機動兵器隊 2
機兵隊、それは海軍のお祓い箱
それはある二人の着任で
変わっていく
長門「今回の前書きの担当の長門だ、」
長門「前回、塀久野との試合は、私たちでも
追いつけないレベルだった、」
長門「今回は閃場と塀久野隊長の試合と
プラスαだ」
長門「では本編へ」
観客席側
実況席
本城提督『さて、両者準備が整ったようです』
本城提督『次の試合は、先程、人間を辞めてる
塀久野隊長と俺のもう一人の訓練生、閃場だ』
本城提督『解説の長門これからの試合は
どうなると思いますか?』
長門『人間を辞めてる隊長とその人間を辞めた
動きについていったお前の訓練生だから』
長門『センバ?とやらも、
人間辞めてるだろうな』
本城提督『では、両者海域に入ってくれ、』
準備室的な島
閃場「塀久野さん、あのれほどの津波を起こす
力を持ってんのか、ヤベェな」
塀久野隊長「なるほど本城の訓練生と、
いうだけあるな」
塀久野隊長「閃場は刀が主力の武装だから、
楽しめそうだ」
観客席側
実況席
長門『提督』
本城提督『どした?』
長門『私には、塀久野隊長が笑っているように
見えるのだが』
本城提督『多分合ってると思うぞ』
長門『それは何故』
本城提督『機兵隊の奴らは、一部人間辞めてるが
コンセプトとしては、人が、武装して戦うこと』
本城提督『その武装を剥がしたら、非力な
人間だから、まず海上演習をせず』
本城提督『対深海棲艦格闘術(対深格)
というものを訓練する、』
本城提督『ちなみにコレは深海棲艦の
行動の仕方を解析したものだ』
本城提督『だからか、艦娘にも使える』
長門『信じられない』
本城提督『信じられないかもしれないが、
もう一つ、小隊長より上は、姫、鬼、レ級、
改、くらいサシで(1vs1)で対応できるぞ』
長門『もうこの人達だけでいいんじゃない』
本城提督『だが、運用には、それなりに
資材を溶かすから使い所が難しい』
長門『とりあえず閃場も海域に入ったから、
試合初め』
長門の初めの合図で2人は見えなくなった
そのあと2人の数m先で現れたと思ったら
また消えた そんなことを繰り返して約1分
最早観戦している艦娘たちは
目で追うことは不可能になりつつあった
時折響く金属同士がぶつかり合う音が
ひしひしと戦闘の激しさを物語る
しばらくの膠着状態を切り裂いたのは
塀久野隊長だった
塀久野隊長「おい閃場、」
閃場「はい?」
塀久野隊長「こいつを捌いてみな」
そう言いながら塀久野隊長は海面に刃を当て
軽くマッハのレベルで刀を振るう
すると 海水の斬撃が発生した
閃場「こんなん、アリかよ」
そう言いつつ閃場も
閃場の刃は
水面から自分を包むように刃が流れていく
すると円球を作るように刃を振るうと
海水の斬撃は元の海水に戻るように
水飛沫を上げて終わった
と思ったら
閃場「その技は無しだろ」
閃場は安戸がやられた原因
津波に襲われそうな状態だった
塀久野隊長「っ、、?!!」
突然津波の中から閃場の使っていた刀が
塀久野自身に向けて飛んできたのである
塀久野隊長「考えたな」
塀久野隊長「だが甘い」
投げてきた刀を弾くと
閃場「それを待っていた」
閃場が自分の刀を取り
奇襲を仕掛けた
塀久野隊長「なっ」
パチン
風船が割れる音がして、
約10分ほどの人間卒業模擬戦闘試験が
終わりを告げたのである
塀久野隊長「なるほど考えたな、刀を投げて、
そっちの方に意識をいかせてお前自身を
意識しないようにして、奇襲したんだな」
閃場「でも奇襲した時気づいたのは
塀久野さんが初めてですよ」
塀久野隊長「でも、水刃をよく防いだな」
観客席側
実況席
長門『えーなにも見えなかったが、とりあえず
閃場の勝ち?だよな』
本城提督『そうだな、
あいつまあより腕上げたか?』
長門『とりあえず、コレで
塀久野隊長と提督の元訓練生の試合を
終わりとする』
観客席側
シーーン
本城提督(本来ウォーとかあるのに、
次元が違いすぎて、声も上げられんか)
本城提督『はい、艦娘組の皆さんはこれからの
予定を話すので、一回私室の方に、戻っていて』
準備室的な所
塀久野隊長「ほい、お疲れ」
安、閃「お疲れさんです」
塀久野隊長「後で、食堂の方に来な20時くらいに
顔合わせの飲み会を、するから」
塀久野隊長「質問攻めされるから、覚悟しとけ」
安、閃「ハイ」
本城提督「ハイ、おつかれー」
安、閃「教官お疲れ様です」
本城提督「そんなに固くなんないでいいよ」
本城提督「お前らは俺の管轄にある部隊の
所属してるけど、実質的な上官はコイツだし」
安、閃「ハイ」
数時間後
横須賀鎮守府内
居酒屋【蒼月】
ワイワイ オイドウイウクンレンシタラ
アアナルンダヨ
ソレハ
ホラノメヨ
モウムリ
??「塀久野さんどうしたのですか、貸切にして
宴会なんて」
塀久野隊長「今日、新兵が、うちに配属されて
そいつらが本城の弟子だから、手合わせした」
??「本城提督さんの弟子さんと言うことは
閃場と安戸ですか?」
塀久野隊長「なんで知ってんの?」
??「あの子たちを育てたのは私たちですよ」
塀久野隊長「マジかよ」
??「本当ですよ」
塀久野隊長「それならあの強さも納得だが」
塀久野隊長「あいつら、まだなんか隠してそうに
俺は感じるんだが?」
??「それはあのk閃場「それは俺らが
【バフボディ】だからですよ」
塀久野隊長「マジかよ」
閃場「マジすよ」
??「そうなの」
??「この子たちは当時、艦娘の人材不足で
作られた、作り出したのよ、上の爺さんどもが」
塀久野隊長「そうなんだ、俺以外にも
【バフボディ】はいたんだ」
閃場「塀久野さんも【バフボディ】
なんですか?」
塀久野隊長「そうだよ」
閃場「ちなみに、【ギフトリミット】は
なんですか?」
塀久野隊長「まだ、言えんな」
??「閃場さんお飲み物です」
閃場「ありがとうございm、ん?」
閃場「え?、、!」
閃場「蒼山教官何故ここに」
蒼山教官「今は本城に誘われて、ここで、
居酒屋の店主兼機兵隊の対深格を教えている」
閃場「そうなんですか」
蒼山教官「でも今は、居酒屋の店主だから」
蒼山教官「教官はいらないよ」
閃場「左様でゴサイマスか」
塀久野隊長「一ついいか?」
閃場「はい?」
塀久野隊長「最近、な、本城から聞いたんだが
ちかちじか、超大規模作戦をここの部隊総出で
やるらしい、」
閃場「それは」
蒼山店主「信じられないです」
蒼山店主「今、深海棲艦は、ここの鎮守府の
戦力があるから東京への侵攻をしていないのに」
蒼山店主「ここが抜けたら、誰が、どこが
東京までの海を守るんですか」
塀久野隊長「その作戦に対して、うちの隊も
使われるから、本城のやつが
作戦を実行する前までに、
ある程度装備を整えとく必要がある」
蒼山店主「だから最近、訓練のやることが
大変になったのか」
塀久野隊長「あぁ」
閃場「大変ですね」
塀久野隊長「大変な役職だよ」
時計「そろそろ23時」
塀久野隊長「もうこんな時間か」
塀久野隊長「よーし、機兵隊員に言うぞ」
塀久野隊長「そろそろ23時だから、
お開きにする、明日は第一小隊、第二大隊は
出撃に同伴だから、しっかり起きろよ」
塀久野隊長「それ以外の隊は、訓練を
10時に始める以上」
ゾロゾロ
アーキモチワリィ
シュツゲキドコナカ
ドウセナンモナイダロ
塀久野隊長「支払いはカードで」
蒼山店主「お金持ちなんですね」
塀久野隊長「いや、これ本城のやつ」
本城提督(俺の財布持ってかれた、
今月の支払い大丈夫かなぁ)
塀久野隊長「ではごちそうさんでした」
蒼山店主「また、来てください」
朝
7時30分
閃場「あー眠い」
閃場「飯でも食いに行くか」
in廊下
閃場「ヤベェ、迷った」
本城提督「閃場?なにやってんの」
閃場「絶賛、迷子中」
本城提督「食堂まで行くか、俺も今から飯だし」
閃場「ありがてぇ」
in食堂
本城提督「ここが食堂」
本城提督「自由な所に座っていいよ」
閃場「おK」
閃場(なんだろう、視線を名一杯感じる)
閃場(でも昨日あんだけどんぱちしたから
仕方ないか)
ヘーイ、テイトクー
閃場(ん?なんd グボァ)
鈍い音が響いたら、閃場が扉近くの壁に
埋め込まれた
??「oh、ouch、痛いネ」
??「なにが」
目の前に広がる壁に突き刺さる、ひとりの
人間
??「提督、ワタシとbreakfast食べるネ」
本城提督「ほんとやめろ」
閃場「おい、人様を壁に突き飛ばしたのに、
謝罪なしとは、いいご身分だな」
本城提督(なんだろう、赤黒いオーラが見える)
??「oh、sorry」
閃場 イラァ
本城提督「落ち着け」
閃場「はぁい」 イライラ
本城提督(めっちゃイライラしてる)
本城提督「えーと、Aセットで」
閃場「ワタシもそれで」
??「ヒッ」
本城提督「閃場、まずは包帯まけ」
閃場「なんで?」
本城提督「しれっと、出血してるよ」
閃場「はい」
??「提督さぁbreakfast食べようネ」
本城提督「あのな、金剛、既にひとり、
怪我させたんだから、頭冷やせ」
金剛「私は提督以外に興味ナイネ」
閃場「ほう、そうか」
金剛「ソウデーsイタ痛い痛い」
閃場の拳が金剛の頭を締め付ける
本城提督(やりすぎな気がする)
??「あのー提督さんご飯出来ました」
??「お連れさんの分も」
本城提督「ありがとうございます」
本城提督「朝早くから、すんません」
??「大丈夫ですと言いたい」
アハハ
本城提督「おい、閃場、飯食うぞ」
閃場「待ってました」
金剛「なんでデスカ提督」
本城提督 無視
本城提督「いただきます」
閃場「いただきます」
もぐもぐ
閃場「この焼鮭、うめぇ」
本城提督「そうだろ」
本城提督「うちの自慢の料理人だからな」
閃場「そうすっね」
30分後
閃場「ご馳走様」
本城提督「ご馳走様でした」
本城提督「この後お前らはどうすんの?」
閃場「まだ、所属部隊がないので、フリーです」
本城提督「じゃあ、今日出る、北方の深層攻略に
来い」
閃場「了解」
安戸「なに話してんの?」
閃場「何時からですか」
本城提督「8時30分から」
閃場「了解」
閃場「えーと後30分後、出撃、いいな」
安戸「わかった」
機兵隊の寮
閃場「、、、ということで、行ってきます」
塀久野隊長「まぁ、大丈夫か、じゃあ
亮太頼んだ」
亮太第二大隊隊長「昨日ので、実力は
わかったから頼んだぜ」
閃、安「はい」
8時25分
出撃口
亮太第二大隊隊長「今回は艦娘たちの護衛が主な役割だ、索敵を、怠るな」
ハイ
??「今回の艦隊の旗艦の青葉です、今回は
よろしくお願いします」
亮太第二大隊隊長「こちらこそ」
亮太第二大隊隊長「最終確認、急げ」
ハイ
蒼山店主「今回の後書き担当の蒼山です」
蒼山店主「塀久野さんから、強い奴が入隊した」
蒼山店主「と言われたけど、
まさかあいつらとは」
蒼山店主「でも超大規模作戦をするのか」
蒼山店主「なんか不安だな」
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