貴方の心が知りたい 1話「提督の原因確認・前編」
変化を嫌う提督と様子が変わってしまった金剛の物語
初めての投稿です。駄文ですが、楽しんでもらえたら嬉しい限りです。
金剛はとっても可愛い(確信)。
昔から私は「変化」というものが嫌いだった。
それを一番最初に自覚したのは小学校一年の席替えのとき。
クラスのみんなが次に座りたい席を楽しそうに選んでいる最中、私は一人、前と同じ席の前に立ち尽くしていた。
様子を見にきた担任の教師が、新しい席を選ばないのかと聞いてきた。私は、一瞬の迷いもなく、ここがいいと答えた。
以後、小学校六年間で席替えのときに席を替えたことは一度もなかったし、自分と相手の関係を変えたくなくて友達を作ったことも一度もなかった。
そんな強烈な小学校生活を過ごした私だが、中学校以降は流石に多少の変化を受け入れた。
席替えは一つ隣くらいには席を替えたし、友達も少しは作った。
将来の職業に海軍を選んだのも安定して暮らしていけるからだった(あと祖父が元海軍だったことも理由の一つ)。
高校でのクラスのお調子者が、俺は芸人になる!と胸高らかに宣言していたが、なぜそんな安定しない危険な職業を選べるのだろうかと心底疑問に思った。
そこからの流れはとても簡単。
試験に合格し、海軍に入隊。
嫌われるのも面倒だったので適当に愛想を良くし、仕事もほどほどに頑張った結果、上官に気に入られまさかの出世。
気がつけば、一つの鎮守府を受け持つ提督になっていた。
とんだ失態だ。
予定では安全なところで働き、安定した収入で平和な老後を迎えるはずだった。
それなのに、今ではいつ死ぬかもわからない場所で働いている。平和もクソもない。
これならば、高校のお調子者が言っていた芸人のほうがまだましだったのではないか?
まあ、お金がたくさんもらえるからいっかぁ...というのが現状だ。
少し長くなってしまったが要するに...。
早く退役して平和に暮らしたいです。
これはそんな提督とある艦娘の物語
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【5月10日】
カリカリというペンの軽快な音が部屋に響き渡る。
普段なら他の音に紛れてしまいよく聞こえなさそうなその音は、物音が一切しないこの部屋だからこそ、響き渡って聞こえるのであろう。
ここは、私が指揮する鎮守府の執務室。私は今、絶賛執務中なのである。
「そろそろあいつが来る頃だな...。」
ちらりと時計を確認し、そう呟く。
現在の時刻はマルハチゴーマル(8時50分)。
あと十分もすれば今日の秘書艦がやってくる。
っとその前に...。
この鎮守府の概要を説明しておこう。(必要かどうかは分からないが)
鎮守府名:黒ヶ崎鎮守府
場所:前線のちょい後ろ
艦娘の数:約60隻
こんなところだろうか。
こうやって秘書艦が来るまでの時間を有意義に使うことが大切だ。
え?執務をやれば良かっただろって?それは言わないお約束だ。
そんなふうに脳内で茶番をやっていると、突然ドアがノックされた。
私は意識を一瞬にして脳内から現実へシフトする。
「どうぞ。」
「失礼しマース...」
入ってきたのは今日の秘書艦だった。
語尾で大体誰か分かると思う。
金剛型高速戦艦一番艦の金剛だ。
お気づきかもしれないが彼女は今、とてもテンションが低い。
普段なら、
「おはようございマーステートクゥ!!今日も一日頑張りまショーウ!!」
と言いながら思いっきりドアを開けて入ってくるはずなのだ。
「おはよう金剛。今日も一日よろしく頼む。」
「ハイ...よろしくお願いしマース...」
軽く挨拶を交わしたあと、金剛は私の執務机の近くにある秘書艦専用の机に移動し、席に座った。
(相変わらず...か。)
私は心の中で嘆息する。
少し前まで金剛は、皆が想像する通りの金剛だった。
つまりハイテンションだ。
こんな風になってしまったのにも理由がある。
話は三ヶ月前に戻る...。
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【3ヶ月前】
この日の私は執務をいつもより早く終わらせた。
一日のサイクルをあまり変えたくない私にとって、これは珍しい行動だ。
なぜこんなことをしたのかというと、ある艦娘と大事な話があるからだった。
「失礼しマース!!テートクー!!」バーン
「金剛か。せめてノックぐらいはしような。これでも結構びっくりしてるんだぞ。」
「細かいことは気にしちゃ、NOデスヨ!」
というわけでお察しの通り、ある艦娘とは金剛のことだ。
「それでテートク。用事ってなんデスカ?」
「ああ、実はな。こんなものがあってだな。」コト
「?それはなんデスカー?」
私が机の上に置いたのは一つの小さな箱だった。
私は箱を開け、中に入っている一つの指輪を見せる。
「これはだな。ケッコン指輪といってケッコンカッコカリをするためのもので...」
「ケッコン指輪!?今、ケッコン指輪と言いまシタカ!?」ズイ
金剛がケッコン指輪と聞いた途端、こちらに身を乗り出してきた。
「お、おうそうだ。聞いたことぐらいはあるようだな。」
「もちろんデース!あれですヨネ!愛する人に送るという...」
「あー違うぞ?それは結婚指輪でこっちはケッコン指輪。」
「え?なにか違うんデスカ?」
私は懇切丁寧にケッコン指輪とケッコンカッコカリについて説明した。
この指輪は艦娘とケッコンカッコカリをするためのものである事。
ケッコンカッコカリをするためには、指輪を渡す艦娘の練度が99でないといけない事。
ケッコンカッコカリをすると、練度の上限が99から150に上がる事。
「へー指輪を嵌めるだけでそんなことになるんデスカー。」
「なんでも最近開発されたばかりの道具だとか。大本営は早速、戦力の強化とか言っていろんな鎮守府にこれを配っているみたいだぞ。」
「テートクからの愛の告白だと思ったのに...残念デース。」ボソ
「ん?なんか言ったか?」
「いえ、なにも言ってまセーン。それよりテートクー。これがどうかしたんデスカ?」
「ああ、これをだな。お前に渡そうと思って...」
「もうしょうがないデスネ〜。私が貰ってあげマスヨ〜...って、
え?今、渡すって言いまシタカ?」
「そう言ったが?」
「...。」
金剛が急に黙ってしまった。
え?なんか変な事言ったか?と自分の言動を振り返っていると、
「えええええええええええ!!!???」
今までに聞いたことのないくらい大きな声で金剛が叫んだ。
「ななななんで私なんデスカ!?他にもいっぱい艦娘はいるじゃないデスカ!?」
「しょうがないから貰ってやるとか言っておきながら、なぜそこまで驚くんだ?」
「あれは冗談で...というか、ちゃんとした理由を教えてクダサイ!」
「あーそれはだなー...お前、今自分の練度がどのくらいか覚えているか?」
「95ですケド。それが?」
「お前が一番近いからだ。」
「え?」
「お前が一番練度99に近いからだ。」
「ダウト。今一番99に近いのは吹雪ちゃんデース。」
「ちっ。ばれたか。」
確かにそうなのだ。初期艦である吹雪の練度は現在、97である。
「言えないような理由なんデスカー?」
「いや言えなくはないんだが...」
「だが?」
「...お前を傷つけてしまうかもしれない。」
「そんなひどい理由なんデスカ...」
「ああ。自分で言うのもなんだが結構ひどい。」
金剛は大きなため息をついた。
「しょうがない人デスネ。覚悟しますから、ちゃっちゃと言っちゃってクダサイ。」
「分かった。だがその前に。ケッコンカッコカリの補足説明だ。」
「?」
「ケッコンカッコカリをした艦娘はな。消費する資材が減るんだ。」
「え?それはつまり...」
「そうだ。お前を一番最初のケッコンカッコカリの相手に選んだ理由は...」
「練度が高く消費資材の量が多かったからだ。」
「...ナルホド。」
「理解したか?」
「理解はしまシタ。しかし...」
「しかし?」
「納得はできまセーーーーン!!」
金剛。今日で2回目の大きな叫び声。しかし今回は怒号だった。
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「失礼しまシタ!!」バーン
20分間ずっと文句を言い続けた後、金剛はさっさと執務室を出ていってしまった。
「ふぅ〜〜〜」ギシ
大きく息を吐く。
全身の力を抜き、椅子に全体重を預ける。
こんなにも疲れてしまったのはいつぶりだろうか?
少し休もうかと思ったが、まだ休めないらしい。
コンコンとドアをノックする音が聞こえた。
「どうぞ。」
「失礼します〜。」
入ってきたのは龍田だった。
「お疲れのようですね提督〜。その様子だと、金剛さんにさんざん文句を言われたみたいですね〜。」
「まったくもってその通りだ。」
「それで?指輪は渡せましたか〜?指輪のこと、知ってましたか〜?」
「ああ、渡すことはできたし、指輪についてもまったく知らなかった。だが...」
「もう一つの理由は話せなかった...ですか〜?」
「...うむ。」
龍田は私が金剛にケッコン指輪を渡すことを知っていた唯一の艦娘だ。
気になるそのもう一つの理由というのが、
「そうですよね〜。言えませんよね〜。まさかもう一つの理由が、ケッコン指輪について知ってしまった他の艦娘からのアプローチが凄過ぎて、耐えられなくなったから...なんて。」
「そんな嫌味っぽく言わないでくれ...。精神的なダメージがな。」
「でも本当のことでしょう〜?」
「ま、まあその通りなんだが...」
私の頭の中に数日前の光景が浮かんだ。
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【さらに数日前】
そもそも今回のこの騒動?は、私が大淀からケッコン指輪の説明を受けている時に、川内にその話を盗み聞きされたことが始まりである。
あの夜戦バカめ、絶対許さんからな。
聞くだけならまだしも、他の艦娘に聞いた話を伝えるなんて。
なんとか全員に伝わる前に川内を確保(もとい収容)することができたのだが...。
「お隣、失礼するわね。」
「おう陸奥か。珍しいな、こんな時間に来るなんて。」
「早速だけど提督。」
「ん?」
「ケッコン指輪って知ってる?」
「え?」ポロ
「ねぇ提督。私で良ければ...受け取るわよ?」
「なにを言っているんだ。なんのことかさっぱりだ。」メソラシ
「嘘をついているのがばればれよ?もう...素直じゃないんだから...」
「...」
「あ!いたいた!ぽーい!」ダキ
「うお!?びっくりしたぞ夕立。どうしたんだ?」
「提督さん!提督さん!」スリスリ
「一体どうしたんだ?」
「あのね!あのね!」
「うむ。」
「指輪ちょーだい!!」
「...」
「...以上が今回の出撃の戦果です。」
「うむ。報告お疲れ様だ鳳翔。」
「はい。それでは早速...」シュルシュル
「ちょ!?おま!?なんで服脱ぎ始めるだよ!?」
「え?今夜は共に過ごそうって言ってくれたじゃないですか。」
「いや一言も言ってないよそんなこと!?」
「安心して下さい提督。私がリードしますから...」
「...」
それでも結局、鎮守府に所属している艦娘の3分の1はケッコン指輪の存在を知ってしまった。
結婚指輪と勘違いして、だ。
さっきのは激しいアプローチの例。
こんなのが数日、ずっと続いていたのだ。
誤解を解こうとちゃんと説明をしても、誰一人として聞く耳を持たない。
他の鎮守府には情報をばら撒くのが大好きな青葉とかいう艦娘がいるらしいが、そいつがいたらもっとひどいことになっていたかもしれない。
想像しただけで寒気がする。
止まる気配がないアプローチに耐えかねた私は、指輪の存在を知らず、かつ頼れる艦娘に相談することにした。
選ばれたのは、龍田でした(綾鷹風)。
「...というわけだ。」
「あらあら〜。提督も意外と苦労しているんですね〜。」
「意外は余計だ。...なあ、どうすればいいと思う?」
「お一人で考えてはみたんですか〜?」
「勿論だ。で、結論が出なかったからお前を呼んだ。」
「そうですか〜。どうしましょうかね〜。」ウーン
「あとでできる範囲のことならなんでもやってやる。だから頼む。この通りだ。」ペコリ
あれ?私は今、とんでもないことを言わなかったか?まあいいか。
「...はぁ。仕方ないですね〜。まあ、提督が私に頼ることも少ないですし〜。ここで恩を売るのもいいですかね〜。」
「!すまん、助かる。」
こうして龍田と私は協力し、問題解決に向けてどうすれば良いか、話し合った。
そして長きにわたる協議の結果、出た結論は、
「やっぱり、さっさと誰かに指輪を渡してしまうのが一番ですかね〜。できれば指輪の存在を知らない人の方がいいと思います〜。誤解を解く手間が省けますし〜。そうすれば、提督が伴侶を決めたってことで、他の子達も諦めが着くんじゃないですかね〜。」
「伴侶って言うな伴侶って。まあ、それが一番だな...。できればすでに指輪の存在を知った奴らの誤解を解きたかったが。」
誤解というのは怖い。
どんどん連鎖して新たな誤解を生んでいくからだ。
昔、女が嫌いと誤解され、そのままゲイだと誤解されるようになった友人がいた。
「あ、言っておきますけど、私は受け取りませんよ〜。天龍ちゃんがいますから〜。」
「分かっている。しかし、一体誰に渡したものか。」
「それは提督が一人で決めるべきですね〜。それでは私はこれで失礼します〜。」ガチャ
「あっ!ちょっと待て!」
「どうかしましたか〜。」
「礼を言い忘れていた。今日はありがとう。」
「いいですよ〜全然。報酬、期待してますね〜。」バタン
「ふぅ。さっさと決めてしまうか。」
そのあと、金剛に渡すことに決めた。
理由は本人に直接言った通りだ。
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「まあ、提督があんな理由を言えるわけがないとは思ってたんですけどね〜。」
「それは俺がヘタレだと。そう言いたいのか?」
「ええ。まったくもってその通りですよ〜。」
「くっ!反論できないのが悔しい!」ダン
「それよりも〜。ケッコン指輪って確か練度が99にならないと指に嵌められないんですよね〜?どうやって渡したんですか〜?」
「簡単なことだ。チェーンを通して、ネックレスにした。」
これについては我ながら良くできたと思う。
首から下げることによって、常に携帯する(又は見せびらかす)ことができる。
「へえ〜。提督にしては考えましたね〜。」
「そうだろう?やっぱり私はて...」
「とにかく。無事に渡せたようで安心しました〜。この話は私の方でも広めておきますね〜。明日には効果が出てるはずですよ〜。」
「さ、最後まで世話になる。」
「いいんですよ〜。引き受けた仕事は最後までやり切る主義ですから〜。そんなことより提督〜。」
「ん?どうした?」
「ここで”あれ″。使ってもいいですか〜?」
「?あれって?」
私は首を傾げる。
あれってなんだ?
私は無意識のうちに変な約束をしてしまったのではないか?
「覚えてないんですか〜?ほら、提督が言ったんじゃないですか〜。自分のできる範囲でなんでもするって〜。」
「...」
予想的中。
私はとんでもないことを言ってしまったようだ。
心の中が後悔で満たされていくのがわかる。
「本当に覚えてないみたいですね〜。無意識で言ったんですかね〜。」
「そそそそそうかもしれないな。はははは。」アセ
龍田のことだ。
普通の頼み事はしてこないだろう。
「じゃあ言いますよ〜?私のお願いは〜...」
ちょっと待ってくれ!?まだ心の準備が!?
「金剛さんのことをどう思っているか。教えてください〜。」
へ?
「...なんだその頼みは?」
「あれ〜?私、変なことを言いましたか〜?」
「ああ。十分変だ。私が金剛をどう思っているか?そんなことが知りたいのか?」
「ええそうですよ〜。素直に全部、言っちゃってください〜。」ニヤニヤ
なんでそんなことが気になる?
知ってどうする?
そのニヤニヤはなんだ?
頭の中をたくさんの疑問が飛び交う。
やがて、私は考えるのをやめた。
「...そうだな。私は金剛を...」
「金剛を...?」
「優秀な奴だと思っているぞ。普段の態度は馴れ馴れしいが、仕事はきっちりやるし、他の艦娘をしっかりまとめあげているからな。」
「...へ?」
龍田は拍子抜けしたような顔になった。
一体なにを期待していたんだ?
「...それだけ?それだけですか〜?」
「ああ、それだけだが?」
「...」
「...」
沈黙が訪れた。
え?何?
本当に龍田の意図が分からない私は、一層困惑する。
「あ〜これはあれかしら〜。隠すというより自覚してないパターンね〜。予想が外れたわ〜。」ボソ
「?どうした?」
「いえ。なんでもありませんよ〜。それでは私はこれで〜。」ガチャバタン
一体なんだったんだあれは...。
結局龍田がなにをしたかったのか分からず、とてもモヤモヤする。
だが、そんなことを気にしている場合ではない。
本当に明日からは強烈なアプローチを体験せずに済むのだろうか?
心の中にはまだ、一抹の不安が残っていた。
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平和だ。
平和すぎる。
こんなにもぴったり止むとは思ってなかった。
私は食堂で昼食をとりながらそんなことを考える。
昨日は夜這いに来る艦娘はいなかったし、朝、布団に駆逐艦がいることもなかった。
最近は艦娘からの獲物を見るような視線が怖くて食堂に行けず、執務室で昼食を済ませていたが、今日はそんな視線は感じることはなく、堂々と食堂で食べ終えることができそうだ。
最初からこうすればよかったなぁ。
軽く後悔した。
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というわけで帰ってきましたよ。
5月10日の私に。
これで3ヶ月前の回想は終わりだ。
だがしかし、これで終わるはずもなく。
次は一週間前の回想に入る。
やっと金剛がこうなった原因に触れられるわけだ。
まさか、あんなことが起こるなんて...その時の私は思ってもみなかった...。
次回に続く!
【後書き】
初めまして。pixivで小説を書き始めました、ハッチと申します。
最後までこの話を読んで頂き、ありがとうございました。
どうでしたか?貴方の心を知りたい 1話「提督の原因確認・前編」。
自分はかなり文を書くのが苦手なので、おかしなところも多々あったかと思います。
それでもこれを書いていて、とても楽しかったので個人的に良しです。
結局は自己満足。
本当は4000〜5000文字くらいに収めようと思っていたのですが、気付いたら7500くらい...。
思ったより熱中してしまいました笑
書く気が出た時に少しずつ書いていくので、次回の更新は遅めになりそうです。
すみません汗
それではまた次回。さようなら〜。
金剛はとっても可愛い(迫真)
金剛はとっても可愛い(確実)