提督「鎮守府を家宅捜査する」
登場する艦娘は特に決めてませんのでご要望あらばコメ欄にでもお願いします。なお設定では艦娘寮は基本2〜4人部屋となっていますので(例外あり)1人を指名すると同室の艦娘も犠牲になります。
青葉「と、いいますと?」
提督「一応艦娘達って軍人なわけじゃん?だからみんながちゃんと軍規を守ってるかチェックしようというわけ」
青葉「本音は?」
提督「面白いものが出てこないかワクワクしてる」
青葉「畜生ですね」
提督「さて、最初は霞にしようと思う」
青葉「霞ちゃんですか!ズバリ理由は?」
提督「日頃からクズクズ言われてるからな〜霞の弱みを握りたい所だ」
青葉「うわぁ…」
10分後、霞自室前
提督「霞〜居るか〜」コンコン
ガチャッ
霞「何か用かしら、夜戦明けで眠いんだけど…」
提督「今からこの部屋ガサ入れするから」
霞「はぁ?何のためにそんなことするのよ!」
提督「軍規が乱れてないか確認するためだ。では失礼」
青葉「お邪魔しま〜す」
霞「ちょっ、なんで青葉までいるのよ!」
青葉「広報部の活動ですからぁ。来月の鎮守府広報誌に載せますね!」
提督「そういうことだ。観念しろ」
霞「くぅ…霰!起きなさい」
霰「…何?」
提督「部屋を荒らさせてもらうぞ?霰は変なもの置いてないよな?」
霰「置いてない」
提督「霰は銀蠅とかしなさそうだしな」
霞「私だってしないわよ!」
青葉「まぁまぁ落ち着いて。霞ちゃんは見つかると困るものでもあるんですか?」2828
霞「そんなんじゃないわよ」
提督「うーむ、箪笥の引き出しには特に無いなぁ」
霞「…何も無いわよ」
青葉「結構私服多いですね〜」パシャッ
霞「撮るなぁ!」
提督「さて箪笥はこの引き出しで最後だな」
霞「待って!」
提督「なんだ?何か見つかると困る物でも入ってるのか?」
霞「…ぎが入ってるから」
提督「ん?なんだって」
霞「下着が入ってるから開けるなって言ってんのよこのクズ!変態!」
提督「なら普通に言ってくれよ… 青葉、お前見て」
青葉「分っかりました!それじゃ失礼して」ガララ
霞「撮るんじゃないわよ」
青葉「そこまでしませんよ〜」ゴソゴソ
青葉「下着以外には何も無いですね〜」
霞「だから言ったじゃない!」
提督「箪笥はダメか。次は机だ」
霞(マズイ、あそこにはあれが…)
提督「どれどれ…文房具とかばっかりだなー」
霞「当たり前でしょ!」
提督「1番下の引き出しはっと…」
霞(見つかりませんように!)
青葉「おお〜、本だらけ」
提督「大井大佐の海上護衛戦とか真面目な本ばかりだな。霞らしい…ん?」
霞「それは…!」
青葉「怪しい茶封筒。中身はなんですか?」
提督「中身はなんだろな」ゴソゴソ
霞(あぁ…)
提督つR指摘同人誌×3
青葉「薄い本ですね!」パシャパシャ
霞「うぅぅ…」プルプル
提督「霞、どこで手に入れた?」
霞「それは言えないわ」
提督(秋雲の描いた本ではないな…とすると)
提督「じゃあ自分で買いに行ったのか?」
霞「違うわ」
提督「ならどうしたんだ?」
霞「…言えない。仲間は裏切れないわ」
提督「そうか。これは返しておく」
霞「え、いいの?」
提督「どうやら持ち込んだのは霞ではなさそうだしな」
青葉「次は冷蔵庫をチェックしましょう!」
提督「そうだな…どれどれ」ガチャ
青葉「コンビニのデザートがいくつかありますね」
提督「食中毒防止のため外部からの食べ物の持ち込みは厳禁だ。なんでコンビニのデザートがここにある」
霞「私じゃないわよ…」
霰「それは…私」
提督「霰が?意外だな。どこから手に入れた」
霰「頼んだ」
提督「誰に?」
霰「…」
提督「言えないか。仕方ない、あとで調べよう」
10分後
提督「結局薄い本×3とデザートだけか」
青葉「そうみたいですね…」
霞「これ以上探す場所はないわよ」
提督「なら失礼する」
霰「罰則とかは…?」
提督「ん?ないぞ。霞の薄い本は入手経路によっては罰を与えないとダメだけどな」
青葉「というと?」
提督「重巡以上の艦娘は明石の酒保で大体の品物は注文できる。霞があの本をを重巡とかから譲り受けたのであれば問題はない」
霞「そっそうよ!あれは貰い物だから!」
青葉「朝潮×霞本がですか?」
霞「アオバワレェ!」
青葉「お先に失礼!」スタタタ…
提督「というわけだ。デザートで腹壊すなよ。じゃあな」バタン
霞「いきなり部屋荒らしに来てなんなのよあのクズ!腹立つわ」
霰「でもこの子は守れた」
子猫「ミャー」in霰布団
霞「そうね…」
霰「顔緩んでる…」
霞「緩んでない!」クワッ
霞編 終わり
提督「次は誰にしよう」wktk
青葉「軽巡寮行きますか!」
提督「お、それじゃあ川内型の部屋行くかぁ」
青葉「なんで川内型なんですか?」
提督「なんでってそりゃ…部屋荒れてそうだし。川内の」
青葉「あっ(察し」
提督「…」コンコン
川内「ん〜誰ぇ〜?」ドアガチャ
提督「御用改めである。神妙n」
青葉「突然すみませ〜ん。家宅捜索に来ました〜。禁制品などが無いか見せてもらいますね!」
川内「え"、掃除してないんだけど」
提督「問答無用!入るぞ」
川内「てて提督!待って!タンマ!」
青葉「少し乱暴しますよ〜」スマイル
川内「それ拘束g…ムググ…ンンー!」
提督「お邪魔〜って、神通と那珂は?」
川内「…!」モゴモゴ
提督「部屋には居ないのか?」
川内「…」コクコク
提督「なら都合が良いな。まず川内のベッド下から」ゴソゴソ
川内「…ンン-!」
提督「おっとこれは…ダンボールか。中身は…」
青葉「…何ですかこれ」
提督「何かの薬品が入った瓶だな。青葉、拘束解いてやれ」
青葉「分かりました!」
川内「やっと喋れた」
提督「これは何だ?説明してくれ」
川内「これ見てくれたら分かるんじゃないかな」
提督「これは…植物の標本?」
川内「一時期マイブームだったの。その植物を台紙に貼るときに使うアラビアゴムっていうのがその瓶の中身ってわけ。意外と便利なのよ?水で溶けるから何度でも貼りなおせるし」
提督「なるほど。てっきり川内の事だから煙玉とか自作してるのかと」
青葉「青葉もそれ思いましたよ」
川内「流石に材料は揃わなかったの」
提督「作ろうとしたのか(困惑)」
川内「これだけ忍者忍者言われたら…ね?」
提督「気持ちは分かる」
10分後
提督「特に川内からはこれ以上出なかったなぁ」
青葉「神通さんの荷物も見ましたが特に…あえて言うならこれくらいですかね」つ「一から始めるシステマ」
提督「格闘技好きだねぇ…那珂ちゃんはどう?」
青葉「特に何も…衣装ばっかりですね。趣味で集めてると思われるクソTシャツが何着かあるくらいで」
川内「それ部屋着」
提督「確かに鎮守府祭で『カブトムシ』って書いたTシャツ着てたな」
青葉「というかなんで川内さんは植物の標本を?」
川内「薬草とか覚えようと思って…図鑑とかだとピンとこないから取ってきて標本にして見ながら覚えてたら作るのが趣味になってた」
提督「前にブームだったというのは…」
川内「大体覚えちゃったからね…ここまで協力したんだから!や・せ・ん!連れてってよね!」
提督「しまった。青葉撤収だ!急げ」スタコラ
青葉「あ"っ!待ってくださいよぉ〜」
川内「逃すかぁ!夜戦〜!」
川内型編 終わり
5分後 軽巡寮1階
提督「ふぅ…なんとか巻いたな」ゼェゼェ
青葉「流石に青葉も疲れました」
提督「次は誰の部屋に…!」
青葉「提督〜何思いついたんですかぁ?悪い顔してますよ?」
提督「…当直は直ちに軽巡寮1階廊下まで集合せよ」つ内線電話
青葉「人を集めて何をするんです?」
提督「青葉よ…すまない」
青葉「え?」
朝潮「司令官!警備当直の朝潮、参上しました!」陸戦装備
初月「同じく当直の初月、参上した。提督、指示を」陸戦装備
提督「これより重巡青葉の自室を家宅捜査する!その間、青葉を拘束しろ」
青葉「そんなぁ!」ダッ
初月「おい待て、逃げるな」ガシィ
青葉「グェ!」
朝潮「青葉さん、大人しくしてください」ロ-プキュッ!
青葉「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"」拘束
提督「いい様だな青葉ァ!それじゃ重巡寮に行こうか」ニッコリ
青葉「くぅ…ッ!」
初月「ほら!キリキリ…?歩け」
提督「…無理しなくていいぞ」
初月「分かった」
重巡寮2階、青葉型の部屋
青葉「うぅぅぅぅ…」半泣き
提督「うっはぁ!出てくる出てくる…」つ盗撮写真
青葉「ここ4年の成果がぁ!」
朝潮「…」ゴミを見る目
初月「入渠ドックまで盗撮しているとは…」
提督「む、これは…」
青葉「うぇぇぇそれだけは勘弁を…」
朝潮「これは…」
提督「青葉…お前盗撮カメラとか盗聴器。自作してたのか…」
青葉「作るのに1年くらいかかったんですよぉぉぉぉ」
提督「そうか…没収な!」無慈悲
青葉「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"私の設計図がぁぁぁぁぁ!」ガックリ
提督(これは俺の方で預かっとこう。何かに使えるかもしれん)
提督「おっ?この入れ物は…」パカッ
青葉「ぁ…」
提督「…」
初月「提督?」
提督「…なんでもない。朝潮、青葉の拘束を解きなさい」
朝潮「承知しました」シュルシュル
青葉「…もう、いいんですか?」
提督「ああ、邪魔したな。また今度ゆっくり話そう…」ドアバタン
青葉「…えへへっ♡司令官♡司令官は私の物です…逃がしませんよ♡」
青葉編 終わり
翌日
提督「昨日はエライ目にあった…」ガクブル
時雨「それで仕事が溜まってるわけだね」
提督「はいはいすみませんでした〜」
時雨「それで…その家宅捜査ってのはもうやらないのかい?」
提督「続けるに決まってるだろう!」クワッ
時雨「えぇ…どうなっても僕知らないよ?」
提督「とりあえず今日見に行く奴は決まってるんだ。こいつは前から気になってた」つ写真
時雨「秋津洲さん?」
提督「そうだ。アイツが出撃することはほとんど無いがこの基地で運用しているH8K・二式大艇8機、及び二式大艇輸送型・通称「晴空」4機を専門に整備してもらってることは知ってるな?」
時雨「うん」
提督「現状二式大艇の整備を完璧にこなせるのは秋津洲だけだ。整備だけじゃなく部隊運用もやってもらってる。そんな専門職に就いてる秋津洲には相当な御給金が給付されているが…」
時雨「なるほど、余りあるお金で変なもの買ってないかってことかい?」
提督「まあそういうこった」
時雨「ふーん、じゃあ今から行ってきなよ。出来る仕事は僕がやっとくからさ」
提督「ありがとう。そうだ、土曜日の夜は横鎮の提督と飲む予定になってるからここには戻らない。不在の間は時雨に代理を頼みたいんだけど…」
時雨「はーっ、分かったよ。手当ちゃんと出してね」
提督「ん、分かった。行ってくる」
時雨「はーい」書類カキカキ
10分後 補助艦艇寮前
提督「秋津洲〜いるか〜?」コンコン
ガチャ...
秋津洲「提督〜補助艦艇寮まで来るなんて珍しいかも!」
提督「あーあんまり来ないしなぁ。明石とかはこっちより工廠の方が遭遇率高いし…」
秋津洲「それで今日は何用かも?」
提督「実は禁制品を持ち込んだりしてる奴がいないか調査してるんだ。まあ家宅捜査って感じだ」
秋津洲「刑事ドラマで見たことあるかも。でも私の部屋には何も無いかも…」
提督「とりあえず上がらせてもらうぞ」
秋津洲「あんまり綺麗じゃないけど、どうぞ…かも」///
提督「おお…これは…」
秋津洲「秘密にしててごめんなさい…かも」
提督「いくら大型機といえど二式大艇のガンシップ化は無理があるんじゃないか?」つ図面の束
秋津洲「これがあれば…」ブツブツ
提督「ん?何だって?」
秋津洲「こ、これがあれば秋津洲も作戦に連れて行ってもらえると思ったかも!だから、頑張って設計したの…」
提督「そうだったのか…秋津洲、お前の気持ちは分かる。戦闘になかなか参加出来ない後ろめたさもあるだろう」
秋津洲「ボロボロになって帰ってくる駆逐艦の子達を見たら…何も出来ない自分が無力に思えてくるの、だから…」
提督「秋津洲、君は前線で戦うのと同じくらい重要な仕事をしてる。気に病むことはない。君が機械油で真っ黒になりながら整備した二式大艇は彼女らが戦うため、帰るために必要な情報を日々収集しているんだから。自信を持ちなさい」
秋津洲「分かったかも…私、頑張るかも!」
提督「頼りにしてるぞ」
秋津洲「もーっと頼ってほしいかも!」
提督「そうするよ。ところで秋津洲」
秋津洲「何かも?」
提督「秋津洲も自覚はあると思うけど御給金は結構もらってるけど…散財とかしてないよな?変な使い道してないか心配なんだが」
秋津洲「そこは秋津洲を信頼してほしいかも!」
提督「本当か?良かった、趣味とかに金をかけるのは良いが良くないことには使っちゃダメだぞ」
秋津洲「分かってるかも!今は大艇ちゃんの整備を担当してる妖精さん達とする飲み会代以外のお金は貯蓄してるかも!」
提督「もしかしてその飲み会って…?」
秋津洲「日ごろの感謝も込めて全部私の奢りかも!」
提督「なるほど。二式大艇部隊の士気が高いわけだ」
秋津洲「次の土曜日にまた飲み会があるの!たまには提督も来てほしいかも!」
提督「いいのか?」
秋津洲「妖精さん達も提督と話す機会がなかなかないかも…だからいい機会になるかも!」
提督「分かった、秋津洲がそこまでいうなら行こうじゃないか。ただ条件が1つ」
秋津洲「何かも?」
提督「今回は俺が払おう。妖精達もその方が良く食べるだろ?」
秋津洲「名案かも!私もたまには奢られたいかも!」
提督「じゃ決まりだな。店とか決まったら教えてくれ」
秋津洲「分かったかも」
提督「んじゃ邪魔したな」ドア閉メ
秋津洲「…これでもっと頼ってもらえるかも」///
「ああ、○○。今週の土曜日に会う予定してたろ?用事が出来ちまってな。またの機会にって事にしてくれねぇか?…分かった、ありがとう。恩にきるよ。じゃあな」ピッ
秋津洲編 終
朝潮型の霞ちゃんで
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>ペリー大佐
霞ですね。了解です。
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政治的なコメント
期待!
初コメします。よろしければ多分同室と踏んで川内型でお願いします
速く更新してくださいお願いします✨🙇
投下おつ
秋津洲をお願いします!
朝潮や不知火みたいなこが特大の地雷持ってたりするんですよ
投下おつ
秋津島が真面目過ぎて、アッアッアッ