エーミール、改造してかたきをうちます!
この話は、ドイツ空軍Admiralの新たな日常という、自作作品です。
よければアドバイスなどのコメントが来るとありがたいです。
できるなら、続きもだしていこうと思いますので、よろしくお願いします。
注意=物語りに出てくる人物、キャラ、内容は史実とは一切関係ありません。
注:艦これやミリ姫やストパンネタや要素が入ってますご了承下さい
3作目です。
エーミールがBF109.E1からE3へと改造を決意します
新キャラでます!皆大好きジェリコのラッパを吹くのがうまい子です
アドバイスとコメントとかがあると大変ありがたいです。
前回までのあらすじ:
アフリカ前線からヨーロッパ前線の飛行場へと移されたAdmiralと愛機のアントン
そこはかつて第1次大戦で昔の航空娘達が使っていた飛行場である
二人は飛行場の妖精達を起こし飛行場を修復する
すっかり二人は疲れ果てて次の朝まで寝込んでしまう
新しい戦力が欲しいため航空娘新入隊届けを提出する
新しい戦力であるBF109.E.エーミールが加わると同時に英国に別基地が奇襲され
全戦力を使うがスピットファイアMk.2aとMk.2bの姉妹とでくわす
しかしアントンとエーミールはスピットファイアの旋回に勝てず二人とも被弾してしまう
ピンチな二人を上空からAdmiralがFw190A1がスピットファイア姉妹を襲う、次女が大破し英国は奇襲に
成功したため撤退をする、二人ともは無事に飛行場に帰り、修理室(風呂場)にはいる
そこでエーミールは改造を決意する。
19XX年 8月13日朝6時 ヨーロッパ前線の飛行場
指令室
ちゅんちゅん
Admiral「Zzzz....」
・・・ジリリリリリリリリ
ガチャッ
エーミール「大佐!おはよ・・・」(なにこの目覚まし!うるさい!)
ジリリリリリリリリ、 カチ、 シーン、
エーミール「ハァ・・・よくこんな音でも寝ていられますよね・・・」
エーミール「てか!起きてください!もう朝ですよ!」(ゆさゆさ)
Admiral「んー、あと10分ぐらいくれぇZzzz....」
エーミール「なにが10分ですかぁ!もう子供じゃないんですよ!!」
エーミール「あと私からの頼み事があるんです!!」
ガチャッ
エーミール「あ!アントンちゃん!」
アントン「ムッ」ガチャ(MG FF/M)ぶん
ドスッ
Admiral(!?)
Admiral「ギヤァアアアアアアアア」
飛行場の外
対空妖精1「平和ですねぇ」(戦争中ですけど)
対空妖精2「そうだな、平和だなぁ」(戦争中だがな)
対空妖精3「お二人さん夜間のみはりお疲れ、みはりこうたいだよ」
対空妖精1.2「りょうかーい」
指令室
Admiral「アントン、わ、私を殺すきか」(ゼェゼェ)(腹にMG FF/Mくらった)
アントン「おきるとしたら、これしかないから」
エーミール「アントンちゃん、いくらなんでもそれは痛いって」(汗)
Admiral「ところでエーミール」
エーミール「はい?」
Admiral「私に言ってた頼み事ってなんだ?」
エーミール「はい!私をE3へと改造してください!」(キラキラ)
Admiral(目が輝くほど改造したいのか(汗)まぁ考えはこっちも同じだしするか)
Admiral「実は私もそう考えていた良いだろ改造を許可しよう」
エーミール「!!、イーッやったぁ!!アントンちゃん!これで私も20mm機関砲持てるようになれるよ!」
アントン「おめでとう、エーミール」
Admiral(マイペースな娘だねぇ)「ふぅ」(ため息)
ブゥゥゥゥゥン
3人(!?)
ガチャッ
Admiral「エーミール、なにかわかるか?」
エーミール(逆ガル翼で足付き、の後部機銃、まさか!)
エーミール「司令官、昨夜なにか届けだしました?」ピシャッ
Admiral「そういえば昨日の夜、航空娘新入隊届けだしたな、急降下爆撃機を頼んでおいたんだが」
トントントン、コンコンッ
Admiral「入っていいぞ」
??「し、失礼します」
Admiral「ほぉ・・・」
2人「!!」
Ju87.B2「は、はじめましてこの飛行場に配属します、名前はJu87.B2(ユンカース.B2)といいます、よ、よろしくお願いします!」(オドオド)
二人「ユンカースちゃん!」
Ju87.B2「!!、え!?なんでエーミールちゃんにアントンちゃんがこんなところに」(オドオド)
Admiral「戦友が増えてなによりだ」
エーミール「ユンカースちゃん!バトル オブ ブリテン以来ね!ベルリンで元気にしてた!?」
Ju87.B2「う、うん元気だよ急にベルリンから配属命令が来たからこの飛行場に来たけど」
Ju87.B2「良かったぁ、エーミールやアントンちゃんがいて、安心したよ」
Admiral「とりあえずユンカース、私がこの飛行場の司令官Admiral.Hipperだよろしく頼む」
Ju87.B2「あ、はい!」(敬礼)
Admiral「じゃぁ二人ともはユンカースに飛行場を案内してくれ、私は軍服に着替えないといけない」
エーミール、アントン「了解」
エーミール「じゃぁ!いこユンカースちゃん!」
Ju87.B2「う、うん!」
ギィィ、バタン
Admiral「ユンカースか・・・東部前線にいるあの人を思い出す」(背伸び)
ガシャ
チュンチュン
Admiral「今日もいい天気だ、さてと朝風呂にでも入ってご飯食べて任務書類でも整理するか」
イングランド、ロンドン空軍飛行場
スピットファイア.Mk2a「今日の午後2時にドーバー海峡へ通過するドイツの輸送船団をソードフィッシュのシーナイト編隊が奇襲」
スピットファイア.Mk2a「この編隊を私達が援護する、だとのこと」
スピットファイア.Mk2b「てことは相手も護衛にくるはずです」
スピットファイア.Mk2a「無論そのとうりよ、航空娘には航空娘でないとまともに倒せないですもの、と言っても昨日のは」
スピットファイア.Mk2b「き、昨日のはただ気を抜いてただけです!」
スピットファイア.Mk2a「言い訳は無用、本来ならあれはよけれたはずよ」
スピットファイア.Mk2b「す、すいません」
スピットファイア.Mk2a「今度の作戦で同じ事が起きないように頼むわよ」
スピットファイア.Mk2b「わかりました、お姉様」
ヨーロッパ前線 飛行場
指令室
Admiral「うん、いい湯であった、ささ、朝食をとらんと」
10分後...
ギィィ、バタン
Admiral「よし!やますか」
チリリリリン、ガチャッ
Admiral「Admiralです・・・はい今日の午後2時に戦闘機隊を出撃し輸送船団を援護せよと・・・わかりました」
ガチーン
Admiral「ドーバー海峡をわたる輸送船団を援護するのかぁ」(もっと遠回りしても良かったんじゃないか)
Admiral「ま、そんなこと思っても変わらんしとにかく3人を呼ぼうか」
ポチッ
Admiral《新たな作戦が出されたためこの飛行場にいる航空娘は指令室に集まるように》
ポチッ
ガチャッ、バタン
エーミール「司令官、新たな作戦とは?」
Admiral「うん、今日の午後2時にドーバー海峡をわたる輸送船団を私たちが港まで援護する作戦だ」
Admiral「英国はやすやすとドーバー海峡の独輸送船団をスルーする訳が無いからな」
エーミール「司令官」
Admiral「なんだい?」
エーミール「いつまで私をE1のままにするんですか?」
Admiral「おぉ、そうだった、すっかり忘れておったぞ」(軽い笑い)
エーミール「あーぁ良かったぁE1のままで戦場に行かされるとおもったわ」
Admiral「作戦内容の説明がおわったら整備妖精に頼むから待っててくれ」
エーミール「はーい」
Admiral「でだ、本作戦は私も出る、のでロッテチームを決めよう」
Admiral「ユンカース」
Ju87.B2「?」
Admiral「空戦経験はあるか?」
Ju87.B2「は、はい多少の経験はあります」
Admiral「よし、なら良かった」
Admiral「ロッテチームを言うぞ、チームJG52が私とアントン、チームJG53はエーミールとユンカースでいく」
Admiral「意義のあるものは?」
Ju87.B2「あ、あの」
Admiral「なんだ?」
Ju87.B2「わ、私は基本急降下で爆撃するんですけど・・・」
Admiral「なぁーに、ユンカースを入れたのはその為だよ、駆逐艦の破壊などをよろしく頼む」
Ju87.B2「は、はい!」(微笑む)
Admiral「作戦まであと4時間もたっぷりある装備の点検と飯は出撃する30分前までには食っておけよ」
Admiral「それでは12時になったら装備そろえて私の航空機に全員集合するように、それでは一旦解散」
航空機の3人(ザッ)(敬礼)
Admiral「おっと、エーミール君はここに残ってくれ例の件についてだ」
エーミール「待ちくたびれましたよ」
Admiral「まぁまぁ、それよりも覚悟はできてるんだろうな?」
エーミール「もちろんです!むしろ覚悟がなくてもエーミールはやる気満々です!」
Admiral「フッ、よろしいならこの基地の地下にある、近代化改修・改造室、へいくぞ」
近代化改修・改造室
ガチャッ
Admiral「メルサー博士、エーミールを連れてきました」
メルサー博士「おお、大佐とエーミールくん!よく来てくれた!」
Admiral「では博士、エーミールの近代化改造を」
メルサー博士「うむ、早速取り掛かろう、おい!妖精たち!近代化改造装置の準備に取り掛かってくれ」
整備妖精全員「了解」
メルサー博士「近代化改造装置の準備とテスト起動を含めて30分ぐらいまで待ってもらえるかね?」
Admiral「えぇ、作戦までまだ時間はたっぷりありますからお気になさらず」
メルサー博士「それは、よかった」
30分後
メルサー博士「よし、大丈夫だ、おぉぉ、やる前に教えておくことがある」
二人「?」
メルサー博士「この装置は近代化改造中に結構興奮状態が起きる、だから女である航空娘達にとっては結構刺激的な進化装置なのだよ」
エーミール「ゴクリッ」
Admiral「エーミール、不安か?」
エーミール「い、いえぇ、ちょっとだけ怖気付いただけです」
メルサー博士「ハハハ、第一次対戦の時の航空娘たちは体にがビショビショにしながら装置からでたがな」
Admiral「ど、どうするエーミール?」
エーミール「じ、自分で決めたことなのでやります!」(ガクブル)
Admiral「わ、わかった、じゃぁ博士あとはお願いします私は室の外にいます」
メルサー博士「了解、それではエーミールくん恥ずかしいかもしれないけど服を脱いでくれるかね?」
エーミール「な、なぜですか!?」
メルサー博士「近代化改造装置は液体をつかうため服は濡れるだけだよ」
エーミール「み、見ないでくださいよ!」(脱ぎ脱ぎ)
メルサー博士「まいったなぁ、後ろが振り向けないんじゃぁ誘導できないから妖精に頼むか」
メルサー博士「おーい、妖精たちや、エーミールくんを装置の中まで誘導してってくれ」
整備妖精「了解」
整備妖精「こっちこっち」
エーミール「さ、寒い・・・」
ピトピト
ガチャン、キュッキュッ
整備妖精「博士!もう誘導したのでいいですよ」
メルサー博士「うむ、それではエーミールくん近代化改造を始める、覚悟はいいね?」
エーミール「い、いつでもいいわ」
メルサー博士「よかろう」
カチッカチッカチッカチッ
ザァー
エーミール「え?水!?ちょっと!体全体つかっゴボゴボゴボボッ」
メルサー博士「普通に呼吸しても大丈夫だよエーミールくん」
エーミール「ゴボボッ、あ、本当だ」
メルサー博士「そいつは特殊な液体でねぇ、水中の酸素が地上と同じ酸素となっているため」
メルサー博士「いつも地上で吸っている酸素をすっているってことだよ」
メルサー博士「これ以上話すと長いから次ぎやるよ」
カチッ
ブゥゥン
エーミール「!」
メルサー博士「効果が現れるのが早いね」
エーミール(なに!?急に体が興奮し始めた!?)
メルサー博士「今君の体が急に興奮状態がきてびっくりするのも無理もない」
メルサー博士「いまこの装置は君の体が20mmを持てるように直接体のバランスを調整しているのだよ」
メルサー博士「その為体には刺激的な興奮状態が現れる、まぁ改造が終わるまで頑張ればそのあとは楽だよ頑張ってくれ」
エーミール(んぐっ!ヤバイ興奮して声が出ない)ビクッ
エーミール(自分の体に負けてたまるか!)
20分後
Admiral「・・・、エーミールが心配だ」
コツッコツッスタン
Ju87.B2「司令官?」
Admiral「?、あぁ、ユンカースかあれ、アントンは?」
Ju87.B2「司令室で本を読んでます、なんで司令官はここに?」
Admiral「私はここでエーミールの近代化改造の完了をまっ・・・」
ガチャッ
エーミール「ぜぇぜぇぜぇ」(全身汗まみれ)
二人「!!」
Admiral「大丈夫か!?」
Ju87.B2「大丈夫!?エーミールちゃん!?」
エーミール「え、えぇゴホッ!私は大丈夫、よ」
Admiral「ユンカース、彼女を救護室へ」
Ju87.B2「は、はい!、エーミールちゃん行こ」
スタスタ
Admiral「博士、一体何をしたんですか?」
メルサー博士「あぁ、彼女を改造するために体のバランスを調整したのだよ」
メルサー博士「その為、彼女の体に刺激的な興奮状態が起きてああなったわけだよ」
メルサー博士「まぁ、そのうち彼女の体調はすぐ治るよ」
Admiral「それなら良かったです」
Admiral「もう彼女には20mmを持たせてもいいのですか?」
メルサー博士「あぁ、バッチリさ」
Admiral「ありがとうございます、またやる時があれば頼みます」
メルサー博士「こちらこそ」
Admiral「では」
コツッコツッコツッ
メルサー博士「幸運を」
司令室
ガチャッ、バタン
アントン「おかえりなさい」
Admiral「あぁ、アントンかただいま」
Admiral「作戦時刻まであと2時間半か」
Admiral「アントン」
アントン「?」
Admiral「何を読んでるんだ?」
バスッ(本を閉じる)
アントン「これ」
Admiral「自然に生きる動物・・・」
Admiral「なるほど、アントンは自然や生き物が好きなのか」
アントン(コクッ)
アントン「戦争が終わったら自然で暮らすのが私の夢」
Admiral「ほぉー、元は兵器なのに優しい心を持っているんだな」
アントン「ムッ」(元は兵器ってなんなのよみたいな顔をする)
Admiral「そんなほっぺをふくらますなって」(苦笑い)
チュン チュンチュン
Admiral「ん?鳥か」
アントン(スッ)(手を伸ばす)
アントン「チュンチュン」
鳥「チュンチュン」バタバタ
アントン「くすぐったい」(微笑む)
鳥「チュン、チュン」
アントン「チュンチュン」
鳥「チュン」バサッ
Admiral「アントンは普通に動物と喋れるのか?」
アントン「人になる前は鳥と話してたことがあるから」
Admiral「そうか、航空娘になる前はずーっと外にいてたもんな」
アントン「うん」
Admiral「そうか、すまなかったな、アフリカであんな風にしてしまって」
アントン「うんん、あれは相手が悪かっただけ司令官のせいじゃない」
Admiral「だが、機体をボロボロにさせてしまったんだ謝らさせてくれ」
Admiral「ほんとにすまない」
アントン「うん」(微笑む)
救護室
Ju87.B2「エーミールちゃん・・・」
エーミール「んっ」(お目覚め)
Ju87.B2「はぁー良かった」
エーミール「私・・・なんでここで寝てるの?」
Ju87.B2「記憶にないの?エーミールちゃんが近代化改造室の扉をあけて倒れたんだよ?」
Ju87.B2「そして司令官の指示で私一人でエーミールちゃんを救護室にまで運んで寝かせたの」
エーミール「ごめんね、なんか心配かけちゃって」
Ju87.B2「うんん、エーミールちゃんが無事で私はなによりだ・・・」
もみ
Ju87.B2「!?あ、あのぉ、エーミールちゃん!?なんで私の胸さわって、ひやぁっ!」
エーミール「いやぁ、おはよう替わりにね」
もみもみ
Ju87.B2「だったら普通に言葉でやって!!ひぅっ!くっくすぐったいんだから!」
エーミール「あぁ、ごめんね、つっつい!」
Ju87.B2「はぁ、これだからエーミールちゃんは」(ため息)
エーミール「そ、そういえば時間!」
Ju87.B2「ん?大丈夫だよ、作戦時刻まであと1時間半だから」
エーミール「そ、そうなんだ」
Ju87.B2「あ、エーミールちゃんまだ何も食べてなかったよね」
エーミール「そーいえば、お腹すいたなぁ」
Ju87.B2「じゃぁ、軽食と飲み物を持ってくるから」
ガチャッ
エーミール「あぁ、うっうん」
バタン
エーミール「はぁ・・・」
エーミール(とてつもないほど体に変な感覚が伝わる)スッ
エーミール(ん?、胸が少しでかくなってる・・・)
エーミール(これはもしや!)キラーン
ガチャッ
Ju87.B2「エーミールちゃん、軽食と飲み物を持ってきたよ」
エーミール「ああ、ありがとう」
ガチャッ
Ju87.B2「し、司令官!」(ビクッ)
Admiral「な、なんでビクる!」
Ju87.B2「し、失礼しました!」
Admiral「まぁ、いいやエーミール体の方は大丈夫か?」
エーミール「軽食を食べたので大丈夫です!」キラーン
Admiral「なら、20mm持っても大丈夫か」
第二ハンガー
整備妖精「お待ちしてました」
Admiral「じゃぁ、例の」
整備妖精「了解!」
ポチッ、ガシャン、ゴゴン
整備妖精「これがエーミールさんの新しいフライングアーマーです」
エーミール「・・・ッメッチャイイですね司令官!!」キラキラ
Admiral「お、そうだなよし早速テストフライトした後ドーバー海峡へ向かう」
滑走路
フューンチッチチリリ、ブィィィィィイン(エーミール)
チッチチチリリ、ブオオォォ(アントン)
チリリ、ブォオン(Ju87.B2)
チッチチチリリ、ブオオォォ(自機)
エーミール「司令官!」
Admiral「なんだ?」
エーミール「フライトチェックはしなくていいと思います、飛べるならそれでチェックはOKとして、作戦への時間が無いんですから」
Admiral「そうか・・・、では全機離陸!」
ブオォォオオンンン(4機)
フランス(ドイツ領)ノルマンディー上空高度約3000m
Admiral「もうそろそろドーバー海峡だ全機高度を4000まであげる」
Ju87.B2「ふぇぇ、し、司令官!4000は流石に私のjumoエンジンが悲鳴を上げますぅ」
Admiral「少しいるだけだから我慢してくれ」
Ju87.B2「は、はいぃ↓↓」(ショボーン)
エーミール「エンジン大丈夫?」
Ju87.B2「大丈夫じゃないですよ!足元が熱くてたまらないです!」
Ju87.B2「はぁー、私のJumoよりもエーミールちゃんのDBエンジンが欲しいよ」(ため息)
エーミール「ア、ハハハハ」(苦笑い)
豆知識
Ju87.B2に搭載されてるエンジンはJumo211Da離昇出力:1,200hp 最大速度:383km/h(高度3,700m)
です(おそらく)
エーミール「でっでもユンカースちゃんはさ!武装を外せば早くなるじゃん!」
Ju87.B2「それなら苦労はしませんよ、でも私の服の中には装甲がついてるからそれでの余分に重くなってるの」(しょんぼり)
エーミール「あっはっは」(どうしよう(汗))
英国本土上空
ブーン
スピットファイアMk2b「お姉様」
スピットファイアMk2a「何か?」
スピットファイアMk2b「正直エンジンを変えたいんですが・・・」
スピットファイアMk1a「2b、それはあなたのわがままなところちゃんと使えばエンジンがマイナスGにいって不安定でも気にしなくなる」
スピットファイアMk2b「てかなんでスピットファイアMk1aお姉様がいるんですか!?」
スピットファイアMk2a「Mk2b、どうやらあっちの航空娘は3機投入してるらしいだからこっちも同じ数でやるのよ」
スピットファイアMk2b「それなら納得です」
スピットファイアMk1a「まぁ同じ数でやるのが紳士的なものよ」
ブーン
Admiral「アントン、何か見つけたか?」
アントン「私たちの真下に3機の機影多分あの人たち」
Admiral「一機増えてるなまぁいいか、私とアントンで襲うから二人はそこで現状維持」
Ju87.B2:エーミール「了解」
Admiral「よし、アントン行くぞ」
ブウウウゥゥゥゥンン
スピットファイアMk1a「!!二人とも!真上からくる!気おつけて!」
スピットファイアMk2a:Mk2b「!?」
ズダダダダダッ
ビュゥゥン
Admiral「一機は警戒心が高いなすぐ気づかれた」
アントン「あれはスピットファイア姉妹では長女に当たる人」
Admiral「ってことはMk1か」
スピットファイアMk1a「二人とも大丈夫!?」
スピットファイアMk2a「ええ、なんとか」
スピットファイアMk2b「私もです」
スピットファイアMk2a「お姉様のおかげで助かりました」
スピットファイアMk1a「とりあえずは落ち着いて」(あの機体はフォッケウルフのアントンだったわねならなおさらわね)
Admiral「よし、アントンもう一回行くぞ」
ブウウウゥゥゥゥンン
ズダダダダダ
スピットファイアMk1a「ここね」
Admiral:アントン「!?」
ダダダダダッ
アントン「!」
Admiral「アントン!」
アントン「大丈夫、右翼が少し被弾しただけ、まだ飛べる」
Admiral「だがアントンその被弾からすると旋回がしにくい」
アントン「大丈夫」
Admiral「・・・」
スピットファイアMk1a「どうやら芸はここまでのようね」
Admiral「チッ」
エーミール「アントンと司令官が!」
Ju87.B2「エーミールちゃん、いってもいいよ」
エーミール「え?」
Ju87.B2「私のことはいいわ司令官たちのところに行って」
エーミール「で、でもユンカースちゃんは!?」
Ju87.B2「大丈夫、私には後部機銃の妖精さんが付いてるもの」
後部機銃妖精さん「ビシッ」(敬礼)
エーミール「・・・」
Ju87.B2「後のことは私に任せて行きなさい、ほら」
エーミール「わ、わかった」
Ju87.B2「ご武運を」
エーミール「ユンカースちゃんも」
ブイイィィィイン
Ju87.B2「じゃ!一仕事といこっ!妖精さん!」
後部機銃妖精さん「了解」
ヴゥゥゥゥン
スピットファイアMk2a「奇襲作戦の時は撃墜できなかったですわねぇ」
スピットファイアMk2b「なら今ここで落とすチャンスですお姉様」
スピットファイアMk2a「えぇ、この忌々しい戦争屋のゲルマン人もろとも消し去ってあげますわ」
スピットファイアMk1a「やるならさっさとやりなさい?Mk2a?」
スピットファイアMk2a「えぇ、お姉様そう焦らないでくださいな、さぁまずそこから痛めましょうか」(ジャキッ)
キィィィィィイン
エーミール「そうはさせなーい!」
スピットファイアMk2a「‼︎」
ズドドドドドッ
ピシュッ
スピットファイアMk2a「私の7mm機銃が!」
Admiral「今のはエーミールだな、なぜ分隊から外れた!?命令違反だぞ!」
エーミール「そんなことは承知の上です、でも、でも司令官とアントンが撃墜されるところを上から、グスッ、見たくないんです!」(泣目)
Admiral「そうか、ならエーミール、私の分隊の入れ」
エーミール「はいっ!」
Admiral「ユンカース」
Ju87.B2「あ、はいっ!?」
Admiral「そっちの現状はどうだ?」
Ju87.B2「感度良好!我引き続き護衛任務を続行するです司令官!」
Admiral「そうか、ならそのまま任務を続けてくれ」
Ju87.B2「了解です!」
Admiral「3対3でこれでフェアになっただろ?英国紳士さんたち」
スピットファイアMk2a「な、なにを!?」
スピットファイアMk1a「そうねぇ、私はどんな戦いでもフェアな戦いが一番好きだからねぇ、なら私たちも容赦はしないわよ!」(ジャキッ)
スピットファイアMk1a「Mk2a、bは他の機体を狙って私は隊長機を狙う」
スピットファイアMk2a「これはお姉様の本性が現れましたわね」
スピットファイアMk2b「いつものお姉様とは違う・・・」
スピットファイアMk2a「Mk2b!あなたはフォッケウルフの方をやりなさい、私はエーミールをやるわ」
スピットファイアMk2a「了解ですお姉様」
ブゥゥゥウウン
ズダダダダダ
ズドドドドド
ビュゥゥン
ヴゥゥゥゥン
ブロロロロロロ
スピットファイアMk1a「乗ってる機体はアントンなのによくそこまで曲げられるわね」
Admiral「伊達に一撃離脱ばっかやってたわけでもないんだぞ」
スピットファイアMk1a「しかしいつまでこの格闘戦に持ちこたえられるか」
ダダダダダッ
ビュゥゥウン
スピットファイアMk1a(避けた?ただのパイロットでは無さそうね)
Admiral「くっ!」
ズドドドドド
スピットファイアMk1a「当たらないわよ」
ブロロロロロロ
ダダダダダッ
ピシュッドドン!
Admiral「うっ!ダメージを受けたところは!?」(後部確認)
Admiral「どうやら後部の方だけやられたようだなエレベータとラダーは死んでない、それだけでも幸いだ」
Admiral(しかしどうする相手はこの機体よりも旋回性能が倍にも勝っているスピットファイアどうしろと)
Admiral(あの機体確か曲がりやすい分失速はしやすかったよな、ん?失速?そうかその手があったか!!)
スピットファイアMk1a「そんなずーっと水平飛行ばっかしてたらなにもできないじゃない、もう好きにしてって言ってるものよ」
ビュゥゥウン
スピットファイアMk1a「やっと動き出したかなぁーに?顔を真っ赤にしたの?」
ビィュゥゥゥン
スピットファイアMk1a(下に降下し始めた?速度を利用して私の機体の羽に負担をかけるとでもいうの?そうはさせないわ)
ビィュゥゥゥン
Admiral「よし!食らいついてきた!速度メーターが550kmまで行ったら機体を引き上げるぞ」
547km
548km
549km
550km!!
Admiral「よし!今だ」
グォォォオン
スピットファイアMk1a「残念!今の私の速度は490km!タイミングがずれたわね510km超えない限り私の機体の羽は折れないわ!」
ブォォォオン
Admiral「ここで維持旋回をすれば」
スピットファイアMk1a「残念だったわねそこで維持旋回で勝とうなんて無茶な話よ観念しなさい」
Admiral「観念するのは貴様の方だぞスピットファイアMk1a!」
スピットファイアMk1a「いきなりなに言い出すと思いきやはった・・・なぜよ、普通に彼に照準が向くはずなのにむけない!なぜ!」
Admiral「速度メーターを見てみろ」
スピットファイアMk1a「!?」
190km
Admiral「お前はさっき490kmで思いっきり上に機種を上げたな?そこで少し速度減速が起きるそして私が維持旋回を始めたと同時にお前はその機体はマイナスGを掛けるとエンジンに負担がかかるとわかっててマイナスGを思いっきりかけて私の後ろにつこうとしたそして結果はどうなる?余った速度はどうなる?」
スピットファイアMk1a「ひゃっ!」(失速)
Admiral「あの時のお前がもっと冷静でいれば私は完全に死んでいただが挑発に乗ってほとんど理性がないお前はこのとうりさ」
スピットファイアMk1a(トルクに持ってかれて高度がだんだん落ちていくわ・・・ここで終わるのかな私)
ババババババッ
ドスドスッバン!
スピットファイアMk1a「!?」
Admiral「お前のエンジン2つ機銃で壊しておいたこれで少しはスピンから解放されるだろ、さぁさっさと緊急用パラシュートでも出せ下にお前の国の魚雷艇がいる」
スピットファイアMk1a「そうして・・・」
Admiral「ん?」
スピットファイアMk1a「どうして敵を助ける!?そなたは私の敵だなのに、どうして」
Admiral「どうして助ける?それはな、軍人として人として守るものは人の命だからだなもちろん君たち航空娘も」
スピットファイアMk1a「!」
スピットファイアMk1a「・・・」
スピットファイアMk1a「Thank You 」(ありがとう)
Admiral「Bitte schön」(どういたしまして)
フュゥゥー
パサッ
Admiral「あとは残り二人か、アントンとエーミールが心配だがあの二人なら大丈夫だろう」
ビュゥゥウン
ズドドドドド
ダダダダダッ
ドドドドドンッ
ブォォォオン
スピットファイアMk2b「結構手強いですね、あなたは」
アントン「・・・」
スピットファイアMk2b「無口ですか、一つ質問いいですか?」
アントン「・・・」
スピットファイアMk2b「あなたのその頭につけてる耳は飾りですか?それとの本物の耳ですか?」
アントン「・・・」
スピットファイアMk2b「そうなんです?」
アントン「・・・質問に答えてほしいなら、私を倒してから」(ジャキッ)
スピットファイアMk2b「ならその硬い口を20mmで無理やりこじ開けます!」(ジャキッ)
ブロロロロロロ
アントン「・・・」
ブォォォオン
ズドドドドド
ダダダダダッ
ドドドドドンッ
スピットファイアMk2b「Mk1aお姉様の弾を食らってこんなにも起動が取れるとはやっぱりドイツは侮ってはいけませんね」(しかしここ、やたら雲が多い)
ブロロロロロロ
ダダダダダッ
ビュゥゥウン
スッ
スピットファイアMk2b「!?、い、いない?」
アントン「後ろ」
スピットファイアMk2b「!?」(雲を利用して後ろに着いたのか!?)
アントン「旋回性能が悪いからって侮ってはダメ、そして質問の答えは本物の狼耳よ」
ズドドドドド
ドン!
スピットファイアMk2b「!、エンジンだけ狙ったの!?」
アントン「司令官が言ってた戦争は人の命を奪うものではない、だから私はあなたを殺さない」
スピットファイアMk2b「そんな、フフッ」
パサッ
アントン「司令官、終わった」
Admiral「あぁ、アントンよくやったそして最後の判断はいい判断だった、褒めてやる」
Admiral「あとはエーミールだけか」
Admiral「もしエーミールがやけになってあのスピットファイアに銃口が向けられるようなことがあれば私は全力で彼女を止める」
アントン「司令官・・・エーミールなら大丈夫だよ」
ビュゥゥウン
ダダダダダッ
ブィィィィイン
ズドドドドド
スピットファイアMk2a「ねぇエーミール」
エーミール「何よ」
スピットファイアMk2a「覚えてる?バトルオブブリテンの日をあなたがまだE1だった話ね」
エーミール「だからなんなのよ」
スピットファイアMk2a「知らないの?あなたの好きなパイロットを撃ち抜いたの私なのよ?」
エーミール「!?」
19XX年7月
ドーバー海峡横断中
隊長機を確認今から合流する
今日もいい天気だなぁ
そうだなぁ
どうですか?隊長帰ったら1杯やりませんか?
ゲーリング「そうだなぁ一杯ご馳走してもらうかな」
エーミール(彼の名はフォット・ボン・ゲーリング私が人になる前の航空機を操作してたドイツ空軍パイロットだ)
エーミール(彼は私のことが好きだった、私も彼のことが好きだった)
エーミール(だが19XX年の7月のバトルオブブリテンで私と彼はもう二度と会うことはなかった)
隊長、味方の爆撃機編隊と合流しました
ゲーリング「了解だ、コンタクトをとって援護をすることを伝えてくれ」
了解
エーミール(私と彼はロンドン空襲をするハインケルの爆撃機編隊を護衛するためドーバーを渡っていた)
敵機見当たりませんねぇ
ゲーリング「そうだな」
きっと飛行場でティータイムをとってるんだと思うぞ
ヘヘッそれなららく・・・
ダダダダダッ
ピシュッ
ドン!
くそ!見方がやられた!機種はなんだ!?
ゲーリング「単発?いやあれは双発だ?いや、あれは人だぞ!」
ダダダダダッ
ゲーリング「全機!散開しろ!」
ブゥゥゥウウン
くそダメだ!双発のくせに曲がってきやがる!
英国め!こんな新兵器を作ってたのか!?
ゲーリング「つべこべ言う前に戦え!」
エーミール(この双発をまとった人柄兵器にみんなはハエのごとく落ちていったそして残ったのは元の私と彼だった)
ゲーリング「ロンドンの空襲はほぼ達成したが被害が尋常じゃない」
ブゥゥゥウウン
ブロロロロロロ
ダダダダダッ
ドシュッドシュッ
バリンッ
ゲーリング「ぐわぁ!くそッ被弾した」
エーミール(彼はコックピットのガラスごと抜かれ私と彼はバテバテであった特に彼は重傷だった)
ゲーリング「くっ、私もここまでかせめて、せめてこの機体だけは残しておきたい」
エーミール(彼は血だらけになりながらも私の機体を操作し続けたそしてエンジンが切れノルマンディーの海岸付近で不時着をした)
ゲーリング「フゥ、なんとか機体は無事に着陸したな、うっ」
ゲーリング大佐!ご無事で・・・い、いますぐ衛生兵を呼びますので!
ゲーリング「ヘヘッ、衛生兵をいまよんでももう間に合わないって、はぁー、我が愛しい家族と、すまなかったお父さんは、仕事で全然顔を出せなくてな長男のハルク妹であるマリアそして私の妻であり家族を支えてくれているアリス、ありがとうそしてすまない家族たちよもうお父さんの顔は二度と見られないかもしれんが私はずうーっと、お前たちのそばにいるからだからお父さんよりも立派になってくれよそして私が愛して使ってるエーミール、短い間だったがありがとな、スゥーフー、ちょっと私は疲れたすまないが寝かしてくれ」
大佐!衛生兵を呼びました!
衛生兵!
いや、もう彼はダメだ大量出血でもう死んでる
エーミール(彼は家族そして私の別れを告げこの世を去った、私は決心したあのスピットファイアを必ず落としてやると)
ドーバー海峡上空
スピットファイアMk2a「エーミール、どうしたの?涙が出てるわよ?」
エーミール「あんたを殺す!」
ブィィィィイン
ズドドドドド
スピットファイアMk2a「くっ!」
ビュゥゥン
エーミール「バトルオブブリテンで散った仲間とゲーリングのカタキ!ここではらす!」
ブィィィィイン
スピットファイアMk2a(もうダメ!動けない!)
ブォォォオン
ズドドドドド
ピシュッバン!
エーミール「!?」
Admiral「アントンいまだ!」
ブゥゥン
アントン「ごめん」
ドスッ
エーミール「ガハッ」
ドサッ
Admiral「うまく気絶させれたな」
スピットファイアMk2a「は、は、はぁ」
Admiral「投降しろスピットもう他にお前の味方はいない」
スピットファイアMk2a「な、何をおっしゃるんです??投降をしろ?ふざけないで!」
Admiral「すまないがいまのお前の状態は完全に孤立している」
スピットファイアMk2a「・・・ッ」
Admiral「彼女みたいな運命になりたくなければすぐに引き返して基地に戻ることを勧めるもう我々は貴様らを打とうとはしない」
スピットファイアMk2a「くっ・・・」
スピットファイアMk2a「わかりましたわ投降します」
Admiral「わかってくれるならありがたい」
ブロロロロロロ
Admiral「ユンカースそっちの状況は?」
後部機銃妖精さん「あ、あーユンカース様と変わりまして私がお伝えします」
Admiral「ユンカースの妖精さんかで、状況は」
後部機銃妖精さん「こっちはひと段落ですよユンカース様は疲れ果ててしまって寝ています」
Admiral「そうか、ご苦労だった」
アントン「b」(グッジョブ?)
Admiral「b」(あぁ、グッジョブだった)
Admiral「さ、基地に帰って傷をいやそう」
ブゥゥゥウウン
どうでしたかな?私としては長い作品になりました
(骨折して投稿日が大幅長くなったのは口が裂けてでも言えん)
今日の作品は進化したり過去に戻ったりと色々とありました。
次回予告「陸と空の2次元」です
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