2018-05-13 11:42:44 更新

前書き

!注意!

オリジナルキャラ有り

オリジナルの設定有り

設定の一部変更有り

非公式の情報の抜粋

基本アニメ版設定を軸に展開

ネタバレ有り

"ラブライブ!"の世界観とズレる可能性有り


以上、よろしければお付き合い下さい。



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ラブライブif主人公 "北河 ひかり" プロフィール


年齢 16才 (高校2年生)
誕生日 2月29日
血液型 A型
身長 162cm
3サイズ B72 W56 H80

好きな食べ物 ない (本当は甘いもの)
嫌いな食べ物 ない (本当は辛いもの)
趣味 テレビゲーム
特技 人の選別眼。目を見ればそいつがどんな人間か大体わかるぞ。
チャームポイント ない、よく男に間違われる。
得意科目 基本どの教科もそつなくこなす
子供の頃の夢 正義の味方、だったかな?
得意料理 日本食なら基本なんでも




備考
高坂穂乃果の唯一無二の幼馴染

冷静沈着な性格の持ち主

外見の第一印象は、花の女子高生と言うよりは、美少年を彷彿させるが、正真正銘の女子高生

相手のことは名字で呼び、心から気を許している相手のみ名前で呼ぶ癖がある

制服姿の際は、ブレザーの前のボタンは開けており、スカートの下にはスパッツを着用

男口調で話し、服装も男物を好むため、プロフィール上のチャームポイントに、よく男と間違われると記している

人の説得に長け、かつ下手な大人の男性よりも力がつよく、「弁解力と力ずくを兼ね揃えている」

彼女の目は常に物事の核心を見抜いている

A-RISEのメンバー、綺羅ツバサ、優木あんじゅ、統堂英玲奈の3人を引き合わせたのも彼女である

幼馴染の穂乃果とは、生まれこそ彼女より遅いものの、彼女の姉のように振舞って同じ時間を過ごしてきた

西木野大病院に投資もしている、北河財閥跡取り候補であり、当主、北河 護皇の孫娘

小学生の頃に両親を失い、一時期は祖父のもとに引き取られていたが、幼馴染の穂乃果の頼みで音ノ木に戻り、祖父の援助を受け、一人暮らしをしている

中学生時代に活動していたバスケットボール部において驚異的な活躍を見せたことと、その時のユニフォームの番号が4番だったことから、死を司る第四の騎士、"ペイルライダー"という二つ名で呼ばれていた

しかし所属していた部活にて、老朽化していたため落下してきた設備から後輩を庇い、自らが下敷きになり左腕を負傷、選手生命を絶たれた

その後彼女は同バスケットボール部の監督を任されるようになる

だがその自身が監督を務めていた部活の練習試合で起こった事故を、全て自分の責任と背負いこんでしまい、監督を辞任し、少しでも同じことを繰り返さないために極力他人と関わろうとしなくなったが、その起こった事故も、元顧問だった教師の陰謀で、彼女の責任ではなかった

μ'sの物語を最後まで見届けた彼女は、"これで自分の夢を取り戻すことができたのか"と疑問を抱いていた



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ーーホテル レストランーー





花陽「うっ・・・!うぅぅ・・・!」シクシク



ことうみ「・・・?」






穂乃果「花陽ちゃんが泣いてる・・・?」



真姫「どうしたのよ?」



花陽「うぅっ・・・!グスッ・・・うぅぅ・・・!」シクシク






凛「にこちゃん!かよちんに何かした!?」



にこ「知らないわよ!」








花陽「うぅぅぅぅぅっ・・・!」シクシク





希「どうしたの?気分悪いの?」



絵里「ホームシック・・・?」





花陽「・・・!」フルフル






ひかり「どうした花陽?言ってみろ、力になるぞ?」















花陽「うぅぅっ・・・!・・・くまいが・・・!」シクシク



穂乃果「・・・くまい?」





花陽「うぅぅぅぅぅっ・・・!くまいが・・・!」



8人「・・・?」
















花陽「白米が食べたいんですっ!!」ガタッ!



絵里「・・・白米・・・?」



花陽「そう!こっちに来てからというもの、朝も昼も夜もーー」


花陽「パン!パン!パン!!パン!!パン!!!」ガーッ!


花陽「白米が全然ないの!!!」





ひかり「・・・お前そんなことでーー」


花陽「・・・!」キッ!


ひかり「うぉっ?」








海未「でも昨日の付け合わせでライスがーー」



花陽「白米は付け合わせじゃなくて主食!!」クワッ!


花陽「パサパサウサフランライスは似て非なる物!」


花陽「御に飯と書いて御飯♪白米があって御飯が始まるのです♪」



ひかり「・・・はぁ・・・?」





花陽「ううっ・・・あったかいお茶碗で真っ白なご飯を食べたい・・・」はむっ






花陽「あ、このパン美味しい・・・♪」



ひかり「・・・そりゃあよかったな」








穂乃果「すごい白米へのこだわり・・・」



絵里「と言ってもね・・・」



希「真姫ちゃん、どこかいいところ知らない?」








真姫「・・・まぁ、知らなくはないけどーー」













ーーGoHAN-YAーー




ひかり「ふぅ・・・美味かったな」



穂乃果「この街にもこんなお店あるんだねぇ」トコトコ



真姫「世界の中心だからね、大抵のものはそろっているわ」スタスタ






花陽「あぁぁぁ♡美味しかったぁ♡やっぱり白米は最高ですぅ♡」



凛「よかったねぇかよちん!」


ことり「えへっ♪」





絵里「さぁ、遅くなる前に戻りましょう」



ひかり「あぁ、そうだな」スタスタ








穂乃果「ふふっ♪なんかこうしてると学校帰りみたいだねぇ」トコトコ



絵里「そうね」


真姫「・・・不思議な感じ」





絵里「みんなとこうしていられるのも・・・もうわずかなはずなのにーー」


絵里「この街は不思議とそれを忘れさせてくれる・・・」




ひかり「・・・・・」



















#32 report5 高坂 穂乃果 追記


















ーー駅 改札ーー





穂乃果「・・・・・」ピッ



ピーッ!



穂乃果「・・・!あれ?あれ!?」ガチャガチャ






女性「・・・・・」スタスタ



穂乃果「そーりー・・・」スススッ



女性「Oh,execuse me(あら、ごめんなさい)」ピッ



ガチャッ






穂乃果「・・・お金足りないのかな?」キョロキョロ









ことり「でね、希ちゃんに教えてもらったーー」トコトコ






穂乃果「あぁっ!ちょっとぉ!!」タタタ
















プァーン




絵里「みんな、電車が来たわよ」



ひかり「あぁ、わかっている」スタスタ



にこ「乗り遅れるんじゃないわよー?」



凛「はーい♪」タタタ







ひかり「・・・ん?」クルッ














穂乃果「あぁぁぁ!ちょ・・・!えくすきゅうずみいぃぃぃー!」オロオロ
















海未「穂乃果・・・!?穂乃果がいません!!」オロオロ



花陽「どうしちゃったんだろ・・・!穂乃果ちゃん・・・!!」あせあせ



ひかり「ならすぐに探しにーー」






希「あ・・・!見て!あそこ!」







プァーン







穂乃果「うわぁぁぁっ!わぁっ!」タタタタタ






ことり「穂乃果ちゃん!」



真姫「間に合ったみたいねーー」







絵里「・・・!待って!穂乃果!そっちはーー」






穂乃果「とぉぉーっ!」ピョーン




ドサッ!



プシューッ





ひかり「あの馬鹿・・・!」

















穂乃果「いったあぁぁい!」ヒリヒリ



にこ『穂乃果!そっちは反対!!』


海未『穂乃果!穂乃果ぁぁっ!!』


ひかり『穂乃果こっちだ!気付けよおい!!』




プァーン





9人『あぁぁぁぁっ!!』



穂乃果「痛いぃー!痛いよぉ〜!」







ガタンゴトン ガタンゴトン































穂乃果「・・・・・」










穂乃果「・・・もしかして・・・はぐれた?」





穂乃果「・・・・・」













穂乃果「どおぉぉぉしよぉぉぉっ!?」




























穂乃果「・・・・・」トコトコ


穂乃果「うう・・・ホテルの駅・・・こんな階段じゃなかったよね・・・?」トコトコ




穂乃果「はぁ・・・」





穂乃果「あ・・・!すみませーー」



女性「Sorry(ごめんなさい)」



穂乃果「・・・そーりー・・・」



















ーー ホテル ロビー ーー






ひかり「・・・・・」



ーーおかけになった電話番号は、電波が届かないところにあるか、電源が入っておりませんーー



ひかり「ったく・・・!どうせ携帯の電源切ってるんだろう・・・!」ピッ



希「穂乃果ちゃん・・・!」オロオロ



絵里「・・・まずいことになったわね・・・」







海未「・・・穂乃果!」ダッ!



ことり「海未ちゃん!どこ行くの!?」



海未「穂乃果はあの駅から見て反対のホームの電車に乗ったのでしょう!?探しに行きます!!」タタタ










ひかり「待て!海未!!」



海未「・・・!」ピタッ







ひかり「・・・単純に反対に向かったとはいえ、どこの駅で降りたかもわからんのだ」


ひかり「お前1人行ったところで好転はしない、それどころか海未も迷うことになるぞ」



海未「しかし!!」






ひかり「・・・この状況で私たちが動くのはかえって危険だ」


ひかり「できることといえば、ホテルで聞き込みを行うくらいだ、絵里、真姫、希、協力頼む」



絵里「えぇ!」


真姫「わかったわ」



希「・・・・・」オロオロ






絵里「希!」



希「あ・・・!うん!」




タタタタタ












海未「・・・穂乃果・・・!」



ことり「・・・・・」















ーーストリートーー







穂乃果「・・・・・」トコトコ







穂乃果「はぁ・・・なんて駅から乗ったんだっけ・・・?」キョロキョロ






















♪ 挿入歌 As Time Goes By ♪








♪ ・・・The fundamental things apply ♪

(そう、基本的なことは何も変わらないんだ)


♪ As time goes by ♪

(いくら時が流れようとも)



穂乃果「・・・?」









♪ And when two lovers woo ♪

(そして、恋人たちが愛し合う時には)


♪ They still say, "I love you" ♪

(いつだって「愛してる」とささやく)


♪ On that you can rely ♪

(これだけは信じられる)


♪ No matter what the future brings ♪

(どんな未来が訪れようとも)



♪ As time goes by ♪

(いくら時が流れようとも)





穂乃果「・・・・・」





穂乃果「・・・・・」タタタタタ







♪ Moonlight and love songs ♪

(月の輝きもラブソングも)


♪ Never out of date ♪

(決して色あせたりはしない)


♪ Hearts full of passion ♪

(恋人たちの心を満たすのは、情熱)


♪ Jealousy and hate ♪

(そして、嫉妬と憎しみ)




穂乃果「・・・!」





♪ Woman needs man ♪

(女には男が必要で)


♪ And man must have his mate ♪

(男にも女が必要で)


♪ That no one can deny ♪

(それは、誰も否定出来ない真実)






穂乃果「・・・・・」





♪ Well, It's still the same old story ♪

(過去から変わることのない物語)


♪ A fight for love and glory ♪

(愛と栄光をつかみ取るため)


♪ A case of do or die ♪

(ひたむきに手を伸ばす)


♪ The world will always welcome lovers ♪

(世界はいつも恋人(きみ)たちを歓迎している)




穂乃果「・・・!」





♪ As time goes by ♪

(いくら時が流れようとも)










♪ As time goes by ♪

(いくら時が流れようとも)











女性シンガー「・・・♪」ニコッ


観客たち「Foo!」パチパチパチパチ!



穂乃果「わぁぁ・・・!」パチパチパチパチ!






女性シンガー「Thank you!(ありがとう!)」


女性シンガー 「Everyone we for be you today all your raxus be you oh my live performance to(今日はみんなのおかげで、とても楽しいライブになったわ」


女性シンガー「Bye!(またね!)」







穂乃果「わあぁぁ・・・♪」パチパチパチパチ!



女性シンガー「・・・?」



穂乃果「・・・♪」パチパチパチパチ!















ーー電車内ーー



女性シンガー「ふぅーん・・・ま、たまにいるよ、あなたみたいに迷子になっちゃう人」


女性シンガー「でもまさか、ホテルの名前も分からないとは・・・」クスッ



穂乃果「・・・すみません・・・///」しょぼん



女性シンガー「あはは、謝るなら私にじゃなくて仲間たちにしないと、きっと心配してるはずだからね」



穂乃果「・・・?は、はい」






穂乃果「でもお姉さん!大きな駅ってだけで分かるなんて!!」グッ!



女性シンガー「うっふふふ♪」クスクス



穂乃果「え・・・?」



女性シンガー「あなた、いちいち動きがオーバーね」クスクス







女性シンガー「大丈夫よ、場所は大体分かってるから、大きな駅があるところの、大きなホテルなんでしょ?」



穂乃果「はい!」



女性シンガー「大きなシャンデリアもあるでしょ?」



穂乃果「あります!」



女性シンガー「うふっ じゃあ間違いなくあそこね! 」



穂乃果「すごい・・・!それだけでわかるなんて・・・!」パアァッ







女性シンガー「・・・私も昔行ったことがあるからね」フッ



穂乃果「・・・?」










女性シンガー「・・・あっ!」ビクッ



穂乃果「・・・!どうしたんですか?」






女性シンガー「マイク・・・忘れた!?」




穂乃果「えぇっ!? 」






穂乃果「・・・?あ、あの・・・」


女性シンガー「・・・?」






穂乃果「もしかして・・・それじゃ・・・?」スッ




女性シンガー「ぁ・・・あ!」つマイク












女性シンガー「てへっ♪」










穂乃果「びっくりさせないでくださいよー!」



女性シンガー「ごめんごめん♪あったんだからいいじゃない♪」










穂乃果「こっちでずっと歌ってるんですか?」スタスタ


女性シンガー「まあね」スタスタ








女性シンガー「これでも昔は仲間と一緒にみんなで歌ってたのよ、日本で」スタスタ



穂乃果「そうなんですか?」スタスタ



女性シンガー「うん、でも・・・いろいろあってねーー」


女性シンガー「結局、グループも終わりになってーー」




穂乃果「・・・・・」






女性シンガー「当時はどうしたらいいかよくわからなかったし、次のステップに進める良い機会かなーとか考えたりしたわね」









穂乃果「・・・!」ピタッ











女性シンガー「・・・?どうしたの?」













穂乃果「それで・・・!それで!どうしたんですか!?」



女性シンガー「・・・・・」



















女性シンガー「・・・簡単だったよ!」



穂乃果「え?」



女性シンガー「とっても簡単だった」










女性シンガー「今まで自分たちがなぜ歌ってきたのか、どうありたくて何が好きだったのかーー」


女性シンガー「それを考えたら、答えはとても簡単だったよ」スタスタ









穂乃果「・・・?」スタスタ



女性シンガー「・・・・・」スタスタ











穂乃果「・・・あの・・・なんか分かるような分からないようななんですけど・・・?」



女性シンガー「今はそれでいいの」



穂乃果「えぇ!?」



女性シンガー「それでいいの」



穂乃果「やですー!」



女性シンガー「いいの!」



穂乃果「えぇぇっ!」























女性シンガー「・・・すぐに分かるよ」



穂乃果「・・・?」





























海未「穂乃果!」






穂乃果「・・・!」







穂乃果「みんな!」ダッ!



女性シンガー「・・・・・」ニコッ








タタタタタ








穂乃果「みんなーー」
















海未「何やっていたんですかっ!!!」



穂乃果「・・・!」



ひかり「・・・・・」














穂乃果「・・・海未ちゃん・・・」













海未「・・・・・」ポロポロ


海未「どれだけ探したと思ってるんですか・・・!」ポロポロ








海未「・・・!」ガバッ!



穂乃果「・・・!」







スタスタ



ひかり「・・・・・」ポン



穂乃果「・・・?」



ひかり「・・・海未のやつ、お前のことを1番心配していたんだぞ」ニッ



穂乃果「・・・・・」



海未「・・・ぅ・・・うぅっ・・・!グスッ」ポロポロ








穂乃果「・・・ごめん・・・」
















穂乃果「・・・あ、そうだ!実はここまでねーー」クルッ








穂乃果「あ・・・あれ・・・?」











穂乃果「途中で会った人とここまで・・・」



5人「・・・?」



ひかり「・・・誰もいなかったぞ?」





穂乃果「そんな!?」



穂乃果「・・・・・」












絵里「まあいいわ、早く部屋に戻って明日に備えましょ」






ガチャッ






希「あ・・・!穂乃果ちゃん!」



花陽「帰ってきた!」



にこ「遅いわよ〜!」












穂乃果「ねぇみんな!」







ひかり「・・・?どうした?」












穂乃果「・・・ごめんなさい・・・私、リーダーなのに、みんなに心配かけちゃった・・・」










真姫「もういいわよ」








絵里「その代わりーー」


絵里「明日はあなたが引っ張って、最高のパフォーマンスにしてね」ニコッ



穂乃果「・・・!・・・絵里ちゃん・・・」






にこ「私たちの最後のステージなんだからーー」


希「ちょっとでも手抜いたら承知しないよ?」


花陽「・・・・・」ニコッ



穂乃果「うん!」








凛「じゃあ明日に向けて寝るにゃー!」



真姫「寝るのに気合い入れてどうするのよ?」



ひかり「ふふっ・・・」ニッ












穂乃果「・・・・・」クルッ








ひかり「・・・?」クルッ








穂乃果「・・・・・」








ひかり「・・・む?そういえば穂乃果?そのカバン、一体どうした?」



穂乃果「え・・・?」つマイク


穂乃果「あぁっ!?あの人に返すの忘れてた!」



ひかり「・・・あの人?」



穂乃果「・・・!」キョロキョロ






ひかり「・・・まぁ仕方あるまい、連絡先もわからんのだろう?」


ひかり「"あの人"とやらには悪いが、穂乃果が預かっているしかないだろうな」スタスタ











穂乃果「・・・・・」

























穂乃果「・・・"何のために歌う"・・・か・・・」































ーー翌日 メインストリートーー












♪ 挿入歌 Angelic Angel ♪







♪ ココはどこ? ♪


♪ 待って言わないで わかってる ♪


♪ 夢に見た熱い蜃気楼なのさ ♪



♪ キミはだれ? ♪


♪ なんて訊かないよ わかってる ♪


♪ おたがいの願いが呼んだ出会い ♪






♪ 遠ざかるほど光る一番星 ♪


♪ いつかそんな恋してみたかった ♪


♪ もういらないよ胸のブレーキは ♪


♪ 見つめあうために生まれた二人になってく ♪







♪ Ah!「もしも」は欲しくないのさ ♪


♪ 「もっと」が好きAngel ♪


♪ 翼をただの飾りにはしない ♪



♪ Ah!「もしも」は欲しくないけど ♪


♪ 「もっと」は好きAngel ♪


♪ 明日じゃない ♪


♪大事なときは今なんだと気がついて ♪





♪ こころの羽ばたきはとまらない ♪

























ーー飛行機内ーー





ゴォーッ









穂乃果「すぅ・・・すぅ・・・」



ひかり「・・・・・」カタカタ










穂乃果「・・・?」パチッ



ひかり「む?おぉ、すまない穂乃果、起こしてしまったか?」カタカタ



穂乃果「ううん、平気だよ」





穂乃果「・・・!」スッ



ひかり「ん?どうした?」





スーッ






穂乃果「わぁぁぁっ・・・!」



ひかり「・・・どこまでも雲の上・・・だな」



穂乃果「キレイ・・・!」



ひかり「・・・あぁ、そうだな」
















穂乃果「・・・ねぇ、ひかりちゃん?」



ひかり「ん?」








穂乃果「ライブ、ホントに楽しかった♪」



ひかり「どうした?改まって?」














穂乃果「私、あの時ひかりちゃんと一緒にスクールアイドルを始めてホントによかった♪」



ひかり「・・・ふっ、最高の思い出作りになったのではないか?」



穂乃果「えへへ♪」









穂乃果「・・・またいつか行こうね!みんなでいつか・・・必ず・・・!」



ひかり「・・・あぁ」

















ーー空港ーー










花陽「ねぇねぇ!昨日の中継すごい評判良かったみたい!」



凛「良かったにゃー!」



ことり「ドーム大会もこの調子で実現してくれるといいね!」



りんぱな「うん!!」






真姫「ふぅ・・・エコノミーで往復ってこんな感じなのねぇ・・・」スタスタ



にこ「自慢!?」キッ!



真姫「違うわよぉ」


にこ「ふんっ!」プイッ





希「お二人さん、帰ってからも元気やね♪」



真姫「元気じゃないわよぉ」



希「ふふっ♪」






ひかり「よぉ、真姫」



真姫「ん?ひかりーー」















ひかり「・・・あの曲はできたのか?」



真姫「・・・!」


真姫「だ、だからあれは関係ないって!」



ひかり「ふふっ、やはりお前の音楽は終わってはいないというわけだ」



真姫「・・・・・///」クルクル









絵里「そろそろバスが来るみたいよ、いきましょ」



穂乃果「うん!じゃあ帰ろ!」








ザワザワ




穂乃果「・・・?」









女子学生1「キャー!///」



女子学生2「ほーら!」グイグイ



女子学生3「えぇ・・・!?///」あせあせ








穂乃果「・・・?」



海未「知り合いですか?」



穂乃果「ううん」フルフル








女子学生4「やっぱり可愛い・・・!///」



女子学生5「いたいた!」



女子学生6「こっち見たよー!」



女子学生7「うわぁっ!ふふふ♪」





わー・・・わー・・・



穂乃果「なに!?」ビクッ!



海未「これは・・・!」





希「どういうこと?」


絵里「・・・すごい見られてる・・・?」





凛「もしかしてスナイパー!? 」


花陽「えぇぇっ!?」



ひかり「・・・ここは日本だ、どういう発想だよ・・・」





海未「何をしたんですか!?向こうから何か持ち込んだりしたのではないですか!?」グイグイ



穂乃果「知らないよぉ!」












女子学生8「あ・・・あの!!」



うみりんぱな「・・・え?」








女子学生8「サインをください!!」バッ!



ひかり「・・・ほぅ・・・」









女子学生8「あの・・・!μ'sの高坂穂乃果さんですよね!?」



穂乃果「あ、はい!」



女子学生8「・・・そちらは南ことりさんですよね?」


ことり「はい・・・!」








女子学生8「そちらは!園田海未さんですね!!」



海未「違います! 」


女子学生8「ぇっ・・・?」






花陽「海未ちゃん!!」


凛「なんで嘘つくにゃー!」






海未「・・・だって・・・怖いじゃないですか・・・!空港でいきなりこんなーー」






女子学生8「私!μ'sの大ファンなんです! 」



海未「え?」



穂乃果「・・・ファン?」








女子学生9「私も!」バッ!


女子学生10「私も大好きです!」タタタ







女子学生8・9・10「お願いします!!」バッ!




穂乃果「・・・・・」













穂乃果「う〜ん・・・」カキカキ






ゾロゾロ ガヤガヤ










ひかり「・・・とんでもない行列になってるぞ」



凛「・・・これは・・・一体・・・」


穂乃果「・・・さぁ・・・」











穂乃果「あ!もしかして・・・夢!?」



ひかり「夢だぁ・・・?」



凛「それは考えられるにゃぁ!」



ことり「でも、だとしたらどこからが夢?」



海未「うぅぅっ・・・」






穂乃果「んーと・・・旅行に行く前くらい?」



ひかり「おいおい・・・」



凛「えぇっ!?そんな前から・・・?」



ことり「それはいくらなんでもー・・・」



海未「うぅぅっ・・・!」






穂乃果「それとも・・・もしかして!"学校が廃校に!?"のあたりから!?」



ひかり「それはありえんな」



凛「ずいぶん長い夢だにゃー!」



ことり「そんなことあるわけないよ・・・ねぇ?海未ちゃん・・・?」



海未「うぅぅっ・・・!!」









穂乃果「じゃあどうして・・・」













ひかり「・・・どうやら頰をつねって確認する必要もないようだな」



穂乃果「へ・・・?」



ひかり「・・・・・」クイッ



穂乃果「・・・?」クルッ









穂乃果「・・・あ・・・!」













ーーμ'sーー




ーーみんなで応援しようーー


ーーEverybody, let's cheer!ーー







ひかり「・・・あれ、例のライブ中継の映像だろう?」








穂乃果「えぇぇぇぇぇっ!!?」














ーー秋葉原ーー






穂乃果「ほぇぇ・・・」



希「これは・・・」



絵里「一体・・・」





穂乃果「どういうことー!?」




ひかり「どこもかしこも、街中がμ'sの宣伝ばかりだ」







凛「・・・?」


凛「にゃぁぁぁっ!?こっちにもあるにゃあ!」ポスター



ことり「こんな応援チラシも出てる!」つチラシ






海未「・・・これはーー」






女子学生11「あの!もしかして!」バッ!




ひかり「・・・来たぞ、第二陣」




海未「あ・・・あぁぁ・・・」ビクビク








女子学生12「μ's!?」


女子生徒13「本当だ!」



女子生徒14「すごい!本物ー!」



女子生徒15「うわぁすごーい!」


女子生徒16「大ファンです!」








穂乃果「あ・・・あぁ・・・どうもー・・・」あせあせ
















ーー裏道ーー










穂乃果「・・・まいったわね・・・」



海未「うっ・・・うぅっ・・・」グスッ



穂乃果「海未ちゃんーー」



海未「無理です!こんなの無理ですぅ!」フルフル








真姫「帰ってきてから街を歩いていても気づかれるくらいの注目度ーー」


真姫「海外でのライブがアキバ中で流れてるーー」



ひかり「無事なのは私だけだな」







穂乃果「やっぱり、夢なんじゃない?」



ことり「穂乃果ちゃん!」


ひかり「・・・頰をつねって確認してやろうか?」



凛「でもそう思うのも分かる!」







花陽「・・・・・」ポチポチ



花陽「・・・すごい再生数になってる!」



穂乃果「じゃあ私たち・・・本当に有名人に?」



海未「そんな・・・無理です!恥ずかしいぃ!!」グスッ









穂乃果「あ・・・でもさ!それって海外ライブが大成功だったってことだよね!?」



花陽「うん!そうだと思う!」



穂乃果「ドームも夢じゃないよね!これでドーム大会も実現したらラブライブ!はずっとずーっと続いていくんだね!」



穂乃果「よかったー!嬉しいっ!」バッ!










ひかり「・・・・・」











絵里「・・・まだ早いわ」



希「それより、バレずにここを離脱するのが先よ」



にこ「そうよ、なぜなら私たちーー」















にこ「今はスターなんですものぉぉ♪」









♪ エンディングテーマ ?←HEARTBEAT ♪








♪ ランナウェイだ ランランナウェイだ ♪


♪ なんなんなんで突然? ♪


♪ ランナウェイだ ランランナウェイだ ♪


♪ いきなり人気者 ♪




♪ ああ…まさかの大ブレイク ♪


♪ 笑顔で切り抜けて ランランランナウェイ! ♪





♪ おかしいな もう一回目を閉じて深呼吸 ♪


♪ おかしいね ホントは夢見てるのかな ♪


♪ お互いをつねろう 痛いほどつねろう ♪


♪ 消えないねこの街も追いかける人もね ♪


♪ 消えない・・・消えないっ ♪




♪ ありがとうって思うヒマがないほど ♪


♪ びっくりしたままで ?←HEARTBEAT(ハテナハートビート) ♪


♪ 幸せは突然すぎるときっと ♪


♪ ハテナから先へとなかなか進めない ♪


♪ さあ、どうしよう? ♪




♪ これからさあ、どうしよう? ♪

































ひかり「・・・・・」




ーー・・・彼女たちは今気づいているのだろうか・・・?ーー



ーー期待されるということは、誇るべきものだということと同時にーー

































ーー・・・大きなプレッシャーとして襲いかかってくるものだということを・・・ーー



























♯32 report5 高坂 穂乃果 追記「突然過ぎた人気」 fin


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