迷い込んだ世界 争いの世界1
どうもです!こちらの話を読む前に、お手数お掛けしますがプロローグの方を先にお読み下さい!
俺は気を失っていた。しかし俺の頭は考えていた
一体何が起こったのか?あの光は何だったのか?
そして1番の疑問は。
あの時現れたのは何者だったんだ?
目を開けば俺は空を見上げていた。さっきまで公園のベンチに座っていたはずなのに何故空を見上げている?
答えは簡単だ。俺が仰向けで倒れていたからだ。
瀬七「...な...んや ここ...は?」
見上げた先には空はなかった。辺り一面は木で覆われていたからだ。その木の隙間から日差しが容赦なく大地を照らした。
瀬七「ここは、まさか森か!?」
周りには雑木林と1本の道が森の奥まで続いていた
それと同時に俺はある事を確認する。
瀬七「...あいつらの姿がどこにもない」
瀬七「あの光の中で散り散りになってもうたんか?」
俺は嫌な想像を思いつつも森にある唯一の道を歩き始めた。
瀬七「一体何が起こったんや。森におるって事はアマゾンにでもワープしたんか? それとも恐竜時代にタイムスリップでもしたんか? 有り得んわなそんな事。」
ただ、今分かる事は、有り得ない事が目の前で起き、俺が公園から森に移動したとゆう事。そしてもう1つ。
瀬七(光が出た時、その発生源の所に青髪の女がおったけど、何か関係してるんか?)
色んな事考えているうちに前から強い光が差し込んで来るのが分かった。あと少しで森を抜けるようだ。
瀬七「!あの先にもしかしたら町か何かあるのか!?」
俺は走った。早くこの森を抜けたかった。町で誰かに場所を聞けば帰れるかもしれないと思っていたからだ。
だがその希望は容易く打ち砕かれた。
瀬七「・・は?」
辺りは見渡す限り海だった。どんなに目が悪くても見える様な水平線が俺の目の前に広がっていた。
普段ならこの美しい景色に見惚れするだろう。だが今俺はこの景色を見て
絶望した
だがまだ希望は絶たれていなかった。
瀬七「そうや!まだ反対側には行ってへん!もしかしたらそこに町が!」
俺は森へ戻ろうとした、その時だった。見渡す限り水平線の海に何かが浮かんでいるのが見えた。
瀬七「!! なんやあれ!?船...では無さそうやな。ちっさ過ぎる。」
その時だった
ブーーーーーーーー!!
とっさに耳を塞いでしまう程のサイレンのようなものが鳴り響いた
瀬七「くっ...これは?...サイレンか!?」
瀬七「とゆう事はやっぱり反対側に誰か人がおんのか?」
耳を塞ぎながらも目はその物体を見逃してはいなかった。それはこちらへ近づいているのが分かった。そしてもうひとつ。
瀬七「あれは?...まさか人!?なのか?」
そう、その物体は人の形をしていた。俺はそれに助けを求めようとした時だった
瀬七「おーい!!助け」
???「だめだ!!あれに声をかけては行けない!!」
瀬七「な!?」
俺は何かに捕まれそのまま森に引きずり込まれた。
森を半分程進んだ所で俺は解放された。
瀬七「ゲホッゲホッ...一体なんやねん...声をかけたらアカンて...それに君は?」
響「私は響だよ。君はあそこで一体なにを?」
瀬七「俺は...助けを求めようとしてたんや。そしたら君が俺を引っ張っていって…」
響「そうか。 私がいなかったら君は今頃あれに殺されていただろう。」
瀬七「な!? 一体どうゆう」
響「一般人はあまり知らない方がいい。それより助けがいるのだろう?私についてきて」
瀬七「え!?おっおう!」
俺は響とゆう銀髪で碧い瞳をした少女の後着いてった
瀬七「えっと響ちゃんだっけ?」
響「響で構わないよ。なんだい?」
瀬七「そうか、じゃあ響。お前は何者なん?
それにあの海に浮いていた人型のものは?」
響「知らない方がいいとさっき言ったはずだけど、
まぁいいや。教えてあげるよ」
瀬七「すまん助かる」
響「だが条件がある。君の名前を教えてくれ」
瀬七「えっ!あっあぁ」
瀬七(あんま知らんとこで本名名乗んのも怖いなぁ。ここは偽名使っとくか。次いでに言葉使いも変えよ)
瀬七「俺は谷本亮也だ。」
以降 瀬七→亮也
響「亮也かぁ 素敵な名前だ」
亮也「あんがとさん。でっ質問の答えだけど」
響「そうだったね。私はこの先の呉鎮守府に着任している艦娘で」
亮也「・・・え?」
響「暁型駆逐艦の2番艦響。その活躍ぶりから不死鳥の通り名もry」
亮也「ちょっとストッォォォォォォォプ!!」
響「ひゃ!? どうしたんだい人が説明してる時に?」
亮也「いや、なんか色々変な言葉が出てきたんだけど!?鎮守府に着任!?駆逐艦!?そして極めつけは艦娘!!つかなんだよ艦娘て!?」
響「!!亮也はまさか!艦娘を知らないのかい!?」
亮也「知らねぇし聞いた事もねぇ、辞書にもねぇんじゃねぇかそんな言葉?」
響「・・・じゃあまさか深海棲艦て言葉も?」
亮也「艦娘と同レベルで知らねぇ」
響「・・・こんな人がまだ存在しているなんて。」
亮也「一体なんなんだそれは?」
響「・・・私たちは今、とある生命体に攻撃されているんだ。」
亮也「なに!?」
響「奴らは恐るべきスピードで領土を支配し、時期に
この国を、この地球を支配してしまうほどの力を持っている。」
亮也「・・・まさかそれが」
響「そう、それが深海棲艦さ」
響「奴らの力はかつての人間では足元にも及ばなかった。そして人類は奴らに対抗すべくある兵器を開発した」
響「それが私達艦娘さ」
亮也「・・・」
響「そして艦娘と深海棲艦は300年にも渡って武力を行使してきた・・・50年前のあの事件が起こるまでは。」
亮也「あの事件?」
響「・・・少し喋りすぎたね、私の話はここまでにさせてもらうよ。」
亮也「な!?おい!あの事件てなんだよ!」
響「・・・ごめん、これ以上は話せない。」
亮也「話せないって!?一体どう言う」
響「いい加減にしてくれ!!話せないって言ってるだろ!!」
亮也「!!」
亮也は驚いた。今までの話の内容にではなく、少女の大声の怒鳴り声にでもなく。
少女が涙を流していた事に。
亮也「ひび・・・き?」
響「 ウゥ・・・お願いだ、グスン・・・君だけでもこちら側には来ないでくれ。君だけでも」
響「人間でいてくれ!」
少女は太った青年の腕に震えた身体を預け泣きじゃくった。
深海棲艦
かつての人間達はこの生命体に多くの命を奪われた。
奴らを殲滅するために彼女達艦娘が発明された。
艦娘と深海棲艦は250年もの間互いに火花を散らした。
艦娘と深海棲艦の力は人間の数十倍、数百倍にも匹敵するため、かつての人間達はその力に恐れを生していた。
そう、かつての人間達には。
争いの世界2に続く
このSSへのコメント