新任提督とブラック鎮守府 5話目
新任提督がブラック鎮守府に着任するようです
続きでっす!
キャラ崩壊等があります
暖かい目でご覧下さい!
引き続き出して欲しい艦娘がいればコメント下さい
応援とコメント、本当にありがとうございます!
次回くらいからもうちょい文字数増やします!
長門「提督ならそういうと思っていた」
「そうか…そしたら敗北宣言について詳しく教えてくれ」
長門「承知した、宣言の中にもいろいろとある
まずはトラブルだ。名の通り演習中に艦装にトラブルがあれば宣言をすればすぐに工廠に行ってメンテナンスをする。もちろん宣言した者は大破扱いになり演習には戻れない
もう一つは、相手が戦闘不可能と判断することだ」
「戦闘不可能?」
長門「あぁ…そして提督がやろうとしていることだ…
私たち艦娘は弾薬と燃料を使い戦う
もちろん弾薬が切れれば砲撃はできない
そして燃料がなければ動くこともできない」
「つまり…?」
長門「その状況を相手に強要できれば私たちの勝利だ」
「よしっ!これなら君たちが怪我をせずに済むね」
翔鶴「いえ、中破までなら攻撃は受けきれますよ」
「だめだ!」
翔鶴「⁉︎」
「…すまない驚かしてしまって…
だけど!俺は君たちが怪我をするところは見たくない!しかも実際の弾薬を使うときた、それがもしお前たちに当たれば血が出るし、痛い!
お前たちがどんだけ痛くないと言っても俺は心がすごい痛む!だから…だからもうそんな事二度と言わないでくれ…頼むよ…」
翔鶴「………ごめんなさい提督」
「わかってくれてありがとうな、翔鶴さん」
俺は笑顔で返した
その時、翔鶴さんは顔を真っ赤にしながら俯いていた…
熱でもあるのかなぁ…
長門「ゴホン…作戦会議を続けるぞ?
けど提督よ、無傷で敵の攻撃を躱しきるのは至難の業だぞ?」
「だよなぁ…てか質問なんだが…艦装って軽量化はできないのか?」
長門「軽量化…考えた事なかったなぁ…
一度明石たちのところに行ってみるか…」
「明石…?」
長門「あぁ、ずっと工廠に引きこもってしまってるんだ…」
「…なんかご飯作っていくか…」
長門「それでは一旦解散という感じか?」
「まぁね、それでもすぐに集まるけどね…」
長門「どうゆうことだ?」
「まぁいいからいいから」
俺はみんなを一旦待機させ食堂に向かう前にある用事を済ませに行った
「じじいに頼んどいた奴…もう来てるよな…」
そう思いながら門の前まで行くと段ボールがたくさん置いてあった
「全く…あのじじいには頭が上がらねぇなぁ…」
俺は段ボールを自室に運び食堂に向かった
食堂
「間宮さん!ご飯余ってますか?」
間宮「一応余ってますが…どうしたんですか?」
「まぁその…明石さんたちにおにぎりを持って行こうかと…ついでに話そうと思ってたこともあったんでね」
間宮「作りながら話聞きますよ」
「ありがとうございます、それで早速なんですが…演習が終わってその日の夜にお祝いしたいんですよ…まぁただのお疲れ様会なんですけど…
それで、今から食材とか買い込んどくかと思いまして…何が必要です?」
間宮「そうですねぇ…口で言うのは覚えきれないと思うので、あとで紙に書いて渡しますね」
「ありがとうございます、間宮さん!
っと話してるうちに終わりましたね、それじゃあ俺届けてきます!」
間宮「はい、いってらっしゃい♪」
「い、行ってきます…///」
この歳でこれくらいの会話で恥ずかしがるなんて…
でもだってなんか夫婦みたいなやりとりだったからしょうがないよね!
そう思いながら俺は工廠に足を運んだ
工廠内
「ごめんくださーい…って昼だって言うのに真っ暗だなぁここ」
俺はポッケに入れていたスマホを取り出し懐中電灯がわりにした…
ここ埃すごいな、こんなところに人がいるのかどうか怪しいぞと思って歩いてると足元に何ががぶつかった
???「……zzz」
「…あの〜床で寝てると風邪引きますよ〜?」
???「……あと30分だけ…」
「わかりました、30分だけですからね」
???「ん…って、提督!?」
「おはよう…えぇ〜と…」
夕張「夕張です、よろしくおねがいしますね、提督♪あ、今明石呼んできますね〜」
「ありがとうね、夕張さん」
夕張「提督〜明石連れてきましたー」
明石「明石です!あの提督さんは前の提督とは違うって聞いたんですけど…」
「前の人が君たちに何をしたのか正直わからない…
だけど食事をご飯ではなく弾薬にしてたのを見る限り君たちに酷いことをしていたと思う…
だから俺が提督でいる限りは食事をはちゃんとしたご飯を食べて欲しい」
そう言って俺は明石たちにおにぎりを渡した
すると、泣きながらおにぎりにかぶりついた
「なんで泣いてるのかわからないけど、ゆっくり食べてくれ」
明石&夕張「はい!」
俺は彼女たちが食べ終えたのを見て、話を切り出した
「食べ終わってすぐですまないが、ちょっと話があってね…」
明石「なんですか?」
「えっとまずは艦装って軽量化できますか?」
明石「可能ですけど…その分装甲が薄くなりますよ?」
「今回は演習だから…それに俺の作戦では撃ち合いはしないんだ」
夕張「撃ち合いをしない?一体どーやって勝つ気なの?」
「それは相手全員の敗北宣言です」
明石「なるほど、敵の弾薬を切らすために軽量化ですか…面白いですね!いいですよ、その依頼受けます!
って事で演習のメンバーを教えてください!」
「えっと、鈴谷、長門さん、加賀さん、翔鶴さん、北上、大井さんです」
明石「あとでその子たちに明日の午後に工廠に来るように伝えてきてください」
「わかった…あとこれは俺の我儘なんだけど…
彼女たちが戦っている時、俺は安全なところにいる…それが俺は嫌でな…俺も彼女たちと戦いたいのだ…だから、俺に合う艦装を作ってくれないか?」
明石&夕張「…………」
ダメだったかなぁ…
なんて思ってると…
夕張「提督…一つ約束してください…
必ず…!必ず!生きて帰ってきてください!
それを条件で作ります」
「あぁわかった…約束だ、必ず帰ってくる!
心配なら指切りするか?」
夕張「指…切り?って指を切るんですか⁉︎
ダメですよ!そんな事しちゃ!」
「違う違う、ちょっと小指出して」
夕張「何にもしない?大丈夫?」
そう言いつつも指を差し出してくるあたり信用してるんだなと思った
「指切りげんまん、嘘ついたら、針千本のーます…はい指切った」
夕張「これが指切り…」
「嫌だったかな…?」
夕張「いえ!むしろ有難いというか…
と、とにかく!約束は守るものですからね!」
「わかった、絶対に守るさ」
夕張「そしたら、提督、案とかありますか?」
「んーまぁそうだね、パンチ力が上がるやつがいいな、あとはハンドガン…もちろん相手に効くやつね、あとは任せるよ」
夕張「パンチ力が上がる…まぁやってみます!
できたら提督室に行きますね」
「ありがとうね、夕張さん!」
夕張「呼び捨てでいいですよ」
「わかった…ゆ、夕張…」
俺はそんなやりとりを終え提督室に向かった
提督室
「ごめん!遅くなった!」
鈴谷「提督、遅いぞ〜」
「ごめんごめん、でも収穫はあった
君たちの艦装を軽量化できることがわかった
だから俺がやろうとしていた作戦もできるようになった」
加賀「作戦…?」
「と、その前に明石が明日の午後に工廠に来るようにって言ってたから、ちゃんと行くようにね」
大井「わかりました…それで作戦というのは?」
「それはだな…『敵の弾薬を切らす!』だ」
ブラック鎮守府立て直し系は面白いなぁ おかげで英検も更新も進まないやぁ
へーい提督ゥ
続きはドコー??