艦娘の性と妊娠について
艦娘の性欲は発散が大変そうだなぁと
「ほい新兵諸君こんちわ。ウチは軽空母の龍驤。今日は思春期真っ盛りの皆さんに大切な事を教えるのでしっかり覚えとくよーに」
「一部の駆逐艦とそれ以上の年齢のコらは気付いとると思いますが、改造手術を受けた時点で月のモンが止まります。これは妖精との契約で子宮の機能を“向こう”に貸し出すからです。詳しくはお手元の冊子を読んでください。次に」
「ち、ちょっと待ってほしい。つまり僕たちはもう妊娠できないのかい?」
「子供まで軍隊に取られるなんて…不幸だわ」
「あーはいはい。その心配は当然や思います。これはあくまでも受精機能の貸し付けですんで、退役…つまり妖精との契約破棄の時点で元に戻るので安心して下さい」
「それはつまり、妊娠能力のみが機能しない。と言う事ですわね?」
「正解や。はいこの話は終わり!次はぁ」
「エッチやりたい放題っぽい!」
「アホ!それ男性士官の前で言うたら即時営倉行きやからな!」
「でももったいないの!せっかく生エッチし放題なのに我慢しなきゃなんてストレス溜まるの!」
「あ、暁はレディーだから生エッチ?は大好きなんだから!」
「また知ったかぶりが始まったのです」
「喧しい喧しい!別に禁止とは何処にも書いとらんやろ?ほどほどにって事や!」
「あと一部が勘違いしとるよーやが、孕まんでも性病にはなるからな!」
「罹患したら名指しで張り出された上で重営倉、親御さんにも報告行くから覚悟せぇよ!」
「横暴じゃ!!」
「横暴なのが軍隊やボケ!学校と違うんやぞ。ちゃんと考えて生活せぇっちゅうこっちゃ」
「まぁそれでも」
「遊びたい我慢できんならもう止めん。ケドな」
「男遊びが祟って謹慎処分。そん間に姉妹艦は戦地で命懸け。キミらの誰かが欠けたせいで、親しい誰かが死ぬかもしれん。やり切れんでこれは」
「死ぬ方も残される方も、な」
「今はそんな時代で、ここはそんな場所や」
「それは忘れんといて下さい」
「…はい、解散」
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「お疲れ様です龍驤さん」
「あぁぁ鳳翔ーー疲れたわぁあんな喋るの慣れないもん、喉乾いた頭痛い疲れた疲れたぁ」
「いくら同性でも、ちょっと恥ずかしいですよね…お疲れ様です。とても良い内容だったと思いますよ」
「そーお?」
「はいっ」
「アリガト」
「ところで龍驤さん」
「ん?」
「あのですね…龍驤さんも、どうしても…そんな時ってありますよね?そんな時はもちろん一人で…その、ですよね?」
「はぁっ??いやまぁ、ねえ?別に彼氏もおらんし…と言うか…ナンデモナイ」
「ナンですか?何ですか??」
「何でもないわ!まぁ一人でささっと終わらしとるで」
「ささっと…。あの、どうしても、何か物足りない時ってありません?」
「えええ…物足りないもナニも…と言うかどしたん!エラい食い付きよるケド…」
「あ、り、ま、せ、ん、か??」
「顔近い!!ある!あります!!」
「ですよね…。これ、明石さんから貰ったパンフレットなんですけど…」
「あいつ何配っとんねん!!…いや、こんなのどう使うんや!!形!色!」
「こんなのもあって…これとか…」
「はぁぁぁっ!?え、リモート?ええ??」
終わり。
明石「訓練にしても戦闘にしてもストレスは兵士に付き物です。軍隊はそれの解消のため慰安所や性風俗店の買い上げ等で対応していました。艦娘もそれに倣い、専用の女性向け風俗店を利用できます。
ただ、その欲求は年齢や経験の有無によって大きく変わる上、恋愛等の揉め事に発展する危険があるので、軍としては自慰行為による発散を推奨しています」
「提督や司令官との肉体関係?まぁ止めはしませんがお勧めはしませんよ?罰則規定も有りますし、その場限りで終わる可能性は限りなくゼロなので。でわでわ~」
思い付いたので何となく
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