2015-08-02 09:15:08 更新

概要

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」のシリーズものです、原作10.5巻の続きのイメージでいろはの八幡攻略を書いていきます。
キャラ視点ではなく、イベント毎の客観的な会話で物語を進めていきます。シリーズ3作目はフリペのお礼です。


前書き

フリペが出来上がった後の話です。
暖かい目で見守ってください。
いろは好きの方に気に入っていただけると幸いです。


前回:合格発表 




フリペのお礼


ブルブルブル


八幡「んっなんでこんな時間にアラームが? 電話か・・・誰だ? ”いろは”? 一色か!あいつと番号交換したっけ?」


ブルブルブル


八幡「しばらくほおっとけばあきらめるだろう、いやな予感しかしない、せっかくの休みにまったく」


ブルブルブル

ブルブルブル


八幡「しつこいなっ、あーもしもし?」


いろは「あっヤットデタッ先輩おはようございます」


八幡「一色か?仕事ならしないぞ、じゃあな」


いろは「ちょちょっと待ってくださいよ先輩」


八幡「なんだよ!今週さんざんコキ使っといて、もう仕事はしないぞ絶対」


いろは「いや今日は仕事じゃないですから」


八幡「じゃあなんだよ?それよりなんで俺の番号知ってんの?魔法使いなの?」


いろは「へっ、いや今週は先輩にフリペの件で本当に無理させちゃったと思いましてー」


八幡「そう思うなら電話なんかしてくんなよ、黙って俺を休ませてくれ」


いろは「でも一言お礼を言いたくて、先輩!本当にどうもありがとうございました」


八幡「・・・まあ、仕事だからな、で、なんで俺の番号・・・」


いろは「それでですね、お陰さまでこの前の遊び・・・取材いったやつ経費で落とせましたので、ちょっとしたお礼をしたいなーと」


八幡「お礼とかいいから、じゃあな」


いろは「いやいや先輩、お礼にご飯一緒に行きませんかーご飯!先輩の好きなサイゼでもいいですからー」


八幡「・・・まあ確かに今週はいろいろ頑張ったな俺、お礼というならごちそうになるか」


いろは「じゃあ、駅前で11時、よろしくですー」プツッ


八幡「おいっ・・・切っちまった、やれやれ、ぼちぼち準備するか、ぼっちだけに」ニヤ


***


八幡「10分前か・・・早く着きすぎちゃったな、どうせあいつのことだから遅れてくるだろうし」


いろは「あっ先輩、こっちですこっちー」


八幡「あれっ待たせちまったか?まだ10分前だよな」


いろは「今日はお礼なので早めにきました」


八幡「この前はわざと遅れたのかよ」


いろは「じゃあ早速いきましょうか?」


八幡「ちょっと、なあ、雪ノ下たちは?」


いろは「へ? 雪ノ下先輩がどうかしました?」


八幡「お礼だったらあいつらも呼んでるんじゃないのか?」


いろは「私は先輩にお願いしたんです。だからお礼も先輩だけにすればいいんですー」


八幡「どんな理屈だよ、お前・・・」


いろは「まあ、いいじゃないですかー」


八幡「で、なんで俺の番号知ってるの?」


いろは「あーそれですかー、フリペのとき先輩生徒会室に缶詰になったじゃないですかー」


八幡「あれは地獄だったな」


いろは「それで先輩が逃げら・・・注意が向かないように先輩のスマホ預かりましたよねー」


八幡「そうだったな、あのときは親からかかってきた電話からも逃げ出したい気分だった」


いろは「そのとき、登録しておきました、エヘ、先輩のスマホにも!だって先輩登録してない番号出そうにないですから」


八幡「勝手に登録するなよ、それに登録してあってもでないけどな」


いろは「・・・先輩らしいですね、でも今日はでてくれたじゃないですかー」


八幡「お前がしつこいからだよ、で、今日は何を奢ってくれんの?」


いろは「えっやだな、先輩、奢るとは一言もいってないですよー」


八幡「・・・確かに・・・お前そういうの上手いな、感心するわ」


いろは「そういうのって何ですか?」


八幡「天然でやってんのかよ、怖いよ俺は、じゃあそういうことなら俺帰るから」


いろは「なんでそうなるんですか!いいじゃないですか、せっかく出てきたんだからご飯だけでも」


八幡「まあ、小町に飯要らないって言っちまったしな」


いろは「はいはい、じゃあいきましょう、ところで先輩、先輩のスマホ、結衣先輩は入っているのに雪ノ下先輩はないんですね」


八幡「ああ、由比ヶ浜はなんか俺を探すのが大変だとかで番号教えろと言われてな、スマホ渡したら自分で登録したんだよ」


いろは「へー」


八幡「んっどした?」


いろは「いえ、別にー」


八幡「結局自腹か、サイゼでいいんだよな」


いろは「今日はですねーお礼ということでちょっと高級なところいきませんか?」


八幡「お礼って・・・奢ってもくれんのに?それにお前サイゼでいいっていったじゃん?」


いろは「サイゼじゃ感謝の気持ちが伝わらないのでー、これでも先輩に感謝してるんですー」


八幡「感謝するのはただだからな・・・で、どこにする?」


いろは「あっちの方です、まあ、ついてきてください」


***


いろは「ここです」


八幡「洒落たレストランだな」


いろは「なんか有名みたいです」


八幡「へー、まあいいか、早く入ろうぜ、腹減った」


いろは「はい」


カラン


店員「2名様ですか?こちらへどうぞ・・・お決まりになりましたらお呼びください」


八幡「おい、結構高そうだけどお前大丈夫か?」


いろは「私は大丈夫ですよ、この前のお金戻ってきたので」


八幡「そういえば、よくよく考えたらお前が経費で申請した半分は俺が払ったやつじゃないか」


いろは「あれーそうでしたっけ?」


八幡「ごまかすなよ、半分は俺ももらう権利がある!」


いろは「そんなー半分とられたら私お小遣いなくなっちゃいますよー」


八幡「だったらこんなところくんなよ」


いろは「だって・・・先輩に美味しいもの食べて喜んでもらいたくて・・・」


八幡「はいはい、あざといあざとい」


いろは「まあまあ先輩せっかくなんでそんなことは後にして、食事を楽しみましょうよ」


八幡「そうだな、まずは現実逃避が基本だな」


いろは「それってダメな感じがしますー」


八幡「お前どれにする?」


いろは「先輩はもう決めたんですかー?」


八幡「ああ、このコースにするわ」


いろは「じゃあ私こっちにします」


八幡「すみませーん」


店員「はい、お伺いします」


八幡「このコースの一つとあとこれお願いします。」


店員「お飲み物は何になさいますかー」


八幡「一色、お前紅茶でいいよな」


いろは「はい」


八幡「じゃあ、紅茶とコーヒー、ホットで」


店員「かしこまりました」


八幡「何じっとこっち見てるんだ」


いろは「いえ、先輩こういうときはテキパキしてますよねー」


八幡「迷ったって仕方ないしな、迷ったあげくに後悔するなんてのはまっぴらだ」


いろは「人間関係もそうだといいんですけどねー」


八幡「俺は人間関係もテキパキしてるぞ、テキパキしすぎて誰とも会話しないまである」


いろは「あははー先輩はそうですよねー・・・先輩、改めまして、フリペの件はどうもありがとうございました」


八幡「朝もいっただろ、あれは仕事だって」


いろは「先輩にとっては仕事だったかも知れませんが、私にとってはお願いだったので」


八幡「まあ、なんだ、別に俺だけってわけじゃないし、雪ノ下がいなければ到底できなかっただろうしな、後、お前も頑張ってたし」


いろは「なんですか、さりげなく誉めて気分よくして口説こうとしていますか、まだちょっとだめなので、また今度にしてください、ごめんなさい」


八幡「いったい何度目なのやら」


いろは「それはそうと、小町ちゃん合格してよかったですねー」


八幡「ああ、それな、ホント発表まで気が気じゃなかったわ」


いろは「結衣先輩たちがいってた通りのシスコンぶりでした」


八幡「当然だ、千葉の兄は皆、妹を愛している」


いろは「そりゃあ小町ちゃんかわいいですけどね、そこまでいうとマジキモいですから」


八幡「小町は中学で生徒会やってたからなーもし、生徒会やりたいっていったらいろいろ教えてやってくれ」


いろは「はい、そうですねー、まだ先の話ですけど」


八幡「お前次回どうすんだ?」


いろは「どうって?何をですか?」


八幡「生徒会長をだよ」


いろは「そうですねー2年連続なんてほとんどいないと思うんですけど、次は年下のメリット生かせないですから」


八幡「お前は十分生徒会長やってるよ」


いろは「えっ今何て言ったんですか?もう一度いってください」


八幡「いや、お前やれてんじゃないの一応・・・生徒会長、知らんけど」


いろは「最後のは余分でしたけど、ありがとうございます、先輩たちに助けられてばかりなきがしますけど先輩にそういってもらえるとちょっと自信がでます」


八幡「それに2年連続で生徒会長なんて、もし推薦ねらうならインパクトあるんじゃねぇの」


いろは「そうですねーたしかに」


八幡「まあ今度はお前も2年生だしな、後輩もできてますますがんばらないとな」


いろは「そんなプレッシャーかけなくても、でも、小町ちゃんと一緒にできたら楽しいだろうな」


八幡「まあ、仲良くしてやってくれな」


いろは「はい、」


八幡「おっ来たみたいだ」


店員「お待たせいたしました」


いろは「おいしそうっ!じゃあ食べましょう!いただきます」


八幡「いただきます」


***


八幡「うん、うまかった、高いだけのことはある」


いろは「これからどうしましょうか?」


八幡「帰るだろ」


いろは「えーまだ早いですよー、感謝の気持ちが伝わっていませんよー」


八幡「伝わった伝わった、もう十分だ」


いろは「うーじゃあ今度は先輩が何かしてください」


八幡「は?」


いろは「礼には礼で返すもんですよねー」


八幡「そんだよそれ」


いろは「お中元とかだってお礼状を書くのが普通です、私の礼に対して先輩も礼を返してほしいです」


八幡「相変わらずむちゃくちゃな・・・じゃあ、何かスイーツでも食べに行きましょうかお嬢様?」


いろは「・・・はっ」


八幡「どうした?」


いろは「とっとつぜん何をいうんですかこの先輩はー!」


八幡「?なんか変なこといったか」


いろは「だってお、お嬢様って・・・」


八幡「ああ、俺にとってお嬢様は我が儘でどうしようもないやつのことだ、ほれよく金持ちのお嬢様でそういうのあるだろ」


いろは「ジトー期待した私がバカでした」


八幡「何むくれてんだよ」


いろは「フッまあ先輩ですから許してあげます」


八幡「そういう上から目線なところがお嬢様だっつってんの」


いろは「うっ」


八幡「で、どうする?外寒いからな、暖かいものでスイーツ・・・たい焼きとか?肉まん?」


いろは「なんでそんなもの選びますかねー、まあいいですけど、先輩に任せます」


八幡「じゃあいくか」


いろは「はい」


***


八幡「一色お前何味がいい?」


いろは「結構いろんな種類がありますねーでもチーズとかって・・・、うーん、じゃあクリームで」


八幡「すいません、小豆とクリーム一つずつ」


店員「はい、お待ちください」


いろは「先輩どうせだったら半分ずつしませんか?」


八幡「なんでだよ」


いろは「2種類の味が楽しめるなんてお得じゃないですかー」


八幡「俺は小豆だけでいいんだが、」


店員「おまちどおさま」


八幡「じゃあ、お前先にクリームな、不味かったらそのまま全部食うんだぞ」


いろは「パクッこれは・・・尻尾の先までクリームが入ってて、先輩結構美味しいです!」


八幡「ほんとだろうな、じゃあ小豆半分と交換な」


いろは「はい、もうちょっとまってくださいね、ハフハフ、」


八幡「小豆もいけるぞ!」


いろは「ほんとですかじゃあいただきますハムッ」


八幡「おいちょっと、お前のはこっちだよ、なんで俺が食べてるやつ途中で食うんだよ」


いろは「先輩もクリームどうぞ・・・」


八幡「おう・・・」


いろは「ハム・・・」


八幡「 ハム ・・・」


いろは「 ハム ・・・」


八幡「 ハム ・・・」


いろは「エヘ両方とも美味しかったですね」


八幡「クリームの方はよくわからんかった」


いろは「・・・」


八幡「・・・」


いろは「帰りましょうか・・・」


八幡「ああ」


いろは「えーと先輩?」


八幡「なんだ?」


いろは「どうしてこっち見てくれないんですか?」


八幡「どうしてってそりゃ」


いろは「今日は楽しかったですか?」


八幡「ああ、まあ楽しめたんじゃないか」


いろは「そうですか、よかったです、今日はホントお礼のつもりだったので」


八幡「サンキューな」


いろは「いえ、先輩こそありがとうございました」


八幡「じゃあな、気を付けて帰れよ」


いろは「はい、先輩また学校で、」


つづく


次回:プラネタリウム 



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1: SS好きの名無しさん 2015-08-24 08:06:18 ID: s0gK--y3

ほおって→ほうって(放って)


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