俺タワー ピッケル凌辱
俺タワーから
鬼ヶ島イベントを舞台にしたピッケルちゃん凌辱SS
俺タワー ピッケル凌辱
ここは鬼ヶ島。相対するは無数の悪鬼。
班長であるピッケル率いる討伐部隊は、王国に仇なす鬼を倒すため、オヤカタの支持のもと、鬼ヶ島へと向かっていった。
「くっ……強い!?」
しかし、彼我の戦力差は圧倒的にかけ離れていた。
それは、戦いと呼ぶのもおこがましくあまりにも一方的な蹂躙だった。
鬼の巨体に似合わぬ俊敏なスピード。傷つけど倒れぬ強靭な肉体。そして、すべてを圧倒する破壊力を持った連続攻撃に
ピッケル達はなす術もなく、撤退を余儀なくされた。
「このままではいずれ追いつかれてしまう……。皆さん、ここは私が奴らを引き付けます。その隙を突いて
先に離脱してください!」
ピッケルはリーダーとして、班員を逃がすために自分が囮となる決意をした。
「ごめんなさい、必ず助けに来ます。どうか御無事で!」
班員の一人がこう叫び他の班員たちと共に撤退していった。
彼女らの姿が見えなくなるのを見送ると、自慢のデスサイズ(デュアルピッケル)を構える。
しかし、それも先ほどまでの戦いで半壊しており、哀しいほどに無残な姿をさらしていた。
「せめて、一つでも多くの魂を砕いて差し上げましょう」
追ってきた鬼たちの先頭が見えてきた。ピッケルは、仲間たちとは逆の方向へと下がりながらヒット&アウェーを
繰り返して戦った。しかし、それも体力と共に限界を迎える。逃げ場の無い袋小路へと追いつめられてしまった。
「はぁ…はぁ…」
もはや立つことすら適わなかった。自分の周りを鬼たちが囲む。
そして、一匹の鬼がピッケルを羽交い絞めにした。
「……っ!?なにをする気ですか!?」
すると、もう一匹の鬼がピッケルの服を掴み、乱暴に引き裂いた。
「なっ……、まさかそんな!?」
ピッケルはこれから自分がどういう目にあうのかを瞬時に察知した。
「離してください!この……ケダモノ!」
必死の抵抗も空しく、ピッケルは押し倒され地面へ背中をつけた。
そして、すべての鬼が一斉に下腹部に纏っている布を取り外す。
「ひっ……いや……気持ち悪い!」
鬼の親玉とは違い、普通の鬼は餓鬼のような小さな体つきである。
しかし、その股間にそびえたつモノは餓鬼の体の一部でありながら、餓鬼の体以上の存在感を放っていた。
太く黒々としたそれは、さながら研ぎ澄まされた金剛のようで、今にもピッケルを襲わんというばかりに反り返っていた。
「あ…あ…」
恐怖と憔悴でピッケルは半ばパニックに陥っていた。
やがて、一匹の鬼がピッケルの豊満な胸を揉みしだく。
「んぁっ…いやああああ!」
鬼の手によって握られた二つの果実は、手の動きに合わせて自由に姿を変える。
そして、鬼の指が鮮やかな桃の突起に触れると
「んっ……はぁん……」
ピッケルの声に嫌悪や拒絶とは違う、快楽を帯びた色が混ざり始めた。
その声に反応して、鬼の股間を支配する剛体はさらに硬さを増す。それは金剛でありながら破砕を許さぬ獣であった。
胸を揉むだけでは足りず、いよいよ辛抱たまらなくなったのか、鬼たちはピッケルの下着に手をかけ無慈悲に破り捨てた。
薄い一枚の鎧に隔てられた先には、赤と黒を混ぜたような美しい花が開いており、ヒクヒクと甘い蜜を垂らしながら獲物を誘っていた。
「いや……もう……許してください……」
そのような懇願も鬼たちは聞く耳持たず、そのうちの一匹が我先にと自らの剛直をピッケルの股を彩る花の中へと挿入する。
――ズブブ……
「いやああああああ!痛い!やめてえええええ!」
透明な蜜の中に赤い蜜がしたたり落ちる。鬼は快楽を貪るように腰を激しく前後に動かしていた。
「誰か……助けてぇ……」
ピッケルは、拒絶の言葉を口にしながらも快楽が頭をよぎるのを無視できなかった。
「はぁ……はぁ……んっ……んぅぅ……」
鬼にぱん、ぱん、と腰を打ち付けられていくうちに、ピッケルもやがて考えるのを放棄し快楽に身をゆだね始める。
「ああ……もう……駄目……気持ち……いい♥」
ピッケルは堕ちた。その言葉に呼応して彼女の花は鬼の剛直を締め上げる。
すると、その刺激に耐えかねて、幾度となくピストン運動を繰り返していた鬼も限界を迎えた。
――びゅるる、びゅる、どぴゅ、どくん、どくん
ピッケルの膣内に大量の精が流動する。
「んああああああああああああ!」
ビクンビクンと体を震わせながらピッケルは果てた。おさまりきらなかった白濁がドクドクと漏れだす。
間髪入れずに次の鬼が自らの性欲をぶちまけようと歩み寄る。やがて、ピッケルは意識を失った。
次にピッケルが目を覚ました時、そこは見慣れた魔塔付近の休憩室だった。
「ここは……どうしてここに?」
「あーやっと眼覚ましたわー」
声がした方向を見ると、そこにはピッケルの同僚であるバールがいた。
「バールさん?どうしてここに?私はどうして助かったのですか?鬼はどうなったのですか?」
「メンドくさいからいっぺんに質問しないでほしいわー。えーと、まず鬼がどうなったかというと」
バールの話によると、王国の調査隊の手によって、鬼ヶ島を中心とした北東と南西の島に怪しげな門が発見されたそうだ。
その門は鬼たちの凄まじい力の供給源ということが判明し、すぐにその門を破壊すると、鬼たちの力が急激に弱まったことが確認された。
これを好機として、王国軍の反撃が始まる。オヤカタも編成を組み直し、全戦力をもって鬼ヶ島を制圧することに成功した。
その後、ピッケルの捜索が開始された。ピッケルは鬼ヶ島の奥の方で複数の鬼に犯されていたところを発見された。
すぐさま鬼を退治し、彼女を救出するに至ったのだとバールは語った。
「そう……ですか」
あの時、自分は鬼に心を堕とされていた。あと少し、救出が遅れていたら二度と建姫として働くことは不可能となっていただろう。
「皆さんに感謝しないといけませんね」
すると、不意に休憩室の扉が開いた。
「ピッケルさん!よかった、無事だったんですね!」
入ってきたのは、ピッケルが逃がした班員の一人で、ハーフエルフのガスウェルダーだった。
「ごめんなさい、私がもっと強ければあなたを危険な目に合わせず済んだかもしれないのに」
ガスウェルダーは泣きながら撤退せざるを得なかった自分の弱さを悔み、班長との再会を喜んだ。
「いいんです。皆さんを守ることも班長の大切な役目ですから」
涙ぐむガスウェルダーの頭を撫でながら、ピッケルは心の中でこう誓った。
(もっと強くならなければ、心も体も、より多くの悪しき魂を砕くために、そして仲間たちを守るために)
fin
ピッケルちゃん第2進化記念ということで書いてみました。
俺タワーは建姫の名前的に二次創作が難しいですが他にも色々書いてみたいと思っているので
今後ともよろしくお願いします。
このSSへのコメント