男子寮

アルミン「今日も疲れたねエレン、相変わらず根性だけはすごいよね」

エレン「それが俺の取り柄だからな、今日のアルミンも座学すごかったぞ」

アルミン「ありがと、エレン」ﾆｺｯ

エレン「風呂も上がったし、寮にもついたし、寝ようぜ、あしたは対人格闘技に兵站行進だ。早く寝ねえと疲れちまう」

アルミン「特に僕みたいに体力ないと訓練中に倒れちゃうかもしれないし」

ガチャ

ライナー「俺とクリスタだったら、ってお前ら遅いぞ」

エレン「わりいわりい、風呂入ってた」

アルミン「なんの話をしてるの？」

ライナー「もし俺とだれか、まあ訓練兵の女子で今やってるが、もしその二人が夫婦になって子供が生まれたらどんなんだろうなって言い合ってたんだ」

アルミン「へえ、子供かあ、確かに予想するのは楽しいかも」

アルミン「もしエレンとミカサだったら、黒髪の目と鼻はエレンに似ててくちとか顔の輪郭はミカサ譲りの子供が産まれそうだなあ」

ジャン「エレンとミカサの子供とかエレンお前羨ましいんだよ！」

エレン「んだよジャン！これは予想なんだからそれくらいでいちいち突っ掛かんなよ！」

ライナー「お前ら落ち着け、教官来るぞ」

ジャン「わりい」

エレ「すまん」

エレン「それだったら、アルミンはクリスタかアニがお似合いかな」

エレン「お前とあいつらは似てるとこ多いからな」

ベルトルト「クリスタとアルミンの子供は絶対可愛いよ」

ライナー「そうだな、でもクリスタと結婚するのは俺だ！」

エレン「ないな」

ベルトルト「ないね」

ジャン「ないな」

アルミン「ハハハッ」

ライナー「ひどいぞお前ら！」

エレン「とにかく、明日はマジできついんだから寝ようぜ」

エレン「休みの前日にまた話せばいいだろ」

ベルトルト「それもそうだね」

アルミン「それじゃ、ねようか」

ジャン「電気消すぞー」

ジャン以外「おう(うん)」

ベルトルト「おやすみー」

ベルトルト以外「おやすみー」

朝四時

アルミン「う〜ん」

(ちょっと早く起きすぎたかな。寝れなさそうだし、散歩にでも行こうかな)

「うーん、やっぱり朝の風は気持ちいいなあ」

「うぇぇん」

「ん？泣き声？倉庫の方からか」ﾃｸﾃｸ

「おーい、誰かいるのー？」ｷﾞｨｨｨ

「うぇ、パパ？」ｳﾙｳﾙ

「え？」

(パ、パパ？！？誰かと勘違いしてるのかな？と、とりあえず何があったのか聞かないと)

「どうしたんだい？」

「