね?」

夕張「みられちゃいました~♪」



提督「はっきりとは見てませんのでお許しを!」



叢雲「ノックくらいしなさい!」



提督「その通りです!」ゲザァ



皐月「あははは!」



夕張「てーいーとーくー♪」ギュー



提督「あの!?夕張さん!?なにしてるんですか!?離れててくれ!」ゲザァ!



皐月「あ!ずるーい!」



叢雲「なにしてんの!?はなれなさい!」



夕張「やら!ぎゅーしてる!てーとくー…ゆうありの~メロン~たべる~?」ギュー



明石「じゃあ…わたしも…」



提督「何をおっしゃって…だめだ、許せ!明石、叢雲!手伝ってくれ」ガバッ!



叢雲「ちょっと!?」

明石「きゃああああ♪」

夕張「ぎゅー。」



提督「夕張。甘えたいなら明日にしてくれ…」



夕張「は~い♪おふろはいる~…」



提督「皐月…夕張を頼む…」



皐月「はいはーい!明日ボクも甘えるからね~!夕張、寝ちゃだめだって!」



提督「ははは…とりあえず明石は服を着ながら聞いてくれ…」



明石「はいー。」



叢雲「何があったのよ?」



提督「カクカクシカジカ…」



明石「了解です。解体しちゃいましょう。」



提督「叢雲はその間ボイラー室にだれも近づかないようにしてくれ!」



叢雲「了解。その…司令官…」



提督「ん?」



叢雲「私も…あ…あし…」



提督「あし?」



明石「明日この4人で甘えさせてもらいますからね?ね、叢雲?」



叢雲「え、ええ。」



提督「わかった。明日な。覚悟しとく。他のみんなには言うな?」



叢雲「了解よ。」



提督「明石、頼む!」



明石「了解!」




――2230 鳳翔達の部屋



鳳翔「どうでした?」



提督「すいません。場所を借りてしまいまして…」



長門「きにするな。」



女提督「爆弾は?」



提督「あったにはあったが…」



明石「ただのびっくり箱です!」



提督「まあ、本物があるよりましだ。」



叢雲「事情は聴いたけど…そいつむかつくわね…」



陸奥「元帥には連絡入れといたわ。若女将の件も女提督から聞いて伝えといたわ。」



鳳翔「ほかには?」



陸奥「知っている反艦隊勢力の動きはなさそうだから。休めるとき休んどいてくれと言っていたわ。■■鎮守府にも不審物がないか確認するよう憲兵ズを派遣したらしいわ。」



提督「でも…なんで…俺を…なんで…」



女提督「相手が相手だからね…揺動かもしれないから、あんまり気にしないほうがいいよ?」



提督「ああ…でもな…」



鳳翔「明日もお休みなんだから。ね?仕事が始まったら考えなさい?」



提督「…そうします。」



女提督「今日のところはこのくらいにして寝よ?つかれちゃった…」



長門「そうだな。悩んでいてもすぐに答えが出るものではないからな。」



提督「そうします。さて…部屋もどるか…」



明石「はい!質問です!」



長門「なんだ?」



明石「長門さんと陸奥さんは提督や女提督をよくご存じのようですがなぜですか?」



長門「ああ…提督、女提督。話しても大丈夫か?」



提督「構いませんよ?」



女提督「うん!」



長門「提督と女提督が元帥と鳳翔に育てられたことは知っているか?」



叢雲「私は聞いてるわ。」

明石「そうなんですか?」



長門「うむ。こいつらがまだ小さい時、私達は元帥の下で働いていた。今もだがな。そのとき元帥や鳳翔が仕事で忙しい時には私達が面倒を見ていたんだ。」



提督「俺らの姉さん達って感じだな。」



女提督「厳しい姉と優しい姉って感じだね?」



明石「そうなんですか。」



提督「ま、そういうこと。」



鳳翔「貴方たちも休みなさいな?いい時間よ?」



女提督「おっともうこんな時間か…とりあえず休みはしっかり取ろう?ね?」



提督「そだな。だが注意はしよう。ではおやすみなさい。」



陸奥「提督?かわいい子が多いからって火遊びしちゃだ・め・よ?」



提督「しませんよ…失礼します。先に戻るぞー。」ガラッ



女提督「あたしも。おやすみなさい!」



叢雲「私も。ありがとうございました。」



明石「お疲れさまでした!」



陸奥「叢雲さんと明石さんはちょっとだけ待ってくれるかしら?」



女提督「あたし先行ってるねー!陸奥姉ぇよろしくー。」ガラッ パタン



陸奥「はいはーい!それで2人とも?」



叢雲「なにかしら?」

明石「はい?」



陸奥「2人とも提督のこと好きでしょ?恋かしらね?うふふ」



叢雲・明石「「 !? 」」



長門「な!?いきなりなんの話を始めるんだ!?」



鳳翔「あらま。」ニコニコ



陸奥「頑張りなさい?あの子を落とすには…相当苦労するわよ?」



明石「な、なな、なぜ分かったんですか!?」



陸奥「女の感よ。そしてほかにも提督が好きな子いるんじゃない?」



叢雲「おっしゃるとおりです…でも鈍感で、気が付いてもらえてる人は…いません。」



長門「やはり…勉強と訓練のみではだめだったか…」



鳳翔「そちらの話しは私も苦手でしたので…」



陸奥「ごめんなさいね…もう少しそういうことも教えるべきだったと後悔しているわ…」



明石「がんばります!」

叢雲「え、ええ…」



陸奥「見守ってるわよ?」ウフフ



鳳翔「さあ、あなたたちも、もうおやすみなさいな?」



叢雲・明石「「 ありがとうございました!おやすみなさい! 」」ガラッ パタン



長門「ふう…あいつらも大人になったものだ…」



陸奥「長門?おばさんくさいわよ?」



鳳翔「ええ。」



長門「鳳翔さんまで!?」



陸奥「これからあの子達どういうふうになるのかしらね?」



長門「見守っていくしかないだろう?な?鳳翔さん。」



鳳翔「はい!私達が育てた2人ですからね?」




―――――――――――



叢雲「見抜かれたわね…」



明石「びっくりしましたよ!」



叢雲「苦労することは確定のようね?」



明石「そうですねー…戻ったら対策を…」



叢雲「そうね…大淀と鈴谷、高雄にも言っておかないと…」



明石「ええ…機会は平等にですもんね…」



叢雲・明石「「 フフフフフフ… 」」



女提督( 恋する女は怖いよ~…提督… )





――翌朝 旅館(広間)



提督「集まってもらってすまない。移籍の件で集まってもらった。」



女提督「昨日のうちに皆から返事をもらえたので新メンバーのご紹介でーす!それではどうぞ!」



大和「大和型戦艦一番艦、大和です。よろしくお願いいたします!」



熊野「ごきげんよう、わたくしが重巡、熊野ですわ!よろしくお願いいたしますわ!」



赤城「航空母艦、赤城です。お任せくださいませ。」



加賀「同じく航空母艦、加賀です。赤城さん共々よろしくお願いいたします。」



村雨「白露型駆逐艦、村雨だよ。みんな、よろしくね!」



初春「わらわが初春じゃ。よろしく頼みますぞ。」



文月「あたし、文月っていうの。よろしくぅ~」



衣笠「衣笠さんの登場よ! 青葉ともども、よろしくね!」



ヨロシクー! ガンバリマショウネー! シャシンイイデスカー! ワイワイ!



提督「自己紹介は以上で終わる。今後の予定なんだが旅行は日程通り行う!」



女提督「だからみんな!あっそびーましょ!」



ヤッター! ビーチイコー! ヤイノヤイノヤイノ!



提督「俺達も。行くか?」



女提督「そうしよ!電ちゃーん。お姉さんと遊びましょー!ゲヘヘヘヘヘへ!」



提督「うわ…獲物を狩る目だ…」



叢雲・明石・皐月・夕張「「「「 提督・司令官? 」」」



提督「あ、はい。」



叢雲・明石・皐月・夕張「「「「 約束 」」」



提督「はい。もう好きにしてください…(こっちもかぁ…)」



叢雲・明石・皐月・夕張「「「「 フフフフフフフ 」」」



―――――――――――



とういうことで今回はここまでなのです!反艦隊勢力との接触…この鎮守府の司令官達や艦娘達の未来はどうなるのでしょうかなのです!

また、提督への恋は成就するのでしょうか?今回は私の出番が少なかったのでちょっとお怒りなのです。



電「はにゃー!」コチョコチョ



女提督「何をしているのかね?電くん?さあ暁ちゃんたちも遊び行くよ?」



電「わかったのです!すぐ行くのです!」




―――――――――――



古鷹「ここでいいんだよね?」



榛名「はい!この場所で読むようにと…」



古鷹「ええと。青葉と電にこれを読んどいてと言われたので榛名さんと読みます。」



榛名「はい!では…ええ、ここで一端終わりにして、あふたーすとーりー?を別にお送りいたします?」



古鷹「裏は…ありませんね。」



青葉「すいません、よんでもらっちゃって!こちらの準備がありましたもので…」



電「はわわ…お仕事任せちゃったのです。ありがとうなのです!」



古鷹「青葉に電、これなんなの?」



榛名「はい。なんなんでしょうか?」



青葉「気にしないでください!あと。この写真どうぞ!提督を真ん中に川の字でお休みとは…」



古鷹「これ!?私達の!?いつ!?」



青葉「では!」ビューーーーーーン!



古鷹「青葉!待てーーーー!」



電「はわわわわ…榛名さんもほかの方が探してたのです!」



榛名「これはこのままでいいのでしょうか?」



電「大丈夫なのです!」



榛名「では…榛名。温泉に出撃します!」




―――――――――――



電「どうも、電なのです。」



三日月「三日月です。」



電「今、青葉さんが司令官さんと女司令官さん、古鷹さんの3人にお説教してもらっているので代役として三日月ちゃんに来てもらったのです。」



三日月「青葉さんはなにしたんですか……あの、これを読むみたいなので読みますね?」



電「お願いするのです。」



三日月「コホン…上に書いてあるアフターストーリの更新をはじめました。以上です。」



電「『特殊鎮守府 =艦隊調査保護局4.5=』としいるでそこに行ってもらえれば読めるのです!」



三日月「これはなんですか?」



電「宣伝なのです。」



三日月「宣伝?」



電「はい!…そろそろ、間宮さんのおやつができる頃なのです!三日月ちゃんのはスペシャルになってるのです!」



三日月「ほんと!?」キラキラ



電「一緒に食べに行くのです~♪」



三日月「はい。行きましょう!」








後書き

アフターストーリーはのアップをはじめました!
今回部屋のくじ引きは乱数発生装置を使ってやりました!いや…大変でした…
読んでいただきまことにありがとうございます!
艦娘たちの口調等はWIKIを参考・引用としております。
参考・引用HP http://wikiwiki.jp/kancolle/
このサイト以外での転載はお断りさせていただきます。
作品を読んでくださっている方々には大変感謝しております!
また評価等をしていただいていることを大変うれしく思っております!


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2023-03-21 09:05:55

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