異変解決するのは推しのためです。
真壁釟は幻想入りをする。
しかし人が妖怪たちに反乱を起こした異変の最中だった。
釟は推しである秦こころと会う。
釟はこころとの平和に解決することにした。
たとえ自分が人でなくなっても‥‥‥。
キャラ崩壊注意
釟「今日も今日とて推しへの活動」
そんなノリノリで手に推しのグッズが入った袋を持ちスキップで大通りを進む。
シュッン
釟「は?」
釟「イテッ」
釟は突如として目が映し出されている空間に落ちた。
高さはそれほどだったが足だけに着地の負担がいったため痛い。
もちろん袋は手から落とさないようにしておいた。
?「あなたが真壁釟(まかはち)?」
釟「そ、そうですが‥‥‥?って誰ですか?」
テンプレに乗っ取り言ってみる。
?「私は八雲紫よ」
釟「八雲紫!?まじか」
紫「釟、簡潔に言うとあなたに幻想郷に来てもらうわ」
釟「まじか!!幻想入りだ!!」
紫「元気いっぱいね、では移動するわ」
釟「うわっ!ビックリしたぁ」
足元には雑草が生えていた。
どこにでもありそうな草なんだなと思うだろう。
紫「着いて早速だけど簡単にこの幻想郷に起きている異変について話すわ」
釟「なぜさきほどの空間で話さなかったのですか?」
紫「ここに彼女が来るから話しながら待っていた方がいいでしょ」
紫「とりあいず異変は深刻で、その異変はいわば反乱に近いわっていうか反乱」
釟「反乱?」
紫「この幻想郷には人里があったのだけれども‥‥‥」
釟「なんらかの原因により人口が増えて反乱を起こしたということですか?」
紫「ええ、その通り、そして反乱を起こして妖怪たちを排除しようとしているわ」
釟「そんな‥‥‥協力的な人はいないんですか?」
紫「いないわ、正確に言えばいなくなったといえばいいかしら」
?「妖怪たちに協力的な人を処刑したの、人が」
紫「霊夢、来たわね、この子はわかっての通り‥‥‥」
霊夢「紫が呼んだんでしょ?でもこの状況はどうしようもないわ、だから紫早くして」
紫「わかっているわ、このままいけば数により妖怪側は負けて妖怪はいなくなる、でも殺すのはまだ躊躇ってしまうわ」
霊夢「わかっているんでしょ、しかもここも人の土地になっているじゃない、早くしないとバレてしまうわ、私は一応中立だからバレてもいいけど紫はだめじゃない、だからその人間を私に託して逃げて」
紫「分かったわ、霊夢、釟を頼むわ」
シュッン
霊夢「私は博麗霊夢、あなたは?」
釟「真壁釟、真面目の真に壁で、釟は金に八だ、よろしく」
霊夢「ええ、よろしく、さてここから移動しましょう、ここじゃ、怪しまれるわ」
釟「おう」
釟は霊夢についていく。
霊夢「ここにしばらく泊まるといいわ」
案内されたのは神社、博麗神社なのである。
釟「ありがとうございます」
霊夢「礼はまだいいわ、とりあいず入って」
釟「うおぉ」
釟は本堂の中に押し込まれる。
ドンッ
霊夢がふすまが勢いよく閉める。
釟(なんでだろう?)
?「博霊の巫女様」
霊夢「なんですか?」
?「今日の作戦なんですか、これでどうですか?」
霊夢「いいと思うわ、けれども警戒は怠らずに」
?「はい!」
霊夢はふすまを再び開ける。
霊夢「あれが原因よ」
釟「なるほど」
霊夢「あ、」
釟「どうしました?」
霊夢「しまった、紫からあなたの能力を聞くのを忘れていたわ」
ガンッ!
釟「ええっ、楽しみにしていたのに」
?「霊夢お帰り、その人は?」
霊夢と釟が話していると不意に本堂の奥の方の部屋から誰かがでてきて聞いてくる。
霊夢「真壁釟さんよ」
?「私は秦こころ、よろしく」
釟「中々素っ気ないよろしくだね、よろしく」
釟(よっしゃ!!!推しに会えたぞぉ!!)
釟「霊夢さん、もしかしてこころさんは‥‥‥」
霊夢「そうよ、こころは付喪神よ、だから今回の異変では排除される対象よ、でも私がここに匿っているわ、いわゆる灯台下暗しということよ」
こころ「霊夢なら安心」
釟(なんで言いたいことが分かったの?!)
霊夢「もしかすると索敵系か?」
こころ「釟、ついてきて、霊夢はしばらく動かないと思うから案内する」
釟「はい」
こころの仮面は翁に変わっており、少し見えを張っているように思えるが釟にとってはそれすらかわいいと思うのだった。
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