2019-06-01 01:13:36 更新

概要

※このssは、艦これ漫画『少女が見たモノ』をssにしてみたモノです。
pxsivから内容をお借りしました。最後らへんに、元となった漫画の
公開サイトのURLを張っておきますので、より詳しく見たい方は
そのサイトまでどうぞ~↓

pixiv:https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=40920354
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=pWUSK1-_NDc
ボイスドラマ:https://www.youtube.com/watch?v=998NaHi9x_o
ボイスドラマ:https://www.nicovideo.jp/watch/sm23324071


前書き

初のssがpixivの漫画からの引用になりますが、これからよろしくお願いします!
一応、オリジナルのネタは作っております。
まだまだ時間はかかりますが、ゆっくりと待ってくださいな~



その日 優しい少女は強さを知った

     少女が愛した 戦友達<ナカマ>と共に






一九四二年 三月二日

スラバヤ沖



対潜要員「艦長!」


『?』


対潜要員「工藤艦長!前方に浮遊物を確認しました!」


対潜要員「! あれは・・・


敵兵です!!浮遊物は敵兵!!!」


工藤艦長「昨日の英国兵か」


対潜「おそらくは!いかが致しますか艦長!!」


工藤艦長「・・・・」



「英国海兵の残党か!!!」


「はっ!惨めなもんだな」


「機銃でぶっ殺してやる!!」


「アホ、弾の無駄だ」


「それに奴等もこれ以上は持たんだろ」


『・・・・・・』


⁇「それでは気が治まりません!!

以前この海域で沈んだ輸送船に私の友人が乗っていたんです!」


⁇「ここで仇を討たねば共に示しがつかない!」


「そうだ、やられた仲間の仇を!!」

「奴等が生き残れば必ず本国を脅かす!!

国民を、、、家族を危険に曝す事になるぞ!!!」


「鬼畜米英に制裁を!!!」

「亜細亜諸国民を白人の奴隷になどさせるものか!!」


「「「殺せ!!殺せぇ!!!」」」


『・・・・・・』



工藤「対潜要員は潜望鏡に注意、、、警戒を厳と成せ

少し席を外すぞ」


対潜「か、艦長!?」


ガコン・・・


工藤「諸君!!」


「「「!?」」」


「艦長・・・・」

「工藤艦長」


工藤艦長「これは、、、私工藤俊作個人の独断である

総員速やかに・・・


 全ての漂流者を【救助】せよ!!!」


「なっ・・・・!?」


「敵兵を助けるだと?」

「そんな事をしている間に潜水艦に狙われたらどうするんだ!?」

「正気なのか、、艦長は」

「敵兵を助けるなど言語道断!!すぐにでも処分を、、、!!!」


スゥ・・・


工藤俊作「我々は日本民族也!!!」ビリビリ


『!』ビクッ


工藤俊作「敵意無き者は敵に在らず!!!救いを求める手が在るならば、差し伸べよ!!!」


工藤俊作「我々は【敵国】を助けるのではない!!

【人】を救うのだ!!」


工藤俊作「此れ即ち武士の心!!其れ即ち大和の魂也!!

この雷に、大和の魂無き者は一人も在らず!!!」


工藤俊作「救ってみせよ・・・」ニッ


工藤艦長「誇り高き、雷乗組員よ!!!」


「「『・・・・・・』」」



くくっ・・・・


「だーっはっはっは!!」

「さすが工藤艦長だ!!」ドッ


『!?』


「、、、っ!!佐野さん!!」


佐野「なあ松本、お前嫁はもういるのか?」ククッ


松本「はい!?」


松本「一応いますけど・・・」


佐野「ほーう、やるねぇ」ケラケラケラ


佐野「なら殺しの土産話よりも、こっちのがいいんじゃないか?」


松本「?」


佐野「嫁さんにも、後を生きる子供にもな、、、」


『!』ニカッ



バサッ!


「使える者はすべて使え!!」


「怪我人を優先だ!!」

「彼らの体力も限界だ!急ぐぞ!!」


「もう大丈夫だぞ!!」

「頑張るんだ!!」


ズッ!

「「あっ!!」」


ゴポッ←滑り落ちる


『~~~!』ガシッ


チャプ


『~~~!!』


ドパアァ!


松本「ばっはぁっっ!」敵兵抱え


松本「佐野さん浮き輪を!!」


佐野「ったく周りの熱気に当てられやがって」


佐野「若いってのはいいねぇ!!」

松本「なんですかそれ!?」Σ(゚Д゚)


『♪』クスクス


「食料と毛布をありったけ持って来い

包帯の代わりはないか!?」


[hank you Thank you]


「おおさんきゅーさんきゅー

でかい図体で泣くなっての」

「水飲めるか?」


『・・・』トコトコトコ


工藤艦長「・・・・」


工藤艦長「私の判断に、良く付き合ってくれた」


工藤艦長「やはり諸君は、我が国の誇りだ!」ニカッ


「「「「『オオオオオオ!!!!』」」」」




この日、駆逐艦 雷は生存英兵422名を救助

捕虜とした後に、オランダ病院船に引き渡し英兵たちは無事に祖国へと変える事ができた


またこの指示を出した「工藤俊作」は、この年の8月に駆逐艦 響へと移る事となった

駆逐艦 雷はその後、ラバウルへの進出、ガ島への鼠輸送、第三次ソロモン海戦など様々な任務に参加

数多の活躍を見せた




そして、、、一九四四年四月十三日 グアム島



ドォン!!ォォォォォォォォォ!


「待ち伏せされていただと・・・・!?」


「雷もここまでか--------------!!」


「工藤さん、前田さん・・・申し訳------------------




『!!!』


ゴホッ

『!?』


声がしたほうを見ると、松本がいた・・・・左胸が鉄の破片で貫かれている


松本「佐野さん、そこに・・・・いるのか?」


コツ・・・コツ・・・


松本「そうか、、、よかった・・・・」


『・・・!』ギギギ ギュッ


悔しさのあまりか怒りのあまりかは分からないが、歯をかみしめ拳を強く握った


松本「聞いてくれ、妻から手紙がきたよ。子供が生まれたんだ。男の子だ」


松本「どうも妻に似たようでね、、、身体が弱くなきゃいいけど・・・・」


そう語る松本の左胸ポケットには一枚の写真が入っていた・・・・左胸と一緒で貫かれている


松本「敵サンも容赦ねえよな。一目だけでも、、、

この目で息子の顔が見たかった・・・・」


『・・・・』ポロポロ


いつの間にか涙をながしていた


松本「なあ・・・・覚えているか?

あの日、、、工藤艦長の指示で、イギリス兵を救助した日だ」


『!』


松本「正直・・・最初は理解できなかったよ。友人の事もあったし

救助活動も半ばヤケクソだったんだ」


松本「だけどさ、助けたイギリス兵が言ったんだ、、、片言で

「アリガトウ」って」


『・・・』


松本「どうしても伝えたっかったんだろうな、、、今ならその気持ちが痛い程わかるよ」


松本「彼等も俺たち同様人間で、思う人が祖国にいるんだよな」


松本「目を閉じ、耳を塞ぎ込んでは戦争だから・・・兵士だからと

敵を殺す事が当たり前になっていた・・・」


松本「けどあの日、、俺達は人の命を救い、繋ぐ事ができた」


松本「あの日があったから俺は、人でいられた

後に偽善と蔑まれようとも、、、あの日は雷乗組員の-----------日本人としての誇りだ」


松本「そうだろ?


「雷よ・・・」



『・・・・!』ポロポロポロポロ



『見ていたわ』


ニコ


『貴方達の誇りこそが』


ウワァァァァン アァァァァ・・・・


『私の誇りだから-----------・・・』





一九四四年 四月十三日


グアム島西において、米潜水艦「ハーダー」による雷撃が命中

駆逐艦 雷は沈没

乗組員全員が戦死した------------




そして、、、魂は巡る------------・・・・





~とある鎮守府~


妖精「燃料・弾薬・鋼材にボーキサイトそれぞれ30・・・・

肝っ玉の小さい提督さんですね」


提督「うるせぇ!!まだよく分かってねえんだよ!」ぐぬ~・・・


提督「つうかそんなのでこの子・・・・電みたいなのが生まれるのか?」ポン←電の頭に手を置く

電(はわわ~・・・)アセアセ


妖精「まああと必要な物と言えば

【貴方の意志】、ですかね」


提督「はぁ・・・」よくわからん

電「と、とにかく頑張りましょうなのです!」


妖精「じゃあいってみましょー!!」ヒャッハー!


建造妖精「オラァ!」ゴォォォォ!←バーナー使用


「「えぇ!?」」Σ(゚Д゚)

「「いきなり燃やすの!?」」提督「何も造ってなかったけど!?」


カッ ピカー!


提督「うおまぶしっ!!」

電「ふにゃーっ!?」



パァァァ


電「あっ・・・」


「あれ?」パチ

電<ピョンピョン飛び跳ね

ゴスッ

提督「フゴッ!!?」←電の手の甲が思いっきり顔面hit


「電!?電じゃない!!」


電「お久しぶりなのですー!!」


提督「え、お知り合い?」同じ制服だ・・・・ ズキズキズキ←鼻抑え


「貴方が司令官?」


提督「あ、はい」


雷「雷(イカヅチ)よ!かみなりじゃないわ!

そこのところもよろしく頼むわねっ!」


提督「はぁ・・・・明るい子だなぁ」

電「頼りになるのです!」ムフー


雷「貴方を、助けるわ!」ニッ








元・・・少女が見たモノ

      神地あたる 様


原作・・・艦隊これくしょん

     駆逐艦


後書き

後書きで書く(言う)事じゃないかもしれんが・・・言わせてもらう

電マジ天使( ´∀`)bグッ!


このSSへの評価

3件評価されています


SS好きの名無しさんから
2019-08-16 16:23:40

SS好きの名無しさんから
2019-08-28 23:11:49

SS好きの名無しさんから
2019-06-28 01:39:43

このSSへの応援

1件応援されています


SS好きの名無しさんから
2019-07-18 22:49:49

このSSへのコメント

2件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2019-06-28 01:40:44 ID: S:urTCJ1

ssでも読みごたえありました。
工藤中佐ファンとしてはありがたい限りです。

2: 星闇夜桜 2019-07-02 14:25:00 ID: S:lUYfzi

コメントありがとうございます(`・ω・´)ゞ
喜んで頂き良かったです!

まだss初心者ですが、また見てくださると光栄です。
今後ともよろしくお願いいたします!


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