2019-03-19 03:00:39 更新

概要

毎月常に艦これのゲームで聯合の1位を取っていた横須賀鎮守府の提督。

ある日眠って起きたらそこは普段見る自分の部屋ではなく、横須賀鎮守府の提督の自室であった。
パソコンも無ければアンドロイドもない。
目の前に居るのはリアル艦娘。



そんな状況の提督の提督業のお話。


前書き

03/19 03:00修正完了
内容は変わってませんが所々文を直しました

※キャラ崩壊等にはご注意ください

シリアス多めかもです

艦これを少しプレイしていないと分からない記述があります。この単語が分からない等がありましたらコメントで報告してくれると有難いです。


提督の艦これのデータ
・全艦娘ケッコンカッコカリ済み
・キラ付けは捨て艦を使用する



顔文字が多いという声があったので、少し修正しました。内容は変わってません。
(顔文字減らしても結構使ってる気がする…)
また顔文字が多い等の声がありましたら修正していく予定です。




月末


〜午前3:00〜



○○「お、戦果更新来たな」マウスポチポチ


○○「良し!聯合1位…って言ってもここまでくると安定だな」


1位○○ー戦果12000


2位△△ー戦果10000←2000の差



○○「ふわぁ」(⊃ωー`).。oOアワアワ


○○「3時間寝るから6時にタイマーセットしてっと」ピピ


○○「毎月聯合1位は楽じゃないな、んしょ…」ボスッ

畳んだ布団の上に頭だけのっける


○○「3時間睡眠はこんくらい寝にくい環境がちょうどいいんだよなぁ」(´-ω-`)))コックリコックリ


○○「起きたら遠征返して演習やって…せん…か…」グゥ.。oO




チュンチュン

○○「…」(o_ _)o…ムクリ


○○「ふわぁ」(´O`)


○○「艦これ艦これ…ん?」キョロキョロ


○○「なんで俺ベッドで寝てるんだ?」


○○「まあいいか、遠征返そう…え?」


○○「パソコンがない…」


○○「ならアンドロイドで…ない」


○○「遠征返せねぇじゃねぇか!」(`曲´#)


○○「しかもここ何処だよ!俺の部屋2畳なのにこの部屋10畳以上あるじゃねぇか!」オチツカン!!


コンコンーテイトクハイッテモヨロシイデショウカ?


○○「昨日は酒飲んだわけでもないし…艦これで酔ったか?じゃあここは姉貴の家?」


テイトク...ネテルノデショウカ?アケマスネ、ガチャ


○○「まあその説が有効だな、最近新築したって言ってたし」


?「起きてましたか提督…返事くらいして提督「(取り敢えず俺の仕事っぷりを見せつけるか?まあ、パソコンでやるのとは勝手が違うかもだから上手く出来るかはわからんけど…)」



○○「でもどうゆう風の吹き回しだ?あいつ俺の事嫌ってた筈なのに…」ブツブツ


?「提督?聞こえてますか提督?」


○○「ってか頭いてぇ…随分寝ちゃったのか?不味いな、戦果が…」ブツブツ


?「て・い・と・く!!!いい加減話を聞いてください!」


○○「おぅ!!??!!??」Σ( ̄□ ̄)!


?「やっと気付いてくれましたか…」(´Д`)ハァ…


○○「え…お前…大淀…なのか?」


?「もう伝わっていましたか」


大淀「私は軽巡大淀です。よろしくお願いしますね、新提督」ニコッ


○○「え、えっ、ええぇぇぇぇぇぇっっっっぇええええええええええええ!!!!!!!??????!!!!!!?!?!?!」


大淀「どど、どうしました提督!?」アワアワ


○○「大淀!?ほんとに大淀なのか!?コスプレだよな!?」


大淀「何言ってるんですか提督?」


○○「マジで本物…ん?提督ってもしかして、俺の事?」


大淀「ええ、そうですが…元帥から聞いていないのですか?」


提督「(提督…俺が提督?)」←ここから提督表記


提督「すまん、元帥なんやかんやの話は置いといて今の西暦と時間、あとここが何処か教えてくれないか?」


大淀「はぁ、構いませんが…」


大淀「今は西暦××××の××月××日、マルヒトマルマル(午後1時)です。場所は横須賀鎮守府の提督の自室ですね」


提督「西暦は同じ…って事は時間も同じか?」


提督「ってことはおれ10時間も寝てたのか…頭が痛いわけだな」ブツブツ


大淀「提督?」


提督「でも横須賀鎮守府ってどうゆう事だ?俺は千葉の実家にいたはずなんだが…」ブツブツ


大淀「提督?どうしました?」


提督「しかも横須賀鎮守府ってゲームで俺がプレイしてた鯖じゃねぇか、って事は…」ブツブツ


大淀「ていとく!!!」


提督「はっ!すまんすまん、ちょっと『くせ』でな周りの声が聞こえなくなっちゃうんだ」


大淀「『くせ』、ですか?」


提督「いや、なんでもない、気にしなくていいよ」


大淀「はぁ」


大淀「っとゆうよりこんな雑談している暇ありませんよ!」


提督「え、どして?」(。・ω・?)


大淀「新任提督と艦娘達の初顔合わせ兼挨拶です」


大淀「流石に初顔合わせで遅刻すると信用を失う可能性もあるので手早い支度をお願いします」


提督「わかったよ」


大淀「それと…1つ忠告です」


提督「ん?」


大淀「ここの鎮守府の艦娘は少し…提督がこれまで接して来た人とは違うかもしれません。お気おつけください」


提督「おう?気おつけるよ」コ


大淀「それでは私は退出します。鎮守府内の地図は机の上に乗っているので準備が終わったら食堂まで来て下さい。急いでくださいね、提督」


提督「了解〜」


大淀「では」バタン


提督「…」


提督「ふぅ人と話すのなんて久しぶりだから少し『くせ』が出ちゃったな」(´Д`)ハァ…


提督「それにしても俺は家では艦これ夢でも艦これ関連の夢しか見れんのか?」


提督「それにオマケに西暦まで合ってるとなると中々リアル感のある夢だな」


提督「リアル提督って何すればいいんだろうな?」


提督「だが実際に艦娘に触れられる機会なんてこれから先あるかどうかすら分からない!」


提督「触れて触れて触れまくろう!」(*^ิ益^ิ*)ニヤニヤ


提督「っていうか超嬉しい夢にまで見た夢じゃね?これ」


提督「…夢から覚めないで欲しいなぁ」


提督「まあ、取り敢えず顔洗って着替えて食堂まで行くか」



〜支度と移動短縮〜


テテテテ←歩く音


食堂扉前


大淀「時間ぴったりの到着です提督、丁度鎮守府内の艦娘全員集まりました」


提督「おお、それはよかった」


大淀「それでは中に入って挨拶をお願いします」


提督「おう!っとその前に1つ、ここの艦娘達って一体何人位いるの?」


大淀「約250人ほどです。転属や解体の任務で変動したりしますが大体この位になりますね」


提督「へぇ、俺のゲームのデータと同じくらいだなぁ」


大淀「何か言いましたか?」


提督「いや、なんでもないよ?よく出来た夢だなぁと」


大淀「夢…?」


提督「そんなことより皆を待たせてるんだろ?挨拶行こうぜ?」


大淀「はい、そうですね、行きましょう」


大淀「あまり長く待たせると厄介な人もいるので…」


提督「なんだそれ…こっわ」:(´◦ω◦`):ガクブル


提督「さっさと挨拶しよ」ドキドキ


大淀「そこまで緊張しなくても大丈夫ですよ、基本は皆いい子ですから」(((゚艸゚))クスクス


提督「お前が脅してきたのに笑うなし!」


大淀「脅してなんかいませんよwさあ行きますよ!」


提督「仕方ねぇなぁ!勢いに乗ってやるよ!」⊂('ω'⊂ )))Σ≡GO!!


|*´ー`*)ノ|Ю ガチャ



食堂内



提督「(うぉーー!!!すげぇ!マジで俺の知ってる艦娘じゃん!夢とはいえアイドルを生で見てる気分だぜ!)」


提督「(空母の制服エロすぎだろ!金剛たち達の制服もやっべぇな…っていうか駆逐艦ちっさ!だしきしめてウリウリしてぇ)」


艦娘s「…」ジー


提督「(うげぇ…すげぇ見られてる…っていうか何だ、この刺さるような視線?)」


提督「(特に潜水艦たち…俺を殺す気か?目から殺気があふれでてるんだが…)」ガクブル


提督「(いや、どの艦種も少なからず俺をにらんでる気がするぞ?)」


提督「(っていうかこんな人前に立つなんていつぶりだ?)」


提督「(中学校の卒業式…ぶりかな?)」


提督「中学校の卒業式…」イラッ


艦娘s「っ!」ビクッ


大淀「提督、何を思っているのかはわかりませんが顔に出てます抑えてください」ボソッ


提督「っ…ああ、すまない」


大淀「それでは皆さん、前提督が失踪してからの数日間私が提督代理として執務を行ってきましたが本日付で新たな提督が着任します」


大淀「提督、お願いします」


提督「おう」キリカエ


提督「今日からこの横須賀鎮守府に着任することになった提督だ。いきなり提督になったもんだからわからないこともたくさんあるだろうし、前提督が失踪?とかなんか今が初耳だしな。だから逆に俺が質問する側になることもあると思う」


提督「みんなと会えたことが俺はとってもうれしいから、これから仲良くやっていこう!」


提督「よろしく!」


しーん…


提督「(な、何だこの空気…こうゆうのってもっと拍手が起こったりして和やかに進むもんなんだけどなぁ?)」


?「1つ、質問いいか?」


提督「お、長門か!質問いいぞ!」


長門「…なぜ先日こちらに来たばかりの提督が私の名前を知っている?」


提督「何故って…当たり前だろう、俺が君ら艦娘の名前を知らないとかあるわけがない」


提督「逆に知らなければ自殺もんだ!俺にとっては家族より見た顔だからな!」クワッ!!


長門「ん?私ら艦娘のことを家族より見た?どうゆう事だ提督」


提督「まあまあ、そんなことより質問ってなんだ?」


長門「…まあいい」


長門「貴様はとても若く見える。その年だと執務も満足に出来んだろう?この鎮守府は多くの任務や依頼が舞い込んできて私らとてそれ教えてやれる時間はない」


長門「だから辞職してはくれないだろうか」


大淀「長門さん、言い過ぎです。質問ではなくなっています」


長門「それはすまんな、だが提督、これは提督の為を思って言っている」


長門「何も出来ず仕事をやらずに、戦っている私らの姿を見るのは辛かろう。それに私ら艦娘にとっても迷惑だ」


長門「提督…返答は?」


提督「…」


提督「そもそもの話なんだが…」


提督「多分俺は執務出来るぞ?なんせ5年間の間毎日毎日繰り返しやってきたことだからな、勝手は違うかもしれないが執務に関しての問題はない!」キッパリ


長門「5年間だと?嘘をつくな、上からの情報だと今回初着任だと聞いたが?」


提督「んーまあそうなんだけどなんて言ったらいいのかなぁ?リアルで?っていう感じだと初めてになるのかな?」


長門「あまりふざけるなよ?曖昧に誤魔化そうだなんて言語道断…貴様、こr」


大淀「長門さん!」


大淀「それ以上は現在提督代理の私が許す事が出来ません、落ち着いてください」


長門「だが言わない訳にはいかん!」


陸奥「気持ちが出すぎよ、長門、お願いだから落ち着いて」


大淀「…一旦解散にしましょう、頭を冷やしてからまた後日話し合いをしたほうがいいと思います」


長門「私は落ち着いているし覚悟をもって発言をしている!お前らにとやかく言われる筋合いはない!!」


陸奥「長門!いい加減にして!!」


長門「っ!…」


大淀「陸奥さんありがとうございます」


大淀「提督、一旦ここから出ますよ、急いでください」


提督「…ああ、聞きたいことはたくさんあるがこの空気で話し合っても気分が良くないしな」


提督「ただ長門!」


長門「なんだ?」ギロッ


提督「うっ…ビビるからあんまり睨まないでくれ…」


提督「とにかく、また後でしっかり話そうその時にお前が俺に望んでることを聞かせてくれ。できるだけ望みに添うようにしたいと思ってるから」


提督「じゃあまた会おう」


大淀「失礼しました」ペコリ


ーバタン




陸奥「長門…」


長門「なんだ、陸奥」


陸奥「どうして提督にいきなりあんなこと言ったの?」


長門「もちろん、みんなの為だ。それ以外に何かあるとでも思ったのか?」


長門「前提督は私らをモノのように扱い、自分の戦果のために私らを疲労があろうが傷を負っていようが出撃させる」


長門「更に低練度の駆逐艦や軽巡を私ら高練度艦の随伴にして、沈むとわかっていながら進撃をさせられた」


長門「断じて…断じて私は随伴を沈ませるために練度を上げてきたわけではないっ!!!!!!!!!!!!!」


長門「じゃあなぜ私はそれをやってきた!?提督命令だからだ!!!」


長門「提督なんていらない、いない方が断然良い。私や大淀が提督の代わりを務めればいいではないか…」


陸奥「だけどあの提督は前提督ではないわ。まだどうゆう人かもわかっていないじゃない…それなのに同じと決めつけるのは少し違う気がするわ」


赤城「横から失礼します、私も陸奥さんと同じ意見です」


赤城「それに、提督の指揮があるからこそ私たちは敵の連合艦隊に勝てているということもあります」


赤城「大規模作戦で私らが沈んでしまえば最早、低練度艦を守ることすらできなくなってしまいます。それは一番避けなければいけないこと…」


長門「それはそうだが、それより前に沈んでしまっては本末転倒ではないか!」


赤城「まだそうと決まったわけではないでしょう!!」


艦娘s「」ビクビク


霞「…少し落ち着いてくれない?みんなが怖がっちゃってるから」


霞「やるならどこか違うところでやってほしいんだけど」


暁「(うぅ…霞、よくあんな怖い雰囲気の二人に言えるの?レディーだからかしら?)」響きに撫でられプルプル…


響「(流石霞、誰も止めなかったら私が止めようと思っていたけど私は両手が忙しいからな…助かったよ)」


雷「(流石霞ね!私が認めるだけはあるわね!)」エッヘン


電「(はわわわっ、怖いのですぅ~!)」響きに撫でられプルプル…


赤城「そうですね、皆さん悪い空気にしてしまってすいません」


赤城「取り敢えずここは一旦解散しましょう」


赤城「長門さん、しっかり提督と話し合ってくださいね、これからの為にも、しっかりと提督を見極めて来て下さい」


長門「ああ…わかった、1度は見極めよう。皆、少し気が立っていた…すまない」


長門「それと、あの提督は出来るだけ私らの望みに添ってくれると言っっていたから何か要望のある艦は私に言ってくれ」


長門「本当に望みに添ってくれるかはわからんが、そこを答えてくれるかでも提督の人間性が分かるだろう」


長門「明日の昼までに何か望みがあるものは聞かせてくれ。以上だ、私は部屋に戻る」


テテテテ




霞「頑固ね」


陸奥「そうねぇ」


赤城「とにかく落ち着いてくれて良かったです」


陸奥「赤城さんありがとう、長門の考えを改めてくれて」


赤城「いえいえ、問題はここからですから」


陸奥「提督が、長門の信用を得られるかどうか…に賭かってるからねぇ」


赤城「逆に言えば長門さんが提督を信用してくれたら私たちも提督を信用しやすくなります」


赤城「私だって、前提督は許せませんし…容易に信用はできませんので」


陸奥「ん、そうね」


赤城「そうだ、青葉さん」


青葉「はい!お呼びでしょうか!」(`・ω・´)ゝ


赤城「相変わらず青葉さんは元気ですね」


青葉「いやぁ〜それほどでもぉ」(●´ω`●)ゞテレ


赤城「まあ聞いてください、真面目な話です、少し近づいてください」


青葉「はい!」(`・ω・´)ゝ


赤城「様子を見てゆっくり慎重にでいいです提督室と提督の自室に監視カメラを設置してください」ボソボソ


青葉「えっ…それって」


赤城「私も個人的に提督は信用出来るかどうか調べたいんです」


赤城「恐らく長門さんと提督はそのどちらかの部屋で話し合うと私は予測しています」


青葉「なるほど、それを盗聴するってことですね!」


赤城「そうゆうことです。もし提督が長門さんに手を挙げたとしてもその映像が証明にるという保険も含めてます」


青葉「わぁ、青葉、そこまで考えが回っていませんでした!流石!一航戦ですね!」


赤城「いえいえ、それほどでも」///


青葉「それじゃあこの食堂にも監視カメラを設置しますね!」


赤城「…へ?そそ、そ、それは何故ですか?」(゚-゚;)オロオロ(;゚-゚)


青葉「?…あ!ははぁ〜ん?青葉気付いちゃいました!」


赤城「えっ、え!!」


赤城「(もしかして食堂のご飯を規定の5倍以上食べてるのがバレてしまいましたか!?)」


赤城「(私に食べさせないように監視カメラを?)」


赤城「(それはまずいです!どうにかして青葉さんを言いくるめなければ…ご飯が食べられなくなってしまいます!!!)」


赤城「あ、青葉さん!?食堂は別に監視カメラを付けなくてはいいと思うのですけど…?」


青葉「赤城さん、もう気付いているので大丈夫ですよ?」


赤城「ええ!?(ば、万事休すですか…)」(っ`ω´c)ギリィ


青葉「青葉を試しているんですよね?」


赤城「…へ?」←(本日2度目のへ?)


青葉「提督だって人間です、とゆう事はお腹も空くでしょう…そこで提督が足を運ぶのはこの食堂です!」


青葉「毎日、朝昼晩必ずご飯を食べる為にここに来ます!そこで提督が問題を起こしても証拠に…と青葉は思ったのですけど正解ですか?」


赤城「そそ、そうです!正解です青葉さん!流石ソロモンの狼と言われているだけあります!」


青葉「えへへぇ、恥ずかしいですよぉ〜」(/∀\*)


赤城「(なんだ、バレていなかったんですね…安心しました)」


青葉「それでは青葉、監視カメラの準備をしてきますね!」


赤城「あ、はい、よろしくおながいしますね」


青葉「了解です!」(*`・ω・´*)ゝカシコマリ☆


テテテテ



赤城「(ふぅ、バレていなくて良かったです…ですがここに監視カメラが付くということは青葉さんには結局バレてしまいますね)」


赤城「(まあ、最悪青葉さんならバレても大丈夫でしょう!)」


赤城「(さあ!今は3時ですね…おやつに秋刀魚の塩焼き10人前食べますか!)」ポン肩叩かれる


赤城「はい?なんでしょうか?」


陸奥「」( ^ω^) ニコニコ


赤城「あっ」サーーーー=͟͟͞͞(꒪⌓꒪*)


陸奥「食べ過ぎは、だ、め」


赤城「は、はい…(陸奥さんにバレてましたか…)」(*´・ω・`*)シクシク





霞「…」タッ



〜〜〜




提督の自室


大淀「先程はすいませんでした」


提督「いや、大丈夫だよ、かなりびっくりしたけどな?」


大淀「それで提督、長門さんの処分はどのようにするのでしょうか?」


提督「え?処分?なんで俺が長門を処分しなきゃいけないのさ、別に気にはしてるけどそんなことしなくていいよ」


大淀「ですが、長門さんは提督に対しての暴言を吐いています、ここで処分しておかなければ次同じ事例があった場合にも処分が出来なくなってしまいますよ?」


提督「…もちろん、暴言を吐かれるのは嫌だよ、でもさ」


提督「俺は艦娘が好きなんだよ、好きな奴を処分はしたくない…それに」


提督「何か理由があるんだろ?」


大淀「…」


提督「長門が普通の状態であんなこと言う筈がない」


提督「長門だけじゃなく、皆から浴びせられた冷たい視線」


提督「俺は視線には敏感でな、過剰反応しちゃうくらいなんだけど…」


提督「俺を殺そうとしてる奴も居た、と思う。いや、あれは殺す事を覚悟している目だったかもしれない」


提督「初対面の俺に対してだ」


提督「もし俺がめちゃくちゃブスでデブで臭かったとしても、あんな目はしない」


提督「どうなんだ?大淀…理由が、あるんだろ?」


大淀「…そうですね」


大淀「理由はあります」


大淀「ですが言えません、すいません」


提督「…そうか、なら仕方がない、長門に直接聞くことにするよ」


提督「一応、言えない理由は?」


大淀「…」


提督「わかった、無理強いはしない」


シーン…


提督「そうだ!そういえば、腹減ったな〜」o(´^`)o


提督「俺起きるのが遅かったから朝昼食べてないんだよな」


提督「大淀!食堂からなんか取ってきてくれるか?」


大淀「了解です、料理は何に致しますか?今日なら日替わりメニューで秋刀魚の塩焼きセットと単品でカレーがありますが」


提督「大淀が決めていい」


提督「それとゆっくり考えて買ってきてくれて構わない、1時間位は悩んでていいぞ」


大淀「…はい、了解しました。では1時間後に届けに参ります」


大淀「失礼しました」


バタンーテテテテ




提督「行ったかな?」


提督「本当はあんま腹減ってないから出来ればボリュームの少ない秋刀魚がいいんだが…まああれしか手軽な理由が思いつかなかったから仕方ない」


提督「(少し頭の中を整理する時間が欲しかったからな)」


提督「大淀にはちょっと迷惑かもしれないけどな」(苦笑)




提督「(まずは早くこの状況を何とかしなくちゃな、本当に不意打ちで殺されかねないし…)」


提督「(それにはまず長門の説得を成功させなきゃならない)」


提督「(信用はして貰えなくても俺に害がないって事伝えなきゃ駄目だ)」


提督「(確か…仕事が出来ないどうのこうので俺に提督を辞めろと言っていたっけ?)」


提督「(んー、でも俺が知ってる長門はそんな奴じゃないからな、それだけとは思えない)」


提督「(他の艦娘も長門と同じような目で俺を見てたから…)」


提督「(何か共通した悩み、それも俺を、いや、提督が関わった悩みってところか?提督の存在に対しての当たりが強かった気がするから…)」


提督「(初対面の相手にまず辞職しろなんて普通は言わないだろ、なにか理由がないと)」


提督「(でも大淀はそれを教えてくれないし)」


提督「(他の子に聞いても俺が彼女達を一方的に知ってるだけで、彼女達は俺に心を開いてくれていないから話ができそうもないしなぁ)」


提督「(それに俺もあんな目で見られたくないし…)」


提督「(うーん、取り敢えず俺の仕事っぷりを見せつけるか?まあ、パソコンでやるのとは勝手が違うかもだから上手く出来るかはわからんけど…)」



提督「(パソコン…)」


提督「(ないと落ち着かないなぁ)」


提督「(毎日20時間以上は弄ってたからな…心の友が居なくなるとこうも寂しいとは…)」


提督「(なんか禁断症状が出てきそうだな)」(((( ˙-˙ ))))プルプルプルプルプルプルプル


提督「(早く夢から冷めねぇかな)」


提督「…ははっ!」


提督「夢にまで思ってやっと見れた最高の夢が、こうも嫌になるとは思わなかったな」


提督「(夢の中でくらい艦娘ハーレムさせてくれよ…)」(*´・ω・`*)シクシク


提督「(っとゆうかこれ、本当に夢なのか?)」


提督「(こんなに意識がはっきりした夢は見たことがない)」


提督「(忘れてたけど本来俺は夢なんて見ない筈なんだ)」


提督「(毎日聯合1位の為に規則正しく3時間睡眠を取る)」


提督「(それでもってその3時間は気絶したように深い深い眠りについて体力回復する)」


提督「(こんな忙しい毎日に夢なんて見る余裕は無いはずだし…)」


提督「…」


ドン!!!ー近くの机を殴る


提督「いってぇ、やっぱ夢じゃないのか?」


クラクラ…ガシャン!!!


提督「うおっ!」


提督「なんだ机の上に花瓶があったのかよ…気付かなかった」


提督「(冷静に繕ってるけど、内心は動揺してるのかもな…ははっ)」



ーコンコン、ア、アオバデスゥ!オオキナオトガシタノデキニナッテ…


提督「ん?青葉か、入っていいぞ〜」


…シツレイシマス!


ガチャ


青葉「」(`・ω・´)ゞ


提督「あ、敬礼とかしなくて大丈夫だぞ?特に気にしてないから(敬礼してる青葉かわいい)」‪(*´꒳`*)‬ニマニマ


青葉「了解です!」(`・ω・´)ゝ


提督「だから敬礼はしなくても…まあかわいいからいっか」ボソッ


青葉「…?何か言いました?」


提督「いや、なんでもないよ」


青葉「そうですか?」


青葉「(まあボイスレコーダーで記録してるから後で聞き直せばいっか!)」


青葉「そうだ!さっき何か割れた音が聞こえたのですか大丈夫ですか?」


提督「ん、ああ、大丈夫だよ、机の上の花瓶が落ちて割れちゃっただけだ」


青葉「ほっ、良かったです」ε-(´∀`*)ホッ


提督「どうでもいい事で心配かけて悪いな」


青葉「いえいえ、少しでも気になってしまったら立ち止まれない性格ですので!」


青葉「それに外からライフルかなんかで提督が打たれて窓ガラスが割れた音!?」


青葉「とか思っていたので割と本気で心配しました!」


提督「ははは!青葉は面白いなぁ、そんなことがあるわけ…今ならありそうでほんとに怖いな」:(´◦ω◦`):ガクブル


青葉「とにかく花瓶の破片片付けちゃいましょっか!」


提督「お、そうだな」



〜お片付け中〜



カチャカチャ


提督「そういえば青葉はさ」


青葉「はい?なんでしょう?」


提督「他の皆みたいに俺の嫌ったりしてないのか?」


青葉「…気付いてたんですね、皆さんが提督を恨んでること」


提督「ああ、俺視線にはちょっとだけ敏感でな、挨拶で皆の前に出た時にすぐ睨まれてるって分かったよ」


青葉「まあ〜、あれはもう空気からピリピリしてましたかたね〜、正直、皆怖かったですねぇ〜」


提督「青葉は…俺の事、嫌ったりしてないのか?」


青葉「…青葉は、前任の司令官からの被害がありませんでしたから…」


提督「ん?前任の司令官?そういえば大淀か挨拶の時に言っていたな、失踪したとかなんとか。何者なんだ?それは」


青葉「まだ大淀さんから詳しく聞いてませんでしたか?」


提督「ああ、それっぽい事を聞いてみたんだけど今は言えないって言われちゃって聞けなかった」


青葉「んーー?何故ですかね?その意図は少しわかりかねますねぇ…」(´・ω・`)?


提督「お願いだ青葉、前提督について、教えてくれないか?もちろん、可能ならで構わない」


青葉「全然!答えられますよ〜」



〜片付け終わり〜



提督「…お茶でも飲みながら話そう」


青葉「了解です!ではお茶淹れてきますね!」


提督「あ、俺が淹れるよ?」


青葉「いえいえ、提督、取材をする時は相手の機嫌を取ることも大事なんですよ?」


提督「お、おう、そうだな、じゃあ、頼んだ?」


青葉「頼まれました!」テテテテ〜



5分後



提督「お、緑茶か!いいね俺好きなんだよ」ズズズ( ゚д゚)ンマッ!


青葉「お口にあってよかったです!」


提督「ん、それじゃあ早速話してもらっていいか?前提督の話」


青葉「はい、」


青葉「それではまず、わかりやすく言わせてもらいますね」


提督「ああ」


青葉「前任の司令官は…」



青葉「非情な、人とは思えない指揮をする人でした」



提督「人とは…思えない?非人道的って事か?」


青葉「…そうです、数日前、前司令官が失踪してからは大淀さんが提督代理を務めていたのでまともでしたが」


青葉「前提督が着任していた頃はほんとに酷い状況でした」


提督「例えば?」


青葉「恐らくですが、皆さんが提督を恨んでいる大部分を占めていると思っています」


青葉「大破進撃です」


提督「…」


青葉「それも高難易度の作戦などではありません」


青葉「低練度の駆逐艦などを随伴艦として高練度艦の艦隊に組ませ、敢えて沈ませてるような感じでした」


提督「な!?」


青葉「それは青葉には理解できません、したくも…ありません」


提督「当たり前だ!そんなことわからなくていい…わかっちゃ駄目なことだ」


青葉「…でも、青葉は考えました…何故そんなことをするのか、それが分かれば対処出来るんじゃないかって」


青葉「そして考えついた答えはこうです」


青葉「戦意高揚の為、です…」



提督「(…え?戦意高揚?)」


提督「(それって艦これで言うキラキラ状態のことだよな?)」


提督「(もしかしてその前提督がやろうとしてたことはキラ付け?)」


提督「(俺もキラ付けの時には大破進撃させてたし…)」


提督「(いや、まさかな…)」


青葉「恐らくですけど、敵によって傷ついていく随伴艦を目の当たりにすることにで敵への恨みを強くさせる」


青葉「そうすることによって深海棲艦を皆が恨み、指揮の向上を狙った…といったところでしょうね、個人の力も増すと思いますし」






提督「(…それって、まさにやってることは俺のキラ付けと同じじゃないか…)」


青葉「まあ青葉の想像なんですけどね」


提督「……」


青葉「司令官?呆然としてどうしました?」


提督「…いや、なんでもないよ。ちょっと驚いただけだから…」


青葉「そうでしたか…それでお聞きしたい事があるんですけど」


提督「なんだ?」


青葉「提督は…そうゆうことをしますか?」


提督「する訳がないだろ!」ガタッ!椅子から勢いよく立ち上がる


提督「そんな艦娘が傷つくようなこと…」


提督「する筈が…っ!」


提督「(ここが俺の鎮守府じゃなくても)」


提督「(俺の、5年間ずっとやってたキラ付けがそんな事を艦娘に思わせてたなんて…)」


提督「(違う違う!あれはゲームだ!データなんだ!この鎮守府とは話が違う!!!)」ギリィ


青葉「お、落ち着いて下さい司令官!」


青葉「その気がないのは分かりましたから!」:(´◦ω◦`):オロオロ


提督「っ!!!」


提督「…ごめん、ちょっと取り乱した」


青葉「いえ、青葉こそ変な質問をしてすいません」


提督「どうしてそんなこと聞いたんだ?」


青葉「…ごめんなさい、先に謝らせてください」


ーーコト


提督「これは…拳銃か?」


青葉「そうです、もしさっきの質問で提督が同じ事をやると答えていたら青葉は司令官を撃つ予定でした」


青葉「司令官を試すようなことをしてすいません」


提督「…いや、びっくりはしたけど怒ってないよ」


提督「それに」


提督「それを出して俺に見せてくれるってことは俺を信じてくれったってことだろ?」


青葉「そうですね、青葉は司令官を信用出来ました…私達に辛い思いをさせたくないって気持ちが伝わってきましたから」


提督「嬉しいよ…」


提督「それに艦娘みんなに長門みたいな態度をとられたら俺自殺決意しちゃうかもしれないし…」


青葉「そんな!?そんなことやめてくださいよ司令官!」


提督「やらんやらん!落ち着けって!」


青葉「もう!やらないなら言わないでください!」ヽ(`Д´)ノプンプン


提督「いや、本当に俺の味方がいなくて全員から長門みたいに言われ続けてたら心が折れてたかもしれないよ?」


青葉「…」


提督「でも、今はさ」


提督「辛くなったら青葉に頼れるようになったから」


提督「俺が辛くなったら青葉…たくさんなぐめてくれよ?」


青葉「っ!」ドキン!


青葉「し、司令官…そ、それはど、どうゆう…」///


提督「え?どうゆうって…そのままの意味だけど?」


青葉「っ〜〜!!あ、青葉、恥ずかしいですけど、が、頑張ります!」///


提督「?(かわいい)」


提督「そういえば」


提督「なんで青葉は俺の事を最初から心配してたんだ?俺が花瓶割った時だって俺の事を怖がってたり恨んでたら普通駆けつけないだろ?」


青葉「ん、それはですねぇ、一番最初の方に言った気がするんですけど」


青葉「前司令官からの被害を青葉は受けませんでした」


青葉「厳密に言うと青葉は前司令官からの出撃命令がなかったんです」


提督「え?それはどうして?」


青葉「青葉は改二でもなければ元々強いという訳ではありません」


青葉「重巡洋艦の中で最も弱い青葉は一時期練度だけ上げられて、その後は放置されたんです」


提督「(確かに、青葉は重巡洋艦の中では最もステータスが低いし、俺も取り敢えずケッコンカッコカリをしてからは使ってなかったな)」


青葉「艦娘としてはとても不名誉なことですけど、青葉は逆に運が良かったのかもしれませんね」


提督「なるほどな、変な事を聞いてごめんな」


青葉「いえいえ、大丈夫ですよ」(ノ´∀`*)イエイエ


提督「あ、そういえばそろそろ1時間たつな」


青葉「何かあるんですか?」


提督「ああ、多分そろそろ大淀が飯持ってきてくれるんだ」


青葉「大淀さんが?」


提督「ああ、今日何も食べてないからな、ちょっと考え事もあったから1時間後に持ってくるように頼んだんだ」


青葉「…」


提督「どうした青葉?」


青葉「大淀さんは、先程この鎮守府の現状を提督に伝えなかったこと、正直怪しい…と思います…」


提督「え?大淀が怪しい?」


青葉「はい」


提督「でも大淀は俺に普通に接してくれていたぞ?青葉みたいに元気に?というより積極的に話しかけてくれるし」


提督「朝起こしてくれた時も、さっき騒動が起きてこの部屋に戻ってきた時も俺の事を気遣ってくれたし…」


青葉「…笑っていましたか?」


提督「ああ、まあ笑うと言うよりは微笑んでたような感じだな、初めの挨拶の時だけど」


提督「それにノリもいい感じだった…」


青葉「やっぱりおかしいです…」


提督「何かおかしな所でもあるのか?」


青葉「はい、実は青葉、大淀さんが笑ってる…というか、気が抜けた顔を見たことがないんです」


青葉「大淀さんが感情を表に出してるところ…って言った方がいいですかね」


提督「…それはみんなの前だから気を張ってるとかじゃなくて?」


青葉「はい」


提督「…どうしてそれが断言できるんだ?」


青葉「あはは…えーっとですねぇ…」(´°ᗜ°)ハハッ..


提督「(あ、この反応同人誌とかで見る青葉特有のやつや…)」


提督「まあ、そのことは置いておこう、大淀が来るまであんまし時間が無いからな」


提督「(青葉の事だから多分盗撮とかその辺だろうし…俺の知ってる青葉ならだけど)」


青葉「あはは…その、ありがとうございます」


提督「その事はいつか聞くとして」


青葉「聞いちゃうんですかそれ!?」Σ(゚ロ゚;)


提督「大淀がなんで感情を表に出さない、もしくは出せないのか。それとどうして俺と一緒にいる時は明るく振る舞うのか…」


提督「このふたつが気になる」


青葉「そうですね…どうして司令官の前で明るくなるのかはわかりませんが」


青葉「大淀さんが何故感情を表に出さなくなってしまったのかは想像ですが、わかります」


提督「なんでだ?」


青葉「大淀さんは任務管理という鎮守府に1人はいる役職に着いてました」


青葉「デイリーの出撃から大規模作戦の出撃の記録を詳細に書き留めていたんです」


提督「もしかして、鬱になるくらいブラックだった…とか?」


青葉「まあ、大淀さんの睡眠時間は3時間だったので、それもあるかもしれませんが…」


提督「(うわっ、俺と同じ睡眠時間で職務とかやばいだろ…)」


青葉「轟沈も出撃の記録に含まれてるんです…」


提督「あっ…」


青葉「要するに誰よりも詳細に沢山の艦娘の轟沈を見てきた…」


青葉「恐らくそのせいで感情を表に出さなくなったと思われます…」


提督「…なるほど、でも」


提督「なんで大淀は提督を恨んでる素振りがないんだ?一番恨んでてもおかしくないだろ」


青葉「それは…わかりません。前司令官とは違う人と割り切っているのか、それとも何か別の理由が…」


提督「少し考える時間が欲しいな、大淀とも少し話をしたいし…」


青葉「大淀さんと話すのでしたらあまり深く事情を聞き過ぎないように注意してくださいね!」


提督「ああ、また何か聞きたいことが出来たら俺から青葉の方に向かうよ」


青葉「はい!」


提督「じゃあもうそろそろ大淀が来ると思うから青葉はここを出て自分の部屋に戻ってくれ」


青葉「青葉、了解しました!」(*`・ω・)ゞビシッ!!


ガチャ


キランー


提督「ん?」


青葉「失礼しました!」


バタン


提督「…」


提督「(今左手の薬指が光った?)」


提督「(もしかしてケッコンカッコカリの?)」


提督「勘違い…か?」






テクテク


青葉「フゥ〜緊張しました」(;´Д`)ドキドキ


青葉「良さそうな司令官でほんとに良かったです…」


青葉「部屋に戻ったらさっきの会話をボイスレコーダーで聞き返してまとめましょうか…」


青葉「このボイスレコーダーを長門さん達に聞いてもらったら、皆提督の事を信じてくれるのでしょうか?」


青葉「…分からないですね、まだ聞いてもらうのは得策じゃない気がします」


青葉「あれ?そういえば、何か忘れてるような…」(´・ω・`)?


青葉「はっ!赤城さんから頼まれてた監視カメラ取り付け忘れました!」


青葉「…まあ忘れちゃったら仕方ありません、司令官の自室はまた今度にしましょう」(´・ω・`)ショボ-ン





〜〜〜


コンコン


テイトク、サンマノテイショクオモチイタシマシタ


提督「おお、入ってくれ」


ガチャ


大淀「失礼します」


提督「おっ、秋刀魚のいい匂いが」


大淀「今日は第七駆逐隊の皆さんが秋刀魚を焼いくれました」


提督「へぇ、第七駆逐隊だから朧、曙、漣、潮のメンバーか、なんだか微笑ましいな」


大淀「そうですね、煤だらけになっても涙目で秋刀魚を焼いていましたよ」(*´艸`*)クスクス


提督「(やっぱり笑ってるよな…)」


大淀「どうしたんですか?提督?私の顔をじろじろ見て…」


提督「あ、いや、なんでもないよ」


提督「それよりどうして第七駆逐隊が飯作ってるんだ?鳳翔さんとかが作ってるもんだと思ってたんだけど」


大淀「鳳翔さんは食堂担当してくれているので基本は鳳翔さんが作るのですけど…」


提督「今は作ってないのか?」


大淀「今は、と言うより提督が失踪してから今までの間ですね」


大淀「今まで出撃の任務もある中で料理を振舞ってくれたいた鳳翔さんに鎮守府の艦娘全員がお礼をしたいということで」


大淀「提督の入れ替わりで出撃や任務が少ないうちに計画を立てて交代でご飯を作ってるんです」


提督「ほう、面白そうでいいな」


大淀「まあ、結局心配になって見に来た鳳翔さんが手伝ってるんですけどね」( ̄∇ ̄)


提督「はは、鳳翔さんらしくて目に浮かぶな」


大淀「それに皆さんはこれまで激務におわれて帰投したらすぐ疲れ果てて寝て、また出撃…というサイクルでしたので」


大淀「趣味を持ってない趣味のない艦娘が多いのもあって暇を持て余してしまってるんでしょう、その隙間埋めというのもあるんでしょうね」


提督「暇つぶし…って言うと言葉が悪いかもしれないけどいい息抜きになってるってことか、いい事だな」


大淀「…そんな事よりそろそろ食べないと料理が冷めてしまいますよ?」


提督「あ!そうだった!せっかく作ってくれたからには美味しい状態で食べなきゃな!」イタダキマース


提督「うぉーー!!めっちゃうまい!絶妙な塩加減だ!最高だよ!」ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"(๑´ㅂ`๑)ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"


大淀「それは良かったです」


提督「後で第七駆逐隊にお礼しに行かなきゃな」モグモグ


大淀「提督…それはやめておいた方がいいと思います」


提督「え、どうしてだ?」ゴックン


大淀「実は、第七駆逐隊の皆さんには私が提督に料理をお持ちしていることを伝えていないんです」


提督「もしかして…」


提督「第七駆逐隊の皆も俺の事を良く思ってないのか?」


大淀「はい…」


提督「そうなのか…」


大淀「それに曙さんは特に前提督のことをボロクソに言っていたので」


大淀「あまり近付くことはお勧めできません、何より提督の身が心配です」


提督「そうか…こんなに美味しいものを食べさせてもらってお礼すら出来ないなんて、悔しいな…」


大淀「…」


提督「ご馳走様でした」


大淀「はい、片付けてきますね」


提督「待ってくれ」


大淀「どうしたんですか?」


提督「少しでも感謝の気持ちを伝えたいからな、食器を洗わせてくれ」


大淀「もちろんいいですけど…第七駆逐隊の皆さんには…」


提督「ああ、伝えなくていいよ」


提督「これは俺の感謝したいっていうただの自己満足だから」


大淀「分かりました、では部屋の隅で待機しているので終わったら教えて下さい」


提督「ああ、楽にしてていいからな」


大淀「了解です」ビシッ


提督「(あれが楽な状態なのか?まあいいか)」



食器洗い中



提督「そうだ大淀、個人的な相談なんだけど…」ジャー


大淀「はい、なんでしょう?」


提督「この部屋広過ぎない?」


提督「キッチン、テレビ、ベッド、机、ソファーにテーブル…そんでもってこの余ってる空間よ」


提督「実家より広い自室ってなんだよ!?」


提督「…と思ったわけなんだよ」


大淀「は、はぁ」


提督「そんでもって日当たりもいいし風通りもいい」


大淀「良い事ですよね?」


提督「いい事なんだよ!本来ならね!」


提督「でも、落ち着かないんだよ…」


大淀「落ち着かない?」


提督「そう、普段からランカーの為に椅子の上で寝たり、畳んである布団に頭だけ乗っけて丸まって寝てたりしてたから」


提督「ホテルとかのベッドじゃ眠れないし」


提督「部屋を閉め切って暗い部屋の中にずっと居たから」


提督「今なんて目が太陽の明るさに慣れてなくて、日差しが入ってくるのが実は結構辛いんだ」


大淀「凄い不思議な生活をしてたんですね…ちょっと困惑中です」


提督「(情けないから言えないけどニートだったからな)」


提督「まあそんな詳しいことはいいとして、あったらでいいんだけどここより狭い部屋があったらそこに自室を移すって出来ないか?」


大淀「空いてる部屋があったら全然構わないんですけど…確か今は部屋が埋まってしまっていますね」


提督「まじかー」


大淀「一応3人部屋を姉妹2人組で使っている部屋もあるのでそこら辺を合併すれば開く部屋はありますけど」


提督「いやいや、そんなことまでしなくていいよ。流石にプライベートな空間を奪うことはしたくないし」


提督「それこそ、そんな事したら皆からの信用を得られなくなってしまう」


提督「それはどうしても避けないとだからな、ここで提督をやるなら」


大淀「すいませんお役に立てなくて…」


提督「大丈夫大丈夫、俺がこの部屋に慣れればいいだけだから」


大淀「あ」


提督「ん?どうした?」


大淀「一応ありました…」


提督「お!あるのか!」


大淀「はい、ただ本当に机しかないんですけど…」


提督「全然それでいい!むしろそれがいい!」


大淀「そ、そうですか…」


提督「んでそれは何処なんだ?」


大淀「提督室です」


提督「提督室って言ったら…俺が仕事する部屋だよな?って事は実質俺の部屋?」


大淀「そうですね、そこを自室にする分なら誰にも迷惑をかけませんし」


提督「ふむふむそれはいいな」


提督「よし!食器洗い終わった!」


提督「じゃあ早速その提督室に行っていいか?」


大淀「それが申し訳ないんですけど…」


大淀「私が提督代理を務めていた時の書類の整理が終わってないので片付くまで1、2日待ってもらえないでしょうか?」


提督「ああ、その位なら全然待つよ」


大淀「ありがとうございます」


大淀「それでは洗い終わった食器を食堂の方に戻してきます…そのまま提督室の片付けに向かってよろしいですか?」


提督「いいぞ、第七駆逐隊の皆には美味しかったって伝えてくれ、もちろん俺とは言わなくていいからさ」


大淀「了解しました」


大淀「そういえば提督」


提督「ん?」


大淀「長門さんとの話し合いなんですけど」


大淀「明日の午後皆が昼食をおおよそ食べ終わって一息ついた時間帯」


大淀「ヒトヨンマルマル(午後2時)から食堂で話し合おうとの事です」


提督「…わかった」


大淀「恐らく他の皆さんもその話し合いを横から聞く形になると思いますので、使う言葉は慎重に選んで下さい」


提督「ははっ、確かに言葉を間違えたらその場で首と胴体が真っ二つになるかもな…」


提督「気を付けるよ、アドバイスありがとう」


大淀「いえ、この鎮守府に提督は必要な人ですから」


提督「そう言ってくれると嬉しいよ」


大淀「では、提督室の片付けが終わったらお呼びします」


提督「おう…っと最後に一つだけいいか?」


大淀「なんでしょう?」


提督「大淀は他の皆の様に俺を怖がったり恨んだりはしてないのか?」


提督「もちろん、言いづらかったら言わなくてもいいけど…」


大淀「そうですね…提督は前提督とは違う人ですから割り切っています」


大淀「提督に対してのイメージは悪いかもしれませんけど、提督自身の事は1から評価していますので」


大淀「恐れや恨みといった感情はありませんよ」


提督「そうか…ありがと、変な質問に答えてくれて」


大淀「いえいえ、そんな事はありません」


大淀「それではいってきますね」


提督「ああ、いってらっしゃい」


キラン


バタンー


提督「(ん?今大淀の左手の何かが反射して光ったような…)」


提督「(指輪?気のせいか?)」


提督「まあいいか」


提督「それにしても大淀は割り切ってるんだな…俺と前提督のこと」


提督「まあ、青葉の大淀さんは危険っていうのは、青葉のただの感のようなものだからな」


提督「でも前提督への恨みは半端ないはずだし…はぁ」


提督「今考えても仕方ないな、今は長門との話し合いの対策でも考えておかないと」


ドスー椅子に座る


提督「ふぅ…なんかすごい疲れたな」


提督「艦これでランカー走ってる時よりも疲れた気がする…」


提督「まあ疲れ方が違うか…勉強と運動みたいなもんだよな?これって」


提督「ご飯、美味かったな…」天井を見上げる


提督「…」


提督「もう、皆からあんな目で見られるのも、ご馳走様を作ってくれた本人たちに言えないなんてごめんだ…」


提督「絶対に長門と話し合いで皆からの信頼を得て、前提督とは違うってことをわからせないと!」


提督「そのためには…」





〜〜〜






提督「ぐぅ〜」zzz


提督「んん…」


提督「ふわぁ〜」(´O`)


提督「…」


提督「寝落ち、してたか…」


提督「結局いいアイデアも浮かばなかったし…」ハァ


提督「今は午後9時か…結構寝ちゃったな」


提督「手元から艦これが無くなるとこんなに寝れるもんなんだな」


グゥー


提督「腹減った…」


提督「この時間なら、食堂に人はいないかな?」


提督「気分転換を含めて夜食でも食べに行くか」



〜食堂〜



ガチャー


提督「(ん?電気がついてる?)」


?「えっ、誰ですか…?」


提督「(こんな時間なら人がいないと思ったけど…迂闊だったか)」


提督「話すのは初めてだから初めましてでいいのかな?提督だ」


?「ひっ!提督!!」


提督「あっ、そんな怖がらないでくれ潮」


提督「俺は君達が思っている前提督とは違う提督だから」


潮「す、すいません…」ガクガクブルブル


提督「(不味いな、怯え方が半端じゃない)」


提督「(こんな状況を誰かに見られたら俺が脅してると勘違いされて信用を下げてしまうかもしれない…)」


提督「(此処から離れるか?いや、それは根本的な解決にはならないしな…)」


提督「(優しく話しかけて説得してみるか)」


提督「そうだ潮、こんな夜中にに食堂で何をやっているんだ?」


潮「あっ、えっと、そ、掃除です」


提督「掃除?1人でか?」


潮「い、いえ、奥に曙ちゃんと朧ちゃんが私と別で掃除しています…」


提督「そうか…あれ?漣はいないのか?」


潮「はい、今寝ちゃってて…」


提督「ははっ、漣らしいな。ちょっとご主人様って言われてみたかったけど」(´∀`*)


潮「…」


潮「どうして漣ちゃんの事を提督が知っているんですか?」


潮「今日はずっと一緒にいたので今日着任した提督と漣ちゃんは話したことないはずですけど」


提督「え、えーと(艦これで知ってたなんて言えないしなぁ)」


潮「もし…漣ちゃんに何かしてたら潮」


潮「許しません」


提督「うっ!」ゾクッ


提督「(なんだいきなり潮の雰囲気が冷たくなった!)」


提督「ちょ、ちょっかいなんて出てない!だから安心してくれ!」


潮「…」


提督「俺が漣を知っていたのは前提督からの引き継ぎの資料があったから知っていただけだ!」


潮「…漣ちゃんは着任したての頃はご主人様って提督の事を呼んでましたけど、それも1、2回程度だった筈です」


潮「それも提督の目の前ではありませんでした」


潮「なんで知ってるんですか?」ギロッ!


提督「つっ!」ビクッ


提督「(なんて目をしてるんだ!俺を殺す気か!?…これ以上嘘を着くのは不味いなボロが出てる…)」


提督「(でも、君達艦娘の戦いをゲームにしたやつがあってそれから知ったんだよ。って言っても)」


提督「(じゃあそれを見せてくださいって言われたら見せられないし…)」


提督「(ここは情報屋(仮)の青葉の力を信じて借りるしかない!すまない青葉!)」


提督「嘘ついてごめん…実はな、青葉に聞いたんだ」


潮「青葉さんに、ですか?」


提督「ああ、偶然廊下で見かけてな、その時ペンとメモ帳持って色々書き込んでるようだったからこの鎮守府に詳しいのかな?と思って聞いてみたんだ」


潮「…そうだとして、どうして嘘をついたんですか?何かやましい事とかあったんじゃないですか?」


提督「それは…青葉に出来るだけ他言無用でって言われたんだ、でもここまで疑われちゃったら仕方ないなって思って」


提督「後で青葉には謝らないとな(割と本気で)」


潮「そ、そうゆうことだったんですね…」


提督「ああ、だから他のみんなには出来るだけ他言無用で頼むな?」


潮「は、はい」


提督「(取り敢えず危機は去ったけど)」


潮「…」ガクガクブルブル


提督「(振り出しに戻ったな…)」


潮「あっ、あのっ…変に早とちりしてすいません!解体だけはどうか!」


提督「そんなことするわけないだろう、むしろ俺が勝手に口走っちゃったのがいけないんだから潮に非はないよ」


潮「で、でも!提督に暴言を言ってしまったわけで…罰を受けない訳には…」


提督「罰って…」


提督「潮は漣の為に怒ったんだろう?それだけ仲間を大切に思ってるって事じゃないか」


提督「だから潮に罪なんてないから罰もない」


提督「それに、潮に罰を与えたらそれこそ他の子たちに俺がやられちゃうよ」( ¯▿¯ )ハハ


潮「でも…」


提督「潮、君は正しい事をしたんだ、仲間想いでそれを行動に移せる、とても勇気のいる行動なんだよ?」


提督「俺が怖いってゆう事よりも、仲間への想いが勝ったんだ」


提督「そんな潮に罪なんて与えない」


提督「むしろ」



ナデナデ




提督「本心をぶつけてくれてありがとう」


潮「……」


提督「って、ちょっと痛いこと言ったかな」


潮「……」ジワァ


提督「潮?どうした?」


潮「う、うっ…」ポロポロ


提督「お!?どどどどどうした潮!?」バッ撫でてた手を離す


潮「うわぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!」その場にへたり込む


提督「(やべぇ!やっちまったか!?)」


提督「(そりゃあ怖いと思ってる奴にいきなり撫でられたら怖いか!何やってんだよ俺!)」


提督「ご、ごめんな!いきなり撫でたりなんかして」オロオロ


潮「ぐすっ、ぐすっ…ち、違うんですっ!」


潮「仲間想いって言ってくれたことがっ」


潮「嬉しくて…うぅ…」ポロポロ


提督「え?」


潮「潮…これまでたくさんの仲間を見殺しにしてきたんですっ!」


提督「…」


潮「ほんとなら助けられた子も、潮をかばって沈んでいった子も!」


潮「自分には守れるだけの力があったのに!」


潮「どうせ守っても次に補給せずに出撃するんだから今沈むのも後で沈むのも変わらないって思って」


潮「見殺しに…してきたんです…」ポロポロ


提督「(そうか…)」


提督「(きっとキラ付けの捨て艦は補給せずにもう一度出撃させる提督だったんだな、俺の艦これと同じ様に…)」


潮「そんな潮にっ、まだっ、仲間を想う気持ちがあったんだなって…っ」


潮「思うと…うぅっ」ポロポロ


提督「潮…」


潮を優しく抱きしめる


提督「辛かったよな」ナデナデ


潮「うっ、ううぅ…っ」


提督「毎日毎日、悔やんでは自分を責めてきたんだろう?」


潮「…はい」グスン


提督「やっぱりな、俺も似たような事思った時期があるから分かるよ…」


潮「提督も…なんですか?」


提督「ああ、今でも思ってる…」ギュゥ!!


潮「く、くるし…」


提督「あっ、ごめん!」


潮「いえ…提督もそうなんですね…」


提督「ああ…でもな」


提督「これからの潮はきっと楽しく生きていける」


潮「え?」


提督「何故かって?」


提督「それは俺がもう潮に…いや、ここの艦娘皆にそんな思いにさせない」


提督「轟沈なんて誰もさせないし、無理な出撃、進撃もさせない」


提督「皆が嫌な事はしない」


提督「前提督の様なことは絶対にしない」


提督「約束だ」


提督「だからさ、まだ、俺の事が怖いかもしれないけど…」


提督「俺は前提督とは違うから、怖がらなくてもいいんだからな?」


潮「提督…」


ギュゥゥゥ!!!潮からも提督を抱きしめる


潮「もう、提督のことは怖くありません…」


潮「提督を信じます…」


提督「本当か!?」


潮「はい…でも」


提督「でも?」


潮「潮みたいに…」


潮「皆のことを救って上げてくださいね!」ニコッ!!


提督「ああ!!任せろ!」


提督「たとえこの身が朽ちようとも、皆を幸せにする!」


潮「ふふっ、変な提督」ギュッ


潮「大好きです」ボソッ


提督「え?」


潮「ってわぁぁーーーー!!」提督から離れる


潮「ごめんなさいごめんなさい!変なことしてごめんなさい!!!!」


提督「え、今なんて…」


潮「わーー!!!!なんでもないですからぁ!」


提督「え、でも今確かに」


潮「な、なんにも言ってないですからぁ~!!」


提督「ふっ…」


提督「ははは!」


潮「ど、どうしたんですか?」


提督「いや、さ、」


提督「ここに来てからようやく普通に何も考えずに話が出来たなって…」


提督「凄い嬉しい、ありがとう」


潮「い、いえ…そんなお礼を言われるような事じゃ」


提督「いいんだ、俺が嬉しかったんだから」


潮「うっ…そ、そういえば!」


提督「どした?」


潮「提督はどうしてここに来たんですか?」


提督「あ〜そういえば」


提督「ちょっと小腹が空いてなんか食べたいなって思ってきたんだ」


潮「それなら何か持ってきましょうか?」


提督「いいのか?」


潮「勿論です!」


潮「それじゃあ今から持ってきま…」


?「潮!叫び声聞こえたけど大丈夫!?」タッタッタ


??「潮ちゃん!どうしたの!?」タッタッタ





提督「あっ…曙と朧」


潮「曙ちゃん朧ちゃん!騒いでごめんね、なんでもないから大丈夫だよ」


曙「大丈夫って…」


曙「そんなに泣き腫らした顔で大丈夫なわけないでしょ!こいつに何されたの!」ギロッ


朧「そうだよ、提督に何かされたんじゃないの?多分だけど」ジー


提督「(うっ、すげぇ圧を感じる…)」


潮「え、ええぇ…と」


曙「無理して言わなくていいわよ、なんにせよ、潮を泣かせたこいつは…」


曙「殺すから」キッ


提督「っ!!!!」


潮「曙ちゃん!!!?!?」


シュッ!!ー提督の顔面にむけてパンチする


提督「ぐふっ」ドゴ!


バタン!ーパンチの衝撃で倒れる


提督「ち、血がぁっ…」ポタポタ


曙「はっ!何この位で呻いちゃってるのよ!」


曙「私らはもっと痛くて辛い思いしてきたのに…」


曙「この位で痛いなんて、ふざけるんじゃないわよ!!!」


ドコォ!!


提督「ぐふっ!」


曙「これまで沈んでいった子みたいに潮を傷つけるんなら、私がこの手で殺す!」シュッ


提督「うぐぅ!」ドゴ!


潮「曙ちゃん!」


ガシッー殴る腕を掴んで止める


潮「曙ちゃんやめて!!」


曙「止めないでよ!私はどうなってもいい!こいつを殺せれば後はどうなってもいいのよ!」


潮「っ!」


パ--ンッ!!!ー曙にビンタする


曙「…」ジンジン


潮「…ごめんなさい曙ちゃん、でも」


潮「提督は私に何も危害を加えてません」


曙「…だからなんなのよ」


曙「どうせまた前提督みたいにこいつも私たちを苦しめる…」


潮「そんなこと提督はしないです!」


曙「どうしてそんなことが言いきれるのよ!」


潮「約束してくれたからです!」


曙「その根拠は!?証拠はあるの!?」


潮「私を…救ってくれました…」


曙「…意味がわからない」


潮「でも」


潮「もし、その約束が嘘だったとしても、曙ちゃんには提督を殺させません」


潮「その時は潮がやります」


曙「はぁ!?どうしてよ!」


潮「だって曙ちゃんは、私が傷けられたからって言ってたけど…本当はそうは思ってない」


曙「そんなわけない!」


潮「自分の復讐のため、自分がスッキリする為だけに提督を殺そうとしてるから…」


曙「そんなわけない!!!」


潮「そんな曙ちゃんには殺させない」


曙「そんなわけないったら!!!」


潮「じゃあどうして!!!」


潮「潮の話を聞いてくれないんですか!」


曙「っ!」


潮「…提督は悪い人じゃありません」


潮「ましてや前提督のようなことをする人では絶対にないです!」


曙「だからっ…どうして…っ!」


潮「提督のことはまだ信じられなくても…潮のことは信じてよ…曙ちゃん…うっ」ポロポロ


曙「う、潮…」


朧「曙ちゃんも潮ちゃんも落ち着いて?」


朧「私は潮ちゃんの事を信じてるけど、提督のことはまだ信じられない」


朧「でも、提督と話してもないのに殺すとかっていうのは違うと思うよ?多分」


曙「そうだけど…」


朧「それと提督…大丈夫?」


潮「そうだ提督!!」


潮「大丈夫ですか提督!?歯とか折れてませんか!?」


提督「うぅぅ…痛過ぎてよく分からん」ズキズキ


潮「お口開けてください!もし砕けた歯が他の所に刺さってたりしたら大変ですから!」


提督「わかったよ、いてて」アーン


潮「口の中に少し手を入れますよ?」ズボッ


提督「え、ちょ!?そこまでしなくてもいだだだだだだだ!!!」


曙「(なんでそんなことまでするのよ…)」


曙「(どうしてそんなに提督を信じることが出来るの…むしろ私達にとって深海棲艦よりもタチが悪い存在なのに…)」


潮「…」ジー


潮「…良かった、口の中血だらけでしたけど歯とかは折れてませんし、頬骨も折れてなさそうですね」


提督「いてて、何もそこまでする必要は…潮の手が血だらけになっちゃってるし…」


潮「そんなこと構いません!それよりも提督が心配で…」


潮「ってすいません!提督の事を考えてませんでした!」


提督「ま、まあ、ありがとうな」


提督「それよか早く手を洗った方がいんじゃないか?俺の血がこびり付いちゃうぞ」


提督「俺も口の中洗わなきゃなんだけど…ん?」


キラッー


潮「どうしました提督?」


提督「その左手の薬指に着いてるのは指輪か?」


潮「…」


曙「っ!」


朧「あっ」


提督「っていうか…曙と朧も?」チラ


潮「そ、それは…見なかったことにしてください」


提督「見なかったこと?」


潮「と、とにかく!」


潮「提督は医務室に行って怪我を見せた方がいいと思います、万が一のことがあったらあれですので」


提督「まあ、気になるけど…わかったよ」


潮「一応医務室に艦娘はいない筈なので 安心してください。妖精さんたちがやってくれますから」


提督「おお!妖精さんがいるのか!って、いたた」ズキズキ


潮「大丈夫ですか?」


提督「ああ、大丈夫大丈夫」


提督「何か食べる予定だったけど、この口の傷じゃきついしね」


提督「医務室行ってくるよ」


潮「そうして下さい、医務室はここを出て、通路突き当たりを右に行ったところにありますので」


提督「りょーかい…曙」


曙「…なによ」


提督「俺は別に殴られた事を怒ったり恨んだりしないからさ、気にしなくていいからな」


曙「…」


提督「朧もまたな」


朧「ん」


ーバタン





潮「曙ちゃん」


曙「なに」


潮「後でお話があります」


潮「今は掃除の途中なので、それが終わってお部屋に戻ってからになっちゃうけどいいですか?」


曙「どうせあの提督の事でしょ」


潮「そうです」


曙「…わかったわよ」


朧「朧も、提督を怖がってた潮ちゃんがあの提督を良い人って見てるんならその理由をちゃんと聞いておきたい」


朧「もしかしたら、提督への考え方が変わるかもしれないから…多分」


潮「そうですね!それなら漣ちゃんも含めて第七駆逐隊皆で話しましょう」


朧「じゃあちゃっちゃと掃除やっちゃいましょうか」


潮「うん!」


曙「…」






〜〜〜






提督「痛いィィィィィィ!!!!!」


提督「(この口の中が焼けるような感覚…)」


提督「(この鉄臭い血の味…)」


提督「懐かしいな、おい」ズキズキ


提督「あの野郎を思い出して腹が立つ!」


提督「っ…!クソが!!」


ドンッ!!!ー壁を殴る


提督「いて!」ジンジン


提督「…壁なんて殴るもんじゃねぇな」ジンジン


提督「それにしても、うぅぅ…ほんとに痛い…」


タッタッタ


赤城「なんの音ですか!?」


提督「(あ、壁を殴った音が不味かったか…)」


赤城「って、提督!?」


赤城「どうしたんですかその顔は!?」


提督「ああ、これは…ちょっとな」


赤城「大丈夫なんですか!?ものすごい腫れてますけど!」


提督「え?そんなに?」


赤城「こちらの鏡を」ササッ


提督「どれどれ」ヒョイ


) ゚●゚(


提督「なんじゃこの顔面は!?」


提督「いたたた、叫んだら傷が更に開いた気が…」ズキズキ


赤城「この腫れ方は…しっかり冷やさないと治まりませんね」


赤城「こうゆう怪我は早めの治療が後々効いてきますから早く医務室に行きましょう」


提督「え、ついて来てくれるのか?」


赤城「ええ、怪我人を見て放っておくなんて出来ませんからね」


提督「流石、一航戦は言う事が違うな」


赤城「私が一航戦と分かってたんですか?」


提督「(あ、そっか、赤城も初対面だったか)」


提督「いや、なんか俺の思ってた一航戦に似てるなーって思って確信はなかったけどそう呼んだんだよ」


提督「ちなみに赤城さん?それとも加賀さん?(まあ、わかってるけど)」


赤城「私は赤城です」


赤城「自己紹介的なものも終わりましたし医務室に向かいましょうか」


提督「だな、早く冷やしたい」ズキズキ






〜〜〜




医務室


赤城「提督、この氷水袋を腫れてる所に当てますよ?」


提督「ああ…」ピト


提督「冷たっ!って反射的に思ったけど痛みの方がヤバくて冷たさ感じなかったよ」


赤城「それほど重症ってことですよ?わかってますか?」


提督「わかってるよ(何回か経験したことあるしな)」


赤城「それならいいんですけど…」


提督「そういえば、妖精さんっていないのか?元々妖精さんに怪我を見てもらう予定だったんだけど」


赤城「え?提督はここにいる妖精さん達が見えないんですか?」


提督「え?今いるの?」


赤城「はい、なんなら今私の肩の上に1人いますけど…」


提督「…」ジー


提督「……」(。≖ˇωˇ≖​。)ジー


提督「…ダメだ見えない」


赤城「うーん、おかしいですねぇ」


赤城「提督になる為の条件のひとつに妖精さんが見えなければいけない、っていうのがあったはずなんですけど…」


提督「へぇ、そんなのがあるんだ」


赤城「ええ、艦隊運営に支障をきたしてしまうことがありますので」


提督「確かに、装備の開発とかはほとんど妖精さんだのみだもんな」


赤城「そうゆうことです」


提督「まあ俺は見えないのは残念だけどイメージで何とかなるからな」


赤城「見たことがないのにですか?」


提督「まあ、そうだよ」


提督「(本当は艦これで知ってるってだけなんだけど)」


赤城「なるほど、そうゆう所が評価されて着任されたという事もあるのかもしれませんね」


提督「え、ま、まあそうゆうことだな…」


提督「(なんか気付いたらここの提督になってなだけなんだけど…)」



提督「そういえば、変な話だけど赤城は俺と普通に話せるんだな。恨んだり…してないのか?」


赤城「…そうですね」


赤城「正直に言うと苦手意識は持っています」


赤城「もう誰かから聞きましたか?前提督の事」


提督「ああ、俺が聞いても酷い事をしてると思ったよ」


提督「俺はそんな負担を皆にかけたくない」


赤城「提督がそう言ってくれてるのなら私も提督を避けたりする必要はありません」


赤城「それに作戦を実行するには提督の指揮というのは必要不可欠ですから」


赤城「提督がこの鎮守府の艦隊を思ってくれているのなら文句なしです」


提督「ああ、そう言ってくれると助かる」


赤城「それに顔合わせの時の挨拶でも提督が悪い人には見えませんでしたから」


提督「それも嬉しいけど…それなら拍手なりしてくれてもよかったんじゃないか?」


赤城「え、それは…ほら!空気とかってあるじゃないですか?」(¯―¯٥)


提督「一航戦の誇りは?」(ㅍ_ㅍ)ジー


赤城「そ、そもそも!食堂で挨拶するなんておかしいじゃないですか!?」


提督「え?」


赤城「食堂ですよ!食堂!毎日皆がご飯を食べてご飯の匂いが染み付いてる食堂ですよ!?」


赤城「頭からご飯のことが離れなくて挨拶なんて集中して聞けるわけないじゃないですか!?」


提督「(あ、これは赤城だ)」


提督「赤城さん、赤城さんはきっと何処に行ってもどんな環境だろうとご飯があればなんか生きていけそうですね」


赤城「当たり前です!逆に山盛りのご飯が無かったら死にます!」(`・ω・´)キリッ


提督「えぇ…(困惑)」


提督「まあいいや、治療手伝ってくれてありがとう赤城さん」


赤城「いえいえ、お気になさらず」


赤城「っていうかどうしてそんな怪我をしてるんですか?…まあなんとなく察しはつきますけど」


赤城「誰にやられたんですか?」


提督「よくこの怪我が誰かにやられたって気づいたな、流石赤城」


赤城「(いや、どう見てもこの怪我は誰かに殴られた跡だと思うんですけど…まあいいですか)」


提督「言ってもいいけど、その子を責めたりとかはしないって約束してくれるか?」


赤城「…それは約束できません」


赤城「もし、また提督に危害を加えそうな子なら注意しなければなりませんから」


提督「そんな子じゃないよ、大丈夫」


提督「確かにその子は怒りっぽい所はあるし口も悪いけど、根は真面目で芯の強い子だから」


赤城「そうですか…」


赤城「確かに、ここの艦娘はみんな性格や見た目によらず真面目ですからね」


赤城「でも、だからこそ危ないんです。現に今だって怪我をしてますし…分かっていますか?」


提督「…」


赤城「前提督が原因で提督が恨まれるのは筋違いだと思うかもしれませんが、それで取り返しのつかないことは避けないといけません」


提督「でも、俺は艦娘を信じてる」


赤城「現にこんなボコボコになって恥ずかしい姿を晒してもですか?」


提督「きっとその時反射的に前提督と俺の姿が被ってパニックになっただけだ、話せばわかるはず…」


赤城「…最後に聞かせてください」


提督「ああ」


赤城「どうして提督はこんな初めて会った艦娘にいきなり罵倒されたり、暴力を振るわれたりしているのに…」


赤城「艦娘を信用したいと思えるんですか?」


提督「…」


提督「俺にとって艦娘ってゆうのはな…」


提督「家族同然なんだ」


提督「いや、家族よりも大切な存在なんだ」


提督「そんな存在を、疑えるわけがないじゃないか…」


赤城「…」


赤城「そうですか」


赤城「何故そこまで私たち艦娘に情があるのか理由は聞きませんが、私達はそうは思っていません」


提督「…」


赤城「提督と私達の考え方にはとても大きな差があります」


赤城「今、提督は恨まれている存在であるだけで、慕われている存在では無いということを頭の片隅に入れて置いてください」


提督「…」


赤城「それと誰に殴られたかは言わなくていいですよ、気を付けて欲しいという事を伝えたかっただけですので」


赤城「私、提督みたいな人がここに着任してくれてとても嬉しいんです」


提督「赤城…」


赤城「だって」


赤城「前提督の様な指揮じゃなければなんでもいいんです、私…フフっ」


提督「…」


赤城「それでは、安静にしていてくださいね、腫れは明日には引くと思うので」


赤城「それでは失礼しました、おやすみなさい」


提督「あ、ああ」


ガチャーバタン





提督「要するに…」


提督「赤城にとって俺は…」


提督「前提督では無い提督…」


提督「そうであるなら基本は大丈夫だから歓迎…って思考なのか」


提督「なんでだ…」


提督「俺は皆のことを思ってるのに…」


提督「…違うな」


提督「俺にとっては長い付き合いでも」


提督「皆にとっては初対面で、不安要素しかないただの提督なんだ」


提督「しっかり1から信頼を得ないと…青葉や潮のように」


提督「そうしないといつまで経っても俺はただ前提督では無い提督だ」


提督「俺は俺だ…皆に俺を知ってもらう、それが一番だ」


提督「…」ズキズキ


提督「どうすればあんなに殺意を向けてくる曙から信頼を得ればいいんだよ…」


提督「もう辛い…」


提督「…眠ろう」


提督「痛くて寝れるのかわかんないけど、今は何も考えたくない…」ズキズキ






〜〜〜






食堂の監視カメラの映像




青葉「ああ〜良かったです」ドキドキ


青葉「まさかいきなり曙ちゃんが提督を殴るとは思いませんでした」ヒヤヒヤ


青葉「あそこで潮ちゃんが止めてくれなかったら青葉が行かなきゃ行けないところでした」


青葉「これでおそらく医務室に提督は向かうでしょう」


青葉「あそこには妖精さん達がいるので皆も変な行動は起こさないでしょう」


青葉「提督が安全が確保出来て、提督室や提督の自室から離れましたね」


青葉「これは監視カメラを取り付けるチャンスです!」


青葉「とゆうわけで早速行きましょう!」


青葉「まずは提督の自室です!」




〜提督の自室前〜


青葉「」コンコン


しーん


ガチャ


青葉「一応ノックしてみましたが、誰もいなさそうですね…」


青葉「誰か来る前にちゃちゃっと設置しちゃいましょう」


サッサッサ


青葉「よし!設置完了!撤退です!」


タッタッタ




青葉「次は提督室ですね」


青葉「これで一応赤城さんに頼まれていた箇所はコンプリートになりますね」




〜提督室前〜


青葉「そういえば、提督室に入るのは初めてですね…前提督の事を避けてたから仕方ないのですけど…」


青葉「そういえば、散々避けてたからか提督の姿を見たことがありませんでしたね…」


青葉「前提督ってどんな顔してるんでしょう?大淀さんとかなら写真持ってますかねぇ?」


青葉「まあとにかく監視カメラ付けちゃいましょう」コンコン


しーん


青葉「誰もいませんね」


青葉「失礼しまーす」ガチャ


部屋「ごちゃぁ」


青葉「うわぁ…すごい散らかってますねぇ…」


青葉「カメラを付けるには少し片付けないと…」


青葉「んしょ」ガサゴソ


青葉「と言っても散らかってるほとんどが書類の類ですね」


青葉「あれ?この書類…他と筆跡が違う?」ペラ


青葉「…」


青葉「これって…まさか…」


青葉「これが真実かは分かりませんが一応写真撮っておきましょう」パシャ


青葉「何か他の資料は…」


カツカツカツ


青葉「!?」ビクゥ


青葉「誰か来ちゃいました!隠れなきゃ!」


青葉「…あ、でも提督室に来るって訳じゃないかも」


青葉「流石に皆さんが提督室なんかに職務以外で来ることなんてないでしょうから」


青葉「ならそれより資料を…」


ガチャ


青葉「あっ…(察し)」


大淀「…」


大淀「こんな所で何をしているんですか、青葉さん」


青葉「ああ、ええっと…」


大淀「ここは提督室ですよ…部外者は出入りを禁じられています」ギロッ


青葉「ひっ!」ビクゥ


大淀「どうして勝手に入ったんですか?なにか理由があってのことでしょう?」


青葉「そ、それは…」


大淀「早く言ってください」


青葉「…」


青葉「(大淀さん…焦ってる、というより急いでる?…どうゆうことでしょう)」


青葉「(何か急かす理由があるのでしょうか?)」


青葉「(…あ!?)」キュピーン!


青葉「(まさか!、筆跡の違う資料、その内容、提督代理の大淀さん、前提督と提督…これらに一貫性があるとしたら…)」


青葉「(…これは慎重に言葉を選ばないとですね…)」


青葉「実はですね…」


大淀「…」


青葉「青葉、提督を恨んでいまして。妹の衣笠に辛い思いをさせた事」


青葉「前提督と提督は人こそ違いますが提督という存在は青葉にとって許せない存在なんです」


青葉「だから、また誰かに被害が及んだ時、すぐ駆けつけられるようにしようと思い、監視カメラを仕掛けようと提督室に侵入しました」


大淀「…そうですか、ならカメラはこちらで付けておきましょう」


青葉「わかりました…それではあの戸棚の間に設置して、その裏からコードを繋げるような感じでお願いしていいですか?」


大淀「はい、少し時間がかかるかもしれませんが了解しました」


青葉「それじゃあお願いしますね、もう勝手に出入りはしないので安心してください!」( ̄^ ̄ゞ


青葉「では」


ガチャ




タッタッタ



青葉「ふぅ、勢いでゴリ押した感じだけどなんとかなりましたねぇ〜」


青葉「とにかく、提督に会いましょう」


青葉「知らせておきたいこと、大淀さんのこと、資料のこと…色々話さなきゃ」




〜〜〜




大淀「この資料、見られたかもしれないですね…」ペラ


大淀「まあ、前提督の事が嫌いな人がこの資料を見たら確実に提督を殺す…までは行かないでしょうけど何らかの行動を起こしてくれると思うので…」


大淀「少し遠回りですが都合がいいです」


大淀「問題は青葉さんがこの資料の事を提督に伝えてしまったら…ですが」


大淀「先程の青葉さんの話を聞いた感じだと、提督の事は衣笠さんの事で恨んでそうですから可能性は低いと思われますが」


大淀「青葉さんが天然ジャーナリスト力(りょく)を発揮して提督に知れてしまうのが怖いですね…」


大淀「一応青葉さんには注意を向けておきましょう」




大淀「とにかく提督室、片付けましょうか」





〜〜〜





提督「あーくそ、殴られたとこが痛くて寝れねぇ」


提督「そうだ、本とかないのか?気を紛らわすには持ってこいなんだけど…」


提督「…」キョロ(・ω・`三´・ω・)キョロ


提督「お、でっかい本棚があるぞ、どれどれ」


提督「うーん、殆どは医療系の本か…医務室だから仕方ないけど」


提督「…」ペラ


提督「…俺の知らない内容ばっかだな」


提督「夢で新しい知識が出てくるなんてことは多分ありえない…ってゆうことはやっぱり俺の夢じゃない、ここは現実ってことか…」


提督「この医療の本、なかなか面白いな…」ペラ


提督「腫れ、炎症を早く治す方法?」


提督「今の俺にぴったしのないようだな」マジマジ


提督「…へー、腫れが治まってきたら逆に温めた方がいいのか〜知らなかった」


提督「なかなか興味深いな…」


提督「へー、ほー」ブツブツ


提督「…」ブツブツ



コンコンーガチャ


青葉「提督いらっしゃいますか?」


妖精s「(こっちこっち)」ジェスチャー


青葉「あ、妖精さんありがとうございます!後でお菓子の差し入れ持ってきますね」


妖精s「(わーい)」ヽ(´▽`)/


タッタッタ


青葉「あ、司令官いました!本読んでますね」


青葉「司令官〜少し話したいことがあるんですけど…」


提督「…」ペラ


青葉「し、司令官〜無視しないでくださいよ〜」


提督「…」ペラ


青葉「…」


青葉「おーい司令官ってばー」


提督「…」ペラ


青葉「…」(^ω^#)


青葉「司令官っ!!!」


提督「は!?なななんだ!?」


青葉「いい加減青葉の話を聞いて下さい!」


提督「え、ええぇ…うん、どうしてそんなに怒ってるんだ?大声なんか出して…」


青葉「それは司令官が青葉のこと無視し続けるからじゃないですかぁ」


提督「あー、そうゆうことか、またやっちゃったか」


青葉「また?」


提督「ああ、ちょっと俺くせっていうかなんか集中しちゃうとそれ以外の情報が全く入ってこなくなっちゃうんだ」


青葉「なるほど…じゃあさっき青葉の事を無視し続けたのも?」


提督「うん、この本に集中してたから青葉の声が耳に届かなかったんだと思う」


青葉「ふ〜、良かったです、青葉実は嫌われたのかとか思ってヒヤヒヤしてたんですよ〜」


提督「嫌われたと思ってヒヤヒヤしてたのに大声で俺を読んだの?なんかヒヤヒヤしてたようには見えないんだけど…」


青葉「…ナンノコトデショウカ?」


提督「…まあいいや、とにかく無視しちゃってごめんな、このくせ治そうと思ってるんだけどどうにも治せなくてさ」


青葉「いえいえ、別に謝るようなことじゃありませんよ」


青葉「それとそのくせは別に治すようなことでは無いと思うんですけど…」


提督「え、どうしてだよ、どう考えても悪いくせだろ…」


提督「それで実際嫌な思いもしてるし…」ボソ


青葉「最後の方何言ってるかわからなかったんですけど…」


提督「いやいや、別に気にしなくていいよ」


青葉「そうですか、では少し話したいんですけど」


青葉「青葉はそうやってひとつの事に集中出来るってとってもすごいことだと思いますよ?」


青葉「だって考えてみてください」


青葉「私らの作戦って命とかに関わってくるからじゃないですか、それを周りが目に入らないくらい集中して作戦を考えてくれる司令官だったら」


青葉「とても安心して作戦に参加できるじゃないですか!」


青葉「だから、無理に直そうとしなくていいと思いますよ?司令官にもってこいの才能だと思います!」


提督「…そんな事言われたのは初めてだよ」


提督「なんか心の荷が少し落ちた気分だ」


青葉「それは良かったです♪」


提督「あ、そういえばなんか話があってここに来たんじゃなかったっけ?」


青葉「あ!そういえばそうでした!」


青葉「実は司令官に聞きたいことがありまして」


提督「おう、なんでも聞いてくれ」


青葉「司令官ってもしかして」











青葉「本当はここに居ないはずの人だったりします?」


提督「…え?」


提督「それってどうゆう…」


青葉「どうなんですか?」


提督「…そうだけど」


青葉「やっぱりですか…これを見て下さい」ペラ


提督「これは、資料?」


青葉「そうです、コピーですけどね」


提督「どれどれ」


提督「っ!!これって!?」


青葉「実はですね、青葉、提督室に潜入してきたんです。その時、恐らく提督代理の大淀さんが前に部屋を使っていたからか、とても散らかっていたので少し片付けたんですよ」


青葉「そしたら他の資料とは1枚だけ筆跡の違うものがあったんです」


青葉「その資料には『提督をこちら側に召喚する』…と書いてありました」


提督「召喚ってどうゆうことだよ…」


青葉「最後の方に記述してありましたが、その召喚する為の装置だとかは妖精さんに依頼して作って貰ったそうです」


提督「そうゆうこじゃない、『提督をこちら側に召喚する』って、俺がここの提督だったみたいじゃないか!」


青葉「…」


提督「青葉…練度は幾つだ?」プルプル


青葉「130です」


提督「一緒だ…俺のデータと…」


提督「他の艦も、大体130以上の練度か?」


青葉「はい…青葉はあまりやりませんでしたが、他の子は戦意高揚の為に出撃していましたので青葉より少し練度が高いです」


提督「う、嘘、だろ…?」


提督「そうだ!!!前提督の顔は!?見たことくらいあるだろ!?」


青葉「ありません…外で見かけたことが無いので提督室に篭っていると思って侵入をした事がありますけど、そこには通信機等が置いてあるだけでした」


青葉「所々青葉はカメラを設置していますが、それに映ったこともありません」


青葉「そもそも、司令官に会える状況ならそれこそ長門さんみたいな人が何か行動を起こしてる筈なんです…」


提督「じゃあ…誰も前提督の顔を見た事がないって言うのか…?」


青葉「恐らくですけど、そうゆうことになります」


提督「じゃあまさか、ここは…」


提督「俺の艦これのゲームデータの中なのかよ!!!」ギリッ


青葉「艦これ、ゲームデータ…」


提督「あっ!ちが」


青葉「そうゆうことだったんですね」


青葉「『提督をこちら側に召喚する』…司令官にとって私達はゲームの中の存在だった…っていうことで合ってますか?」


提督「…」


青葉「司令官は元から私たちを知っていたり、長門さんの前で執務が出来るって言ったのも、司令官の言っていた艦これってゆうゲームで培ったことだからですよね?」


提督「…そう、だ」


提督「俺が艦娘の名前が分かるのはそのゲームをやっていたからだ」


提督「…それでもって、俺はゲームでこの鎮守府の提督だった」


提督「そうだ…キラ付けキラ付け言いながら拾った駆逐艦を随伴感に入れて沈むまで補給もせずに出撃させた」


提督「どんだけ疲労しててもただ命中率や回避率が下がるだけで、そんなことよりも周回数を積みたかったから無理に出撃もさせた」


キラッ


提督「青葉、左手を見せてくれないか…」


青葉「はい…」スッ


提督「この、指輪はいつ貰ったんだ?」


青葉「3年前です、その頃は、ローテーションを皆で組みながら海域を回っていました」


青葉「そして、その時は青葉以外の全員と結婚し終わってて青葉が最後の結婚艦でした」


提督「でも、それからだよな」


青葉「そうですね、霞さんの轟沈…」


提督「あの時、間違えて進撃して霞が沈んじゃったんだ」


提督「最初は冷や汗が止まらなくてさ、初めての轟沈で色んな気力がなくなったよ…世界が止まった感じになった」


提督「霞が『あたしが沈むなんて……認めない。認めないんだからぁ!』って言ってたのは今でも覚えてる」


提督「俺だって認めたくなかった。沈んだらもう霞は戻ってこないってゆうのが分かってたのに、頭では全部それを否定してた」


提督「でもいつまでもそうしてる訳には行かなくて、何も考えずにデイリーの任務をこなしてたらまた新しい霞が着任したんだ」


提督「何がなんでもレベルを上げてまた結婚しようと急いだ。寝る時間も惜しんで食べる時間も消してトイレだってめちゃくちゃ腹が痛かったけど我慢して風呂とかもその時には忘れてて」


提督「永遠にレベリングしたような気がしてた。まあ、実際の時間は一日ちょっとだったんだけど」


提督「霞ともう一回結婚できた時はそれはもう今までに1度も味わったことがないくらい嬉しくて、もう一度しっかり霞が育てられて良かったって思った」


提督「当分霞だけで生きて行けるような気がして、学校もサボって更にレベリングしたよ」


提督「でも勿論そんレベリングの出撃ばっかしてた資源は底を尽きる」


提督「だから遠征をキラキラ状態で大成功させて資源を増やそうと思ったんだよ」










後書き

割とノリと勢いで書いてるので誤字、脱字等がありましたらコメントにて報告してくれると有難いです。


年末年始忙しくて更新できなかったので、これから少し頑張って更新していこうと思います。


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2019-12-29 20:43:44

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2018-11-21 07:11:39

SS好きの名無しさんから
2018-11-21 00:34:11

SS好きの名無しさんから
2018-11-20 19:41:37

SS好きの名無しさんから
2018-11-20 09:11:18

SS好きの名無しさんから
2018-11-19 23:13:13

SS好きの名無しさんから
2018-11-19 00:51:10

エリーさんから
2018-11-18 19:43:37

SS好きの名無しさんから
2018-11-18 19:02:05

SS好きの名無しさんから
2018-11-17 08:34:17

謎提督さんから
2018-11-16 20:46:29

SS好きの名無しさんから
2018-11-16 15:29:31

SS好きの名無しさんから
2018-11-15 22:52:30

SS好きの名無しさんから
2018-11-15 09:39:04

SS好きの名無しさんから
2018-11-14 23:28:57

クリンスマンさんから
2018-11-14 12:53:19

SS好きの名無しさんから
2018-11-14 02:37:56

SS好きの名無しさんから
2018-11-12 01:47:01

SS好きの名無しさんから
2018-11-12 00:15:41

SS好きの名無しさんから
2018-11-11 13:36:44

Usk2さんから
2018-11-11 05:17:38

SS好きの名無しさんから
2018-11-10 21:53:11

SS好きの名無しさんから
2018-11-10 18:40:12

このSSへのコメント

29件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2018-11-10 18:55:08 ID: S:SyA5Tw

サバゲーマンです
初めまして更新おめでとうございます。内容が面白そうだったので読みました。続きが気になりますがゆっくりで良いですよ(^^♪焦っては、誤字か内容が台無しになってしましますからこれからも、頑張ってください。応援しています。

2: ルーで 2018-11-11 02:24:04 ID: S:P7Dm5Y

コメントありがとうございます!
初投稿で不安だったのでとても嬉しいです!
期待に添える内容になるかはわかりませんが、地道に更新していくつもりなので気長にお願いします(^^)

応援ありがとうございます!


3: SS好きの名無しさん 2018-11-12 00:52:32 ID: S:FRwsAI

顔文字連打に痛々しい提督の性格。良くも悪くも高校生、それどころか厨房以下の知能しかなさそうなガキが横須賀で聯合一位取れるとは思えないんだけどまぁそこは所詮創作ってことかね。

取り合えず顔文字と読む気が失せるタイトル名変えて提督に対して好感もてるようなキャラにすればPV数とお気に入り数は跳ね上がりそう。まぁ作者が描きたいように書けばいいって言えばそこで終わりなんだけど。

結局のところ自己満足なんだけど小説執筆したからには他人が見ることを理解した方が良いと思う。店で売ってる小説に何で顔文字が使用されてないのか理解すれば使わなくなると思うんだけどね

4: SS好きの名無しさん 2018-11-12 00:53:53 ID: S:zqFvKF

結構ボロクソ言ったけどテーマと需要見る限り良い作品になれそうだからなぁ…。これでもっとまともな文章にすれば見る人増えるはず

5: ルーで 2018-11-12 17:06:43 ID: S:CwPj9t

なるほど、
私自身文章力がないので少しでも自分の伝えたいことが伝えられるように顔文字を使っていたのですが、不快になる人がいるなら控えたほうがいいかもですね…気を付けます。

タイトル名は悩みますね…まだ全然書き進めていないので変更するのなら今なのでしょうけど、逆に言えば少ないですがここまで読んでくれた人がいるので逆に無責任になってしまうんじゃないかと心配で…自分を過大評価しすぎな気もしますけどね。そうゆう声が多かったら変更するかもしれません。

この作品は書きたいこと(テーマ)は決まっているのでそこまではしっかり描き切る予定です。仕事の合間に執筆しているので更新は遅いかもですが、責任をもって執筆していこうと思います。

ためになるアドバイスありがとうございます。

6: SS好きの名無しさん 2018-11-13 02:54:37 ID: S:8xUNqu

サバゲーマンです
更新ご苦労様です。そうですか?顔文字を使ったほうが表情がわかりやすいんですが・・・まぁ、面白いのは良いんですけどね

7: SS好きの名無しさん 2018-11-13 04:05:56 ID: S:l7ROhi

最近こういった現実世界から艦これの世界へと転移や移動して艦娘達と交流する系のSSが増えてきて嬉しいです!
応援してます

サバゲーマンさんがおっしゃられた様に顔文字を使った方が提督がどんな心境をしているかが容易に想像出来て良いと思います

批判している人は極論を言ってしまえば嫌なら見るのをやめれば良いって話でしょ?
趣味でやってるSSにそんな御大層な考えを押し付けるなよ
面倒くさい奴だな

8: ルーで 2018-11-14 00:15:22 ID: S:AppoTB

まあ、私自身書きやすくて伝わりやすい文章の書き方を探っている途中ですので色々試してみようという考えです。

私の中ではコメディな部分では顔文字を使ってシリアスな部分では顔文字を使わないように区別をつけようと当面は思っております。

色々な人が(自意識過剰かもしれませんが)見てくれている中で一人ひとりが気持ちよく読める文章を書くにはまだ私の力量が足りていないと感じています。
一人ひとり楽しみ求めているベクトルが違うと思うので、それを足し算してみんなが楽しめる面白いお話を作れればなと思ってます。

真逆のベクトルの足し算は考えちゃだめですよw

9: SS好きの名無しさん 2018-11-14 02:24:16 ID: S:M45aP5

サバゲーマンです
更新ご苦労様です。面白かったです。なるほど元ブラック鎮守府だったんですね。次回からの提督がどんなふうになっていくのか楽しみです。

10: クリンスマン 2018-11-14 21:49:57 ID: S:CcDDhB

更新が楽しみです(* ̄∇ ̄)ノ

-: - 2018-11-15 01:41:26 ID: -

このコメントは削除されました

-: - 2018-11-16 03:17:18 ID: -

このコメントは削除されました

-: - 2018-11-16 12:34:35 ID: -

このコメントは削除されました

14: ルーで 2018-11-16 18:31:46 ID: S:Wx89Ae

寝ぼけてコメント消してしまいました…コメントしてくれた人本当にごめんなさい!
っていうか自分のコメントも消した気がする…
とにかくすいませんでした、これから気をつけます

15: ルーで 2018-11-16 18:40:18 ID: S:rZpvAj

すいません、本当に反省してます…
読んでくれてコメントを下さったのに申し訳ないです…
コメントがうざかったとか、そうゆうのでは無いのでコメントしてくれた人、またどこかでコメントしてくれると嬉しいです

16: SS好きの名無しさん 2018-11-18 03:10:46 ID: S:fBm9gh

サバゲーマンです
更新ご苦労様です。なるほど、艦娘たちの闇は、深いですね~青葉は、大丈夫かな?問題なのは長門達かなこの先の更新が楽しみにしています。
あんまり無理は、しないでくださいね。
コメントは、別に良いですよ~(^^♪失敗は誰でもありますからでは、続き楽しみにしていますね。

17: ルーで 2018-11-19 00:40:45 ID: S:PPpo2A

サバゲーマンさん応援ありがとうございます。
続き楽しみにしてくれて嬉しいです!
コメントの件は本当にすいませんでした、許してくれてありがとうございますm(_ _)m

18: SS好きの名無しさん 2018-11-20 19:48:01 ID: S:tKN_hW

おもしろいんですけど顔文字が少し多い気がします
顔文字が多い方が更新しやすいなら顔文字が多くていいですけど
面白いので更新頑張ってください

-: - 2018-11-21 06:01:55 ID: -

このコメントは削除されました

20: ポテ神提督 2018-11-21 07:18:25 ID: S:9HZUq3

普通に面白いので気にせず書いた方が良いですよ。あんまり気にすると書けなくなるし何を書きたいのか分からなくなってしまうと思うので・・

続き楽しみにしてます!

21: ルーで 2018-11-21 23:36:59 ID: S:D2VUYO

ポテ神提督さん、応援ありがとうございます!
あまり頑張り過ぎない範囲で頑張ろうと思います!

22: SS好きの名無しさん 2018-12-03 02:32:25 ID: S:MOd9wZ

サバゲーマンです
お久しぶりです。更新ご苦労様です提督も苦労しているな~殴られたり、罵倒されたり大変だ潮は、和解したので良いのかな?曙はう~ん分からないな~元々、ツンツンデレがあったからなで、次は空母か~・・・提督大丈夫かな~(;^ω^)死んじゃうのかな?次回の更新楽しみにしています。

23: ルーで 2018-12-05 03:08:32 ID: S:hlD3nS

サバゲーマンさんコメントありがとうございます(*´∀`*)
自分がこの提督だったら部屋の隅に体育座りして引きこもってると思いますねw

次回提督死す!!!
…という事で更新楽しみにしていただけると幸いです。

24: SS好きの名無しさん 2018-12-13 08:33:17 ID: S:Lucunw

サバゲーマンです
更新ご苦労様です。12月の半分ですね~もうすぐ、今年が終わりますね。早いものです。この前会社で今年で大変だったことを感じで一文字を書いてと言われ書いてみました。「欲」かな欲望が抑えきれないかった(:_;)気を付けたいです。
青葉にバレたのかな提督が別人だとこれは、次回の更新が楽しみだ。頑張ってくださいね。体調には気を付けてくだね。

25: ルーで 2018-12-17 03:45:00 ID: S:aMArhp

サバゲーマンさんコメントありがとうございます!
ココ最近仕事が忙しくてあまり更新が出来ませんでしたけどそろそろ解放されるのでまたガツガツ更新できるようになると思います。まあ、コミケとかに少し参加してみたいな〜とか思っているのでまた遅くなるかもですけど(´;ω;`)

今年大変だった事を一文字ですか〜自分は「休」ですかね?休まなすぎて今年一回ぶっ倒れちゃったんでw
まあそれもゲームとかの趣味(艦これですね)とかを寝る時間削ってやっていたので自業自得なんですけど…
そう考えると自分もゲームをやりたい!とゆう「欲」にやられちゃったのかもしれませんねぇ。もしかしたら表裏一体なのかも?
まあ今年もあと少し、体調に気をつけて参りましょう!

26: SS好きの名無しさん 2018-12-26 01:58:41 ID: S:HNuZQE

面白いです、続き待ってます
早く更新しろ下さい

27: SS好きの名無しさん 2019-01-03 08:20:06 ID: S:JI2-7O

サバゲーマンです
更新ご苦労様です。そして、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。いや~今年は、お金使いすぎたよ。コミケ95でその後は、山に登った。富士山にすげえ~使てたよ┐(´д`)┌ヤレヤレでも、楽しかった。皆様は、何をしていましたか?

28: ルーで 2019-01-04 08:30:22 ID: S:TiqOMo

明けましておめでとうございます。
自分も年末はコミケに行ってお金を溶かしてきました、寒くて死ぬかと思いましたw
それと艦これがイベント期間ということもあってTwitterで情報漁りしてましたね〜、今は新艦のジョンストンがドロップしてくれなくて困ってます(;;)

これからは出来るだけ頻度よく更新していこうと思うので、今年もよろしくお願いします。

29: SS好きの名無しさん 2019-02-08 15:36:46 ID: S:RDCA7-

えらそうに批評してるやつがいるがそんなの気にせず投稿頑張ってー!


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