時雨風を引く
病弱シリーズ
時雨が風邪をひいた、それは普通ではなかった
その日夕立は異音を聞いた。白露型は四段ベッドで寝ているのだが、異音は二つ下からだった。「ごほごほっ、げほ、げほげほっ、ごっ、ごほぉ、げほ、ごほごほ、げほぉ」白露たちも目を覚ました、そして驚いた「どうしたの?時雨!」時雨が体を丸め咳き込んでいた。よく見ると肺がふくらんでいるように見えた。時雨は姉妹たちを見たがすぐに伏せて「ごほごほっ、ごほ、げぽぉ、ごぼっ、ぶっげぽぉ、ごぉぉぉっうっ!げほぉ、おおっ!」と激しくうなった。すぐに明石の元に運んで行き検査してみた。「原因はボイラーかな?」ボイラーですか?と明石は提督に聞いた。実は前日帰投した後時雨から胸の調子が悪いと言ってきたのだった。たしかに装備してる煙突部分から煙りがしていたがまさか病だったとは。とりあえず口の中にホースを入れてまず唾液を取り除き、続いて酸素マスクをつけてしばらく呼吸をさせてみた。すると時雨の異変はすぐに起きた。「うごっ!?げほぉ、げほ、ごほごほ、うっ!げぼぉぉぉぉ」
時雨は飲み込もうと口を閉じほっぺたをリスのようにして耐えていたが次の瞬間にはマスクごしに吐いてしまった。「ごぼぼっ、ごぼ、げぼぉ、ごぼぉ ていと、っ、くげぼげぼ、ごぼぅ、ぶぷっ!ぶーぅぷう!ぶぷう!」時雨はまるで喉に押し込まれたかのようにぷうっと鳴らして苦しんだ。
翌日の朝、そこには夕立と並んで勢いよく吹き鳴らす時雨の姿があった。改装されより強くなって。「ぷっぷくっぷっぷっ、ぷっぷっぷー、ぷーぺぽっぷっ、ぷっぷっぷー、ぷっぷくっぷっぷっ、ぷっぷっぷー、ぷーぺぽぺぽぷーっ!」後日時雨はあの楽器を吹くために毎日訪れているのだという。
時雨ちゃんひどい目あったね 今度はガタイ良さそうな女の子になります
やらないか
やらないか
やらないか
<<やめないか!
風じゃなく風邪の間違いでは?
ss投稿初心なもので(╹◡╹)あととと提督作 鎮守府の調べからここのサイトふぁんになりました。
Twitterのアカが消えたので
これにて活動休止です(作者)
次はなろう小説でも書きましょうか
これちょっと面白い🤣