2019-12-01 21:02:34 更新

概要

ぴ〜んぽ〜んぱ〜んぽ〜ん↑↑
この作者は、誤字、脱字、妄想、言葉足らず、矛盾、下手な文章、わかりにくい表現、唐突な展開、くどい展開、途中で放り投げそうになる、などの症状を持っております
これらに嫌悪感を抱く方はブラウザバックを推奨します

大丈夫な方はお楽しみください


前書き

ども、作者のURUSHIです
この作品は#1の続きです
#1を読んでいない人は先にそっちを読んでください
↓#1
http://sstokosokuho.com/ss/read/18340

一気に何年も飛ばしまくって2話目にしてとうとう冒険が始まります
いつも通りてきとーでほのぼのしてて少しでもクスッと笑ってもらえれば光栄です

11/30 誤字訂正
12/1 気分で書き方を変更、主人公の心情とナレーションを改行で分けた&ちょっと表現を訂正


入学式から数日たった

あの日から念話以外のチートも使えるようになった

ブループリントとクリエイトマテリアルは今のところほとんど使い道がないが、亜空間は色んなことが出来る

荷物を放り込んでおけば持つ必要が無い

それに、亜空間を好きな場所に繋いで亜空間に入ればそこにワープすることも出来る


魔法ってほんとに便利だなぁ


今日は2人の初めての攻撃魔法実技の授業だ

この世界は平和とはいえ、知能を持たないモンスターや、共存を嫌うモンスター、魔王を狂信的に支持していた過激派の魔物がいるため、自分を守るためにこういう授業をしなければならないらしい

ジュリィはいつも通り元気なレティスと体操服に着替えて外に出る


『うぇへ、ぅぇへへ、2人の体操服姿...じゅるっ』


こっちもいつも通りだなぁ...

もしもアニマさんが地上に降りてきた時は妹に会わせないようにしよう


『えっ!?なんでですか!』


僕の可愛い妹に手を出されたくないですから


『女神である私がそんなことするはずないじゃないですか!』


いつもの発言を無視して変なことを言っている女神さま無視して外に出ると、先生が全員いることを確認して


「それでは、今から向こうにある的に1人ずつ魔法を撃ってもらいます」


出席番号1番から順々に撃っていく

周りの人は僕達を期待の眼差しで見つめている


そんなに見られると...なんか恥ずかしいよ...


「次、ジュリィちゃんだよ!頑張って!」


ジュリィは前の子から声をかけられた


ううむ...

特に撃ちたい魔法もないのでちょっとカッコつけてみよっか


光魔法と火魔法を組みあわせて、光の弓を作る

弓を引き絞り、的に向けて指を離す

矢は光の速度で的に向かい、大爆発を起こす

色んな魔法に耐えていた的が消滅する


おぉ...割と初めてでもできるんだなぁ...


周りから音が聞こえない

心配になって後ろを振り向くと全員がフリーズしていた

1泊置いて歓声が上がった

先生は目を見開いて必死にメモを取っている

複合魔法は


「次はレティスの番だよ」

「なんか魔力解放の儀式を思い出すね…」

「うん...今日も疲れそうだね」


レティスは手の上に火の玉を作り出す

すると火の玉が鳥のような形になり自ら飛んでいき、的に突っ込む

なるほど、火魔法を生物魔法で鳥にしたのだろう

生物魔法は魔力を使って物体に生命を与える魔法だ


魔法に生命を与えるとは、僕自身も思いつかなかった


「レティス、頭いいじゃん」


と言って頭を撫でてあげる


「えへへ〜、そんな事ないよ〜」


と言って尻尾をパタパタと振っている


やっぱりレティスはかわいいなぁ


『ですよね!かわいいは正義なのですよ〜!』


あなたには言ってないですよ


〜〜6年後の冬〜〜


月日は流れ、2人は12歳になった

身長は12歳の女の子としては低い方だが前に比べて随分大きくなった

レティスもほとんど同じ身長だ

2人は今日、学校を卒業した。

ドランバルトは12歳になって学校を卒業すると、成人として村から出て旅に出る風習がある

そのために今、レティスと2人で荷造りしている


「はぁぁ....今日でこの村とはお別れだねお姉ちゃん...」

「もう、そんな顔しちゃだめだよ。また戻ってこれるんだから」


僕達は2人で旅に出ることになっている

旅の途中で村に戻ってもいいが一日以上の滞在は許されない

最低でも3年は旅に出なければいけないらしい


「よし、じゃあ行こうか」

「うん、そうだね」


それぞれの亜空間に荷物を入れて、玄関に向かうと父親と母親が立っていた

2人はジュリィとレティスを抱きしめて、


「2人とも無事に村に帰ってきてね」

「お前たちは自慢の娘だ。絶対に帰ってくるんだぞ」


と涙目で言っている

ジュリィとレティスも2人を抱きしめて


「大丈夫だよ、僕達2人はどんな奴にも負けないから」

「うぇっ、ひぐっ、お父さんもお母さんも元気でね...ずびっ」


レティスは涙と鼻水で顔がびしょびしょになっている


「「行ってきます!」」

「「いってらっしゃい!」」


お父さんとお母さんは僕達を笑顔で見送ってくれた





家を出たのは夕方だったのでそろそろ暗くなってくる


「とりあえず今日はテスケーノの宿屋で休もうか」

「...お姉ちゃんはお父さんとお母さんに会えなくなるの寂しい?」

「うん、もちろん。でもレティスがいるから僕は大丈夫だよ」

「そうだね...私もお姉ちゃんがいるから平気!」


まだ少し目に涙を浮かべている

成人とは言ってもまだ12歳の女の子だから寂しいのだろう


〜〜宿屋〜〜


僕達は宿屋に入って、部屋の鍵を受け取る

僕達は夕飯を済ませて少し話をして明日に備えて寝ることになった。

ベッドに潜り込み、電気を消す。


「おやすみレティス」

「うん、おやすみ...」


しばらくすると隣のベッドから鼻をすする音が聞こえてきた

やはり泣いているのだろう

僕はそっとベッドから起き上がり、隣のベッドに潜る

そして、レティスの体をギュッと抱きしめる


「大丈夫、お姉ちゃんがついてるよ。寂しくなったらいつでもお姉ちゃんに甘えていいからね」

「...うん、ありがとうお姉ちゃん」


こちらもギュッと抱きしめられる


『2人とも可愛いですねぇ...』


今日話しかけられないなとは思ってたんですがどこいってたんですか?


『また新しい転生者を違う世界に送ってました〜』


なるほど、ちょくちょく居なくなるのは転生者の案内してるからなのか


「ふあぁ〜...」

「ふふっ、寝よっか」

「うん、おやすみお姉ちゃん」


〜〜翌日朝〜〜


2人はずっと抱きついたまま眠っていた

レティスはまだ眠っているようだ

いつものように頭を撫でてあげると甘えるように頬を擦りつけ、眠ったまましっぽをパタパタとしっぽを振る


これは僕のほぼ毎朝やっているルーティーンのようなものだ

毎日レティスのふわふわの耳を触ると今日1日頑張ろうという気になれる


「ほらっレティス、朝だよ」

「...ぅ〜ん...あさぁ?まだねむたいよぉ...」


もう村を出て特に急いでいるわけじゃないからもうちょっと寝かせててもいいかな


『おっはよーございまーす!今日はどこに行く予定なんですかー?』


(おはようございますアニマさん

今日はテスケーノを出て、カプラータへ向かおうと思います)


『カプラータですか!温泉街じゃないですか!』


(うん、僕温泉好きですし、あそこには冒険者ギルドがありますからね

そこで冒険者として生計を立てて行こうと思います)


『いいですねぇ〜 でもあの街って結構遠くないですか?それに、あの街までの道ってモンスター結構出ますよ?』


亜空間は自分の行ったところ以外には繋げることが出来ない

2人はこの街を出たことがないのでカプラータまではワープできない


(大丈夫ですよ、僕に考えがありますから)


『でも、万が一の時のために武器とか整えた方がいいと思いますよ!』


(そうですね...とうとうこのチートを使う時が来たみたいですね)


『ブループリントとクリエイトマテリアルですね!』


まずはブループリントで銃を設計してみよう

まぁ最初は簡単なものからでいいかな

簡単なものと言ったらやっぱり散弾銃かな

The 男のロマンと言ったらやはり水平2連のソードオフショットガンですよね

ただ、弾なんて火薬詰めたりして作るのめんどくさいから魔力を使って撃てるのがいいな


ジュリィが願望を詰め込んだ武器を想像すると、目の前にショットガンが描かれた半透明の青い設計図がでてきた

そのブループリントには様々なパーツをどの順番でつけたらいいのかが詳しく書いてある


『そのチート便利ですね、他の人には見えないみたいですよ?』


(アニマさんには見えるんですか?)


『今視界ジャックしてますからね♪︎』


(すごいや神様なんでも出来るじゃん)


『まぁ、神様ですからねぇ〜』


ジュリィは机に移動し、ブループリントを見ながらクリエイトマテリアルでパーツを作っていく

魔力は1回1回大量に奪われていくのだが魔力爆速回復により、なくなった分が即座に回復する


『なぜそんなに魔力あるのに組み立てられた銃じゃなくてパーツから作ってるんですか?』


いやぁ、僕FPSゲームをやり始めた頃から銃を触ったり解体とか組み立てしたかったんですよねぇ

ショットガンとかリボルバーのリロードシーンとかボルトアクションライフルをコッキングしてる所見てたらなんか興奮しません?それに…


『な、なるほど、私には理解出来かねます』


珍しくアニマさんに引かれてしまった


〜〜20分後〜〜


僕は銃とナイフ、それともうひとつ、レティス用の武器を作った


よしっ、これで完成


『おぉ〜、かっこいいですねぇ』


でしょ?

なんたってこの銃は...


『そ、それよりも!レティスちゃんを起こさなくてもいいんですか?』


おっと忘れてた


「レティス〜 もうそろそろ行くよ〜!」

「…はーい」


ベッドから起きたレティスは鼻歌を歌いながら洗面所に歩いていく


『「かわいいなぁ(ですねぇ)」』


声が被った


〜〜1時間後〜〜


母親から貰ったお金で買った数日分の食料を亜空間に入れ、街の大きな門から出た

亜空間の中は時間が止まっているから食料を入れても腐ることがない

そして現在2人は、


「いやっほぉぉぉう!!」

「すごいねっ!この速さなら一日で着くんじゃないかな!?」


森の上空を飛んでいた

生物魔法で背中に付けた羽で

これなら敵に会うことなく、しかも通常よりも早く街に着くだろう

しかし、ずっと飛べる訳ではなく、1時間経てば羽は消えてしまう

クールダウンとして30分は待たなくてはならない

その間は地上に降りて歩かなければならない

歩いている間に敵に会わなければいいのだが...


『ジュリィさーん!速報でーす!』


(速報ですか?彼氏さんでも出来ました?)


『違いますよ!私は男の人よりも女の子の方が好きですー!』


(そ、そうですか。それで、速報って?)


『魔王がもうすぐ復活します!』


(魔王ですか...)


むかしむかし、この世界には魔王とよばれ、恐れられていた悪い魔族がいました。

魔王は世界を征服しようと企てていました

魔王は色んな種族を捕まえて奴隷にしたり、言うことを聞かない種族を壊滅させた

しかしある時、女神に選ばれた勇者によって倒されてしまった

魔王は復活のときを今も待っているかもしれない...


という絵本を子供の時に見た気がする


(魔王はどこにいるんですか?)


『今彼女は昔から続いている過激派の連中に保護されてますね。王都から少し離れたラスブール山の頂上のお城です』


(なるほど...ん?彼女?)


『言ってませんでしたっけ?魔王は女の子ですよ?』


(マジですか...男ならまだしも女の子を殺すつもりないですよ...)


『大丈夫です!殺さずとも無力化することが出来たらいいんですから!』


(というと?)


『殺さずに負かしてジュリィさんとレティスの好きな様にしてあげたらいいんですよ!』


(ふむ...まぁ考えておきますよ)


『では、情報が入り次第伝えに来ますね!』


(了解です)


と、話している間に魔法の効果が終わってしまうので地上に降りることにした


「ふぅ、楽しかったね!お姉ちゃん!」

「ええ、でも結構これ疲れるね...」


普段は使うことがない羽を動かすのは結構集中力がいる

慣れるまでは疲れそうだ

クールダウンの30分間、どうしようか

いきなりレティスのお腹からキュゥ〜という可愛らしい音が鳴った

レティスは恥ずかしそうに頬を朱く染めている

よく考えたら朝ごはんを食べていなかった


「お昼ごはんにしよっか」

「うん!」


亜空間から食パン、ベーコン、バター、レタス、ピクルスを取り出した

パンにバターを塗り、ベーコンとレタスと薄く切ったピクルスを乗せて簡易的なサンドイッチを作る

これなら歩きながらでも食べられるだろう


〜〜食後〜〜


「ふぅ、ご馳走様でした」

「ごちそうさまー、美味しかったぁ」


少女の体は少ない量でおなかいっぱいになるから便利だ

2人が雑談をしながら歩いていると、後ろの方からドッドッドッという重い音が聞こえる


「あははっ…ん?」

「...お姉ちゃん聞こえた?」

「うん。この獣みたいな匂いと足音は…」


後ろを振り返ると、豚の様な顔、太った体つき、吐き気のするような獣臭


…オークだ


オークは半径約100m以内にいるメスの匂いを感知することが出来る

普段は鈍足なのだがメスを見つけた時は普段からは想像できないようなスピードで走り、捕まえたメスを孕むまで犯し尽くすらしい

女にとっては最悪の敵だ

しかも...


「五体いる!レティス!逃げよう!」

「嘘っ!生物魔法はまだ使えないの!?」


さすがに空を飛べば追えないだろうが、生物魔法はあと10分は使えない

能力値のスピードが8で人狼補正で2倍はあるはずの2人に追いつきそうなスピードで追ってくる


「なんであんなに早いのよ〜!」

「レティス、このままだと追いつかれる。倒すよ!」

「了解!でもどれから倒す!?」

「1番前のやつから順番に!それと、これ!プレゼント!」

「これって...」


僕が渡したのは剣とか近接武器が大好きな妹のために丁寧に手入れした日本刀だ

本当は冒険者になってから渡そうと思っていたがやむを得ない


「ふあぁ!何これ!綺麗に手入れされた刃...うひひぃ...お姉ちゃんありがとう!大好き!」


やったね

プレゼント作戦大成功だよ

それに...


「僕もこれが撃てるんだよぉ...実銃...ソードオフ...ふへへっ」


その時、アニマは思った

この場には変態しかいないのか、と


「いくよ!」

「うん!」


2人で一緒に急ブレーキをかけてオークの方に走っていく

オーク達はいきなりこちらに走ってきたことに驚いてるような顔をしていたが勢いを殺さずに突っ込んでくる

ジュリィはショットガンの銃身を折り、空いている2つの穴に火の魔法で作った弾薬を2発入れる

1番手前にいたオークに照準を向け、引き金を引く

銃口からは噴火のように火が吹き、命中した所から燃え広がって「ぶおおおおぉぉ!」という声と共にオークは火に包まれた


うっひょぉぉ!

ドラゴンブレス弾みたいじゃん!


そのまま隣のオークに銃口を向けてほぼゼロ距離で頭を撃ち抜き、オークの頭が吹き飛んで燃え盛る

レティスの方は簡単に切れるのが楽しいのか笑いながらオークの頭を跳ね飛ばしていた

僕は風の魔法で作った弾薬を1発入れ、オークを撃つ

一応非殺傷用の弾のため、死ぬことはなく、風の勢いでオークが遠くに飛ばされた

12歳の少女達が笑顔でオークを惨殺しているがこれは殺すのが好きな訳ではなく、武器が好きだということを一応言っておこう。

レティスが殺した2体のオークを亜空間から取り出した解体用ナイフで解体していく。

この技術は学校で教わる技術だ

生き物を殺すことに抵抗を持っていたらこの世界では生きていけない

殺した獲物はできるだけ売れる部位を取り出してお金にするのがこの世界の常識だ

オークは睾丸が滋養強壮の薬の素として売れる

触りたくないが仕方ない

無駄に大きなオークのイチモツを手でおしのけながらチラリとレティスを見る


「うひひぃ…刀…きれい…」


鞘に収めた刀に頬ずりしている


...気に入って貰えたようだ


解体したオークの売れない部分を魔法で燃やし、剥ぎ取った物を亜空間に入れていく


「ふぅ、そろそろ行くよー」

「うへへっ...え?あぁ、了解!」


『武器に興奮する所とか、やっぱり2人ともそっくりですねぇ』


まぁ姉妹ですからね


〜〜10時間後〜〜


「いやぁ...もう疲れたよ...」

「旅って大変なんだねぇ...」


2人は羽で飛びながら久しぶりに口を開く

あの後もクールダウン中に様々なモンスターに襲われた

全てを返り討ちにしていたがさすがに疲れた

疲労回復の魔法をかけながらここまで来たが、短時間に何回も使うと効果が薄くなるらしい

そのため、無駄なエネルギーを使わないように黙々と飛んできた


「あっ、カプラータってあそこかな?」

「やっと着いたぁぁ...はやく温泉入って寝よう?」

「そうだね...」


早く宿を見つけて休もう

冒険者ギルドに登録しに行くのも明日でいいだろう


奮発して少し高めの宿をとった

畳が敷かれている和風な部屋だ




ガララッと襖を開けて女将さんが入ってきた


「失礼致します。ご注文を承ります」

「僕はブルスネークステーキ定食とホワイトチェリーのブランデーでソーダ割りをお願いします」

「えっと私は、岩石魚の塩焼き定食とクリムゾンウィスキーの水割りでお願いしまーす」

「では、少々お待ちください」


2人は既に温泉で疲れを癒して、夕食を頼んだ

僕が頼んだのは牛肉のような肉の蛇のステーキと白色のサクランボから作られるブランデーだ

レティスは岩石のように硬い鱗で包まれている魚と真っ赤なウィスキーだ

この国ではお酒に年齢制限はない

飲んで起こした事故は全て自己責任というなんとも大雑把な法律である

人狼族は肝機能が優れているため短時間で酔いが覚める

あまり呑みすぎなければ二日酔いになることも無い


『ふぅ、お二人の入浴シーン最高でした!』


(まーた言ってる…そういえば魔王の情報って何かありますか?)


『あっ、そうそう。あと数ヶ月程で魔王軍の王都への侵攻が始まるみたいですね!何とかそれまでにあの子を止めてください!』


数ヶ月ですかぁ...


時間はあまりないみたいですね…

2人で魔王に挑むのはさすがに無謀すぎるので仲間を作らなくては...

僕が遠距離、レティスが近距離で戦うとしてもあとそれぞれ1人ずつは欲しいところだ

しかし、強い仲間をどうやって集めようか

普通に張り紙で募集しても強い人達が集まるとは思えない

しかしそれ以外で集める方法は...


「お待たせ致しました。お夕飯をお持ち致しました」

「わぁ〜!美味しそう!早く食べよう!」

「ふふっ、はしゃぎすぎだよ」


さっきまで考えていたことを全て押しのけて大量に並べられた料理に目を奪われた


「「いただきます」」


ジュリィは酒をちびちびと舐めながらレティスとこれからの事を話した


魔王のことはまだ話していないが、どうやって伝えようか

神様と念話言ったら僕が転生者であるということも話さなければならないだろう


酔いでぼーっとしてきた頭でそんなことを考える


レティスに僕が転生者であることを告げる日は遅かれ早かれ来るだろう

元男ということを知って嫌われなければいいのだが...


そんなことを思いながらジュリィはグラスに残った少量のブランデーを飲み干した


「ぷはぁ、もうお腹いっぱいだよ」

「うん〜。眠たくなってきちゃった〜...」


酔ったレティスがフラフラとした足取りでトイレに向かっている

時間はそろそろ11時になる頃だ


明日に備えて僕も早めに寝ることにしよう


ジュリィは自分とレティスの分の布団を敷き、洗面所で歯を磨く。戻ってきたレティスも隣で歯を磨いている

疲れと酔いで眠気がMAXになった頃、灯りを消して2人でそれぞれの布団に潜り込んだ。


ジュリィが目を閉じて数時間が経った頃、

股に違和感を感じて突然目が覚めた

布団をめくるとジュリィのパンツを下ろしてそこに顔を埋めている妹、レティスの姿が...


後書き

今回はジュリィの銃オタクの部分が少し見えましたが、ただの作者の趣味です
僕も銃が好きですが普通のFPSプレイヤーよりも少し知識がある程度なのでちょくちょくにわかの部分もあります、間違いに気がついた方は報告お願いします
銃に興味のない方は読み飛ばしてもお話にはあまり影響はないと思うので全然大丈夫です

ということで次回の2.5話はエッチパートです
3話になったら2.5話の内容を薄めのカルピスばりに薄めたあらすじを載せておくのでR18が苦手な方は直接3話に行ってもらって大丈夫です
え?IFじゃなくて本編につながっているじゃないか、ですか?
その通りです。この作品は作者の思いつきと勢いと妄想で出来上がっているのでこういう風に、前に言ったことを無視することが多々あると思いますが着いてこれる方はこれからもよろしくお願いします
以上、毎回無駄に長い後書きでした


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