真姫「3月31日」
高校生最後の日のにこちゃんと2年生に上がる真姫ちゃんが何を考えてどうやって過ごしたのかと妄想して書きました。
誤字脱字等がありましたら指摘してくださると参考になります。
初投稿なので温かい目で見ていただけると幸いです。m(_ _)m
3月31日
にこ「ふぅ・・・これで明日からの準備完了」
プルルルル
にこ「真姫から?もしもし、どうしたの?」
真姫「べ、別に、なんとなく電話しただけってゆうか・・・その・・・」
にこ「あんた明日からまた練習始まるんでしょ?それに、にこも暇じゃないんだけど」
真姫「あ、ごめん・・・なさい・・・」
にこ「何よ、あんた今日変よ?」
真姫「べ、別に私はいつもと変わらないわよ」
真姫にこ「・・・・・」
にこ「そういえば私あんたに用があったわ、今から時間ある?」
真姫「そ、そういえば私もにこちゃんに用があったの思い出したわ」
にこ「奇遇ね、じゃあ1時間後でいい?」
真姫「いいわよ、じゃあまた後でね」プツッ
にこ「・・本当あの子素直じゃないわね」
ここあ「お姉さまどちらへ?」
にこ「ちょっと忘れ物」
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にこ「待った?」
真姫「べ、別に今来たとこ・・・」
にこ「で、用事ってなに?」
真姫「あ、あの・・これ・・・あげる・・」
にこ「え、なにこれ?」
真姫「マフラーよ!」
にこ「これから暖かくなる季節よ・・・」
真姫「本当はもっと早く渡す予定だったんだけど・・」
真姫「意外と難しくて時間かかっちゃったのよ!」
にこ「上手に作ってあるじゃない・・・その、あ・・・ありがと」
真姫「・・・・」ポロポロ
にこ「え、なんであんた泣いてるのよ!?」
真姫「にこちゃんが柄にもなく褒めるし・・・お礼なんて言うから・・・おかしくて・・・」
にこ「まったく・・・用事ってこれだけ?本当はなにか話したい事があるんじゃい?」
真姫「な、なんでそんな事分かるのよ」
にこ「あんたの事はちゃんと見ていたつもりよ・・・だからあんたの事は分かるわ」
にこ「泣き止むまで待っててあげるから話しなさい」
真姫「・・実はね、にこちゃん達がいなくなってからの事を考えるとすごい不安なの」
真姫「ラブライブ優勝、海外でのライブを成功させてμ'sの人気はかなり上がったわ」
真姫「でもこれからは求められることが高くなるし、それにこれからは私達が部を引っ張っていかなくちゃ・・・」
にこ「それがプレッシャーになってるってこと?」
真姫「まぁそんなとこ・・・」
にこ「別にラブライブ優勝なんてしなくていいのよ」
真姫「えっ!?」
にこ「あんた達がお客さんの事を思ってパフォーマンスすれば結果は後からついてくるわ」
にこ「それに、あんたなら見てくれている人達を一番の笑顔にさせれるわ」
にこ「何よりあんたは一人じゃない。頼れる素敵な仲間がいるんだから自分と仲間を信じなさい」
真姫「にこちゃん・・・」
にこ「はい・・・これ」
真姫「これって、にこちゃんがいつも着てた・・」
にこ「ちょっと小さいかもしれないけど、あんたにあげるわ」
にこ「卒業するまでにそれが似合うアイドルになってなさいよ」
真姫「プッ・・アハハハ・・なによそれ」
にこ「やっと笑ってくれたわね」
真姫「えっ?」
にこ「あんたは可愛いわよ。私が認めたんだから自信もちなさい。」
真姫「いつもだったら私の次に可愛いとか言うくせに・・・にこちゃんこそ今日変よ・・」
にこ「じゃあ、これから最後にそれ着てにっこにっこにー!千本ノックよ!」
真姫「さっき言ったことやっぱ無し!いつもと変わらないにこちゃんじゃない!」
にこ「私が認めるまで帰さないわよ!にっこにっこにー!」
真姫「に・・にっこにっこにー//」
にこ「声が小さいもう一回!にっこにっこにー!」
真姫「にっこにっこにー!//」
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4月1日
凛「今日から練習再開にゃー」
花陽「がんばろうね!凛ちゃん」
凛「真姫ちゃんおはよう!それってにこちゃんが着てたカーディガン?」
花陽「にこちゃんから貰ったの?」
凛「似合ってるよ真姫ちゃん!」
真姫「べ、別に私は要らないって言ったんだけど、成り行きとゆうか・・・」
真姫「色々あって仕方なく着てあげてるだけよ!」
真姫「だから・・その・・こ、これからもよろしくね///花陽・・凛・・」
終わり
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