2017-08-02 16:23:44 更新

概要

小さな群像英雄譚の第2話目です。ここから話は少しずつ進み盛り上がると思います。お楽しみに


前書き

ようやく2話目書けた、楽しんでいってね。


第2話 紅き稲妻


数十分前


午前11時11分


アサシンサイド


ヴァン「どのような御用ですか、お嬢様?」


???「今すぐ町へ行って事件を起こしなさい、ヴァン」


ヴァン「なぜ、そのような事を、もう少し待ってからの方が」


???「今私の目で確認したけど、三陣営が集結したのを確認したわ」


ヴァン「それで、どのようにしたらよろしいでしょうか」


???「それはあなたが考えなさいヴァン、まぁ私からのアドバイスで言うなら適度に暴れて相手側の戦力情報を入手して、適度に削るなんてどうかしら」


ヴァン「素晴らしいお考えです、お嬢様、早速行ってまいります、行くぞ、アサシン」


アサシン「・・・フフッ」ニコッ


タッタッタッ


???「・・・これでいい、このまま邪魔な奴らを消して私は願いをかなえる、・・・それだけでいい、それだけで、フフフッ」


11時45分 町から少し離れた場所


三陣営サイド


未来「・・・お前がヴァン・キルシュタインだな」


ヴァン「・・・そうですが、何の御用でしょうか、私は今からこの町を破壊しようと思っておりますが」


美香「あなた何を考えているのそんなことして、あなたは何をしたいの」


ヴァン「・・・すべてはお嬢様のためにこの身も心も全て預けた身、ならば私にはもう怖い物などない」


武留「・・・相当にいかれてやがるぜ、お前、戦闘狂か?」


ヴァン「別にそんなものではない、私はただお嬢様を喜ばせるためにやっているのだから」


未来「ふざけるな、絶対にお前を」


キャスター「坊や、後ろだ!!」


未来「なっ!!」


アサシン「もーらった」


シュバッ!!


ガキーンッ!!


ライダー「ふっ!!」


美香「ライダー!!」


ライダー「大丈夫か、キャスターのマスターよ」


未来「すいません、助けていただいて」


美香「お兄ちゃん、大丈夫、怪我は?」


未来「大丈夫してないから、とりあえず」


武留「どうやら、止まる気はないらしいな・・・」ボキッボキッ


ヴァン「すみませんが早く終わらせます、使命のために」


キャスター「どうするんだい、坊や」


未来「・・・とりあえず、キャスター、ライダーさん、アーチャーさん、そのサーヴァントを頼みます」


アーチャー「ようやく俺の出番だな」


ライダー「では、王の務めを果たすとしよう」


キャスター「私は別に戦闘するタイプじゃないのに人使いが荒いね、坊やは」


未来「俺達はヴァンを止めるぞ!!」


武留「よっしゃ、ここは協力プレイと行こうぜ、未来、嬢ちゃん」


美香「えぇ、微力ながらサポートします」


ヴァン「・・・アサシン、適度に時間を稼げ、宝具は使うなよ」


アサシン「・・・わかったよ、マスター、フフッ」ニコッ


ヴァン「・・・さっさと行け、アサシン」


アサシン「はいはい、行ってきます」シュタッ!!


アーチャー「あっちに行ったか、追うぞ」


ライダー「分かった」


キャスター「人使い荒いね」


ヴァン「・・・行ったか」


未来「・・・この人数さでやるんですか?」


ヴァン「貴様なめているのか、そんな状態で大丈夫か?」


武留「・・・ッ、未来、嬢ちゃん、後ろに跳べ!!」


未来「・・・ッ、分かった、ごめん美香ちゃん」バッ


美香「えっ、ちょっと!?」


ヴァン「・・・やれやれ、仕掛けがばれたか」


ジュ―、ドドドーーーーン!!!


未来「くっ」


美香「きゃー」


シューーーー


未来「武留、武留、大丈夫か!!」


武留「くっ、はぁ、はぁ、すまん、お前たちに回避させる方に集中しちまって、どじっちまったぜ」


ドグッ、ドグッ


美香「血が、たくさん・・・」


未来「・・・行けるか、武留」


武留「すまんが、俺はお前のサポートに回るぜ、ちょいっと前に立つのがきつくてな」


未来「・・・わかった、無理すんなよ」


武留「あぁ」


ヴァン「どうですか、この傭兵仕込みのブービートラップのお味は?」破壊工作C発動


武留「あぁ、くそマジいぜ、おめぇのトラップはよ」シュッバッ


ヴァン「おっと、危ない危ない、怪我をしてなければ、いいパンチだよ、私以下ですけどね」シュゴッ!!


ドッ!!


武留「ぐはっ!!」


未来「武留!!」


美香「よくも、ガンド!!」魔術C+発動


シュッバッ!!


ヴァン「遅いですよ、前に戦ったやつの方がまだ強い」シュッ!!


美香「・・・そんな、当たんない・・・」


ヴァン「この程度ですか、弱いですね、っと」


ドォーン!!


未来「・・・」魔術使いB発動


ヴァン「・・・ほぉ、そこそこやれそうですが、あなたも自力が足りませんよ」


未来「・・・わかってるさ」(使うべきか、あれを)


美香「お、お兄ちゃん」


未来「武留、あれやるから、美香ちゃんと離脱してくれ!!」


武留「使うのか、あれを」


未来「あぁ、奴を倒すには、あれしかない」


美香「む、無理だよ、勝てっこないよ、いいからお兄ちゃんも離脱しよう!!」


未来「・・・ごめん、それでもこいつから逃げたら町に被害が行っちまう、やるしかないんだよ、今、ここで!!」


美香「お兄ちゃん・・・」


未来「心配かけてすまないと思ってる、けど安心してくれ絶対帰ってくるから」


美香「や、嫌だ、お兄ちゃん、お兄ちゃん!!」


武留「行くぞ、嬢ちゃん離脱するぞ」


美香「置いていくんですか、お兄ちゃんを、あのヴァンて男は強すぎます、ここでお兄ちゃんを失うわけには」


武留「大丈夫だ、あいつなら勝てる、俺が保証する」


美香「で、でもいくらお兄ちゃんがすごくても・・・」


武留「大丈夫だ、あの顔を見ろ、絶対に勝つって顔してるぞ」


美香「お兄ちゃん、・・・帰ってきてね」


未来「あぁ、帰ってくるから、待ってろ」


タッタッタッ


ヴァン「・・・お前、死ぬつもりか」


未来「・・・いいや、お前に勝ちにきた」


ヴァン「ほぉ、そこまで自信があるようなら、その心、折ってやろうか!!」シュッバッ!!


未来(・・・やるなら今だ!!)




???「君にこの装備を渡そう、名前は、まだないが君がテスターになってくれたおかげで実験的にできたものだ、まだ完璧じゃないがそのスーツなら下位のサーヴァント程度の強さになれると私のデータでは確認が取れた、しかし、これはまだ実験段階中だからまだ3回しか使えない、いいかい、3回しか使えないんだ、3回使ってようやく充電できるようになるから君が、もし大きな戦いに行く場合、その場所では3回しか使えないことを肝に免じてほしい、あとそれから・・・」




未来「・・・ッチ」ボソッ


ヴァン「ん?」


未来「電源注入(スイッチ・オン)!!、レッド・サンダー!!」首元のボタンを押す ポチッ


ドォーーーーーーンンンンッ!!!!


ヴァン「何!?」


シューーーーッ


・・・そこに立っていたのはまさに紅き稲妻のごとく紅い英雄だった


???「・・・」


ヴァン「だ、誰だお前は!?」


???「・・・俺か、俺は雷牙、雷牙(ライガ)だ!!」


ヴァン「なっ、その名、聞いたことがあるぞ、ある一人の男が組織を壊滅させたと、その男のコードネームが、雷牙」


雷牙「そんな有名なのかい俺は」


ヴァン「裏社会で知らない者はただの馬鹿だよ、で姿が変わっただけだがそれがどうした」シュバッ!!


雷牙「フッ!!」シュッバッ!!


ガッ!!


ヴァン「クッ」


雷牙「・・・そんなもんか、元ボクシングチャンピオンのヴァンさんよ」


ヴァン「・・・なぜそれを知っている」


雷牙「知ってるさ、俺ボクシングファンでさ、あんた3年前にチャンピオンだったこと、当時テレビで見てたからさ」


ヴァン「・・・そんな物、もう捨てた!!」シュバシュバシュバッ!!


雷牙「ハッ!!」シュツ!!


ヴァン「避けただと、俺のジャブを!!」


雷牙「・・・」


ヴァン「なっ、こんな前に!?」


雷牙「・・・とりあえず、あんたまだ何もしてないけどここでリタイアさせてもらうぜ」


ヴァン「くっ、やってみろ!!」十字ブロック ガッ


雷牙「紅き(レッド)」バチッ


ヴァン(なっ、あいつのこぶしが紅く・・・だとっ)


雷牙「稲妻(サンダー)----!!!」シュゴッ!!!


ドォーーーーーン!!!


ヴァン「がっ!!!」(ふざ、けている、紅いナックル、だと・・・)


ドサッ!!


雷牙「・・・どうする、さすがにその状態じゃ、戦えないだろ、・・・降伏しろ、ヴァン!!」シューーッ


ヴァン「・・・すまないが私はまだ使命を果たしてない、アサシン!!、私は退却する、お前もそろそろ退却しろ!!」


雷牙「逃げれるとでも」


ヴァン「逃げれるさ」サッ!!


シュ~~~ッ


雷牙「煙幕・・・だと・・・」


ヴァン「今度は油断せずに叩きのめしますので、ではさようなら」仕切り直しC発動


雷牙「待て、・・・ちっ、消えたか」


ヴァンと未来が戦っている場所から数十メートル離れた林


午後12時


使い魔越しに視聴


美香「・・・あれが・・お兄、ちゃん・・・」


武留「まぁ、隠してたのは悪いが、その・・・」


美香「・・・すごい、かっこいい、やっぱ、お兄ちゃんはすごいよ、さすが私を救ってくれた英雄さんだ」


武留「お、おぅ」(案外、こういうのタイプなのか)


美香「ねぇ、あれって何、何なの」


武留「落ち着け、後であいつが話すから」


時間は少し戻り


午前11時50分


アーチャー「ハッ!!」シュバババッ!!


アサシン「どこに撃ってるの?」サッ


ライダー「フッ!!」ゴッ!!


アサシン「鈍い鈍い」ヒラリッ


キャスター「くらいな」ビシュッ!!


アサシン「おっと、てか何で、キャスターがピストル使ってるの?」


キャスター「もしもの場合として、あの坊やから貰ったのさ、私あんまり、魔術得意じゃないので」


アサシン「えー、そんなのあり、ずるくなーい」


ライダー(このアサシン、捉えどころがないというか、なかなか隙を見せない、なんだこのアサシンは)


アーチャー(なんか変な感じだ、当たる気がしない)


アサシン「ん、マスターからか、ごめん、帰るね~」シュタッ!!


キャスター「ちっ、逃げられたか」


武留「おーい、大丈夫か、アーチャー」


アーチャー「あぁ、どうってことないぜ、マスター」


美香「ライダーも大丈夫?」


ライダー「はい、私も大丈夫ですよ」


雷牙「大丈夫か、みんな」


キャスター「誰だ!!、坊やはどこにいる」


雷牙「いや、僕だよ、未来だよ、キャスター」変身解除 スイッチ・オフ


キャスター「今の姿は・・・一体、それよりもあの男はどうした」


武留「安心しな、キャスタさんよ、未来が倒したから」


キャスター「本当かい、この坊やは」


美香「どう、キャスターさん、さすがに認めるでしょう」


キャスター「はっ、確かにすごい魔力反応を感じたがこの坊やがやったとはとても」


美香「一応、その戦闘記録を撮っといたのでもしよければ見てください、お兄ちゃんの勇姿を」


キャスター「・・・わかったよ、後で見させてもらうから、とりあえず一回こちらもお嬢ちゃんの屋敷に戻らないかい」


美香「ですね、とりあえず警戒をおこたらないよう、それぞれ別方向から屋敷に来てください」


未来「とりあえず、この能力についても話すよ」


武留「いいのか、それ、お前の切り札だろ」


未来「別に僕は今回優勝しに来たわけじゃないからね、隠さずに話して今後の協力のために使うから」


キャスター「・・・甘すぎるぞ、マスター」


未来「今、何か言った?」


キャスター「別に~」


アーチャー「まぁ、俺も少し疲れたから、早く戻ろうぜ」


武留「正直早く治療してほしいです、はい」ドクドクッ


未来「うぉ、そうだった」


美香「め、メディッーク!!」


十数分後


午後12時30分


宝城家リビング


未来「・・・とりあえず、話すよ」


美香「とりあえず、あの力は一体?」


未来「この今着ている服は知り合いの発明家から貰ったものでさ、効果としては、常時魔力回路をUPしたり、魔術の威力とか上げてくれる効果のある特赦礼装服なんだけど、それだけだとそこまで強く感じないだろ」


キャスター「さっき、戦闘しているときに感じたあの魔力増加はどういうことだ、それでは説明がつかないではないか」


未来「効果としてはまだあって、来ている人の身体能力や魔力を倍にする効果があって、強さとしては下位サーヴァント並みの強さになると知り合いから聞いた」


ライダー「それは、凄まじいが何かあるのだろ、デメリットなりなんなり」


未来「・・・一応これが使えるのが3回、3回使ってようやく充電できる礼装だ」


美香「じゃ、充電すれば」


未来「駄目なんだよ、美香ちゃん」


美香「えっ、何で?」


未来「・・・そもそもがこの礼装服は特注でね普通のスマホを充電するみたいにいかないんだ、その充電するのも発明した人しか持っていなし、今会うにしても遠くにいるから駄目だし、充電時間もかかりすぎる」


美香「じゃ、後せいぜい2回しか変身できないの?」


未来「言ってしまうとね」


キャスター「おい、坊や、マスター呼びは前言撤回だ、なぜ相談せず使った」


未来「・・・ッ、仕方なかったんだよ、あの時武留も大怪我を負い、美香ちゃんもやばい目にあいそうになったから」


キャスター「・・・ちっ、本当にこの陣営優勝はできそうにないね」スタっ


美香「・・・どこに行くんですか?」


キャスター「・・・頭冷やしてくる」スタスタスタッ


美香「・・・あそこまで言わなくていいのに」


未来「いや、これは僕のミスだ、ちゃんとこのことを教えなかったばかりにキャスターを怒らせたんだから・・・」


美香「・・・とりあえずこれからどうしますか、武留さんの傷がいえるまで待ってる間何かしないと」


ピンポーン


美香「誰かしら、・・・参加者の誰かが来た」


未来「・・・とりあえず、インターンホン越しに話すんだ、僕もそばにいるから」


ライダー「私もそばにいましょう、アーチャーは武留さんの事を見てください」


アーチャー「分かった、こちら側も警戒しとくから、何かあったらそっちに向かう」


ライダー「ありがとう、アーチャー」


スタスタスタッ×3


インターンホン ピッ


美香「・・・どちら、様ですか?」


???「こんにちは、少々話があってきました」


美香「・・・何でしょう?」


???「私、セイバー陣営のマスターです」


美香「・・・ッ、何の御用でしょうか?」


セイバーのマスター「実は、そちらに協力を申し出ようと思い来たのですが?」


美香「・・・協力、とは?」


セイバーのマスター「・・・情報、買いませんか?」


続く


次回予告


こんにちはー、俺はセイバーのマスター


ん、何で次回予告にいるんだって?


そりゃ、次回は俺の番だからな                   ???私もいますぞー


(スルー)その時になれば俺の事も分かるぜ


次回 第3話 情報屋、参る


英雄譚を君は目撃する、ってね


現状状態

キャスター、ライダー、アーチャー連合?

令呪、3画

魔力、問題なし

未来、装備???1回消費


セイバー陣営

詳細不明


ランサー陣営

詳細不明


アサシン陣営

令呪?画

ヴァン、スキル仕切り直しC消費


???陣営

???

























後書き

次回もお楽しみに、英雄譚を君は目撃する。


このSSへの評価

このSSへの応援

このSSへのコメント


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください