2015-03-22 01:15:54 更新

概要

ミューズのみんなが人狼ゲームをしているのを想像して書いてみました!
人狼は自分も何度かやったことがある程度なので、いろいろとおかしい点があるかもしれませんがご了承ください。


前書き

!注意!
・某人狼アプリを使っている設定です
・役職は市民、人狼、占い師、霊媒師、騎士で成り立っています。今のところ妖狐や狂人が混ざる予定はありません。
・〇〇(役職)co や 吊り 等の専門用語は使用していません。ミューズがまったり人狼します。
・文字化けしてしまうので、片仮名で「ミューズ」と書いています。
・ss初投稿です!よろしくお願いします;;




穂乃果「海未ちゃーん!ことりちゃーん!」


ことり「穂乃果ちゃんおはよう♪」


穂乃果「ごめーん!また寝坊しちゃった!」


海未「全く…少しは反省したらどうですか」


穂乃果「えへへ、ごめんごめん!深夜に面白い番組やってたからついね」


ことり「面白い番組?」


穂乃果「うん!人狼ゲームっていうんだけどね?もう穂乃果ハラハラドキドキしちゃってさー」


海未「人狼ゲーム…名前だけなら聞いたことがあるんですが、どんなゲームなんですか?」


穂乃果「えっとねー簡単に言うと、人間チームと狼チームがあって、生き残った方が勝ちなの!」


ことり「なんだか怖そうなゲームだね…」


海未「生き残る…ということは、誰かが死んでしまったりするんですか?」


穂乃果「うん、あ!でもゲームだからほんとに死んじゃったりしないよ、心理戦なんだ」


ことり「心理戦かぁ…海未ちゃんとか希ちゃんとか、上手そうだね~」


穂乃果「! そうだっ!明日の土曜日、ミューズのみんなで人狼ゲームしようよ!なんならお泊まり会にしちゃう?」


海未「もう穂乃果、落ち着いてください。確かに明日は練習が無いですけど…急なことですし、そんなにすぐ人数が集まるでしょうか」


ことり「う~ん、でもことりもちょっと興味あるかも!人狼ゲーム!」


海未「わ、私も興味はありますが…」


穂乃果「悩んでてもしょうがないから、ミューズのみんなにLINEしてみるね!」




■■■土曜日■■■



ガラガラ


海未「お邪魔します」 ペコ


ことり「おじゃまします、お菓子いっぱい作ってきたよ♪」


花陽「おじゃましますっ!」


凛「おじゃましまーす!」


真姫「…お邪魔します、穂乃果、これママが」 スッ


穂乃果「ん?なーに?」


真姫「貰い物のお肉よ。うちじゃ食べきれないから持ってきたの」


お肉「」 ズッシリ


穂乃果「…!こんな高価なお肉、いいの?」


真姫「いいのよ、泊めてもらうんだからこれくらい当然よ」


穂乃果「わーい!ありがとう真姫ちゃんっ!あとでみんなで食べようね!今日はお母さんにおいしいの作ってもらおっと」 ジュルリ


にこ「よだれ出てるわよ。おじゃまします」


絵里「お邪魔します」


希「おじゃましまーす、飲み物買ってきたよー!」


海未「みんな揃いましたね」


穂乃果「ちょっとこのお肉お母さんに渡してくるから、みんな穂乃果の部屋行っててー!」


ことり「じゃあ、ことりが案内するね?」



□□□


ガラッ


穂乃果「お待たせみんな!」


海未「そんなに待ってませんから、大丈夫ですよ」


穂乃果「よかったー!じゃあ早速だけど始めよっか?」


凛「あ!凛、人狼ゲームって全然わかんないんだけど、ルールを説明してもらってもいいかな?」


穂乃果「うん!それじゃあ穂乃果のスマホで…」 ポチポチ


ことり「穂乃果ちゃんそれは?アプリ…?」


穂乃果「うん、この前の番組見て、楽しそうだったから探してインストールしちゃった」



!ルール説明!


役職は

市民4 人狼2 占い師1 霊媒師1 騎士1

の構成です。

ルールは一般的な人狼と大体一緒だと思います。スマホアプリでゲームを進めていくので、投票や夜のアクションは穂乃果のスマホを手渡しで回して行います。(ミューズのみんなは円になるように座っています)

また、ゲーム毎に席順はシャッフルします。


人狼の夜のアクションでは、席順で2人目にあたる人狼が最終決定権を持っています。意見が割れた場合はランダムです。


ゲームマスターは、アプリの指示を読み上げます。


1回目のゲームでは、初日のアクション(それぞれの役職の能力使用)を有りにしていますが、2回目からは無しにしています。


□□□


穂乃果「…というわけなんだ!」


絵里「…なかなか奥が深そうなゲームね」


花陽「難しそうだなあ…ルール、全部覚えられなかったかも」


にこ「最初だし、覚えながらいけばいいんじゃない?」


希「そうやね。ところで、ゲームマスターさん(ゲームの進行をする人)はどうするん?」


穂乃果「ふっふっふ、今日は特別ゲストをお呼びしています!どうぞ!」


ガラッ


雪穂「こんにちは」 ペコ


亜里沙「こ、こんにちは」 ペコリ


海未「雪穂に亜里沙じゃないですか」


亜里沙「あ…海未さん!亜里沙、応援してます!」


海未「ありがとうございます」


絵里「ハラショー…友達のところに泊まりに行くって言ってたけど、雪穂ちゃんのところだったのね」


亜里沙「えへへ、お姉ちゃん、びっくりするかなって」


絵里「ふふ、とっても驚いたわ。今日は、亜里沙がゲームマスターしてくれるの?」


亜里沙「ううん、雪穂がする。漢字むずかしいから、読めない…」


雪穂「そういうわけです。みなさん、よろしくお願いします」


穂乃果「よしっ!1回戦いってみよー!」



□□□



~ミューズで人狼1回戦開幕~



雪穂「恐ろしい夜が明け、朝が来ました。昨晩の犠牲者は…希さんです。希さんは幽霊となり、ゲーム終了まで話してはいけません。今朝は強く疑われている人物はいませんでした。それでは、今から人狼を見つけるために話し合いを行ってください。」



絵里「そんな…希が…!希が何したって言うのよぉ!」


凛「希ちゃん…」


全員「……………………」


希「」シャベレナイ


海未「…黙っていても仕方ありません!話し合いましょう!み んなで、人狼に打ち勝ちましょう!」


絵里「! そうね!希の敵を討ちましょう!」


にこ「でも話し合うって言っても何話すのよ?」


凛「凛たち初心者だし…最初って何すればいいのかわかんないよね…」


ことり「うーん…じゃあ、確認」


海未「確認ですか?」


ことり「うん、役職の確認なんだけど、市民が4人で…あとは何があるんだっけ?」


真姫「市民が4人、人狼が2人、あとは騎士と占い師と霊媒師が1人ずつね」


花陽「騎士は守りたい人を守れるんだよね。」


真姫「そうね。あと占い師は、人間か人狼かを知ることができるの 。霊媒師は、殺害された人が人間か人狼かどうかを知ることができるのよ。」


ことり「そうなんだぁ…ありがとう、真姫ちゃん!」


真姫「別に」


海未「ふむ…私も人狼ゲームについて詳しいことはわからないのですが、さっきのアクションで占い師はもう占いをしているんでしょうか?」


穂乃果「!!」


凛「そっか、じゃあもしかしたらもう人狼を見つけてるかもしれないってことだね!」


真姫「そんなに都合よくピンポイントで見つかるものなのかしら…」カミノケクルクル


花陽「あっ、でも!人狼をを見つけてなくても、確実に市民ってわかればその人に間違って投票しないで済むんじゃないかなあ。」


にこ「なるほどね…って穂乃果、難しい顔してどうしたのよ?そういえばさっきから黙ってるわね」


穂乃果「……わたし、実は――――」



雪穂「話し合いは終了です。陽は暮れて、今日もひとり容疑者を処分する時間が訪れました。最後に殺害された希さんを起点として、時計回りに投票を行います。」


□□□


雪穂「投票の結果、お姉ちゃん、ことりさん、海未さんの決選投票となりました。容疑をかけられたプレイヤーは、一言ずつ最後の弁明をしてください。なお、更に投票数が同じになった場合は、ランダムで処刑されるプレイヤーが決定します。」



穂乃果「 け、決選投票!?穂乃果は、違うの!穂乃果は、穂乃果は、占い師だからっ!」


ことり「ことり、別に怪しまれることしてないよぉ…ことりは、人間だよ?」


海未「私はただの市民ですが、私が死ぬことでこの村のためになれるのなら、ここで死んでしまっても構いません。」


□□□


雪穂「海未さんは、処刑されました。以後、幽霊となって一切話してはいけません。みなさん、容疑者を処刑したにも関わらず、再び恐ろしい夜がやってきました。お姉ちゃんから順番に、夜のアクションを行ってください。」


亜里沙「(う、海未さん!)」 ナミダメ


雪穂「…」 ヨシヨシ


□□□


ゲームマスター雪穂「夜のアクションが完了しました。恐ろしい夜が明け、朝が来ました。昨晩の犠牲者は…いませ んでした!人狼の襲撃は失敗したようです。今朝は強く疑われている人物はいませんでした。それでは、今から、人狼を見つけるために話し合いを行ってください。」



穂乃果「………」ウズウズ


真姫「さて」


絵里「穂乃果、なにか言いたげね」


凛「ウズウズしてるにゃ~」


にこ「あんた決選投票のとき占い師って言ってたわよね。」


穂乃果「そう!そうなのにこちゃん!ありがとうっ!」キラキラ


にこ「別にお礼言われるようなことじゃ…」


穂乃果「わたくし高坂穂乃果!言わせて頂きます!なんとこの度!人狼を見つけてしまいましたっ!!」ドヤ


花陽「ミツケチャッタノォ!?」


ことり「…!そ、それは…誰、なの?」


穂乃果「ふっふ~ん、ことりちゃ~ん、しらばっくれちゃ駄目だよ~!」


ことり「えっ?」


真姫「まさか…ことりが?」


穂乃果「そのまさか!ことりちゃんが人狼だったんだよ!」


ことり「そんな…穂乃果ちゃんひどいよぉ~!ことり、オオカミさんじゃないよ!」


凛「どうして、ことりちゃんを占おうと思ったの?」


真姫「そうね。何か理由があるのかしら?」


穂乃果「えっとね、さっきの…決選投票のときに、海未ちゃんとことりちゃんとわたしが疑 われてたじゃない?それで…わたし、海未ちゃんが人間だっていうのは最初のときにわかってたから、みんなが怪しいと思ってることりちゃんを占ってみたんだ。そしたら…」


絵里「ことりが人狼…ね」


ことり「………そんな」


花陽「海未ちゃんは人間だったんだね」


にこ「何でもっと早く言わなかったのよ、海未、疑いかけられて処刑されちゃったじゃないの」


海未「」シャベレナイ


穂乃果「だってぇ…人狼ゲームって初めてだからよくわかんなくて…いつ言えば良いのかとか…」


絵里「まあまあにこ、最初なんだから色々覚えながらいきましょ?次のゲームに生かせれば良いじゃない」


にこ「…そうね、悪かったわ穂乃果」


穂乃果「ううん、大丈夫。なにせ穂乃果は人狼を見つけちゃったわけだしね!」フンス


真姫「それでことり、あなたは人狼なのかしら?…って聞いてハイ人狼ですなんて答えるわけないわよね」


ことり「ことりは、ただの市民だよ!それに、穂乃果ちゃんが本当の占い師かどうかもわからないよね?」


凛「それって、占い師のふりをしてるってこと?」


穂乃果「ええっ!穂乃果そんな器用なことできないよ!」


にこ「確かにあんたにそんなことできると思えないわね」


真姫「でも、可能性はあるわ」


にこ「はあ~?あんたねえ、穂乃果や私たちは人狼ゲーム初心者なのよ!いきなり最初から穂乃果が占い師を騙るなんてできると思ってるわけ?海未や希ならともかく、あの穂乃果がよ?」


穂乃果「(庇ってもらってるんだけど、なんか馬鹿にされてる気が…)」


真姫「わ、わたしはあくまで可能性の話をしてるのよ!にこちゃんこそ、そこまで言っておいてもし穂乃果が占い師のふりをしていたとしたらどうするつもり?」



雪穂「話し合いは終了です。陽は暮れて、今日もひとり容疑者を処分する時間が訪れました。

最後に殺害された海未さんを起点として、時計回りに投票を行います。」


□□□


雪穂「ことりさんは、処刑されました。以後、幽霊となって一切話してはいけません。みなさん、容疑者を処刑したにも関わらず、再び恐ろしい夜がやってきました。お姉ちゃんから順番に、夜のアクションを行ってください。」


□□□


雪穂「夜のアクションが完了しました。恐ろしい夜が明け、朝が来ました。昨晩の犠牲者は…いませんでした!人狼の襲撃は失敗したようです。そして、にわかに怪しいと思われている人物が浮上しました。その人物とは…真姫さんです。それでは、今から、人狼を見つけるために話し合いを行ってください。」



真姫「ちょっと、どうしてわたしが疑われてるのよ!」イミワカンナイ


凛「だって真姫ちゃん、さっ きすっごい焦ってたにゃー」


真姫「焦ってないわよ!」


穂乃果「ふふ…真姫ちゃん、往生際が悪いなあ~」


真姫「!」


穂乃果「みんな聞いて!真姫ちゃんは人狼だったよっ!」


花陽「マタミツケチャッタノォ!?」


にこ「やっぱりねえ~、さっきの焦り具合、そうなんじゃないかと思ってたわ~!」ニヤニヤ


花陽「真姫ちゃん、今回は残念だったけど、次のゲームでまたがんばろ?」


絵里「ハラショー!やるじゃない!連続で人狼を見つけるなんて」


真姫「待ちなさいよ!そ、そうよ!本物の占い師は?今出てこないでどうするのよ!」


穂乃果「穂乃果が本物だよ!」


絵里「らちがあかないわね…でも真姫、今ここにいるみんながあなたを疑っているわ。

その事実をあなたは今から覆せるのかしら?」


真姫「…!そ、それは」


にこ「どうあがいても、真姫ちゃんは次の投票で処刑されちゃうでしょうね」


真姫「……うう…わ、わかったわよ…でも、最後に言わせて、私は、市民だから」


□□□


雪穂「話し合いは終了です。陽は暮れて、今日もひとり容疑者を処分する時間が訪れました。最後に殺害されたことりさんを起点として、時計回りに投票を行います。」


□□□


雪穂「真姫さんは処刑されました。この瞬間に、人狼は息絶えました。市民チームの勝利です。」



穂乃果「勝ったああああああああ!」


海未「私の死が無駄にならなくてよかったです」ホッ


凛「えっと、穂乃果ちゃんが占い師で…?あとは??」


花陽「凛ちゃん、答え合わせしよ?」



<市民チーム>

穂乃果(占い師)

海未


花陽(騎士)

絵里

希(霊媒師)

にこ


<人狼チーム>

ことり

真姫



凛「かよちん、騎士だったんだ!」


花陽「目立たない役職だったけど、やりがいがあったよ~!」


希「ウチなんて、もっと目立たなかった…」ションボリ


絵里 「希は、霊媒師だったのね」


にこ「一番最初に死ぬって相当つまんないでしょうね」


希「みんなの役に立つ前に死んじゃったんよ~」


絵里「よしよし」ナデナデ


真姫「イミワカンナイ…イミワカンナイ…」ブツブツ


ことり「真姫ちゃん、元気出そ?」


真姫「ことり…」


ことり「ことりの方も、最初に真姫ちゃんを置いて死んでいっちゃって、ごめんね?」


真姫「そんな、ことりが謝ることじゃ…」


ことり「負けちゃったけど、ことりは真姫ちゃんとチーム組めて嬉しかったよ♪また次も頑張ろう?」


真姫「そうね、 ありがと」


希「フフ、友情ってええなあ」


穂乃果「そんなわけで!第2ラウンド!」


海未「いってみましょう!」



□□□



~ミューズで人狼2回戦開幕~



※雪穂の台詞が長いので、ちょくちょく端折っています。

※1回戦では書き忘れましたが、今回から席順をのせておきます。


席順

穂乃果→ことり→海未→真姫→凛→花陽→絵里→希→にこ



雪穂「みなさん。恐ろしい夜がやってきました。お姉ちゃんから順番に、夜のアクションを行ってください。」


□□□


雪穂「夜のアクションが完了しました。恐ろしい夜が明け、朝が来ました。昨晩の犠牲者は…いませんでした!そして、にわかに怪しいと思われる人物が浮上しました。その人物とは…絵里さんです。それでは、今から話し合いを開始してください。」



ことり「今回は、最初の夜の役職の動きを 無しにしたんだよね?」


海未「そうですね。さっきの希のように何もしないまま死んでしまってはつまらないですから」


希「やっとウチもゲームに参加できる…」ウルウル


絵里「よかったわね、希」


にこ「絵里、あんた疑われてるみたいだけど?」


絵里「あははそうなの~?…ってうそ!!?どうして!!!」


真姫「エリー、ゲームマスターの話聞いてなかったの?」


希「えりちはたまに抜けてるからなぁ」


絵里「き、聞いてたわよ!」


穂乃果「ほんとかなあ」ヒソヒソ


凛「やっぱりちょっと抜けてるんだね」ヒソヒソ


絵里「も、もう!良いでしょこの話は!それより誰?私を疑っているのは?」


花陽「わっ、わたし、絵里ちゃんを疑いました!ゴメンナサイ!」


穂乃果「花陽ちゃん、何か理由があるのかな?」


花陽「えっと…大した理由は無いんです、けど…その、目に留まったのが絵里ちゃんだったから、つい…」


絵里「うーん…最初は、こういう理由になっても仕方ないのかしらね」


海未「最初のアクションは、何も情報が無いですからね…絵里、すみません。私も絵里を疑いました。理由は、…私も安直な考えで申し訳ないのですが、さっきのゲームで絵里は市民だったので、今回は人狼なのではないかと… 」


希「メタ推理ってやつやんな」


にこ「連続で人狼ならともかく、連続で市民は普通にあるんじゃない?」


真姫「そうね…エリー、ごめんなさい。私も疑っていたわ。海未と同じ理由でね」


ことり「最初はなんとなく、で決めるしかないよね~…仕方ないよ」


希「そうやね。あ、でも、役職が決まったあとの表情とか仕草を見ておくっていうのも手なんじゃないかなあ。」


凛「表情?」


穂乃果「仕草?」


海未「なるほど、動揺して目が泳いだり、言動に焦りを感じたりしているのを見るということですね」


穂乃果「あ~!穂乃果もよく海未ちゃ んに嘘ついてるのばれそうな時、目が泳いじゃってる気がする!」


海未「穂乃果?」ギロ


穂乃果「あっなんでもないよ!そんな怖い顔しないでよ!」


絵里「さて…もう時間がないわね、私は疑われている身だから言わせて貰うけど…私は人間よ」


にこ「まあ、そう言うしかないのよね」


絵里「何よにこ、私は本当に人間なのよ!」プンスカ


希「…わかった、ウチはえりちを信じる」


絵里「希ぃ…!!!!!」


真姫「理由は?」


希「みんなは、責任感強いえりちがもし人狼だったとして、雪穂ちゃんの話を聞き逃したりすると思うん?人狼チームは2人しかいないんだし、えりちのことだから2人分頑張るつもりでいつも以上に真剣になっちゃうと思うんよ。だから、えりちは本当に人間で、役職に就いてないから気が抜けちゃったのかなぁって。」


真姫「……一理あるわね」


絵里「」フクザツ



雪穂「話し合いは終了です。陽は暮れて、今日もひとり容疑者を処分する時間が訪れました。各自投票を行ってください。」


□□□


雪穂「投票の結果、海未さん、にこさんの決選投票となりました。容疑をかけられたプレイヤーは、一言ずつ最後の弁明をして下さい。」



海未「また決選投票ですか…嫌な予感しかしませんが…1回目のゲームでの決選投票と言うことは同じです。」


にこ「にこにーは役職に就いているにこ♪だからここで死んじゃったら困るにこ♪」


□□□


雪穂「海未さんは、処刑されました。以後、幽霊となって一切話してはいけません。みなさん。容疑者を処刑したにも関わらず、再び恐ろしい夜がやってきました。お姉ちゃんから順番に、夜のアクションを行ってください。」


亜里沙「(ああ…!また海未さんが…)」


雪穂「…」ヨシヨシ


□□□


雪穂「夜のアクションが完了しました。恐ろしい夜が明け、朝が来ました。昨晩の犠牲者は…希さんです。そして…にわかに怪しいと思われる人物が浮上しました。その人物とは、にこさんです。それでは話し合いを行ってください。」



にこ「… ……」ムスー


凛「にこちゃん、膨れちゃってるー」


にこ「あったりまえでしょ!さっきも言ったけどにこは役職に就いてるの!何で疑われなきゃいけないのよ!」


真姫「役職って何の役職?さっきそれを言わなかったから疑われたんじゃない?」


穂乃果「確かに!穂乃果は決選投票のときちゃんと占い師だって言ったのに!どうして隠すの?にこちゃん!」


にこ「あーもううるさいわね!殺されないために決まってるでしょ?大体あんた、よくあんな序盤で自分が占い師だってばらせたわね…普通狙われるのを予想してもう少しあとに言わない?」


穂乃果「だからあのときは、初めての人狼でわかんな かったんだってばー!それにあのときはにこちゃん、私に『何でもっと早く言わなかったのよ』とか言ってたじゃん!!」ウガー


ことり「にこちゃん穂乃果ちゃん落ち着いて~っ!言い争ってる場合じゃないよ!」


絵里「そうね、まあ穂乃果のときは結果的に花陽(騎士)が生き残っていてくれたおかげで、守ってもらうことができたんだし良しとしましょ?」


にこ「ぐぬぬ」


凛「かよちんかっこいいにゃー」


花陽「えへへ…」


絵里「でも今回は二回目、前回とは違う… みんなもある程度の流れがわかってきた頃よね」


にこ「そうね…油断できないわ」


真姫「そういえば、また序盤で海未と希が死んでしまったわね」


穂乃果「海未ちゃんと希ちゃん、絶対敵に回したくないタイプだよね~」


凛「海未ちゃん頭良いし、人の表情とかに気づきそうだもんね。練習中も体調悪い人をすぐ見抜いちゃうし」


絵里「希も、私結構付き合い長いけど、たまに何考えてるかわからないことがあるわね~」


穂乃果「うんうん、穂乃果が人狼だったらきっとまっ先に狙っちゃうな」


ことり「あれ?もしかして穂乃果ちゃん、オオカミさん?」


穂乃果 「も~!ちがうよ~!」


ことり「冗談だよっ♪さっきのお返し!」


にこ「そこ、じゃれてないで一緒に考えなさいよ」


花陽「結局、にこちゃんの役職はなんなの?」


にこ「それなんだけど…今言わなきゃいけないかしら?」


絵里「どういうこと?」


にこ「にこはもう少し村のために働いてから死にたいのよ。そのために、今役職をばらすべきではないと思うの。さっき決選投票になったときは、焦って役職に就いてるなんて言ったけど、本当は言いたくなかったわ。」


凛「………うーん」


花陽「凛ちゃん、どうしたの?」


凛「うーん…いや、なんでもない」



雪穂「話し合いは終了です。陽は暮れて、今日もひとり容疑者を処分する時間が訪れました。各自投票を行ってください。」


□□□


雪穂「ことりさんは、処刑されました。みなさん。容疑者を処刑したにも関わらず、再び恐ろしい夜がやってきました。お姉ちゃんから順番に、夜のアクションを行ってください。」


□□□


雪穂「夜のアクションが完了しました。恐ろしい夜が明け、朝が来ました。昨晩の犠牲者は…絵里さんです。そして…にわかに怪しいと思われる人物が浮上しました。その人物とは…凛さんです。それでは、話し合いを行ってください。」



凛「…え?なんで凛が…凛、全然怪しくな いよね!?」


にこ「逆に怪しいわよ、そういうこと言うと」


花陽「凛ちゃん、さっき最後に何か考えてたよね…?」


凛「か、かよちんも凛を疑ってるの?」


花陽「疑ってなんかないよ!でも、何か考えがあるなら…言った方が良いと思うの。ただでさえ私たち、何を話し合えばいいかわからないのに、ちゃんと考えてる人が黙ってたらそれってすごく勿体ないことだと思うんだよね」


凛「うーん、そっか!そうだよね!」


真姫「凛。聞かせて貰えるかしら?」


凛「うん。えっとね。大したことじゃないんだけど…決選投票でにこちゃんが役職に就いてるって言ってたから、ずっと にこちゃんを守ってたんだ」


にこ「!!」


穂乃果「守ってた…ってことは、凛ちゃんは騎士ってこと?」


凛「うん。でも、ずっと迷ってて… もしにこちゃんが本当は人狼で、役職に就いてなんかいなかったら…って思ってたの」


真姫「その場合、人狼をずっと守ってたってことになるものね… 確かに、凛は人をすぐ信じちゃうところがあるから、今回は安易に考えすぎだったかもしれないわね」


凛「だよねえ…次から気をつけるにゃー!」


花陽「そうだったんだ。凛ちゃん、聞かせてくれてありがとう」


凛「えへへ、かよちんが背中を押してくれたからだよー! あ!それでね、凛はやっぱり、何だかんだでにこちゃんは村のために必死で生き残ってくれたんだし、やっぱり重要な役職なんじゃないかなって思ってるんだ」


穂乃果「残ってる役職は…占い師と、霊媒師?にこちゃn」







にこ「凛、あんたさっきから何言ってるわけ?」







凛「!?」


真姫「? にこちゃんこそ、何言ってるのよ。凛に守って貰っておきながら…」


にこ「みんなは何もわかってないわ。だって、にこが本物の騎士なんだから」


全員「!!!!!!!???」


凛「に、にこちゃん!?凛、にこちゃんのこと信じてずっと守ってたのに…ひどいよ!やっぱり、凛が思ってたとおり、にこちゃんは人狼なんだ!」


花陽「凛ちゃん、落ち着いて!」


にこ「こっちだって裏切られた気分よ。ずっと凛が考え込んでるから、きっと何か考えがあるんだと思ってこっちはずっと守ってたっていうのに」


穂乃果「凛ちゃんが騎士で、にこちゃんも騎士で…お互いにお互いを守り合って……むむ」


花陽「穂乃果ちゃんも落ち着いて!騎士は一人しかいないんだよ!」


真姫「そうよ。だから、この場合はどちらかが嘘をついているってことになるわね」


凛「そうだ!占い師は?誰か、にこちゃんを占ってないの?」




シーン




花陽「もしかして、もういない…とか?」


凛「そんなぁ…霊媒師もいないの?」


にこ「ここで出て来ないってことは、その可能性が高いわね。でも考えてみなさいよ凛、にこは決選投票のときに役職に就いてるってことを公言してる。それを聞いた上で、占い師がにこを占うと思う?他に、口数少ない人とか、喋りすぎてる人とか、そういう人を先に占うと 思わない?」


凛「うう…確かに……」


真姫「にこちゃんにしては説得力あるじゃない」


にこ「何よー!」



雪穂「話し合いは終了です。陽は暮れて、今日もひとり容疑者を処分する時間が訪れました。最後に殺害された絵里さんを起点として、時計回りに投票をおこないます。」


□□□


雪穂「凛さんは、処刑されました。この瞬間に、人狼と市民の数は同じになりました。人狼チームの勝利です。」



穂乃果「えっ!?え!!!どういうこと!?」


海未「私も死んでから真実を知って驚いたのですが…こういうことらしいです」



<市民チーム >

穂乃果

ことり(占い師)

海未(市民)

凛(騎士)

花陽(市民)

絵里(霊媒師)

希(市民)


<人狼チーム>

真姫

にこ



凛「あーっ!やっぱりにこちゃん人狼だったんだ!」


花陽「凛ちゃん、花陽は凛ちゃんを信じてたよ!」


凛「かよちん…」


にこ「ふふん、にこにーの素晴らしい演技にシビれたかしら?」


真姫「ハラハラしたけど…なかなか楽しかったわよ、にこちゃん」


にこ「! わ、わかればいいのよ(何よ、照れるじゃない)」


希「また何もしないで終わっちゃったー!」エーン


海未「希、気を落とさないで下さい。私も、ですから」ズーン


絵里「希も海未も、こういうの得意そうだものね。さっきも穂乃果が言ってたけど、敵に回したくないタイプだわ。」


真姫「もし一緒に人狼を組めたらとっても心強いと思うわ。」


ことり「敵にしたら怖いけど、味方にしたら心強い… それは市民にも人狼にも同じこと、だよね」


にこ「そうね。だから、もしかしたら安易に死なせてはならない人材なのかもしれないわ。」


希「そんなぁ…にこっち、照れるやん」


海未「そう言って頂けて、こちらとしても嬉しいです。次のゲームでは必ず役に立ちます!」


穂乃果「いざ、第3ラウンドへ!」



□□□



~ミューズで人狼3回戦開幕~



席順

にこ→凛→海未→希→ことり→真姫→穂乃果→絵里→花陽


雪穂「みなさん。恐ろしい夜がやってきました。にこさんから順番に、夜のアクションを行ってください。」


□□□


雪穂「夜のアクションを完了しました。恐ろしい夜が明け、朝が来ました。昨晩の犠牲者は…いませんでした!人狼は静かに身を潜めていたようです。そして、にわかに怪しいと思われる人物が浮上しました。その人物とは…お姉ちゃんと花陽さんです。それでは、話し合いを行ってください。」



穂乃果「なんか穂乃果、疑われることが多い気がする…」


花陽「最初はみんな勘で決めるしかないんだし、仕方ないよ…花陽も疑われてるけどね 」


希「こらこら、しんみりしてたってしょうがないやん?切り替えよ?」


海未「そうですよ。気にすることでは無いと思います」


にこ「何か一日目ってこの展開がデフォになってるわよね」


真姫「確かに…一日目ってあまり中身のない会話をしている気がするわね」


希「うーん…そうやなあ、こんなこと言うと人狼って疑われちゃうかもしれないんだけど…」


絵里「あら、何かしら?」


希「…占い師って、もしかして初日に出ておいた方が良いんじゃないかなぁって」


凛「えっ、どうして?」


ことり「わかった!さっきのゲームで、凛ちゃんは 重要な役職に就いているのが誰だかわからなくて、実はオオカミさんのにこちゃんを守ってたじゃない?たぶん希ちゃんが言いたいのは、確実にナイトの人が重要な役職の人を守れるように、初日に出ておくべきってことなんじゃないかな?」


希「ことりちゃん解説ありがと!ウチが言いたいんはまさにそういうこと。」


海未「なるほど… それなら、初日にみんなが怪しいと思う人物を占い師に指定して、占ってもらうということも可能ですね。騎士さえ死ななければ、占いの結果を知ることができますから」


絵里「さすが希ね。そこに気付くなんて。」


穂乃果「やっぱり、思ってたとおり頼りになるねっ!」


海未「でも希、さっき自分でも言っていましたが、人狼に疑われてしまうのを覚悟して言ってくれたのですか?」


花陽「初日に占い師を割り出す…っていうのは、確かに人狼にとっては有利なことだよね。」


希「うーん。思ったこと言わないと勿体ない、って花陽ちゃんも言ってたしね。それに、ウチは何の役職も持たないただの市民やし、万が一 ここで疑われて死んでも言いたいこと言ったし悔いは無いと思うんよ。」ニコッ


にこ「ここまで健気だと、死なせたくなくなるわね…」


凛「やっぱり希ちゃんが発言すると何か説得力があるっていうか、信じたくなっちゃうにゃー」


希「凛ちゃんは本当に信じやすいんやなぁ。もう少し疑った方が良いと思うよー?ウチが今話したことも全部、演技かもしれないんだからね」


凛「えっ!?でも…うーん……」


真姫「ちょっと希!困らせないの!」


希「あはは、やっとゲームに参加できてる~って思って、ちょっとはしゃぎすぎちゃったかな?」


ことり「あ!みんな!もう時間が無いよ!占い師さん、出ておかないと…」


穂乃果「ああっほんとだ!占い師、急いで手をあげて!」






海未「はい」 スッ


にこ「はいはい、にこが占い師よ」スッ






全員「占い師が2人!!!!!!??」





雪穂「話し合いは終了です。陽は暮れて、今日もひとり容疑者を処分する時間が訪れました。各自投票を行ってください。」


□□□


雪穂「…あ、お姉ちゃん、処刑されたよ。喋っちゃ駄目だからね。えー、コホン、みなさん。容疑者を処刑したにも関わらず、再び恐ろしい夜がやってきました。にこさんから順番に、夜のアクションを行ってください。」


□□□


雪穂「夜のアクションを完了しました。昨晩の犠牲者は…花陽さんです。今朝は強く疑われている人物はいませんでした。それでは、話し合いを行ってください。」



希「あれっ?ウチ、生き残ったん?」ビックリ


絵里「希は戦力になりそうだったから、もしかして騎士が守ったとか?」フフ


希「そうだとしたらありがたいんだけど…でも、ウチより占い師を守った方が…って、あ、そっか」


真姫「そう。今回、占い師が2人出てきてしまったのよ。もしかしたら騎士も、どっちを守ったら良いのかわからなくて、あえて希を守ったんじゃない?」


ことり「占い師は海未ちゃんと、にこちゃんだったよね?」


凛「この2人のどっちかが占い師ってことだね。あ、でもどっちも占い師じゃないってことあるのかなあ?」


絵里「つまり、どっちも市民かどっちも人狼ってこと?…どっちも市民の場合は、人狼にとってプラスにしかならない気がするのだけど…」


希「でも、どっちも人狼の場合は、もしかしたらあ り得るかもなぁ。どっちか1人が本物だって信じて貰えれば、何とか生き残れそうやん?」


ことり「なるほど…難しいなあ。結構、奥が深いんだねえ。人狼ゲームって。」


真姫「…それで?どうなのかしら、占い師さんたち。」


にこ「私は海未を占ったわ。海未は…やっぱり人狼だった。処刑すべきだと思う わ。」


海未「…私は、希を占いました。本格的にゲームに参加したのが初めて、という割には結構喋っていたので気になってましたし、恥ずかしながら初日の凛とのやり取りで私も惑わされそうになってしまいまして…敵に回したら面倒だと思って占ってみました。でも、希は人間でした」


絵里「海未の理由はしっかりしてるわね。海未は、にこを占おうとは思わなかったの?」


海未「私から見て、にこが嘘をついているのは明らかでしたので…占うまでも無いと思って、希を占ったんです。もしにこが人狼で希も人狼なら、私たちの勝ちですしね。まあ、私が本物だと信じて貰えればの話ですが」


希「それで、ウチが人間…かぁ ごめんなぁ海未ちゃん、紛らわしい態度とっちゃって」


海未「いえ。希が味方ならどの道、心強いですから。っと、すみませんにこ、私ばかり喋りすぎてしまって」


にこ「じゃあ話させて貰うわ。確かに、海未の言うとおり、にこも海未をわざわざ占う必要なんてなかったと思う。にこからしたら海未が偽物なのは明らかだものね。言われてから気付

いたわ。」


凛「にこちゃんうっかりさんだにゃー」


にこ「お黙り!」


凛「!」ビクー


ことり「よしよし」ナデナデ


にこ「でも、まさかあの場面で、にこの他に占い師を名乗る人が出て来るなんて思わなかったの。にこ は自分が本物だって知ってるから、ついカッとなって海未を占っちゃった。本当は海未みたいに冷静になって、他の人を占ってたらよかったわね。反省してるわ。でも、こうして人狼を見つけることができたの。お願いよみんな、私を信じて」


ことり「うーん、にこちゃんの理由も納得できちゃうかも…ことりも同じ立場だったら、にこちゃんみたいにしちゃうかもなぁ」


希「でも、さっきのゲームで、にこっちの名演技見てるしなぁ。もしかしたら、今もまた、演技してるかもしれない…と」


真姫「難しいところね。ここを間違えたら取り返しがつかなくなるかもしれないわ。私は、海未の方が理由もしっかりしてるし、海未を信じようと思った の。でも、にこちゃんの理由を聞いて納得もしたわ。カッとなってとかいかにもにこちゃんらしいし、誰だって偽物の正体を知りたいわよね。だから、にこちゃんの言うこともわかる…」ウーン


絵里「……私は海未を信じるわ。」


にこ「え、絵里っ!!」


絵里「ごめんなさい、にこ。でも私は、希に人間判定を出してくれた海未を信じたいの。私も…希は人間だと思うから」


にこ「それは私だって同じよ!希のことは占ってないけど、人間だって信じてる!にこは、海未が人狼だって知ってるのよ!どうして信じてくれないのよ…っ」


絵里「ごめんなさい…」



雪穂「話し合いは終了です。陽は暮れて 、今日もひとり容疑者を処分する時間が訪れました。最後に殺害された花陽さんを起点として、時計回りに投票を行ってください。」



穂乃果「ゆきほぉ~~お茶~~」



雪穂「お、お姉ちゃん!喋っちゃ駄目だってば!」


□□□


雪穂「にこさんは、処刑されました。みなさん。容疑者を処刑したにも関わらず、再び恐ろしい夜がやってきました。凛さんから順番に、夜のアクションを行ってください。」


□□□


雪穂「恐ろしい夜が明け、朝が来ました。昨晩の犠牲者は…ことりさんです。今朝は強く疑われている人物はいませんでした。それでは、話し合いを行ってください。」



凛「ことりちゃん、やられちゃったね…」


絵里「 ええと…夜にやられたってことは、ことりは人狼ではなかったってことよね?」


真姫「そうなるわね。それなら、花陽も人狼じゃないわ。処刑で死んだ穂乃果とにこちゃん、どっちかが人狼の可能性があるわね」


凛「! そうじゃないと、まずいよねっ?穂乃果ちゃんとにこちゃんがどっちも人間だったら、まだ人狼が2人残ってるってことだよね!?そしたらそしたら、今回、この場で人狼を見つけ出さないと…!」


希「凛ちゃん、落ち着いて!ウチが思うに、人狼のひとりはにこっちだったんだと思うんよ。」


海未「私もそう思います。ですから、こちらの勝ちは決まったようなものです。」


真姫「そういえば海未、占いの結果は?」


海未「ああ、そうでした。昨晩は凛を占ってみたんです。すみません。指定されなかったので独断で占いました。昨日、凛は私とにこのどちらに投票するか言ってなかった気がしたので、少し気になりまして」


凛「り、りん、人間だよ…ね?」


海未「ええ、人間でしたよ」ニコッ


真姫「今回も収穫は無し……ん?ちょっと待ちなさいよ!じゃあ、怪しいのは私かエリーってことになるじゃないの!」


海未「そういうことになります」


絵里「」ポカーン


真姫「わからないの?海未が占いで希と凛に人間判定を出してるの!にこちゃんが仮に人狼だったとしたら…怪しいのは私とエリーしかいないでしょ!」


絵里「…ええええええええ!!!!!!」


希「(えりち、やっぱりちょっと抜けてるなあ)」


絵里「どうしてそうなるのよぉ!今だから言 う けど、私は騎士だったの!人狼なんかじゃないわ!」


凛「怪しまれた人はみんなそうやって誤魔化すんだよね。ここで騎士って言われてもなかなか信じられないよ…」


希「えりち、信じてたんやけど、残念やなぁ」


絵里「凛、希!あなたたちは人間判定出されてるからそうやって余裕でいられるのよ!ああ、いまならあの時のにこの気持ちが手にとるようにわかるわ…にこ、ごめんなさい」


にこ「」シャベレナイ


海未「真姫、何か言うことは?」


真姫「私はただの市民よ。他に言うことは無いわ。下手に弁明すると、かえって嘘くさくなっちゃうもの。もう、流れに任せるわよ。」


海未「そうですか」



雪穂「話し合いは終了です。陽は暮れて、今日もひとり容疑者を処分する時間が訪れました。最後に処刑されたことりさんを起点として、時計回りに投票を行ってください。」


□□□


雪穂「絵里さんは処刑されました。この瞬間に、人狼と市民の数は同じになりました。人狼チームの勝利です。」



凛「わーい!凛たち市民チームの勝利……え?」



<市民チーム>

にこ(占い師)



ことり(霊媒師)

穂乃果

絵里(騎士)

花陽


<人狼チーム>

海未

真姫



海未「真姫、信じてましたよ。やり切ってくれると」


真姫「もう、海未…びっくりしたわよ」


海未「すみません、あそこで絵里か凛に人狼判定を 出してしまうと、鋭い希に感づかれてしまうかと思いまして…」


真姫「念には念をってわけね…でも、とっても楽しかったわ」


海未「でしょう?私もです」フフ


ことり「ことり、霊媒師だったんだけど…いつ言えばいいのかわからないまま、死んじゃったよぉ」


花陽「前のゲームでも最初の方に死んじゃうってことあったし、もしかしたら、早いうちに名乗ってもいいのかもね」


穂乃果「難しいけど、だんだんわかってきた気がするねっ!人狼ゲーム!」



凛「」


希「」


絵里「」


にこ「だからあれほど私を信じなさいって言ったのよー!!まあいいわ!次 いくわよ!第4ラウンド!!」



□□□



~ミューズで人狼4回戦開幕~



席順

真姫→花陽→希→絵里→海未→ことり→にこ→凛→穂乃果



雪穂「みなさん。恐ろしい夜がやってきました。真姫さんから順番に、夜のアクションを行ってください」



□□□


雪穂「夜のアクションが完了しました。恐ろしい夜が明け、朝が来ました。昨晩の犠牲者は…いませんでした!そして、にわかに怪しいと思われる人物が浮上しました。その人物とは…海未さん、………お姉ちゃんです。それでは、話し合いを行ってください」



穂乃果「なんで穂n」


海未「穂乃果、初日はこうなっても仕方ないのですから、駄々をこねるのは無意味ですよ」


穂乃果「ぶう」


にこ「同じ立場にいるってのに、この違いよう…」ハァ


真姫「このゲームって性格出るわね」


凛「確かにー!苦手な人はとことん苦手って感じするよね」


穂乃果「だよね…穂乃果なんて馬鹿正直だから、万が一人狼役が回って来ちゃったらきっとすぐボロ出しちゃう…」


にこ「あんた自分が馬鹿だって自覚あったのね」


真姫「あ、そういえば私、やっと人狼チームから解放されたわ」


全員「…………」


真姫「なによ!もしかしてみんな疑ってる!?」


花陽「い、一応4回連続もありえないわけじゃないし~…」


ことり「あえてそれを口に出したのも真姫ちゃんの作戦だったり~?」


絵里「うーんでも…人狼チームを解放されたことをあえて口に出しても、みんなが疑うのは目に見えてる筈よね?さすがに真姫も馬鹿じゃないし、人狼チームから解放されたっていうのは本当なんじゃないかしら?」


凛「んーでも、真姫ちゃんは頭がいいから、既に裏の裏の裏あたりをかいてるかもしれないにゃー!」


真姫「りーーんーーー?」ゴゴゴゴゴ


凛「まっ、真姫ちゃん顔が怖いよー!やっぱり人ろ…」


希「はーいみんな、そこまでー!」


絵里「希?」


希「みんなが気になってる真姫ちゃんの正体、ウチが占ったげる♪」


海未「……タロットでですか?」


希「違うよー!今日はタロットは封印!使ったらズルしてることになっちゃうやん」


にこ「ってことは、希が占い師ね?」


希「そういうこと。だから今日は、騎士にウチを守ってほしいんよ」


花陽「ちょっと待って下さい!希ちゃんの他に占い師は…?」



シーン



穂乃果「……いない?」


ことり「じゃあ、希ちゃんが本物の占い師さんってことで進めていいのかな?」


真姫「多分、そうなるわね。希、無罪判決頼むわよ」


希「ん、ウチに任しとき♪」


雪穂「話し合いは終了です。陽は暮れて、今日も容疑者を処分する時間が訪れました。各自投票を行ってください」



□□□



雪穂「絵里さんは、処刑されました。みなさん

、容疑者を処分したにも関わらず、再び恐ろしい夜がやってきました。真姫さんから順番に、夜のアクションを行ってください」



□□□



雪穂「夜のアクションが完了しました。恐ろしい夜が明け、朝が来ました。昨晩の犠牲者は…海未さんです。そして、にわかに怪しいと思われる人物が浮上しました。その人物とは…凛さんです。それでは、話し合いを行ってください」



希「みんなが気になってる真姫ちゃんの正体、わかったよー」


真姫「………」


全員「………」


希「真姫ちゃんはーー………人間でしたっ!」


真姫「…もう希、変にもったいぶらないでよ…緊張しちゃったじゃない」フゥ


穂乃果「なんだあ~本当に人間だったんだ~」


真姫「何で残念がってるのよ!でもこれでわかったわね、希が本物の占い師だって。この真姫ちゃんが保証するわよ!」


花陽「でも真姫ちゃん、花陽には、真姫ちゃんと希ちゃんが演技してるようにも見えちゃうよ」


凛「あ!凛もそれ、思った!」


にこ「にこも」


ことり「ことりも」


穂乃果「穂乃果も」


真姫「ヴェェ!?た、確かに…言われてみればそう見えるかもしれない…でも、万が一私と希が人狼だったとしたら、希が占い師を騙ってるってことになるわよね?その場合、本物の占い師はまだ出てきてない…そんな状況の中、こんなわかりやすい演技さすがにしないわよ!希もそう思うでしょ?」


希「ん~?どうやろなぁ~」


真姫「ちょっと!疑われるような発言はヤメテ!」ナミダメ


希「ごめんごめん、焦ってる真姫ちゃんがあんまり可愛いから意地悪しちゃった。でもみんな、ウチが正真正銘の占い師やから、信じてな?」


穂乃果「穂乃果、信じるよ!希ちゃんは演技も上手そうだからもし人狼チームだったら怖いけど…今他の占い師が出てこないってことは…希ちゃんが本物なんだと思う!」


花陽「やっぱりそうなのかなぁ…希ちゃん真姫ちゃん、疑ったりしてごめんなさい!」


希「いいんよ。このゲームは疑ってなんぼだしね」


ことり「………」


にこ「一段落ついたところで、いいかしら?にこが死ぬ前に言っとくわね。絵里は、人間だったわよ」


凛「にこちゃん、霊媒師?」


にこ「ええ。今まで序盤で霊媒師が死ぬことが多かったから、早めに言っておきたかったの。絵里は人間だってわかったし、海未は夜に死んだから、どちらも人狼じゃないってことはわかるわよね?つまり、この中にまだ2人、人狼がいるのよ」


穂乃果「今生き残ってるのは穂乃果と、ことりちゃんと、真姫ちゃんと、にこちゃんと、凛ちゃんと、希ちゃんと、花陽ちゃん」


花陽「そのうち、希ちゃんが占い師でにこちゃんが霊媒師…ってことは…えっと、真姫ちゃん…は人間だから、凛ちゃんと穂乃果ちゃんとことりちゃんのうち2人が人狼…?」


穂乃果「花陽ちゃん視点ではそうだよね。穂乃果視点だと、凛ちゃんと花陽ちゃんとことりちゃんのうち2人が人狼……」


ことり「…」チラッ


穂乃果「?」


にこ「まあ全部、にこと希が本物ならって話よね」


真姫「にこちゃんったら、希のことまだ信じてないわけ?」


にこ「信じたいわよ。でも人狼チームはあくまで騙し合うゲームでしょ?にこは、希と真姫ちゃんのことを完全に信用したわけじゃないわ。勿論、にこ自身も霊媒師だって完全に信用されるとは思ってない。みんなだって、信じたいけどでも、もしかしたら…って思ってるんでしょう?」


凛「……凛、何がなんだかわかんなくなってきちゃった……」


希「ん~~~本物が信用されないってのは辛いなぁ。でも、仕方ないことなのかもしれないね。さてみんな、時間ないけど次は誰を占ってほしい?」


ことり「……穂乃果ちゃんを占ってほしいの」


希「いいよー。…なんか気になってるん?」


ことり「うん…ちょっとね。まだ確信が無いから言えないんだけど…」


穂乃果「…?」


真姫「騎士がまだ生きていたら、占い師の希のこと守って欲しいわ。頼むわよ」



雪穂「話し合いは終了です。陽は暮れて、今日もひとり容疑者を処分する時間が訪れました。最後に殺害された海未さんを起点として、時計回りに投票を行ってください」



□□□



雪穂「凛さんは、処刑されました。みなさん、容疑者を処刑したにも関わらず、再び恐ろしい夜がやってきました。真姫さんから順番に、夜のアクションを行ってください」



□□□



雪穂「夜のアクションを完了しました。恐ろしい夜が明け、朝が来ました。昨晩の犠牲者は…希さんです。そして、にわかに怪しいと思われる人物が浮上しました。その人物とは…ことりさんです。それでは、話し合いを行ってください」



花陽「希ちゃんがやられちゃったってことは…」


にこ「ええ。騎士はもうやられてる可能性が高いわね。それに、希は人狼じゃなかった」


穂乃果「夜に人狼に襲われたんだから…そうだよね」


にこ「あと、さっきの夜のアクションでわかったのだけど、凛は人狼よ」


真姫「やっぱりね」


穂乃果「やっぱりって?」


真姫「凛が私に絡んでくるのはいつものことだし、気のせいかとも思ったんだけど…最初の話し合いでやけに私を人狼に仕立て上げようとしてた気がしたのよね」


にこ「にこもそれが気になってた。あと次の日に、希の占いで真姫ちゃんが人間ってわかったとき、花陽が『希と真姫ちゃんが組んでるように見える』みたいなこと言ったわよね。あのとき、一番に反応したのは誰だった?」


花陽「…凛ちゃん」


穂乃果「穂乃果気づかなかったよ…よく見てるんだね」


ことり「………」


にこ「ことり」


ことり「! …なぁに、にこちゃん」


にこ「なぁにじゃないでしょ。あんた疑われてるんだから、さっきから考えてること言ってしまいなさいよ」


ことり「…にこちゃんは、みんなは、気づいてないの?」


花陽「? 気づいてないってどういうこと?ことりちゃん」




ことり「穂乃果ちゃんの表情だよ」




穂乃果「!」


ことり「穂乃果ちゃん、このゲームが始まってからずっと、話すときにいつもと違う笑い方してるんだよね」


真姫「違う笑い方…?」


ことり「なんだろ…右の口角だけがちょっと上がってる感じかなぁ…穂乃果ちゃんも、自分で気づいてなかったでしょ」


穂乃果「や…やだなぁことりちゃん、穂乃果、そんな顔してた?」


ことり「…」ジッ


穂乃果「…ッ!」ゾク


ことり「どうして目をそらすの?穂乃果ちゃんが人間なら、後ろめたいことなんてないよね?」


穂乃果「……ことりちゃんは、穂乃果が人狼だって言いたいんだね」


ことり「うん。だって、こんなに怪しいんだもん。何か後ろめたいことがあるのかなぁ?って思ってたよ」


にこ「待ってことり、私、穂乃果の表情に全然気づかなかったわよ?」


真姫「私も。気をつけて見てなかったっていうのもあると思うけど」


花陽「私も気づかなかった…」


ことり「もしかしてことりは、幼馴染みだから気づけたのかなぁ?」


にこ「とにもかくにも、今のことりの発言で穂乃果は喋りづらくなったと思うけど、何か言いたいことがあるなら喋っておいたほうがいいわよ。後悔したくないならね」


穂乃果「…こんなこと言われるとは思ってなかったから、びっくりしたけど…穂乃果は、ただの市民。そして、きっとことりちゃんが人狼。仲間の凛ちゃんが死んじゃって、焦ってるのかなって思った」


ことり「…」ジッ


にこ「…」ジッ


真姫「…」ジッ


花陽「…」ジッ


穂乃果「もーっ!みんなでそんなに見つめないでよーっ!しかも無言で!こんなの、穂乃果が人狼でもそうじゃなくても怖いよ!」


真姫「そうよね…ごめんなさい穂乃果、つい」


花陽「わ、私もつい…でも、やっぱりいつもと変わらなかったような…」


にこ「にこもわかんなかったわ」


ことり「さすがに、穂乃果ちゃんも意識したのかもね」チラッ


穂乃果「…!」


真姫「あ…次の投票どうするの?今の状況だと穂乃果もことりも怪しいわよ?花陽も目立ったことはしてないけど、人狼じゃないとは言いきれない」


にこ「私に入れなさい」


花陽「にこちゃん、どうして…?」


にこ「私は凛が人狼だって伝えることができた。霊媒師の仕事をしたって言い張れるわ。それに、誰が人狼かはっきりしてない状況で投票するのは危険よ。市民チームの負けになるかもしれない」


真姫「そうよね。…みんなもそれでいい?」


全員「」コクン



雪穂「話し合いは終了です。陽は暮れて、今日もひとり容疑者を処分する時間が訪れました。最後に殺された希さんを起点として、時計回りに投票を行います」


□□□



雪穂「にこさんは、処刑されました。みなさん、容疑者を処刑したにもかかわらず、再び恐ろしい夜がやってきました。真姫さんから順番に、夜のアクションを行ってください」



□□□


雪穂「夜のアクションを完了しました。恐ろしい夜が明け、朝が来ました。昨晩の犠牲者は…真姫さんです。今朝は強く疑われている人物はいませんでした。それでは、話し合いを行ってください」



花陽「Printemps対決…だね」


穂乃果「本当だ…」


ことり「ふふ…穂乃果ちゃん考えたねっ♪」


穂乃果「へ?」


ことり「とぼけないでよぉ、さっき、夜のアクションであえて真姫ちゃんを食べたのは、ことりを食べたら更に疑われちゃうと思ったからでしょ?ことりは、穂乃果ちゃんのこと疑ってるわけだし、穂乃果ちゃんにとっては邪魔な人物だからね」


花陽「…なるほど……」


穂乃果「も~!だから、穂乃果は人狼じゃないんだってば!」


ことり「…」ジッ


穂乃果「…!」


ことり「…穂乃果ちゃんは、オオカミさんでしょ?」


穂乃果「ちがうよ」


ことり「さっき、真姫ちゃんを食べたでしょ」


穂乃果「食べてないよ」


ことり「本当に?」


穂乃果「本当、だよ」




















ことり「あはははははははははははははっ!!!!!!」






花陽「…!」ゾク


穂乃果「こ、ことりちゃん…?」


ことり「穂乃果ちゃんは、ほんとに正直でかわいいなぁ…嘘だよ、ぜ~んぶ」


花陽「う、嘘!?まさか…!」


ことり「そのまさか。穂乃果ちゃんが話すとき、右の口角がちょっと上がるって、さっきことり言ったよね?あんなの、嘘だよ」


穂乃果「なっ………!?」


ことり「穂乃果ちゃんはいつもと変わらない話し方だったよ。でもね、ことりが指摘した瞬間、どうなったと思う?…ふふっ、話すときにね……右の口角が下がるようになったの」


穂乃果「!」


ことり「前に読んだ本に書いてあったの。嘘の見抜き方。『嘘をつくときの癖を指摘すると、治そうとする』ってね。ちょっと穂乃果ちゃんに試してみたの♪そしたら、さっき続けて質問したとき、穂乃果ちゃんの口角が下がっててね…おかしくて笑っちゃったぁ。だって、おかしいでしょ?穂乃果ちゃん、市民だったらなんにもやましいことなんてないもんね?どうして、口角を気にしてるの?」ニコニコ


花陽「こ、ことりちゃん…」


ことり「これで花陽ちゃんもわかったよね?穂乃果ちゃんは人狼なの。ふたりで、生き残ろう?」


穂乃果「………っ!」



雪穂「……………はっ!は、話し合いは終了です。陽は暮れて、今日もひとり容疑者を処分する時間が訪れました。投票を行ってください」



□□□



雪穂「お姉ちゃんは処刑されました。この瞬間に、人狼は息絶えました。市民チームの勝利です」



<市民チーム>

真姫

花陽

希(占い師)

絵里

海未(騎士)

ことり

にこ(霊媒師)


<人狼チーム>


穂乃果





ことり「ふぅ………」


穂乃果「」サッ


ことり「ほっ、穂乃果ちゃん!そんなに怖がらないで~っ!ごめんねぇ、一度ああいう喋り方してみたかったの~っ!許してぇ…」ウエーン


穂乃果「こ、ことりちゃあああん…あんなことりちゃん初めてだったから…怖かったよぉ~!」ウエーン


花陽「わ、わたしも怖かった…!でも選択が、間違ってなくて…よかっ…!」ウエーン



希「Printempsみんな泣いてるねー」


絵里「希…もしかしてムービー撮ってるの?」


にこ「一番怖いのはことりだったのかもしれないわね…」


海未「ええ…いろんな意味で」



ほのママ「みんなー!ご飯できたわよー!」



花陽「ご飯!!」キラッ


真姫「立ち直るの早いわねー」


凛「凛はこっちのかよちんも好きにゃー!」



穂乃果「じゃあご飯にしよっか!みんな穂乃果についてきて!」



ーおわりー


後書き


本当はご飯時の会話で、「あのときの〇〇の心情はこうだった」とか書こうと思ったのですが、書きためてないので一旦終わりということにしました。無理やり終わりにした感はんぱないですが;;

ここまで読んでくださった方、応援してくださった方、評価つけてくださった方、本当にありがとうございました!

気が向いたらまたミューズで人狼書きたいと思っていますが、今は別なの書いてるので、書くとしたらかなり先だと思います。

それでは


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2018-11-29 17:27:01

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2018-05-27 00:31:38

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2015-10-31 23:37:53

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2015-03-20 16:46:13

このSSへのコメント

3件コメントされています

1: ギョタン 2015-03-22 20:57:55 ID: y2Cxajng

頭脳戦がとてもよかったです!(ことりちゃん怖すぎ…w)

人狼だけじゃなく、別の遊びを楽しんでるみんなも見てみたかったりしますね……

これからも頑張ってください!

2: リコピン 2015-03-22 21:54:37 ID: ijEUsvtQ

μ'sが遊んでるのは書いてて楽しいので、遊びシリーズとか考えてみます!( ´ ▽ ` )

コメントありがとうございました!

3: SS好きの名無しさん 2015-09-01 00:15:10 ID: YrbrCjZJ

さいこう


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