2017-03-12 00:30:07 更新

概要

武力介入による戦争根絶によって、世界を変えていくガンダムマイスターの話し・・・


前書き

どうもこっぺです

今回は思考を変えてガンダムダブルオーでやっていこうと思いました。

このお話はガンダムダブルオーの主人公”刹那”の機体を”ドム”にしてみただけなので、ほかの人の機体は変わっていません。

なお、話はある程度短くしているのでご了承ください。刹那の戦闘シーンはifなのでそこもご了承ください。

それとオリジナル要素、キャラ崩壊?がありますのでご注意ください。


少年は駆けていた。必死の思いでかけていた。


西暦2301年、中東クルジス共和国の戦場での出来事だ。


飛び交う銃弾の中、少年は死への恐怖におびえながらも走っていた。


大人たちが死守しろと言っていた戦場には大人はいない。全員別の戦場にいくと言っていたが、それは嘘に違いない。


きっと、目の前にいるMSER-04アンフを目にし、恐れ、子供たちを置いて逃げたのだ。


その子供たちも2人死んだ。


アンフへの攻撃を仕掛けたが、大した戦果を出せず、機銃で撃たれ死んだ。


『この世界に神なんていない』


なぜそんなことに気づかなかったのだろうか、よく考えればわかったのだ。


死んだら神のもとにはいかず、自分の存在がかき消されるだけだ


???「はぁ・・・はぁ・・・」


機銃によって穴の開いた瓦礫の中を必死で走った。生きたいという気持ちだけで・・・


その時、アンフのモノアイが不意に少年の姿をとらえた。


死ぬ・・・


このままでは・・・死んでしまう・・・・


以前まで恐れてなかった死の恐怖に体が動かなくなる。


生きたい・・・俺はまだ・・・生きたい!!


空から赤い光が刺さった。


少年にではなく、アンフの方にだった。


その光はコックピットを貫き、地面に消えていった。


一つだけではない、この戦場にいるアンフ全員が光につき抜かれ、動かなくなっていた。


少年は何が起こったのかがわからず、光が放たれただろう上空を見上げた。


上空にはあまりにもまぶしい白い光があった。


???「これは太陽か・・・いや、違う・・・」


目が慣れてくると、その光の中に人型のものがあることが分かった。


人型の機械。大きさは16メートルはありそうな機体だった。


アンフのような対人用の外見ではなく、スリムなシルエットをしていた。


盾と銃器、その二つのモノを持ちながらゆっくりと地上に近づいているのが分かった。


少年は見上げていた・・・


神・・・なのかと


少年の目にはそう映っていた。それほどまでに、その機体は神々しかったのだ。


少年は見つめた。まさに神を見る目で・・・


ぽろっ・・・


少年の目からは涙がこぼれていた。それは次第に大きくなり、一つの線を描いた。


少年はこの時のことを一生忘れないだろう。たった一機のモビルスーツによってこの市街地における戦闘は終了した。







後書き

ドムって・・・いいですよね。

マキブonのドム・トローペンと試作2号機のコンビネーションによって何回も負けたのは言うまでもありませんが・・・

ちなみに私の愛機はグフ・イグナイテッドです。


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2017-03-12 21:23:05

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